Exness(エクスネス)は禁止されている両建てがないため、複数口座や他の海外FX業者との両建ても自由に行えます。
Exnessの両建て取引を上手く活用すれば、ロスカットを防止したり、損失を一定に抑えつつ大きな利益を狙う、といった戦略にも挑戦できます。
しかし、一方で両建てするとスプレッドと取引手数料が2倍になったり、トータルスワップがマイナスだとコストの支払いが発生するなどの注意点もあります。
そこで、この記事ではExnessで行うことのできる両建て取引手法の詳細や、メリット、注意点を解説していきます。
Exnessで両建て取引に挑戦したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Exness(エクスネス)の評判・口コミが知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
Exness(エクスネス)では両建てに関する制限がない
Exness（エクスネス）では、両建て取引に関する制限や禁止事項が一切ありません。
XMなど他の海外FX業者では、同一口座での両建てのみが可能という場合がほとんど。
しかし、Exnessでは複数口座間での両建てや他海外FX業者の口座間との両建ても自由に行うことができます。
また、Exnessは両建て以外の禁止取引も少なく、アービトラージや指標トレード、窓開き・窓埋めを狙ったトレードも許可されています。
Exnessであれば、無制限レバレッジと業界最狭の低スプレッドを兼ね備えたハイスペックな取引環境で、多彩な両建て手法に挑戦できます。
両建て手法で利益を狙いたい方は、ぜひとも両建て取引に一切の制限がないExnessの利用をおすすめします！
Exness(エクスネス)で許可されている両建て手法
ここでは、Exness(エクスネス)で許可されている両建て取引の手法を解説していきます。
Exnessでは、以下のような両建て取引を行うことができます。
同一口座内でのヘッジ取引
同一口座での両建てとは、一つの口座内で、同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有する手法です。
同一口座内での両建て取引は、主に以下のような場面で有効です。
- 相場の動きが予測困難な時のリスクヘッジ
- 大きな損失が出ているポジションの損失相殺
例えば、ドル円で1ロット買いエントリーし、その後同じ口座で1ロット売りエントリーを行うとします。
このようなポジションの取り方をすると、どちらかのポジションで損失が出ても、他方のポジションで利益が出るため、損失を相殺できます。
両建てしておけば損益が固定されるため、相場がどちらに動くが予想できない場合でも、余裕を持って分析が行えます。
また、含み損が出ているタイミングで両建てすれば、証拠金維持率を高めてロスカットを遠ざけることもできます。
同一口座内での両建て取引は、リスクヘッジのために使用していくのがよいでしょう。
複数口座間での両建て取引
複数口座間での両建てとは、Exnessの口座を複数開設し、口座間でそれぞれ別方向のポジションを保有する手法です。
- ExnessのA口座ではドル円の買いポジションを保有
- ExnessのB口座ではドル円の売りポジションを保有
このようなポジションの取り方をした場合、もし上昇トレンドが発生したらA口座の利益は大きく伸びます。
一方でB口座は大きな損失が発生しますが、Exnessはゼロカットシステムを採用しているため、損失は入金額までに抑えられます。
なお、Exnessでは1アカウントで最大200口座まで追加口座を開設できます。
Exness(エクスネス)の追加口座開設手順は、以下に詳しくまとめています。
他海外FX業者との両建て取引
他業者との両建てとは、Exnessの口座と他の海外FX業者の口座を利用して、口座間でそれぞれ別方向のポジションを保有するという手法です。
- Exnessの口座でドル円の買いポジションを保有
- Tradeviewの口座でドル円の売りポジションを保有
このような両建て取引も、ゼロカットによって損失は入金額までに抑えつつ、利益は大きく伸ばすことができます。
ただし、XMやFXGTなど多くの海外FX業者では他業者との両建てが禁止されています。
そのため、Exnessと他の海外FX業者の口座間で両建てを行う際は、利用する業者が他の業者との両建てを許可しているか事前に確認しておく必要があります。
他の海外FX業者との両建て取引を許可している業者は以下です。
| 海外FX業者 | 両建ての制限 |
|---|---|
| Tradeview | 両建て取引に一切の制限なし |
| TitanFX | ・複数口座や他海外FX業者間との両建ても可能 ・ゼロカット狙いの両建ては一切禁止 |
| ThreeTrader | ・複数口座や他海外FX業者間との両建ても可能 ・ロスカット、ゼロカット狙いの両建ては禁止 |
もし他社口座との両建てが禁止されている海外FX業者を使って両建てしてしまうと、口座凍結や出金拒否、利益取り消しなどのペナルティが科せられる可能性があります。
他海外FX口座との両建てを行う際は業者選びにご注意ください。
Exness(エクスネス)で両建てを行うメリット
ここでは、Exness(エクスネス)で両建て取引を行うことによるメリットを解説していきます。
複数口座、他海外FX業者の口座間と両建て取引が可能
Exness(エクスネス)で両建てするメリット、まず1つ目は「複数口座、他海外FX業者の口座間と両建て取引が可能」という点です。
他海外FX業者との両建ては、Exnessの口座と他の海外FX業者の口座間で同じ通貨ペアの買い・売りのポジションを保有する手法です。
多くの海外FX業者では、同じ口座内でしか両建てできない場合がほとんど。
しかし、Exnessであれば複数口座や他海外FX業者との両建ても許可されているので、両建てを使って多彩な取引戦略を取ることができますよ！
最大レバレッジ無制限＆低スプレッドで成功しやすい
Exness(エクスネス)で両建てするメリット、2つ目は「最大レバレッジ無制限＆低スプレッドで両建てしやすい」という点です。
Exnessは最大21億倍の実質無制限レバレッジで取引できるため、他の海外FX業者よりも非常に少ない証拠金でポジションが持てます。
Exnessでは複数口座での両建て取引が可能ですが、複数口座で両建てする場合はそれぞれの口座でポジションを持つための証拠金が必要になります。
しかし最大レバレッジが無制限のExnessであれば非常に少ない証拠金からポジションが持てるので、証拠金への負担はかなり抑えられます。
また、Exnessはスプレッドの狭さにも定評があり、海外FX業者の中でもトップクラスに安いコストで取引できます。
両建てするとスプレッドも2倍かかってしまいますが、Exnessならコストの負担も抑えられるため、両建てが成功しやすい環境が整っているといえるでしょう。
スワップフリーでマイナススワップの支払いが発生しない
Exness(エクスネス)で両建てするメリット、3つ目は「スワップフリーでマイナススワップの支払いが発生しない」です。
Exnessはすべての口座でスワップフリーが採用されており、以下の銘柄をスワップなしで保有できます。
| 商品 | スワップフリー銘柄 |
|---|---|
| メジャー通貨 | AUDUSD, EURUSD, GBPUSD, NZDUSD, USDCAD, USDCHF, USDJPY, USDTHB |
| マイナー通貨 | AUDNZD, EURCHF, GBPJPY, AUDCHF, AUDJPY, EURAUD, EURCAD, EURGBP, EURJPY, EURNZD, GBPCHF, GBPNZD, NZDJPY, NZDCAD |
| 貴金属 | XAUUSD |
| エネルギー | USOIL |
| 仮想通貨 | すべての銘柄 |
| 株価指数 | すべての銘柄 |
両建てで保有しているポジションを持ち越すと、ロングスワップとショートスワップの差額分のスワップポイントが発生します。
もしロングスワップとショートスワップの差額がマイナスである場合は、両建てポジションを保有し続けているだけでマイナススワップの支払いコストがかさんでしまいます。
しかし、Exnessでは多くの銘柄がスワップフリーに対応しているため、対象の銘柄であればマイナススワップを気にせずに両建てができます。
Exnessのスワップフリーには解放条件など特になく、口座開設直後から誰でも利用可能です。
ただし、日中の取引が極端に少ない場合や、日をまたいで持ち越すポジションが多い場合はスワップフリーが解除されてしまうためご注意ください。
Exnessのスワップポイント、スワップフリーについては以下にまとめています。
Exness(エクスネス)で両建てする際の注意点
ここでは、Exness(エクスネス)で両建て取引を行う際の注意点を解説していきます。
スプレッドと取引手数料が2倍になる
Exness(エクスネス)で両建て取引をする際の注意点、まず1つ目は「スプレッドと取引手数料が2倍になる」という点です。
両建て取引では「買い」と「売り」両方のポジションを同時に保有するため、それぞれにスプレッドが発生します。
また、ロースプレッド口座、ゼロ口座はスプレッドとは別で取引ごとに手数料が発生しますが、両建てするとこの手数料も2倍になります。
Exnessのスプレッドは業界でも最狭レベルですが、大きなロット数の両建てなどはコストがかさんでしまう場合があるため、資金管理には注意が必要です。
Exness(エクスネス)のスプレッドについては以下で詳しくまとめています。
スワップポイントの差額がマイナスだとコストが発生する
Exness(エクスネス)で両建て取引をする際の注意点、2つ目は「スワップポイントの差額がマイナスだとコストが発生する」です。
両建てすると買いと売りそれぞれのポジションでスワップポイントが発生するため、2つのポジションの差額のスワップがマイナスであればコストが発生してしまいます。
以下の表は、Exnessで主要通貨ペアを両建てした場合のスワップポイントの例です。
| 通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ | 両建てコスト （1日あたり） |
|---|---|---|---|
| EURUSD | -0.6 | 0 | -0.6 |
| USDJPY | 0 | -2.52 | –2.52 |
| GBPUSD | -0.12 | -0.15 | -0.27 |
Exnessのスワップポイントはどちらのポジションもマイナスまたはゼロか、両方マイナスになっています。
そのため、両建てすると高い確率で差額もマイナススワップになってしまう点にはご注意ください。
しかし、アカウントにスワップフリーが適用されていれば、スワップフリーの対象銘柄はスワップポイントが発生しません。
Exnessで両建てするのであれば、スワップフリーの対象銘柄がおすすめです。
他の海外FX業者は複数業者間での同時取引ができない場合が多い
Exness(エクスネス)で両建てする際の注意点、3つ目は「他の海外FX業者は複数業者間での両建てができない場合が多い」です。
Exnessでは、Exnessの口座と他の海外FX業者の口座間での両建て取引が可能です。
しかし、他の海外FX業者は複数業者間での両建てを禁止している場合が多いため、複数業者間での両建て取引を行う際は注意が必要です。
- XM
- FXGT
- AXIORY
- iFOREX
- BigBoss
XMやFXGT、AXIORYなどの海外FX業者は、同一口座での両建ては可能ですが、他社海外FX口座との両建ては禁止されています。
これらの海外FX業者を利用して両建てを行うと、利用規約違反とみなされ、出金拒否や口座凍結、利益没収などのペナルティが科される可能性があります。
そのため、Exnessと他の海外FX業者を使って両建てする場合は、他社口座との両建てが可能かどうかを事前に確認しておきましょう。
複数口座の場合はそれぞれの口座で証拠金が必要
Exness(エクスネス)で両建てする際の注意点、4つ目は「複数口座での両建てはそれぞれの口座で証拠金が必要」です。
Exnessでは、同一口座内で両建て取引を行った場合、必要証拠金は相殺されゼロになります。
しかし、複数口座間での両建て取引では、それぞれの口座でポジションを持つための証拠金が必要です。
Exnessはレバレッジが高いため他の海外FX業者よりも少額でポジションを持てますが、複数口座間での両建ては単純に証拠金が2倍必要になるので、資金管理にはご注意ください。
複数業者間での両建てはロスカット水準の違いに注意
Exness(エクスネス)で両建てする際の注意点、5つ目は「複数業者間で両建てする際のロスカット水準の違い」についてです。
Exnessのロスカット水準は0%に設定されており、証拠金維持率が0%になるまでロスカットされません。
一方、他の多くの海外FX業者では、ロスカット水準が20%に設定されています。
| 海外FX業者 | ロスカット水準 |
|---|---|
| Exness | 0% |
| XM | 20% |
| FXGT | 20% |
| TitanFX | 20% |
| BigBoss | 20% |
この違いにより、損失が大きくなった場合、Exness以外の口座で先にロスカットが執行され、自動的に両建てが解除されてしまう可能性があります。
Exnessと他海外FX業者の口座間で両建て取引を行う際は、必ずロスカット水準の違いを事前に確認しておき、違いも踏まえたうえで取引戦略を立てるようにしてくださいね。
よくある質問
最後に、Exness(エクスネス)での両建てに関するよくある質問と回答を紹介していきます。
Exness(エクスネス)は両建て禁止ですか？
Exness(エクスネス)で両建て取引は禁止されていません。
Exnessでは両建て取引に関する制限や禁止事項が一切ありません。
そのため、XMなど他の海外FX業者では禁止されていることの多い複数口座間での両建てや他海外FX口座との両建て取引も可能です。
Exness(エクスネス)の複数口座間で同時にポジションを持っても大丈夫ですか？
Exness(エクスネス)では両建て取引に関する禁止事項や制限がありません。
そのため、複数口座間での両建て取引を行っても特に問題ありません。
ただし、複数口座を使った両建てはそれぞれの口座で証拠金が必要になりますので資金管理にはご注意ください。
Exness(エクスネス)ゴールドのヘッジ取引は可能ですか？
Exness(エクスネス)ではゴールドの両建て取引が可能です。
Exnessはゴールドをスワップフリーで取引できるので、両建てしてもマイナススワップによるコストは発生しません。
ゴールドの両建てがしやすい取引環境となっています。
Exnessのゴールド取引については、以下で詳しくまとめています。
Exness(エクスネス)とXMの口座で同時にポジションを持つことはできますか？
Exness(エクスネス)は他の海外FX業者との両建て取引が可能ですが、XMでは同一口座内での両建て取引しか認められていません。
そのため、ExnessとXMの口座間で両建て取引することはできません。
Exness(エクスネス)でヘッジ取引すると口座凍結されますか？
Exness(エクスネス)では禁止されている両建てがないので、両建て取引を行っても口座凍結される可能性は低いです。
ただし、両建てポジションの有無にかかわらず、以下のような取引は禁止されています。
- 第三者による口座操作、取引
- サーバーダウンやレートの遅延を狙ったトレード
- 自己アフィリエイト(セルフIB)による取引
これら禁止事項・規約違反の取引があると、口座凍結のペナルティが科せられるおそれがあるため、取引時はご注意ください。
Exness(エクスネス)の禁止事項・規約違反については、以下で詳しくまとめています。
まとめ
以上、Exnessの両建て取引について解説してきました。
Exnessは禁止されている両建てがなく、複数口座での両建てや他海外FX業者との両建て取引も可能です。
Exnessは最大21億倍の実質無制限レバレッジで取引できるため、複数口座の両建てでも必要証拠金の負担は少なく済みます。
また、スプレッドも海外FX業界最狭水準に狭いので、両建てが成功しやすい環境が整っています。
両建て手法で利益を狙いたい方は、ハイスペックかつ両建て取引に一切の制限がないExnessの利用をおすすめします！