海外FXのスプレッドは多くの業者が変動制を採用しており、その値は口座タイプ・時間帯・経済的なイベントなどさまざまな要因で変動します。
また、海外FX業者が公表しているスプレッドは業者によって平均値だったり最小の値だったりと種類がバラバラなので、同じ条件で比較するのはなかなか難しいですよね。
そこでこの記事では、スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座をランキング形式で比較していきます。
通貨別ペア別のおすすめ口座も解説していくので、自分の取引スタイルに合った海外FX業者を見つけてみてください。
海外FXスプレッド比較ランキング
- 1位 Exness:ロースプレッド口座
- 2位 XMTrading:KIWAMI極口座
- 3位 AXIORY:ナノ/テラ口座
- 4位 TitanFX:ゼロブレード口座
- 5位 Axi:プレミアム口座
- 6位 BigBoss:プロスプレッド口座
- 7位 HFM:プロ口座
- 8位 TradersTrust:VIP口座
- 9位 Tradeview:ILC口座
- 10位 iFOREX:エリート口座
海外FXのスプレッド比較ランキング第1位は「Exness」です。
Exnessはドル円・ユーロドルの取引コストが、スプレッド・手数料を含めても0.7pipsという破格の水準を誇る海外FX業者。
さらに最大レバレッジは無制限、ロスカット水準は0%という特徴があり、圧倒的なレバレッジ・狭いスプレッドを活かしたスキャルピングで一気に利益を狙うことができます。
「とにかく狭いスプレッドで取引したい」「低コストで高い利益が欲しい」という方は、トップクラスの取引環境を誇るExnessでトレードしてみてください。
1級FP技能士
大泉稔
株式会社fpANSWER代表取締役。大泉稔1級FPライティング事務所主宰。
明星大学日本文化学部言語文化学科卒業後、法務省矯正局、京王電鉄グループ企業、社会保険庁中央年金相談室、保険代理店取締役を経て、現在に至る。
現在は教育機関講師・企業研修講師・WEB執筆・専門誌執筆を中心に活動中。
海外FXのスプレッド・取引コストの安さを含む総合力ランキングもあわせてチェックしてみてくださいね。
海外FXのスプレッドとは
海外FXのスプレッドとは、通貨ペアの売値と買値の差のことです。
例えば、ある通貨ペアの買値が110.541、売値が110.551の場合、その差額である0.1pipsがスプレッドに当たります。
スプレッドはコストとして取引をする度に毎回徴収されるので、スプレッドが狭い海外FX業者であるほど取引コストを抑えることが可能です。
海外FXでは「レバレッジが高く、ボーナスが豪華」な業者だとスプレッドが広い傾向で、反対に「レバレッジが低く、ボーナスが少ない」業者はスプレッドが狭い傾向にあります。
上記はあくまでも傾向の話ですが、海外FXでは基本的に狭いスプレッドと豪華なボーナス・ハイレバレッジは両立しにくいことを頭に入れておきましょう。
海外FX業者によって「短期トレード向け」と「長期トレード向け」があります。まずは、ご自身の方針を改めて確認しましょう。もちろん、利益が着実に積み上げることができれば良いわけでから、「短期も!長期も!」という方もいらっしゃるでしょう。そういう方は複数の業者を上手に使い分けましょう。
スプレッドが狭い海外FX業者を選ぶときのポイント
海外FX業者のスプレッドを比較する際に、必ずチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。
- STP方式とECN方式の違いを理解しよう
- 最小・平均スプレッドのどちらを表示しているかチェック
- 早朝・指標発表時の広がりやすさをチェック
- スキャルピングトレーダーは海外FX業者の禁止事項・取引規約をチェック
- 海外FXの利用はあくまで自己責任
>>海外FXのスプレッド比較ランキングを先に見たい方はこちら
STP方式とECN方式の違いを理解しよう
海外FX業者が採用する取引方式には、STP方式とECN方式があります。
取引方式は口座タイプによって異なり、標準的な口座タイプがSTP方式、低スプレッドに特化した口座タイプがECN方式を採用していることが多いです。
STP方式の口座タイプの特徴
STP方式とは、海外FX業者のシステムを経由して顧客の注文をリクイディティプロバイダーから提示されたレートとマッチングさせる取引方式です。
システムで自動的にマッチングしたレートに海外FX業者がスプレッドを上乗せして顧客へ提示するため、STP口座はECN口座よりもスプレッドが広めに設定されていることが多いです。
取引にかかるコストはスプレッドのみで別途取引手数料は発生しないので、海外FX初心者の場合はSTP口座からの使用がおすすめです。
ECN方式の口座タイプの特徴
ECN方式とは、顧客の注文が海外FX業者を介さず直接インターバンクに流れ、市場参加者同士の注文が自動でマッチングする取引方式です。
海外FX業者を介さないためスプレッドが上乗せされることはなく、STP口座よりも非常に狭いスプレッドで取引できます。
ただし、ECN口座はスプレッドが狭い代わりに、注文ごとにスプレッドとは別で取引手数料が発生。
ECN口座はスプレッドに取引手数料を加算したものがトータルコストになります。
しかし、ほとんどの場合STP口座のスプレッドよりもECN口座のトータルコストのほうが安くなるでしょう。
最小・平均スプレッドのどちらを表示しているかチェック
海外FX業者によって、公式サイトに最小スプレッドと平均スプレッドのどちらを掲載しているのかが異なります。
スプレッドのデータを確認する際は注意が必要です。
- 最小スプレッド:
特定の取引時間内でもっとも狭いスプレッドが分かる。 - 平均スプレッド:
取引時間全体を通して安定した低スプレッドで取引できるかどうかが分かる。
複数の海外FX業者間でスプレッドを比較する場合は、同一の指標で比べるようにしましょう。
「最小」と「平均」では大きく異なります。くれぐれも見落としたり、誤解したりしないようにしましょう。また記事中にも書いてありますが、「最小」同士で、もしくは「平均」同士で、比べましょう。積み上がると大きな差になります。
早朝・指標発表時の広がりやすさをチェック
海外FX業者のスプレッドを比較する際には、早朝や経済指標発表時のスプレッドの広がりやすさも確認しておきましょう。
変動スプレッド制の海外FX業者では、スプレッドが狭く安定している時間帯もあれば逆に急拡大してしまう時間帯・タイミングも存在します。
スプレッドが広がりやすい時間帯 | ・早朝や深夜などの流動性の低い時間帯 ・経済指標の発表前後 |
---|---|
スプレッドが安定しやすい時間帯 | ・東京市場が開いている日中の時間帯 ・ロンドン市場やニューヨーク市場の動きが活発になる夕方~25時頃 |
特に、中長期でポジションを持ち越すスイングトレードでは思わぬスプレッド拡大が損失やロスカットにつながるためリアルタイムのスプレッドに注意が必要です。
スキャルピングトレーダーは海外FX業者の禁止事項・取引規約をチェック
スキャルピングは、短期間に売買を繰り返すことで、小さな利益を積み重ねる取引手法です。
スプレッドの狭い海外FX業者を利用すれば、同じ取引内容でもより多くの利益が手元に残ります。
ただし、一部の海外FX業者ではスキャルピング取引に制限がかけられている場合があります。
- スキャルピング自体が完全に禁止(iFOREXなど)
- 指標発表時の過度なスキャルピング禁止
- EAを用いたスキャルピングなど一部の取引手法の禁止
せっかくスプレッドが狭い海外FX業者でも、スキャルピングが禁止・制限されていたらスプレッドの狭さを存分に活かせません。
スキャルピングがメインの方は、スプレッドの狭さに加え海外FX業者の取引規約やガイドラインもあわせてチェックしておきましょう。
海外のFX口座の利用はあくまで自己責任
ここまでスプレッドが狭い海外FX業者を選ぶときのポイントを紹介してきましたが、最後に改めて念押ししておきたいのは海外FXの利用はあくまで自己責任という点です。
海外FXは日本の金融ライセンスを持っていない場合がほとんどで、海外FX業者との間でトラブルが生じたとしても法的に介入することは事実上極めて困難です。
以下の通り海外FXの利用自体は違法ではありませんが、海外FXを利用するリスクについて改めておさえておきましょう。
他方、国内に拠点を有しない無登録の外国証券業者であっても、有価証券関連業に係る行為についての勧誘をすることなく、あるいは金融商品取引業者(第一種金融商品取引業に限る。)による代理又は媒介により、国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として有価証券関連業に係る行為を行うことについては許容されている。
引用元:金融庁「外国証券業者に対する基本的考え方」
海外FX業者とトラブルに陥ってしまっても、ご自身だけで解決する以外に方法はありません。海外の事案を扱う渉外弁護士に依頼するとなると、その費用は莫大な額ではないでしょうか?くれぐれも覚悟と慎重さを。
スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者比較ランキング
それでは、スプレッドの狭いおすすめ海外FX業者比較ランキングを見ていきましょう。
ECN口座はスプレッドに取引手数料を含めた値を比較しています。
海外FX業者 クリックで解説箇所へ | USDJPY | XAUUSD | EURUSD | GBPUSD | 取引手数料 (片道) |
---|---|---|---|---|---|
🥇1位🥇 Exness ロースプレッド口座 | 0.7 | 6.9 | 0.7 | 0.8 | $3.5 |
🥈2位🥈 XMTrading KIWAMI極口座 | 0.8 | 1.6 | 0.7 | 0.7 | 無料 |
🥉3位🥉 AXIORY ナノ/テラ口座 | 0.9 | 1.9 | 0.9 | 0.9 | $3 |
4位 TitanFX ゼロブレード口座 | 1.33 | 2.81 | 0.9 | 1.47 | $3.5 |
5位 Axi プレミアム口座 | |||||
6位 BigBoss プロスプレッド口座 | 1.1 | – | 1.4 | 1.8 | $4.5 |
7位 HFM プロ口座 | 1.1 | 2.0 | 1.4 | 1.9 | 無料 |
8位 TradersTrust VIP口座 | 1.1 | 1.2 | 0.9 | 1.3 | $1.5 |
9位 Tradeview ILC口座 | 0.8 | 2.8 | 0.8 | 0.8 | $2.5 |
10位 iFOREX エリート口座 | 1 | 30 | 0.7 | 1.1 | 無料 |
11位 IC Markets ロースプレッド口座 | 0.84 | 1.6 | 0.72 | 0.93 | $3.5 |
1位 Exness:ロースプレッド口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.7pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.7pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.8pips |
XAUUSD(ゴールド) | 6.9pips |
最大レバレッジ | 無制限 |
---|---|
取引手数料(片道) | $3.5 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 1,000ドル相当額 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング1位は、Exnessのロースプレッド口座です。
Exness(エクスネス)は主要通貨ペアのスプレッドが最小0pipsで、特にドル円・ユーロドルは取引手数料を含めても0.7pipsと海外FX最狭水準の低コストで取引可能。
また、最大レバレッジは無制限でロスカット水準0%なので、狭いスプレッドを活かしてハイレバスキャルピングをすれば、低コストで大きな利益を狙うことができます。
なお公式サイト記載の初回入金額は1,000ドルとありますが、1,000ドル相当額の日本円を入金すれば問題なく利用可能です。
「とにかく狭いスプレッドの口座が使いたい」という人なら、まずは海外FXトップクラスの優秀なスペックを誇るExnessをお試しください。
なお、Exnessには3種類の低スプレッド口座がありますが、幅広い銘柄を取引する方にはロースプレッド口座、主要通貨を中心に取引する方にはゼロ口座がおすすめです。
Exness(エクスネス)のスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
2位 XMTrading:KIWAMI極口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.8pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.7pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.7pips |
XAUUSD(ゴールド) | 1.6pips |
最大レバレッジ | 1000倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | 無料 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 500円 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング2位は、XMTradingのKIWAMI極口座です。
XMは高品質な日本語サポート対応や、安定した出金速度で日本人トレーダーからの人気が非常に高い海外FXの定番業者。
XMは平均的なスプレッドの口座が多いものの、KIWAMI極口座なら取引手数料無料の低スプレッドで幅広い銘柄を取引できます。
さらに、KIWAMI極口座は、海外FXの低スプレッドな口座タイプでは珍しく口座開設ボーナスの対象になっているので、まずは13,000円の口座開設ボーナスだけで使い心地を試してみるのもいいでしょう。
信頼性・安全性の高い低スプレッド口座をお求めなら、自己資金を使わずにボーナスでお試しができるXMのKIWAMI極口座を利用してみてください。
XMTradingのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
3位 AXIORY:ナノ/テラ口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.9pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.9pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.9pips |
XAUUSD(ゴールド) | 1.9pips |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | $3 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 1,100円 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング3位は、AXIORYのナノ口座・テラ口座です。
AXIORYの資金管理方法は海外FXには珍しく、安全性の高い信託保全を採用しており、日本語サポート対応も非常に高品質なので安心して利用できます。
そんなAXIORYのナノ口座/テラ口座は主要通貨のスプレッドが狭いだけでなく、約定力が高くcTraderを利用できることからスキャルピングに最適な取引環境なのが特徴。
さらにはボラティリティの高さから大きな利益を狙いやすいゴールドのスプレッドも狭く、主要通貨以外のスキャルピングにもAXIORYはおすすめな海外FX業者です。
トップクラスに安全かつ優秀な取引環境で、本格的なスキャルピングで利益を狙うならAXIORYのナノ口座/テラ口座を一度利用してみてください。
なお、AXIORYのナノ口座とテラ口座でスプレッドに違いはありません。
それぞれの口座タイプで異なる点は取引プラットフォームのみで、ナノ口座ではMT4とcTrader、テラ口座ではMT5が利用できます。
AXIORYのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
4位 TitanFX:ゼロブレード口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 1.33pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.9pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 1.47pips |
XAUUSD(ゴールド) | 2.81pips |
最大レバレッジ | 500倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | $3.5 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 1円 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング4位は、TitanFXのゼロブレード口座です。
TitanFXは狭いスプレッドと高い約定力でスキャルピングトレーダーからの人気が高い海外FX業者。
近年は市場分析などをまとめた「TitanFX研究所」のリリースや、口座タイプの拡充などバージョンアップを繰り返している海外FX業者です。
TittanFXのゼロブレード口座の最大レバレッジは500倍とやや控えめですが、証拠金残高によるレバレッジ制限がありません。
そのため、TitanFXは大口でスキャルピング取引したい方におすすめです。
TitanFXのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
5位 Axi:プレミアム口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 1.3pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.7pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 1.1pips |
XAUUSD(ゴールド) | 1.6pips |
最大レバレッジ | 1000倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | $3.5 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 500ドル |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング5位は、Axiのプレミアム口座です。
Axi(アクシ)は2007年にオーストラリアで設立された海外FX業者で、2022年より日本市場向けのサービスにも力を入れています。
プレミアム口座は特にユーロドルのスプレッドが狭く、多くの時間帯でゼロスプレッドを記録しており、ほぼ手数料のみで取引が行えます。
ユーロドルをメインで取引するという方には、ぜひともAxiプレミアム口座の開設をおすすめします!
6位 BigBoss:プロスプレッド口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 1.1pips |
EURUSD(ユーロドル) | 1.4pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 1.8pips |
XAUUSD(ゴールド) | 取扱なし |
最大レバレッジ | 1111倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | $4.5 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 1円 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング6位は、BigBossプロスプレッド口座です。
プロスプレッド口座は最大1,111倍のハイレバレッジが利用できる低スプレッド口座ですが、取引手数料は往復9ドルと他の海外FX業者よりもやや高めです。
その代わりプロスプレッド口座では入金ボーナスやキャッシュバックプログラムが利用できるので、利用の際はボーナスを活用しながらコストを削減していきましょう。
BigBossのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
7位 HFM:プロ口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 1.1pips |
EURUSD(ユーロドル) | 2.0pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 1.4pips |
XAUUSD(ゴールド) | 1.9pips |
最大レバレッジ | 2000倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | 無料 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 13,000円 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング7位は、HFMのプロ口座です。
HFMのプロ口座は最大2000倍のハイレバレッジ&手数料無料で取引できる低スプレッド口座です。
HFMはポジションを翌日に持ち越してもスワップポイントが発生しないスワップフリーに対応しており、主要通貨やゴールドを日数制限なしでスワップフリー取引できるので、中長期トレードしたい方にもおすすめです。
ランキング上位の海外FXよりは広いスプレッドになっているので、まずはXMTradingやExnessなどを利用したうえで、中長期トレードのスキルを身に着けた人はHFMも利用してみましょう!
HFMのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
8位 TradersTrust:VIP口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 1.1pips |
EURUSD | 0.9pips |
GBPUSD | 1.3pips |
XAUUSD | 1.2pips |
最大レバレッジ | 3000倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | $1.5 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 50万円 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング8位は、TradersTrustのVIP口座です。
TradersTrustのVIP口座は初回入金額が50万円と非常に高額なものの、最小ゼロpipsの低スプレッド&取引手数料往復3ドルの低コストで取引できます。
50万円以上の資金を用意でき、取引コストの安さに強くこだわりたい方にはおすすめの口座です。
TraersTrustのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
9位 Tradeview:ILC口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.8pips |
EURUSD | 0.8pips |
GBPUSD | 0.8pips |
XAUUSD | 2.8pips |
最大レバレッジ | 200倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | $2.5 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 1,000ドル相当額 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング9位は、TradeviewのILC口座です。
TradeviewのILC口座は最大レバレッジ200倍とかなり低めですが、狭いスプレッドに加えて取引手数料は往復でわずか5ドルしかかからないため、海外FX業界最安コストで取引できます。
ただし、初回入金額が1,000ドル相当額と比較的高額な点や、ロスカット水準100%で資金管理が難しいといった特徴も。
Tradeviewは、資金力のある中級・上級レベルの海外FXトレーダーにおすすめです。
Tradeviewのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
10位 iFOREX:エリート口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 1.0pips |
EURUSD | 0.7pips |
GBPUSD | 1.1pips |
XAUUSD | 30pips |
最大レバレッジ | 400倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | 無料 |
スキャルピング | 不可 |
初回最低入金額 | 1万円 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング10位は、iFOREXのエリート口座です。
iFOREXはスキャルピング・EA禁止、MT4非対応と尖ったスペックですが、スプレッドは非常に狭く安定しています。
また、ロスカット水準0%でレバレッジ制限もないので、証拠金がゼロになるギリギリまでハイレバレッジで取引できます。
初回入金限定で最大2,000ドルのボーナスも受け取れるので、活用すればコストを最小限に抑えて利用できますよ。
iFOREXのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
11位 IC Markets:ロースプレッド口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.84pips |
EURUSD | 0.72pips |
GBPUSD | 0.93pips |
XAUUSD | 1.6pips |
最大レバレッジ | 1000倍 |
---|---|
取引手数料(片道) | $3.5 |
スキャルピング | 可 |
初回最低入金額 | 2万円 |
スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座ランキング11位は、ICMarketsのロースプレッド口座です。
ICMarketsは、2007年設立のオーストラリアに拠点を構える海外FX業者。
日本での知名度はまだ低いですが、狭いスプレッドや高い約定力などの優れたスペックで世界的に利用者の多い大手海外FX業者です。
日本でのサービス展開は2022年に始めたばかりで、まだ公式サイトやカスタマーサポートは日本語に対応していません。
そのため、海外FXに慣れている中級~上級のトレーダーで、より快適な取引環境を求めたい方におすすめです。
ICMarketsのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
通貨ペア別スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座
続いては、銘柄別にスプレッドが狭いおすすめ海外FX口座を比較していきましょう。
USDJPY(ドル円)のおすすめ口座ランキング
海外FX業者 | スプレッド | 取引手数料(片道) | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|
1位 Exness ロースプレッド口座 | 0.7pips | $3.5 | 無制限 |
2位 XM KIWAMI極口座 | 0.8pips | 無料 | 1000倍 |
3位 AXIORY ナノ/テラ口座 | 0.9pips | $3 | 1000倍 |
USDJPY(ドル円)は、流動性が高いためスプレッドの変動が少なく、初心者でも取引しやすいおすすめの通貨ペアです。
僅差ですが、Exnessが取引手数料込みで0.7pipsと最も狭いスプレッドを提供しています。
EURUSD(ユーロドル)のおすすめ口座ランキング
海外FX業者 | スプレッド | 取引手数料(片道) | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|
1位 Exness ロースプレッド口座 | 0.7pips | $3.5 | 無制限 |
2位 XM KIWAMI極口座 | 0.7pips | 無料 | 1000倍 |
3位 TitanFX ゼロブレード口座 | 0.9pips | $3.5 | 500倍 |
EURUSD(ユーロドル)は、世界で最も取引されている通貨ペアのひとつ。
世界経済の動向や重要な経済指標に対して、影響を受けやすい敏感な通貨ペアでもあります。
スプレッドはいずれの海外FX業者でも狭い傾向がありますが、ExnessとXMTradingが0.7pipsで最小です。
GBPUSD(ポンドドル)のおすすめ口座ランキング
海外FX業者 | スプレッド | 取引手数料(片道) | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|
1位 XM KIWAMI極口座 | 0.7pips | 無料 | 1000倍 |
2位 Exness ロースプレッド口座 | 0.8pips | $3.5 | 無制限 |
3位 AXIORY ナノ/テラ口座 | 0.9pips | $3 | 1000倍 |
GBPUSD(ポンドドル)のスプレッドはXMTradingが0.7pipsと最も狭い値を記録しています。
ポンドドルは価格変動が激しいため、ドル円やユーロドルと比較するとスプレッドはやや広めに設定されています。
XAUUSD(ゴールド・金)のおすすめ口座ランキング
海外FX業者 | スプレッド | 取引手数料(片道) | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|
1位 XM KIWAMI極口座 | 1.6pips | 無料 | 1000倍 |
2位 AXIORY ナノ/テラ口座 | 1.9pips | $3 | 1000倍 |
3位 Exness ロースプレッド口座 | 6.9pips | $3.5 | 無制限 |
XAUUSD(ゴールド)のスプレッドはXMTradingが1.6pipsで最も狭いです。
ゴールドはボラティリティが非常に高いため、海外FX特有のハイレバレッジと併せれば一度の取引で大きな利益を得ることもできます。
短期的な利益を求めるなら、XMTradingで低コスト&ハイレバのゴールド取引を試してみてくださいね。
海外FXでスプレッドを最小限に抑える方法
ここでは、海外FXで取引を行う際にスプレッドによる取引コストを最小限に抑える方法について解説します。
海外FX業者のボーナスキャンペーンやキャッシュバックを活用する
海外FX業者の一部では、新規口座開設や入金など特定の条件を満たすとボーナスやキャッシュバックを受け取ることができます。
ボーナス対象の口座タイプはスプレッドが広い傾向ですが、その分ボーナスを活用することで実質コスト削減となりスプレッドを最小限に抑えられます。
ちなみに、スプレッドの狭いECN口座ではボーナスが受け取れないことが多いので、利用の際は対象の口座タイプを事前に確認しておきましょう。
スプレッドが広い時間帯の取引を避ける
海外FXでスプレッドによる取引コストを最小限に抑えるには、スプレッドが広い・広がりやすいタイミングでの取引を避けることが効果的です。
具体的には、以下のタイミングでスプレッドが広がりやすくなります。
- 主要な市場のオープン・クローズ時間
- 重要な経済指標発表時
- ポジションのロールオーバー時
- 日本時間の深夜~早朝
なるべくスプレッドが狭い時間帯に取引することで、意図しないコストの増大やスリッページを避けることができるでしょう。
スキャルピングではなくスイングトレードなど長期取引をメインにする
スキャルピングは短期間で売買を繰り返し小さな利益を積み上げていく取引手法なので、スプレッドがかさみます。
それに対して、スイングトレードやポジショントレードなどの長期取引では、スプレッドの影響が相対的に小さくなります。
また、長期取引ではトレンドを追うことが主な目的であり、スプレッドの幅が利益に与える影響を相殺できる場合があります。
海外FXでスプレッドの影響を最小限に抑えるには、スイングトレードやポジショントレードなどの長期取引もひとつの選択肢となるでしょう。
海外FXと国内FXのスプレッドの違い
海外FXと国内FXのスプレッドの違いについて比較・解説します。
国内FXから海外FXに移行されたばかりだと戸惑うこともあるかと思いますので、こちらでスプレッドの仕組みを確認してみてください。
国内FXの単位は銭、海外FXの単位はpips
国内FX業者ではUSD/JPYなど円を含む通貨ペアのスプレッド単位を「銭」と表すことが一般的です。
しかし、海外FX業者ではすべての通貨ペアのスプレッドに「pips」という単位が使用されます。
「pips」は通貨ペアの最小変動単位を表す専門用語で、1pipsがいくらを指すかは通貨ペアによって異なります。
- 円絡みの通貨ペア:1pips=0.01円
- 円を含まない通貨ペア:1pips=0.0001通貨単位
国内FXは固定制、海外FXは変動制が多い
国内FXではスプレッド原則固定の業者が多く、通貨ペアや時間帯に関わらず一定のスプレッドが適用されます。
一方、海外FXではスプレッド変動制の業者が多く、市場の状況や流動性に応じてスプレッドの値は大きく変化します。
特に、市場参加者が少ない早朝や重要な経済イベントの発生時にはスプレッドが大きく広がってしまうことがあるため注意が必要です。
ちなみに、海外FXでもeasyMarketsやIronFXなど一部の業者では固定スプレッド口座が提供されています。
国内FXは単一口座、海外FXはECN口座・STP口座選択制が多い
海外FXでは用途別に複数の口座タイプが用意されていることが多く、選んだ口座の種類によってスプレッド・スペックは異なります。
知名度の高い海外FX業者のXMTradingを例に、口座タイプによるスペックの違いを比較してみましょう。
比較項目 | スタンダード口座 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|---|
取引方式 | STP | STP | ECN |
スプレッド | 広い | 狭い | 狭い |
取引手数料 | なし | なし | あり |
レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 |
口座開設ボーナス | あり | あり | あり |
入金ボーナス | あり | なし | なし |
STP方式のスタンダード口座はスプレッドが広い傾向ですが、代わりに高額な入金ボーナスを利用できます。
ECN方式のゼロ口座は狭いスプレッドでの取引が可能ですが、入金ボーナスは利用できず最大レバレッジは500倍と低めです。
KIWAMI極口座はSTP方式で最大レバレッジ1000倍ですが、スプレッドは非常に狭く手数料もかかりません。
このように、海外FXでは口座タイプによってスプレッド・手数料やスペックが大きく異なります。
また、海外FXでは必ずしもECN口座が最小コストで取引できるわけではないので、利用前に各口座タイプの特徴と取引コストをしっかり比較しておきましょう。
海外FX業者スプレッド比較一覧
ここでは、海外FX業者各社のスプレッド・取引手数料を一覧表で比較しています。
海外FXSTP口座の取引コスト比較一覧
海外FX業者のSTP口座スプレッド・取引手数料比較一覧は、次のとおりです。(アルファベット順)
海外FX業者 | USDJPY | EURUSD | GBPUSD | XAUUSD |
---|---|---|---|---|
Axi スタンダード口座 | 1.3 | 1.2 | 1.3 | 1.9 |
AXIORY スタンダード口座 | 1.3 | 1.2 | 1.3 | 3.9 |
BigBoss スタンダード口座 | 1.4 | 1.9 | 2.1 | 3 |
Exness スタンダード口座 | 1.1 | 1 | 1.2 | 20 |
FXGT スタンダード+口座 | 1.3 | 1.1 | 1.3 | 23 |
HFM プレミアム口座 | 1.8 | 1.4 | 1.6 | 0.25 |
ICMarkets スタンダード口座 | 0.94 | 0.82 | 1.03 | 1 |
iFOREX エリート口座 | 1 | 1.5 | 1.1 | 30 |
IS6FX スタンダード口座 | 2.2 | 1.9 | 2.3 | 11.4 |
TitanFX スタンダード口座 | 1.33 | 1.2 | 1.57 | 2.23 |
TradersTrust クラシック口座 | 1.2 | 1.2 | 1.2 | 0.16 |
Tradeview Xレバレッジ口座 | 2.1 | 1.8 | 2.2 | 4.21 |
XMTrading KIWAMI極口座 | 0.8 | 0.7 | 0.7 | 1.9 |
XMTrading スタンダード口座 | 1.9 | 1.6 | 1.9 | 2.7 |
海外FXECN口座の取引コスト比較一覧
海外FX業者のECN口座スプレッド・取引手数料比較一覧は、次のとおりです。(アルファベット順)
海外FX業者 | USDJPY | EURUSD | GBPUSD | XAUUSD | 取引手数料 |
---|---|---|---|---|---|
Axi プレミアム口座 | 1.3 | 0.7 | 1.1 | 1.6 | $3.5 |
AXIORY ナノ/テラ口座 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 3 | $3 |
BigBoss プロスプレッド口座 | 1.1 | 1.4 | 1.8 | 3.3 | $4.5 |
Exness ロースプレッド口座 | 0.7 | 0.7 | 0.8 | 6.9 | $3.5 |
FXGT ECN口座 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 1.1 | $3 |
HFM プロ口座 | 1.3 | 1.2 | 1.2 | 0.16 | $3 |
ICMarkets ロースプレッド口座 | 0.84 | 0.72 | 0.93 | 1.7 | $3.5 |
TitanFX ゼロブレード口座 | 1.03 | 0.9 | 1.27 | 2.81 | $3.5 |
TradersTrust VIP口座 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 2.8 | $1.5 |
Tradeview スタンダード口座 | 1.1 | 0.6 | 1 | 2.8 | $2.5 |
XMTrading ゼロ口座 | 1.1 | 1.1 | 1.3 | 1.5 | $5 |
※スプレッドは取引手数料を含む
※取引手数料は1ロット片道額
よくある質問
最後に、海外FXのスプレッド比較に関するよくある質問にお答えしていきます。
海外FXのリアルタイムスプレッドの確認方法は?
海外FX業者によっては公式サイトでリアルタイムスプレッドが公表されている場合もあります。
公式サイトでリアルタイムスプレッドが確認できない場合は、海外FX業者各社のMT4・MT5から確認しましょう。
なお、リアルタイムスプレッドはデモ口座でも確認できますが、本番環境とはサーバーが異なるためあくまでデモ口座のリアルタイムスプレッドは参考程度にしておくのがおすすめです。
海外業者と国内業者の取引コストの違いは?
国内FX業者ではスプレッド原則固定の業者がほとんどですが、海外FX業者は取引時間や市場の状況によってスプレッドが変動する変動スプレッドを採用しています。
海外FX業者は早朝や経済指標の発表などのタイミングでスプレッドが拡大することがありますが、一方で市場が安定していればより狭いスプレッドで取引が可能です。
XMTradingのスプレッドは広いですか?
XMTradingはスタンダード口座のスプレッドが他の海外FX業者と比較するとやや広いです。
ただし、XMTradingのスタンダード口座では入金ボーナスやキャッシュバックが利用できるので、これらを活用すれば実質のスプレッドや取引コストを抑えられます。
また、XMTradingのKIWAMI極口座では、最大1,000倍のハイレバレッジに加え狭いスプレッドでの取引が可能です。
ThreeTraderのスプレッドは狭い?
ThreeTraderのスプレッドは、TitanFXやAXIORYといったスプレッドの狭さに定評のある他の海外FX業者と比較しても狭い水準となっています。
ThreeTraderのスプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。
海外FXのスプレッド・取引手数料比較まとめ
今回は、海外FXのスプレッド比較とおすすめ業者についてご紹介しました。
海外FXで狭いスプレッドの業者をお探しなら、以下の3業者がおすすめです。