海外FXのレバレッジ比較！最大倍率無制限のおすすめ業者や規制条件も解説

海外FXの魅力といえば、国内FXとは比較にならないハイレバレッジによる資金効率の高さですよね。

国内のFX業者は25倍に制限されていますが、海外FXでは1000倍や3000倍から無制限まで多数のハイレバ業者が存在します。

しかし、中には口座残高による制限が厳しかったり、安全性が十分ではない海外FX業者も一部存在します。

そこでこの記事では、安全性やその他のスペックも加味した上で、2024年7月の今一番おすすめのハイレバレッジ海外FX業者をランキング形式でご紹介していきます。

海外FX業者を総合的に比較したい方には、「海外FX業者おすすめランキング！人気の25社を徹底比較」の記事もおすすめです。

海外FX業者レバレッジ比較一覧

まずは、主要な海外FX業者のレバレッジ比較表一覧を見ていきましょう。

海外FXの初心者向け口座(STP方式)と、中級者向け口座(ECN方式)のそれぞれで、最大レバレッジやロスカット水準などを比較していきます。

初心者向け海外FX口座	・取引コストはスプレッドのみ ・ボーナスが適用されることも多い ・最大レバレッジは高めの設定が多い
中級者向け海外FX口座	・取引コストはスプレッド+取引手数料 ・低スプレッドと取引透明性の高さが特徴 ・最大レバレッジは低めの設定が多い

海外FXの初心者向け口座の最大レバレッジ比較表は、次のとおりです。

続いて、海外FXの中級者向け口座の最大レバレッジ比較表は次のとおりです。

海外FXの中級者向け口座は、初心者向け口座よりも最大レバレッジが低めに設定されていることが多いです。

しかし、スプレッドの狭さや約定力の高さは中級者向け口座のほうが優れているので、スキャルピングをメインで行う方には海外FXの中級者向け口座がおすすめです。

最大レバレッジが高い海外FX業者のおすすめの選び方

海外FXでレバレッジの高い業者を選ぶときには、最大レバレッジの高さだけではなく、以下のポイントも一緒にチェックしておきましょう。

①口座残高や取引量によるレバレッジ制限・規制をチェック

海外FXでは業者・口座タイプごとの最大レバレッジに加え、口座残高や取引量によるレバレッジ制限が設けられていることが多いです。

制限が厳しい海外FX業者だと、レバレッジの高さを活用するのが難しくなってしまうため、業者選びの際は注意が必要です。

なお、以下の海外FX業者では口座残高や取引量によるレバレッジ制限がありません。大口でもハイレバレッジで取引したい方におすすめです。

②口座タイプによる制限・規制をチェック

海外FX業者の多くが用途別に複数の口座タイプを用意していますが、口座タイプによってレバレッジが制限・規制される場合があります。

海外FX初心者向けのSTP口座は最大レバレッジが高く、海外FX中級者向けのECN口座はスプレッドが狭い代わりに最大レバレッジが低めの傾向にあります。

レバレッジの高さで海外FX業者を選ぶ際は、使いたい口座タイプの最大レバレッジをチェックしておきましょう。

③ロスカット水準をチェック

最大レバレッジが高くても、ロスカット水準が高いと許容できる含み損が少なくなり少しの相場変動でもロスカットされやすくなります。

海外FX業者の平均的なロスカット水準は20%ですので、これを基準に海外FX業者をチェックするのがおすすめです。

④レバレッジの倍率に加え安全性も必ずチェック

ハイレバレッジの海外FX業者の中には、新興業者や金融ライセンス未取得の業者も一部存在します。

海外FXのハイレバレッジは魅力的ですが、運営実績や過去の出金拒否の有無など、海外FX業者の安全性も必ず調べておくようにしましょう。

海外FXのレバレッジが高いおすすめ業者ランキング【2024年7月最新】

それでは、いよいよランキングを見ていきましょう。

2024年7月最新の海外FXレバレッジおすすめ業者ランキングがこちらです。

ランキング表の海外FX業者名をクリックすると、解説箇所に飛べます。

海外FX業者	最大レバレッジ	ロスカット水準	公式サイト
1位 Exness	無制限	0%	開設する
2位 BigBoss	2222倍	20%	開設する
3位 AXIORY	2000倍	0%	開設する
4位 HFM(HotForex)	2000倍	20%	開設する
5位 XMTrading	1000倍	20%	開設する
6位 FXGT	1000倍	20%	開設する
7位 IS6FX	1000倍	20%	開設する
8位 TitanFX	1000倍	20%	開設する
9位 ThreeTrader	500倍	20%	開設する
10位 iFOREX	400倍	0%	開設する

1位 Exness：無制限

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング1位は、Exness(エクスネス)です。

Exnessは海外FX業者の中で最も高いレバレッジ21億倍(実質無制限)での取引が可能で、全口座タイプで最大レバレッジ無制限を利用できます。

なお、Exnessの口座開設直後の最大レバレッジは2000倍で、無制限レバレッジを利用するには以下の条件を達成する必要があります。

無制限レバレッジの利用条件は「0.5ロットでエントリーして即決済」の注文を10回繰り返すだけでFX初心者でも簡単に達成できますので、とにかく高いレバレッジ・無制限レバレッジを使いたいならExnessをおすすめします。

また、Exnessはスプレッドも海外FXトップクラスに狭く、スキャルピング取引の制限もありません。

無制限レバレッジ×低スプレッドのハイスペックな取引環境で爆益を狙っていきたいトレーダーにはExnessが最もおすすめです！

Exnessのレバレッジの仕様や無制限レバレッジの詳細については以下で詳しく解説しています。

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2位 BigBoss：最大2222倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング2位は、BigBoss(ビッグボス)です。

BigBossはスタンダード口座・プロスプレッド口座の最大レバレッジが1111倍で、デラックス口座の最大レバレッジが2222倍となっています。

	スタンダード口座	プロスプレッド口座	デラックス口座
取引方式	STP	STP/ECN	STP
最大レバレッジ	1111倍	1111倍	2222倍 (アイテム使用時)
ロスカット水準	20%	20%	0% (アイテム使用時)
取引手数料	無料	1ロット片道4.5ドル	1ロット片道2.5ドル

デラックス口座はBigBossのポイントや口座残高で購入できるアイテムを使ってスペックを強化できる口座タイプで、アイテムを使用することで最大レバレッジを2222倍に引き上げたり、ロスカット水準を0%に変更できます。

デラックス口座は総額約200万円以上が受け取れる入金ボーナスキャンペーンの対象にもなっているため、最大レバレッジの高さとボーナスの豪華さを両立したい方におすすめです！

BigBossのレバレッジについては以下の記事で詳しく解説しています。

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3位 AXIORY：最大2000倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング3位は、AXIORY(アキシオリー)です。

AXIORYは、マックス口座で最大2000倍、スタンダード口座とナノ/テラ口座(ECN口座)では最大1000倍のレバレッジを利用できます。

口座タイプ	マックス口座	スタンダード口座	ナノ口座	テラ口座
取引方式	STP	STP	ECN	ECN
最大レバレッジ	2000倍	1000倍	1000倍	1000倍
ロスカット水準	0%	20%	20%	20%
スプレッド	広い	狭い	狭い	狭い
取引プラットフォーム	MT4,cTrader	MT4,cTrader	MT4,cTrader	MT5

マックス口座は最大レバレッジ2000倍でロスカット水準0%の魅力的なスペックですが、他の口座タイプよりもスプレッドがかなり広いためコストよりもレバレッジを重視したい方向きです。

AXIORYは狭いスプレッドが強みの海外FX業者ですので、強みを活かすなら最も取引コストが低いナノ口座/テラ口座の開設がおすすめ。

また、狭いスプレッドに加えて「高い約定力」「cTraderを利用可能」とスキャルピング向きのスペックが揃っているので、高いレバレッジで本格的にスキャルピングを行っていきたい方におすすめです！

AXIORYのレバレッジについては以下で詳しく解説しています。

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海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング4位は、最大レバレッジ2000倍のHFM(HotForex)です。

HFMではトップアップボーナス口座のみ最大レバレッジ1000倍で、その他すべての口座タイプでは最大2000倍のレバレッジが利用できます。

HFMはレバレッジ制限が比較的ゆるやかで、証拠金残高5万ドルまで2000倍、4万ドルまで1000倍のハイレバレッジで取引できます。

最大レバレッジが高く、大口取引にも対応した業者が使いたい方にはHFMがおすすめです。

4位 XMTrading：最大1000倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング5位は、XMTrading(エックスエム)です。

XMTradingではマイクロ口座、スタンダード口座、KIWAMI極口座が最大レバレッジ1000倍、ゼロ口座のみ最大レバレッジ500倍となっています。

海外FXのハイレバレッジに加えてボーナスを利用したい方には、レバレッジ1000倍で総額約160万円の入金ボーナスやキャッシュバックを受け取れるスタンダード口座がおすすめ。

1000倍のハイレバレッジに加えて優れた取引環境を重視したい方には、低スプレッド＆取引手数料無料で主要通貨のスワップフリーにも対応しているKIWAMI極口座がおすすめです。

XMTradingでは13,000円の口座開設ボーナスキャンペーンが常時開催されているので、まずはボーナスだけを使ってレバレッジ1000倍のトレードを試してみるのもいいでしょう。

XMTradingのレバレッジについては以下で詳しく解説しています。

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5位 FXGT：最大1000倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング6位は、FXGT(エフエックスジーティー)です。

FXGTはミニ口座、スタンダード+口座、ECN口座、プロ口座が最大レバレッジ1000倍、CryptoMax口座のみ最大レバレッジ500倍となっています。

FXGTはFX通貨ペアに加えて仮想通貨も最大レバレッジ1000倍で取引できるので、1000倍の高いレバレッジで仮想通貨FXがやりたい方におすすめ。

また、20,000円の口座開設ボーナスや総額140万円以上の入金ボーナスも常時開催しているので、ハイレバレッジに加えて豪華なボーナスを利用したい方にもおすすめです。

FXGTのレバレッジについては以下で詳しく解説しています。

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6位 IS6FX：最大1000倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング7位は、IS6FXです。

IS6FXではスタンダード口座、マイクロ口座、EX口座、クリプト口座で最大1000倍のレバレッジを利用できます。

IS6FXは豪華なボーナスが特徴で、最大13,000円の口座開設ボーナスや総額36万円の入金ボーナスキャンペーンが常時開催されています。

また、抽選に当選した人のみが開設できる100口座限定のレバレッジ6666倍口座という口座タイプもあります。

レバレッジ6666倍口座の抽選受付期間は不定期ですので、気になる方はIS6FXの口座を事前に開設しておき、抽選のお知らせを待ちましょう。

7位 TitanFX：最大1000倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング8位は、TitanFX(タイタンFX)です。

TitanFXでは、少額取引向けのマイクロ口座でレバレッジ1000倍、スタンダード口座(基本口座)とブレード口座(ECN口座)ではレバレッジ500倍を利用できます。

口座タイプ	マイクロ口座	スタンダード口座	ブレード口座
取引方式	STP	STP	ECN
1ロット通貨単位	1000通貨	10万通貨	10万通貨
最大レバレッジ	1000倍	500倍	500倍
ロスカット水準	20%	20%	20%
スプレッド	広い	狭い	狭い

TitanFXは証拠金残高によるレバレッジ制限がないため、ハイレバレッジで大口取引したい方におすすめです。

ただし、最大レバレッジ1000倍のマイクロ口座は他の口座タイプよりもスプレッドが広めです。

TitanFXの強みは低スプレッドと高い約定力ですので、強みを活かしつつ高いレバレッジでトレードするなら最も取引コストが低いブレード口座の開設をおすすめします。

TitanFXのレバレッジについては以下で詳しく解説しています。

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8位 ThreeTrader：最大500倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング9位は、ThreeTrader(スリートレーダー)です。

ThreeTraderは全口座タイプで最大レバレッジ500倍を利用でき、口座残高によるレバレッジ制限がありません。

口座タイプ	Pureスプレッド口座	Rawゼロ口座
取引方式	STP	ECN
最大レバレッジ	500倍	500倍
ロスカット水準	20%	20%
取引手数料	無料	1ロット片道2ドル~
最低入金額	10,000JPY	100,000JPY

また、ThreeTraderのスプレッドは海外FX業界最狭水準となっており、国内FX業者並みの超低コストが提供されています。

制限のかからないハイレバレッジに加えて、コストの低さにもこだわりたい方にはThreeTraderがおすすめです。

10位 iFOREX：最大400倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング10位は、iFOREX(アイフォレックス)です。

iFOREXの最大レバレッジは400倍で、口座残高によるレバレッジ制限はありません。

また、ロスカット水準0%なので、口座残高がゼロになるギリギリまで最大400倍レバレッジで取引を続けられます。

スキャルピングが禁止されていたり、MT4/MT5非対応で自動売買ができない点には注意が必要ですが、制限なしのレバレッジでハイリスク・ハイリターンなトレードに挑戦してみたい方にはiFOREXがおすすめです。

iFOREXのレバレッジについては以下の記事で詳しく解説しています。

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海外FXのレバレッジとは

ここでは、海外FXにおけるレバレッジの基本知識について確認していきましょう。

レバレッジとは「てこの原理」という意味で、「小さい力で大きなものを動かすことができる仕組み」を指します。

これになぞらえて、FXでは口座に預けた証拠金に特定の倍率をかけて取引することを「レバレッジをかけた取引」と呼びます。

FXでは、証拠金として預けた資金の何倍もの金額の外国為替取引が可能です。
このように少ない資金で多額の外国為替取引ができることを、「てこ」の原理になぞらえて「レバレッジ効果」と呼んでいます。

引用元：新・楽天銀行FX「レバレッジって？」

1ドル150円のレートで1ロット(10万通貨)を保有するには、レバレッジ倍率によって最低以下の金額を用意する必要があります。

最大レバレッジ	必要証拠金
25倍	600,000円
500倍	30,000円
1000倍	15,000円
3000倍	5,000円

上記の表を見ても分かるように、数百倍や数千倍のレバレッジを利用できる海外FXでは、最大レバレッジ25倍の国内FX業者よりはるかに少ない証拠金で同じ量の金額を取引できます。

海外FX特有のゼロカットとは

海外FXでは、国内FXにはない「ゼロカット」という仕組みがあります。

ゼロカットとは、相場の急変動により強制ロスカットが間に合わず損失が発生してしまった場合、口座残高のマイナス分をゼロにリセットしてもらえる海外FX独自のシステムのことです。

このゼロカットシステムによって、海外FXでは追証が発生せず、追証が払えないことによる借金のリスクもありません。

どれだけ負けても入金額以上の損失は発生しない仕組みになっているので、海外FXではハイレバレッジでも安心して取引を行うことができます。

ただし、ゼロカットの執行条件や執行タイミングは海外FX業者によって異なるので、取引を始める前に必ず利用する海外FX業者のゼロカットにまつわる仕様を確認しておきましょう。

国内FXと海外FXのレバレッジの違い

日本の金融庁の管轄下にある国内FX業者と、海外の金融ライセンスを取得する海外FX業者では、レバレッジに関する制限・規制が大きく異なります。

	国内FX	海外FX
最大レバレッジ	25倍	制限なし
ロスカット水準	平均100%	平均20%
ゼロカット	なし	あり

国内のFX業者は日本の法律によって最大レバレッジが25倍までに制限されていますが、海外FXは各業者が取得しているライセンスにのっとって運営を行うため、最大レバレッジに制限・規制がありません。

最大レバレッジが高いと一見リスクも高くなるように感じますが、先述のゼロカットシステムにより海外FX業者ではハイレバレッジでも安全に取引ができるようになっています。

海外FXのハイレバトレードのコツ・注意点

ハイレバレッジの海外FX業者では、少ない証拠金で大きな額を動かせるので、国内FX業者よりも遥かに高い資金効率で取引できます。

しかし、海外FXのハイレバレッジはメリットも多い一方、上手く利用するために注意しなければならないポイントもいくつか存在します。

ここでは、海外FXでハイレバトレードを行うときのコツ・注意点を解説していきます。

損切りルールを徹底する

海外FXのハイレバレッジをかけた取引では、わずかな価格変動でも大きな損失が生じたり、ロスカットされる可能性が高くなってしまいます。

そのため、取引前には損失を最小限に抑えるための損切りルールを設定しておき、決めたルールを必ず守るようにしましょう。

損切りルールを徹底することで、相場が思惑とは逆に動いた場合でも損失を最小限に抑えることができます。

取引に感情が入ってしまい上手く損切りできない方は、一定の価格で自動で損切りされるようストップロス注文を設定しておくといいでしょう。

週末のポジション持ち越しを避ける

海外FXでハイレバトレードを行う際、週末から週明けにかけてのポジション持ち越しは避けるようにしましょう。

FXは週末に主要な市場が休場するため土日は取引できなくなりますが、為替取引が完全にストップしているわけではありません。

基本土日に大きな変動は起きにくいですが、もし重要な経済ニュースや事件が発生した場合は週末と週明けで価格が大きく異なってくる可能性があります。

週末に相場が反対方向に大きく動いたら、週明けにロスカットされてしまうおそれもありますので、極端に高いレバレッジ・証拠金維持率で週またぎのトレードをするのは避けた方が無難です。

スプレッドによるコストも加味する

最大レバレッジが高い海外FX業者・口座タイプはスプレッドが比較的広めの傾向にあるので、コスト面もしっかりチェックしておきましょう。

海外FXのハイレバレッジでデイトレードやスキャルピングなどの短期売買を本格的に行っていきたいのであれば、中級者向けのECN口座を選ぶのがおすすめです。

また、海外FXのレバレッジが高い口座タイプはキャンペーン対象であることが多いので、利用の際はボーナスやキャッシュバックを活用して実質コストの削減を図りましょう。

海外FXではゼロカット前提のハイレバトレードは禁止

多くの海外FX業者がゼロカットを採用していますが、むやみに高いレバレッジをかけてゼロカット狙いのトレードをするのは厳禁です。

ほぼすべての海外FX業者でゼロカットを悪用する目的のトレードは禁止行為となっており、もし行ってしまうと口座凍結や利益没収といったペナルティを受ける可能性があります。

海外FXのゼロカットは万が一強制ロスカットが間に合わなかった際の救済手段ですので、基本的にはロスカットされないよう適切な資金管理のもと安全なトレードを心がけましょう。

海外FXのレバレッジ制限・規制一覧

ここでは、海外FXの主なレバレッジ制限・規制について解説します。

口座残高(有効証拠金)による制限・規制

最もメジャーなのが口座残高(有効証拠金)によるレバレッジ制限・規制です。

多くの海外FX業者では、取引口座の残高が一定の金額を超えると、段階的に最大レバレッジが制限されます。

カウントされる証拠金残高には含み益も含まれるため、制限されないよう資金調整はこまめに行いましょう。

保有ポジション額による制限・規制

一部の海外FX業者では、口座残高ではなく保有ポジション額やロット数に応じてレバレッジに制限・規制がかかる「ダイナミックレバレッジ」を採用しています。

最大レバレッジを利用するには注文ごとの数量を一定に抑える必要があるので、大口取引や一部のEAとは相性があまりよくない場合があります。

経済指標発表時の制限・規制

重要な経済指標の発表時は急激な価格変動が予想されるため、事前に最大レバレッジが制限・規制されることがあります。

レバレッジ制限が実施される場合、事前に海外FX業者から公式サイトやメールでのお知らせが届きます。

取引銘柄による制限・規制

海外FX業者の公式サイトで「最大レバレッジ」として記載されている倍率は、FXのメジャー通貨ペアに適用される場合がほとんどです。

FXのマイナー・エキゾチック通貨や貴金属、株価指数などは銘柄ごとに最大レバレッジが制限・規制されている場合がありますので、ご利用の際は取引したい銘柄の最大レバレッジを確認しておきましょう。

海外FXのレバレッジに関する計算方法

続いて、海外FXのレバレッジ取引に関する各種計算方法をご紹介していきます。

必要証拠金の計算方法

海外FXにおける必要証拠金の計算式は、以下の通りです。

必要証拠金
=現在のレート× 取引量（ロット数） × 取引単位（1ロットあたりの通貨量） ÷ レバレッジ

次の計算条件のもと、実際に海外FXの必要証拠金を計算してみましょう。

必要証拠金は以下のように計算できます。

必要証拠金
＝150円×1ロット×100.000通貨÷1000
=15,000円

この条件では、15,000円の必要証拠金で1ロットを保有できることになります。

計算式からも分かるように、海外FXでは最大レバレッジが高いほど少ない金額で大きなポジションを持つことができます。

実効レバレッジの計算方法

実効レバレッジとは、実際に保有ポジションにかかっているレバレッジ倍率のことです。

海外FXにおける実効レバレッジの計算方法は、次のとおりです。

実効レバレッジ = 現在のレート×取引量×通貨単位 ÷ 有効証拠金

こちらも条件を設定して、実際に計算してみましょう。

実効レバレッジは以下のように計算できます。

実効レバレッジ
=150円×1ロット×100,000通貨÷100,000円
=150倍

よくある質問

最後に、海外FXのレバレッジに関するよくある質問にお答えしていきます。

海外FXの最大レバレッジ比較まとめ

今回は、海外FXのレバレッジについて比較・解説を行いました。

海外FXの最大レバレッジと制限・規制のルールは業者によって内容が異なるので、利用前に必ず取引条件をよく確認しておきましょう。

また、むやみに高いレバレッジをかけるとロスカットされやすくなるので、レバレッジの高い海外FX業者を利用する際は適切な資金管理を行い、安全なトレードを心がけるようにしてくださいね。