「VYMはおすすめしないと言われる理由が知りたい」
「VYMを買い続けるとどうなる?」
「SPYDやHDVとの違いを知りたい」
「VYMの配当利回りは高い?」
VYMは米国で平均以上の配当を出す普通株529銘柄で構成された高配当ETFです。
分散投資によりリスクを抑えつつ、3ヶ月に1回、年4回分配金を受け取れます。
しかし、配当利回りや株価の上昇率においてHDVやSPYDよりも劣る部分もあるため、一概におすすめできるとはいえません。
そこで本記事では、VYMがおすすめしない・やめとけと言われる理由や買い続けるとどうなるのかシミュレーションを交えて解説。S&P500との比較も行っているので参考にしてください。

VYMとはどんなETF?

正式名称 | Vanguard High Dividend Yield ETF(バンガード・米国高配当株式ETF) |
ティッカー | VYM |
運用会社 | バンガード社 |
設定日 | 2006年11月 |
ベンチマーク | FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス |
投資対象 | 米国の高配当株 |
構成銘柄数 | 529銘柄(2025年2月末時点) |
直近配当利回り | 2.63%(2025年3月時点) |
経費率 | 0.06% |
主なセクター | 金融、ヘルスケア、生活必需品、エネルギーなど |
分配金頻度 | 四半期ごと |
取扱証券会社 | 楽天証券、SBI証券、マネックス証券など |
VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、米国の大手運用会社バンガード社が提供する米国の高配当株に投資するETF(上場投資信託)です。
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスに連動するように設計されており、米国で平均以上の配当を出す普通株で構成されています。
VYMは現時点で529銘柄以上で構成されているので、分散投資により安定した資産運用を行いたい投資家におすすめです。
一方で、高配当ETFとしては、配当利回りが物足りないという指摘もあります。
VYMの構成銘柄とセクター比率
VYMの構成銘柄上位10社は、下記の通りです。
銘柄名 | ティッカー | セクター | 保有比率 |
---|---|---|---|
ブロードコム | AVGO | 通信 | 4.93% |
JPモルガン・チェース | JPM | 金融 | 4.04% |
エクソンモービル | XOM | エネルギー | 2.72% |
ウォルマート | WMT | 一般消費財 | 2.33% |
プロクター・アンド・ギャンブル | PG | 生活必需品 | 2.23% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ | ヘルスケア | 2.16% |
ホーム・デポ | HD | 一般消費財 | 2.14% |
アッヴィ | ABBV | ヘルスケア | 2.01% |
バンク・オブ・アメリカ | BAC | 金融 | 1.67% |
コカ・コーラ | KO | 生活必需品 | 1.50% |
VYMの構成銘柄を見てみると、ブロードコムとJPモルガン・チェースも保有比率は4%を超えるものの全体的にまんべんなく分散投資されています。
金融やヘルスケア、エネルギーなどさまざまな分野の銘柄に投資していますが、いずれも成熟企業である点が特徴です。
セクター比率の上位は以下の構成になっています。
セクター | 比率 |
---|---|
金融 | 22.90% |
産業 | 11.90% |
ヘルスケア | 11.50% |
生活必需品 | 10.70% |
一般消費財・サービス | 10.40% |
テクノロジー | 10.20% |
エネルギー | 9.30% |
ユーティリティ | 7.00% |
通信 | 4.30% |
基本素材 | 1.80% |
金融が約20%を超える点が大きな特徴です。
2〜6番目に多いセクターは9〜11%の比率であるため、大差はありません。
やや金融に比重を置き、その他は高配当銘柄にまんべんなく投資しています。
VYMの最新の配当利回り
2025年3月時点の直近の配当利回りは2.63%(参考:Bloomberg)です。
一般的に3%以上の利回りであれば、高利回りといわれています。
このことから、高配当株投資家にとってYMの直近の利回り2.63%は、やや物足りないと感じるかもしれません。
配当目的であれば、3%以上の配当利回りを達成しているSPYDやHDVの方がおすすめです。
なお、高配当ETF以外の運用先においては配当利回り12%を実現している「プライベートデット」もあります。
また他にも資産の高い成長力が期待できる「ヘッジファンド」も人気を集めています。
特に近年注目をされているプライベートデット・ヘッジファンドの運用先は以下の通りです。
ハイクアInt’l | アクション | |
---|---|---|
ファンドの 種類 | プライベートデットファンド | ヘッジファンド |
年利 | 12%(固定) | – |
最低投資額 | 500万 | 500万 |
資料請求 | 可能 | 不可 |
投資手法 対象 | 海外日系企業への事業融資 | バリュー株 事業投資 |
おすすめの人 | 投資初心者の方におすすめ 高配当投資をしたい人 ファンドの信頼性を重視する人 元本割れのリスクを避けたい人 | 信頼性の高いヘッジファンドに投資したい人 分散投資によるリスクヘッジをしたい人 金融商品の運用をプロに任せたい人 |
※アクションは運営年数が少ないため、記載なし(2024年実績:25.07%)
>>「プライベートデット」や「ヘッジファンド」についての詳細はこちら
VYMがおすすめしないと言われる理由
VYMは米国の高配当ETFの中でもVYMやHDVと並び、高い人気を誇りますが、悪い評判もあります。
VYMがおすすめしないと言われる主な理由は次の6つです。
VYMよりも高配当・資産の成長性を期待できるおすすめの投資先としてオルタナティブ投資のプライベートデットファンドやヘッジファンドも紹介していますので、検討してみてください。
おすすめしない理由①高配当ETFの中では利回りが低い
VYMはHDVやSPYDといった高配当ETFの中では、利回りが低くなっています。
銘柄 | 直近の配当利回り | 3年トータルリターン |
---|---|---|
VYM | 2.63% | 7.62% |
HDV | 2.68% | 7.26% |
SPYD | 3.84% | 5.01% |
上表の通り、直近の利回りに大きな違いはありませんが、VYMは3銘柄の中で最も低くなっています。
ただし、経費率はSHDV:0.08→YPD:0.07%→VYM:0.06%の順に高くなります。
また3年トータルリターンを比べてみるとVYMが1番良いため、配当利回り・3年トータルリターンで判断するとVYMでの投資も悪くはないでしょう。
SPYDについては以下の記事で詳しく解説しています。

おすすめしない理由②キャピタルゲインはあまり狙えない
VYMは高配当株を中心に投資するため、キャピタルゲインは期待できません。
高配当株は成長株に比べて株価の上昇が緩やかです。
過去のデータから判断しても、VYMの価格上昇はS&P500に比べて低い傾向があります。
配当生活よりも資産の増加を目的とする場合、VYMへの投資はおすすめしません。
おすすめしない理由③確定申告をしないと米国内の税金がかかる
VYMのような米国ETFに投資をした場合、配当金に対して米国と日本で約30%の税金が差し引かれる可能性があります。
米国と日本の二重課税を調整するためには、確定申告が必要です。
仕組みとしては、まず米国で配当金に対して10%の源泉徴収税が差し引かれ、残った配当金に対して今度は日本で所得税と住民税を合わせた20.315%が課税されます。
しかし、確定申告で「外国税額控除」を申請すれば、米国で支払った税金分を日本の税金から控除できるため、実質的に二重課税を回避できます。
「外国税額控除」は任意となりますが、申請をしない場合、日本の税金約20%に加えて米国の税金10%が実質的に差し引かれることになり、配当所得が合計で約30%減少してしまうのです。
確定申告は手続きが面倒ですので、米国ETF投資のデメリットの1つといえるでしょう。
おすすめしない理由④資産形成には不向き
VYMは資産形成には向いていません。
VYMの構成銘柄は成熟した企業が多く、株価の伸び代が少ないためです。
また、VYMが「分配金あり」の銘柄である点も資産形成においてはデメリットになります。
運用益を投資家に分配せず、再投資すれば複利の効果で資産を増やせるためです。
分配金によるインカムゲインよりも売却益によるキャピタルゲインを狙いたい投資家にとってVYMは不向きな銘柄といえます。
おすすめしない理由⑤為替リスクと為替手数料を考慮しなければならない
VYMに投資する際は為替リスクと為替手数料を考慮する必要があります。
米ドル建ての投資商品であるため、円ドルの為替変動の影響を受けるためです。
VYMを購入後、円高になれば為替差損により利益が減少、場合によってはマイナスになるリスクもあります。
また、為替手数料も発生するため、実質的なリターンが減少することも考慮しなければなりません。
為替リスクを避けたい投資家には、VYMよりも国内の高配当銘柄や高配当ETFをおすすめします。
おすすめしない理由⑥株価上昇の恩恵を受けたいなら他の銘柄がおすすめ
VYMは分配金がもらえる点がメリットですが、株価上昇による恩恵は期待できません。
VYMは高配当の成熟企業で構成されているため、成長性が低いためです。
株価上昇の恩恵を受けたいのであれば、成長性の高い個別株への投資がベストです。
リスクを抑えつつ、米国株でキャピタルゲインを狙いたい場合はS&P500に投資するのも良いでしょう。
VYMの3年トータルリターン7.62%に対して、S&P500の3年トータルリターンは11.3%(参考:myINDEX)です。
株価上昇後の売却益により資産を増やしたい投資家には、VYMはおすすめしません。
VYMのメリット
VYMをおすすめしない理由について解説してきましたが、ここではVYMのメリットもご紹介します。
メリット①少額から投資できる
VYMのメリットは少額から投資できる点です。
楽天証券などの証券会社では1株からVYMを購入できます。
2025年3月時点のVYMの株価は129.18ドルです。
1ドル145円で換算すると、1株約18,731円から1株単位でVYMに投資できます。
1株購入するだけで、米国の高配当銘柄529社に分散投資できるので、資金力がない人でも気軽に投資できる点がメリットです。
メリット②多くの銘柄に分散される
VYMはSPYDやHDVよりも多くの銘柄に分散投資されています。
SPYDとHDVの構成銘柄数は約80です。
VYMの構成銘柄数は約529なので、SPYDやHDVよりも圧倒的に分散効果があります。
ローリスクで運用したい投資家にはVYMがおすすめです。
メリット③配当利回りは高い
VYMは配当利回りが高いので、長期保有により定期的に分配金を受け取りたい投資家に向いています。
2025年3月時点の最新配当利回りは2.63%ですが、3%を超えることもあるので、VYMは高配当ETFとして人気です。
配当生活を目指したい投資家にとっては、投資する価値がある銘柄といえます。
VYMで配当金をもらい続けるとどうなる?運用シミュレーション
ここでは、VYMに毎月一定額を積立投資して合計500万円を投資して配当をもらい続けた場合と、500万円を一括投資して配当をもらい続けた場合、5年後・10年後の元利の合計がいくらになるのか、そしてその資産成長率についてもシミュレーションします。
VYMの平均的な配当利回りである3%(四半期ごとに0.75%)を想定してシミュレーションするので、ぜひ参考にしてください。
※ETFにおいては、配当金は自動的に再投資されません。よって受け取った配当金は元本に追加されない「単利運用」でシミュレーションしています。
※シミュレーションでの最終的な元利の合計には、ETFの株価の上昇・下落にともなう損益は考慮されていません。
5年間運用した場合
VYMに毎月8.3万円を積立投資(総額:498万円)し、5年間運用して四半期ごとに0.75%の配当を受け取った場合のシミュレーション結果は下記の通りです。

- 積立総額(元本合計): 4,980,000円
- 配当金合計: 392,175円
- 最終的な元利合計額: 5,372,175円
- 資産成長率: 7.88%
VYMをに毎月8.3万円を積立投資して5年間運用した場合、配当は5年間で合計39.2万円を受け取れることに。
よって最終的な元利合計は537.2万円となり、資産の成長率は7.88%となることが分かります。
VYMに500万円を一括投資し、5年間運用して四半期ごとに0.75%の配当を受け取った場合のシミュレーション結果は下記の通りです。

- 投資総額(元本): 5,000,000円
- 配当金合計: 750,000円
- 最終的な元利合計額: 5,750,000円
- 資産成長率: 15.00%
VYMに500万円を一括投資して5年間保有した場合、配当は5年間で合計75万円受け取れることに。
よって最終的な元利合計は575万円となり、資産の成長率は15%となることが分かります。
10年間運用した場合
VYMに毎月4.17万円を積立投資(総額:500万4000円)し、10年間運用して四半期ごとに0.75%の配当を受け取った場合のシミュレーション結果は下記の通りです。

- 積立総額(元本合計): 5,004,000円
- 配当金合計: 769,365円
- 最終的な元利合計額: 5,773,365円
- 資産成長率: 15.38%
VYMに毎月4.17万円を積立投資して10年間運用した場合、配当は5年間で合計76.9万円を受け取れることに。
よって最終的な元利合計は577万円となり、資産の成長率は15.38%となることが分かります。
VYMに500万円を一括投資し、10年間運用して四半期ごとに0.75%の配当を受け取った場合のシミュレーション結果は下記の通りです。

- 投資総額(元本): 5,000,000円
- 配当金合計: 1,500,000円
- 最終的な元利合計額: 6,500,000円
- 資産成長率: 30.00%
VYMに500万円を一括投資して10年間保有した場合、配当は5年間で合計150万円受け取れることに。
よって最終的な元利合計は650万円となり、資産の成長率は30%となることが分かります。
シミュレーションの結果、VYMの年間配当利回りが3%だった場合、500万円を5~10年積立投資・一括投資をした場合の資産成長率は7.88%~30%と、非常に高いことが分かりましたね。
5年 | 10年 | |
積立投資 | 7.88% | 15.38% |
一括投資 | 15% | 30% |
ETFはその特性上、自動的に複利運用を行うことができませんので、上記シミュレーションは単利運用で行いました。
毎年3%の配当利回りだった場合は500万円を一括投資をした方が資産の成長性が高いことが分かりましたね。
ただし、実際の配当利回りは毎年変動する点・株価の上下でトータルリターンは変動する点には留意が必要です。
また、VYMよりも高い資産成長率を目指せる運用先としては、オルタナティブ投資の「プライベートデットファンド」や「ヘッジファンド」がおすすめです。
オルタナティブ投資であれば、なんと5年間で成長率60%以上を目指せます。
そんなオルタナティブ投資については次の章にて詳しく解説します。
5年間で60%以上の資産成長率を目指すなら「オルタナティブ投資」
VYMは分配金による利益が期待できますが、先ほどのシミュレーションによると年間配当利回りが3%だった場合、500万円を5~10年積立投資・一括投資をした場合の資産成長率は7.88%~30%であることが分かりましたね。
しかしVYMを含むETFにおいては、その特性上、自動で複利運用を行うことができず、単利での運用になってしまいます。
資産運用においては、長期運用でかつ複利運用を行うことで、複利効果を活かしてより多くの資産を形成することができるとされています。
また投資においては、年間3%を超えれば「高配当」と言われる世界です。
より高い配当・資産の成長を期待したい方にとっては、VYMを含むETFなどの一般的な運用先では物足りないと感じる方も少なくないでしょう。
そこでここでは、年間配当12%(固定)を実現しているプライベートデットファンド(複利運用も可)や、複利運用のみ可能で、高い資産成長を目指すヘッジファンドと言った「オルタナティブ投資」をご紹介します。
資産の成長率はなんと5年で60%以上となりますので、おすすめですよ。

オルタナティブ投資とは、債券や株式といった「伝統資産」以外の新しい投資対象や投資手法のことをいいます。
オルタナティブ投資の例:
- プライベートデット
- ヘッジファンド
- 不動産
- コモディティ
- 仮想通貨 など
これら運用先は伝統資産との相関性が低く、組み合わせて投資をすることでどちらか一方が下落となってもどちらか一方が上昇するといった傾向にあり、安定したリターンを目指すことが可能となります。
ここではVYMとの投資特にに相性の良いオルタナティブ投資「プライベートデット」と「ヘッジファンド」について、具体的な運用先例とともに見ていきます。
またVYMとオルタナティブ投資の資産成長率も比較してみましたので要チェックです。
プライベートデット|ハイクアインターナショナル

プライベートデットファンドとは、投資家から集めた資金をもとに企業へ事業融資を実施し、企業から支払われる貸付金利子の一部を配当金として支払う仕組みです。
私たち投資家へ支払われる配当金は企業から支払われる貸付金利子が配当原資となるため、基本的には元本の変動リスクが無いのが最大の特徴となっています。
ではここで、日本国内のプライベートデットファンドの運用先例として、「ハイクアインターナショナル」をご紹介します。

運用会社 | ハイクアインターナショナル 合同会社 |
---|---|
代表社員 | 梁秀徹 |
本社所在地 | 〒581-0016 大阪府八尾市八尾木北1-44 |
設立 | 2023年 |
利回り | 年間12%(固定) |
最低投資額 | 500万円 |
実際の利益 | ・3ヶ月に1度15万円の配当 ・年間で60万円の配当 | 500万円投資した場合
利益の受取方法 | ・3ヶ月に1回配当金として受け取る ・配当金を再投資して元本を増やす |
資料請求・相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
運用手法 | SAKUKO VIETNAMへの事業融資 ※設立:2011年 |
公式サイト | ハイクアインターナショナル |
ハイクアインターナショナル(以下「ハイクア社」)は、梁秀徹氏が会長を兼任するベトナムの日系企業SAKUKO VIETNAM(以下「SAKUKO社」)に事業融資を行い、その利息収入から投資家へ年間12%(固定)もの配当を実現するファンドです。
SAKUKO社は年商25億円を売り上げ、2025年にベトナムのUPCOM市場に上場を予定していますが、更なる成長を目指し事業投資を加速させています。
また、ベトナムは金利が高い状況があるため、金融機関の貸付金利も日本よりかなり高額。
そんなSAKUKO社のビジネス基盤と成長性、そしてベトナムの経済状況があるからこそ、年利12%という高い配当利回りを実現しているのです。
年利12%という利回りは、約6年で投資した資産が2倍になる計算となります。他の運用先と違いSAKUKO社の事業収益から直接利息が支払われるため、株価変動や売却タイミングを考慮する必要がなく、リターンの確実性が高いのも魅力です。
透明性の面でも、SAKUKO社の会長であり、ハイクアインターナショナル代表の梁秀徹氏の活動はYouTubeやメディアを通じて公開されており、事業の実態を確認しやすい環境が整っています。
さらに、投資家向けには年1回の事業報告会が開催され、無料面談や資料請求を通じて詳細な情報を得ることも可能。
資産を安定的に増やしたいのであれば、まずはハイクア社に無料資料請求か無料の投資面談を申し込んでみてはいかがでしょうか。
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ヘッジファンド|アクション・GFマネジメント

ヘッジファンドとは、投資家から集めた資金を投資のプロ(ファンドマネージャー)が広く分散投資し、投資で得られた利益を還元するという仕組みです。
定期的に利子の支払いが期待できるVYMとは異なり一般的には配当を実施しておらず、最終的な資産の拡大を重視しています。

運用会社 | アクション合同会社 |
---|---|
代表者 | 古橋弘光 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目13−1 虎ノ門40MTビル 7階 |
設立 | 2023年 |
利回り | 25.07% ※2024年4月〜2025年3月 |
最低投資額 | 500万円 |
運用手法・対象 | ・事業への直接投資 ・バリュー株投資 |
相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
公式サイト | アクション |
アクション合同会社は、2023年設立の新興ヘッジファンドです。
トレイダーズインベストメント株式会社の元代表取締役である古橋 弘光氏が代表を務めます。
2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)で、投資家からの期待度も高いヘッジファンドです。
- 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
- 株式や債券に留まらないポートフォリオ戦略
- 最低投資額は500万円~
2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)という驚異的な実績を残しています。

アクションは株式や債券のほか、Web3事業や事業投資、ファクタリングやESGファンドへの投資などさまざまな対象に分散投資し、年間15%以上のリターンを目指しています。
アクション社への出資に向いている人は以下の特徴にあてはまる人です。
- 信頼性の高いヘッジファンドに投資したい人
- 分散投資によるリスクヘッジをしたい人
- 金融商品の運用をプロに任せたい人
詳しい投資事例や今後の方針については無料の面談で聞くことができますので、まずは公式サイトから問い合わせてみてください。


運用会社 | GF Management合同会社 |
---|---|
代表者 | 田尻 光太朗 |
本社所在地 | 東京都千代田区麹町4丁目5-20 |
設立 | 2023年 |
平均利回り | 年平均29% ※ファンドマネージャーの運用成績 |
最低投資額 | 1,000万円 ※500万円から相談可能 |
運用手法 | 大型日本株でポートフォリオを形成 |
主な投資先 | 大型日本株 |
相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
公式サイト | GFマネジメント |
GFマネジメントは、2023年に設立された新進気鋭のヘッジファンド。社名のGFは「Greed(貪欲)」と「Fear(恐怖)」の頭文字で、ウォーレン・バフェットの投資哲学に基づいています。
運用を担当するファンドマネージャーは、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を取得後、UBS証券やモルガン・スタンレー証券の投資銀行部門で経験を積んだ実力者です。
モルガン・スタンレー時代にはテクノロジーやヘルスケア領域のM&A案件等を担当し、その経験を活かした独自の投資戦略を展開しています。
同社が採用するJ-Prime戦略は、日本の大型株や指数ETFを20~30銘柄組み込んだポートフォリオ運用です。
銘柄選定では、市場成長性、持続的な収益力、競争優位性という3つの基準を重視。この戦略により、運用開始から277%(年平均29%)という驚異的なリターンを実現しています。
リスク管理面では、1銘柄あたりの投資配分を10%以下に制限するなど、慎重な運用姿勢も特徴です。
ただし、運用期間中に一時的なマイナスを記録することもあるため、3〜5年の中長期での投資が推奨されます。
投資開始額は1000万円からですが、500万円からも相談可能とのこと。
GFマネジメントは日本株の優良企業ポートフォリオで中長期で大きなリターンを狙いたい方におすすめです。

へッジファンドの詳細:日本のヘッジファンドランキング!国内・海外のおすすめ会社を紹介!
VYMとオルタナティブ投資の資産成長率比較
ここでは、VYMとオルタナティブ投資の資産成長率を比較してみます。
VYMとプライベートデットファンドの「ハイクアインターナショナル」とヘッジファンドの「アクション」そして「GFマネジメント」に投資をしていた場合、5年・10年で資産がどのくらい成長するのか比べて見ました。
- 運用期間:5年・10年
- 投資額:オルタナティブ投資の最低投資額500万円とする
- 運用方法:
◎VYM:単利運用
◎ハイクアインターナショナル:単利運用・複利運用
◎アクション・GFマネジメント:複利運用
運用先 | VYM | ハイクアInt’l | アクション | GFマネジメント |
---|---|---|---|---|
資産クラス | ETF | プライベートデット | ヘッジファンド | ヘッジファンド |
獲得方法 | リターン・配当(インカムゲイン) ・キャピタルゲイン ※ここでは配当のみで計算 | 単利: 配当(インカムゲイン) 複利: キャピタルゲイン | キャピタルゲイン | キャピタルゲイン |
利回り | 年3% | 年12% | 年15% アクションが目標とする利回り | 年平均29% ファンドマネージャーの実績含むこれまでの年平均 |
得られる利益 10年間で 得られる利益 | 5年間で5年: 積立:392,175円 一括:750,000円 10年: 積立:769,365円 一括:1,500,000円 | 5年: 単利:300万円 複利:381.17万円 10年: 単利:600万円 複利:1,052.92万円 | 5年: 505.68万円 10年: 1,522.78万円 | 5年: 1,286.15万円 10年: 5,880.68万円 |
元本+利益の合計 10年間の 元本+利益の合計 | 5年間の5年: 積立:5,372,175円 一括:5,750,000円 10年: 積立:5,773,365円 一括:6,500,000円 | 5年: 単利:800万円 複利:881.17万円 10年: 単利:1,100万円 複利:1,552.92万円 | 5年: 1,005.68万円 10年: 2,022.78万円 | 5年: 1,786.15万円 10年: 6,380.68万円 |
資産成長率 10年間の 資産成長率 | 5年間の5年: 積立:7.88% 一括:15.00% 10年: 積立:15.38% 一括:30.00% | 5年: 単利:60% 複利:76.23% 10年: 単利:120% 複利:210.58% | 5年: 101.14% 10年: 304.56% | 5年: 257.23% 10年: 1,176.14% |
注意点 | ※ETFは自動的に単利運用となる ※途中売却する場合は、市場価格での売却となるため、金利環境などによっては売却損が生じる可能性がある | ※途中で売却する場合も元本は基本そのまま戻ってくる ※複利の場合は解約するまで利息を得られない | ※実際の利回りは毎年異なる ※配当の支払いを行っていないため、自動的に複利運用となる ※複利運用なので解約するまで利息を得られない ※解約時には市場価格での売却となるため、金利環境などによっては売却損が生じる可能性がある | ※実際の利回りは毎年異なる ※配当の支払いを行っていないため、自動的に複利運用となる ※複利運用なので解約するまで利息を得られない ※解約時には市場価格での売却となるため、金利環境などによっては売却損が生じる可能性がある ※最低投資額は1000万円~だが、500万円~も相談可 |
お問い合わせ | バンガード 公式サイト | ハイクアInt’l 公式サイト | アクション 公式サイト | GFマネジメント 公式サイト |
5年間・10年間の資産成長率を見ると、VYMよりプライベートデット・ヘッジファンドが極めて高く魅力的です。
またVYMとヘッジファンド2社の配当は市場相場によって左右されますが、プライベートデットファンドであるハイクアインターナショナルの場合は、利回りが毎年固定となるので安定した収入源確保を期待することができます。
ハイクアインターナショナルでは単利運用・複利運用を選択できますので、定期的に収益を受け取りたい方は単利運用を、最終的な資産成長を期待したい方は複利運用を選択できるという点も嬉しいですね。
VYMは米国の株式を対象としているETFですので、ベトナム企業への事業融資を投資対象とするハイクアインターナショナルは分散投資先にもぴったりです。
ハイクアインターナショナルについて詳しくは以下のサイトから無料の資料請求・お問い合わせをどうぞ。
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「VYMはおすすめしない」に関するよくある質問
最後に、VYMに関するよくある質問をまとめました。
疑問点を解消した上で、VYMに投資するか他の銘柄に投資するか検討しましょう。
VYMは新NISAで買える?

VYMは新NISAの成長投資枠で買えます。
成長投資枠で購入する場合、年間の投資枠は240万円です。
楽天証券にはVYMの類似商品「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天・VYM)」があります。
楽天・VYMであれば、新NISAの成長投資枠、つみたて投資枠の両方に採用されているので、最大で年間360万円まで投資可能です。
年間240万円以上の投資資金がある場合は、楽天・VYMの購入を検討しましょう。
VYMの評価は?SPYD・HDVと比較してどれがおすすめ?
VYM・SPYD・HDVを比較した場合、どれに投資すればいいかは判断基準によって異なります。
銘柄 | 構成銘柄数 | 最新の配当利回り | 3年トータルリターン |
---|---|---|---|
VYM | 529銘柄 | 2.63% | 7.62% |
HDV | 約80銘柄 | 2.68% | 7.26% |
SPYD | 約80銘柄 | 3.84% | 5.01% |
上記比較表を分析すると、より多くの銘柄に分散投資したい人にはVYMがおすすめです。
配当利回りを重視したい人にはSPYDをおすすめします。
配当利回りだけでなく、トータルリターンも考慮したい人にはHDVがおすすめです。
何を重視したいのか、自分の中で軸を決めて投資銘柄を決めましょう。

S&P500に投資するのとどっちがおすすめ?
VYMとS&P500では大きく性質が異なります。
定期的に分配金を受け取ることで、キャッシュを増やしたい人にはVYMの方がおすすめです。
分配金を受け取らず、再投資により資産を増やしたい人にはS&P500をおすすめします。
3年間のトータルリターンを比較するとVYMが7.62%に対して、S&P500は11.3%です。
運用年数が長くなるほど、S&P500のトータルリターンの方が高くなる傾向なので、資産形成が目的であればS&P500に投資した方がよいでしょう。
VYMは楽天証券で買える?

VYMは楽天証券で買えます。
ただし、新NISAを利用する場合は、「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天・VYM)」がおすすめです。
楽天・VYMであれば、新NISAの成長投資枠、つみたて投資枠の両方に採用されているので、最大年間360万円まで非課税で運用できます。
まとめ:おすすめしないと言われるのには理由がある
VYMは人気の米国高配当ETFです。
HDVやSPYDよりも構成銘柄数が約450以上も多いので、分散投資の効果は期待できますが、その代わりに配当利回りは相対的に低めです。
VYMやHDV、SPYDを超える資産の成長を求めているという方は、オルタナティブ資産への投資もおすすめします。
本記事ではオルタナティブ投資であるプライベートデットファンドの「ハイクアインターナショナル」やヘッジファンドの「アクション」「GFマネジメント」をご紹介しました。
以下の記事ではこの他にもおすすめのオルタナティブ投資をランキング形式でご紹介していますので、是非ご参考ください。
