FXGTの口座は、一定期間取引せずに放置してしまうと、「休眠口座」や「口座凍結」の状態となります。
休眠口座になると、ボーナスは全額消滅するうえに、口座維持手数料が毎月残高から自動で引かれてしまいます。
また、凍結状態になった口座は再有効化できず、一度凍結されてしまうと二度とその口座では取引できなくなってしまうため注意が必要です。
この記事では、FXGTで口座凍結・休眠口座になる原因や対処法、口座凍結されないための対策を徹底解説していきます。
この記事を読めば、FXGTの口座凍結・休眠口座の条件について理解し、凍結リスクを防いで安全に利用できるようになります。
FXGTの口座凍結・休眠口座について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
FXGTの評判・口コミが知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
FXGTで口座凍結・休眠口座になる原因
まずは、FXGTで口座凍結・休眠口座になる原因を解説していきます。
FXGTの口座は以下によって凍結、休眠状態になることがあります。
残高がある口座で90日以上操作がないと休眠口座になる
FXGTで残高のある口座は、90日以上操作がないと休眠口座になります。
休眠口座になっても取引できなくなるなどの制限はありませんが、休眠状態になった初月は20ドル、翌月以降は毎月10ドルの取引手数料が引かれてしまいます。
なお、口座の操作とは取引口座へのログインと入金、出金、取引のことを指します。
ログインするだけでも休眠状態になるのを防げますので、長く使っていきたい口座があれば、最低でも90日に一回はログインしておくようにしましょう。
もし90日以上使わない口座があれば、手数料が引かれるのを防ぐために、残高をすべて出金しておくのがおすすめです。
口座残高がゼロの状態で30日以上放置したら口座凍結される
FXGTの口座は、残高が0円の状態で30日以上放置すると、凍結状態(アーカイブ化)となります。
凍結状態になった口座では、ログインや入金、出金、取引が一切行えません。
残高ゼロの口座が凍結するまでの流れは以下です。
- 90日以上操作がなく休眠口座になる
- 休眠口座から毎月10ドル(初月20ドル)の残高が引かれる
- 残高がゼロの状態で30日以上経過したら口座凍結
口座を放置して休眠状態になると維持手数料が残高から引かれ、残高がゼロになって30日以上経過し凍結・・・というパターンが多いです。
凍結した口座は再有効化できず、二度と使えなくなってしまいます。
休眠口座になっても残高さえあれば凍結は防げますが、長く使たい口座であればそもそも休眠状態にならないよう定期的な操作を心がけましょう。
禁止事項・利用規約違反に行為があると口座凍結される
FXGTでは、禁止事項や利用規約違反の行為があった場合、口座凍結の対象となる可能性があります。
FXGTの主な禁止事項・利用規約違反には以下のようなものがあります。
| 禁止事項 | 具体例 |
|---|---|
| 複数アカウントの利用 | 同一人物が複数のアカウントを開設・運用 |
| ボーナスの不正取得・利用 | 偽名での登録、複数回のボーナス受け取り |
| 複数口座間の両建て取引 | 同一通貨ペアで買いと売りのポジションを別口座で保有 |
| 他社口座との両建て取引 | FXGTと他社で同一通貨ペアの反対ポジションを保有 |
| 自己アフィリエイト | 自身の紹介リンクを使用して口座開設と取引を行う |
これらの行為が発覚した場合、口座凍結だけでなく、アカウントを強制的に削除され、二度とFXGTを利用できなくなる可能性もあります。
FXGTの利用前には必ず利用規約を確認し、くれぐれも禁止事項を行わないように気を付けてくださいね。
FXGTで口座凍結・休眠口座になった場合の対処法
ここでは、FXGTで口座凍結・休眠口座になった場合の対処方法を解説します。
休眠口座はログインすれば再度有効化できる
FXGTの休眠口座は、MT4/MT5にログインするだけで簡単に再度有効化することができます。
ログイン後は口座の状態が通常に戻り、取引や入金、出金が可能になります。
ただし、休眠口座になると口座内のボーナスはすべて消滅してしまいます。
休眠口座になる前にボーナスを保有していた口座でも、ボーナスを引き継いでトレードすることはできませんのでご注意ください。
また、休眠口座になると毎月10ドルの残高が引かれるため、休眠前との残高の変化にもあわせて注意が必要です。
口座凍結(アーカイブ化)された場合は追加口座を開設する
FXGTで口座が凍結（アーカイブ化）された場合、凍結された口座を再度有効化することはできません。
そのため、FXGTで取引を続けたい場合は、追加口座を開設する必要があります。
追加口座の開設手順は以下です。
- FXGTの公式サイトからマイページにログイン
- ダッシュボードの上部メニューから「MT4/MT5口座」を選択
- MT4/MT5口座のページで、「＋」のマークを押す
- 開設する口座の種類やプラットフォーム、スペックなどの詳細を設定する
- すべての項目を設定できたら「次に進む」を押す
追加口座は、1つのアカウントで最大6つまで開設可能です。
なお、凍結された口座は、この上限数にはカウントされません。
FXGTの追加口座については、以下で詳しく解説しています。
規約違反で口座凍結されたら解除することはできない
禁止事項や利用規約違反で口座凍結された場合、凍結状態を解除することはできません。
FXGTでは、以下のような行為が禁止事項・規約違反に定められています。
- 複数アカウントの利用
- ボーナスの不正取得
- 複数口座間の両建て
- 他社口座間との両建て
- 自己アフィリエイト
特に悪質な違反の場合、アカウントが強制削除され、FXGTを永久に利用できなくなる可能性もあります。
このような事態を避けるためにも、FXGTで取引する前には、利用規約の内容を事前に確認しておくようにしてくださいね。
FXGTで口座凍結・休眠口座にならないための対策
ここでは、FXGTで口座凍結・休眠口座にならないための対策を解説します。
FXGTで口座凍結や休眠口座になるのを防ぐためには、以下を行ってください。
利用規約の内容を事前に確認しておく
FXGTの口座凍結を防ぐ最も重要な対策は、利用規約の内容をしっかりと確認しておくことです。
規約の内容を把握することで、意図せず禁止事項や違反行為を行うリスクを大幅に減らすことができます。
FXGTの各種利用規約は、公式サイトから以下の手順で確認できます。
- FXGTの公式サイトにアクセス
- メニューの「当社について」から「法的事項」を選択
- 確認したい利用規約の欄で「今すぐダウンロード」をタップ
なお、FXGTの利用規約はすべて英語で書かれているため、必要に応じて翻訳ソフトを使いながら内容を確認しましょう。
また、利用規約の内容は更新される可能性があるため、定期的に最新の情報を確認するようにしてくださいね。
最低でも90日に1回はログイン・入出金・取引を行う
FXGTの口座凍結や休眠状態を防ぐ最も効果的な方法は、定期的に口座を操作することです。
FXGTの口座は90日間ログインや入金、出金、取引が行われないと休眠状態になってしまうので、最低でも90日一回は何かしらの操作をするようにしてください。
口座にログインするだけでも休眠状態になるのを防げますので、トレードしない場合でも定期的なログインを心がけましょう。
自己アフィリエイトはしない
FXGTでは、利用規約で自己アフィリエイトが禁止されています。
自己アフィリエイトとは、自分で発行したアフィリエイトリンク経由で口座開設し、その口座で取引して報酬を得る行為のことです。
本来、FXGTのアフィリエイトプログラムは他者の紹介を目的として提供されているサービスのため、このように自分で不正に報酬を得ようする行為は一切禁止となっています。
自己アフィリエイトを行ってしまうと、口座凍結や出金拒否などのペナルティが科される可能性がありますので、絶対に行わないようにしましょう。
ボーナスの不正な受け取りをしない
FXGTでは口座開設ボーナス・入金ボーナスを常時開催していますが、ボーナスの不正な受け取りは一切禁止となっています。
例えば、同じ人が異なる名義を使って口座開設し、口座開設ボーナスや初回入金ボーナスを複数回受け取ろうとするなどの行為が不正な受け取りにあたります。
そもそも、FXGTは1名義につき1つのアカウントしか作成できないため、異なるメールアドレスを使って複数アカウントを作成すること自体が違反行為となります。
口座凍結を防ぐためにも、ボーナスの不正受け取りは絶対に行わないようにしてください。
FXGTのボーナスについては、以下の記事で詳しくまとめています。
複数口座および他社口座との両建てをしない
FXGTでは、複数口座間や他社口座との両建てトレードが禁止されています。
複数口座間での両建てとは、FXGTの口座を複数開設し、口座間でそれぞれ同じ通貨ペアで別方向のポジションを保有する手法です。
他社口座との両建てとは、FXGTの口座と他海外FX業者の口座を使って、それぞれ同じ通貨ペアで別方向のポジションを保有する手法です。
このようなポジションの取り方をした場合、一方の口座では利益が発生し、もう一方の口座では損失が発生しますがゼロカットにより入金額までに損失を抑えられます。
複数口座間と他社口座間での両建ては、損失を抑えつつ利益を得られる可能性が高いため、多くの海外FX業者で禁止されています。
他の禁止事項と同様に口座凍結のリスクがあるため、複数口座および他社口座との両建ては行わないようにしましょう。
FXGTの両建てについては、以下で詳しく解説しています。
FXGT口座凍結・休眠口座のよくある質問
最後に、FXGTの口座凍結・休眠口座のよくある質問とその回答を紹介します。
凍結・休眠状態の口座から出金はできますか？
FXGTでは、凍結された口座からの出金はできません。
口座の凍結処理は、休眠状態の口座から維持手数料が引かれ、残高がゼロになった後に30日が経過すると行われます。
そのため、口座を放置していて凍結してしまった場合、そもそも口座内に資金は残っていません。
禁止事項や規約違反行為が原因で口座凍結された場合も、ペナルティとして出金拒否の対応をされる可能性が高いです。
なお、休眠状態の口座からは、通常通りの手順で出金が可能です。
休眠状態になると毎月10ドルの口座維持手数料が残高から引かれてしまうので、使わない口座からは早めに残高を出金しておくことをおすすめします。
FXGTの利用規約はどこから確認できますか？
FXGTの利用規約は、公式ウェブサイトから以下の手順で確認できます。
- FXGTの公式サイトにアクセス
- メニューの「当社について」から「法的事項」を選択
- 確認したい利用規約の欄で「今すぐダウンロード」をタップ
なお、利用規約はすべて英語で書かれているため、必要に応じて翻訳ソフトを使いながら確認してください。
また、利用規約の内容は更新される可能性があるので、定期的に最新の情報をチェックしておくようにしましょう。
FXGTの口座解約・削除の方法は？
FXGTで使わなくなった口座を解約・削除したい場合は、カスタマーサポートに連絡して削除してもらう必要があります。
口座解約・削除は以下の手順で行います。
- FXGTのポータルサイトにログイン
- 「お問い合わせ」に口座解約したい旨と口座番号を入力
- 入力が完了したら「送信する」のボタンを押す
なお、FXGTの口座を解約・削除する前に、以下の点を必ず確認しておくようにしてください。
- 未決済のポジション、予約注文がないことを確認
- 口座残高、ボーナスがないかどうか
- 取引履歴など必要なデータをダウンロードしておく
FXGTの取引口座にログインできない原因は？
FXGTの取引口座にログインできない原因はいくつか考えられます。
ログインできない主な原因と対処法は以下の通りです。
| ログインできない原因原因 | 対処法 |
|---|---|
| パスワードの間違い | パスワードリセット機能を使用 |
| 口座凍結 | サポートに連絡し状況を確認 |
| システムメンテナンス | FXGTの公式告知を確認 |
| ネットワーク接続問題 | インターネット接続を確認 |
上記の対処法を試してもログインできない場合は、FXGTのサポートに連絡することをおすすめします。
FXGTで保有できる口座の上限数は？
FXGTでは、1つのアカウントで最大6つまで取引口座を保有することができます。
なお、凍結された口座や休眠口座は上限数に含まれません。
FXGTは開設できる口座の数が少ないので、複数の口座を利用する際はしっかりと管理を行ってくださいね。
口座の維持に手数料はかかりますか？
FXGTでは、取引に使用している口座であれば維持手数料はかかりません。
しかし、90日間ログインや入金、出金、取引などの操作がなく休眠状態となった口座には、毎月10ドルの口座維持手数料が発生します。
口座維持手数料は残高から引かれ、残高がゼロになって30日経過したら口座凍結となります。
休眠状態となり維持手数料が発生するのを防ぐためには、定期的なログインまたは使わない口座からは残高を出金する、といった対策がおすすめです。
FXGTの口座凍結・休眠口座の徹底解説 まとめ
以上、FXGTの口座凍結や休眠口座について徹底的に解説してきました。
FXGTの口座は、以下の条件を満たすと休眠・凍結状態になってしまいます。
口座凍結・休眠口座を防ぐためには、長期間口座を放置せず、最低でも90日以内にログインや出金、取引を行うようにしましょう。
また、休眠口座は毎月10ドル(初月20ドル)の維持手数料が引かれるので、使う予定のない口座からは残高をすべて出金しておくようにしてください。
さらに、禁止事項・利用規約に違反する行為があると口座凍結や最悪の場合アカウント自体を削除される可能性もあります。
FXGTで取引する前には、利用規約の内容をしっかりと確認しておき、くれぐれも禁止事項や規約違反を行わないように気をつけましょう。