XM Tradingでは、同一通貨ペア・同一口座間の場合に限り両建てが可能です。
両建てすると証拠金が相殺され損益も固定されるので、強制ロスカットを回避できるというメリットがあります。
一方で、スプレッドやスワップポイントが2倍になるため、長期的にはコストがかさみやすい点には注意が必要です。
この記事では、XM Tradingにおける両建てのルールと、メリット・デメリット、実際の注文や解除のやり方についても解説していきます。
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XM Tradingで両建てをするメリット
まずは、XM Tradingで同一口座内の両建て取引を行うことによるメリットを解説していきます。
必要証拠金が相殺される
XM Tradingで両建てを行うメリット、まず1つ目は「必要証拠金が相殺される」です。
XM Tradingでは、同一の口座・通貨ペアで同じ数量の買いポジションと売りポジションを持つと、必要証拠金が相殺されます。
そのため、両建てポジションの保有に必要な証拠金は、どちらか片方のポジションを保有するのに必要な証拠金のみとなります。
両建てすると損益も固定されるので、相場の状況を見ながらポジションを追加したり、他の通貨ペアで取引する、などの柔軟な戦略を取れるようになりますね。
損失の拡大を防げる
XM Tradingで両建てを行うメリット、2つ目は「損失の拡大を防げる」です。
同一の口座で両建てすると証拠金が相殺され損益も固定されるため、含み損を抱えている状況で両建てすれば、損失の拡大を防ぐことができます。
特に、相場が急変しそうなタイミングや、先行きが見通せない状況では、反対ポジションを保有することでリスクを抑えつつ相場を分析することができます。
ただし、両建てすると取引コストが増えるなどのデメリットもありますので、適切なタイミングで解除するなど、計画的な活用を心がけることが重要です。
ロイヤルティプログラムでポイントを貯めやすい
XM Tradingで両建てを行うメリット、3つ目は「ロイヤルティプログラムでポイントを貯めやすい」です。
XM Tradingでは、取引ごとにポイントが貯まり、貯まったポイントをボーナスや現金と交換できる「ロイヤルティプログラム」というサービスがあります。
ポイントは1回の往復取引の完了時に付与されるため、両建てすれば為替差損のリスクを抑えつつ、各ポジションの決済ごとにポイントを得ることができます。
ただし、ポイント付与対象は10分以上ポジションを保有した取引のみなので、ポイントを獲得したい場合は両建てを10分以上維持する必要があります。
また、XM Tradingではロイヤルティポイントのみを目的とした意図的な両建て取引は禁止となっています。
そのため、ポイント獲得をメインにするのではなく、両建てするとおまけでポイントがもらえるとお考えください。
XM Tradingのロイヤルティポイントについては、以下で詳しく解説しています。
XM Tradingで両建てをするデメリット・注意点
XM Tradingでの両建ては、メリットが多い一方で、デメリットや注意点もいくつかあります。
ここでは、XM Tradingで同一口座内の両建てを行うことによるデメリットを解説していきます。
スプレッドが二重にかかる
XM Tradingで両建て取引をする際の注意点、まず1つ目は「スプレッドが二重にかかる」という点です。
両建て取引では「買い」と「売り」のポジションを両方持つので、それぞれのポジションでスプレッドが発生します。
また、ゼロ口座はスプレッドとは別で往復10ドルの手数料が取引ごとに発生しますが、両建てでポジションを持つとこの取引手数料も倍になります。
XM TradingはKIWAMI極口座以外の取引コストが高めなので、両建てポジションのロット数によってはコストが非常にかさんでしまう可能性があります。
XM Tradingで両建てする場合、取引コストと証拠金の管理には十分な注意が必要です。
XM Tradingのスプレッドについては、以下で詳しく解説しています。
長期保有ではスワップポイントのコストがかさみやすい
XM Tradingで両建て取引をする際の注意点、2つ目は「長期保有ではスワップポイントのコストがかさみやすい」です。
両建てすると、買いポジションと売りポジションそれぞれのスワップポイントが発生します。
両ポジションで発生するスワップポイントの差額がマイナスの場合、日をまたいで両建てポジションを持ち越すと、差額がコストになってしまいます。
以下の表は、XM Tradingで主要通貨ペアを両建てした場合のスワップポイントの例です。
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ | 両建てコスト (1日あたり) |
---|---|---|---|
EURUSD | -6.99 | 1.21 | -5.78 |
USDJPY | 6.61 | -31.99 | -25.38 |
GBPUSD | -3.36 | -3.36 | -6.72 |
XM Tradingでは、ほとんどの通貨ペアで片方または両方のポジションがマイナススワップに設定されているため、両建てするとコストが発生する可能性が高いです。
両建てを長期間続けると差額によるコストが非常に大きくなってしまうため、証拠金の減少には注意が必要です。
なお、KIWAMI極口座は一部の銘柄をスワップフリーで保有できるので、両建てしてもマイナススワップが発生しません。
XM Tradingで両建てするのであれば、KIWAMI極口座の利用がおすすめです。
XM TradingのKIWAMI極口座については、以下で詳しく解説しています。
実質的なリスクヘッジにはならない
XM Tradingで両建て取引をする際の注意点、3つ目は「実質的なリスクヘッジにはならない」という点です。
両建てすると証拠金が相殺され損失の拡大を防げますが、利益も固定されるため、その場しのぎの一時的な対策にしかなりません。
両建てを続けるとスプレッドやマイナススワップのコストのみが蓄積されていってしまうため、適切なタイミングで解除する必要があります。
また、解除するタイミングによっては新たな含み損の発生につながってしまうおそれもあるため、含み損が出ているからといって安易に両建てするのはおすすめできません。
FXの実質的なリスクヘッジとしては、両建てよりもストップロス注文や損切りラインの設定、ポジションサイズの調整などのほうが重要性が高いといえます。
両建ては、やむを得ない場合の一時的なリスクヘッジの手段として、割り切って使うようにしましょう。
XM Tradingにおける両建てのルール:同一通貨・同一口座間のみOK
XM Tradingでは、同一の口座内での両建てのみ可能というルールになっています。
同一口座での両建てとは、ひとつの口座内で、同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有する手法のことです。
XM Tradingでは同一口座・同一通貨以外の両建てはすべて禁止されており、行ってしまうと口座の凍結や出金拒否などのペナルティが科せられる可能性があります。
悪質だと判断されるとアカウントを強制削除されてしまう可能性もありますので、くれぐれも同一口座以外の両建ては行わないようにしましょう。
XM Tradingで禁止されている両建て手法
ここでは、XM Tradingが禁止している両建て取引の手法について詳しく解説します。
XM Tradingでは、次のような両建て手法が禁止されています。
XM Tradingの複数口座間の両建ては禁止
XM Tradingでは、複数の口座間での両建て取引が禁止されています。
複数口座間での両建てとは、XM Tradingの口座を複数開設し、口座間でそれぞれ別方向のポジションを保有する手法のことです。
- XM TradingのA口座ではドル円の買いポジションを保有
- XM TradingのB口座ではドル円の売りポジションを保有
上記のようなポジションの取り方をした場合、上昇トレンドが発生するとA口座の利益が伸びる一方で、B口座もゼロカットによって損失を入金額までに抑えられてしまいます。
このような複数口座の両建てはゼロカットシステムの悪用にあたり、FX業者側の負担だけが大きくなってしまうため、多くの海外FX業者で禁止となっている手法です。
XM Tradingの口座を複数運用されている方は、意図せず口座間で両建て状態になってしまわないようご注意ください。
XM Tradingと他の海外FX業者の口座間の両建ては禁止
XM Tradingでは、他の海外FX業者の口座を利用した両建て取引も禁止となっています。
他FX業者との両建てとは、XM Tradingの口座と他の海外FX業者の口座を使って、口座間でそれぞれ別方向のポジションを保有する手法です。
- XM Tradingの口座でドル円の買いポジションを保有
- FXGTの口座でドル円の売りポジションを保有
このような両建て取引も、どちらかのFX口座では確実に利益が出る一方、損失はゼロカットによって入金額までに限定することができてしまいます。
多くの海外FX業者で禁止となっている手法ですので、複数のFX業者を利用している方は、誤って口座間での両建てをしてしまわないようご注意ください。
EAの利用はOKだがタイミングとロジックに注意
XM TradingではEAを用いた自動売買が可能です。
ただし、XM TradingでEAを使う場合は、意図せずして禁止の両建てが行われないよう注意する必要があります。
EAによる意図しない禁止の両建て取引例は以下です。
- XMの複数口座で同時にEAを稼働させたら、意図せずして両建てポジションになってしまった
- EAを使ったXMの口座と裁量取引の他社口座で、意図せずして両建てポジションにしてしまった
複数口座や他の海外FX口座を使って同時にEAを稼働させること自体は問題ありませんが、両建てになってしまうのはNGです。
EAを用いた自動売買を行う際は、EAのロジックや稼働のタイミングを調節して、禁止されている両建てになってしまわないようにしてください。
XM Tradingの自動売買・EAについては、以下で詳しく解説しています。
XM Tradingの両建ての注文方法・やり方
ここでは、XM Tradingでの両建て注文の方法・やり方を解説します。
ここではPC版MT4の画像を使ってやり方を解説しますが、MT5でも注文の仕方は基本的に同じです。
MT4/MT5で気配値から取引したい通貨ペアのチャートを表示
まずは、MT4/MT5で気配値から取引したい通貨ペアを右クリックして「チャート表示」をクリックします。
売りまたは買いポジションでエントリー
再び通貨ペアを右クリックして、「新規注文」を選択します。
注文ウインドウが開くので、数量と注文種別を設定して「買い」または「売り」で注文を入れると取引が始まります。
反対のポジションでエントリー
続いては、先ほどエントリーしたポジションとは逆のポジションで、同一通貨・同一数量の注文を入れます。
両建てしたい通貨ペアを右クリックして「新規注文」から注文ウインドウを表示し、反対ポジションを注文すれば両建てエントリーは完了となります。
XM Tradingの両建て解除のやり方
ここでは、XM Tradingでの両建て解除のやり方・手順を解説します。
両建ての解除は、以下の手順で行います。
解除したいポジションから「注文変更または取り消し」を表示
MT4/MT5のターミナルにある「取引」タブから、両建て解除したい通貨ペアのオープンポジションを表示します。
表示できたら、ポジションの上で右クリックして「注文変更または取り消し」をクリックしてください。
注文変更画面から両建て解除を選択
注文内容の変更画面が表示されるので、「注文種別」の中から「両建て解除:通貨ペアを指定」を選択します。
「複数決済」ボタンをクリック
注文種別で「両建て解除」を選ぶと、「複数決済(通貨ペア名)」というボタンが出てきます。
ボタンをクリックすると、両建て中のポジションが同時にまとめて決済されます。
よくある質問
最後に、XM Tradingの両建てに関するよくある質問と回答を紹介します。
XM Tradingでは両建ては禁止ですか?
XM Tradingは両建て禁止ではありません。
同一通貨ペア・同一の口座内における両建てのみ認められています。
複数口座や他海外FX業者の口座を使った両建ては禁止されているためご注意ください。
XM Tradingではヘッジ取引で口座が凍結されますか?
同一口座内での両建ては認められているため、行っても特に問題ありません。
禁止されている複数口座や他社口座との両建て取引を意図的に行った場合は、口座凍結のペナルティを受ける可能性が高いです。
くれぐれも、同一口座以外の禁止されている両建ては行わないようにしましょう。
XM Tradingでヘッジ取引するとロスカットされやすくなりますか?
XM Tradingでは、同一口座で両建てすると証拠金が相殺され、損益が固定されます。
両建てすると為替変動による損失のリスクを回避できるため、短期的にはむしろロスカット対策として有効です。
ただし、両建てするとスプレッドとスワップが2倍になるため、長期間両建てするとコストが蓄積されてしまう点には注意が必要です。
両建てはあくまでも一時的なリスク回避にしか使えませんので、適切なタイミングで解除するよう心がけましょう。
複数口座間の両建てはばれる?
XM Tradingでの複数口座間や他社口座との両建ては、システム上必ず発覚します。
他の海外FX業者を使った両建てはばれることがないように思うかもしれませんが、FX業者同士で取引履歴を共有し合っているため、必ずばれてしまいます。
禁止されている両建てがばれると、口座の凍結や利益取り消しなどのペナルティが科せられますので、くれぐれも行わないようにしてください。
XM Tradingの両建ては必勝法ですか?
同一口座での両建ては特定の状況でリスクヘッジの手段として有効ですが、必勝法とはいえません。
タイミングを誤って片側だけ決済した場合、必勝法どころかむしろ損失の拡大につながってしまうおそれもあります。
複数口座・他社口座との両建ては仕組み上必勝法といえますが、XM Tradingを含む多くの海外FX業者で禁止となっています。
禁止の両建てをするとペナルティとして口座凍結されてしまう可能性が高いので、行わないようにしましょう。
同一の口座でヘッジ取引すると証拠金はどうなりますか?
同一の口座内で両建てポジションを持つと、必要証拠金は相殺されゼロになります。
そのため、両建て取引に必要な証拠金は、片方のポジションを保有するのに必要な証拠金のみとなります。
まとめ
以上、XM Tradingの両建てルールとやり方などを解説しました。
XM Tradingでは同一の口座内での両建てのみが可能で、以下のような両建ては一切禁止というルールです。
- XM Tradingの複数口座間での両建て
- XM Tradingと他社FX口座を利用した両建て
同一の口座で両建てすると、必要証拠金が相殺され、損益も固定されます。
同一口座内での両建て取引を活用すれば、強制ロスカットの防止や、ロイヤルティポイントが貯まりやすいなどのメリットが受けられます。
一方で、両建てするとコストが倍になってしまう点や、一時しのぎのリスクヘッジにしかならない点には注意が必要です。
ぜひ、この記事で紹介してきた内容を参考に、XM Tradingでの両建て取引に挑戦してみてくださいね!