外国債券ETFはおすすめなの?利回りや銘柄一覧も紹介

外国債券ETFって何?

どんな銘柄があるのか知りたい!

利回りはどのくらい?

「債券」「利回り」などの言葉は聞いたことがあっても、外国債券ETFが実際にどのような投資なのか、知らない方も多いのではないでしょうか。

外国債券ETFは、海外だけでなく日本でも人気上昇中の投資商品です。そこでこの記事では、初心者の方へ向けて、外国債券ETFについて徹底解説します。

基礎知識・メリット・銘柄一覧・利回りやリスクまで分かりやすく説明しているので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

目次

外国債券ETFとは?投資の基本知識

外国債券ETFとは?投資の基本知識

「外国債券ETF」は、本やネットで情報を調べても、よく分からない方が多いかと思います。

まずは、外国債券ETFを投資の基本知識から順に見ていきましょう。

外国債券ETF・投資の基本知識
  1. 債券投資とは?
  2. ETFと投資信託の違いは?
  3. インデックス型とアクティブ型とは?
  4. ETF取引の流れ

債券投資とは?

そもそも「債券」とは、国や団体・企業等が、投資家からお金を借りるために発行する有価証券のことです。借用証明書と考えると分かりやすいでしょう。

つまり債券投資とは、お金を貸してあげる投資。借金に対しての投資ということです。

通常の債券投資(ETFではない債券)では、発行体にお金を貸す代わりに、定期的に利子がもらえて、満期になると償還金を額面金額で受け取れます。

国内債券

日本国債10年の利回り推移

おそらく、債券と聞くと「日本の国債」をイメージする方も多いのではないでしょうか。

日本国債は、日本政府が発行する債券です。

日本国債の特徴
  • 1万円以上・1万円単位で購入可能
  • 国家が破綻しないかぎり償還時の元本割れなし
  • 日本国債10年の利回りは年利0.6%前後を推移(2023年9月時点)

日本国債を1万円買ったとすると、1年間で60円の利子をもらえることに。

ただ、100万円買っても年6,000円の利子と考えると、少々物足りないかもしれませんね。

日本国家が破綻することは考えづらいので、安全性の高い投資ではありますが、利回り面で大きな期待はできないでしょう。

外国債券(外債)

一方、外国債券は、海外の政府機関が発行する債券のこと。略して「外債」と呼ばれることもあります。

外国債券は、日本国債と比較すると、利回りの高い銘柄が多いです。

また、国が発行する国債だけでなく、金融機関や法人が発行する外貨建ての海外債券も豊富にあります。

外国債券(外債)の特
  • 日本国債より利回りの高い銘柄が多い
  • 米国債券は高い信用力と流動性がある
  • 新興国債券はより高い利回りを期待できる
  • 外貨建てではなく日本円でも取引可能(円建て外債=サムライ債)
米国国債10年の利回り推移

2023年9月時点では、米国国債は4%超えで推移している状況。

100万円買ったら年4万円の利子と考えると、投資としての収益性は高いと言えるでしょう。

ちなみに、外国債券は外貨建てだけでなく、円建ての銘柄も多くあります。

ETFと投資信託の違いは?

外国債券について見てきた所で、では「ETF」とは何かを見ておきましょう!

ETFは、証券取引所で取引される投資信託のことです。

ETFと投資信託の主な違いは、下記の通り。

ETF
  • 銘柄が上場している
  • 証券取引所の取引時間内に、株式と同じようにリアルタイムで取引できる
  • 自分が取引したい価格で発注・売買できる
投資信託
  • 銘柄が上場していない
  • 1日1回算出される基準価額でしか取引できない

ETFは、株取引をイメージして頂くと分かりやすいでしょう。株取引では、取引したい価格で自由に注文を入れますよね、あれと同じです。

つまり外国債券とは、上場している銘柄で、証券取引所を通して、任意の価格で取引できる投資となります。

上記の「上場」は、東証(日本国内)だけでなく、海外市場で上場している銘柄も当然含まれるので、外国債券ETFには膨大な数の銘柄・商品があるとお考えください。

インデックス型とアクティブ型とは?

外国債券ETFには、インデックス型の銘柄と、アクティブ型の銘柄があります。

  • インデックス型:S&P米国債指数など特定の指標に連動することを目指す・手数料が安い
  • アクティブ型:S&P米国債指数など特定の指標を上回る成果を目指す・手数料が高い

インデックス型の「米国債指数に連動する」とは、米国債指数チャートと同じような値動きをする、ということです。

インデックス型は、ある程度安定的な値動きをする分、利回りは小さめ。一方アクティブ型は、より大きな成果を目指すため、利回り面で期待できます。

以前、東証に上場できるETF銘柄は、インデックス型のみでした。

しかし、2023年6月末から、アクティブ型銘柄も上場申請を受付開始しました。今後、東証市場における外国債券ETF銘柄の一覧も、大きく変わる可能性があるでしょう。

ETF取引の流れ

ETF取引の流れを簡単に言うと、下記の通りです。

  1. 運用会社がETF銘柄を開発して上場申請を出す
  2. 証券会社がETF銘柄を販売する
  3. 投資家は証券会社でETFを買う(投資金を渡す)
  4. 投資家の注文は証券会社経由で証券取引所(流通市場)へ流れる
  5. 投資金は信託銀行で分別管理される

運用会社(管理会社)は、ETF銘柄の生みの親であり、期待した値動きになるよう運用指示・コントロールもしています。

証券会社は、一般投資家への販売者であり、投資家と取引所をつなぐ橋渡し的な存在。運用会社と証券会社は別物です。以下のように考えると分かりやすいでしょう。

  • 運用会社:メーカー(企画開発・運営全般)
  • 証券会社:スーパーなどの小売店(販売場所)
  • 投資家:お客さん

投資信託の場合、証券会社だけでなく、銀行や郵便局でも購入可能です。しかし、ETFは証券会社でしか買えないのでご注意ください。

投資金は、証券会社や運用会社ではなく、信託銀行で分別管理されます。万が一、証券会社や運用会社が倒産しても、投資金は守られる仕組みです。

外国債券ETFはおすすめ?メリットを解説

外国債券ETFはおすすめ?メリットを解説

次に、外国債券ETFのメリットを5つ解説します。

外国債券ETFのメリット
  • 証券会社経由でいつでも購入できる
  • 投資信託よりコストが比較的安い
  • 多くの海外銘柄に分散投資できる
  • 外国債券であっても日本円で取引可能
  • 利回りの安定した外国債券も多い

証券会社経由でいつでも購入できる

外国債券ETFは上場投資信託なので、株と同じ感覚で取引が可能です。

取引所が開場している時間帯なら、好きな時に任意の価格で注文できます。

これは、非上場の投資信託にはないメリットと言えるでしょう。

投資信託よりコストが比較的安い

外国債券ETFは、投資信託よりコストが比較的安い点もメリットです。

ETFは、非上場の投資信託と比較すると、販売会社(=証券会社)への手数料が安い傾向にあります。

保有コストを抑えられることからも、外国債券ETFは長期保有に向いていると言えそうです。

多くの海外銘柄に分散投資できる

外国債券ETFのメリットとして、分散投資できる点も挙げられるでしょう。

外国債券ETFの銘柄は、特定の債券の銘柄ではなく、「指数(インデックス)」に連動します。いわば、様々な債券の集合体です。

例えば「米国債指数」に連動するETF銘柄なら、下記のような債券をすべて包含しています(一例)。

  • 短期米国債(償還期間が52週以内)
  • 中期米国債(償還期間が2年・3年・5年・7年・10年)
  • 長期米国債(償還期間が10年以上)

米国債指数は、多くの米国債を含めて構成されるもの。1つのETF銘柄を買えば、複数の銘柄に分散投資していることになります。

「日経平均株価」という指数は、ソニー1社ではなく、225社の平均株価に分散投資していると考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。

外国債券であっても日本円で取引可能

「外国債券」と聞くと、外貨建てでしか買えないというイメージかもしれませんね。

しかし実際には、外国債券であっても日本円で取引可能です。外貨建てだけでなく、円建て銘柄も豊富にあります。

円建てで取引して日本円で運用したい方にとって、大きなメリットとなるでしょう。

利回りの安定した外国債券も多い

外国債券ETFは、指数(インデックス)に連動するため、値動きが緩やかになりやすい傾向にあります。

米国国債関連の銘柄は、米国の信用リスクが低いので、堅実な投資をしたい方に向いていると言えそうです。

利回りの安定した海外債券を探すには、過去数年間の分配金や利回りをチェックするのもよいでしょう。

外国債券ETFの銘柄一覧はどこで分かる?

外国債券ETFの銘柄一覧はどこで分かる?

(引用元:東証HP

では、外国債券ETFの銘柄一覧は、どこで探せばよいのでしょうか?

外国債券ETFの情報を得る方法は、大きく2つ。

  1. 東証公式HPで探す
  2. 証券会社HPで個別に探す

②の場合、海外の証券所に上場している銘柄も含まれます。例えば楽天証券では、東証で上場34銘柄・海外で上場67銘柄の外国債券ETFがあります(2023年9月時点)。

まず、初心者の方におすすめなのは、東証公式HPの一覧から探す方法です。東証に上場している外国債券ETF銘柄を、一覧で確認できますよ!まずは、東証上場銘柄から確認してみてはいかがでしょうか。

東証に上場している外国債券ETFの銘柄一覧を見たい方は、こちらからどうぞ。

国内債券も外国債券も掲載されている東証HP

上画像のように、東証HPでは、日本国債も含めたETF銘柄の一覧が掲載されています。

「日本国債」「国内債券」以外の銘柄が、外国債券ETFです。

外国債券ETFのスクリーンショット
ETF銘柄一覧の見方
  • 連動対象指標:連動を目指すインデックス対象
  • 名称:ETF銘柄名
  • 管理会社:銘柄を開発した運営会社

「銘柄詳細」をクリックすると、各ETF銘柄の詳細情報が出てきます。

価格や分配金、利回りなど、ETF銘柄の知りたい情報が一目瞭然!他の銘柄の検索もできるうえ、注目銘柄の記事等も掲載されており、情報サービスが充実しています。

外国債券ETFが新たに追加されれば情報更新されるので、たまに東証HPで情報チェックしておくのもおすすめですよ。

外国債券ETFの銘柄一覧表

ここからは、東証に上場している外国債券ETF銘柄の一例をご紹介します。

外国債券の銘柄一覧
  • 米国債券
  • 先進国債券
  • 新興国債券

上記3種類に分けて、銘柄・分配金利回り・最低投資金額を見ておきましょう(2023年8月25日時点の情報)。

米国国債の関連銘柄

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銘柄コード銘柄名分配金利回最低投資金額
1482iシェアーズ コア米国債7-10年 ETF
(為替ヘッジあり)
1.67%1,789円
1486上場インデックスファンド米国債券
(為替ヘッジなし)
2.91%22,520円
1487上場インデックスファンド米国債券
(為替ヘッジあり)
2.23%13,710円
2647NEXT FUNDSブルームバーグ米国債券7-10年インデックス
(為替ヘッジなし)連動型上場投信
1.57%53,440円
2648NEXT FUNDSブルームバーグ米国債券7-10年インデックス
(為替ヘッジあり)連動型上場投信
1.54%38,710円
2838MAXIS米国債券7-10年上場投信
(為替ヘッジなし)
1.64%7,953円
2839MAXIS米国債券7-10年上場投信
(為替ヘッジあり)
2.10%5,735円

上表は、米国債券に投資できるETF銘柄の一例です(ランキングではなく、あくまで一例としてご覧ください)。

例えば、「上場インデックスファンド米国債券」なら、「S&P 米国債7-10年指数」に連動(同じような値動き)するよう運用されています。

分配金利回りは決して高くはないものの、1.5%~2%台で比較的安定している印象。発行体である米国自体が信用力の高い国家なので、手堅い外国債券かもしれませんね。

米国債券は、最低投資金額が数千円の銘柄もあるので、資金の少ない方でも始めやすいのではないでしょうか。

先進国債券の関連銘柄

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銘柄コード銘柄名分配金利回り最低投資金額
1677上場インデックスファンド海外債券
(FTSE WGBI)毎月分配型
2.20%526,600円
2511NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス
(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信
2.70%10,405円
2512NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス
(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信
1.70%8,040円
2843上場インデックスファンド豪州国債
(為替ヘッジあり)
1.68%42,030円
2844上場インデックスファンド豪州国債
(為替ヘッジなし)
3.19%49,210円
2861上場インデックスファンドフランス国債
(為替ヘッジなし)
1.51%50,910円
2862上場インデックスファンドフランス国債
(為替ヘッジあり)
1.10%43,360円

続いて、先進国関連のETF銘柄です。

「上場インデックスファンド海外債券」のように先進国全般の債券指数に連動する銘柄や、豪州など特定の先進国の債券指数に連動する銘柄など様々。

米国国債より、最低投資金額が若干高い印象です。

為替変動リスクのある「ヘッジなし」のほうが、利回りが高い傾向にあります。

新興国債券の関連銘柄

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銘柄コード銘柄名分配金利回り最低投資金額
1566上場インデックスファンド新興国債券4.54%47,450円
2519NEXT FUNDS新興国債券
(為替ヘッジなし)連動型上場投信
4.28%9,765円
2622iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF
(為替ヘッジあり)
4.29%1,768円

新興国債券は、信用リスク・流動性リスクが高い分、利回りが4%台と高めです。

新興国債券がおすすめかどうかは、投資家の考え方次第といった所でしょうか。

外国債券ETFのリスク・注意点

外国債券ETFのリスク・注意点

続いて、外国債券ETFのリスク・注意点を3つ解説します。

外国債券ETFのリスク・注意点
  • 株式ほどの利回りは期待しづらい
  • ヘッジなしだと為替変動リスクがある
  • 市場金利が上昇すると価格下落のリスクがある

株式ほどの利回りは期待しづらい

外国債券ETFは、銘柄によって異なるものの、株取引ほどの利回りは期待しづらいでしょう。

外国債券ETFの連動対象は、特定の債券ではなく、様々な債券を集めた「指数(インデックス)」。そのため、大きな変動が起こりにくく、比較的安定した運用を目指すのが特徴です。

一方で、株ほどの価格変動が起こりにくいため、爆発的な利回り・意外性は望みにくいという面も。外国債券ETFは、株よりリスク面で楽な代わりに、稼ぎづらいと言えるかもしれません。

ヘッジなしだと為替変動リスクがある

外国債券ETFでは、為替ヘッジの有無も重要です。

  • 為替ヘッジあり:為替変動(円高)による損失を回避できる
  • 為替ヘッジなし:為替変動(円高)による損失リスクがある

為替ヘッジなしの場合、円安による為替差益を得られる可能性もある一方で、円高によって損失が出るリスクもあるので注意しましょう。

市場金利が上昇すると価格下落のリスクがある

外国債券ETFは、市場金利が上がると価格下落のリスクが伴います。

例えば、金利3%の外国債券があるとしましょう。この債券を100万円買えば、年間3万円の分配金を受け取れます。

しかし、金利が5%に上昇すれば、年間の分配金は5万円。こちらのほうが報酬として魅力的ですよね。その結果、金利3%の外国債券は人気がなくなり、価格が下落します。

ざっくりですが、外国債券ETFでは、下記のことが言えるでしょう。

  • 低金利(不景気):外国債券ETFには有利
  • 高金利(好景気):外国債券ETFには不利

よくある質問

最後に、外国債券(外債)ETFについてよくある質問をまとめたので、ぜひご活用ください。

外国債券(外債)ETFでよくある質問
  • 投資信託とETFの違いは?
  • 外国債券ETFは外貨建てですか?日本円で買える?
  • インデックス型とアクティブ型の違いは?
  • 外国債券(外債)の為替ヘッジありって何ですか?
  • 米国債券10年の利回りを知りたい
  • 外国債券ETFの利回りランキング一覧は東証HPに出てる?
  • 株式と外国債券ETFで利回りがいいのはどっち?おすすめは?
  • iシェアーズ外国債券ETFの銘柄を知りたい
  • SBIアセットマネジメントは証券会社?

投資信託とETFの違いは?

投資信託とETFの大きな違いは、「上場しているか上場していないか」です。

  • 投資信託:上場していないため証券取引所では取引されない
  • ETF:上場しているため株式と同じく証券取引所で取引される

また、購入できる所にも、以下のような違いがあります。

  • 投資信託:証券会社・銀行・郵便局など
  • ETF:証券会社のみ

外国債券ETFは外貨建てですか?日本円で買える?

外国債券ETFは、外貨建てだけではなく円建ての銘柄も多数あるので、日本円での購入が可能です。

インデックス型とアクティブ型の違いは?

ETFにおけるインデックス型とアクティブ型の違いは、下記の通り。

  • インデックス型:指数など、事前に定めた対象指標に連動する運用成果を目指す
  • アクティブ型:対象指標を上回る運用成果を目指す

外国債券(外債)の為替ヘッジありって何ですか?

外国債券の為替ヘッジありとは、為替の値下がり(円高)による損失を回避することです。

外国債券投資では、円高になると、日本円換金した際の損失リスクが伴う点がデメリット。

しかし、為替ヘッジありの銘柄に投資すれば、為替変動による損失を防げます。

米国債券10年の利回りを知りたい

米国債券10年の利回りは、2023年9月時点で4.2%前後を推移しています。

外国債券ETFの利回りランキング一覧は東証HPに出てる?

いえ、外国債券ETFの利回りランキング自体は、東証HPに掲載されていません。ただし、利回り情報を確認することは可能です。

ランキングというほどではないですが、特に利回りの高い外国債券ETF(東証上場)は、下記の通り(2023年8月25日時点)。

  • iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり):5.33%
  • 上場インデックスファンド新興国債券:4.54%
  • NEXT FUNDS新興国債券(為替ヘッジなし):4.28%

株式と外国債券ETFで利回りがいいのはどっち?おすすめは?

株式と外国債券ETFの利回りは、以下のような感じです。

  • 株式:企業業績や景気に応じて利回りは大きく変動する
  • 外国債券ETF:比較的緩やかに推移しやすい

株式は、利回りが大きくなるケースがあるもののリスクも増えます。

外国債券ETFは、株式ほどの利回りは期待しづらい一方で、安定感は比較的あると言えるでしょう。

投資家の考え方次第で、おすすめ度は変わってくるかもしれませんね。

iシェアーズ外国債券ETFの銘柄を知りたい

iシェアーズ外国債券ETFは、下表の12銘柄です。*2023年9月時点での情報

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銘柄コード銘柄名
1482iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
1496iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)
1497iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)
1656iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF
2620iシェアーズ 米国債1-3年 ETF
2621iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)
2622iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)
2623iシェアーズ ユーロ建て投資適格 ETF(為替ヘッジあり)
2649iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)
2853iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 ETF(除く日本・為替ヘッジあり)
2856iシェアーズ 米国債3-7年 ETF(為替ヘッジあり)
2857iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)

SBIアセットマネジメントは証券会社?

いえ、SBIアセットマネジメントは証券会社ではなく、運用会社です。

  • SBI証券:証券会社
  • SBIアセットマネジメント:運用会社

外国債券ETFでは、SBIアセットマネジメントが銘柄を開発して上場させます。

投資家は、SBIアセットマネジメントで開発された銘柄を、SBI証券を通して購入・投資する流れです。同じSBIでも、証券会社と運用会社は別物だと理解しておきましょう。

まとめ

外国債券ETFとは、証券所に上場している投資信託のことです。

外国債券ETFには、以下のようなメリットがあります。

  • 株のように証券会社経由で購入できる
  • 投資信託よりコストが比較的安い
  • 多くの海外銘柄に分散投資できる
  • 円建てで取引可能
  • 米国債券など利回りの安定した銘柄も多い

ただし、株式ほどの利回りは期待しづらく、為替変動リスク・金利リスクもある点にはご注意ください。

東証に上場している外国債券ETFの銘柄一覧は、東証公式サイトにて確認できます。まずは、分配金や利回りなどの情報収集から始めるのもよいでしょう。

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