XMTradingの基本通貨とは、口座の証拠金や入出金に使用する通貨を指します。
口座開設時になんとなくで設定する方も多い基本通貨ですが、基本通貨が異なるだけで取引や入出金に大きな影響が出てきます。
本記事では基本通貨とは?といった疑問から、XMTradingの各基本通貨のメリット・デメリットやおすすめの基本通貨まで紹介しています。
なお、XMTradingでは口座開設後に基本通貨を変更する方法が無いため、基本通貨を変更するには追加で口座開設する必要があります。
すでに口座開設している方であれば本人確認や住所入力等も不要で追加口座を開設できますので、忘れないうちに追加口座を開設しておきましょう。
XMTradingの評判については以下の記事で詳しく解説しています。
そもそもXMTradingの基本通貨とは?
XMTradingの基本通貨とは、口座を管理する通貨を指します。
XMTradingで選択できる基本通貨は以下の通りです。
- 日本円(JPY)
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
基本通貨が日本円(JPY)であればXMTradingの証拠金は日本円(JPY)で表記され、米ドル(USD)を選択すれば証拠金は米ドル(USD)の通貨単位で表記されるといった違いがあります。
また、選択した基本通貨でXMTradingで入金・出金を行うため、基本通貨は普段から使っている通貨を選択しましょう。
おすすめの基本通貨は日本円(JPY)
XMTradingの基本通貨のおすすめは日本円(JPY)です。
この記事を読んでいる方の多くは日本在住の日本人の方だと思いますので、日常の給料や支払い、銀行への入金・出金なども日本円で行っている方がほとんどでしょう。
普段使う通貨単位とXMの基本通貨が異なれば、入金・出金の際に日本円をドル・ユーロに変換するため為替差損が発生する可能性があります。
もちろん値動きによっては為替差益が発生する場合もありますが、値動きを気にして取引に必要な入金がためらわれるとなると本末転倒ですので、よほどの理由がない限りは基本通貨は日本円(JPY)にしておくのがおすすめです。
XMTradingで基本通貨を変更する方法
XMTradingでは、口座開設時に一度設定した基本通貨を変更することはできません。
そのため、口座の基本通貨を変更するには新しく口座を追加口座開設する必要があります。
XMTradingの追加口座開設の手順は以下の通りです。
マイページにログインしたら「追加口座開設」を選択しましょう。
追加口座開設の画面に進んだら、口座タイプや最大レバレッジを設定していきます。
設定項目の途中に「基本通貨」がありますので、希望の基本通貨を選択しましょう。
基本通貨を選択した後に「続行する」を選択すれば追加の口座開設は完了です。
XMTradingの口座開設手順の詳細は以下の記事で詳しくまとめています。
XMTradingで基本通貨を変更する際の注意点
ここではXMTradingで基本通貨を変更する際の注意点を確認していきます。
XMTradingの保有口座の上限は8口座
XMTradingの保有口座は1人あたり8口座までです。
そのため、基本通貨変更のため追加で口座開設する場合はアカウントの口座開設数を確認しておきましょう。
ちなみに複数口座を開設する場合は、最初に口座開設した口座が有効化されていなければ追加の口座開設ができません。
口座の有効化がまだという方はあらかじめ口座の有効化を済ませておくのがおすすめです。
異なる通貨の口座間での資金移動には手数料が発生する
XMTradingでは異なる基本通貨の口座間で資金移動を行う際は、資金移動額の3%が手数料としてかかります。
口座に直接入金する分には手数料は発生しませんが、入金後に口座間で資金を調整したいという場合には注意が必要です。
XMTradingの資金移動については、以下で詳しく解説しています。
日本円以外の通貨の場合、入金・出金時に為替差損が発生する
日本円以外の基本通貨の口座へ日本円で入金を行う場合は、入金・出金時に為替差損が発生する可能性があります。
例えば1ドル=100円の時に1万円を入金した場合は100ドルが口座へ入りますが、1ドル=95円の時は95ドルに両替されて資金が口座へ入金されるため100ドルに入金した場合に比べて5ドル分損することになります。
逆に為替差益で入金した金額が増えるケースもあるので円安になるまで待つということも可能ですが、入金額が取引以外で増減するリスクについては事前におさえておきましょう。
XMTradingの入金については以下の記事で解説しています。
XMTradingの出金については以下の記事で解説しています。
XMTradingの基本通貨の選び方
ここではXMTradingで基本通貨を選ぶ際のポイントとして、各通貨単位を選ぶメリット・デメリットを解説していきます。
日本円を選択するメリット・デメリット
XMTradingで日本円を基本通貨にするメリットとしては、入出金時や損益を日本円に計算しなおす必要がない点がいえるでしょう。
また入出金時に両替えが発生しないため、入出金での為替差損を気にする必要がありません。
一方で、入出金による為替差益を見込むことはできなくなるため、口座へ入金後に円安となったとしても利益は発生しません。
日本円以外を選択するメリット・デメリット
XMTradingで日本円以外を基本通貨として選択するメリットとしては、入金時より出金時の方が円安となっていれば出金の際に為替利益を得られる点があります。
基本通貨が日本円絵外であればタイミングによっては取引の利益にさらにプラスで利益を狙うことも可能です。
一方で、出金時の為替レートが入金時よりも円高に動いた場合は為替差損が発生してしまいます。
また、損益を日本円換算しなければ利益や損失を正確に把握することはできません。
海外在住で普段からユーロや米ドルを使う経済圏にいる方は計算不要ですが、日本在住の場合は都度計算をする必要があります。
よくある質問
ここではXMTradingの基本通貨に関するよくある質問を紹介していきます。
通貨単位が日本円以外の口座から出金する際の注意点は?
通貨単位が日本円以外の口座から出金する際の注意点は以下の通りです。
- 為替レートによっては入出金時に為替差損が発生する
- 出金時に円高になった場合は利益が為替差損で減る
- 瞬時に損益を日本円で換算しにくい
口座開設後に通貨単位は変更できる?
XMTradingでは口座開設後に一度設定した基本通貨を直接変更することはできません。
そのため、基本通貨を変更したい場合は口座を追加で口座開設する必要があります。
なお、XMTradingでは1人のユーザーあたりの口座数は最大8つまでとなっていますので上限には注意しましょう。
XMTradingでは通貨単位によってボーナスの額は変わる?
XMTradingでは以下の通り基本通貨によってボーナスの額は変更されます。
基本通貨 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス |
---|---|---|
日本円 | 13,000円 | 最大10,500ドル |
米ドル | 90 USD | 最大10,500ドル |
ユーロ | 90 EUR | 最大10,500ドル |
基本通貨が異なる場合はスプレッドも異なる?
基本通貨が異なっていてもスプレッドは異なりません。
スプレッドは基本通貨ごとではなく、銘柄・商品ごとに異なるためスプレッドは基本通貨による影響を受けません。
なお、基本通貨が異なってもスプレッドはpips表記のままで、スプレッドの表記が変わるということもありません。
通貨単位が異なる場合で貴金属やビットコインを取引する際の注意点はある?
通貨単位が異なっていても貴金属やビットコインを取引する際の注意点はありません。
通貨単位が異なる場合でも貴金属やビットコインの取引条件は同一で、レバレッジやスプレッドも同一になります。
まとめ
ここまでXMTradingの基本通貨についてまとめてきました。
XMTradingでの基本通貨の変更方法は新規口座開設のみで、既存の口座の基本通貨を変更する方法はありません。
日本在住の日本人の方であれば、普段から使い慣れている日本円を基本通貨にするのがおすすめです。
基本通貨が日本円であれば入出金時の為替利益こそ発生しませんが、為替レートによって入出金のタイミングを気にする必要がなく、為替差損の心配も要りませんよ。