ICMarketsのスプレッド・手数料一覧!銘柄・口座別に取引コストを解説

ICMarketsのスプレッドは海外FX業界の中でも狭い水準です。

ICMarketsの口座はスタンダード口座と、プロ用のロースプレッド口座があり、どちらも取引コストを抑えて取引が可能。

さらに、ロースプレッド口座では、MT4/MT5より高速な取引が行えるcTraderが使えます

狭いスプレッド環境で、スキャルピングや短期売買などの取引回数が多い海外FXトレーダーにとって最適な取引環境といえるでしょう。

取引コストをより抑えられる海外FX業者をお探しの方は、ICMarketsで口座開設してみてはいかがでしょうか。

この記事では、海外FX業者ICMarketsのスプレッドを銘柄別・口座タイプ別に一覧で紹介します。

他の海外FX業者のスプレッド・取引コストを比較したい方は、こちらをご覧ください。

あわせて読みたい
海外FXのスプレッド・手数料比較ランキング!おすすめ・狭い業者を徹底解説【2024年11月最新】 海外FXのスプレッドは多くの業者が変動制を採用しており、その値は口座タイプ・時間帯・経済的なイベントなどさまざまな要因で変動します。 また、海外FX業者が公表して...
目次

ICMarketsの通貨ペアのスプレッド

ICMarketsでは全61種類の通貨ペアの取引が可能です。

ICMarketsにはスタンダード口座・ロースプレッド口座がありますが、そのうちロースプレッド口座はさらに2種類に分かれます。

ロースプレッド
口座
Meta TradercTrader
ツールMT4/MT5cTrader
手数料往復7ドル往復6ドル
ICMarketsのロースプレッド口座の比較

2種類あるロースプレッド口座の違いは、上記の通り取引ツールと取引手数料の2点です。

取引手数料は異なりますが、スプレッドは同じですので注意しましょう。

それでは、ICMarketsの全通貨ペアのスプレッドを口座ごとに見ていきましょう。

メジャー通貨ペア

以下はICMarketsのメジャー通貨ペアのスプレッド一覧です。

ロースプレッド口座は、スプレッドとは別に取引手数料がかかります。

FX通貨ペアスプレッド
AUDUSD0.83
EURUSD0.82
GBPUSD1.03
USDCAD1.05
USDCHF0.99
USDJPY0.94
ICMarketsのメジャー通貨ペア スプレッド一覧

マイナー通貨ペア

以下はICMarketsのマイナー通貨ペアのスプレッド一覧です。

ロースプレッド口座は、スプレッドとは別に取引手数料がかかります。

FX通貨ペアスプレッド
AUDCAD1.68
AUDCHF1.41
AUDJPY1.5
AUDNZD1.77
CADCHF1.58
CADJPY1.48
CHFJPY1.86
EURAUD1.8
EURCAD1.74
EURCHF1.61
EURGBP1.27
EURJPY1.3
EURNZD2.32
GBPAUD2.06
GBPCAD2.12
GBPCHF2.1
GBPJPY1.82
GBPNZD2.98
NZDCAD2.04
NZDCHF1.73
NZDJPY1.6
NZDUSD1.38
ICMarketsのマイナー通貨ペア スプレッド一覧

エキゾチック通貨ペア

以下はICMarketsのエキゾチック通貨ペアのスプレッド一覧です。

ロースプレッド口座は、スプレッドとは別に取引手数料がかかります。

FX通貨ペアスプレッド
AUDSGD1.97
CHFSGD3.05
EURDKK12.11
EURHKD3.17
EURNOK53.89
EURPLN22.2
EURSEK45.07
EURSGD1.9
EURTRY96.14
EURZAR95.68
GBPDKK19.32
GBPNOK39.14
GBPSEK29.13
GBPSGD3.45
GBPTRY139.98
NOKJPY1.67
NOKSEK8.53
SEKJPY1.87
SGDJPY1.7
USDCNH3.93
USDCZK6.21
USDDKK5.77
USDHKD1.89
USDHUF10.48
USDMXN29.57
USDNOK37.79
USDPLN16.79
USDRUB66.26
USDSEK31.31
USDTHB64.21
USDTRY51.61
USDZAR80.85
USDSGD1.85
ICMarketsのエキゾチック通貨ペア スプレッド一覧

ICMarketsのCFD銘柄のスプレッド

ここからは、ICMarketsのCFD銘柄のスプレッドを一覧で紹介します。

ICMarketsのCFD銘柄のスプレッド

仮想通貨

以下はICMarketsの仮想通貨CFDのスプレッド一覧です。

どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。

銘柄最小スプレッド平均スプレッド
BCHUSD2.215.839
BTCUSD8.7142.036
DOTUSD0.0110.013
DSHUSD01.241
EMCUSD0.1570.157
EOSUSD00.064
ETHUSD4.5611.605
LNKUSD0.0120.02
LTCUSD1.051.597
NMCUSD7.8957.895
PPCUSD0.1840.276
XLMUSD00
XRPUSD0.0030.003
ADAUSD0.0010.003
BNBUSD1.2661.415
DOGUSD0.0010.001
UNIUSD0.0610.064
XTZUSD0.0030.026
ICMarketsの仮想通貨CFDスプレッド一覧

貴金属

以下はICMarketsの貴金属CFDのスプレッド一覧です。

どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。

銘柄最小スプレッド平均スプレッド
XAGEUR00.813
XAGUSD00.894
XAUAUD0.83.679
XAUEUR23.537
XAUUSD01.083
XPDUSD86162.735
XPTUSD18.242.3
ICMarketsの貴金属CFDスプレッド一覧

エネルギー

ICMarketsのエネルギーCFDのスプレッド一覧です。

ロースプレッド口座は、スプレッドとは別に取引手数料がかかります。

銘柄スプレッド
XTIUSD3
XBRUSD3
XNGUSD127.37
ICMarketsのエネルギーCFD スプレッド一覧

株価指数

ICMarketsの株価指数のスプレッド一覧です。

どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。

シンボル最小スプレッド平均スプレッド
AUS20001.22
DE400.51.338
F4000.749
JP22568.858
STOXX500.21.76
UK10012.133
US3011.411
US5000.20.492
USTEC11.807
CA600.60.6
CHINA503.296.953
CHINAH02.083
ES354.24.426
HK5078.169
IT4099
MidDE507.527.864
NETH250.190.19
NOR250.680.68
SA407.515.444
SE300.380.38
SWI2033.5
TecDE302.33.172
US20000.140.48
ICMarketsの株価指数 スプレッド一覧

商品先物(コモディティ)

ICMarketsのコモディティのスプレッド一覧です。

どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。

銘柄最小スプレッド平均スプレッド
BRENT0.020.028
Cocoa34.608
Coffee0.30.3
Corn0.680.68
Cotton0.150.15
OJ1.121.12
Soybean1.351.35
Sugar0.030.033
Wheat0.750.75
WTI0.020.027
XBRUSD0.030.034
XNGUSD0.0020.004
XTIUSD0.030.034
ICMarketsの商品先物 スプレッド一覧

先物(Fetures)

ICMarketsの先物のスプレッド一覧です。

どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。

シンボル最小スプレッド平均スプレッド
BRENT4.84.8
WTI3.83.8
DXY33
ICMarketsの先物 スプレッド一覧

ICMarketsと他の海外FX業者とのスプレッド比較の一覧

ICMarketsは他の海外FX業者と比較してもスプレッドは狭い水準の海外FX業者です。

ICMarketsと他の海外FX業者とのスプレッド比較の一覧をまとめました。

スプレッドを比較したい時は、下記の一覧表を参考にしてください。

海外FX業者スプレッド
ICMarkets0.9
XMTrading1.5
Vantage1.3
FXGT1.6
AXIORY1.4
TitanFX1.3
BigBoss1.6
Exness1.1
ThreeTrader0.6
Axi1.2
MiltonMarkets1.5
MYFXMarkets1.2
IS6FX1.6
HFM1.7
TradeView1.8
ICMarketsは他の海外FX業者のスプレッド比較

スプレッドだけを見れば、ICMarketsはTradeViewなどのスプレッドの狭さに評判がある海外FX業者と比較しても劣りません。

とはいえ、TradeViewなどの海外FX業者はただスプレッドが狭ければいいというわけではありません。

出金条件や出金のしやすさ、スワップポイントなど、TradeViewなどの他の海外FX業者とさまざまなポイントで比較して自分にピッタリな海外FX業者を選ぶのがベストです。

他の海外FX業者のスプレッドに関する比較をしたい方は、こちらも参考にしてください。

あわせて読みたい
海外FXのスプレッド・手数料比較ランキング!おすすめ・狭い業者を徹底解説【2024年11月最新】 海外FXのスプレッドは多くの業者が変動制を採用しており、その値は口座タイプ・時間帯・経済的なイベントなどさまざまな要因で変動します。 また、海外FX業者が公表して...

ICMarketsのスプレッドにおける注意点

ICMarketsのスプレッドにおける注意点

ICMarketsのスプレッドは競争力があり、多くの海外FXトレーダーに人気がありますが、注意すべき点もいくつか存在します。

ここからは、ICMarketsのスプレッドにおける注意点を紹介します。

口座ごとにスプレッドが異なる

ICMarketsでは、口座タイプによってスプレッドが異なるため、自分に合った口座を選ぶことが重要です。

あくまでも参考値になりますが、ドル円のスプレッドはスタンダード口座が0.9pips、ロースプレッド口座が0.1pips程度になります。

スタンダード口座は取引手数料がかからない代わりに、スプレッドがやや広めに設定されているのが特徴。

そのため、長期的なポジションを持つトレーダーは、スタンダード口座の方がコストパフォーマンスが良い場合があるでしょう。

一方、ロースプレッド口座は取引手数料が発生しますが、非常に狭いスプレッドを提供しているのが特徴です。

高頻度で取引を行うトレーダーやスキャルピングを行うトレーダーは、ロースプレッド口座が向いています。

取引手数料が別にかかる

ICMarketsでは、ロースプレッド口座を利用する場合に取引手数料が別途発生します。

口座タイプ取引手数料
ロースプレッド口座
Meta Trader
1ロット/往復7ドル
ロースプレッド口座
cTrader
1ロット/往復6ドル
ロースプレッド口座の取引手数料

ロースプレッド口座はスプレッドが狭いという利点がある一方で、取引手数料を含めた総コストを考慮する必要があります

特に、海外FX業者でスキャルピングやデイトレードなどの短期取引を数多く行うトレーダーは、手数料の影響が大きくなります。

取引手数料は取引のパフォーマンスに直接影響を与えるため、海外FXで取引するうえではしっかり把握しておくことが重要です。

スプレッドが広がる時間がある

ICMarketsのスプレッドは、通常時は非常に競争力がありますが、特定の時間帯や市場の状況によっても最大・最小スプレッドは異なります。

特に、主要経済指標の発表時やマーケットオープン直後の流動性が低い時間帯は、スプレッドが一時的に広がることが多いです。

取引コストが予想以上に高くなる可能性がありますので、注意してください

これらのリスクを避けるためには、重要な経済ニュースやイベントの前後では取引を控えるか、スプレッドの最大・最小値を十分に考慮した戦略を立てることが求められます。

ICMarketsのスプレッドの計算方法

ICMarketsを含む海外FX業者のリアルタイムのスプレッドの計算方法は、通貨ペアの売値と買値の差から計算できます。

例えば、米ドルの売値が「140.50円」、買値が「140.45円」の場合、スプレッドは0.005円になる計算です。

ちなみに、0.005円は5pipsです。

pipsという単位は海外FX業者でのスプレッドの表記でよく使われますので、覚えておきましょう。

なお、初心者からするとややこしいスプレッドですが、MT4を使えば海外FX業者のスプレッドを簡単に表示できます。

ICMarketsのスプレッドのよくある質問

最後に、ICMarketsのスプレッドに関するよくある質問に回答していきます。

ICMarketsの口座タイプは何がありますか?

ICMarketsの口座のタイプは、次の3種類です。

ICMarketsの口座タイプ
  • スタンダード口座
  • ロースプレッド口座 MetaTrader
  • ロースプレッド口座 cTrader

ICMarketsのレバレッジはどの口座タイプも最大1,000倍となっており、口座残高や保有ポジション量による制限は一切ありません。

これは他の海外FX業者の最大レバレッジと比較すると高い水準です。

最もレバレッジが高い業者はExnessで無制限のレバレッジを提供しています。

スタンダード口座は手数料がかかりますか?

ICMarketsのスタンダード口座は手数料がスプレッドに含まれており、取引手数料はかかりません。

入出金手数料も基本的に無料です。

さらに、最低出金額もないため、利益が出た時に出金しやすいのも特徴。

スプレッドが気になる人は、他の海外FX業者のスプレッドや入出金手数料も比較して選ぶのが良いでしょう。

ICMarketsのスプレッドは早朝に広がりやすいですか?

ICMarketsのスプレッドは早朝に広がりやすいです。

早朝の市場の流動性は低くなる傾向があり、特にニューヨーク市場が閉まってアジア市場が本格的にオープンするまでの時間帯が該当します。

この時間帯は取引参加者が少ないため、売買のスプレッドは広がりやすくなります。

ただし、これはICMarketsだけでなく他の海外FX業者にも言えることです。

海外FXを早朝に取引したいなら、スプレッドの広がりを避けるために市場の流動性が高い時間帯、つまり主要な市場(東京、ロンドン、ニューヨーク)が開いている時間帯を選ぶと良いでしょう。

公式サイトで最大と最小のスプレッドは確認できますか?

ICMarketsの公式サイトで最大・最小のスプレッドを確認可能です。

ICMarketsは透明性を重視しており、取引条件に関する最大・最小スプレッドの詳細情報を公式サイトで公開しています。

スプレットに関する情報も例外ではなく、各通貨ペアの最大・最小、その他の金融商品の最大・最小スプレッドの範囲が一覧で確認可能です。

ICMarketsの出金・入金方法は?

ICMarketsの入金方法は下記です。

ICMarketsの入金方法
  • 国内銀行送金
  • 海外銀行送金
  • 仮想通貨(USDT)

出金については、入金方法と同じ方法で出金可能です。

ICMarketsでは、入金・出金ともに基本的には手数料無料で行えます。

ICMarketsにゼロカットシステムはありますか?

ICMarketsはゼロカットシステムを採用しているため、追証が請求されることはありません。

ゼロカットシステムは、口座残高を超える損失が出た場合、その損失分を海外FX業者側が負担してくれるシステムです。

日本の金融庁に登録しているFX業者は、ゼロカットが禁止されているため、ゼロカットシステムのある海外FX業者を使えば、安心してハイレバレッジでの取引ができるでしょう。

まとめ

この記事ではICMarketsのスプレッド一覧と他の海外FX業者との比較一覧をまとめました。

ICMarketsのスプレッドは他の海外FX業者と比較しても狭く、多くのトレーダーに支持されています。

特に、ロースプレッド口座は取引手数料が別途かかるものの、業界内で最も狭いスプレッドを提供しています。

さらにcTraderも使用できるため、短期トレードやスキャルピングには最適な海外FX業者です。

ICMarketsで口座開設して、スキャルピングに最適な環境を試してみましょう!

目次