グローバルAIファンドの下落理由・今後の見通しは?掲示板での口コミ評判も解説!

グローバルAIファンド

「グローバルAIファンドの下落理由は?」
「今後の見通しはどう?」

グローバルAIファンドは、AI(人工知能)分野の成長性に着目して投資を行う人気のテーマ型アクティブファンドです。

しかし、近年は市場変動や基準価格の下落への懸念に加え、評価の分かれる口コミも多く、不安を感じる声も聞かれます。

そこで本記事では、

  • グローバルAIファンドの特徴と4コースの違い
  • 最近の下落理由と今後の見通し
  • 掲示板やSNSでのリアルな口コミ評判
  • 下落相場でも頼れるおすすめの代替ファンド

などをわかりやすく解説します。

グローバルAIファンドへの投資を検討中の方、既に投資中の方で「なぜ基準価額が下落しているのか」「今後の見通しはどうなのか」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

グローバルAIファンドとは?基本情報と特徴を解説

グローバルAIファンドの下落理由や今後の見通しを考える前に、まずはこのファンドの基本情報と投資先の特徴を押さえておきましょう。ファンドの仕組みを理解しておくことで、今後の見通しもより具体的にイメージできます。

グローバルAIファンドの下落理由」や「今後の見通し」の解説からお読みになりたい場合は、上記リンクを押下ください。

グローバルAIファンドの概要と運用方針

ファンド
名称
グローバルAIファンド
グローバルAIファンド (為替ヘッジあり)
グローバルAIファンド (予想分配金提示型)
グローバルAIファンド (為替ヘッジあり予想分配金提示型)
運用会社三井住友DSアセットマネジメント株式会社
設定日グローバルAI:2016年9月9日
グローバルAI (ヘッジあり):2017年2月10日
グローバルAI (予想分配):2019年10月7日
グローバルAI (予想分配+ヘッジあり):2019年10月7日
投資対象AIと関連技術を開発・活用し、ビジネス成長を目指す世界の企業
投資形式マザーファンドに投資するファミリーファンド方式
運用分類アクティブ運用(ベンチマークなし)
組入銘柄40~100銘柄程度
手数料※全コース共通
購入手数料:上限3.3%
信託報酬手数料:年率1.925%
信託財産保留額:なし
新NISAグローバルAI、グローバルAI (ヘッジあり)は
成長投資枠対象
グローバルAIファンドの基本情報

三井住友DSアセットマネジメントが運用する「グローバルAIファンド」は、AI(人工知能)関連の世界の成長企業に投資するファンドです。

具体的には、AI技術の開発企業に加え、半導体やクラウドなどAIの基盤を支える企業、さらにAIを活用して成長を目指す企業まで幅広く投資。

単なるテーマ投資にとどまらず、企業の成長性や収益構造にも注目し、継続的なリサーチをもとに柔軟な銘柄入れ替えを行うことで、変化の激しいAI関連市場に対応しています。

銘柄選定プロセスと上位組入銘柄

グローバルAIファンドは、特定のベンチマークに連動しないアクティブファンドで、独自リサーチに基づき約40〜100銘柄に分散投資しています。

以下のように、定量・定性の両面からAIとの関連性や将来性を多面的に評価し、段階的に銘柄を絞り込みます。

特に「グラスルーツリサーチ」という現場密着型の調査手法により、顧客や取引先から直接情報を収集し、財務諸表だけでは分からない「生の情報」を投資判断に活用しています。

2025年4月末時点のグローバルAIファンドの組入上位10銘柄は、下記の通りです。

引用:グローバルAIファンド月次レポート

組入比率上位のエヌビディア、ブロードコム、イーライリリーは、それぞれGPU開発、ネットワーク用半導体、AI創薬といった異なる領域でAIを支える主要企業であり、情報技術に限らずヘルスケアや一般消費財など、業種の分散も意識された構成となっています。

また、マイクロソフト、テスラ、アップルなど世界最大級の時価総額を誇る企業も組み入れ、単なる新興AI企業ではなく確実にAI技術を事業に組み込んでいる安定企業への投資も行っています。

グローバルAIファンドの4つのコースの違い

グローバルAIファンドは、為替ヘッジの有無と分配金方針の違いにより、4コースに分かれています。

スクロールできます
コース名純資産総額
2025/6/11時点
基準価額
2025/6/11時点
決済頻度償還日NISA手数料
グローバル
AIファンド
4,260億円43,908円年1回無期限NISA
成長投資枠
購入手数料:上限3.3%
信託報酬手数料:年率1.925%
信託財産保留額:なし
グローバル
AIファンド
(為替ヘッジあり)
330億円23,747円年1回無期限NISA
成長投資枠
グローバル
AIファンド
(予想分配金提示型)
1,670億円9,903円年12回2026年
9月25日
グローバル
AIファンド
(為替ヘッジあり
予想分配金提示型)
219億円9,398円年12回2026年
9月25日
グローバルAIファンドの4コース

為替ヘッジの有無による違い

「グローバルAIファンド」と「グローバルAIファンド (予想分配金提示型)」では、対円での為替ヘッジを行わないため、円安時はプラス効果、円高時はマイナス効果を受けます。

一方、為替ヘッジありの「グローバルAIファンド (為替ヘッジあり)」と「グローバルAIファンド (為替ヘッジあり予想分配金提示型)」は為替変動リスクが軽減されますが、円安時に享受できるメリットも制限されることになります。

分配金方針の違い

「グローバルAIファンド」と「グローバルAIファンド (為替ヘッジあり)」は年1回決算で分配金を支払います。

予想分配金提示型の2つのコースは毎月決算・毎月分配となり、分配金額が事前に提示されるため定期収益の目安が把握しやすくなっています。(※分配金の支払いは確約されたものではありません)

全4コースで異なるのはこれら為替リスクの有無・分配金の受け取り方法のみで、投資対象や銘柄選定に方針の違いはありません。

  • グローバルAIファンド・グローバルAIファンド (為替ヘッジあり) の交付目論見書はこちら
  • グローバルAIファンド (予想分配金提示型) ・グローバルAIファンド (為替ヘッジあり予想分配金提示型) の交付目論見書はこちら

基準価格チャートの推移と運用実績

以下は、グローバルAIファンド各4コースの分配金受取基準価額の推移を示したチャートです。

グローバルAIファンドの各コースは、一時的な下落を挟みつつも、中長期では上昇傾向を示しています

グローバルAIファンド設定以降の主な下落理由
  • 2020年:コロナショックで全コースが急落するも、AIやテクノロジー需要の高まりで短期回復
  • 2022〜2023年:米金利上昇の影響で一時調整
  • 2025年3月前後:トランプ第2次政権に対する政策不安により下落

4コースの中でも、「グローバルAIファンド(ヘッジなし)」は分配控除の影響が小さく、円安の恩恵も受けることから、2021年には設定来で300%を超える水準に達しました。

一方の「予想分配金提示型」の2コースでは、毎月の分配による基準価額の抑制が見られます。

各コースのリターンやシャープレシオなど、運用実績(2025年5月末時点)からもパフォーマンスの違いが良く表れています。

引用:みんかぶファンド比較
※みんかぶより引用の上、筆者が画像を編集

2025年5月末時点の運用実績で最もリターンが高いのは「グローバルAIファンド(ヘッジなし)」で、特に5年の年率リターンは+18.58%と他コースを大きく上回っています。

分配金提示型では定期的に収益を受け取れる利点がある一方、分配金の支払いにより基準価額が下落し、長期的な複利効果が制限されるため、トータルリターンでは分配金なしのコースに劣後する傾向があります。

グローバルAIファンドの今後の見通しと投資判断

では続けて、AI市場の急速な成長と変化する金融環境の中で、このファンドが今後どのように成長していくのか、そして投資家はどんな視点で判断すべきかを見ていきましょう。

2025年中盤から下半期の市場予測

2025年6月現在、AI関連の投資環境は変化の局面を迎えています。

エヌビディア好決算と市場への影響

グローバルAIファンドでも上位に組み込まれている「エヌビディア」の2025年第1四半期売上高は441億ドル(前年比+69%)で、決算発表後に株価は約5%上昇しました。

2025年6月17日時点アにおけるアナリストの平均目標株価は172ドル付近にあり、現在の株価(144ドル)と比較すると今後12ヶ月で約19%の上昇余地があると予想されており、AI半導体需要の拡大を背景とした投資期待が継続しているとみられます。

AI市場の拡大

AIは半導体セクター以外のテクノロジー企業の売上高も大きく伸ばし始めており、クラウド・コンピューティング、デジタル広告、技術コンサルティング、データセンターなどが恩恵を享受している状況です。

AI市場の広がりは、AI関連企業に幅広く投資するグローバルAIファンドにとっても追い風となると見られ、今後のパフォーマンス向上に寄与する可能性があります。

2025年下半期の投資環境

マクロ環境では、トランプ政権2期目の政策実施が市場の焦点です。

規制緩和や減税政策の具体化、FRBの利下げ継続が実施されれば、米国株市場には追い風となることが予想されます。

為替市場では、基本的に円高方向が予想されていますが、トランプ政権による関税政策の再強化や日銀の金利政策の変化によって、ドル円相場が大きく振れる可能性もあります。

こうした不透明な為替環境では、為替ヘッジありの方がリスク管理の面で有利です。

AI技術普及による長期的な成長可能性

AI市場の長期的な成長ポテンシャルは極めて大きく、複数の調査機関が強気の予測を示しています。

Gartner(世界最大級のIT市場調査会社)
世界IT支出は2025年に前年比+9.3%の5.75兆ドルへ拡大見通し
→ 生成AIや企業向けソフトウェアが成長を牽引

IDC(グローバルIT分野に特化した調査・分析機関)
AI関連支出:2021~2025年の年平均成長率は24.5%になると予想
→ 生成AIだけでなく、AIを組み込んだ業務改革やソリューション導入が加速すると予想

Deloitte(大手会計・コンサルファーム、IT戦略分野でも 豊富な実績)
「AIは社会インフラ化」
→ サイバーセキュリティなど周辺分野への投資も増加傾向

こうした構造的な成長は、AI関連企業へ広く分散投資するグローバルAIファンドにとっても、中長期の追い風となる可能性が高いといえるでしょう。

運用会社による今後の見通し

グローバルAIファンドの運用会社である三井住友DSアセットマネジメント株式会社は、AIの普及や少子高齢化といった社会課題を背景に、今後長期的に幅広い産業でAI活用が進むと見ています。

特に生成AIの普及によって、情報技術や医療、物流、エネルギーなど多様な分野で効率化や省人化が期待されており、関連企業の中長期的な成長を後押しする構造が続くと予測しています。

また、2025年にかけては、

  • AIインフラ(特に次世代データセンターやカスタムAI半導体)への投資が堅調に推移
  • AIエージェントの登場により、業務の自動化・効率化が加速
  • 医療・金融・自動車・エネルギーなど多業種でAI活用が進展

といった構造的成長トレンドが継続すると見込んでいます。

また、政治・経済の不透明感が続く中でも、銘柄選別を強化することで中期的なリターンの最大化を目指す方針です。

グローバルAIファンドの直近の下落理由

グローバルAIファンドには、前述のような長期的な成長見通しがある一方で、2024年後半から2025年初頭にかけては一時的な調整局面を迎えました。

グローバルAIファンド(為替ヘッジ無し)は、2024年7月中旬~8月上旬に約22%、2025年2月下旬~4月上旬に約30%のドローダウンを記録し、直近の下落からはまだ回復していない状況です。

引用:Yahoo!ファイナンス
※筆者が下落率を追記

投資タイミングや運用期間によっては、こうした下落局面に巻き込まれる可能性もあるため、足元の値動きや背景もしっかり確認しておくことが大切です。

グローバルAIファンドの直近の下落理由

2024年7月~8月の主な下落理由

2024年7月~8月のグローバルAIファンドの主な下落理由は以下の4点です。

下落理由①政策金利見通しの悪化

2024年7月、グローバルAIファンドは米FRBの利下げ時期に関する不透明感から大きく下落しました。特にAI関連のグロース株は金利動向に敏感であり、政策金利の高止まり懸念によりリスク回避の動きが強まりました。

その後、2024年9月のFOMCで利下げが実施され、市場は反発。ただし、2025年6月時点でもFRBは慎重な姿勢を崩しておらず、今後の金利政策によっては再び下押し圧力となる可能性があります。FOMCの動向には引き続き注意が必要です。

下落理由②IT大手の業績不振

2024年第2四半期決算では、グローバルAIファンドの中核を占めるIT・AI関連銘柄が相次いで市場予想を下回る売上・利益を発表し、株価が急落しました。この影響がファンド全体のパフォーマンスを押し下げました。

下落理由③バリュエーションの過熱

グローバルAIファンドの主力であるAI関連銘柄は、2024年初頭までに急騰し、PER・PBRなどの指標で極めて割高な水準に達していました。

その結果、投資家による利益確定売りが相次ぎ、ファンド全体の基準価額に下落圧力がかかりました。AI銘柄の特性として、成長期待の高さと過熱リスクは常に表裏一体であることに留意が必要です。

下落理由④市場全体と共に下落した

グローバルAIファンドの下落理由
引用:Yahoo!ファイナンス
※79311169はグローバルAIファンド

グローバルAIファンドの下落は、同時期に発生した株式市場全体の調整局面の影響も大きく受けています。実際、2024年7月〜8月上旬にかけては、S&P500・ナスダック・NYダウなどの主要指数が揃って下落しました。

これは、世界経済の減速懸念や地政学リスクの高まりを背景とした広範なリスク回避の動きによるもので、個別銘柄の業績に関係なく資金が引き上げられた結果です。

こうした環境下では、ファンダメンタルズが良好な銘柄であっても連れ安となる傾向があり、グローバルAIファンドも例外ではありませんでした。

2025年2月~4月の主な下落理由

2025年2月~4月のグローバルAIファンドの主な下落理由は以下の2点です。

下落理由①米国の追加関税措置で世界市場が動揺

2025年4月初旬、米国が中国に対する大規模な追加関税を発表し、世界的な景気減速懸念が広がりました。

この発表を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、米国株はハイテク株を中心に下落。日本株も連れ安となり、為替は円高に振れました。

特に中国依存度の高いテクノロジー・AI関連銘柄が売られ、グローバルAIファンドの基準価額にも大きな下落要因として作用しました。

下落理由②米長期金利の上昇で割高株に売り圧力

この時期、米長期金利が上昇基調にあり、将来的な利下げが後ずれするとの観測が広がりました。これにより、バリュエーションが割高とされるグロース株(AI関連など)に対する売り圧力が高まりました。

実際、PERが高水準にあった銘柄では、金利上昇による割引率の見直しに伴い、株価が大きく調整されたケースも複数見られました。

下落理由③逆イールドと雇用統計の弱さによる景気後退懸念

2025年3月、米国の長短金利が逆転(逆イールド)し、景気後退のサインと受け止められたことで、市場に不安が広がりました。

加えて、3月7日の米雇用統計では雇用者数の伸びが予想を下回り、労働市場の減速感も浮上。こうした背景から、成長期待の高いAI関連株などに売りが強まり、PERの高いテクノロジー銘柄を中心に株価が下落しました。

グローバルAIファンドの評判と口コミ分析

ファンドの全体像が見えてきたところで、続けて、実際にグローバルAIファンドが投資家からどのように評価されているのか、コース別の評判と口コミを見ていきましょう。

グローバルAIファンド掲示板の評判

以下は、グローバルAIファンドのYahoo!ファイナンス掲示板の最新の口コミ評判の中から、筆者が一部抜粋して要約したものです。

グローバルAIファンド掲示板の評判
  • あと少しで55000円とか言ってたのに💦下がるときってあっという間ですよね😓(2025年02月25日)
  • AIの可能性・将来性を信じてます。そのうちきっとまた上がる!(2025年02月25日)
  • エヌビディアの決算は良好。売上も利益も◎ガイダンスも◎ (2025年2月27日)
  • 株価は一時45,000円まで下落したが大崩れは回避。50,000円への回復には時間がかかりそう (2025年2月27日)
  • 景気後退懸念「10年債と3ヶ月債の逆イールド」発生したよう。スタグフレーション(景気後退とインフレが同時に)も懸念。金曜PCEコア指標で株価大きく変動するかも (2025年2月27日)
  • 暴落と暴騰は紙一重。AI関連が多いナスダック100の指標を見ても、今ここで悲観して退場したら大きなリターンを逃すよ。仮にリセッションに入っても、終わるまでに上昇していくよ (2025年3月9日)
  • 2000円下げて400円戻した。焼け石に水。トランプ関税の次の標的は半導体。米国で生産したもの以外は高い税率を課すらしいので、今週もまた大きく下落するのか (2025年4月15日)
  • トランプ旋風も弱まりつつ株価上昇↑↑年末頃✨✌️楽しみ♪♪期待大↑↑ (2025年6月4日)

【参考】
Yahoo!ファイナンス|グローバルAIファンド【79311169】の掲示板

既出のように、本ファンドは2025年2月頃から約30%の大幅なドローダウンが始まりました。

掲示板では、短期的な下落に困惑や悲観の声がある一方、AIの将来性やエヌビディアなど主力銘柄への期待から、中長期の成長を信じてホールドや買い増しを検討する意見も見られます。

関税をめぐる動きには依然注目が集まっているものの、違法判断の影響もあり、直近ではやや落ち着きを取り戻した印象です。相場の回復もあり、投資家の間には徐々に前向きな雰囲気が戻りつつあるようです。

トランプ大統領の関税関連政策は、2025年2月にフェンタニル対策としてカナダ、メキシコ、中国への関税を課すことから始まり、4月2日の「解放の日」発表で全世界に10%の関税と国別追加関税を計画。

これに対し、5月28日には米国際貿易裁判所がIEEPAに基づく大統領の関税権限を「違法」と判断し、即時停止を命令。翌29日には連邦控訴裁判所がこの命令を一時差し止め、関税措置は継続されました。

6月10日には同控訴裁判所が停止を維持し、最終判断は7月31日の審理に持ち越されています。また、相互関税(カナダ・メキシコなど)については現在90日間の停止中(期限:7月9日)であり、延長の可能性も示唆されていますが、依然として法的・政策的な混乱が続いています。

グローバルAIファンド(為替ヘッジあり)掲示板の評判

グローバルAIファンド(為替ヘッジあり)掲示板の評判
  • 本日かなり下げますねえ。我慢です。二万五千円は越えると思っています。いつになるかな。為替ヘッジなしにしとけばよかった(2024年6月25日)
  • なかなか環境はいいでしょうね。三万円は目指してほしい(2024年12月12日)
  • 26000円台に復活 間近👍️(2025年01月23日)
  • 真っ逆さまに落ちて (2025年03月05日)
  • 冬眠するしか無い (2025年03月06日)

【参考】
Yahoo!ファイナンス|グローバルAIファンド(H有)【79311172】の掲示板

グローバルAIファンド(為替ヘッジあり)は、組入銘柄は通常のコースと同じで、2025年春には同様の下落を経験しました。

2月〜4月のドローダウンでは約27%の下落となり、円高(約1.3%)が多少の下支えにはなったものの、大きな影響を防ぐには至りませんでした。「真っ逆さまに落ちて」「冬眠するしかない」といった声が掲示板にも見られるように、為替ヘッジがあっても基準価額の下落は避けられませんでした。

グローバルAIファンド(予想分配金提示型)掲示板の評判

グローバルAIファンド(予想分配金提示型)掲示板の評判
  • トランプの発言一つで流れが変わるので、値動きの読みは難しい。でも長期で持てば、年に数回ある急落の一つに過ぎないとなるのでは (2025年02月03日)
  • 償還日までに分配金を続けて株価も安定してもらえたらいいのですが (2025年02月22日)
  • 来年9月に償還日が来るし2021年に平均単価14500円で購入し今迄分配金で20%位はプラスだけど、今買い時だから仕込むかどうか悩む、でも10000円以下なら決断するしかない👊(2025年03月06日)
  • マイナス膨らんでます(T_T)分配金出なくなったらみんなそろそろ売却ですか?(2025年03月13日)
  • この基準価格ですと年内分配金は出ないですよね(ToT)来年は償還で(ToT)マイナスどんどん膨らんで(ToT)いつ売るか悩む(ToT) (2025年04月22日)
  • 他は分配金出てる所もあるのに、
  • パッとしませんね。早く売却して乗り換えたいです。 (2025年05月21日)
  • 久し振りに10,000円の基準価格を見たいですw6月分配金久し振りに期待してますよ♪ (2025年06月11日)

【参考】
Yahoo!ファイナンス|グローバルAIファンド(予想分配金提示型)【7931419A】の掲示板

グローバルAIファンド(予想分配金提示型)は、毎月分配が魅力のファンドとして、多くの個人投資家に支持されてきました。特に2021年には、12か月連続で500円の分配が続いていた実績があります。

一方で、2025年3月以降は3か月連続で分配金が0円となり、運用への不信感や不満が広がっています。分配金の停止が売却判断につながるケースも見られ、「毎月分配型」として投資していた層に動揺が出ている状況です。

さらにこのファンドは2026年9月に償還を迎える予定で、残りの運用期間中に基準価額の回復や分配再開を願う声が見られました。

グローバルAIファンド(為替ヘッジあり予想分配金提示型)掲示板の評判

グローバルAIファンド(為替ヘッジあり予想分配金提示型)掲示板の評判
  • 円高、日米金利差縮小。今日はNASも↑この辺でいい加減に頑張ってくれよ!損切りしないで良かったと思える日が来ますようにと祈るばかり (2024年7月31日)
  • 分配金あげたくないから、わざと1万行かないように運用してるのかと疑いたくなる>< (2024年11月14日)
  • 久しぶりに分配金復活しましたね!(2024年12月25日)
  • 連続分配金、大いに期待しましょう! (2025年01月16日)
  • ひでーなここ (2025年04月18日)

【参考】
Yahoo!ファイナンス|グローバルAIファンド(H有予想分配金提示型)【7931519A】の掲示板

グローバルAIファンド(為替ヘッジあり予想分配金提示型)は、2019年の設定以降、円安が長期化したことで、為替ヘッジの効果を十分に享受できない状況が続きました。

2024年後半にはようやく円高基調に転じ、「ここから巻き返してほしい」という期待の声も掲示板などで見られましたが、トランプ前大統領による関税政策への懸念など外部要因も重なり、基準価額は下落傾向にあります。

また、予想分配金提示型でありながら、分配金が長期にわたって停止していた点は、投資家の間で運用方針に対する不信感を生む要因となりました。

さらに、本ファンドは2026年9月に償還を予定しており、残された運用期間が限られる中、基準価額や分配金の回復がどこまで実現できるかに注目が集まっています。

投資資金が500万円以上あるならヘッジファンドもおすすめ

ここまで見て来たように、グローバルAIファンドには成長分野への投資ができるという魅力はあるものの、為替・金利・政治リスクの影響を受けやすく、市場環境次第で運用成績や分配状況が大きく変動するリスクもあります。

そのため、相場の下落局面にも対応しながら、中長期で安定的なリターンを狙いたい方にとっては、柔軟な戦略を取れる「ヘッジファンド」などのプロ向け運用商品も有力な選択肢のひとつです。

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドは、投資信託と同様に、投資家から資金を募って運用を行い、利益を投資家に還元する仕組みを持ちます。

ただし、その運用手法と投資対象の柔軟性においては、投資信託とは明確に異なる特徴があります。

投資信託にはないヘッジファンドの特徴
  • 投資対象の幅広さ
    国内外の株式、債券、外貨預金、不動産、コモディティなど、運用に関する制約が少ないため、投資信託よりも高い分散効果が期待できる。
  • 戦略の柔軟性
    ショートポジション(空売り)など、下落局面でも利益を狙える高度な戦略を採用し、市場環境に左右されにくい運用成果を目指せる。

ヘッジファンドは、一般的な投資信託では制約のあるショート戦略や非伝統的資産への投資を駆使することで、中長期的に10%以上の安定した利回りを提供しているファンドも多数存在します。

投資信託で満足の行く運用が出来ていない方、下落相場での耐性に不安を感じる方は、ヘッジファンドも検討してみることをおすすめします。

以下は、500万円~投資可能な国内のおすすめヘッジファンドです。

スクロールできます
ハイクアInt’lアクション
年利12%(固定)
安定性
信頼性
運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
2023年設立
最低投資額500万500万
資料請求可能不可
投資手法
対象
新興国企業融資バリュー株
事業投資
ファクタリング
Web3事業

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)。

ハイクアインターナショナル

ハイクアインターナショナル
運用会社ハイクアインターナショナル
合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016
大阪府八尾市八尾木北1-44
設立2023年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
※設立:2011年
公式サイトハイクアインターナショナル
ハイクアインターナショナルの概要

ハイクアインターナショナル(以下「ハイクア社」)は、梁秀徹氏が会長を務めるベトナムの日系企業SAKUKO VIETNAM(以下「SAKUKO社」)に事業融資を行い、その利息収入から投資家へ高利回りの配当を実現するファンドです。

SAKUKO社は年商25億円を売り上げ、2025年にベトナムのUPCOM市場に上場を予定していますが、更なる成長を目指し事業投資を加速させています。また、ベトナムは金利が高い状況があるため、金融機関の貸付金利も日本よりかなり高額です。

そんなSAKUKO社のビジネス基盤と成長性、そしてベトナムの経済状況があるからこそ、年利12%という高い配当利回りを実現しているのです。

年利12%という利回りは、約6年で投資した資産が2倍になる計算となります。他のファンドと違いSAKUKO社の事業収益から直接利息が支払われるため、株価変動や売却タイミングを考慮する必要がなく、リターンの確実性が高いのも魅力です。

透明性の面でも、SAKUKO社の会長であり、ハイクアインターナショナル代表の梁秀徹氏の活動はYouTubeやメディアを通じて公開されており、事業の実態を確認しやすい環境が整っています。さらに、投資家向けには年1回の事業報告会が開催され、無料面談や資料請求を通じて詳細な情報を得ることも可能。

資産を安定的に増やしたいのであれば、まずはハイクア社に無料資料請求か無料の投資面談を申し込んでみてはいかがでしょうか。

\ フォーム入力1分で無料面談を予約 /

アクション

運用会社アクション合同会社
代表者古橋弘光
本社所在地〒105-0001
東京都港区虎ノ門5丁目13−1
虎ノ門40MTビル 7階
設立2023年
利回り25.07%
※2024年4月〜2025年3月
最低投資額500万円
運用手法・対象・事業への直接投資
・バリュー株投資
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトアクション
アクション合同会社の概要

アクション合同会社は、2023設立の新興ヘッジファンドです。

トレイダーズインベストメント株式会社の元代表取締役である古橋 弘光氏が代表を務めます。

2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)で、投資家からの期待度も高いヘッジファンドです。

アクション合同会社の特徴
  • 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
  • 株式や債券に留まらないポートフォリオ戦略
  • 最低投資額は500万円~

2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)という驚異的な実績を残しています。

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年月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2024---0.81%1.42%1.73%1.80%2.31%3.04%2.98%2.41%1.71%
20251.95%2.54%2.38%---------
運用成績

アクションは株式や債券のほか、Web3事業や事業投資、ファクタリングやESGファンドへの投資などさまざまな対象に分散投資しています。

過去の投資実績 - Action合同会社

アクション社への出資に向いている人は以下の特徴にあてはまる人です。

アクション社への出資に向いている人
  • 信頼性の高いヘッジファンドに投資したい人
  • 分散投資によるリスクヘッジをしたい人
  • 金融商品の運用をプロに任せたい人

詳しい投資事例や今後の方針については無料の面談で聞くことができますので、まずは公式サイトから問い合わせてみてください。

GFマネジメント

GFマネジメント
引用:GFマネジメント
運用会社GF Management合同会社
代表者田尻 光太朗
本社所在地東京都千代田区麹町4丁目5-20
設立2023年
平均利回り年平均29%
※ファンドマネージャーの運用成績
最低投資額1,000万円
※500万円から相談可能
運用手法大型日本株でポートフォリオを形成
主な投資先大型日本株
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトGFマネジメント
GFマネジメントの概要

GFマネジメントは、2023年に設立された新しいヘッジファンドです。

ファンドマネージャーはモルガン・スタンレー証券の投資銀行本部での経験がある方。

現在はその時の経験を活かして、日本の大型株をメインに投資戦略を組んでいます。

そんなGFマネジメントの投資戦略は「J-Prime戦略」という独自のもの。

具体的には、日本大型株のなかでも「収益力・成長力」「巨大な成長産業」「競合優位性」のどれにも当てはまるごくわずかな銘柄「J-Prime投資ユニバース」に投資を実施するというものです。

以下は運用開始前の実績も含みますが、「J-Prime戦略」のパフォーマンスは日経平均やS&P500をも上回る圧倒的なパフォーマンスを実現しています。

分かりやすく、この期間にGFマネジメント、日経平均、S&P500に500万円と1000万円を預けていた場合、元利合計は以下のようになるということですね。

リターン元本500万円元本1000万円
 GFマネジメント2383万円4766万円
日経平均株価1237.5万円2475万円
 S&P5001338万円2676万円

実際の額で見ると圧倒的な差があることが分かります。

これまでのパフォーマンスについてはもちろん、今後の方針についてや、ポートフォリオについての詳細が気になる方は、是非GFマネジメントへ直接お問い合わせください。

面談にて詳しい資料とともに丁寧に説明してくれますよ。

GFマネジメントの最低投資額は1000万円~ですが、500万円~も相談可能とのことなので、もし「資金は1000万円に達しないけどGFマネジメントで挑戦してみたい!」「ヘッジファンドに挑戦してみたい!」とお考えの方がいればチャンスです。

あわせて相談してみてくださいね。

よくある質問FAQ

最後に、グローバルAIファンドに関するよくある質問について回答します。

将来のAI市場はどこまで拡大する?

ブルームバーグの調査(2023年6月公表)によると、生成AIの市場規模は2032年までに1兆3,040億米ドルに達する見通しです。

これは、2022年から2032年の10年間で年平均42%という驚異的な成長率を見込んだものです。

この成長が実現すれば、グローバルAIファンドのようなAI関連企業に投資するファンドにとっても中長期的な追い風となる可能性が高いでしょう。

また、グローバルAIファンドの組入銘柄にはGAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)といったテック大手も多く含まれていますが、今後はNEXT GAFAとなる新興AI企業への投資も視野に入れておくと良いでしょう。

グローバルAIファンドのリスク要因と注意すべきポイントは?

AIファンド投資において考慮すべきリスク要因は多岐にわたります。

【金融政策リスク】
利下げペースが鈍化すれば、追い風効果が減退する可能性があります。金利環境の変化はテクノロジー株の評価に大きな影響を与えるため、継続的なモニタリングが必要です。

【バリュエーションリスク】
AI関連株の多くは高い成長期待を反映した高バリュエーションで取引されています。市場センチメントの変化や業績の下振れがあった場合、大幅な調整が発生するリスクがあります。

【技術リスク】
AI技術の進歩スピードは速く、技術的な優位性が短期間で変化する可能性があります。投資先企業の技術力や競争力の持続性を定期的に評価することが重要です。

【規制リスク】
世界各国でAI技術に対する規制強化の動きが見られます。規制変更が企業の事業展開や収益性に影響を与える可能性があります。

適切な売買タイミング(買い時 / 売り時)はいつ?

グローバルAIファンドの買い時の一例としては、市場全体が調整局面に入ったときや、政策金利が低下し始める局面などが挙げられます。

一方で、売り時の目安としては、ファンドの基準価額が急騰したときや、経済・市場環境に不安材料が増えてきたと感じたタイミングが一つの判断材料になることもあります。

ただし、こうした短期的なタイミングを見極めるのは難しいため、目先の値動きに一喜一憂せず、ご自身の投資方針や資産配分に基づいて、長期的な視点で判断することが大切です。

他のテクノロジー関連株ファンドと比較して成績はどう?

引用:みんかぶ
※みんかぶより引用の上、筆者が画像を編集

「グローバルAIファンドの下落理由・今後の見通し」解説まとめ

グローバルAIファンドは、成長性の高いAI関連銘柄に集中投資するアクティブ型の投資信託です。

中長期的な市場拡大が見込まれる一方で、足元では金利動向や為替、政治リスクなどを背景に一時的な調整を経験しています。

ただし、AI技術の普及や企業業績の回復を通じて、再び上昇基調へ転じる可能性もあり、将来性に期待する声は根強くあります。

とはいえ、市場環境の変化に影響を受けやすいファンドでもあるため、資産の一部をより柔軟な運用戦略を持つ商品に分散する選択肢もあります。たとえば、市場の下落局面にも対応できる戦略をとるヘッジファンドは、値動きの大きさに不安を感じる投資家にとって一つの選択肢になるでしょう。

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

以下は500万円〜投資可能な日本国内のおすすめヘッジファンド。

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年利安定性・信頼性最低投資額資料請求投資手法・対象
ハイクアInt'l12%(固定)運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
500万可能新興国企業融資
アクション2023年設立500万不可・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
おすすめヘッジファンド

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)

それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

ハイクアインターナショナル
  • 固定年利12%
  • 成長著しい日系ベトナム企業への融資
  • 資料請求のみの問い合わせもOK

>>ハイクアインターナショナル公式サイトはこちら

アクション
  • 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
  • 2023年は50.68%の実績
  • 株や債券に留まらないポートフォリオ戦略

>>アクション公式サイトはこちら

この記事を書いた人

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