ゴールド（GOLD）の取引には、スキャルピングが向いています。
ゴールドのスキャルピングをする際に気になるのは有効な取引手法ですが、以下の2つが代表的でしょう。
どちらも初心者でも使える取引手法で、これさえ覚えていれば利益を狙うこともできます。
一方、ゴールドは値動きが大きいので取引する際のリスクには注意が必要です。
そこで当記事では、ゴールドの特徴やスキャルピングをする際の注意点も紹介しているので参考にしてみてください。
| 海外FX 業者 | 最大 レバレッジ | ボーナス |
|---|---|---|
 Exness | 無制限 | ー |
 XMTrading | 最大 1000倍 | 口座開設: 13,000円 100%+20% 入金ボーナス |
 FXGT | 最大 1000倍 | 口座開設: 15,000円 最大143万円 入金ボーナス |
なお、一般的な海外FX業者のスキャルピングが気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。
FXにおけるゴールド(GOLD)の特徴
FXにおけるゴールド(GOLD)の特徴は、主に以下の5つが挙げられます。
値動き(ボラティリティ)が大きい
ゴールド（GOLD）はFXで取引できる他の銘柄よりも値動き(ボラティリティ)が大きいです。
ゴールドは1日単位でも数百pips動くことは珍しくなく、FX通貨ペアの変動幅が1日数pips~数十pipsであることを踏まえると値動きの大きさがわかります。
大きな値動きによって、大きな利益を出す可能性もあればすぐに損をしてしまうリスクもあるためゴールドの取引では注意しましょう。
長期的に見ると上昇トレンドの銘柄
ゴールド(GOLD)は長期的に見ると上昇トレンドを堅持しています。
実際のチャート図（月足）で値動きを見てみましょう。
この数年も右肩上がりの形を作っているのがわかりますね。
米ドルと逆相関になることが多い
ゴールドの値動きは米ドルと逆相関になることが多いです。
逆相関とは「米ドルが下落するとゴールドは上昇し、ゴールドが下落すると米ドルが上昇する」という関係のことをいいます。
逆相関になる理由の1つは、ゴールドを保有するほとんどの人が「XAUUSD」を保有しているからです。
その他にも、ドルが弱くなる場合にリスクヘッジとしてゴールドを買うトレーダーが一定数いることも逆相関になる一因になっています。
これら複数の要因が重なってドルとゴールドが逆相関になるので、ゴールドの取引をする際にはドルの動きにも注目してみてください。
テクニカル分析しやすい
ゴールド(GOLD)の取引では、一般的にテクニカル分析がしやすいです。
ゴールド(GOLD)を取引する多くの人がテクニカル分析を行っていて、特に主要なインジケーターはほとんどの人が意識をしてトレードをしています。
具体的な人気インジケーターは以下です。
- 移動平均線
- GMMA
- 一目均衡表
- RSI
- MACD
これらのインジケーターは多くの人が意識して取引するので、おのずとテクニカル分析が機能しやすくなるでしょう。
安全性の高い資産である
ゴールドは安全性の高い資産として知られています。
そのため経済指標の変更や情勢の動きによるリスク管理としてゴールドを保有する人が多いのも特徴です。
このような特徴から「有事の金」という格言もあるほどゴールドの安全性は高いので、覚えておきましょう。
ゴールドのFX取引ではスキャルピングが適している
ゴールドを取引したい際には、スキャルピングが適しているでしょう。
ゴールドとスキャルピングの相性が良いといえる理由は主に以下の4つがあります。
値動き(ボラティリティ)が大きいのでスキャルピングしやすい
前述したように、ゴールドの値動き(ボラティリティ)は他の銘柄よりも大きいです。
スキャルピングは短時間で利益を出すことができる手法なので、値動きが大きければその分利益も大きくなる可能性があります。
ゴールドは1分単位でも数pips動くことが多く、FX通貨ペアのようなあまり動かない銘柄と比べてスキャルピングがしやすいといえるでしょう。
もちろん値動きが大きい分、一気にマイナスになってしまう可能性もあるので注意しながら取引してください。
移動平均線での分析がやりやすい
ゴールドのスキャルピングでは移動平均線の分析が効果的でしょう。
移動平均線は最も主要なインジケーターのひとつで、特にゴールドの取引ではほとんどのトレーダーが利用している手法です。
それだけ多くの人が利用しているので、移動平均線は意識され機能もしやすくなります。
移動平均線はスキャルピングとの相性もよく、エントリータイミングが分かりやすいなどの特徴も。
より詳しい「移動平均線の活用方法」が気になる方は、記事内で後述するのでチェックしてみてくださいね。
1分足でも利益が狙える
ゴールド(GOLD)のスキャルピングでは1分足でも十分な利益が狙えます。
ゴールドの値動きは大きいので、1時間足・4時間足・日足など時間の長い足を見なくても1分足を見て分析すれば利益を狙うことができるのです。
ドル円など通貨ペアの場合は1分足など短い足では値動きは少ないですが、ゴールドの場合は値動きが大きく1分足でも数pips分の利益を得られる可能性があります。
スプレッドの負担が小さい
ゴールドはスプレッド負担が実質的に小さいといえます。
主要な海外FXのスプレッドを比較してみましょう。
| 通貨ペア | XMTrading | Exness |
|---|---|---|
| ゴールド | 1.9 | 6.3 |
| USD/JPY | 0.8 | 0.7 |
| EUR/JPY | 1.2 | 1.4 |
| EUR/USD | 0.8 | 0.6 |
スプレッドだけを比較するとゴールドのスプレッドは広くなっています。
一方で、ゴールドの値動き(ボラティリティ)は他の銘柄より大きく、ドル円と比較するとおおよそ5倍ほどの値動きが考えられます。
ゴールドを取引した際の利益幅を考慮すれば、実質的にスプレッドの負担は小さくなっているのです。
ゴールドのスキャルピングでおすすめの海外FX業者3選
ゴールド（XAUUSD）のスキャルピングをするのに、おすすめの海外FX業者は以下の3社です。
Exness(プロ口座)
ゴールドのスキャルピングにおすすめのできる1つ目の海外FX業者はExnessです。
Exnessは最大21億倍と実質無制限のレバレッジをかけられるため、スキャルピングに向いている業者といえます。
他にも、以下のような特徴があることからゴールドのスキャルピングに適しているでしょう。
- スプレッドが狭い
- ロスカット水準が0%
- 全銘柄でストップレベルが0
Exnessには4種類の口座タイプがありますが、その中でも特にプロ口座のスプレッドは狭くなっています。
Exnessのゴールド(XAUUSD)
スプレッド一覧
| 口座タイプ | スプレッド (XAUUSD) |
|---|---|
| スタンダード口座 | 2 |
| ロースプレッド口座 | 1.33 |
| ゼロ口座 | 1.6 |
| プロ口座 | 1.25 |
またロスカット水準が0%なので値動きの激しいゴールド取引に向いていたり、ストップレベルもゼロとスキャルピング向きの特徴があります。
XMTrading(KIWAMI極口座)
ゴールドのスキャルピングにおすすめできる2つ目の海外FX業者はXMTradingです。
XMTradingは約定に関する情報を公開しており、約定力の高さが見て取れるためスキャルピングには向いているでしょう。
他にもXMTradingは数ある海外FX会社の中でも有数の知名度がある会社で、トレーダーの数も圧倒的です。
- レバレッジ最大1000倍
- スプレッドが狭い
- ボーナスが豪華
レバレッジは最大1000倍で取引できるうえに、スプレッドも狭く設定されているためスキャルピング向きです。
またボーナスもXMTradingの特長で、口座開設するだけで13000円もらえたり100%入金ボーナスも実施してます。
ボーナスだけを利用してスキャルピングで利益を狙うのも一つの選択肢なので検討してみてください。
FXGT(スタンダード+口座)
ゴールドのスキャルピングにおすすめできる3つ目の海外FX業者はFXGTです。
- 豪華なボーナスキャンペーン
- ボーナスだけで得た利益も出金できる
- レバレッジ最大1000倍
FXGTの最も大きい特徴は豪華なボーナスキャンペーンで、ボーナスを使ったスキャルピングができます。
FXGTのスタンダード+口座であれば、口座開設ボーナス最大2万円や総額143万円までもらえる入金ボーナスが利用可能です。
レバレッジも最大1000倍なので、ボーナスと掛け合わせてスキャルピングすれば大きな利益を得られる可能性もありますね。
ゴールドのスキャルピングで使える2つの手法
ゴールドのスキャルピングにおいて、初心者でも使えるスキャルピング手法を紹介します。
スキャルピング手法にも多くの種類がありますが、ここでは厳選した2つを解説しましょう。
移動平均線のゴールデンクロスに注目
ゴールドのスキャルピング手法の1つ目は移動平均線のゴールデンクロスです。
ゴールデンクロスとは、長期の移動平均線が下から上に交差し突き抜けたときのことをいいます。
ゴールデンクロスが生じたときが上昇トレンドの起点になりやすいとされていて、これだけ覚えていれば勝率が高まるという基本的な手法です。
ただし売りエントリーの難易度は高いので、買いエントリーに絞って取引してみましょう。
GMMAの押し目買い
ゴールドのスキャルピング手法の2つ目はGMMAの押し目買いです。
GMMAとは複合型移動平均線とも呼ばれる指標で、短期線6本と長期線6本をチャートに表示する移動平均線の改良版のインジケーターです。
具体的には短期線が長期線より上にある場合に上昇トレンドであると判断できます。
ロウソク足が長期線群に触れたあと、反発し短期線群を突き抜けた地点で買いエントリーするのが押し目買いの手法です。
GMMAの押し目買いでも売りエントリーは適していないので、買いエントリーに絞って勝率を高めましょう。
ゴールドのスキャルピングにおける注意点
ゴールドのスキャルピングをする際には利益を得られることがある一方で、大きな損失を出してしまう可能性もあります。
以下で解説する注意点を確認しながら取引してみてください。
損切り設定をしないとリスクが大きい
ゴールドのスキャルピングの1つ目の注意点は、ゴールドの値動きは激しく、損切り設定をしないと大きな損失を出してしまうリスクがある点です。
ゴールドは1分の間に数十pipsから数百pipsも動くことがあり、損切り設定をしていなければ莫大な損失を負うリスクがあります。
損失リスクに備えて、取引の際には自身で損切り設定することを忘れないようにしましょう。
ゼロカットされやすい
ゴールドのスキャルピングの2つ目の注意点は、ゼロカットされやすい点です。
なぜなら、ゴールドの値動きが大きいうえに海外FX会社によってはゴールドの必要証拠金が高く設定されているからです。
そのためほんの数十秒という短時間でも、ゼロカットされ資金がなくなってしまう可能性があります。
ほとんどの海外FX会社にゼロカットシステムが採用されており、追証のリスクはないですが資金を失わないようゼロカットには注意してください。
ファンダメンタルズに左右される
ゴールドのスキャルピングの3つ目の注意点は、スキャルピングがファンダメンタルズに左右される点です。
ファンダメンタルズとは、国や企業などの経済状態を示すもので経済成長率や売り上げ・負債などをいいます。
記事内でゴールドはテクニカル分析がしやすいという特徴を紹介しましたが、ファンダメンタルズの要素が発生したときは例外です。
経済指標の発表などファンダメンタルズの要素が発生すると、相場が読みずらく荒れた動きになるので注意して取引してください。
ゴールドのスキャルピングについてのよくある質問
最後にゴールドのスキャルピングについてのよくある質問にお答えしていきます。
ゴールドの特徴を教えてください。
ゴールドの特徴は主に以下の5つがあります。
- 値動き(ボラティリティ)が大きい
- 長期的に見ると上昇トレンド
- 米ドルと逆相関関係になる
- テクニカル分析しやすい
- 安全性の高い資産である
それぞれの特徴は記事内で詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
ゴールドのスキャルピングで使える手法を教えてください。
ゴールドのスキャルピングで使える手法は、「移動平均線のゴールドクロス」と「GMMAの押し目買い」の2つがあります。
他にも手法はありますが、まずはこの2つから始めれば十分利益を狙えるので詳しく気になる方は記事内で確認してみてください。
スキャルピングにEAは向いていますか？
結論、スキャルピングにEAは向いています。
スキャルピングは短時間で何度も取引をするため、EA取引ならば感情面や労力の心配が不要です。
EAのみでの取引はもちろん、裁量取引とEAをバランスよく行って利益を狙うのも効果的です。
ゴールドのスキャルピングの注意点はありますか？
ゴールドのスキャルピングをする上での注意点は主に以下の3つがあります。
- 損切り設定をしないとリスクが大きい
- ゼロカットされやすい
- ファンダメンタルズに左右される
海外FXにおいてゴールドの表記は「GOLD」ではないですか？
多くの海外FX会社において、ゴールドの表記は「XAUUSD」です。
ただ一部の海外FX業者では「GOLD」と表記されているので、注意して取引を始めましょう。
国内FX以外でスキャルピング禁止の会社はありますか？
海外FX会社でもスキャルピング禁止の会社はあります。
iFOREXやLAND-FXという海外FX会社ではスキャルピングができません。
ただほとんどの海外FX会社ではスキャルピング可能なので検討してみてください。
ゴールドのスキャルピングに適したインジケーターはありますか？
ゴールドのスキャルピングに最も適しているインジケーターは移動平均線です。
移動平均線を使ったゴールデンクロスはスキャルピングの基本手法なので覚えておきましょう。
ゴールドのスキャルピングで、移動平均線はどのように方法で使えばいいですか？
ゴールドのスキャルピングでは、移動平均線を使うゴールデンクロスが基本手法といえます。
買いエントリーであれば初心者でも利用しやすく勝率も高まるので、詳しい使い方が知りたい方は記事内の解説を読んでみてください。
ゴールドのスキャルピングについてのまとめ
ここまでゴールドのスキャルピングについて解説してきました。
結論として、ゴールドの取引にはスキャルピングが向いているといえるでしょう。
- 値動き(ボラティリティ)が大きいのでスキャルピングしやすい
- 移動平均線での分析がやりやすい
- 1分足などの短期足でも利益が狙える
- スプレッドの負担が小さい
またゴールドのスキャルピングをする際に適した手法は以下の2つが挙げられます。
- 移動平均線のゴールデンクロス
- GMMAの押し目買い
これらの特徴を理解できれば、ゴールドの値動きは大きいのでスキャルピングでも十分大きな利益を出せる可能性があります。
一方で値動きが大きい分、大きな損をしてしまう可能性もあるので十分注意して取引してみてください。