Tradeview(トレードビュー)のスプレッドは、海外FX業界の中でも狭い部類に入る海外FX業者です。
通貨ペア | TradeView Xレバレッジ口座 | TradeView ILC口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 0.8 | 0.1 |
EUR/JPY | 1 | 0.2 |
EUR/USD | 0.8 | 0.1 |
ゴールド | 3.1 | 1.1 |
※ILC口座は取引手数料込みの実質スプレッド
スタンダード口座にあたるXレバレッジ口座は手数料がかかりませんが、ILC口座は往復5ドルの取引手数料がかかります。
しかし、ILC口座の取引手数料は経費計上が可能なので、海外FXで税金対策・節税をしたい方におすすめです。
スプレッドの狭さにこだわる方はTradeViewで口座開設して、取引コストを抑えて利益を増やしましょう!
この記事では、Tradeviewの銘柄別・口座別のスプレッド一覧や海外FX他社との比較、注意点、計算方法を徹底解説します。
Tradeviewの評判を知りたい方は、こちらをご覧ください。

TradeviewのFX通貨ペアのスプレッド
Tradeview(トレードビュー)のFX通貨ペアのスプレッドを見ておきましょう。
前提条件として、Tradeviewの主要口座タイプである「Xレバレッジ」と「ILC」の2種類を比較します。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
口座タイプ | 特徴 |
---|---|
Xレバレッジ口座 | ・レバレッジが最大500倍 ・スプレッドがILCより広い ・取引手数料がかからない |
ILC口座 | ・レバレッジは最大200倍 ・スプレッドがXレバレッジ口座狭い ・取引手数料が1ロット往復「5ドル」発生する ・幅広い取り扱い銘柄 |
上記を踏まえて、TradeviewにおけるFX通貨ペアのスプレッドを紹介します。
メジャーFX通貨ペア

まずは取引量の多いメジャーFX通貨ペアのスプレッドを確認します。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.9 |
EURJPY | 1 |
GBPJPY | 1.9 |
AUDJPY | 1.9 |
NZDJPY | 1.8 |
EURUSD | 0.8 |
GBPUSD | 0.8 |
AUDUSD | 0.8 |
AUDNZD | 2.4 |
マイナーFX通貨ペア

続いて取引量の少ないマイナーFX通貨ペアのスプレッドを紹介します。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
AUDCAD | 1.5 |
AUDCHF | 1.7 |
CADCHF | 1.7 |
CADJPY | 1.9 |
CHFJPY | 2.8 |
EURAUD | 1.6 |
EURCAD | 1.8 |
EURCHF | 1.7 |
EURGBP | 1.3 |
EURNZD | 2.3 |
EURSGD | 4.1 |
GBPAUD | 2.7 |
GBPCAD | 2.5 |
GBPCHF | 2.3 |
GBPNZD | 3.4 |
GBPSGD | 12.7 |
NZDCAD | 1.7 |
NZDCHF | 1.7 |
NZDUSD | 1.5 |
USDCAD | 1.3 |
USDCHF | 1.4 |
USDSGD | 11.7 |
エキゾチックFX通貨ペア
続いて、エキゾチックFX通貨ペアのスプレッドを紹介します。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
EURCZK | 21.5 |
EURDKK | 13.1 |
EURHKD | 12.2 |
EURHUF | 32.7 |
EURMXN | 14.7 |
EURNOK | 57.2 |
EURPLN | 31.8 |
EURSEK | 63.1 |
EURTRY | 287.6 |
EURZAR | 65.0 |
GBPDKK | 13.1 |
GBPHKD | 4.6 |
GBPNOK | 65.8 |
GBPSEK | 73.2 |
GBPZAR | 76.2 |
NOKJPY | 11.8 |
NOKSEK | 19.6 |
USDCNH | 9.62 |
USDCZK | 12 |
USDDKK | 14.6 |
USDHKD | 11.7 |
USDHUF | 24.6 |
USDILS | 15.5 |
USDMXN | 45.7 |
USDNOK | 49.6 |
USDPLN | 28.8 |
USDRUB | 1.2 |
USDSEK | 60.2 |
USDTRY | 161 |
USDZAR | 45.7 |
TradeviewのCFD銘柄のスプレッド
Tradeview(トレードビュー)のCFD銘柄のスプレッドについて見ていきましょう。
仮想通貨
Tradeview(トレードビュー)では、主要な仮想通貨の取引も可能です。
Xレバレッジ口座、ILC口座で比較すると、スプレッド差に大きな違いはありません。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
BTCJPY | 2710 |
BTCUSD | 131.1 |
ETHUSD | 4.3 |
LTCUSD | 20 |
貴金属
Tradeview(トレードビュー)で取引できる貴金属のスプレッドは下表のとおりです。
主要銘柄であるゴールドを見ると、ILC口座の方が狭いスプレッドで取引ができます。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
XAUUSD | 3.2 |
XAUEUR | 3.5 |
XAGUSD | 3.4 |
PLATINUM | 37.1 |
PALLADIUM | 46.7 |
エネルギー
Tradeview(トレードビュー)では原油や天然ガスなど、エネルギー関連の取引もできます。
エネルギー関連のスプレッドは下表のとおりで、Xレバレッジ口座とILC口座に大きな差はありません。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
CRUDEOIL | 2.0 |
UKOIL | 2.0 |
NGAS | 4.0 |
株価指数
Tradeview(トレードビュー)で取引できる株価指数のスプレッドを下表にて確認しましょう。
株価指数も Xレバレッジ口座、ILC口座でスプレッド差に大きな違いはありません。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
AUS200 | 21.2 |
FCHI | 11 |
GDAXI | 3.0 |
HSI | 50 |
J225 | 30 |
NDX | 20 |
STOXX50E | 16 |
SPXm | 0.7 |
UK100 | 7 |
WS30 | 17 |
Tradeviewと海外FX他社とのスプレッド比較の一覧
Tradeview(トレードビュー)のスプレッドは、海外FX他社と比較しても狭い部類に該当します。
実際に、各海外FX業者のスプレッドが狭い口座タイプを比較してみましょう。
以下は、Tradeviewと海外FX他社(AXIORY、TitanFX、XMTrading)のスプレッドを比較した表です。
通貨ペア | TradeView ICL口座 | AXIORY スタンダード口座 | TitanFX ゼロブレード口座 | XMTrading KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|---|
USDJPY | 0.1 | 1.5 | 0.9 | 0.9 |
EURJPY | 0.2 | 1.3 | 1 | 1.9 |
GBPJPY | 1.5 | 2.2 | 2.3 | 2.5 |
AUDJPY | 1.4 | 2.1 | 1.3 | 2.1 |
EURGBP | 0 | 1 | 1.1 | 1.9 |
XAUUSD | 1.1 | 3.5 | 2.4 | 2.4 |
各海外FX業者と比較してみると、Tradeviewはどの通貨ペアでもスプレッドが狭いことがわかります。
現状利用している海外FX業者のスプレッドが広くて気になる場合は、Tradeviewに乗り換えてみるのもよいでしょう。
他の海外FX業者のスプレッドを比較したい方は、こちらの記事をご覧ください。

Tradeviewのスプレッドにおける注意点

Tradeview(トレードビュー)を利用する際に、スプレッドに関して注意したい点を確認しておきましょう。
口座ごとにスプレッドが異なる
Tradeview(トレードビュー)では口座タイプごとにスプレッドが異なります。
とくに、スタンダードな「Xレバレッジ口座」とスペックの高い「ILC口座」ではスプレッド差が大きいため要注意です。
両者のスプレッドを下表で比較してみましょう。
通貨ペア | Xレバレッジ口座 | ILC口座 |
---|---|---|
USDJPY | 0.9 | 0.1 |
EURJPY | 1 | 0.2 |
GBPJPY | 1.9 | 1.5 |
AUDJPY | 1.9 | 1.4 |
EURUSD | 0.8 | 0.1 |
EURGBP | 1.3 | 0.8 |
GBPUSD | 0.8 | 0 |
XAUUSD | 3.2 | 1.1 |
取引手数料が別にかかる
Tradeview(トレードビュー)は口座タイプによっては、スプレッドとは別に取引手数料がかかるため注意しましょう。
各口座タイプによってかかる手数料は以下のとおりです。
- Xレバレッジ口座:手数料不要
- ILC口座:往復5ドル
- cTrader口座:往復5ドル
Xレバレッジ口座は、取引手数料こそかかりませんが、その分スプレッドは広く設定されています。
取引回数が多い場合は、取引手数料が別途かかったとしても、ILC口座・cTrader口座を利用するのがおすすめです。
スプレッドが広がる時間がある
Tradeview(トレードビュー)は時間帯によって、スプレッドが広がるため、トレードする際に注意しましょう。
- 重要な経済指標発表時
- 早朝のスプレッド
- 週明け朝の時間帯
早朝や週明け、重要指標発表時は取引量が増え、値動きも激しいため、スプレッドも広がります。
Tradeviewだけでなく、どの海外FX業者を利用してもリスクが高い時間なので要注意です。
MT4/MT5/cTraderの取引プラットフォームにスプレッドの違いはない
Tradeview(トレードビュー)のスプレッドは、口座タイプで異なり、MT4/MT5/cTraderなど取引プラットフォームでの違いはありません。
ただ、プラットフォームによって取引する際の使い勝手は違うため、以下のように目的に合わせて使い分けましょう。
- MT4:狭いスプレッドで取引したい人
- MT5:裁量取引メインの人
- cTrader:EA・スキャルピングで取引したい人
Tradeviewはプラットフォームを変えてもスプレッドは変わらないため、やりたいトレード手法によって使い分けが必要です。
Tradeviewのスプレッドの計算方法
Tradeview(トレードビュー)のスプレッドを計算する方法は、他の海外FX業者と同じく以下の流れで計算します。
- 取引したい通貨ペアのスプレッドを求める=売値-買値
- 実際に計上されるスプレッド金額を求める=スプレッドと取引数量をかけ合わせる
たとえば、スプレッドが0.9pips(0.009円)で、10,000通貨を取引する場合は以下のように計算します。
0.9pips(0.009円)×10,000通貨=90円(実際に計上されるスプレッドの金額)
上記の場合、90円が「未実現損失」として計上されます。
よくある質問
最後にTradeview(トレードビュー)についてよくある質問を6つ紹介します。
Tradeview(トレードビュー)の口座タイプは何がありますか?
Tradeview(トレードビュー)の口座タイプは、以下3種類があります。
各口座タイプの特徴を簡単に説明するので、参考にしてください。
- Xレバレッジ口座:スタンダードな口座
- ILC 口座:スプレッドが狭く、取引手数料が安い
- cTrader 口座:スペックが高くスキャルピングに向いている
Xレバレッジ口座は取引手数料はかかりますか?
Tradeview(トレードビュー)のXレバレッジ口座は、取引手数料がかかりません。
取引におけるコストは、スプレッドのみで初心者も利用しやすい口座タイプです。
TradeviewのILC口座はスキャルピングに向いていますか?
Tradeview(トレードビュー)のILC 口座はスプレッドが狭いため、スキャルピングもしやすい口座タイプです。
ただ、cTrader 口座はさらにスペックが高い口座タイプで、スキャルピングをやるなら、cTrader口座がおすすめ。
Tradeviewのスキャルピングについては以下の記事で詳しく解説しています。

Tradeviewのスプレッドは早朝に広がりやすいですか?
Tradeview(トレードビュー)は変動スプレッド制を採用しており、取引が少ない早朝や深夜は、市場が不安定になるため、スプレッドが広がりやすいです。
Tradeviewの公式サイトで最大と最小、平均のスプレッドは確認できますか?
Tradeview(トレードビュー)の公式サイトでは、一部のスプレッドのみ掲載されているため、最大と最小、平均スプレッドは確認できません。
最大と最小、平均スプレッドを確認したい場合は、MT5やMT4から数値を取り、記録する時間が必要です。
Tradeviewのデモ口座とリアル口座で違いはありますか?
Tradeview(トレードビュー)はデモ口座とリアル口座で、異なるサーバーを利用しており、スプレッドが異なるケースもあります。
まとめ
Tradeview(トレードビュー)のスプレッドは、他の海外FX業者と比較しても狭いためトレードしやすい海外FX業者です。
とくに、ILC口座はスプレッドが狭いため、取引回数の多い中級者以上のトレーダーでも活用できます。
さらに、自動売買や本格的なトレードをする場合には、スペックの高いcTrader口座も用意されているのでおすすめです。
スプレッドが狭くコストを抑えてトレードしたい場合は、 Tradeviewを試してみるのもよいでしょう。