外国債券ETFって何?
どんな銘柄があるのか知りたい!
利回りはどのくらい?
「債券」「利回り」などの言葉は聞いたことがあっても、外国債券ETFが実際にどのような投資なのか、知らない方も多いのではないでしょうか。
外国債券ETFは、海外だけでなく日本でも人気上昇中の投資商品です。そこでこの記事では、初心者の方へ向けて、外国債券ETFについて徹底解説します。
基礎知識・メリット・銘柄一覧・利回りやリスクまで分かりやすく説明しているので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
外国債券ETFとは?投資の基本知識
「外国債券ETF」は、本やネットで情報を調べても、よく分からない方が多いかと思います。
まずは、外国債券ETFを投資の基本知識から順に見ていきましょう。
- 債券投資とは?
- ETFと投資信託の違いは?
- インデックス型とアクティブ型とは?
- ETF取引の流れ
債券投資とは?
そもそも「債券」とは、国や団体・企業等が、投資家からお金を借りるために発行する有価証券のことです。借用証明書と考えると分かりやすいでしょう。
つまり債券投資とは、お金を貸してあげる投資。借金に対しての投資ということです。
通常の債券投資(ETFではない債券)では、発行体にお金を貸す代わりに、定期的に利子がもらえて、満期になると償還金を額面金額で受け取れます。
国内債券
おそらく、債券と聞くと「日本の国債」をイメージする方も多いのではないでしょうか。
日本国債は、日本政府が発行する債券です。
- 1万円以上・1万円単位で購入可能
- 国家が破綻しないかぎり償還時の元本割れなし
- 日本国債10年の利回りは年利0.6%前後を推移(2023年9月時点)
日本国債を1万円買ったとすると、1年間で60円の利子をもらえることに。
ただ、100万円買っても年6,000円の利子と考えると、少々物足りないかもしれませんね。
日本国家が破綻することは考えづらいので、安全性の高い投資ではありますが、利回り面で大きな期待はできないでしょう。
外国債券(外債)
一方、外国債券は、海外の政府機関が発行する債券のこと。略して「外債」と呼ばれることもあります。
外国債券は、日本国債と比較すると、利回りの高い銘柄が多いです。
また、国が発行する国債だけでなく、金融機関や法人が発行する外貨建ての海外債券も豊富にあります。
- 日本国債より利回りの高い銘柄が多い
- 米国債券は高い信用力と流動性がある
- 新興国債券はより高い利回りを期待できる
- 外貨建てではなく日本円でも取引可能(円建て外債=サムライ債)
2023年9月時点では、米国国債は4%超えで推移している状況。
100万円買ったら年4万円の利子と考えると、投資としての収益性は高いと言えるでしょう。
ちなみに、外国債券は外貨建てだけでなく、円建ての銘柄も多くあります。
ETFと投資信託の違いは?
外国債券について見てきた所で、では「ETF」とは何かを見ておきましょう!
ETFは、証券取引所で取引される投資信託のことです。
ETFと投資信託の主な違いは、下記の通り。
- 銘柄が上場している
- 証券取引所の取引時間内に、株式と同じようにリアルタイムで取引できる
- 自分が取引したい価格で発注・売買できる
- 銘柄が上場していない
- 1日1回算出される基準価額でしか取引できない
ETFは、株取引をイメージして頂くと分かりやすいでしょう。株取引では、取引したい価格で自由に注文を入れますよね、あれと同じです。
つまり外国債券とは、上場している銘柄で、証券取引所を通して、任意の価格で取引できる投資となります。
上記の「上場」は、東証(日本国内)だけでなく、海外市場で上場している銘柄も当然含まれるので、外国債券ETFには膨大な数の銘柄・商品があるとお考えください。
インデックス型とアクティブ型とは?
外国債券ETFには、インデックス型の銘柄と、アクティブ型の銘柄があります。
- インデックス型:S&P米国債指数など特定の指標に連動することを目指す・手数料が安い
- アクティブ型:S&P米国債指数など特定の指標を上回る成果を目指す・手数料が高い
インデックス型の「米国債指数に連動する」とは、米国債指数チャートと同じような値動きをする、ということです。
インデックス型は、ある程度安定的な値動きをする分、利回りは小さめ。一方アクティブ型は、より大きな成果を目指すため、利回り面で期待できます。
以前、東証に上場できるETF銘柄は、インデックス型のみでした。
しかし、2023年6月末から、アクティブ型銘柄も上場申請を受付開始しました。今後、東証市場における外国債券ETF銘柄の一覧も、大きく変わる可能性があるでしょう。
ETF取引の流れ
ETF取引の流れを簡単に言うと、下記の通りです。
- 運用会社がETF銘柄を開発して上場申請を出す
- 証券会社がETF銘柄を販売する
- 投資家は証券会社でETFを買う(投資金を渡す)
- 投資家の注文は証券会社経由で証券取引所(流通市場)へ流れる
- 投資金は信託銀行で分別管理される
運用会社(管理会社)は、ETF銘柄の生みの親であり、期待した値動きになるよう運用指示・コントロールもしています。
証券会社は、一般投資家への販売者であり、投資家と取引所をつなぐ橋渡し的な存在。運用会社と証券会社は別物です。以下のように考えると分かりやすいでしょう。
- 運用会社:メーカー(企画開発・運営全般)
- 証券会社:スーパーなどの小売店(販売場所)
- 投資家:お客さん
投資信託の場合、証券会社だけでなく、銀行や郵便局でも購入可能です。しかし、ETFは証券会社でしか買えないのでご注意ください。
投資金は、証券会社や運用会社ではなく、信託銀行で分別管理されます。万が一、証券会社や運用会社が倒産しても、投資金は守られる仕組みです。
外国債券ETFはおすすめ?メリットを解説
次に、外国債券ETFのメリットを5つ解説します。
- 証券会社経由でいつでも購入できる
- 投資信託よりコストが比較的安い
- 多くの海外銘柄に分散投資できる
- 外国債券であっても日本円で取引可能
- 利回りの安定した外国債券も多い
証券会社経由でいつでも購入できる
外国債券ETFは上場投資信託なので、株と同じ感覚で取引が可能です。
取引所が開場している時間帯なら、好きな時に任意の価格で注文できます。
これは、非上場の投資信託にはないメリットと言えるでしょう。
投資信託よりコストが比較的安い
外国債券ETFは、投資信託よりコストが比較的安い点もメリットです。
ETFは、非上場の投資信託と比較すると、販売会社(=証券会社)への手数料が安い傾向にあります。
保有コストを抑えられることからも、外国債券ETFは長期保有に向いていると言えそうです。
多くの海外銘柄に分散投資できる
外国債券ETFのメリットとして、分散投資できる点も挙げられるでしょう。
外国債券ETFの銘柄は、特定の債券の銘柄ではなく、「指数(インデックス)」に連動します。いわば、様々な債券の集合体です。
例えば「米国債指数」に連動するETF銘柄なら、下記のような債券をすべて包含しています(一例)。
- 短期米国債(償還期間が52週以内)
- 中期米国債(償還期間が2年・3年・5年・7年・10年)
- 長期米国債(償還期間が10年以上)
米国債指数は、多くの米国債を含めて構成されるもの。1つのETF銘柄を買えば、複数の銘柄に分散投資していることになります。
「日経平均株価」という指数は、ソニー1社ではなく、225社の平均株価に分散投資していると考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。
外国債券であっても日本円で取引可能
「外国債券」と聞くと、外貨建てでしか買えないというイメージかもしれませんね。
しかし実際には、外国債券であっても日本円で取引可能です。外貨建てだけでなく、円建て銘柄も豊富にあります。
円建てで取引して日本円で運用したい方にとって、大きなメリットとなるでしょう。
利回りの安定した外国債券も多い
外国債券ETFは、指数(インデックス)に連動するため、値動きが緩やかになりやすい傾向にあります。
米国国債関連の銘柄は、米国の信用リスクが低いので、堅実な投資をしたい方に向いていると言えそうです。
利回りの安定した海外債券を探すには、過去数年間の分配金や利回りをチェックするのもよいでしょう。
外国債券ETFの銘柄一覧はどこで分かる?
(引用元:東証HP)
では、外国債券ETFの銘柄一覧は、どこで探せばよいのでしょうか?
外国債券ETFの情報を得る方法は、大きく2つ。
- 東証公式HPで探す
- 証券会社HPで個別に探す
②の場合、海外の証券所に上場している銘柄も含まれます。例えば楽天証券では、東証で上場34銘柄・海外で上場67銘柄の外国債券ETFがあります(2023年9月時点)。
まず、初心者の方におすすめなのは、東証公式HPの一覧から探す方法です。東証に上場している外国債券ETF銘柄を、一覧で確認できますよ!まずは、東証上場銘柄から確認してみてはいかがでしょうか。
東証に上場している外国債券ETFの銘柄一覧を見たい方は、こちらからどうぞ。
上画像のように、東証HPでは、日本国債も含めたETF銘柄の一覧が掲載されています。
「日本国債」「国内債券」以外の銘柄が、外国債券ETFです。
- 連動対象指標:連動を目指すインデックス対象
- 名称:ETF銘柄名
- 管理会社:銘柄を開発した運営会社
「銘柄詳細」をクリックすると、各ETF銘柄の詳細情報が出てきます。
価格や分配金、利回りなど、ETF銘柄の知りたい情報が一目瞭然!他の銘柄の検索もできるうえ、注目銘柄の記事等も掲載されており、情報サービスが充実しています。
外国債券ETFが新たに追加されれば情報更新されるので、たまに東証HPで情報チェックしておくのもおすすめですよ。
外国債券ETFの銘柄一覧表
ここからは、東証に上場している外国債券ETF銘柄の一例をご紹介します。
- 米国債券
- 先進国債券
- 新興国債券
上記3種類に分けて、銘柄・分配金利回り・最低投資金額を見ておきましょう(2023年8月25日時点の情報)。
米国国債の関連銘柄
銘柄コード | 銘柄名 | 分配金利回り | 最低投資金額 |
1482 | iシェアーズ コア米国債7-10年 ETF (為替ヘッジあり) | 1.67% | 1,789円 |
1486 | 上場インデックスファンド米国債券 (為替ヘッジなし) | 2.91% | 22,520円 |
1487 | 上場インデックスファンド米国債券 (為替ヘッジあり) | 2.23% | 13,710円 |
2647 | NEXT FUNDSブルームバーグ米国債券7-10年インデックス (為替ヘッジなし)連動型上場投信 | 1.57% | 53,440円 |
2648 | NEXT FUNDSブルームバーグ米国債券7-10年インデックス (為替ヘッジあり)連動型上場投信 | 1.54% | 38,710円 |
2838 | MAXIS米国債券7-10年上場投信 (為替ヘッジなし) | 1.64% | 7,953円 |
2839 | MAXIS米国債券7-10年上場投信 (為替ヘッジあり) | 2.10% | 5,735円 |
上表は、米国債券に投資できるETF銘柄の一例です(ランキングではなく、あくまで一例としてご覧ください)。
例えば、「上場インデックスファンド米国債券」なら、「S&P 米国債7-10年指数」に連動(同じような値動き)するよう運用されています。
分配金利回りは決して高くはないものの、1.5%~2%台で比較的安定している印象。発行体である米国自体が信用力の高い国家なので、手堅い外国債券かもしれませんね。
米国債券は、最低投資金額が数千円の銘柄もあるので、資金の少ない方でも始めやすいのではないでしょうか。
先進国債券の関連銘柄
銘柄コード | 銘柄名 | 分配金利回り | 最低投資金額 |
1677 | 上場インデックスファンド海外債券 (FTSE WGBI)毎月分配型 | 2.20% | 526,600円 |
2511 | NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス (除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信 | 2.70% | 10,405円 |
2512 | NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス (除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信 | 1.70% | 8,040円 |
2843 | 上場インデックスファンド豪州国債 (為替ヘッジあり) | 1.68% | 42,030円 |
2844 | 上場インデックスファンド豪州国債 (為替ヘッジなし) | 3.19% | 49,210円 |
2861 | 上場インデックスファンドフランス国債 (為替ヘッジなし) | 1.51% | 50,910円 |
2862 | 上場インデックスファンドフランス国債 (為替ヘッジあり) | 1.10% | 43,360円 |
続いて、先進国関連のETF銘柄です。
「上場インデックスファンド海外債券」のように先進国全般の債券指数に連動する銘柄や、豪州など特定の先進国の債券指数に連動する銘柄など様々。
米国国債より、最低投資金額が若干高い印象です。
為替変動リスクのある「ヘッジなし」のほうが、利回りが高い傾向にあります。
新興国債券の関連銘柄
銘柄コード | 銘柄名 | 分配金利回り | 最低投資金額 |
1566 | 上場インデックスファンド新興国債券 | 4.54% | 47,450円 |
2519 | NEXT FUNDS新興国債券 (為替ヘッジなし)連動型上場投信 | 4.28% | 9,765円 |
2622 | iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF (為替ヘッジあり) | 4.29% | 1,768円 |
新興国債券は、信用リスク・流動性リスクが高い分、利回りが4%台と高めです。
新興国債券がおすすめかどうかは、投資家の考え方次第といった所でしょうか。
外国債券ETFのリスク・注意点
続いて、外国債券ETFのリスク・注意点を3つ解説します。
- 株式ほどの利回りは期待しづらい
- ヘッジなしだと為替変動リスクがある
- 市場金利が上昇すると価格下落のリスクがある
株式ほどの利回りは期待しづらい
外国債券ETFは、銘柄によって異なるものの、株取引ほどの利回りは期待しづらいでしょう。
外国債券ETFの連動対象は、特定の債券ではなく、様々な債券を集めた「指数(インデックス)」。そのため、大きな変動が起こりにくく、比較的安定した運用を目指すのが特徴です。
一方で、株ほどの価格変動が起こりにくいため、爆発的な利回り・意外性は望みにくいという面も。外国債券ETFは、株よりリスク面で楽な代わりに、稼ぎづらいと言えるかもしれません。
ヘッジなしだと為替変動リスクがある
外国債券ETFでは、為替ヘッジの有無も重要です。
- 為替ヘッジあり:為替変動(円高)による損失を回避できる
- 為替ヘッジなし:為替変動(円高)による損失リスクがある
為替ヘッジなしの場合、円安による為替差益を得られる可能性もある一方で、円高によって損失が出るリスクもあるので注意しましょう。
市場金利が上昇すると価格下落のリスクがある
外国債券ETFは、市場金利が上がると価格下落のリスクが伴います。
例えば、金利3%の外国債券があるとしましょう。この債券を100万円買えば、年間3万円の分配金を受け取れます。
しかし、金利が5%に上昇すれば、年間の分配金は5万円。こちらのほうが報酬として魅力的ですよね。その結果、金利3%の外国債券は人気がなくなり、価格が下落します。
ざっくりですが、外国債券ETFでは、下記のことが言えるでしょう。
- 低金利(不景気):外国債券ETFには有利
- 高金利(好景気):外国債券ETFには不利
よくある質問
最後に、外国債券(外債)ETFについてよくある質問をまとめたので、ぜひご活用ください。
- 投資信託とETFの違いは?
- 外国債券ETFは外貨建てですか?日本円で買える?
- インデックス型とアクティブ型の違いは?
- 外国債券(外債)の為替ヘッジありって何ですか?
- 米国債券10年の利回りを知りたい
- 外国債券ETFの利回りランキング一覧は東証HPに出てる?
- 株式と外国債券ETFで利回りがいいのはどっち?おすすめは?
- iシェアーズ外国債券ETFの銘柄を知りたい
- SBIアセットマネジメントは証券会社?
投資信託とETFの違いは?
投資信託とETFの大きな違いは、「上場しているか上場していないか」です。
- 投資信託:上場していないため証券取引所では取引されない
- ETF:上場しているため株式と同じく証券取引所で取引される
また、購入できる所にも、以下のような違いがあります。
- 投資信託:証券会社・銀行・郵便局など
- ETF:証券会社のみ
外国債券ETFは外貨建てですか?日本円で買える?
外国債券ETFは、外貨建てだけではなく円建ての銘柄も多数あるので、日本円での購入が可能です。
インデックス型とアクティブ型の違いは?
ETFにおけるインデックス型とアクティブ型の違いは、下記の通り。
- インデックス型:指数など、事前に定めた対象指標に連動する運用成果を目指す
- アクティブ型:対象指標を上回る運用成果を目指す
外国債券(外債)の為替ヘッジありって何ですか?
外国債券の為替ヘッジありとは、為替の値下がり(円高)による損失を回避することです。
外国債券投資では、円高になると、日本円換金した際の損失リスクが伴う点がデメリット。
しかし、為替ヘッジありの銘柄に投資すれば、為替変動による損失を防げます。
米国債券10年の利回りを知りたい
米国債券10年の利回りは、2023年9月時点で4.2%前後を推移しています。
外国債券ETFの利回りランキング一覧は東証HPに出てる?
いえ、外国債券ETFの利回りランキング自体は、東証HPに掲載されていません。ただし、利回り情報を確認することは可能です。
ランキングというほどではないですが、特に利回りの高い外国債券ETF(東証上場)は、下記の通り(2023年8月25日時点)。
- iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり):5.33%
- 上場インデックスファンド新興国債券:4.54%
- NEXT FUNDS新興国債券(為替ヘッジなし):4.28%
株式と外国債券ETFで利回りがいいのはどっち?おすすめは?
株式と外国債券ETFの利回りは、以下のような感じです。
- 株式:企業業績や景気に応じて利回りは大きく変動する
- 外国債券ETF:比較的緩やかに推移しやすい
株式は、利回りが大きくなるケースがあるもののリスクも増えます。
外国債券ETFは、株式ほどの利回りは期待しづらい一方で、安定感は比較的あると言えるでしょう。
投資家の考え方次第で、おすすめ度は変わってくるかもしれませんね。
iシェアーズ外国債券ETFの銘柄を知りたい
iシェアーズ外国債券ETFは、下表の12銘柄です。*2023年9月時点での情報
銘柄コード | 銘柄名 |
1482 | iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり) |
1496 | iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり) |
1497 | iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり) |
1656 | iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF |
2620 | iシェアーズ 米国債1-3年 ETF |
2621 | iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり) |
2622 | iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり) |
2623 | iシェアーズ ユーロ建て投資適格 ETF(為替ヘッジあり) |
2649 | iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり) |
2853 | iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 ETF(除く日本・為替ヘッジあり) |
2856 | iシェアーズ 米国債3-7年 ETF(為替ヘッジあり) |
2857 | iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり) |
SBIアセットマネジメントは証券会社?
いえ、SBIアセットマネジメントは証券会社ではなく、運用会社です。
- SBI証券:証券会社
- SBIアセットマネジメント:運用会社
外国債券ETFでは、SBIアセットマネジメントが銘柄を開発して上場させます。
投資家は、SBIアセットマネジメントで開発された銘柄を、SBI証券を通して購入・投資する流れです。同じSBIでも、証券会社と運用会社は別物だと理解しておきましょう。
まとめ
外国債券ETFとは、証券所に上場している投資信託のことです。
外国債券ETFには、以下のようなメリットがあります。
- 株のように証券会社経由で購入できる
- 投資信託よりコストが比較的安い
- 多くの海外銘柄に分散投資できる
- 円建てで取引可能
- 米国債券など利回りの安定した銘柄も多い
ただし、株式ほどの利回りは期待しづらく、為替変動リスク・金利リスクもある点にはご注意ください。
東証に上場している外国債券ETFの銘柄一覧は、東証公式サイトにて確認できます。まずは、分配金や利回りなどの情報収集から始めるのもよいでしょう。