FX業者「FBS」は全世界150か国以上で利用されている国際的な海外FXブローカー。
最大3000倍のハイレバレッジが特徴で、レバレッジの高さにこだわりたいトレーダーから人気を集めています。
この記事では、FX業者FBSの評判・口コミと利用するメリット・デメリットや安全性などについて詳しく解説していきます。
利用を検討している方はぜひチェックしてみてください。
FBSとはどんなFX会社?
総合点:36点/60点
- 安全性
- 8.0
- レバレッジ
- 6.0
- ボーナス
- 0.0
- コスト
- 8.0
- 約定力
- 6.0
- 自由度
- 8.0
FBSは全世界150か国以上で利用されている海外FX業者です。
最大3000倍のハイレバレッジが大きな特徴で、最大レバレッジの高さを重視したい方におすすめの海外FX業者です。
しかし、FBSは2023年に大幅なスペック変更を行い、口座タイプは3種類から1種類へ減り口座開設ボーナスや入金ボーナスも現在はすべて終了となってしまいました。
FBSよりもレバレッジが高くて評判の良い業者は他にもあるので、最新のスペックをふまえると現在あえてFBSを選ぶ理由はほとんどありません。
ハイレバレッジの海外FX業者を使いたい方は、当サイトの海外FXランキング上位の業者から選ぶのをおすすめします。
会社概要
金融ライセンス | VFSC(バヌアツ) |
---|---|
運営会社 | Mitsui Markets Ltd. |
登録住所 | バヌアツ 133 Santina Parade, Elluk, Port Vila, Efale, Vanuatu |
設立 | 2009年 |
資金管理 | 信託保全 |
公式サイト | https://jpfbs.com/ |
FBSはグループ全体で3つの金融ライセンスを持ちますが、日本人向けのサービスはバヌアツに拠点を置く法人が運営しています。
FBSの運営歴は10年以上と海外FX業者の中では比較的長く、特に大きな問題を起こすことなく運営を続けてきています。
口座タイプは1種類のみ
FBSの口座タイプはスタンダード口座の1種類のみです。
FBSのスタンダード口座は以下のようなスペックになっています。
最大レバレッジ | 3000倍 |
---|---|
スプレッド | 変動スプレッド (例)ドル円 1.0pips~ |
スワップポイント (ドル円) | ロング(買い) 6.25 ショート(売り) -28.74 |
ロスカット水準 | 20% |
取引手数料 | なし |
ポジション制限 | 500ロット |
最小ロット | 0.01ロット |
最大ロット | 500ロット |
コピートレード | 利用可能 |
取引方式 | STP方式 |
FBSでは以前まで3種類の口座タイプが利用できましたが、2024年5月時点ではスタンダード口座しか開設できなくなっています。
FBSで取引するのに向いているのはどんな人?
FBSは以下のような人に向いています。
- 大きなレバレッジをかけて取引したい人
- コピートレードをしたい人
レバレッジ1000倍前後の海外FX業者が多い中、FBSは3000倍と他社よりも高いレバレッジで取引できます。
また、FBSでは他のトレーダーの取引をコピーして利益を得られるコピートレードのサービスも提供されています。
コピートレード対応の業者はいくつかありますが、中でもFBSは手数料が業界最安の5ドルでコピートレードを利用できます。
そのため、FBSはハイレバでFXトレードしたい方や、コピートレードを利用したい方におすすめです。
FBS(FX会社)の6つの良い評判・メリット
FBSの良い評判・メリットは以下のとおりです。
メリット①最大レバレッジが3000倍
FBSの良い評判・メリットの一つめは最大レバレッジが3000倍という点です。
他の海外FX業者と比較しても、FBSのレバレッジ3000倍は高い水準といえます。
海外FX会社 | 最大レバレッジ |
---|---|
FBS | 3000倍 |
BigBoss | 1111倍 |
XMTrading | 1000倍 |
FXGT | 5000倍 |
しかし、FBSは最大レバレッジが高い一方で、証拠金によるレバレッジ制限が厳しいため注意が必要です。
FBSのレバレッジ制限の詳細はデメリットの見出しで解説しています。
メリット②コピートレードができる
FBSの良い評判・メリットの二つめはコピートレードができる点です。
コピートレードとは、プロのトレーダーが行う取引をコピーして、同じ取引が自分の口座でも行われる自動売買のサービスです。
コピートレードの手数料は他の海外FX業者だと利益の20%~30%に設定されていることが多いのですが、FBSの場合は手数料が利益のわずか5%なので、他社よりも低コストでコピートレードを利用できます。
コピートレードを利用したい方や試してみたい方は、ぜひ取引コストの安いFBSから使ってみることをおすすめします。
メリット③ドル円のスプレッドの狭さが海外FX業界でも随一
FBSの良い評判・メリットの三つめはドル円のスプレッドが狭い点です。
以下の表に、FBSと他海外FX業者のドル円スプレッドを比較しまとめました。
海外FX会社 | スプレッド(ドル円) |
---|---|
FBS | 1.0 |
XMTrading | 1.9 |
FXGT | 1.8 |
BigBoss | 2.1 |
他の海外FX業者が2pips前後なのに対して、FBSではわずか1pipsと非常に狭いスプレッドが提供されています。
ドル円をメインで取引したい方や、ハイレバかつ低スプレッドな環境で取引したい方にはFBSが適しているでしょう。
メリット④悪質な出金拒否がなく信頼性が見込める
FBSの良い評判・メリットの四つめは悪質な出金拒否の経歴がない点です。
FBSの評判・口コミにも出金拒否やチャート操作などに関する悪い評判はないため、FBSでトラブルが起きる可能性は低く、比較的安全に利用できる業者だといえるでしょう。
一方で、FBSが定めるルールに違反してしまった場合には出金拒否される可能性がありますので、以下のような禁止取引は行わないようご注意ください。
- ゼロカットの悪用
- 他の海外FX業者との両建て
- 複数の口座での両建て
メリット⑤bitwalletで入金・出金ができる
FBSの良い評判・メリットの五つめはbitwalletでの入金・出金が可能な点です。
bitwalletとはweb上で入出金ができるオンラインウォレットのことで、入出金にかかる手数料が無料で着金までの反映時間が早いことから、多くのトレーダーに利用されている入出金方法です。
ただし、国内の銀行口座からbitwalletに入金する場合は0.5%、bitiwalletから国内銀行口座に出金する場合は824円の手数料がかかる点には注意が必要です。
メリット⑥ゼロカットシステムがあり、追証の心配がない
FBSの良い評判・メリットの六つめは、ゼロカットシステムにより追証の心配がない点です。
ゼロカットシステムとは、相場の急変動によってロスカットが間に合わず口座残高以上の損失が発生してしまった場合、マイナス分をFX会社が負担してくれるサービスのことです。
よってFBSでは入金した額以上の支払いをする必要がないので、3000倍の高いレバレッジでも安心して取引できます。
FBS(FX会社)の4つの悪い評判・デメリット
FBSの悪い評判・デメリットは以下のとおりです。
デメリット①国内銀行送金の入出金ができない
FBSの悪い評判・デメリットの一つめは国内銀行送金による入出金に対応していない点です。
国内銀行送金は多くの業者で採用されており、手数料が安くスムーズに入出金できる方法ですが、現在FBSでは利用できません。
FBSでの入出金は、手数料が比較的安く着金速度も速いbitwalletがおすすめです。
デメリット②約定力が低く、スリッページが起きやすい
FBSの悪い評判・デメリットの二つめは約定力が低い点です。
FBSは約定力の評判が悪く、特にSNSではスリッページが起こりやすいという評判・口コミが多いです。
デイトレードやスキャルピングでは約定力がかなり重要なポイントになってくるので、FBSで短期売買をする際は注意が必要です。
デメリット③レバレッジ制限が厳しく設定されている
FBSの悪い評判・デメリットの三つめは、レバレッジ制限が厳しい点です。
FBSでは最大レバレッジが高い一方、証拠金残高によるレバレッジ制限はかなり厳しく設定されています。
口座残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
2万円未満 | 3000倍 |
2万円~20万円 | 2000倍 |
20万円~50万円 | 1000倍 |
50万円~300万円 | 500倍 |
300万円~1500万円 | 200倍 |
1500万円以上 | 100倍 |
FBSの最大3000倍レバレッジで取引できるのは証拠金2万円未満までで、2万円を超えると最大2000倍に制限されます。
また、証拠金が20万円以上になると最大1000倍に制限され、他の海外FX業者と変わらない水準になってしまいます。
FBSの強みである3000倍や2000倍のレバレッジで取引したい方は、制限がかからないよう証拠金の調整をこまめに行うようにしましょう。
デメリット④日本語でのサポートが整備されていない
FBSの悪い評判・デメリットの四つめは、日本語サポートが整備されていない点です。
FBSの公式サイトは英語がメインになっており、日本語で記載されているページも一部ありますが翻訳ソフトを使ったような不自然な文章になっているため、公式サイトから情報を得るのが難しくなっています。
また、FBSには日本人スタッフがいないためカスタマーサポートでも自然な日本語でのやりとりは行えません。
海外FX初心者や、英語があまり得意でない方だとFBSは使いづらいと感じてしまうでしょう。
安全性はどう?FBS(FX会社)の出金拒否の有無も解説
ここからはFBSの安全性・信頼性に関する評判を確認していきます。
海外の金融ライセンスを保持している
FBSはグループ全体で3つの金融ライセンスを保有しています。
- バヌアツ金融サービス(VFSC)
- ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)
- キプロス証券取引委員会(CySEC)
FBSの日本向け法人はバヌアツの金融ライセンスを取得しています。
バヌアツの金融ライセンスは2019年より規制強化が図られていて、信頼性の向上に努めている金融機関です。
過去に出金拒否の経歴はない
メリットとして前述したように、FBSでは過去に悪質な出金拒否が行われた経歴・評判はありません。
海外FX業者の安全性をチェックするにあたり出金拒否の経歴・評判は非常に重要なポイントなので、FBSは比較的安全に利用できる業者といえます。
信託保全を採用している
FBSは資金管理方法に信託保全を採用しています。
信託保全とは
信託保全とは、海外FX業者が採用する資金管理方法の一つ。
投資家から預かった資金をほかの信託銀行に預けてお金を管理するので、万が一急な倒産が起こっても投資家の資金は守られます。
国内のFX業者だと信託保全は義務化されていますが、海外FXの場合は義務化されておらず、採用している業者はごくわずかです。
急な倒産のリスクを考慮しても、資金管理の観点からFBSの安全性は高いと考えられますね。
海外の有名サッカークラブのスポンサーを努めている
FBSはイングランドの有名サッカークラブ「レスター・シティ」のオフィシャルスポンサーを努めています。
世界的なスポーツクラブのスポンサーになるためには安定した運営体制や資金力が必要なため、FBSの信頼性は一定以上といえるでしょう。
日本の金融庁から過去に警告を受けたことがある
FBSは日本の金融庁から2015年に警告を受けています。
ただ、FBSは海外に拠点を持つ会社であり、拠点としている国の金融ライセンスを取得したうえで、十分な規制のもと運営されています。
こうした日本の金融庁からの警告は、FBSに限らず他の海外FX会社もほとんどが受けています。
そのため、FBSの安全性が特別低いわけではありません。
また、警告を受けたFBSを利用したからといって利用者に不利益が生じることもありませんのでご安心ください。
海外での評判・口コミ
FBSの海外での評判・口コミを知るために、海外のFX口コミ・評判サイト「FPA」を参考に見てみましょう。
FPAはユーザーの口コミ・評判から最大星5つで海外FX業者を評価する仕組みですが、2024年5月時点でFBSの評価は2.537でした。
FPAでは一般的に星3つ以上ならば高い評価と考えられるので、FBSの評判・評価はあまり高くないといえるでしょう。
FBS(FX会社)のボーナスキャンペーン
現在、FBSでボーナスキャンペーンは開催されていません。
過去には不定期でボーナスが開催されていたので、ここでは当時のボーナス内容を紹介します。
過去開催のボーナスキャンペーン
FBSでは過去に100%入金ボーナスが行われていました。
入金ボーナス額 | 100万円 |
---|---|
付与率 | 100% |
対象口座タイプ | FBSスタンダード口座 FBSセント口座 |
利用条件 | ・口座残高が30%以下で消滅 ・クッション機能なし ・ボーナス受け取りで最大レバレッジが500倍に制限 ・出金可能額は「取引ロット数×1ドル」 |
FBSの入金ボーナスは付与率100%で上限100万円、条件を満たせば出金可能と一見豪華な内容です。
しかし、FBSのボーナスにはクッション機能がないため、証拠金としての利用はできません。
また、ボーナス消滅条件やボーナスの出金条件も厳しめで、使い勝手の評判はあまりよくないキャンペーンとなっています。
FBS(FX会社)の口座開設方法
FBSの口座開設方法は、大きく分けて以下の3つの流れで行います。
口座開設フォームを入力する
まずはFBSの口座開設画面を開き、名前とメールアドレスを入力してください。
その後パスワードを入力します。
口座開設フォームの入力が完了したら、登録したメールアドレスにFBSから認証メールが届くので確認してください。
通貨ペアや口座タイプなどを設定する
FBSから届いたメールの認証が完了したら、次に取引内容の詳細を入力します。
通貨ペア、口座タイプ、レバレッジ、取引ツール(MT4/MT5)の4つを設定してください。
本人確認書類を提出する
最後に本人確認書類を提出しましょう。
パスポートもしくは公共料金の領収書をFBSのマイページから登録すれば、口座開設は完了になります。
よくある質問
FBSについて、よくある質問に答えていきます。
FBS(FX会社)のメリットは何ですか?
FBSの良い評判・メリットは以下の6つです。
- 最大レバレッジ3000倍
- コピートレードができる
- ドル円のスプレッドが狭い
- 悪質な出金拒否がない
- bitwalletで入金・出金ができる
- ゼロカットシステムがある
詳しいFBSの良い評判・メリットについては、「FBS(FX会社)の6つの良い評判・メリット」を確認してみてください。
FBS(FX会社)の最低出金額はいくらですか?
FBSの最低出金額は、クレジットカード出金なら2ユーロ、bitwallet出金なら1ドルに設定されています。
また、ビットコインでの最低出金額は20ドルなので注意してください。
FBS(FX会社)の入金手数料はいくらですか?
FBSでは、クレジットカードとbitwalletでの入金手数料が無料です。
銀行送金とビットコインは、入金手数料として2%かかるので覚えておきましょう。
FBS(FX会社)のボーナスを教えてください。
現在、FBSではボーナスが開催されていません。
過去には100%入金ボーナスやキャッシュバックキャンペーンを開催していました。
FBS(FX会社)に口座開設ボーナスはありますか?
現在FBSで口座開設ボーナスは開催されていません。
過去には口座開設ボーナスが開催されていましたが、今後再開されるかは不明です。
FBS(FX会社)のログイン方法を教えてください。
FBSの公式サイトにあるログインページから「メールアドレス」と「パスワード」を入力することでログインできます。
FBS(FX会社)のスプレッドは狭いですか?
FBSでは、ドル円とユーロドルのスプレッドが狭いです。
特にドル円のスプレッドは変動するものの、基本的には1.0pips前後で狭めの部類です。
FBS(FX会社)についてのまとめ
FBSは2009年に設立された、世界150か国以上に利用者を抱える国際的な海外FX業者です。
スペックは最大3000倍のレバレッジが特徴で、レバレッジの高さに特にこだわりたい方におすすめです。
また、安いコストで利用できるコピートレードのサービスを提供しているので、コピートレードを利用したい方にもおすすめ。
しかし、レバレッジ制限が厳しい点や日本語サポートが整備されていない点など、FBSは使い勝手の悪さも目立ちます。
デメリットを許容でき、FBSのスペックに興味がある方は、ぜひ口座開設を検討してみてください。