HFMで法人口座は開設できる?メリットや開設手順を徹底解説

HFMは法人口座を開設できる海外FX業者です。

スワップフリーなどのメリットに惹かれて、海外FXの法人化を検討している方も多いのではないでしょうか。

HFMは運営の信頼性や優れた取引環境などから、法人口座の開設をおすすめできる海外FX業者です。

ただし、法人口座を利用する際は利益の出金が年一度のみであったり、一定金額以上を安定して稼がなければいけないことに注意が必要です。

安定して利益を出せる方は、法人口座を活用することで利益にかかる税金を抑えられます

節税しつつスワップフリーの主要銘柄や制限の緩いハイレバレッジで安定した利益を出したい方は、HFMの法人口座を開設してみてください。

この記事では、HFMの法人口座を開設する手順やメリット・デメリット、活用方法を詳しく解説します。

HFMの詳しい評判を知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

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目次

HFM法人口座の特徴・個人口座との違い

HFMで法人口座を検討する際、個人口座との違いを把握しておくことが大切です。

特徴や違いを理解しておけば、海外FXで法人化すべきか検討を始めやすくなるでしょう。

以下で、HFMの法人口座と個人口座との違いについて解説します。

書類審査にかかる時間は1週間程度

HFMで法人口座を開設するための登録作業は、10分~20分程度です。

ただし、必要書類を提出してHFMに承認されるまでは、1週間程度かかるとお考えください。

法人口座の承認に時間を要するのは、個人口座より提出書類が多いためです。

なお、法人口座が承認されるとHFMから完了メールが届く点は、個人口座と同じです。

HFM法人口座の特徴

HFMで法人口座を開設すれば、FXの利益次第で税金のメリットを得られます。

下表で、法人口座と個人口座の違いを比較しつつ、特徴を把握しておきましょう。

スクロールできます
税金法人口座個人口座
税金・
税率
・法人税:15%~23.2%
・法人事業税:3%~7%程度
・法人住民税:約10%
・所得税:5%~45%(累進課税)
・住民税:約10%
税金額FX利益が900万円以上なら有利FX利益が900万円未満なら不利
経費計上必要経費にできる項目が多い必要経費にできる項目が限定的
損益通算FX以外の事業で損失があれば
合算できる
FX以外の事業で損失があっても
合算できない
損失繰越最大10年間までFX損失を繰り越せる翌年以降にFX損失を繰り越せない
必要書類5種類(取締役が複数いる場合は7種類)2種類
法人口座と個人口座の税金面での違い

後ほど詳しく解説しますが、海外FXの法人化を検討するタイミングは、年間利益900万円辺りです。

安定してFX利益900万円を得られる状況なら、HFMの法人口座をぜひご検討ください。

法人口座の取引条件は個人口座と同じ

「法人口座」と聞くと、大きな資金が必要というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

しかし、HFMの法人口座は取引条件が個人口座と全く同じため、個人トレードの感覚で利用できます。

HFMの法人口座(個人口座)の取引条件は、下表をご参照ください。

スクロールできます
運営会社HFM Markets(SV)Ltd
設立2010年(旧HotForex)
金融ライセンスセントビンセント・グレナディーン金融庁(SVG FSA)
最大レバレッジ2000倍
取り扱い銘柄FX/貴金属/エネルギー/仮想通貨/コモディティ/
株価指数/株式/ETFs/債券
口座タイプセント口座/ゼロ口座/プロ口座/プレミアム口座/クリプトCFD口座/
トップアップボーナス口座
スプレッド0.0pips~
取引手数料
(1ロット往復)
ゼロ口座:FX6ドルなど/ゼロ口座以外は無料
取引ツールMT4/MT5/HFMアプリ
スキャルピング可能
自動売買(EA)可能
コピートレード可能
ゼロカットあり
ボーナスキャンペーン20%入金ボーナス(上限75万円)
日本語サポートあり(平日9時~24時)
HFMの法人口座の取引条件

HFMの口座タイプ別の詳しいスペックを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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HFMで法人口座を開設する際の必要書類

HFMで法人口座を開設する時は、法人代表者と法人関連の書類が必要です。

以下で、個人系・法人系それぞれの必要書類を解説します。

HFMの法人口座開設に必要な書類

法人代表者の必要書類

HFM法人口座の開設にあたっては、法人代表者の身分証明書類・住所確認書類が必要です。

身分証明書類
  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
住所確認書類
  • 公共料金(電気・ガス・水道など)の請求書
  • 銀行利用明細書
  • クレジットカード利用明細書
  • 納税通知書
  • 住民票など

住所確認書類は、発行日から6ヶ月以内の書類をご用意ください。

法人の必要書類

続いて、法人関連の必要書類も見ておきましょう。

HFM法人口座を開設する際には、以下7種類の書類が必要です。

HFMの法人口座開設に必要な書類
  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 株主名簿又は出資者名簿
  • 会社の定款
  • 登録株主・取締役全員の身分証明書類
  • 登録株主・取締役全員の住所確認書類
  • 取締会決議書(株主・取締役が複数人いる場合のみ必要)
  • 代理人委任状(株主・取締役が複数人いる場合のみ必要)

上記⑥・⑦は、1人だけの会社であれば提出する必要はありません。

ご自身以外に取締役がいなければ、実質的な必要書類は①~⑤の5種類とお考えください。

なお④・⑤は、ご自身だけの会社であれば、先ほど解説した法人代表者の書類と同じもので問題ありません。

海外FXで法人化すればすぐ入手できる書類ばかりなので、そこまで手間はかからないでしょう。

HFMで法人口座を開設する方法・手順【画像付き解説】

ここからは、HFM法人口座の口座開設方法・手順を画像付きで解説します。

7つのステップに分けて解説するので、法人口座を開設する際にご活用ください。

STEP

手順①HFMの法人口座開設フォームで登録する

HFM公式サイトの「登録」をクリック

まず、HFM公式サイトの「登録」をクリックしましょう。

HFMの法人口座の開設画面はこちらからでも開けます。

HFMの個人用の口座開設フォームが表示されるので下部の「企業」をクリック

最初に表示される口座開設フォームは、HFM個人口座用のものです。

少し下へスクロールして「企業」をクリックしてください。

HFMの法人口座開設フォームに必要情報を入力

法人口座の開設フォームが表示されるので、必要情報を入力しましょう。

スクロールできます
入力方法入力例
①会社の所在国Japan
➁会社名Fxtrader Co., Ltd.
③法人番号12345678
④代表者の居住国Japan
⑤代表者の電話番号
(先頭の0を除いた10桁)
8012345678
⑥代表者の下の名前Taro
⑦代表者の名字Yamada
⑧代表者の
メールアドレス
(フリーメールも可能)
⑨生年月日01/11/2001
⑩会員ページの
パスワード
(8~15文字)
法人口座の開設フォームに入力する情報

上記①~③は法人情報、④~⑨は代表者個人の情報をご入力ください。

⑧・⑩は、HFM会員ページへのログイン情報となります。

入力完了したら「続行」をクリックしましょう。

STEP

手順➁メール認証して会員ページに自動ログイン

HFMから届く認証コードを入力

すぐに、HFMから認証コードを記載したメールが届きます。

認証コードを入力して「続行」をクリックすれば、メール認証は完了です。

HFMのメール認証が完了すれば会員ページへ自動ログインする

認証が完了すれば、数秒ほどでHFM会員ページへ自動的にログインします。

HFM会員ページにログインしたら日本語に切り替える

HFM会員ページにログインしたら、上部の国旗部分をクリックして、言語を日本語に切り替えましょう。

HFM会員ページを日本語に切り替えて法人口座の書類提出へ移る
STEP

手順③代表者個人の情報を入力する

HFM会員ページの「登録を完了」をクリック

この段階では、HFM法人口座のアカウント登録が完了しただけの状態です。

法人口座を有効化(=取引できる状態)するために、詳しい情報を入力していきます。

HFM会員ページの「登録を完了」をクリックしましょう。

HFM法人口座を開設するために代表者個人の情報を入力

以下の解説を参考に、代表者個人の情報をご入力ください。

スクロールできます
入力方法入力例
①出生国Japan
➁性別Mr.
③最終学歴大卒
④法人での役職取締役
⑤住所
(番地・部屋番号)
101, 1-2-3
⑥住所(町村)kaigaifx-chou, Tsurumi-ku
⑦住所
(市区郡&都道府県)
Yokohama-shi, Kanagawa-ken
⑧郵便番号1002000
⑨居住国Japan
HFMの法人口座登録フォームの入力例

住所の英語表記が苦手な方は、「JuDress」を使えばすぐに変換できますよ。

上記の入力内容と提出書類の住所が違っていると、法人口座の開設が承認されないのでご注意ください。

HFM法人口座を開設後にボーナス情報を受け取りたい方はチェックを入れる

下へスクロールし、HFMから会社ニュースやボーナス情報を受け取りたい方はチェックを入れましょう。

なお、「myHFウォレットの基本通貨」は、HFMの法人口座で管理する通貨です。

日本円で管理する方は「JPY」を選んでください。

ここまで入力を終えたら「保存して続行」をクリックしましょう。

STEP

手順④法人の情報を入力する

HFM法人口座を開設するために法人の情報を入力
スクロールできます
入力方法入力例
①会社の資産額10,000米ドル以下
➁収入源収入
③本社所在地
(町村より前)
Tsurumi-ku, Yokohama-shi,Kanagawa-ken
④本社所在地
(町村より後)
kaigaifx-chou,1-2-3-101
⑤郵便番号1002000
⑥事業内容外国為替取引
入力する法人の情報

会社の資産額は、おおよその金額で構いません。

入力内容によって法人口座の取引条件が変わることはないので、その点はご安心ください。

1つでも「はい」があるとHFMで法人口座を開設できないので注意

続いて、申告画面に移りますが、「税務上の米国市民」など、法人口座を開設できない会社条件が表示されます。

すべて「いいえ」を選択して「保存して続行」をクリックしましょう。

1つでも「はい」があると、HFMで法人口座を開設できないのでご注意ください。

STEP

手順⑤代表者個人の必要書類をアップロードする

HFM法人口座を開設するために代表者個人の本人確認書類を提出する

ここからは、代表者個人の本人確認書類の提出に移ります。

提出が必要な書類は、身分証明書類と住所確認書類の2点です。

該当する身分証明書類をチェックし、「次へ」をクリックしましょう。

「スマートフォンで続行」を選べば、スマホでの書類提出へ切り替え可能です。

HFMへ本人確認書類を送信する

カメラ搭載のPCであれば、書類撮影するカメラが自動的に起動します。

PCにカメラが付いていない場合は、「手動アップロード」より、画像を添付・送信できます。

上記と同じ作業を、住所確認書類も行ってください。

以上で、代表者個人の必要書類の提出は完了です。

STEP

手順⑥会社の必要書類をメールで送信する

ここまで完了した時点で、HFMから法人関連の必要書類を記載したメールが届きます。

ご自身だけの海外FX法人であれば、必要書類は以下の5点です。

提出する書類5点
  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 株主名簿又は出資者名簿
  • 会社の定款
  • 登録株主・取締役全員の身分証明書類
  • 登録株主・取締役全員の住所確認書類

上記④・⑤は、先ほど提出した個人書類と同じもので問題ありません。

HFMサポートにメール(backofficeasia@hfm.com)で添付して書類を提出してください。

HFMで書類が承認されるまで、1週間ほど待ちましょう。

法人口座の承認が完了するとHFMから「口座承認完了」メールが届く

法人口座の承認が完了すると、HFMから「口座承認完了」のメールが届きます。

1週間を過ぎても承認完了メールが届かない場合は、HFMサポートに状況を確認するとよいでしょう。

STEP

手順⑦HFM会員ページにログインして取引口座を開設する

続いて、HFMの法人口座が承認されるまでに、取引用の口座を開設します。

取引口座は、承認完了前でも開設が可能です。

HFM会員ページにログインして「取引口座」より「ライブ口座を開設」を選択

HFM会員ページにログインし、「取引口座」→「ライブ口座を開設」を選択してください。

上部のタブで口座タイプの切り替えが可能です。

HFMの口座タイプごとの特徴
  • ハイスペック口座:FXや貴金属など通常トレード用の口座
  • クリプト口座:仮想通貨専用の口座
  • ボーナス口座:ボーナスを受け取れる口座

ご自身の開設したい口座タイプを選択しましょう。

>>HFMの各口座タイプの特徴はこちらの記事で解説しています。

HFMゼロ口座の口座開設画面

上例は、HFMのゼロ口座(ゼロスプレッド口座)を選んだ時の画面です。

取引口座の情報を入力してください。

スクロールできます
入力方法入力例
①取引プラットフォームMT4
➁口座の管理通貨JPY
③最大レバレッジ1:2000
④口座ニックネーム(任意)fxtraderhfmfx
⑤ログインパスワード(8~15文字)
入力する取引口座の情報

なお、イントロッド、スキャルピングユーシングブローカーID欄には、パートナーコード「z236kttpr1」を入力しましょう。

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詳しくは、HFMのパートナーコードの記事をご覧ください。

HFM法人口座の取引口座が完了するとMT4・MT5のログイン情報が表示される

取引口座の開設が完了すると、HFMのMT4・MT5へのログイン情報が表示されます。

会員ページへのログイン情報は、最初に登録したメールアドレス・パスワードとなるのでご注意ください。

HFMで法人口座を開設するメリット

ここからは、HFMの法人口座のメリット11個を解説します。

HFMは他の海外FX業者にないメリットが多いので、以下の解説をぜひご参考ください。

メリット①FX利益が多くなれば税金・税率を抑えられる

FX利益が多くなれば税金・税率を抑えられる

HFMで法人口座を開設後、FXの年間利益900万円以上を継続できれば、税金・税率が安くなります

海外FXにおける法人口座と個人口座の税金の違いは、以下の通りです。

スクロールできます
口座税率
法人口座法人税:15%~23.2%
法人事業税:3%~7%程度(地域で異なる)
法人住民税:10%程度(地域で異なる)
個人口座所得税:5%~45%
住民税:10%程度(地域で異なる)
法人口座と個人口座の税金の違い

最も重要なポイントは法人税と所得税の違いで、法人税は海外FXでの利益がどれだけ多くなっても、最大23.2%です。

一方、所得税は海外FX利益が4,000万円以上になれば、最大45%もかかります。

すでに海外FXで多くの利益を得ている方は、法人口座を開設したほうが税金面で有利になるでしょう。

>>HFMの法人口座の開設はこちらから

海外FX利益いくらから法人口座が有利か?

では、「利益いくらから法人口座が税率面で有利か」を具体的に解説します。

下表は、海外FXの法人口座・個人口座の税率を比較したものです。

HFMの法人口座の税率計算
  • 経費・控除は考慮しない
  • 法人口座の税率は、資本金1億円以下・東京都で試算
スクロールできます
海外FX利益法人口座
(法人税+法人事業税)
個人口座
(所得税)
300万円18.5%10%
400万円18.5%20%
500万円18.9%20%
600万円19.1%20%
700万円19.3%23%
800万円19.4%23%
900万円20.6%33%
1000万円21.6%33%
1800万円25.4%40%
4000万円28.0%45%
1億円29.3%45%
法人口座・個人口座の税率比較

法人口座の税金が有利になる分岐点は、FX利益900万円付近と考えてよいでしょう。

なお、上表では経費や所得控除を考慮していないため、多少の個人差が出る点はご了承ください。

海外FX利益1000万円が法人口座を検討するタイミング

単年で海外FX利益900万円を達成しただけでは、法人口座はまだ開設しないほうが無難です。

すぐには法人口座をおすすめしない理由
  • 海外FXで法人化するためには、設立の初期コストが30万~50万円かかる
  • 法人口座は、長期的・安定的にFX利益を出せて初めてメリットが出る

HFMの法人口座でメリットを得るには、FX利益が毎年900万円を超える必要があります

2年連続で海外FX利益1000万円を達成したタイミングで、HFM法人口座の検討に入るのがよいでしょう。

メリット②必要経費にできる項目が多い

必要経費にできる項目が多い

海外FXの税金は、「FX利益-必要経費-所得控除」で計算された金額が課税対象となります。

節税の最大のポイントは、「必要経費」で、必要経費を多く計上できれば課税所得を少なくできます。

下表で、海外FXの法人口座・個人口座において経費計上が可能な項目を比較してみましょう。

スクロールできます
経費項目法人口座個人口座
海外FXの取引で必要な
PC・スマホ本体代
海外FXの取引で必要な
PC・スマホの通信費
海外FXの取引手数料
(HFMならゼロ口座のみあり)
海外FXの入出金手数料
自動売買のEA代・VPS費用
FXのセミナー・書籍代
家賃(役員社宅扱い)×
役員報酬×
社会保険料・生命保険料×
交際接待費×
人件費・退職金×
出張費・交通費×
HFMの法人口座・個人口座で経費計上が可能な項目

HFMで法人口座を開設すれば、家賃などの経費計上できる項目が多くなります

事務所規模などの状況によって変わりますが、課税所得は個人口座より数百万円ほど抑えられるでしょう。

例えば、海外FX利益が1000万円、経費は個人口座100万円・法人口座400万円だった場合。

課税所得の比較(例)
  • 個人口座の税金:(1,000万円-100万円)×税率33%=297万円
  • 法人口座の税金:(1,000万円-400万円)×税率20.6%123.6万円

経費と税率の違いによって、なんと170万円もの税金額の差が出ます。

海外FXで経費計上の項目を増やして節税したい方は、HFMの法人口座をぜひご検討ください。

メリット③FX以外の事業と損益通算できる

法人口座だとFX以外の事業と損益通算できる

海外FXの「損益通算」とは、FXの年間損益と他事業の損益を合算できる仕組みのことです。

損益通算は法人口座なら可能ですが、個人口座ではできません

では、損益通算できることで得られるメリットを具体的に見てみましょう。

スクロールできます
損益通算の例法人口座個人口座
①FXで利益1,000万円+
不動産投資で損失600万円
課税所得:
400万円
課税所得:
1,000万円
➁FXで損失1,000万円+
不動産投資で利益600万円
税金はかからない課税所得:
600万円
法人口座・個人口座の課税所得の比較

上記①の場合、法人口座なら損益通算できるため「1,000万円-600万円=400万円」のみに税金がかかります。

一方、個人口座ではFX利益と他事業を合算できないので、FX利益1,000万円に税金がかかるのです。

➁のケースでは、法人口座は合算した収入がマイナスのため、税金はかかりません。

海外FX以外にも事業をお考えの方は、HFMで法人口座を開設したほうが節税できるでしょう。

メリット④最大10年間の損失繰越が可能

法人口座だと最大10年間の損失繰越が可能

海外FXの「損失繰越」とは、当年度に出た損失を翌年以降に繰り越し計上できる仕組みのことです。

HFMで法人口座を開設すれば最大10年間の損失繰越ができるため、税金を抑えられる場合があります。

例えば、2025年~2027年までの3年間で、以下のようなFX年間損益で推移したとしましょう。

FX年間損益の推移(例)
  • 2025年:500万円の損失
  • 2026年:200万円の損失
  • 2027年:1,000万円の利益

上記のケースでは、2027年の税金は「-500万円-200万円+1,000万円=300万円」に対してかかります。

損失繰越できることによって、課税所得を少なくできるわけですね。

しかし、個人口座であれば損失繰越できないため、2027年は1,000万円に対して税金がかかります。

年度によってFX損益の波がある方は、HFMで法人口座を検討したほうがよいでしょう。

メリット⑤海外FX業者としての信頼性が高い

法人口座だと最大10年間の損失繰越が可

HFMは信頼性の高い海外FX業者のため、法人口座を安心して利用できる点もメリットです。

HFMの信頼性を裏付ける根拠として、以下3点が挙げられます。

HFMの信頼性が高い理由
  • 海外FX業者として長い運営歴がある
  • HFMのグループ会社が英国金融行動監視機構(FCA)ライセンスを取得
  • 出金に関する評判が非常に良い

HFMは旧HotForex時代から含めると約15年の運営歴があり、過去にトラブルなどもありません。

また、HFMグループ会社が保有するFCAは、取得難易度が最高レベルの金融ライセンスです。

Exness・XMの親会社が取得しているライセンスという点を鑑みても、信頼性が担保されていると見てよいでしょう。

>>HFMの評判について詳しく知りたい方は、こちらの記事でも解説しています。

メリット⑥FX・ゴールド・原油がスワップフリー

FX・ゴールド・原油など主要銘柄がスワップフリー

HFMではスワップフリーで取引できるため、法人口座で長期トレードしたい方に向いています

長期保有時のコストを気にしなくていい点は、スイングトレーダーにとって大きなメリットになるでしょう。

HFM法人口座でスワップフリー取引できる銘柄は、下表の通りです。

HFMのスワップフリー銘柄一覧
AUDNZDEURJPYNZDCAD
AUDUSDEURNZDNZDUSD
AUDCHFEURUSDUSDCAD
AUDJPYGBPCHFUSDCHF
EURAUDGBPJPYUSDJPY
EURCADGBPNZDXAUUSD
EURCHFGBPUSDUKOIL
EURGBPNZDJPYUSOIL
HFMのスワップフリーの銘柄表

ドル円・ユーロドル・ゴールド・原油など、主要銘柄でスワップゼロの取引ができます。

海外FX業者でスワップフリーがあるのは、法人口座を開設できないExness・XMぐらいです。

HFMは、法人口座とスワップフリーを両立できる貴重なFXブローカーと言えるでしょう。

メリット⑦銘柄が豊富で法人口座向き

取引できる銘柄が豊富で法人口座向き

HFMでは9銘柄・260以上の通貨ペアで取引できるため、法人口座向き。

海外FX業者でありながら、仮想通貨や株式などのCFD銘柄も豊富です。

FX利益を他事業に再投資したい場合も、HFMの法人口座なら1社で完結できます。

下表で、HFMの取り扱い銘柄をご紹介しておきましょう。

銘柄通貨ペア数
FX53
貴金属6
エネルギー2
仮想通貨81
コモディティ5
株価指数12
株式89
ETFs12
債券3
HFMの取り扱い銘柄・通貨ペア数

HFMで法人口座を開設すれば損益通算できるため、税金面でも有利です。

FX取引がある程度安定したら、他の銘柄で事業拡大を図るのもよいでしょう。

メリット⑧海外FXの中ではレバレッジ制限が緩い

海外FXの中では比較的にレバレッジ制限が緩い

HFMの法人口座はレバレッジ制限が緩いため、資金効率の良いトレードを実現できます

海外FXで少額資金から法人口座を始めたい方にも、HFMは向いているでしょう。

HFMの法人口座では、下表のように有効証拠金によってレバレッジ制限がかかります。

スクロールできます
有効証拠金最大レバレッジ
0~5,000ドル2000倍
5,000ドル~4万ドル1000倍
4万ドル~10万ドル500倍
10万ドル以上200倍
HFM法人口座のレバレッジ制限

他の海外FX業者と比較しても、資金600万円までレバレッジ1000倍で取引できる業者は少ないです。

資金1,000万円を超えても最大レバレッジ500倍なので、実質的には制限を気にせず取引できるでしょう。

HFMのレバレッジについて詳しく知りたい場合は、以下の記事で解説しています。

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メリット⑨豊富な口座タイプで開設できる

6種類の豊富な口座タイプで開設できる

HFMの法人口座では、6種類の口座タイプを開設できます

下表で、HFMにおける各口座タイプの特徴を見ておきましょう。

スクロールできます
口座タイプメリット・デメリット
プレミアム口座・他の海外FX業者のスタンダード口座に相当
・ボーナスなしでスプレッドがやや広いためメリットが少ない
ゼロ口座・HFMの口座タイプの中で最もスプレッドが狭いのでおすすめ
・取引手数料は経費計上できるため法人口座で節税したい方向き
プロ口座・実質スプレッドで比較すればゼロ口座とほぼ同じか若干広い程度
・取引手数料がないため税金面ではゼロ口座より不利
セント口座・1ロット=1,000通貨のため、取引量の多い法人口座ではおすすめしない
・法人口座の使用感を試すための練習用口座として開設するのも1つの方法
トップアップ
ボーナス口座
・HFMのボーナスキャンペーンを受け取るための専用口座
・スプレッドは広いため、ボーナスを使ったらゼロ口座へ移行するのがおすすめ
HFMの口座タイプ一覧

HFMは、ボーナスより取引環境を重視する海外FX業者です。

口座タイプで迷う方は、スプレッドが狭く税金メリットもあるゼロ口座を開設するとよいでしょう。

また、HFMではMT4で7つ・MT5で5つまで追加口座を開設できます。

プレミアム口座を軸にしつつ、プロ口座やゼロ口座など他の口座タイプを試すのもおすすめですよ。

HFMの口座タイプについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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メリット⑩コピートレードが充実している

HFMはコピートレードが充実している
HFM法人口座では豊富なコピートレードを利用できる
引用:HFM

HFMはコピートレードが充実しており、2000以上のストラテジーが用意されています

コピートレードの充実ぶりは、海外FXトップ水準と言ってよいでしょう。

FX以外の他事業も持っていて多忙な方は、HFMのコピートレードを活用するのも1つの方法です。

コピートレードのメリット
  • プロトレーダーと同じ取引ができる
  • 複数トレーダーをフォローすることでリスク分散が可能
  • 時間をとられず、他の仕事と並行してFXの自動取引ができる

各ストラテジーの運用実績を見ながら、ぜひご自身に合ったトレーダーを見つけてください。

HFMのコピートレードについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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メリット⑪期間限定ボーナスが豪華になる時期あり

不定期に期間限定ボーナスが豪華になる時期がある

HFMでは期間限定でボーナスが豪華になることがあるため、キャンペーン時期を狙って入金するのもおすすめです。

HFMで現在開催中のボーナスキャンペーン
  • 【不定期】100%入金ボーナスキャンペーン(上限3万円)
  • 20%入金ボーナス(上限75万円)
  • HFMロイヤルティプログラム
  • トレーダーアワード(賞金1,000ドル)
  • デモコンテスト(最大賞金2,000ドル)

常設の20%入金ボーナスキャンペーンは、最大75万円まで何度入金しても対象になるため大きな金額が使える法人口座でおすすめです。

さらに、期間限定で100%入金ボーナスも度々開催されています!

HFM法人口座の資金を効率的に増やしたい方は、HFMのボーナスキャンペーンを活用しましょう。

HFMのボーナスについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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HFMで法人口座を開設するデメリット

HFMで法人口座を開設する際、デメリットを把握しておくことも重要です。

法人口座での失敗リスクを減らすためにも、以下の解説をご一読ください。

デメリット①法人設立に初期コストがかかる

法人設立に20万円以上の初期コストがかかる

HFMで法人口座を開設する前には、海外FXの法人を設立する必要があります。

海外FX法人を設立する時の初期コストは、下表の通りです(資本金1億円以下・株式会社の場合)。

スクロールできます
初期コスト金額
登録免許税資本金の額×0.7%(最低15万円)
定款の認証手数料資本金により3~5万円
定款の謄本手数料2,000円程度
定款用の収入印紙代4万円(電子定款なら不要)
法人設立の初期コスト

電子定款などの方法をとっても、法人設立に20万円以上はかかります

登記を司法書士、確定申告を税理士に依頼する場合は、さらにコストがかかる点もご認識おきください。

デメリット②FX利益が下がれば税金メリットは薄れる

FX利益が900万円以下に下がれば税金メリットは薄れる

HFMで法人口座の税金メリットが得られるのは、FXの年間利益900万円以上が大前提です。

FX利益が900万円を下回れば税金メリットは薄れ、法人口座は意味のないものになるので注意しましょう。

法人口座の開設にあたっては、直近2~3年のFXトレード成績を判断材料にする方法がおすすめです。

法人口座開設の判断材料
  • 1年だけFX利益900万円を超えた段階では、法人化・法人口座を調べるのみ
  • 2~3年連続でFX利益900万円を超えたタイミングで、法人化・法人口座を本格的に検討する

HFMで法人口座を開設する時期は、FXの取引状況も見ながら慎重に判断してください。

デメリット③FX利益を自由には出金できない

FX利益を個人口座のように自由には出金できない

HFMで法人口座を利用すると、FX利益は「役員報酬」として受け取ることになります。

役員報酬の金額決定と変更は、年1回ずつしかできないルールです。

個人口座のように、ATMから自由に出金はできなくなるので注意してください。

出金の自由さを求める方には、法人口座のルールはデメリットに感じるでしょう。

デメリット④常設のボーナスキャンペーンが少ない

豪華な常設のボーナスキャンペーンが少ない

HFMでは、口座開設ボーナスや100%入金ボーナスは常設開催されていません。

常設キャンペーンとしては、20%入金ボーナス(上限75万円)だけです。

ボーナスを使って法人口座の資金を増やしたい方にとって、HFMはあまり向いていないでしょう。

>>HFMで現在開催中のボーナスキャンペーンはこちら

デメリット⑤他の海外FX業者と比較するとスプレッドは若干広い

豪華な常設のボーナスキャンペーンが少ない

HFMはスプレッドが若干広いため、スキャルピング取引にはおすすめしません。

下表で、HFMと主要海外FX業者のスプレッドを比較してみましょう。

各社とも、最も狭い口座タイプかつ、取引手数料を加味した実質スプレッドで比較します。

スクロールできます
スプレッド
(pips)
HFM
ゼロ口座
Vantage Trading
ECN口座
AXIORY
ナノ口座
FXGT
プロ口座
USDJPY0.90.70.91.5
EURJPY1.10.91.11.8
GBPJPY1.21.21.61.9
AUDJPY2.01.41.51.9
EURUSD0.70.80.71.0
EURGBP0.80.80.71.2
GBPUSD0.70.70.81.0
ゴールド1.91.31.82.8
8通貨ペア平均1.21.01.11.6
HFMの4口座別のスプレッド比較

HHFMで最も狭いゼロ口座でも、Vantage TradingやAXIORYと比較するとスプレッドはやや広めです。

とは言え、HFMのスプレッドは広すぎるわけでもなく、海外FXの標準レベルとお考えください。

HFMのスプレッドについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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HFMはメリットとデメリットが明確なため、使い方次第でトレード成績も変わってきます。

ここからは、HFMのメリットを活かしたおすすめの活用方法を解説します。

HFMの法人口座の使い方で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

口座タイプはゼロ口座がおすすめ

HFMの法人口座での取引コストを抑えるためには、ゼロ口座をおすすめします。

ゼロ口座がおすすめな理由は、2つのメリットがあるためです。

ゼロ口座をおすすめする2つの理由
  • HFMの口座タイプで最もスプレッドが狭い
  • ゼロ口座の取引手数料は経費計上できるため、節税効果がある

下表は、HFMのゼロ口座とプロ口座のスプレッド比較です。

スプレッド
(pips)
ゼロ
口座
プロ口座
USDJPY0.11.1
EURJPY0.00.6
GBPJPY0.00.6
AUDJPY1.11.1
EURUSD0.00.6
EURGBP0.00.6
GBPUSD0.00.6
ゴールド0.00.2
8通貨ペア平均0.10.7
取引手数料片道3ドルなし
HFMの口座別スプレッド比較

ゼロ口座では取引手数料がかかりますが、プロ口座は取引手数料がかかりません

税金メリットを考えると、取引手数料を経費計上できるゼロ口座をおすすめします。

スイングトレードでスワップフリーを活かす

海外FX業者でスワップフリー取引ができるのは、HFM・Exness・XMです。

しかし、ExnessとXMでは法人口座を開設できません。

そのため、HFMはスワップフリーと法人口座を両立できる貴重な存在。

スイングトレードで長期保有すれば、HFMのメリットを最大限に活かせるでしょう。

海外FXトップ水準のコピートレードを試す

HFM法人口座では、2,000種類以上のストラテジーを使ったコピートレードができます。

HFMほどコピートレードが充実している海外FX業者は、他には見当たらないでしょう。

せっかくHFMで取引するなら、裁量取引と合わせてコピートレードを活用するのもおすすめです。

運用実績などもHFM公式サイトで公表されているので、ぜひチェックしてみてください。

FX利益を他銘柄へ再投資する

HFMの強みは、取り扱い銘柄の豊富さにもあります。

FXで利益が出たら、他銘柄へ再投資するのも1つの方法です。

法人口座を開設すれば、もし仮想通貨や株式で損失が出たとしても損益通算・損失繰越ができます。

海外FX以外にも投資事業を拡大したい方は、HFM法人口座を検討してみてください。

HFMと他の海外FX業者を併用する

HFMには、ボーナスが少ない・スプレッドがそこまで狭くないというデメリットもあります。

上記のデメリットを補うために、複数の海外FX業者で法人口座を使い分ける方法もアリでしょう。

海外FX業者の併用方法(例)
  • HFM:スワップフリー・コピートレード
  • Vantage Trading:ボーナス・スキャルピング
  • AXIORY:スキャルピング・大口取引

HFM以外の海外FX業者の法人口座は、以下の記事で詳しく解説しています。

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HFMで法人口座を開設する時の注意点

HFMで法人口座を開設するにあたり、8つの注意点を解説します。

法人口座で失敗しないためにも、事前に注意点を把握しておきましょう。

法人口座を開設する前に法人設立が必要

HFM法人口座の登録にあたっては、法人関連の書類を提出しなければなりません。

法人関連の書類は、法人化した後でなければ入手できないものばかりです。

そのため、HFMで法人口座を開設する前にまずは法人設立が必要となります。

「HFMで法人口座開設」→「FX法人化」という順には進められないので気を付けましょう。

個人口座とは別のメールアドレス・電話番号が必要

HFMでは、個人口座と法人口座はまったく別アカウントの扱いになります。

個人口座とは、別のメールアドレス・電話番号が必要になるので要注意です。

HFMの法人口座の開設にあたっては、以下のような方法でご対応ください。

HFMの個人口座と別に法人口座を開設する方法
  • 個人口座をスマホ・法人口座を固定電話で登録する
  • 法人口座用にスマホをもう1台用意する
  • 個人口座を解約して法人口座だけにしたい旨をHFMサポートに連絡・相談する

海外法人の場合は必要書類が多くなる

海外法人の方がHFMの法人口座を開設する場合は、以下9種類の書類が必要です。

海外法人の方の必要書類
  • 法人設立証明書
  • 登録事務所証明書
  • 取締役および事務局長証明書
  • 登録株主証明書
  • 法人基本定款および覚書
  • 登録株主・取締役全員の身分証明書類
  • 登録株主・取締役全員の住所確認書類
  • 取締会決議書(株主・取締役が複数人いる場合のみ必要)
  • 代理人委任状(株主・取締役が複数人いる場合のみ必要)

国内法人で開設する時より必要書類が多くなるので注意してください。

セント口座は法人口座には不向き

HFMのセント口座は契約サイズが小さいため、取引量の多い法人口座にはおすすめしません。

セント口座の契約サイズ
  • セント口座:1ロット=1,000通貨
  • セント口座以外の口座タイプ:1ロット=10万通貨

セント口座での100ロットは、他口座の1ロットにあたるとお考えください。

セント口座の最大ロットは1ポジションあたり200ロットなので、他口座での2ロット相当しか取引できません

豊富な資金力で多ロットの取引をする法人口座には、あまり向いていないでしょう。

HFMでセント口座を開設する場合は、あくまで練習用の口座として使うのがおすすめです。

ボーナスで資金を増やすのは難しい

HFMでは、高額のボーナスキャンペーンは開催されていません。

常設で開催されているHFMのボーナス・プロモーションは、以下の通りです。

HFMで常時開催されているボーナス
  • 20%入金ボーナス
  • 余剰証拠金還元(キャッシュバック)
  • HFMロイヤリティプログラム
  • トレーダー賞2025
  • デモコンテスト

ボーナスやプロモーションは開催されているものの、高額ではないため大きなメリットは感じづらいでしょう。

口座開設ボーナスや100%入金ボーナス(不定期)は、HFMでは常設されていません。

HFMの法人口座を開設する際は、ボーナスで資金を増やすのは難しいことに注意しましょう。

HFMの法人口座でスキャルピングはあまりおすすめしない

HFMでスキャルピングをおすすめしない理由は、スプレッドがやや広いためです。

最も狭いゼロ口座でも、取引手数料を加味した実質スプレッドは以下のようになっています。

通貨ペアスプレッド(pips)
USDJPY0.9
EURJPY1.1
GBPJPY1.2
EURUSD0.7
ゴールド1.9
HFMのゼロ口座の平均スプレッド

海外FX業者で見れば、HFMのスプレッドは平均的なレベルと言えるでしょう。

法人口座でスキャルピング取引をしたい方は、Vantage Trading・AXIORY・TitanFXなどをおすすめします。

海外FXに詳しい税理士に依頼する

HFMの法人口座で取引すると、個人口座の時よりも税金の計算方法が複雑になることも多いです。

青色申告の書き方や経費計上・損益通算など、確定申告が難しいと感じる方もいるでしょう。

そんな時は、税理士に依頼するのも1つの方法です。

ただし、税理士を探す際は、海外FXに詳しい先生を見つけるようにしましょう。

FX取引の見識がない税理士だと、スムーズに確定申告ができない可能性もあります。

ネット・SNSで検索して、ご自身に合った税理士を探してみてください。

確定申告で納税するお金を確保しておく

HFMの法人口座で得た年間利益は、翌年2月~3月に確定申告をします。

法人口座を利用する際は、翌年の確定申告で納税するお金を確保しておきましょう。

HFM法人口座から出金したら、税金分をしっかりと別管理しておいてください。

よくある質問

HFMの法人口座で不明点が出た際にご活用ください。

なお、以下の解説でも分からない時は、HFMサポートデスクにお問い合わせ頂ければ幸いです。

HFMへの問い合わせ方法

HFMで法人口座を開設する時の必要書類は何ですか?

HFMの法人口座開設にあたっては、代表者個人と法人関連の書類が必要です。

代表者個人の必要書類
  • 身分証明書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード)
  • 住所確認書類(公共料金の請求書・銀行利用明細書・住民票など)

住所確認書類は、発行日から6ヶ月以内のものが有効となります。

法人関連の必要書類
  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 株主名簿又は出資者名簿
  • 会社の定款
  • 登録株主・取締役全員の身分証明書類
  • 登録株主・取締役全員の住所確認書類
  • 取締会決議書(株主・取締役が複数人いる場合のみ必要)
  • 代理人委任状(株主・取締役が複数人いる場合のみ必要)

上記④・⑤は、お1人だけの会社であれば、個人として提出する書類と同一のもので代用可能です。

必要書類に不備があるとHFMから再提出を求められるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

HFMでの法人の口座開設方法を教えてください

HFMでの法人の口座開設方法・手順は、以下の7ステップです。

HFMの口座開設方法・手順
  • HFMの法人口座開設フォームで登録する
  • メール認証して会員ページに自動ログイン
  • 代表者個人の情報を入力する
  • 法人の情報を入力する
  • 代表者個人の必要書類をアップロードする
  • 会社の必要書類をメールで送信する
  • HFM会員ページにログインして取引口座を開設する

上記の口座開設方法は、海外FXで法人化した後の流れです。

法人口座を開設する時には、法人関連の書類が必要となります。

手順としては、海外FXで法人設立するのが先になるのでご注意ください。

HFM法人口座のマイページへのログイン方法は?

HFM法人口座のマイページへは、個人口座と同じログイン画面から入れます。

HFM公式サイト上部の「ログイン」をクリックし、登録したメールアドレスとパスワードをご入力ください。

「続行」をクリックすれば、HFM法人口座のマイページにログインできます。

マイページへのログインは、口座開設登録が済んでいれば書類承認が完了する前でも可能です。

HFMで法人化するのは無料ですか?

HFMで法人口座を開設するのは無料です。

ただし、法人口座開設の前段階で必要な「FX法人の設立」には、以下のような初期コストが発生します。

FX法人設立の初期コスト(株式会社の場合)
  • 登録免許税:最低15万円
  • 定款の認証手数料:3~5万円
  • 定款の謄本手数料:2,000円
  • 定款用の収入印紙代:4万円(電子定款なら不要)

電子定款などの方法をとっても、FX法人設立に20万円以上はかかるとご認識ください。

HFMで法人口座を開設すると法人税はかかりますか?

HFMで法人口座を開設すると法人税がかかります

以下は、東京都の法人の税率の例です。

年間所得法人税法人事業税
400万円以下15%3.5%
400万超え~
800万円
5.3%
800万円超え23.2%7.0%
出典:国税庁東京都主税局

FX利益が1,000万円の場合の法人税は、以下の通りです。

法人税の計算方法
  • 税率15%部分:800万円×15%=120万円
  • 税率23.2%部分:(1,000万円-800万円)×23.2%=46.4万円

上記を合算した164.4万円が法人税となります。

実際には、必要経費や所得控除など個人差も出るため、参考程度に見てください。

HFMの法人口座と個人口座では違いがありますか?

HFMの法人口座と個人口座では、税金面で大きな違いがあります。

スクロールできます
比較対象法人口座個人口座
おもな税金法人税:15%~23.2%所得税:5%~45%(累進課税)
税金額海外FXの利益が900万円以上なら有利海外FXの利益が900万円未満なら不利
経費計上必要経費の項目が多い(節税)必要経費の項目が少ない
損益通算他事業で損失があれば合算可能(節税)他事業の損失を合算できない
損失繰越最大10年間までFX損失を繰り越せる(節税)翌年以降にFX損失を繰り越せない
HFMの法人口座と個人口座の税金面の違い

ただし、法人口座と個人口座の取引条件・トレード方法は同じです。

レバレッジ・スプレッド・ボーナスなど、法人口座でも個人口座と同じ条件で取引できます。

HFMの法人口座のメリットとデメリットを教えてください

HFM法人口座のメリット
  • FX利益が多くなれば税金・税率を抑えられる
  • 経費計上・損益通算・損失繰越などで節税効果がある
  • 海外FX業者としての信頼性や出金面での安全性が高い
  • FX・ゴールド・原油がスワップフリーで取引できる
  • レバレッジ制限が緩い
  • FX以外の銘柄が豊富なため事業拡大にもおすすめ
  • コピートレードの豊富さは海外FXトップ水準
HFM法人口座のデメリット
  • 法人口座を開設する前の法人設立で費用がかかる
  • FX利益が下がれば税金メリットは薄れる
  • 常設のボーナスキャンペーンが少ない
  • 他の海外FX業者と比較するとスプレッドは若干広い

HFMは、FXやゴールドをスワップフリーで取引できる貴重な海外FX業者です。

海外FXの法人口座でスイングトレードをしたい方に向いているでしょう。

HFMで法人口座に切り替えるタイミングはいつがおすすめですか?

HFMで法人口座のほうが税金メリットを得られるのは、年間利益900万円付近です。

ただし、法人口座を開設する前には、20万円以上の法人化コストがかかります。

HFMで法人口座を開設するタイミングは、利益1,000万円前後を継続できるようになってからがよいでしょう。

HFMの法人口座では口座開設ボーナスをもらえますか?

HFM法人口座では、常設の口座開設ボーナスを開催していません。

法人口座で口座開設ボーナスを受け取りたい方は、他の海外FX業者をご利用ください。

HFMの法人口座でもデモ口座を開設できますか?

HFMでは、法人口座を利用する際もデモ口座を開設できます。

デモ口座で優秀な成績を収めれば賞金をもらえる「デモコンテスト」も開催中です。

実際に法人口座で取引する前に、デモ口座で腕試しするのもよいでしょう。

HFMの法人口座ではキャッシュバックはありますか?

HFMの法人口座では、正式な「キャッシュバックキャンペーン」はありません。

ただし、実質的なキャッシュバックに相当するキャンペーンはあるので、ぜひご活用ください。

HFMのキャッシュバック
  • HFMロイヤリティプログラム:取引ごとに貯まるHFMバーは現金としてキャッシュバック可能
  • 余剰証拠金還元キャンペーン:月間取引量と余剰証拠金を元に、最大年利3%のキャッシュバック(利息)あり

HFM以外で法人口座を開設できるおすすめの海外FX業者はありますか?

HFM以外では、以下のような海外FX業者で法人口座を開設できます。

法人口座を開設できる海外FX業者
  • Vantage Trading:口座開設ボーナス15,000円+150%入金ボーナス・低スプレッド
  • AXIORY:低スプレッド・cTraderでスキャルピングにおすすめ
  • TitanFX:約定力が高くスプレッドも狭い・ソーシャルトレード充実
  • FXGT:口座開設ボーナス15,000円+100%入金ボーナス
  • BigBoss:口座開設ボーナス15,000円+100%入金ボーナス
  • iFOREX:30年近い運営歴を誇る海外FXの老舗業者
  • ThreeTrader:海外FX最狭スプレッド

Vantage TradingやAXIORYはスプレッドが狭いため、HFMのデメリットを補える存在になるでしょう。

長期トレードはHFM、スキャルピングはAXIORYといった感じで、特徴を活かして併用する方法もおすすめです。

HFM法人口座のまとめ

今回は、HFMの法人口座について徹底解説しました。

HFMの法人口座を開設すれば、利益900万円以上で税金・税率が安くなります

また、HFMは出金の評判も良く、スワップフリーでの取引も可能です。

海外FXの法人口座で安全性を重視したい方・長期トレーダーに向いているでしょう。

また、HFMのボーナス・スプレッド面におけるデメリットが気になる方は、法人口座を開設できる他社を併用するのも1つの方法です。

メリットやデメリットを比較しながら、HFMでの法人口座の開設を前向きにご検討ください。

目次