金ETFおすすめランキング|新NISA対応・信託報酬・純資産で徹底比較【2026年最新】

金(ゴールド)ETFとは?日本で買えるおすすめ金ETFも比較解説!

「金ETFはどれがおすすめ?」「新NISAで買うならどの銘柄がいい?」「主要銘柄の違いは?」

金ETFは銘柄によって、信託報酬だけでなく、金価格への連動方法・純資産規模・流動性・為替ヘッジの有無などが異なります。最近は銘柄数が増えたことで「どれを選べばよいか分からない」という方が多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、日本上場の金ETF9銘柄と米国上場の主要金ETFを比較し、長期保有におすすめの銘柄をランキング形式で紹介します。

さらに、金ETFの選び方や新NISAでの買い方、税金、2026年の今後の見通しまで解説します。「どの金ETFを、どのように買えばよいか」まで判断できる内容にまとめました。

日本上場のおすすめ金ETF4選
監修者
武蔵大学経済学部教授/茶野 努
武蔵大学経済学部教授/茶野 努

住友生命保険相互会社等を経て現職。専門はリスクマネジメント論、金融論。著書に『保険と金融から学ぶリスクマネジメント』『基礎から理解するERM』『日本企業のコーポレート・ガバナンス』『日本版ビッグバン以後の金融機関経営』など。
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目次

【2026年最新】日本上場の金ETF9銘柄を比較|おすすめランキング

早速ですが、実際に金ETFを購入するなら、どの銘柄がおすすめなのでしょうか。

日本上場の金ETF9銘柄を比較し、長期保有におすすめの銘柄をランキング形式で紹介します。

ランキング評価基準
  • 信託報酬:実質コストが低い
  • 純資産総額:規模が大きく、運用継続性が高い
  • 流動性:売買代金が多く、スプレッドが狭い
  • 連動性:金価格との乖離要因が少なく、連動実績が安定している
  • 新NISA:成長投資枠の対象である

※長期保有を前提に上記を総合評価しています。
※為替ヘッジ型は投資目的が異なるため、総合順位とは別枠で比較します。

スクロールできます
順位銘柄信託報酬等
(年率 / 税込)
純資産
総額
連動対象・方式為替
ヘッジ
NISA
1位[314A] iシェアーズ
ゴールド ETF
0.22%851.6億円LBMA金価格(円換算)
海外ETF・ETCを通じた現物投資型
無〇
2位[425A] グローバルX
ゴールドETF
実質
0.1675%程度
236.4億円GXLDの値動き (円換算)
海外現物ETF投資型
無〇
3位[1540] 純金上場信託
(金の果実)
0.44%1.62兆円大阪取引所の金先物価格を
基に算定した指標価格
国内現物保管型
無〇
4位[1328] NEXT FUNDS
金価格連動型上場投信
0.176%606.5億円LBMA金価格 (円換算)
金先物・指標連動有価証券型
無〇
注目銘柄[447A] ステート・ストリート
スパイダー ゴールド ETF
実質
0.177%程度
41.8億円LBMA金価格 (円換算)
海外現物ETF投資型
無〇
実績
規模重視
[1326] SPDR
ゴールド・シェア
0.40%約1,450.5億米ドル
※世界全体
LBMA午後金価格
海外現物保有型
無〇
為替H
あり
[424A] グローバルX
ゴールド ETF
(為替ヘッジあり)
実質
0.1675%程度
29.3億円GXLDの値動き (為替ヘッジ)
海外現物ETF投資型
有〇
為替H
あり
[448A] ステート・ストリート
スパイダー ゴールド ETF
(為替ヘッジあり)
実質
0.177%程度
6.2億円LBMA金価格(円ヘッジベース)
海外現物ETF投資型
有〇
比較対象[1672] WisdomTree
金上場投資信託
0.39%約71.6億米ドル
※世界全体
金現物スポット価格
外国籍ETC (現物裏付け)
無✖
東証上場金ETF一覧
※純資産総額2026年8月31日付

では、ここからは比較表に掲載した各金ETFについて、選定理由や注意点、どのような人に向いているかを詳しく解説します。

1位 [314A] iシェアーズ ゴールドETF

【314A】iシェアーズ ゴールド ETFは、海外ETF・ETCを通じて金現物へ投資し、LBMA金価格(円換算ベース)への連動を目指すETFです。

コスト・純資産総額・流動性(売買のしやすさ)・連動性を総合的に重視する人に向いています。

信託報酬は税込年0.22%程度で、業界最安値の425A (実質年0.1675%程度) との差は、100万円を1年保有した場合で約525円です。

取引量は、2026年6~8月の1日平均売買代金が約8.7億円と活発で、スプレッド(売値と買値の差)も平均約0.05%と小さいため、希望に近い価格で売買しやすい水準です。

2026年8月末時点の1年騰落率はファンド45.42%、対象指数45.84%で、差は0.42ポイントと小さく、連動性も良好です。

最低コストなら425Aも候補ですが、規模・売買のしやすさ・連動実績のバランスから314Aを1位としました。

項目内容
おすすめな人コスト・規模・流動性・連動性のバランスを重視したい人
注意点425Aより信託報酬が高い
信託報酬等年0.22%程度(税込)
純資産総額約851.6億円
連動対象・方式LBMA金価格(円換算ベース)
海外ETF・ETCを通じた現物投資型
流動性1日平均売買代金約8.7億円
平均スプレッド約0.05%
為替ヘッジなし
新NISA成長投資枠の対象
銘柄詳細ブラックロック「iシェアーズ ゴールド ETF」

※純資産総額は2026年8月31日時点。売買代金・スプレッドはJPX「ETF気配提示・取引状況」の2026年6~8月公表値から算出。

2位 [425A] グローバルXゴールドETF (為替ヘッジなし)

【425A】グローバルX ゴールド ETFは、オーストラリア上場の「Global X Gold Bullion ETF(GXLD)」を通じて金現物へ投資し、Mirae Asset Gold Bullion ETF Index(円換算ベース)への連動を目指すETFです。

信託報酬を抑えながら、金現物に長期投資したい人に向いています。

実質的な信託報酬は年0.1675%程度と、比較する金ETFの中でも最安水準。1位に挙げた314Aより年0.0525ポイント低く、100万円を1年保有した場合の差は約525円です。

2026年6~8月の1日平均売買代金は約1.1億円、平均スプレッドは約0.10%。取引は成立しやすい水準ですが、314A (約8.7億円・約0.05%) より売買代金が少なく価格差も広いため、売買時は指値注文が適しています。

2026年8月末時点の3カ月騰落率はファンド3.58%、対象指数3.65%と、差は0.07ポイント。純資産総額・流動性では314Aに及びませんが、低コストで金現物に投資できる点を評価し、2位としました。

項目内容
おすすめな人信託報酬を抑えて金現物に長期投資したい人
注意点314Aより売買代金が少なく、
スプレッドが広い
信託報酬等実質年0.1675%程度
純資産総額約236.4億円
連動対象・方式Mirae Asset Gold Bullion ETF Index
(円換算ベース)
海外現物ETF投資型
流動性1日平均売買代金約1.1億円
平均スプレッド約0.10%
為替ヘッジなし
新NISA成長投資枠の対象
銘柄詳細Global X「グローバルX ゴールドETF」

※純資産総額は2026年8月31日時点。売買代金・スプレッドはJPX「ETF気配提示・取引状況」の2026年6~8月公表値から算出。

3位 [1540] 純金上場信託 (金の果実)

【1540】純金上場信託(金の果実)は、純度99.99%の金地金を国内で保管する現物型の金ETFです。大阪取引所の金先物価格をもとに算定した指標価格への連動を目指しますが、先物自体へ投資する商品ではありません。

金現物の国内保管・純資産総額・売買のしやすさを重視する人に向いています。

信託報酬は税込み年0.44%。100万円を1年保有した場合の信託報酬は約4,400円で、業界最安値の425A (実質年0.1675%程度) より約2,725円高くなります。

2026年6~8月の1日平均売買代金は約65.5億円、平均スプレッドは約0.03%。比較する金ETFの中で最も取引が活発で、価格差も小さく、希望に近い価格で売買しやすい水準です。

純資産総額は約1.62兆円と国内金ETFで最大規模。条件を満たせば1kg単位で金地金へ転換できますが、転換手数料・送料・税金がかかります。信託報酬は高いものの、金現物の国内保管・規模・流動性を評価し、3位としました。

項目内容
おすすめな人国内保管の金現物・規模・流動性を重視したい人
注意点314A・425Aより信託報酬が高い
信託報酬等年0.44%(税込)
総経費率 年0.46%
純資産総額約1.62兆円
連動対象・方式大阪取引所の金先物価格をもとに算定した指標価格
国内現物保管型
流動性1日平均売買代金約65.5億円
平均スプレッド約0.03%
金地金への転換1kg以上5kg以内・1kg単位で可能
為替ヘッジなし
新NISA成長投資枠の対象
銘柄詳細三菱UFJ信託銀行「純金上場信託(金の果実)」

※純資産総額は2026年8月31日時点。売買代金・スプレッドはJPX「ETF気配提示・取引状況」の2026年6~8月公表値から算出。

4位 [1328] NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信

【1328】NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信は、LBMA金価格を円建て・1グラム単位に換算した価格への連動を目指すETFです。金地金は直接保有せず、主に金先物や金価格に連動する有価証券などで運用します。

低い信託報酬と売買のしやすさを重視し、先物型の仕組みを理解して投資できる人に向いています。

信託報酬は税込年0.176%、直近の総経費率は年0.19%。100万円を保有する場合、業界最安値の425Aより年間約85円多くコストがかかります。

純資産総額は約606.5億円。1日平均売買代金は約6.0億円、平均スプレッドは約0.05%と、売買しやすい水準です。

一方、2026年8月末時点の1年騰落率はファンド40.4%、対象指数45.8%と、差は5.4ポイント。コストと流動性に優れるものの、信託報酬や金先物取引などによる連動差を考慮し、4位としました。

項目内容
おすすめな人低コストと流動性を重視し、先物型の仕組みを理解して投資できる人
注意点金現物を直接保有せず、先物取引などの影響で対象指数との乖離が生じる場合がある
信託報酬等年0.176%(税込)
総経費率 年0.19%
純資産総額約606.5億円
連動対象・方式LBMA金価格午後(円換算)
金先物・指標連動有価証券型
流動性1日平均売買代金:約6.0億円
平均スプレッド:約0.05%
為替ヘッジなし
新NISA成長投資枠の対象
銘柄詳細NEXT FUNDS「金価格連動型上場投信」

※純資産総額は2026年8月31日時点。売買代金・スプレッドはJPX「ETF気配提示・取引状況」の2026年6~8月公表値から算出。

注目銘柄 [447A] ステート・ストリート SPDRゴールドETF (為替ヘッジなし)

【447A】ステート・ストリート SPDRゴールドETFは、米国上場の「SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト」を通じて金現物へ投資し、LBMA金価格(円換算ベース)への連動を目指します。

実績と規模のある米国金ETFを通じて、低コストで金現物に投資したい人に向いています。

投資先ETFの管理費用を含む実質的な信託報酬は年0.177%程度(税込)。100万円を1年保有した場合、425Aより約95円高く、314Aより約430円安い水準です。

投資先のGLDMは2018年設定で、純資産総額は約320億ドル(2026年9月18日時点)です。一方、447Aの純資産総額は約41.8億円。

2026年6~8月の1日平均売買代金は約0.30億円、平均スプレッドは約0.13%と、国内での流動性はまだ低めです。

設定来(2025年11月~2026年8月)の騰落率はファンド13.57%、対象指数15.41%で、差は1.84ポイント。国内上場後の実績は限られるものの、大規模なGLDMに低コストで投資できる点を評価し、ランキング外の注目銘柄としました。

項目内容
おすすめな人低コストの現物投資型を選び、今後の規模拡大を見極めたい人
注意点上場から日が浅く、純資産総額・売買代金がまだ小さい
信託報酬等実質年0.177%程度(税込)
純資産総額約41.8億円
連動対象・方式LBMA金価格(円換算ベース)
海外現物ETF投資型
流動性1日平均売買代金:約0.30億円
平均スプレッド:約0.13%
為替ヘッジなし
新NISA成長投資枠の対象
銘柄詳細ステート・ストリート「447A」

※純資産総額は2026年8月31日時点。売買代金・スプレッドはJPX「ETF気配提示・取引状況」の2026年6~8月公表値から算出。

実績・規模重視なら [1326] SPDRゴールド・シェア

【1326】SPDRゴールド・シェアは、金地金を直接保有し、経費控除前のLBMA午後金価格への連動を目指す外国籍ETFです。(米国上場のGLDと同一商品)

低コストより、世界最大級の規模と金現物保有の透明性を重視する人に向いています。

総経費率は年0.40%。100万円を1年保有した場合は約4,000円で、314Aより約1,800円、425Aより約2,325円高くなります。

純資産総額は約1,450.5億米ドルと世界最大級ですが、海外市場を含む商品全体の規模です。東証では2026年6~8月の1日平均売買代金が約6.8億円、平均スプレッドが約0.05%と、国内でも売買しやすい水準です。

2026年8月末時点の1年騰落率は米ドル建て基準価額32.54%、LBMA午後金価格33.06%で、差は0.52ポイント。規模・流動性・連動実績は良好ですが、コストが高いため総合順位とは別枠で掲載しています。

項目内容
おすすめな人コストより、世界最大級の規模・金現物の裏付け・連動実績を重視する人
注意点314A・425A・447Aなどより保有コストが高い
信託報酬等総経費率 年0.40%
純資産総額約1,450.5億米ドル(世界全体)
連動対象・方式LBMA午後金価格
海外現物保有型
流動性1日平均売買代金:約6.8億円
平均スプレッド:約0.05%
為替ヘッジなし
新NISA成長投資枠の対象
銘柄詳細ステート・ストリート「SPDRゴールド・シェア」

※純資産総額は2026年8月31日時点。売買代金・スプレッドはJPX「ETF気配提示・取引状況」の2026年6~8月公表値から算出。

為替ヘッジありなら [424A] と [448A] を比較

【424A】グローバルX ゴールド ETFと【448A】ステート・ストリート・スパイダー ゴールド ETFは、海外の現物型金ETFへ投資し、円高による下落を抑えながら金価格への連動を目指す為替ヘッジ型の金ETFです。

円高時の為替影響を抑えたい人向けで、コスト・規模・流動性なら424A、LBMA金価格(円ヘッジベース)への連動なら448Aが候補です。

ただし、両銘柄とも設定から1年未満のため、現時点では長期実績よりコスト・規模・流動性を重視して比較するのが妥当です。

スクロールできます
項目[424A] グローバルX ゴールド ETF[448A] ステート・ストリート・スパイダー ゴールド ETF
おすすめな人コスト・規模・流動性を
重視する人
LBMA金価格(円ヘッジベース)
への連動を重視する人
信託報酬等実質年0.1675%程度(税込)実質年0.177%程度(税込)
純資産総額約29.3億円約6.2億円
連動対象
方式
GXLDの値動き(為替ヘッジ)
海外現物ETF投資型
LBMA金価格(円ヘッジベース)
海外現物ETF投資型
流動性1日平均売買代金約3,910万円
平均スプレッド約0.16%
1日平均売買代金約639万円
平均スプレッド約0.18%
新NISA成長投資枠の対象成長投資枠の対象
銘柄詳細Global X「424A」ステート・ストリート「448A」

※為替ヘッジ型は円高による下落を抑える一方、円安効果を得にくく、別途ヘッジコストがかかります。
※純資産総額は2026年8月末、424Aの実質信託報酬は同年9月17日時点。売買代金・スプレッドはJPX「ETF気配提示・取引状況」から算出。

金ETFとは異なる収益源も持ちたい方へ

金ETFは金価格の変動に応じた値上がり益を目的とする商品です。金自体は利息や配当を生まないため、定期収入を目的とする商品ではありません。

値上がり益だけでなく定期収入もほしい方は、分配金が期待できる運用先も併せて検討してみましょう。

米国上場のゴールドETFおすすめ4選|GLDM・IAU・BAR・GLDを比較

米国株を扱う日本の証券会社では、米国市場に上場する金ETFも購入できます。米国ETFは、純資産総額が大きく、低コストで売買しやすい銘柄が多い点が特徴です。

ここでは、いずれも金現物を裏付け資産とするGLDM・IAU・BAR・GLDを、経費率・規模・流動性・連動実績から比較します。

スクロールできます
順位[ティッカー] 銘柄名経費率
(年率)
純資産総額NISA対応
1位 [GLDM] SPDRゴールド・ミニ
シェアーズ・トラスト
0.10%約320億
米ドル
成長投資枠
2位 [IAU] iシェアーズ ゴールド・
トラスト
0.25%約649億
米ドル
成長投資枠
3位 [BAR] グラナイトシェアーズ・
ゴールド・トラスト
0.1749%保有金相当額
約15億米ドル※
成長投資枠
4位 [GLD] SPDRゴールド・シェア0.40%約1,478億
米ドル
成長投資枠
※純資産総額は原則として2026年9月18日時点
BARは運用会社公表の保有金量から算出した概算額で、純資産総額ではありません。

1位 [GLDM] SPDRゴールド・ミニシェアーズ

【GLDM】SPDRゴールド・ミニシェアーズは、保有する金地金を通じて、経費控除前の「LBMA Gold Price PM」への連動を目指す米国上場ETFです。

経費率の低さと、純資産総額・流動性のバランスを重視する人に向いています。

年間経費率は0.10%と、今回比較する4銘柄では最も低く、IAUの0.25%より0.15ポイント低くなっています。100万円を1年間保有した場合、経費率から単純計算した負担差は約1,500円です。

金地金価格 (ロンドン金値決め) への高い連動性を持ちながら、SPDR系列の親銘柄である「GLD」の4分の1の経費率で保有できる点が魅力です。

純資産総額は約320億米ドル、30日中央値スプレッドは0.01%です。2026年8月末までの直近1年間では、基準価額の騰落率が32.93%、対象指標が33.06%で、差は0.13ポイントに収まっています。

IAUやGLDほどの規模はありませんが、低コスト・十分な規模・売買のしやすさ・連動実績を総合的に評価し、GLDMを1位としました。

項目内容
おすすめな人低コストと売買のしやすさを両立したい人
注意点証券会社によって売買手数料・為替手数料がかかる
年間経費率0.10%
純資産総額約320億米ドル
連動対象・方式LBMA Gold Price PM
金現物保有型
流動性30日中央値スプレッド0.01%
為替ヘッジなし
新NISA証券会社により取扱い・対象が異なる
(楽天・SBI・マネックスでは成長投資枠で購入可)
銘柄詳細State Street「SPDR Gold MiniShares」

※純資産総額・スプレッドは2026年9月17日時点。騰落率は2026年8月31日時点。

※GLDMは年0.10%と低コストですが、収益は金価格とドル円の変動両方に左右されます。また、保有期間中に分配金を得られない点も長期保有では好みが分かれるところです。

「価格変動に一喜一憂せず、定期的な分配金が欲しい」という方は、金ETFとは異なる収益源を持つ運用先も検討しましょう。

2位 [IAU] iシェアーズ・ゴールド・トラスト

【IAU】 iシェアーズ・ゴールド・トラストは、保有する金地金を通じて「LBMA Gold Price」への連動を目指す米国上場ETFです。

経費率の低さより、純資産総額と流動性を優先したい人に向いています。

年間のスポンサー報酬は0.25%で、GLDMの0.10%より高めです。100万円を1年間保有した場合、単純計算ではGLDMより約1,500円多くコストがかかります。

一方、純資産総額は約649億米ドルで、GLDMの約2倍です。30日平均売買高は約602万口、30日中央値スプレッドは0.01%となっており、大口の注文でも売買しやすい水準です。

経費率ではGLDMに劣るものの、純資産総額と流動性を重視する場合の有力候補として2位としました。

項目内容
おすすめな人純資産総額と流動性を重視したい人
注意点GLDM・BARより年間コストが高い
年間経費率スポンサー報酬0.25%
純資産総額約649億米ドル
連動対象・方式LBMA Gold Price PM
金現物保有型
流動性30日平均売買高約602万口
中央値スプレッド0.01%
為替ヘッジなし
新NISA証券会社により取扱い・対象が異なる
(楽天・SBI・マネックスでは成長投資枠で購入可)
銘柄詳細BlackRock「iShares Gold Trust」

※純資産総額は2026年9月18日時点。売買高・スプレッドは同年9月17日時点。

3位 [BAR] グラナイトシェアーズ・ゴールド・トラスト

【BAR】グラナイトシェアーズ・ゴールド・トラストは、ロンドンの保管庫で管理されるLBMA規格の金地金を裏付け資産とする米国上場ETFです。

IAUよりコストを抑えつつ、金地金の管理方法や透明性も重視したい人に向いています。

年間のスポンサー報酬は0.1749%で、IAUの0.25%よりは低い一方、GLDMの0.10%より0.0749ポイント高くなっています。100万円を1年間保有した場合、GLDMとの負担差は約749円です。

保有する金地金の一覧が毎日公開され、保管庫は年2回監査されます。また、金地金の貸付けは禁止されており、デリバティブも保有できない仕組みです。

透明性の高い現物保有型ですが、規模や日本の証券会社での取扱いではGLDM・IAUに及びません。購入時には出来高とスプレッドを確認し、指値注文を利用するのが無難です。このため総合順位は3位としました。

項目内容
おすすめな人コストに加えて、金地金の管理方法や透明性を重視したい人
注意点GLDM・IAUより規模が小さく、日本の証券会社での取扱いも限られる
年間経費率スポンサー報酬0.1749%
規模保有金相当額約15億米ドル※
連動対象・方式金現物スポット価格
金現物保有型
金の保管金地金一覧を毎日公開
保管庫を年2回監査
為替ヘッジなし
新NISA証券会社により取扱い・対象が異なる
(楽天・SBI・マネックスでは成長投資枠で購入可)
銘柄詳細GraniteShares「GraniteShares Gold Trust」

※保有金相当額は、2026年9月確認時の公表保有金量×同月17日のLBMA Gold Price PMによる概算値で、純資産総額ではありません。

4位 [GLD] SPDRゴールド・シェア

【GLD】 SPDRゴールド・シェアは、保有する金地金を通じて、経費控除前の「LBMA Gold Price PM」への連動を目指す米国上場ETFです。

2004年に設定された米国初の金現物裏付けETFで、今回比較する4銘柄の中では最も長い運用実績があります。

経費率の低さより、純資産総額・流動性・運用実績を重視する人に向いています。

純資産総額は約1,478億米ドルと4銘柄で最大です。30日中央値スプレッドも0.01%と狭く、大口取引やオプション取引にも対応しています。

一方、年間経費率は0.40%で、GLDMの0.10%より0.30ポイント高くなっています。100万円を1年間保有した場合、経費率から単純計算した負担差は約3,000円です。

2026年8月末までの直近1年間の騰落率は、基準価額32.54%に対して対象指標33.06%で、差は0.52ポイントでした。GLDMの差は同期間で0.13ポイントであり、経費率の違いが連動実績にも表れています。

圧倒的な規模と長い運用実績は魅力ですが、一般投資家が長期保有する場合は、同じSPDR系列で経費率の低いGLDMを選びやすいため4位としました。

項目内容
おすすめな人純資産総額・流動性・運用実績を重視したい人
注意点GLDM・IAU・BARより年間経費率が高い
年間経費率0.40%
純資産総額約1,478億米ドル
連動対象・方式LBMA Gold Price PM
金現物保有型
流動性30日中央値スプレッド0.01%
オプション取引可能
為替ヘッジなし
新NISA証券会社により取扱い・対象が異なる
(楽天・SBI・マネックスでは成長投資枠で購入可)
銘柄詳細State Street「SPDR Gold Shares」

※純資産総額・スプレッドは2026年9月18日時点。騰落率は2026年8月31日時点。

米国ETFの購入には外国株取引口座が必要です。経費率だけでなく、売買手数料や為替手数料も含めて比較しましょう。

また、ドル建てのため円換算した損益はドル円相場の影響を受けます。NISAの取扱いや手数料は証券会社によって異なるため、購入前の確認も必要です。

円で手軽に売買したいなら国内ETF、米国市場での規模や流動性を重視するなら米国ETFが選択肢になるでしょう。

金ETFとは?基礎知識と仕組みを解説

ここまで日本・米国の金ETFを比較してきましたが、金ETFは銘柄によって金価格への連動方法や為替の影響などが異なります。

ここでは、金ETFの基本的な仕組みと他の金投資商品との違い、銘柄選びで知っておきたい種類を簡潔に解説します。

金ETFの基本的な仕組み

金ETF(ゴールドETF)とは、金価格への連動を目指して運用される上場投資信託(ETF)です。

証券取引所に上場しているため、現物の金地金を自分で購入・保管することなく、株式と同じように市場で売買できます。

ETF・投資信託・株の取引価格の違い
金ETFの仕組み(イメージ図)

金ETFを利用すれば、金地金を自分で購入・保管しなくても金に投資できます。また、少額から売買でき、対象銘柄であればNISAの成長投資枠も利用できます。

他の金投資商品との違い【比較表】

金に投資する方法は、金ETFだけではありません。代表的な金投資商品との違いを比較すると、次のとおりです。

純金積立・金現物・金ETFなどでは、購入方法やコスト、保管の有無などが異なります。

\金投資商品の比較表/

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金投資商品特徴少額投資積立投資新NISAコスト現物保有
金ETF金価格に連動
証券取引所で
リアルタイム売買
◎
数千円〜
△◎◎×
金投資信託金ETFなどに投資
する投資信託
◎
100円〜
◎◎〇×
純金積立証券会社や貴金属会社で
毎月一定額の金を購入
〇
千円前後〜
◎×△△
金現物
(金地金 / 金貨)
貴金属会社などで金地金
や金貨を購入して保有
△
金貨は数万円~
地金は数十万円~
××△◎

売買のしやすさやコストを重視するなら金ETF、自動積立のしやすさなら金投資信託や純金積立、実物を手元に保有したいなら金地金・金貨というように、目的によって選択肢が変わります。

金ETFは証券口座から売買でき、現物を保管する必要がないため、手軽に金をポートフォリオへ組み入れたい場合に使いやすい方法です。

どの商品が向いている?

コストを抑えて売買したい おすすめ:金ETF

  • 信託報酬が比較的低い
  • リアルタイム売買が可能
  • 新NISAにも対応

少額で積立投資したい おすすめ:金投資信託

  • 100円から購入可能
  • 自動積立にも対応
  • 新NISAにも対応

毎月コツコツ積み立てたい おすすめ:純金積立

  • 自動積立が可能
  • 長期保有向き
  • 少額から始められる

現物資産として保有したい おすすめ:金地金 / 金貨

  • 金そのものを保有できる
  • 実物資産として保管可能
  • 有事の備えとして活用される

金ETFの種類|運用方法・上場市場・為替ヘッジの違い

金ETFには、金価格への連動方法や上場市場、為替ヘッジの有無によっていくつかの種類があります。

まず、金価格への連動方法による主な違いは以下のとおりです。

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種類仕組み主な特徴今回比較した主な銘柄
現物保有型金地金を保有金現物の裏付けがある
金価格との連動性が高い
1540「純金上場信託(金の果実)」
1326「SPDRゴールド・シェア」
海外ETF
投資型
海外の金現物ETF
などへ投資
間接的に金現物へ投資425A「グローバルX ゴールドETF」
314A「iシェアーズ ゴールド ETF」
リンク債
先物型
金価格に連動する債券や
金先物などを利用
金現物を直接保有しない1328「NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信」

また、金ETFは上場市場によって国内上場ETFと米国上場ETFに分けられます。国内上場ETFは円で取引できる一方、米国上場ETFは米国市場で取引します。

項目国内ETF米国ETF
上場市場東証
取引時間:日本時間9〜15時30分
NYSE・NASDAQ等
取引時間:日本時間23時30分〜6時※
取引通貨円米ドル
為替影響金価格の円換算を通じて影響を受けるドル資産として直接影響を受ける
NISA対応◎△
※サマータイムは22時30分〜5時

さらに、国内上場の金ETFでも為替ヘッジの有無によって値動きが異なります。

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為替ヘッジ特徴今回比較した主な銘柄
なし金価格に加えて
円高・円安の影響を受ける
425A、1328、314A、1540、447A、1326など
あり為替変動の影響を抑えやすい[424A] グローバルX ゴールドETF (為替Hあり)
[448A] SS・スパイダー ゴールドETF (為替Hあり)

金ETFを選ぶ際は、信託報酬や純資産総額だけでなく、金価格への連動方法・上場市場・為替ヘッジの有無も確認しておきましょう。

武蔵大学経済学部教授/茶野 努

金投資は、ヘッジなしで為替差益を得られることもあります。長期的に為替相場は円安なのか?円高なのか?を考えるのがカギです。

金ETFの選び方|コスト・純資産・流動性・連動性を比較

金ETFは同じ金価格への連動を目指す商品でも、コストや規模、売買のしやすさ、運用方法などに違いがあります。

長期保有を前提に選ぶなら、次の5つを比較しましょう。

選ぶポイント確認する内容
信託報酬長期保有ほどコスト差が積み重なるため、実質コストが低いものを優先
純資産・運用実績純資産が十分にあり、運用実績が長い銘柄は安定性を判断しやすい
流動性売買代金が多くスプレッドが狭いほど、希望価格に近い水準で売買しやすい
金価格への連動性金価格との乖離が小さく、安定して連動している銘柄を選ぶ
為替ヘッジ・NISA為替リスクを抑えるならヘッジあり、長期運用ならNISA対象かも確認

運用コストの差は、保有期間が長くなるほど積み重なります。ただし、金ETFは、信託報酬が低いだけで「おすすめ」とは限りません。

コストが低くても、売買が少なくスプレッドが広ければ取引時の負担が大きくなる場合があります。また、金価格への連動性や純資産、運用実績も銘柄によって異なります。

長期保有では、低コストを軸に、純資産・運用実績、流動性、金価格への連動性を総合的に比較することがポイントです。NISAを利用する場合は、成長投資枠の対象かも確認しましょう。

金ETFのメリット・デメリット

金ETFは、現物の金を保有する手間をかけず、証券口座から少額で金に投資できるのが特徴です。対象銘柄ならNISAも利用できます。

一方、金そのものは利息や配当を生まないため、定期的な収益を得たい人には向きません。メリット・デメリットを比較して、自分の投資目的に合っているか確認しましょう。

金ETFのメリット

金ETFの主なメリットは以下のとおりです。

メリット内容
少額から金に
投資できる
金地金を購入するより少ない
資金で始めやすい
リアルタイムで
売買できる
株式と同じように市場価格で
売買できる
保管の手間・コスト
がかからない
金地金を自分で保管する
必要がない
資産分散に活用
できる
株式などと異なる値動きをする
資産を組み入れられる
NISAを利用
できる
対象銘柄は成長投資枠で
運用益が非課税になる

特に、現物の金を保管せず、証券口座から手軽に金をポートフォリオへ組み入れられる点は金ETFの大きなメリットです。現物投資で必要になる保管場所や保管費用も基本的に必要ありません。

また、株式などに資産が偏っている場合は、金を組み入れることで資産分散の選択肢にもなります。

武蔵大学経済学部教授/茶野 努

少額から売買でき、保管の手間がなく、対象銘柄ならNISAも利用できる点は金ETFの使いやすさといえます。

金ETFのデメリット「おすすめしない・やめとけ」といわれる理由

一方、「金ETFはおすすめしない」「やめとけ」といわれる背景には、次のようなデメリットがあります。

デメリット内容
利息・配当を
生まない
金価格が横ばいでは収益を
得にくく、保有中もコストがかかる
元本保証ではない金価格が下落すれば
損失が出る
信託報酬がかかる保有中は継続的にコストが
発生する
為替の影響を
受ける
為替ヘッジなしでは円高が
価格の下押し要因になる
金価格と完全には
一致しない
コストや運用方法などにより
乖離する場合がある

特に重要なのが、金そのものは利息や配当を生まないことです。株式の配当や債券の利息のような定期収入はなく、基本的には金価格の上昇による値上がり益が収益源となります。

そのため、金価格が長期間横ばいで推移すると、保有を続けても収益を得にくいのがデメリットです。その間もETFの信託報酬はかかるため、保有期間が長いほどコストは積み重なります。

定期的な収益を受け取りながら資産を増やしたい人は、金ETFだけでなく、配当や利息などの収益を生む資産と組み合わせることも検討しましょう。

定期収入も重視したい方へ

金ETFは、金価格の上昇による値上がり益が主な収益源で、横ばいが続く相場では収益を得にくくなります。

余裕資金の一部で定期的な収益も狙いたい場合は、固定配当型の運用先と組み合わせる方法もあります。

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比較項目金ETFハイクア
収益の仕組み金価格上昇による値上がり益年12% (固定)
500万円運用
収益
例
金価格により変動60万円
(1年)
収益を受け
取る機会
売却時年4回の
固定配当
特徴金への分散
インフレ対策
定期的な配当収入を狙える
詳細―ハイクア公式サイト

※年12%固定配当の仕組み・リスクを本文で解説

金ETFが向いている人・向いていない人

金ETFが適しているかは、「金で何をしたいのか」によって変わります。

向いている人向いていない人
資産の一部を金に
分散したい
配当・利息などの
定期収入がほしい
現物を保管せず金に
投資したい
元本割れを
避けたい
証券口座で手軽に
売買したい
金そのものを
手元に保有したい
NISAで金に
投資したい
インカム収入を
重視して運用したい
株式などとは異なる
資産を持ちたい
金だけで積極的に
資産を増やしたい
中長期 (5年以上)
で保有したい
短期で大きな
リターンを狙いたい

金ETFは、資産全体の一部を金に分散し、中長期で保有したい人と相性のよい商品です。

反対に、資産から継続的な収益を得ることを重視する場合は、金ETFだけでなく、配当や利息、分配などの収益が期待できる運用先と役割を分けて考える必要があります。

金ETFの今後の見通し|今から買っても遅くない?

2026年の金価格は年初に急騰した後、大きく下落し、その後も値動きの大きい展開が続いています。

金価格は現在も高値圏ですが、資産分散を目的に中長期で保有するなら、今からでも遅いとは一概にいえません。

今後の価格を左右する要因を確認し、一括購入ではなく買い方まで含めて判断することが重要です。

2026年の金価格・金ETFの見通し

2026年の金価格は、1月29日に1トロイオンス5,501.70米ドルの最高値を付けた後、7月1日には3,978.55米ドルまで下落しました。9月18日は約4,390米ドルで、年初来高値を下回るものの依然として高値圏です。

金の現物価格(USD/トロイオンス)の推移チャート
金の現物価格(USD/トロイオンス)の推移チャート
引用:Investing.com

金市場の調査・分析を行うWorld Gold Councilは、2026年後半は現状が続けば方向感に欠ける一方、景気悪化・地政学リスクの高まり・金利低下は上昇要因、景気回復・金利上昇は下落要因になるとみています。

一方、需要面では中央銀行による金購入が続いており、上期の世界の金需要は前年比2%増の2,522トンでした。

第2四半期は金ETFから45トンが流出しましたが、中央銀行は289トンを購入しており、後半も投資需要と中央銀行の買いが金需要を支える見通しです。

つまり2026年後半は、「さらに一直線に上昇する相場」より、高値圏で大きく上下しやすい相場を想定しておくほうが現実的です。

金ETFを購入するなら、「金価格はまだ上がるか」だけでなく、下落した場合にも保有を続けられる金額かを考えておきましょう。

金価格を左右する要因|米国金利・ドル円・中央銀行・地政学リスク

2026年後半に特に確認したいのは、次の4要因です。

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要因金価格・金ETFへの影響2026年9月時点今後見るポイント
米国金利高金利は金価格の下押し要因
金利低下は追い風
FOMCは9月16日0.25ポイント利上げ
政策金利は3.75~4.00%
年末見通しの中央値は4.1%
FRBの利上げ・利下げ姿勢
実質金利
ドル円為替Hなし国内ETFでは
円安は押し上げ要因
円高は下押し要因
9月は円相場が大きく変動
ドル円は政策・金利差の
影響を受けやすい状況
金価格だけでなく
ドル円も確認
中央銀行中央銀行による金購入の
継続は需要を下支え
2026年第2四半期の純購入量289トン
(前年同期比62%増)
四半期ごとの購入量が
維持されるか
地政学リスク緊張が高まると安全資産
として金が買われやすい
中東情勢の緊張が継続
ロシア・ウクライナ情勢も不透明
中東情勢などの悪化・沈静化

参考:FRB・FOMC声明・World Gold Council「Gold Demand Trends Q2 2026」・中央銀行金準備調査2026・FRB「2026年9月FOMC経済見通し」

ここで重要なのは、日本の投資家は「金価格」と「為替」の両方の影響を受けることです。

例えば、ドル建て金価格が横ばいでも円安になれば、為替ヘッジなしの国内金ETFは上昇する場合があります。反対に、金価格が上昇しても円高が進めば、円ベースの利益が小さくなることがあります。

そのため、今後の金ETFを見るなら、金価格だけを追うのではなく、米国金利→ドル→ドル円までセットで確認するのがポイントです。

金ETFは今買うべき?購入タイミングの考え方

2026年9月時点では金価格が高値圏にあるため、「上がっているから今すぐ一括購入する」という買い方は避けたほうが無難です。

一方、分散投資を目的に中長期で保有するなら、「もっと下がるまで待つ」のではなく、高値圏でも購入時期を分けて少額から始める方法があります。

投資目的・状況購入タイミングの考え方
金をほとんど
保有していない
余裕資金の一部
から購入を検討
高値づかみが不安数回に分けて購入する
すでに金の
保有割合が高い
値上がりだけを理由に
買い増さない
短期利益を狙っている金利・為替で急落する
可能性も考慮
数年以内に使う資金金ETFには回さない

ポイントは、「今が買い時か」を当てることより、先に金をどの程度保有するか決めることです。

例えば、投資予定額を一度に入れるのではなく複数回に分ければ、購入直後に価格が下落した場合の影響を抑えられます。逆に価格が上昇した場合は、残りを無理に追いかける必要もありません。

2026年のように値動きが大きい局面では、価格予想より「保有割合を決める→分けて買う→定期的に資産配分を確認する」ほうが再現性のある考え方です。

※金ETFを購入する場合も、余裕資金のすべてを金に振り向ける必要はありません。

インフレ対策・資産分散は金ETF、定期収入はインカム型の運用先、中長期の成長は収益性を重視した運用先というように、目的ごとに資金の役割を分けて運用するのがおすすめです。

→ 金ETFと役割の異なる運用先を比較する

金ETFの買い方|新NISA・課税口座で購入する手順

金ETFは、株式と同じように証券会社を通じて購入できます。国内上場ETFなら銘柄コード、米国上場ETFならティッカーシンボルを検索し、購入数量や価格を指定して注文します。

NISA・特定口座などの口座区分によって税金の扱いが異なり、注文方法やスプレッドによって実際の売買価格も変わります。

金ETFを購入するまでの4ステップ

金ETFを購入する基本的な流れは、以下の4ステップです。

金ETFの購入方法
金ETFの購入方法

STEP1:証券口座を開設する

金ETFを取り扱う証券会社で口座を開設します。

米国上場の金ETFを購入する場合は、証券口座の開設に加えて、外国株取引の利用申込みが必要です。証券会社によっては、外国株取引口座を別途開設します。

購入時は主にNISA・特定口座・一般口座から選択します。NISA対象の金ETFなら売却益が非課税です。課税口座では「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと、原則として確定申告は不要です。

NISAを利用する場合は、購入予定の金ETFが成長投資枠の対象か確認しておきましょう。

STEP2:証券口座に入金する

購入資金を証券口座へ入金します。国内ETFは日本円、米国ETFは証券会社によって円貨決済または外貨決済を利用できます。

STEP3:金ETFを検索して注文する

国内ETFは「314A」「425A」などの銘柄コード、米国ETFは「GLDM」「IAU」「BAR」などのティッカーシンボルで検索します。

購入数量・価格・注文方法を指定し、NISAを利用する場合は成長投資枠を選択しているか確認して注文します。

STEP4:約定後、金ETFを保有する

注文が約定すると購入完了です。購入後は金価格や信託報酬、金価格との連動状況を確認しましょう。

為替ヘッジなしの銘柄は、円高・円安による為替変動も価格に影響します。

注文時は指値 / スプレッド / 取引時間に注意

金ETFを注文するときは、注文方法・スプレッド・取引時間を確認しましょう。

金ETFの成行注文・指値注文
金ETFの成行注文・指値注文

ETFでは株式と同じように成行注文と指値注文を利用できます。特に売買が少ない銘柄では、売値と買値の差であるスプレッドが広がり、想定より不利な価格で約定することがあります。

注文前に板情報の売値・買値を確認し、スプレッドが広い場合は指値注文を検討しましょう。

また、国内ETFと米国ETFでは取引時間が異なります。GLDM・IAU・BARなどの米国ETFは米国市場で取引され、サマータイムによって日本時間の取引開始時刻も変わります。 利用する証券会社で取引時間を確認してから注文しましょう。

金ETFを購入できるおすすめ証券会社3社【比較表】

金ETFを購入できる証券会社は多数あります。ここでは、この記事で紹介した国内・米国の金ETFを幅広く取り扱い、NISAの手数料や米国ETFの取引コスト、少額投資などに強みがある主要ネット証券3社を比較します。

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証券会社今回紹介した
金ETF
NISAの
売買手数料
課税口座の
米国ETF手数料
主なメリット
楽天証券国内9銘柄
GLDM・IAU・BAR・GLD
国内・米国
ETF 0円
0.495%
上限22米ドル
GLDMは買付0円
かぶピタッなら447Aは100円から購入可
米ドル/円のリアルタイム為替手数料0銭※
楽天ポイントを国内・米国ETF (円貨決済) の購入に利用可
SBI証券国内9銘柄
GLDM・IAU・BAR・GLD
国内・米国
ETF 0円
0.495%
上限22米ドル
GLDMは買付0円
米ドル/円のリアルタイム為替手数料0銭 (インターネットコース) ※
Vポイント・Pontaポイントを国内ETFの購入に利用可
マネックス証券国内9銘柄
GLDM・IAU・BAR・GLD
国内・米国
ETF 0円
0.495%
上限22米ドル
GLDMを含む米国ETF22銘柄の買付手数料0円
ドル/円の為替手数料が買付時無料 (売却時25銭)
※提示されるレートの価格差(スプレッド)という形で実質的なコストがかかる

楽天証券

楽天証券では、今回紹介した国内9銘柄とGLDM・IAU・BAR・GLDを購入できます。

NISA成長投資枠では、国内ETF・米国ETFともに売買手数料0円です。

課税口座でも、国内ETFは「ゼロコース」を選べば現物取引手数料が無料になります。米国ETFは通常、約定代金の0.495%(上限22米ドル)ですが、GLDMの買付手数料は無料です。

また、事前にリアルタイム為替取引で円を米ドルに交換すれば、為替手数料は0銭です。ただし、買レートと売レートには差があります。

楽天証券の取引手数料
出典:楽天証券

楽天証券ならではのメリットは、国内ETF・米国ETFの購入に、1ポイント=1円で楽天ポイントを利用できることです。

ポイント利用は、国内ETFでは現物取引やかぶピタッ®、米国ETFは円貨決済の買い注文が対象です。なお、米国ETFの円貨決済には1米ドルあたり25銭の為替手数料がかかります。

また、【447A】ステート・ストリート・スパイダー ゴールドETFは、金額指定取引「かぶピタッ®」の対象です。NISA成長投資枠なら、100円以上・1円単位で購入できます。ただし、かぶピタッ®には0.22%のスプレッドがかかります。

楽天証券は、少額から447Aを買いたい人や、楽天ポイントを金ETF投資に使いたい人、国内ETFや米国ETFの取引コストを抑えたい人にメリットがあります。

SBI証券

SBI証券は、金ETFのほか、金・銀・プラチナの積立も扱う大手ネット証券です。今回紹介した国内9銘柄とGLDM・IAU・BAR・GLDを購入できます。

NISA口座では、国内ETFと米国ETFの売買手数料が無料。課税口座でも、国内ETFはインターネットコースを利用し、各種書面を電子交付に設定すれば無料で取引できます。

課税口座の米国ETFの取引手数料は、約定代金の0.495%(上限22米ドル)ですが、GLDMは「SBI ETFセレクション」の対象で、インターネットコースなら買付手数料が無料です。※売却時には通常の手数料がかかります。

SBI証券のゼロ革命
出典:SBI証券

また、インターネットコースでは、米ドル/円のリアルタイム為替取引手数料も無料です。国内・米国の金ETFを低コストで取引したい人に向いています。

マネックス証券

マネックス証券でも、今回紹介した国内の金ETFに加え、米国のGLDM・IAU・BAR・GLDを購入できます。

米国株の取扱銘柄数は5,000銘柄超で、米国ETFの品ぞろえも豊富です。

NISA(成長投資枠)では、国内ETFの売買手数料と米国ETFの国内取引手数料が0円です。ただし、米国ETFの売却時の現地取引費用、為替手数料、ETFの経費率は別途かかります。

課税口座では、国内ETFに通常の国内株式手数料がかかります。取引毎手数料コースは税込55円から、一日定額手数料コースが1日の約定代金100万円以下で税込550円です。

国内ETFの売買手数料
出典:マネックス証券

課税口座の米国ETFは通常、約定代金の0.495%(上限22米ドル)ですが、GLDMを含む「米国ETF買い放題プログラム」の対象22銘柄は、米国株積立による買付を含め、現物買付手数料が無料です。

為替手数料は、円から米ドルへの交換が0銭、米ドルから円への交換が1米ドルあたり25銭です。つまり、ドルの購入時は無料ですが、円に戻すときは有料です。

マネックス証券は、国内ETFだけでなく、米国ETFも積極的に比較・取引したい人に向いています。

金ETFの税金と確定申告|NISA・特定口座の違い

金ETFの税金や確定申告の有無は、NISA・特定口座・一般口座のどこで購入するかによって異なります。

特にNISAは利益が非課税になる一方、損失が出た場合の扱いが課税口座とは異なります。口座ごとの違いを確認しておきましょう。

課税口座の売却益・分配金には原則20.315%の税金がかかる

特定口座や一般口座などの課税口座では、金ETFの売却益や分配金に原則20.315%の税金がかかります。内訳は所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%です。

例えば、金ETFを100万円で購入して120万円で売却した場合、課税対象となる売却益は20万円です。

20万円 × 20.315% = 税額 約4万630円

税引後の利益は約15万9,370円となります。売却代金120万円すべてではなく、購入価格などを差し引いた利益に対して課税されるのがポイントです。

特定口座(源泉徴収あり)は原則として確定申告不要

特定口座(源泉徴収あり)では、証券会社が税額を計算して源泉徴収するため、金ETFを売却して利益が出ても原則として確定申告は不要です。

ただし、金ETFの売却で損失が出た場合は、確定申告によって他の口座の上場株式等の利益などと損益通算できる場合があります。通算しても残った損失は、一定の要件を満たせば翌年以降3年間の繰越控除も可能です。

新NISAは利益が非課税だが損益通算できない

NISAの成長投資枠で対象となる金ETFを購入すると、売却益が非課税になります。

なお、金ETFには制度上、収益分配金が設定されている銘柄もあります。分配金が支払われる場合、所定の受取方法を選択すればNISAでは非課税となります。

一方、NISAで発生した損失は税務上ないものとみなされるため、課税口座の利益との損益通算や3年間の繰越控除はできません。

例えば、

NISA:金ETFで50万円の損失
特定口座:株式で50万円の利益

となっても両者は相殺できず、特定口座の50万円の利益は課税対象となります。

ここまでの違いを口座ごとに整理すると、以下のとおりです。

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比較項目NISA特定口座
(源泉徴収あり)
一般口座
売却益非課税原則20.315%原則20.315%
分配金 ※1非課税原則20.315%原則20.315%
確定申告原則不要原則不要原則必要
損益通算✖〇〇
損失の繰越控除✖〇 ※2〇 ※2

※1 金ETFは分配金が支払われない銘柄・時期もあります。NISAで国内上場ETFの分配金を非課税にするには、株式数比例配分方式で受け取る必要があります。※2 損失の繰越控除には確定申告が必要です。

金ETFの弱点を補う運用先|ハイクア・Actionを比較

金ETFは、インフレや株式市場の下落に備える「守りの資産」として活用できる一方、金自体は利息や配当を生まず、収益が金価格や為替の動きに左右される点が弱みです。

金ETFを資産分散やインフレ対策に活用しつつ、定期収入や中長期の成長は別の運用先で補うという方法も有効です。

運用目的で選ぶ代替投資先
  • ハイクアインターナショナル
    定期収入を重視|年12%固定・年4回配当
    固定配当で、定期的なキャッシュフローを得たい人向け
    500万円なら年間60万円の配当 (税引前)
  • アクション合同会社
    中長期の成長を重視|2024年度+17.35%
    複数事業へ分散し、中長期で高い運用益を目指したい人向け

ハイクア・インターナショナル (年12%固定・手数料無料)

ハイクア・インターナショナルは、ベトナムで事業を展開するSAKUKO Vietnamへの事業融資を通じて、年12%の固定配当を目指す運用会社です。

投資家は年4回、合計年12%の配当を受け取る仕組みで、元本500万円を運用した場合、3カ月ごとに15万円、年間60万円(税引前)の配当が見込めます。

売却しなければ利益を確定できない金ETFに対し、定期的なキャッシュフローを得られる点が異なります。

ハイクアインターナショナル紹介画像
運用会社合同会社ハイクア・インターナショナル
設立2022年
利回り年間12% (固定)
最低投資額500万円〜
(1口100万円×原則5口以上)
配当頻度年4回 (1月・4月・7月・10月)
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
手数料無料
解約条件5年以内は解約手数料5%
5年超で無料
資料請求・相談無料
公式サイトhttps://hayqua-international.co.jp/

融資先のSAKUKO Vietnamグループは、ベトナムで15年間事業を展開し、年商は約25億円。小売・ホテル・食品関連事業を手掛けています。同社から受け取る貸付金利息が、投資家への配当原資となる仕組みです。

ハイクアインターナショナルの出資スキーム

12%の配当は、1月・4月・7月・10月の年4回に分けて、各3%ずつ受け取れます。配当遅延は設立以来なく、500万円を出資した場合の配当目安(税引前)は3カ月ごとに15万円、年間60万円です。

また、運用手数料は無料です。配当から運用手数料が差し引かれないため、受取額や目標額までの運用計画を立てやすいのもメリットです。

金価格の値動きや売却時期に収益が左右される金ETFに対し、ハイクアは年4回の配当による定期収入を重視する人向けです。金ETFは資産分散、ハイクアは定期収入と、役割を分けて組み合わせる方法もあります。

一方、最低投資額は500万円で、元本や将来の配当は保証されていません。5年以内の解約には5%の手数料もかかるため、無料の個別面談で配当の仕組みや事業リスク、解約条件を確認し、当面使う予定のない余裕資金で検討しましょう。

 ハイクア・インターナショナル公式サイト

アクション (2024年度実績17.35%・複数事業に分散)

アクション合同会社は、事業投資・ファイナンス・Web3事業など複数の領域へ分散投資し、高いリターンを目指す運用会社です。

2024年度(2024年7月~2025年6月)は、年間+17.35%(税引前)の運用実績を達成しています。最低投資額は500万円で、複数事業から得られる収益を投資家へ還元する仕組みです。

ヘッジファンド「action」のHPトップ
【公式】https://action-goudou.co.jp/
運用会社Action合同会社(CEO:古橋弘光)
設立2023年
想定利回り2025年度想定12〜17%
前年度実績2024年度+17.35% (税引前)
最低投資額500万円〜
契約期間原則1年契約(事業年度:7月〜翌年6月)
中途解約原則不可
運用領域事業投資/暗号資産マイニング(Web3)/再生可能エネルギー/プロジェクトファイナンス
出資前面談無料(オンライン)
公式サイトhttps://action-goudou.co.jp/

Action合同会社の代表を務める古橋弘光氏は、金融業界で30年以上の経験を持ち、トレイダーズインベストメント代表取締役やトレイダーズホールディングス取締役などを歴任しています。

運用では、事業投資・ファイナンス・Web3など複数の領域へ資金を分散し、基本方針として年間15%以上のリターンを目標としています。2025年度の想定リターンは12〜17%で、2024年度は実際に+17.35%を達成しました。

※2025年度 10〜12月(Q2)の運用比率


収益が主に金価格の変動に左右される金ETFに対し、アクションは複数事業から収益を狙う運用先です。金ETFは資産分散・インフレ対策、Actionは中長期の成長と、役割を分けて組み合わせるのも一つです。

アクションの詳しいポートフォリオや今後の見通しは、直接面談で説明を受けられます。最低投資額は500万円、契約期間は原則1年間で中途解約は原則できないため、無料面談で運用内容やリスクを確認したうえで、当面使う予定のない資金で検討しましょう。

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金ETFおすすめランキングのFAQ

最後に、金(ゴールド)ETFに関するよくある質問と回答を見ていきます。

1328・314A・425A・447Aの違いは?

1328・314A・425A・447Aは、いずれも金価格への連動を目指す国内ETFですが、運用方法・コスト・流動性・運用実績が異なります。

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銘柄信託報酬特徴
13280.176%金先物・金価格連動有価証券などで運用
純資産が大きく実績豊富
314A0.22%海外ETF・ETCを通じた現物投資型
流動性・連動性が良好
425A実質
年0.1675%程度
海外の現物型金ETFへ投資
信託報酬は最安値級
447A実質
年0.177%程度
米国のGLDMへ投資
低コストの米国金ETFへ間接投資

425Aと447Aは低コストですが、314Aより国内での売買代金が少なく、スプレッドはやや広めです。

1328はコストと流動性に優れる一方、直近では対象指数との連動差が大きくなっています。

単純に信託報酬だけで決めず、長期保有ならコストと連動性、売買時は流動性まで比較することが重要です。

▶日本上場の金ETF9銘柄を比較|おすすめランキング

為替ヘッジあり・なしはどちらがおすすめ?

ヘッジなしは金価格に加えて為替の影響も受けますが、円安時にはリターンの押し上げ要因になります。

一方、為替ヘッジありは為替変動の影響を抑えられる反面、ヘッジコストがかかるため長期保有では不利になる場合があります。

そのため、円安メリットも取り込みたい方はヘッジなし、為替の影響をできるだけ避けたい方はヘッジありが向いています。

国内ETFと米国ETFはどちらがおすすめ?

円で手軽に売買したいなら国内ETF、低コストやドル資産での運用を重視する方には海外ETFがおすすめです。

比較項目国内ETF海外ETF
売買通貨円米ドル
信託報酬0.17~0.44%程度0.10~0.40%程度
為替手数料なしあり
取引時間日本市場時間米国市場時間

国内ETFは円建てで売買できるため手続きがシンプルで、為替手数料もかかりません。一方、海外ETFはGLDMのように経費率が年0.10%と低い銘柄があり、ドル資産として保有できるメリットがあります。

金ETFは資産の何%まで保有すべき?

金の適正比率に一律の正解はありませんが、分散目的なら資産全体の5%前後を起点に考え、必要に応じて10%程度まで検討する方法があります。

金は株式などと異なる値動きをしやすく、資産分散やインフレへの備えに役立ちます。ただし、配当や利息を生まないため、保有比率を高めすぎると資産全体の成長性を抑える可能性があります。

金ETFと金投資信託はどちらがおすすめ?

リアルタイム売買やコストを重視するなら金ETF、少額の自動積立なら金投資信託が向いています。

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比較項目金ETF金投資信託
購入金額数千円程度~100円程度~
価格市場でリアルタイムに変動1日1回の基準価額
注文方法成行・指値注文金額・口数指定
自動積立証券会社による対応商品が多い
主なコスト信託報酬・売買手数料・
スプレッド
信託報酬など

金ETFへ投資する金投資信託もあるため、投資先が同じ場合は信託報酬などの実質コストまで比較しましょう。

金ETFと金現物はどちらがおすすめ?

売買や保管のしやすさを重視するなら金ETF、実物の金を保有したいなら金現物が向いています。

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比較項目金ETF金現物
購入・売却証券口座でリアルタイム売買金地金商などで売買
保管不要自己保管・保管サービス
主なコスト信託報酬・スプレッドなど売買価格差・保管料など
NISA対象銘柄あり対象外
売却益の税金課税口座では原則20.315%総合課税の譲渡所得※
主な注意点金価格下落・連動誤差紛失・盗難リスク

※金現物の譲渡所得には年間50万円の特別控除があり、保有期間が5年を超える場合は控除後の2分の1が課税対象です。国税庁「金地金の譲渡による所得」

▶金投資商品の詳細な比較表はこちら

金ETFおすすめランキング【まとめ】

金ETFは、現物の金を保管することなく、証券口座から少額で金へ投資できるのがメリットです。対象銘柄なら新NISAも利用でき、株式などに偏った資産の分散にも活用できます。

今回の比較では、総合力なら314A、低コストなら425A、国内での現物保有や流動性なら1540が有力な選択肢です。為替の影響を抑えたい場合は424A・448A、米国ETFまで含めて低コストを重視するならGLDMも候補になります。

日本上場のおすすめ金ETF4選

2026年は金価格が高値圏にあるため、一度に購入するのではなく、保有する金の割合を決めたうえで購入時期を分散する方法も検討しましょう。

一方、金ETFは金価格の上昇による値上がり益が主な収益源で、保有しているだけでは基本的に利息や配当による定期収入を得られません。

金ETFだけに運用先を限定せず、定期収入が期待できる投資先や、金価格とは異なる収益源を持つ投資先とも組み合わせながら、自分に合ったポートフォリオを構築することが大切です。

\金ETFを補完する運用先/


ハイクアインターナショナル
【 年利12% 固定利率型 】
運用方法:事業融資
融資対象:ベトナムで事業展開する日系企業
最低出資額:500万円
500万円出資で年間配当60万円
固定利率型で配当額を把握しやすい
ハイクア公式サイト

アクション
【 2024年度 実績 17.35% 】
運用方法:4事業領域への分散投資
投資対象:事業投資・Web3・再生可能エネルギー・ファイナンス
最低出資額:500万円
分散投資で安定×高利回りを目指す
アクション公式サイト

詳しい仕組みや投資条件、最新の運用状況は、各社の公式サイトや無料面談で確認してから判断しましょう。

この記事を書いた人

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