ICMarketsのスプレッドは海外FX業界の中でも狭い水準です。
ICMarketsの口座はスタンダード口座と、プロ用のロースプレッド口座があり、どちらも取引コストを抑えて取引が可能。
さらに、ロースプレッド口座では、MT4/MT5より高速な取引が行えるcTraderが使えます。
狭いスプレッド環境で、スキャルピングや短期売買などの取引回数が多い海外FXトレーダーにとって最適な取引環境といえるでしょう。
取引コストをより抑えられる海外FX業者をお探しの方は、ICMarketsで口座開設してみてはいかがでしょうか。
この記事では、海外FX業者ICMarketsのスプレッドを銘柄別・口座タイプ別に一覧で紹介します。
他の海外FX業者のスプレッド・取引コストを比較したい方は、こちらをご覧ください。

ICMarketsの通貨ペアのスプレッド
ICMarketsでは全61種類の通貨ペアの取引が可能です。
ICMarketsにはスタンダード口座・ロースプレッド口座がありますが、そのうちロースプレッド口座はさらに2種類に分かれます。
| ロースプレッド 口座  | Meta Trader | cTrader | 
|---|---|---|
| ツール | MT4/MT5 | cTrader | 
| 手数料 | 往復7ドル | 往復6ドル | 
2種類あるロースプレッド口座の違いは、上記の通り取引ツールと取引手数料の2点です。
取引手数料は異なりますが、スプレッドは同じですので注意しましょう。
それでは、ICMarketsの全通貨ペアのスプレッドを口座ごとに見ていきましょう。
メジャー通貨ペア
以下はICMarketsのメジャー通貨ペアのスプレッド一覧です。
ロースプレッド口座は、スプレッドとは別に取引手数料がかかります。
| FX通貨ペア | スプレッド | 
|---|---|
| AUDUSD | 0.8 | 
| EURUSD | 0.8 | 
| GBPUSD | 0.8 | 
| USDCAD | 0.8 | 
| USDCHF | 0.9 | 
| USDJPY | 0.8 | 
マイナー通貨ペア
以下はICMarketsのマイナー通貨ペアのスプレッド一覧です。
ロースプレッド口座は、スプレッドとは別に取引手数料がかかります。
| FX通貨ペア | スプレッド | 
|---|---|
| AUDCAD | 1.0 | 
| AUDCHF | 1.3 | 
| AUDJPY | 1.1 | 
| AUDNZD | 1.4 | 
| CADCHF | 1.2 | 
| CADJPY | 1.1 | 
| CHFJPY | 1.3 | 
| EURAUD | 1.3 | 
| EURCAD | 1.1 | 
| EURCHF | 1.2 | 
| EURGBP | 1.0 | 
| EURJPY | 1.1 | 
| EURNZD | 1.3 | 
| GBPAUD | 1.2 | 
| GBPCAD | 1.2 | 
| GBPCHF | 1.3 | 
| GBPJPY | 1.4 | 
| GBPNZD | 1.8 | 
| NZDCAD | 1.3 | 
| NZDCHF | 1.2 | 
| NZDJPY | 1.1 | 
| NZDUSD | 1.0 | 
エキゾチック通貨ペア
以下はICMarketsのエキゾチック通貨ペアのスプレッド一覧です。
ロースプレッド口座は、スプレッドとは別に取引手数料がかかります。
| FX通貨ペア | スプレッド | 
|---|---|
| AUDSGD | 1.4 | 
| CHFSGD | 2.2 | 
| EURDKK | 17.9 | 
| EURHKD | 2.0 | 
| EURNOK | 51.4 | 
| EURPLN | 24.6 | 
| EURSEK | 56.1 | 
| EURSGD | 1.5 | 
| EURTRY | 179.5 | 
| EURZAR | 49.0 | 
| GBPDKK | 23.7 | 
| GBPNOK | 62.8 | 
| GBPSEK | 71.8 | 
| GBPSGD | 2.0 | 
| GBPTRY | 212.8 | 
| NOKJPY | 1.8 | 
| NOKSEK | 11.6 | 
| SEKJPY | 2.0 | 
| SGDJPY | 1.7 | 
| USDCNH | 1.5 | 
| USDCZK | 12.8 | 
| USDDKK | 7.7 | 
| USDHKD | 1.0 | 
| USDHUF | 14.4 | 
| USDMXN | 42.4 | 
| USDNOK | 47.6 | 
| USDPLN | 22.0 | 
| USDRUB | 9719 | 
| USDSEK | 49.5 | 
| USDTHB | 81 | 
| USDTRY | 140.9 | 
| USDZAR | 47.8 | 
| USDSGD | 1.6 | 
ICMarketsのCFD銘柄のスプレッド
ここからは、ICMarketsのCFD銘柄のスプレッドを一覧で紹介します。
仮想通貨
以下はICMarketsの仮想通貨CFDのスプレッド一覧です。
どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。
| 銘柄 | 最小スプレッド | 平均スプレッド | 
|---|---|---|
| BCHUSD | 2.21 | 12.2 | 
| BTCUSD | 8.71 | 120 | 
| DOTUSD | 0.011 | 0.019 | 
| DSHUSD | 0 | 6.4 | 
| EMCUSD | 0.157 | 0.157 | 
| EOSUSD | 0 | 0.064 | 
| ETHUSD | 4.56 | 35 | 
| LNKUSD | 0.012 | 2.1 | 
| LTCUSD | 1.05 | 1.078 | 
| NMCUSD | 7.895 | 7.895 | 
| PPCUSD | 0.184 | 0.276 | 
| XLMUSD | 0 | 0 | 
| XRPUSD | 0.5 | 10.7 | 
| ADAUSD | 0.001 | 17.8 | 
| BNBUSD | 1.266 | 177.5 | 
| DOGUSD | 0.001 | 0.67 | 
| UNIUSD | 0.061 | 2.97 | 
| XTZUSD | 0.003 | 114.1 | 
貴金属
以下はICMarketsの貴金属CFDのスプレッド一覧です。
どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。
| 銘柄 | 最小スプレッド | 平均スプレッド | 
|---|---|---|
| XAGEUR | 0 | 2.3 | 
| XAGUSD | 0 | 2.1 | 
| XAUAUD | 0.8 | 3.7 | 
| XAUEUR | 2 | 3.6 | 
| XAUUSD | 0 | 1.5 | 
| XPDUSD | 24 | 32.4 | 
| XPTUSD | 18.2 | 33.6 | 
エネルギー
ICMarketsのエネルギーCFDのスプレッド一覧です。
ロースプレッド口座は、スプレッドとは別に取引手数料がかかります。
| 銘柄 | スプレッド | 
|---|---|
| XTIUSD | 0.2 | 
| XBRUSD | 0.1 | 
| XNGUSD | 7.0 | 
株価指数
ICMarketsの株価指数のスプレッド一覧です。
どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。
| シンボル | 最小スプレッド | 平均スプレッド | 
|---|---|---|
| AUS200 | 0 | 6.0 | 
| DE40 | 0.5 | 5.0 | 
| F40 | 0 | 4.0 | 
| JP225 | 6 | 40 | 
| STOXX50 | 0.2 | 4.0 | 
| UK100 | 1 | 6.0 | 
| US30 | 1 | 11 | 
| US500 | 0.2 | 4.5 | 
| USTEC | 1 | 10.5 | 
| CA60 | 0.6 | 6.0 | 
| CHINA50 | 3.29 | 30 | 
| CHINAH | 0 | 10 | 
| ES35 | 4.2 | 30 | 
| HK50 | 7 | 70 | 
| IT40 | 9 | 100 | 
| MidDE50 | 7.5 | 125 | 
| NETH25 | 0.09 | 0.1 | 
| NOR25 | 0.68 | 6.8 | 
| SA40 | 7.5 | 15.444 | 
| SE30 | 0.38 | 433 | 
| SWI20 | 3 | 8 | 
| TecDE30 | 2.3 | 88 | 
| US2000 | 0.14 | 3.2 | 
商品先物(コモディティ)
ICMarketsのコモディティのスプレッド一覧です。
どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。
| 銘柄 | 最小スプレッド | 平均スプレッド | 
|---|---|---|
| BRENT | 0.02 | 0.03 | 
| Cocoa | 3 | 8 | 
| Coffee | 0.3 | 3.0 | 
| Corn | 0.68 | 8.8 | 
| Cotton | 0.15 | 2.1 | 
| OJ | 1.12 | 19.2 | 
| Soybean | 1.35 | 13.5 | 
| Sugar | 0.03 | 0.05 | 
| Wheat | 0.75 | 11.5 | 
| WTI | 0.02 | 0.4 | 
| XBRUSD | 0.03 | 0.1 | 
| XNGUSD | 0.002 | 8.0 | 
| XTIUSD | 0.03 | 0.1 | 
先物(Fetures)
ICMarketsの先物のスプレッド一覧です。
どの口座タイプでもスプレッドは同じですが、ロースプレッド口座は別途手数料がかかります。
| シンボル | 最小スプレッド | 平均スプレッド | 
|---|---|---|
| BRENT | 0.3 | 4.8 | 
| WTI | 0.2 | 3.8 | 
| DXY | 0 | 3 | 
ICMarketsと他の海外FX業者とのスプレッド比較の一覧
ICMarketsは他の海外FX業者と比較してもスプレッドは狭い水準の海外FX業者です。
ICMarketsと他の海外FX業者とのスプレッド比較の一覧をまとめました。
スプレッドを比較したい時は、下記の一覧表を参考にしてください。
| 海外FX業者 | スプレッド | 
|---|---|
| ICMarkets | 0.8 | 
| XMTrading | 1.5 | 
| Vantage | 1.3 | 
| FXGT | 1.6 | 
| AXIORY | 1.4 | 
| TitanFX | 1.3 | 
| BigBoss | 1.6 | 
| Exness | 1.1 | 
| ThreeTrader | 0.6 | 
| Axi | 1.2 | 
| MiltonMarkets | 1.5 | 
| MYFXMarkets | 1.2 | 
| IS6FX | 1.6 | 
| HFM | 1.7 | 
| TradeView | 1.8 | 
スプレッドだけを見れば、ICMarketsはTradeViewなどのスプレッドの狭さに評判がある海外FX業者と比較しても劣りません。
とはいえ、TradeViewなどの海外FX業者はただスプレッドが狭ければいいというわけではありません。
出金条件や出金のしやすさ、スワップポイントなど、TradeViewなどの他の海外FX業者とさまざまなポイントで比較して自分にピッタリな海外FX業者を選ぶのがベストです。
他の海外FX業者のスプレッドに関する比較をしたい方は、こちらも参考にしてください。

ICMarketsのスプレッドにおける注意点

ICMarketsのスプレッドは競争力があり、多くの海外FXトレーダーに人気がありますが、注意すべき点もいくつか存在します。
ここからは、ICMarketsのスプレッドにおける注意点を紹介します。
口座ごとにスプレッドが異なる
ICMarketsでは、口座タイプによってスプレッドが異なるため、自分に合った口座を選ぶことが重要です。
あくまでも参考値になりますが、ドル円のスプレッドはスタンダード口座が0.9pips、ロースプレッド口座が0.1pips程度になります。
スタンダード口座は取引手数料がかからない代わりに、スプレッドがやや広めに設定されているのが特徴。
そのため、長期的なポジションを持つトレーダーは、スタンダード口座の方がコストパフォーマンスが良い場合があるでしょう。
一方、ロースプレッド口座は取引手数料が発生しますが、非常に狭いスプレッドを提供しているのが特徴です。
高頻度で取引を行うトレーダーやスキャルピングを行うトレーダーは、ロースプレッド口座が向いています。
取引手数料が別にかかる
ICMarketsでは、ロースプレッド口座を利用する場合に取引手数料が別途発生します。
| 口座タイプ | 取引手数料 | 
|---|---|
| ロースプレッド口座 Meta Trader  | 1ロット/往復7ドル | 
| ロースプレッド口座 cTrader  | 1ロット/往復6ドル | 
ロースプレッド口座はスプレッドが狭いという利点がある一方で、取引手数料を含めた総コストを考慮する必要があります。
特に、海外FX業者でスキャルピングやデイトレードなどの短期取引を数多く行うトレーダーは、手数料の影響が大きくなります。
取引手数料は取引のパフォーマンスに直接影響を与えるため、海外FXで取引するうえではしっかり把握しておくことが重要です。
スプレッドが広がる時間がある
ICMarketsのスプレッドは、通常時は非常に競争力がありますが、特定の時間帯や市場の状況によっても最大・最小スプレッドは異なります。
特に、主要経済指標の発表時やマーケットオープン直後の流動性が低い時間帯は、スプレッドが一時的に広がることが多いです。
取引コストが予想以上に高くなる可能性がありますので、注意してください。
これらのリスクを避けるためには、重要な経済ニュースやイベントの前後では取引を控えるか、スプレッドの最大・最小値を十分に考慮した戦略を立てることが求められます。
ICMarketsのスプレッドの計算方法
ICMarketsを含む海外FX業者のリアルタイムのスプレッドの計算方法は、通貨ペアの売値と買値の差から計算できます。
例えば、米ドルの売値が「140.50円」、買値が「140.45円」の場合、スプレッドは0.005円になる計算です。
ちなみに、0.005円は5pipsです。
pipsという単位は海外FX業者でのスプレッドの表記でよく使われますので、覚えておきましょう。
なお、初心者からするとややこしいスプレッドですが、MT4を使えば海外FX業者のスプレッドを簡単に表示できます。
ICMarketsのスプレッドのよくある質問
最後に、ICMarketsのスプレッドに関するよくある質問に回答していきます。
ICMarketsの口座タイプは何がありますか?
ICMarketsの口座のタイプは、次の3種類です。
- スタンダード口座
 - ロースプレッド口座 MetaTrader
 - ロースプレッド口座 cTrader
 
ICMarketsのレバレッジはどの口座タイプも最大1,000倍となっており、口座残高や保有ポジション量による制限は一切ありません。
これは他の海外FX業者の最大レバレッジと比較すると高い水準です。
最もレバレッジが高い業者はExnessで無制限のレバレッジを提供しています。
スタンダード口座は手数料がかかりますか?
ICMarketsのスタンダード口座は手数料がスプレッドに含まれており、取引手数料はかかりません。
入出金手数料も基本的に無料です。
さらに、最低出金額もないため、利益が出た時に出金しやすいのも特徴。
スプレッドが気になる人は、他の海外FX業者のスプレッドや入出金手数料も比較して選ぶのが良いでしょう。
ICMarketsのスプレッドは早朝に広がりやすいですか?
ICMarketsのスプレッドは早朝に広がりやすいです。
早朝の市場の流動性は低くなる傾向があり、特にニューヨーク市場が閉まってアジア市場が本格的にオープンするまでの時間帯が該当します。
この時間帯は取引参加者が少ないため、売買のスプレッドは広がりやすくなります。
ただし、これはICMarketsだけでなく他の海外FX業者にも言えることです。
海外FXを早朝に取引したいなら、スプレッドの広がりを避けるために市場の流動性が高い時間帯、つまり主要な市場(東京、ロンドン、ニューヨーク)が開いている時間帯を選ぶと良いでしょう。
公式サイトで最大と最小のスプレッドは確認できますか?
ICMarketsの公式サイトで最大・最小のスプレッドを確認可能です。
ICMarketsは透明性を重視しており、取引条件に関する最大・最小スプレッドの詳細情報を公式サイトで公開しています。
スプレットに関する情報も例外ではなく、各通貨ペアの最大・最小、その他の金融商品の最大・最小スプレッドの範囲が一覧で確認可能です。
ICMarketsの出金・入金方法は?
ICMarketsの入金方法は下記です。
- 国内銀行送金
 - 海外銀行送金
 - 仮想通貨(USDT)
 
出金については、入金方法と同じ方法で出金可能です。
ICMarketsでは、入金・出金ともに基本的には手数料無料で行えます。
ICMarketsにゼロカットシステムはありますか?
ICMarketsはゼロカットシステムを採用しているため、追証が請求されることはありません。
ゼロカットシステムは、口座残高を超える損失が出た場合、その損失分を海外FX業者側が負担してくれるシステムです。
日本の金融庁に登録しているFX業者は、ゼロカットが禁止されているため、ゼロカットシステムのある海外FX業者を使えば、安心してハイレバレッジでの取引ができるでしょう。
まとめ
この記事ではICMarketsのスプレッド一覧と他の海外FX業者との比較一覧をまとめました。
ICMarketsのスプレッドは他の海外FX業者と比較しても狭く、多くのトレーダーに支持されています。
特に、ロースプレッド口座は取引手数料が別途かかるものの、業界内で最も狭いスプレッドを提供しています。
さらにcTraderも使用できるため、短期トレードやスキャルピングには最適な海外FX業者です。
ICMarketsで口座開設して、スキャルピングに最適な環境を試してみましょう!

