投資信託を始めるなら、できるだけ一番儲かる銘柄を選びたいと思っている人も多いでしょう。
今回は、一番儲かる投資信託ランキングについて解説します。
長期的に安定して高利回りが期待できる銘柄を厳選したので、気になる方はぜひ参考にしてください。
2024年最新!一番儲かる投資信託ランキング
ここでは、2024年最新版、一番儲かる投資信託9銘柄をご紹介します。
特徴が異なる銘柄を厳選したので、ぜひ自分の投資スタイルに合った銘柄を見つけてください。
ランキング1位:BMキャピタル
社名 | ビーエムキャピタル合同会社 |
設立 | 2013年 |
おもな投資対象 | 日本株 |
おもな戦略 | バリュー株投資 |
期待利回り | 10%以上 |
最低投資額 | 1000万円※1000万円未満の相談可 |
資料請求・運用の相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
ロックアップ期間 | 3ヶ月(3ヶ月に1回出金・解約可) |
公式サイト | BMキャピタル |
ランキング1位に輝いたBMキャピタルは、10年以上の運営実績を持つ信頼性の高い運用会社です。
2013年の設立以来、年平均10%以上のリターンを達成し続け、一度もマイナスになった年がありません。
運用を手掛けるのは、東京大学卒業後にバークレイズ証券で実績を積んだファンドマネージャーの森山武利氏です。
東大在学中にリーマンショックでも利益を出すなど、抜群の運用能力を誇ります。
BMキャピタルの強みは以下の4点です。
- 平均年利10%以上でマイナスなし
- バリュー株投資による安定運用
- 高いリスク管理能力
- わかりやすい運用報告書
特に注目すべきは、リスク管理能力の高さです。
2020年のコロナショック時も、日経平均株価が30%以上下落する中で+0.77%のプラスリターンを達成しました。
これは、バリュー株投資を中心としながら、日経先物のショートや金投資など、状況に応じて柔軟な運用を行った結果です。
BMキャピタルは爆発的な高利回りは狙いませんが、年10〜20%の安定したリターンを継続して出せる点が最大の魅力といえるでしょう。
投資初心者にも、3ヶ月に1度の運用報告書でわかりやすく運用状況を説明してくれます。まずは無料の資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
ランキング2位:ハイクアインターナショナル
社名 | ハイクアインターナショナル合同会社 |
設立 | 2023年 |
おもな投資対象 | ベトナム企業(SAKUKO Vietnam) |
おもな投資戦略 | 事業融資 |
期待利回り | 12% |
配当 | 年4回 |
最低投資額 | 500万円 |
資料請求・運用の相談 | 無料 |
面談の形式 | 原則オンライン |
ロックアップ期間 | なし |
公式サイト | ハイクアインターナショナル |
ランキング2位のハイクアインターナショナルは、年利12%の固定利回りを実現する新進気鋭のヘッジファンドです。
親会社のSAKUKO VIETNAMは、ベトナムで日本製品の販売店やスイーツ店、ホテルを展開する日系企業で、2011年の進出以来、売上高30億円、従業員700名を抱えるまでに成長しました。
ハイクアインターナショナルの大きな特長は、以下の3点です。
- 3ヶ月ごとに3%(年利12%)の配当
- 事業融資による元本割れリスクの低さ
- 事業や代表の高い透明性
たとえば1000万円を投資した場合、3月・6月・9月・12月に各30万円、年間計120万円の配当を受け取れます。
半年や1年単位が一般的な中、3ヶ月ごとの配当は魅力的です。
事業融資という形態を取るため、株式市場の変動の影響を受けにくいのも特徴です。
急成長を遂げるベトナム市場で、安定した事業収益が期待できます。
また、SAKUKOの会長を務める梁秀徹氏はYouTubeチャンネルも運営しており、事業の透明性も高い点が評価されています。
最低投資額は500万円と比較的少額から始められますので、まずは無料の資料請求から検討してみましょう。
ランキング3位:アクション
社名 | Action合同会社 |
設立 | 2023年 |
おもな投資対象 | 日本株・事業投資・Web3事業・ファクタリングなど |
おもな投資戦略 | アクティビスト投資 |
期待利回り | 過去平均31%(設立前の実績) |
最低投資額 | 500万円 |
資料請求・運用の相談 | 無料 |
公式サイト | アクション |
ランキング3位のアクションは、トレイダーズインベストメント株式会社の元代表取締役・古橋弘光氏が2023年に設立したヘッジファンドです。
2020年から2023年までで平均利回り30%以上の投資実績を持つファンドマネージャーにより、資産運用が行われています。
アクションの特長は以下の3点です。
- 多様な投資対象と投資手法
- 過去の平均年利30%超の優れた実績
- 高い透明性と信頼性
投資対象は日本株や債券にとどまらず、事業投資やWeb3事業、ファクタリングなど多岐にわたります。
また、テクニカル分析やファンダメンタル分析を組み合わせた総合的な投資アプローチを採用。過去の運用実績は驚異的で、2020年から2023年までの4年間で投資額を約3倍に増やしています。
顧問には三菱銀行やUBS証券出身の木内孝胤氏を迎えるなど、経営陣の顔ぶれも豪華です。
最低投資額は500万円と比較的少額から始められるので、高いリターンを目指したい投資家にはおすすめの銘柄といえます。
ランキング4位:GFマネジメント
社名 | GF Management合同会社 |
設立 | 2023年 |
おもな投資対象 | 大型日本株 |
おもな投資戦略 | 大型日本株への中長期投資 |
期待利回り | 平均年利29%(設立前の実績) |
最低投資額 | 1000万円 |
資料請求・運用の相談 | 無料 |
公式サイト | GFマネジメント |
ランキング4位のGFマネジメントは、2023年設立の新進気鋭のヘッジファンドです。
UBS証券やモルガン・スタンレー証券の投資銀行部門出身者が運用を手掛けており、設立前から277%(資産約3.8倍)という驚異的な収益率を達成してきました。
GFマネジメントのおもな特長は以下の3点です。
- 運用開始から277%の高収益率
- J-Prime(日本プライム株式)戦略
- 小さいドローダウン(最大損失)
特に注目すべきは、GFマネジメント独自のJ-Prime戦略です。日本の大型株や指数ETFから20〜30銘柄を厳選し、3〜5年スパンで投資を行っています。
銘柄選定では、①ビジネスの収益性と成長性、②競合優位性、③市場の成長性という3つの基準を設けています。すべての条件を満たす銘柄にのみ投資する方針です。
この徹底した銘柄選定により、TOPIXなどの指数が下落するような局面でも、最小限のマイナスに抑えることに成功してきました。
設立間もないファンドですが、中長期での資産形成を考える投資家には魅力的な選択肢といえます。
興味がある方は、ぜひ無料の資料請求を行いましょう。
ランキング5位:ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド
銘柄名 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント株式会社 |
設定日 | 2023年11月13日 |
最新純資産総額(※) | 114億2600万円 |
基準価額(※) | 13,470円 |
決算日 | 09月20日(年1回) |
購入時手数料 | 0% |
信託報酬 | 0.05775% |
新NISA | 成長投資枠対象 |
トータルリターン(1年) | +31.45% |
ランキング5位のニッセイ・S米国株式500インデックスファンドは、米国株式に投資する低コストのインデックスファンドです。
ニッセイ・S米国株式500インデックスファンドのおもな特長は以下の3点です。
- 米国株式Solactive GBS United States 500インデックスに連動
- 業界最低水準の信託報酬0.05775%
- 購入時および換金時の手数料が無料
ニッセイ・S米国株式500インデックスファンドは、米国株式500銘柄に分散投資することでリスクを抑制しながら、長期的な資産の成長を目指しています。
組入上位銘柄はマイクロソフト(6.9%)、アップル(6.4%)、エヌビディア(5.9%)など、世界を代表するテクノロジー企業が中心です。
業種別では情報技術(31.4%)、金融(12.8%)、ヘルスケア(11.8%)の組入比率が高く、時価総額の大きい優良企業へバランスよく投資しています。
2023年11月の設定以来、堅調なパフォーマンスを維持。直近1年間のトータルリターンは+31.45%を記録しました。
新NISAの成長投資枠の対象銘柄でもあり、米国株式に投資したい投資家の長期積立投資に適した商品といえるでしょう。
ランキング6位:iシェアーズ・ラッセル2000 ETF
銘柄名 | iシェアーズ米国小型株ETF-JDR(ラッセル2000) |
運用会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 |
設定日 | 2000年5月22日 |
最新純資産総額(※) | 711億0793万USドル |
基準価額(※) | 225.60USドル |
決算回数 | 年4回 |
購入時手数料 | 0% |
信託報酬 | 0.2% |
新NISA | 成長投資枠対象 |
トータルリターン(1年) | +13.59% |
ランキング6位のiシェアーズ ラッセル 2000 ETFは、米国の小型株に投資するETF(上場投資信託)です。
iシェアーズ ラッセル 2000には以下の特長があります。
- 米国小型株2000銘柄に分散投資
- 信託報酬0.19%の低コスト運用
- 22.5%の高いリスク性を持つ成長株投資
組入上位銘柄はバクサイト(0.51%)、FTAI アビエーション(0.50%)など、成長期待の高いベンチャー企業が中心です。
1銘柄あたりの組入比率を0.5%以下に抑えることで、リスクの分散を図っています。
日本ではあまりなじみがない小型株を中心に構成されているため、大型株よりも値動きが大きいのが特徴です。
ファンドの設定は2000年と運用実績も長く、純資産総額は711億ドルを超える米国有数の小型株ETFに成長しています。
米国小型株への投資を検討している積極的な投資家には、有力な選択肢となるでしょう。
ランキング7位:アライアンスバーンスタイン米国成長株投信
銘柄名 | 設定日 | 純資産総額(2024/10/18現在) | 決算 | 分配金(直近) | 為替ヘッジ | 新NISA | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり) | 2006年5月25日 | 1,337.8億円 | 年2回 | 120円 | あり | 成長投資枠対象 | +28.04% |
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) | 14,544.7億円 | 190円 | なし | 成長投資枠対象 | +29.04% | ||
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型 | 2014年9月16日 | 2,830.8億円 | 年12回 | 100円 | あり | 対象外 | +28.02% |
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | 30,192.2億円 | 200円 | なし | 対象外 | +28.93% | ||
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Eコース隔月決算型 (為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | 2023年10月3日 | 223.8億円 | 年6回 | 200円 | なし | 成長投資枠対象 | ー |
ランキング7位のアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は、米国の優良成長企業に投資する投資信託です。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信には、以下の特徴があります。
- 米国の成長企業52銘柄に厳選投資
- 為替ヘッジ有無が選べる5つのコース展開
- 決算頻度や分配金額の異なる商品設計
組入上位銘柄はマイクロソフト(8.4%)、アマゾン(6.4%)、エヌビディア(6.4%)など、米国を代表するテクノロジー企業が中心です。
S&P500をベンチマークとし、厳選投資により高いパフォーマンスを追求しています。
最も人気の高いDコース(為替ヘッジなし・毎月分配型)は、過去5年間で22.61%の高いリターンを記録しました。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信に興味がある人は、為替リスクや決算頻度を考慮した上で、自分に合ったコースを選択しましょう。
ランキング8位:フィデリティ米国株式ファンド
銘柄名 | 設定日 | 純資産総額(2024/10/18現在) | 決算頻度 | 分配金(直近) | 為替ヘッジ | 新NISA | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フィデリティ・米国株式ファンドAコース(資産成長型・為替ヘッジあり) | 2018年5月22日 | 233.9億円 | 年1回 | 0円 | あり | 成長投資枠対象 | +35.32% |
フィデリティ・米国株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし) | 973.5億円 | 0円 | なし | 成長投資枠対象 | +36.86% | ||
フィデリティ・米国株式ファンド Cコース(分配重視型・為替ヘッジあり) | 38.0億円 | 年4回 | 350円 | あり | 成長投資枠対象 | +34.61% | |
フィデリティ・米国株式ファンド Dコース(分配重視型・為替ヘッジなし) | 364.9億円 | 750円 | なし | 成長投資枠対象 | +35.21% | ||
フィデリティ・米国株式ファンド Eコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジあり) | 2020年8月6日 | 1.0億円 | 年12回 | 100円 | あり | 対象外 | +34.71% |
フィデリティ・米国株式ファンド Fコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし) | 113.6億円 | 300円 | なし | 対象外 | +36.17% |
ランキング8位のフィデリティ米国株式ファンドは、世界最大級の運用会社フィデリティが運営する投資信託です。
フィデリティ米国株式ファンドには、以下の特長があります。
- 運用チームが投資先企業の成長性や財務状況を詳しく分析して選定
- 為替リスクと分配金の受取方法が異なる6つのコースを提供
- 投資対象は世界的に有名な米国企業を中心に構成
フィデリティ米国株式ファンドは、米国を中心とした日本を含む全世界の株式に投資を行う投資信託です。
株式市場全体が大きく下落した局面でも、フィデリティ米国株式ファンドは下げ幅を最小限に抑えてきた実績があります。
2020年のコロナショックや2022年の金融引き締め期を乗り越え、投資家の資産を守りながら着実な成長を遂げてきました。
設定来のリターンは206.8%と、S&P500を上回る優れた運用実績を誇ります。
一方で、運用にかかる信託報酬は年1.65%と、一般的なインデックスファンドと比べると高めの水準です。
信託報酬は高めですが、積極的にリターンを狙いたい人は、フィデリティ米国株式ファンドへの投資を検討しましょう。
ランキング9位:インベスコ世界厳選株式オープン
銘柄名 | 設定日 | 純資産総額(2024/10/18現在) | 決算頻度 | 分配金(直近) | 為替ヘッジ | 新NISA | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(毎月決算型) | 1999年1月7日 | 78.9億円 | 年12回 | 120円 | あり | 対象外 | +23.21% |
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型) | 1兆6349.3億円 | 150円 | なし | 対象外 | +27.24% | ||
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(年1回決算型) | 2018年10月5日 | 41.6億円 | 年1回 | 0円 | あり | 成長投資枠対象 | +23.51% |
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型) | 1564.9億円 | 0円 | なし | 成長投資枠対象 | +27.41% | ||
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(奇数月決算型) | 2023年9月22日 | 0.5億円 | 年6回 | 30円 | あり | 成長投資枠対象 | +21.45% |
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型) | 40.2億円 | 60円 | なし | 成長投資枠対象 | +24.74% |
ランキング9位のインベスコ世界厳選株式オープンは、グローバルに展開する大手運用会社インベスコ・アセット・マネジメント株式会社が運営する投資信託です。
インベスコ世界厳選株式オープンには、以下の特長があります。
- 世界の優良企業約45社に絞って投資を実施
- 為替の影響を抑えたいコースと、為替の値動きも収益に加えたいコースの2つを提供
- 企業の実力と比べて株価が割安な銘柄を見つけ出して投資
インベスコ世界厳選株式オープンは、日本を含む世界の先進国の企業に投資しています。
主な投資先には、マイクロソフト(パソコンソフト大手)、ユナイテッドヘルス・グループ(医療保険大手)など、世界を代表する有名企業が含まれている点が特徴です。
為替の値動きも収益に加えるコースの場合、2023年の1年間の収益率は+27.24%と、世界の株式市場の平均を上回る好成績を残しています。
とくに、2023年から2024年にかけては円安の追い風も受けて、基準価額を大きく増やすことに成功しました。
一方で、毎年かかる手数料(信託報酬)は1.804%と、株式市場の値動きに連動するインデックスファンドと比べると高めの設定です。
また、投資先が約45社と少ないため、株式市場が大きく変動する際の影響を受けやすい点も注意しましょう。
手数料は高めですが、世界の優良企業への投資を通じて積極的に資産を増やしたい人は、インベスコ世界厳選株式オープンへの投資を検討する価値があります。
これから上がる?儲かる投資信託の特徴と選び方
ここでは、儲かる投資信託の特徴と選び方について解説します。
①短期より長期目線で選ぶ
投資初心者の場合、日々の値動きが気になって短期間で結果を求める傾向があります。
投資信託は長期運用によりリターンが安定する運用方法なので、投資を始めて含み損を抱えたからといって、あせって売却しないように気をつけましょう。
2024年は米国株も世界株も不安定な値動きをしています。このことから、投資初心者は不安に感じているかもしれません。
しかし、米国株も世界株も10年、20年といった長期スパンで見ると右肩上がりで成長し続けています。
10年以上の長期的な視野で投資信託を選ぶことで、市場の一時的な変動に左右されず、複利効果を最大限に活かすことが可能です。
投資を行う際は、短期的な値動きに惑わされずに、長期的な成長が見込める銘柄を選びましょう。
②過去に超ハイリターンを出した銘柄は逆に危ない
投資信託を選ぶ際、利回りランキングで選ぶのはおすすめしません。
利回りランキングで上位にランクインする銘柄は、半導体など成長性が高い特定のセクターに集中投資する銘柄や特定の国に投資する銘柄など、ハイリスク・ハイリターンな傾向があるためです。
テーマ性の高い投資信託は、一時的にハイリターンを見込めますが、長期運用には適していません。
過去に超ハイリターンを出した銘柄は、ブームが去れば、大幅に下落するリスクが高いためです。
長期的に安定した運用を行う際は、集中投資を行うアクティブファンドよりも分散効果の高いインデックスファンドへの投資をおすすめします。
③利回りが安定している
投資信託を選ぶ際は、できるだけ利回りが安定している銘柄を選定しましょう。
テーマ型の投資信託の場合、ハイリスク・ハイリターンなため、長期的な資産形成に向いていません。
一方で、今回、投資信託ランキングで紹介した9銘柄は、いずれも安定した利回りが期待できます。
特定の指数に連動したインデックスファンドに積立投資すれば、安定した利回りが見込めます。
長期にわたって、安定して5〜10%の利回りを得たい場合は、今回紹介した銘柄から選ぶのがおすすめです。
とくに、500万円以上の投資資金がある場合は、10%以上の利回りが目指せるヘッジファンドへの投資を検討しましょう。
④自分の投資金額で選ぶ
投資信託の場合、100円から投資可能です。とはいえ、投資金額が少なすぎると増える額も少なくなってしまいます。
どの程度の投資資金があるのか計算した上で、投資先を選びましょう。
500万円以上の投資資金があるのであれば、投資信託よりもヘッジファンドの方がおすすめです。
投資信託の場合、インデックスファンドへ投資すれば5〜7%の利回りが見込めます。一方で、ヘッジファンドに投資すれば10%以上の利回りも可能です。
自分の予算に合った投資信託やヘッジファンドを選ぶことで、リスクを最小限に抑えながら資産を効率的に増やせます。
⑤インカムゲイン重視かキャピタルゲイン重視か
投資信託を選ぶ際は、どのような方針で運用するのか事前に明確にしておきましょう。
投資信託は主に、インカムゲイン(配当や利息収入)とキャピタルゲイン(資産価格の上昇による利益)の2つの収益源があります。
今回紹介したアライアンスバーンスタイン米国成長株投信やフィデリティ・米国株式ファンドなどは、インカムゲイン重視のコースとキャピタルゲイン重視のコースに分かれています。
投資目的を明確にした上で、どの銘柄のどのコースを選択するのか慎重に選びましょう。
ヘッジファンドに投資するのであれば、インカムゲインならハイクアインターナショナル、キャピタルゲインならBMキャピタルが一番おすすめです。
儲かる投資信託を買う際の注意点
投資信託を購入する際、魅力的なファンドがいくつもあると「これで儲けられる!」と感じることもありますが、気をつけるべきポイントもたくさんあります。
とくに初心者は、リスクをしっかり管理しつつ資産を増やすために注意すべき点を押さえておくことが大切です。
ここでは、儲かる投資信託を買う際の注意点について解説します。
集中投資はせず分散させる
投資信託を購入する際は、安定した利回りを得るために分散投資を心がけましょう。
投資信託は複数の銘柄を詰め合わせた投資商品なので、1本買うだけで分散投資になっていると思っている人もいるかもしれません。
しかし、銘柄によっては特定のセクターや特定の国に偏った構成になっているものもあります。
投資の世界では「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があります。これは、複数の資産や地域、業種に分散投資することで、リスクを分散させ、損失リスクを軽減できるという意味です。
複数の異なるタイプの投資信託に分けて投資することで、長期的に安定したリターンを得る可能性が高まります。
検討中の投資信託がどのような銘柄で構成されているのか分析した上で、分散効果の高いポートフォリオの構築を目指しましょう。
売れ筋の商品(人気のファンド)が良いとは限らない
投資信託の人気ランキングや売れ筋の商品に目を向けると、なんとなく「これが一番良い商品なんだろう」と感じるかもしれません。
しかし、人気が高いファンドが必ずしも良い成績を残すとは限らないのです。
実際、売れ筋ファンドの中には、短期的なトレンドに乗って一時的に人気が出ただけのものや、広告やマーケティングによって知名度が高まっているだけの商品もあります。
たとえば、あるファンドがメディアで取り上げられて話題になると、その注目度から多くの投資家が殺到し、一時的に売れ筋ランキングの上位にランクインすることがあります。
しかし、人気が出たタイミングでファンドに資金が集中すると、その後の成績は悪化することも少なくありません。
これは、人気が高まったファンドが市場での割高な状態にあることが多いため、将来的にその価値が下がるリスクが増すためです。
売れ筋の商品を選ぶのではなく、自分の投資目標やリスク許容度に合った商品を慎重に選びましょう。
投資信託を選ぶ際には、過去の成績やファンドマネージャーの運用方針、手数料の低さなどをしっかりと確認し、自分自身の投資スタイルに合うファンドを見つけることが重要です。
とはいえ、初心者が6000本近くある投資信託の中から選ぶのは至難の業です。
銘柄選びに迷ったら、今回のランキングでご紹介した銘柄の中から選ぶことをおすすめします。
また、下記では円安期にチャンスになる投資信託を紹介しています。
一番儲かる投資信託まとめ
投資信託で儲けるためには、長期的に安定した利回りが期待できる銘柄選定が重要です。
テーマ型の投資信託を選んだ場合、短期的な利益は期待できますが、トレンドが終わるとリターンがマイナスになるリスクがあります。
今回のランキングでご紹介した投資信託は、いずれも長期的に高利回りが期待できる銘柄です。
投資信託よりもさらに高い10%以上の利回りを目指したい場合は、ランキングの1位〜4位でご紹介したヘッジファンドへの投資を検討しましょう。