「フィデリティ米国株式ファンドDコースの掲示板での評価・口コミが気になる」
「トランプ政権の関税強化後のフィデリティ米国株式ファンドDコースの今後の見通しは?」
フィデリティ米国株式ファンドは、米国の成長企業にまとめて投資ができるアクティブファンドです。
為替ヘッジの有無や配当時期が異なる6つのコースなど、目的に応じた運用が可能な点が評価されています。
昨今はトランプ政権の関税政策により米国株は暴落傾向にあり、目的とずれたコースを選択してしまうと大きく損をしてしまうことも。
そこでこの記事では、フィデリティ米国株式ファンドDコースに関する口コミや掲示板での評価を紹介し、各コースの違いや今後の見通しについても詳しく解説します。
フィデリティ米国株式ファンドDコースの購入を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。
フィデリティ米国株式ファンドはどんな投資信託?
フィデリティ米国株式は、米国の成長企業に投資ができるアクティブファンドです。
コースも6種類あり、為替ヘッジの有無や分配金の頻度も異なるので、投資目的に応じて自分に合うコースを選びましょう。
上記の5つの観点からフィデリティ米国株式ファンドを紹介していきます。
フィデリティ米国株式ファンドの基本情報と運用方針

会社名 | フィデリティ投信株式会社 |
---|---|
ファンド名 | フィデリティ・米国株式ファンド |
投資対象 | 将来有望な成長企業や株価が割安な企業へ投資 |
投資戦略 | 成長性・収益性に注目して個別銘柄を厳選 |
投資形態 | アクティブ型の投資信託 |
ベンチマーク | なし(指数に連動しない) |
運用スタイル | アクティブ運用(独自の銘柄選定) |
手数料(信託報酬) | 年率約1.65%(税込) |
フィデリティ米国株式ファンドは、将来有望な成長企業や株価が割安な企業に投資するアクティブ型の投資信託です。
インデックスファンドのようにS&P500のような指数に連動して「市場平均を目指す」のではなく、独自の判断で銘柄を選んで市場を上回るリターンを目指す方針を採用。
プロのファンドマネージャーによる徹底した銘柄分析と運用判断が行われますが、その対価として信託報酬(運用手数料)は年率約1.65%(税込)とやや高めです。
高い手数料を支払ってでも、市場平均を上回るリターンを期待したいという人向けの商品となります。
また、代表的な組入銘柄にはアップルやマイクロソフトなど世界をリードするIT企業などでが含まれるため、米国企業の成長の恩恵を受けられます。
さらに同ファンドには為替ヘッジの有無や配当時期が異なる6つのコースがあり、投資家一人ひとりリスクや分配金の頻度が選べる点が評価されています。
運用タイプはA〜Fコースの6種類
フィデリティ米国株式ファンドにはA〜Fの6つのコースがあり、分配金の頻度や為替ヘッジの有無など、コースごとに運用方針が異なるのが特徴です。
自分の投資スタイルに合わせて、適切なコースを選ぶことが可能となります。
コース名 | 分配金の頻度 | 為替ヘッジ | 信託報酬 |
---|---|---|---|
Aコース | なし | あり | 1.65% |
Bコース | なし | なし | 1.65% |
Cコース | 年4回 | あり | 1.65% |
Dコース | 年4回 | なし | 1.65% |
Eコース | 毎月 | あり | 1.65% |
Fコース | 毎月 | なし | 1.65% |
たとえば、AコースとBコースは「再投資型」であるため、資産額の拡大を目指している人におすすめです。
「再投資型」は毎回出た利益を運用資産に足して、次回の運用に使うことで複利効果が働くので、資産額が拡大しやすい特徴があります。
一方で、CコースとDコースは年4回、EコースとFコースは毎月配当金が支給されており、お小遣い程度に毎月キャッシュを受取りたい人におすすめになります。ただし、投資信託の基準価額が元本を下回る状態で分配金が支払われる場合、特別分配金となるので注意が必要です。
特別分配金とは、投資元本から分配金が支払われることを言います。
分配金の種類 | 手法 | 課税について |
---|---|---|
普通分配金 | 運用による利益(配当・売却益など)から出る | 課税対象 |
特別分配金 | 元本を取り崩して支払われる | 非課税 |
特別分配金が適用される場合は、投資元本が減ってしまうリスクがあることを覚えておきましょう。
また、A、C、Eコースは「為替ヘッジあり」のタイプで、為替変動の影響を抑えたい人向けです。
為替ヘッジとは、為替の変動による損失を防ぐための仕組みです。
為替予約という手法を使って「将来このレートでドルを円に戻す」と事前に決めておくという取引を組み込みます。
為替ヘッジは運用資産からコストが差し引かれるため、リターンが少し目減りする点に注意が必要です。
円高局面では基準価額が下がるリスクがある一方、円安時にはプラスに働きます。
分配金が支払われる頻度や為替リスクの有無など、自分の投資目的に応じて最適なコースを選びましょう。
組入上位10銘柄
フィデリティ米国株式の上位10銘柄は次の通りです。
世界的に知られるテクノロジー企業が多数含まれています。

1位はメタ・プラットフォームズ(9.0%)、2位はエヌビディア(8.1%)で、AIやSNS分野の成長を反映した構成です。
また、アマゾン(5.6%)やバークシャー・ハサウェイ(5.1%)など、消費・金融セクターの大手も上位に入っています。
5位以下にもマイクロソフトやアップル、ブロードコムなどの情報技術株が並び、全体としてはIT・通信分野がメインとなっていて今後の株価上昇が期待される企業が多く、資産の増加を狙うことが可能となるでしょう。
業種が分散されているので景気変動リスクの分散が期待できる投資信託です。
直近のリターンを各コースごとに比較
フィデリティ・米国株式ファンドのA~Fコースのリターンは次の通りになっています。
コース/ 分配金の頻度/ 為替ヘッジの有無 | 1年リターン (年率) | 3年リターン (年率) | 5年リターン (年率) |
---|---|---|---|
Aコース/ なし/ Hあり | +1.83% | +4.29% | +13.37% |
Bコース/ なし/ Hなし | +5.49% | +17.19% | +24.67% |
Cコース/ 年4回/ Hあり | +1.46% | +4.17% | +13.27% |
Dコース/ 年4回/ Hなし | +4.75% | +16.74% | +24.37% |
Eコース/ 毎月/ Hあり | +1.52% | +4.20% | ー |
Fコース/ 毎月/ Hなし | +5.29% | +16.88% | ー |
各コースにより、リターンに違いがあります。
その原因は、為替ヘッジの有無と分配金の頻度です。
まず、為替ヘッジによる違いを見て行きましょう。
- A・C・Eコース(為替ヘッジあり):
為替変動(円高局面)による損失を低減 ※ただしヘッジコストがかかる - B・D・Fコース(為替ヘッジなし):
為替変動(円安でプラス、円高でマイナス)の影響を受ける
現在、円安が進行しており為替ヘッジなしのB・D・Fコースは外貨建て資産(ドル)の円換算価値が上昇する恩恵を受けていますが、円高が進行した場合は、外貨建て資産(ドル)の円換算価値が下落するリスクを大きく受けるでしょう。
一方A・C・Eコース(為替ヘッジあり)は、運用している間ヘッジコストがかかるものの、円高局面における円換算価値が下落する損失を抑えられるメリットがあります。
現在円安ドル高局面であるためB・D・Fコース(為替ヘッジなし)のリターンが高くなっていますが、円高ドル安局面では、A・C・Eコース(為替ヘッジあり)が有利となる場合もあるので注意しましょう。
次に、分配金の頻度による影響です。
- Aコース(分配金なし)とCコース(分配金年4回)の比較:
Aコースの方がリターンが高い - Bコース(分配金なし)とDコース(分配金年4回)の比較:
Bコースのリターンが高い
AコースとBコースは、分配金なしのコースです。
年1回の決算時に委託会社の判断により分配を行うことがありますが、実績を見ると設定来累計の分配金は0円で運用利益はそのまま運用資産に再投資されています。
分配せずに運用資産に留めることで複利効果が働くので、資産額が拡大しやすい特徴があります。
複利効果を享受して効率的にトータルの資産額を増やしたい人は、分配金無しで運用益が運用資産に再投資されるA・Bコースがおすすめです。
フィデリティ米国株式ファンドは、為替ヘッジの有無、配当金の有無でリターンに差が生まれます。
自分の投資目的(分配金受け取りたいか/どのくらいの頻度で受け取りたいか)と相場環境(円安ドル高の恩恵を受けたいか/円安局面による損失を抑えたいか)に応じて、コースを選びましょう。
フィデリティ米国株式ファンドBコースとDコースの基準価額とチャートを比較
フィデリティ米国株式ファンドBコース(分配金なし・為替ヘッジなし)とDコース(分配金年4回・為替ヘッジなし)の基準価額(2025年4月時点)は次の通りです。
コース名 | 基準価額 |
---|---|
Bコース | 31,017円 |
Dコース | 11,494円 |
この基準価額の違いは、分配金の支払い頻度によるものです。
Bコースは分配を実施せずに再投資して運用を継続している一方で、Dコースは年4回の配当金を現金で支給しています。
Bコースは複利効果を享受できるため、基準価額から分配金が定期的に差し引かれているDコースよりも基準価額が高くなるのです。
続いて、BコースとDコースのチャートを比較しましょう。

先述の通り、Bコースは配当を実施せずに運用資産に再投資しているため複利の効果を享受し、基準価額が順調に伸びていることが分かります。

直近のチャートを見ると、基準価額が約29,000円から36,000円近くまで上昇した後2025年に入り調整しているものの、下落後も3万円前後をキープしており全体としては右肩上がりで推移しています。

一方の Dコースは年4回分配金を出しているため、Bコースと比べて基準価額の上昇はゆるやかであることが分かります。

直近のチャートを見ると、2025年に入ってからの下落幅も大きく、最終的には11,000円台前半まで戻っていることが見て取れます。
なお、「分配金再投資基準価額(ピンク線)」を見ると、Dコースもトータルリターンではしっかり成長していることが読み取れます。
もし分配金を受け取らず、ずっと再投資していたときの基準価額のこと。
フィデリティ米国株式ファンドDコースの掲示板上の評判・口コミ・評価
実際にフィデリティ米国株式ファンドDコースを購入している投資家の、掲示板上の評判・口コミ・評価を見てみましょう。
口コミからユーザーの動向を観察していきます。
Yahoo!ファイナンス掲示板上の評判・口コミ・評価
いよいよ正念場ですねw
10000円死守は叶うでしょうか。
一旦軽く反発でもしてくれると気が楽ですが、関税問題の交渉を石破総理に期待したくもできないから長引きそうな感じですね。
トランプ大統領の関税措置により、投資銘柄の株価の下落の影響を受けたことがわかります。
今日追加投資しました。今のうちに口数増やします。関税の影響ありますが、アメリカは直ぐ立ち直るので大丈夫です。このままにはしないと思います。皆さんはいかがですか?
関税措置後に株価が下落したにも関わらず、追加投資した人もいます。
2026年には中間選挙が控えており、トランプ政権としては選挙前に株価や経済を回復させたい思惑を狙っているのかもしれません。
どこまで下がるかだけど、とりあえずNISA枠で買い増ししたのでかなり安く買えたと思います。
まだ下がったとしてもそれは誤差の内と思う事にします。
とりあえず悪材料出尽くし感有りと見ました。
バーゲンセール有り難う。
こちらの人も買い増ししています。
基準価額か下がる=口数がたくさん買えるという意味になるため、今後の株価回復時に大きな利益になるかもしれません。
みんかぶ掲示板上の評判・口コミ・評価
みんかぶでの評判・口コミ・評価はありませんでした。
口コミや評価を全体的に見ると、トランプ政権の関税措置で投資銘柄の株価下落による影響を受けていることがわかります。
それでも買い増しをしているユーザーが意外と多かった印象です。
- いま安くなっているうちに買い増して、将来の上昇を狙っているから
- 米国株式はこれまで長期で右肩上がりの実績があるから
上記の理由で買い増しをしていると考えられます。
2026年には中間選挙があるため、トランプ政権がこのまま暴落相場を放置するとは考えづらいでしょう。
減税や規制緩和、FRBによる利下げを予測し、株価の回復を狙っているのかもしれませんね。
フィデリティ米国株式ファンドDコースがおすすめな人
フィデリティ米国株式Dコースは、次のような人におすすめです。
年4回の分配金を通じてキャッシュを得られるため投資の成果を実感しやすく、プロが選んだアメリカの優良企業に分散投資できる点が評価されています。
分配金を重視する人

フィデリティ米国株式ファンドDコースは、リタイア後の生活費補填や副収入を目的とする人におすすめです。
年4回の配当金があり、2024年以降は2024年8月を除いて1,000円台を維持しています。
もし、1万口、10万口、100万口を買った場合、分配金は次の通りになります。
投資金額 | 受け取れる分配金(税引前) |
---|---|
約13,000円(1万口) | 1,000円 |
約130,000円(10万口) | 10,000円 |
約1,300,000円(100万口) | 100,000円 |
基準額(約13,000円)投資したら、約1,000円もらえるイメージです。
基準価額が13,000円台で、比較的高水準の分配が続いています。
収益性が安定しており、定期的に現金収入を得たい人にとってぴったりなファンドです。
ただし、運用結果によっては特別分配を行うこともあり、その場合は投資元本から取り崩して分配される可能性があります。
特別分配とは?
特別分配金とは、ファンドの運用で得られた利益や元本の一部を投資家に払い戻す仕組みです。
特別分配金は、運用成績が思わしくない時期でも一定の分配金を維持するため、または基準価額が高すぎて新規投資家が参入しにくい状況を改善するためと言われています。
通常の分配金は運用益から支払われますが、特別分配金は投資元本から支払われる(=実質的には投資家自身のお金の一部が戻ってくるだけ)なので、投資元本は減少します。
分配金が出ている=利益が出ていると思わず、ファンドの運用状況を見て判断することが大切です。
まだ米国株式に投資していない人
フィデリティ米国株式ファンドDコースは、米国株に興味はあるけれど「どの銘柄を選べばいいかわからない」と感じている方におすすめです。
同ファンドは、アップル・マイクロソフト・エヌビディア・メタ(旧Facebook)・アマゾンなど、世界を代表する米国の大企業に幅広く投資しています。
これらの企業は、米国だけではなく世界中で取り扱われているサービスで、安定した売上と利益を出し続けています。
アップルやマイクロソフトのような安定企業と、エヌビディアのような成長企業を組み合わせることで、リターンを狙えるポートフォリオとなっているのです。
かつ、プロの運用チームが厳選して組み入れているため、初心者でも安心。
アメリカの大企業に分散投資できるので、ポートフォリオの地域分散としておすすめです。
フィデリティ米国株式ファンドの今後の見通しを解説
今後のフィデリティ米国株式ファンドは、短期〜中期ではやや不安定な動きが予想されます。
しばらくは株価が上下しながらも、大きくは上がらない「レンジ相場」が続くかもしれません。
上昇しても、時間をかけて少しずつ上がるようなペースになる可能性が高いです。
その理由は、トランプ大統領の政策の不透明さです。
関税を強化するような方針が出ると、アメリカ企業の利益が減ってしまい、投資家たちが株から資金を引き上げる動きも出るかもしれません。
ニュースでも経済に対して明るい話題は少なく、投資家たちの不安が続いています。
事実、トランプ政権が関税強化を発表すると、中国政府は報復関税を課しました。
アメリカのトランプ大統領は2日、ホワイトハウスで演説し、貿易相手国の関税率や非関税障壁を踏まえて自国の関税を引き上げる「相互関税」として、日本には24%の関税を課すことを明らかにしました。また、個別の関税率を示していないすべての国や地域を対象に一律で10%の関税を課すこともあわせて発表し、世界経済への大きな影響が懸念されます。
【引用】NHKニュース
その結果、関税強化発表前の基準価額は約13,000円だったのが、約10,000円台まで下がっています。(2025年4月5日時点)

とはいえ、長期的には希望が持てる展開も考えられます。
2026年には中間選挙が控えており、トランプ政権としては選挙前に株価や経済を回復させたい思惑があるはずです。
減税や規制緩和といった政府の政策に加えて、FRBによる利下げといった金融政策が打ち出される可能性もあります。
加えて、トランプ政権の側近には金融や市場に詳しい専門家も多く在籍しており、ただの思いつきで政策を進めているとは考えにくいです。
こうした背景から、長い目で見ればこれまでも米国株市場は右肩上がりで成長しており、フィデリティ米国株式ファンドもその恩恵を受けるとも考えられるでしょう。
安定した高利回りを求めるならオルタナティブ投資がおすすめ
「もっと安定して高利回りを求めたい」という人にはオルタナティブ投資がおすすめです。
株式や債券といった伝統的な投資方法とは異なる「代替的な投資手法」のことを指します。
主に、特殊な資産や運用方法を活用して利益を狙う投資スタイルです。
たとえば、次のような投資のことを言います。
- プライベートデット:
上場していない企業や成長企業に事業融資という形で投資をして利息収入を得る。 - ヘッジファンド:
「先物取引」や「空売り」などの高度戦略を駆使して下落相場でも利益を狙う。 - 海外保険:
外国の保険会社が提供する「投資+保険」商品で、投資利益に加えて生命保険や傷害保険などの保障を受けられる。 - 不動産:
建物や土地を購入後、入居者に貸すことで家賃収入を得たり、後ほど建物や土地の価値が上がったときに売却することで売却益を得る。 - コモディティ(商品):
金や石油、農産物などの取引を通じて利益を狙う。
これらは株式や債券とは異なる値動きをするため、特定の条件下では高い利益を生むこともありますし、株式や債券と組み合わせて投資をすることでポートフォリオ全体のリスク分散に役立つでしょう。
オルタナティブ投資の中では、次の運用先がおすすめです。
詳しく解説していきます。
プライベートデットの「ハイクアインターナショナル」で年利12%

運用会社 | ハイクアインターナショナル合同会社 |
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代表社員 | 梁秀徹 |
本社所在地 | 〒581-0016 大阪府八尾市八尾木北1-44 |
運用歴 | 2年 |
利回り | 年間12%(固定) |
最低投資額 | 500万円 |
資料請求・相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
運用手法 | SAKUKO VIETNAMへの事業融資 |
公式サイト | ハイクアインターナショナル |
プライベートデットのハイクアインターナショナルは、ベトナム企業事「SAKUKO VIETNAM」に事業投資を実施しており、年利12%(固定)という高利回りが期待できるのが魅力です。
株式や債券のような公開市場で取引される金融商品ではなく、企業との契約に基づいて運用されるため、金融市場の変動に直接的な影響を受けません。
最低投資額は500万円で、「まとまった資金を効率よく運用したい」人にとっては強力な選択肢です。
3%を超えると高配当と言われる日本株や年率3~8%程度のリターンであるインデックファンドと比べて、他に類を見ないハイパフォーマンスとなっています。
市場の日々の値動きに左右されたくない人や、資産を長期的に安定して増やしたい人に最適です。
年利12%という高利回りを実現しながら、社会貢献性の高い事業へ投資できます。
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ヘッジファンドの「アクション」で高利回りの事業投資

運用会社 | アクション合同会社 |
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代表者 | 古橋弘光 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目13−1 虎ノ門40MTビル 7階 |
運用歴 | 2年 |
利回り | 25.07%(2024年4月~2025年3月実績) |
最低投資額 | 500万円 |
運用手法 | ・バリュー株投資 ・事業投資 ・ファクタリング ・Web3事業 |
主な投資先 | 日本株 |
資料請求・相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
公式サイト | アクション |
「アクション」は、個人投資家でも参加できる数少ない国産ヘッジファンドとして注目されています。
一般的にヘッジファンドは富裕層向けで敷居が高い印象がありますが、アクションは最低投資額500万円からという柔軟な設計となっています。
アクションは2023年に古橋弘光氏によって開設された日本の新しいヘッジファンドで、投資対象は日本のバリュー株や事業の貸付、ファクタリングやWeb3関連分野(ブロックチェーン、メンテナンス、DeFi)です。
同ファンドの最大の魅力を特筆するならば、実際に株価が適正価格までに戻った局面で売却をすることで、収益の獲得を目指す点(バリュー株運用)に強いという点です。
バリュー株運用だけで得られた結果ではありませんが、2024年4月~2025年3月の期間では+25.07%という高いリターンを記録しました。
これは単に株式を買って持っていたら得られるという利益ではなく、株価が企業の適正価値に戻るであろう銘柄を見極めて、実際に本来の価値まで株価が回復するのを待つという運用姿勢の成果です。
というのも、個人投資家が同じように割安銘柄を選別するのは簡単ではありません。
たとえば、バリュー株を選ぶときには、下記のような高度なスクリーニング(絞り込み分析)作業が必要です。
- その企業の業績、財務、成長性を読み解く
- 業界全体のトレンドや競合分析をする
- 「割安なのか?割高なのか?」をPERやPBRから見極める
しかしこれらは経験の浅い個人投資家にとっては難易度が高く、実はアクションの25.07%という実績は非常に優れた成果で、プロの運用力が発揮された証と言えるのです。
また適切に割安株を選定できれば、企業の価値が下がっているときに割安株を買って再度株価が適正価格に戻ったときに売るため値下がりリスクが限定的で、大きな損につながりにくいというのがバリュー株運用のメリットとして挙げられます。
株式市場の先行きが読みにくい今だからこそ、「確度の高い戦略を採用している」という点においてはアクションのようなヘッジファンドは有力な選択肢なのです。
資産を着実に育てたい人にとって、心強い運用先となるでしょう。

ヘッジファンドのGFマネジメントで厳選日本株ポートフォリオ運用

運用会社 | GF Management合同会社 |
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代表者 | 田尻 光太朗 |
本社所在地 | 東京都千代田区麹町4丁目5-20 |
運用歴 | 2年 |
平均利回り | 年平均29% ※ファンドマネージャーの運用成績 |
最低投資額 | 1,000万円 ※500万円から相談可能 |
運用手法 | 大型日本株でポートフォリオを形成 |
主な投資先 | 大型日本株 |
資料請求・相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
公式サイト | GFマネジメント |
「GFマネジメント」は、大型の日本株に厳選投資することで安定したリターンを目指すヘッジファンドです。
運用歴はまだ浅いものの、ファンドマネージャーの過去の実績は年平均29%と非常に高く、これまでの運用ノウハウを活かした戦略が魅力です。
このファンドの最大の特徴は、分散投資によるリスク管理と銘柄選定力の高さにあります。
GFマネジメント独自の指標である「J-Prime投資ユニバース」とよばれる持続的な利益や事業投資のリターン創出に長けている企業や、市場規模が大きく今後の成長も底堅い会社に投資をする戦略です。
大型日本株を中心にポートフォリオを構成することで、急な相場変動にも強く、資産を大きく減らすリスクを抑えながら成長を狙えます。
つまり、安心感を持ちながら資産を着実に増やすチャンスを得られるというのが大きなメリットです。
「GFマネジメント」が展開する投資戦略「J-Prime投資ユニバース」は、S&P500を上回る運用実績を誇ります。

また、最低投資額は1,000万円と高額ではありますが、まとまった資産を効率よく運用したい人にとっては、プロによる完全おまかせ運用という手軽さも魅力。(※500万円からも相談可能)
「資産は守りながら、しっかり増やしたい」というニーズに対し、GFマネジメントは本格的な運用と高リターンを両立する手段となり得ます。
株式市場に不安を感じている方こそ、一度検討する価値のあるヘッジファンドです。

海外保険の「サンジョイグローバル」で安定運用・老後対策

保険会社 | Sun Life Hong Kong Limited |
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商品名 | Sun Joy Global |
タイプ | 貯蓄重視型保険 |
保険の目的 | ・長期的な資産運用と成長 ・万が一の死亡保障 |
最低保険料総額 | 2年払い:USD 30,000~ 5年払い:USD 15,000~ |
プラン通貨 | 米ドル、カナダドル、英ポンド、人民元 |
保険料支払い期間 | 2年、5年、全期前納から選択可能 |
運用資産組入比率 | 債券:25%-80% 株式等:20%-75% |
返戻金・返戻率 | 10年後解約返戻金:USD140,088(返戻率140%) 20年後解約返戻金:USD279,417(返戻率279%) 25年後解約返戻金:USD393,648(返戻率393%) 30年後解約返戻金:USD542,901(返戻率542%) ※2年払い、合計10万USDを投資した場合 加入時年齢:40歳 保険料支払期間:2年払い 支払い方法:年払い 合計10万USDを投資した場合 |
保険料支払い方法 | ・香港の銀行から引き落とし ・銀行送金 ・クレジットカード |
死亡保障 | あり |
おすすめ仲介業者 | ボーダーレスグループ |
サンジョイグローバルは、長期的な資産形成と万が一の死亡保障を両立できる海外保険商品です。
最低投資額は10万ドルと高めですが、保険でありながら資産運用として高い返戻率を誇る点が特徴です。
たとえば一例をご紹介すると、保険加入時40代の男性が、保険料支払期間:2年払い、支払い方法:年払いで、合計10万USDを投資した場合、30年後には約5.4倍(USD542,901)にまで増える設計となっています。
以下の表は上記男性の契約事例(設計書)です。

(A)保証分はサンライフが保証している金額を示しており、将来変更されることがありません。
つまり、13年で確実に元本を回収することが可能となるのです。
次に、運用実績を含んだ場合の返戻金のシミュレーションを見てみます。

(B)通常配当と(C)最終配当は運用実績により金額が変動する返戻金を示しています。
両者ともに、1年ごとに積み増されており、6年で元本を回収できることがわかります。
この保険を購入する人は、6年で元本保証されることをわかっているのでほとんどの人は手放しません。
解約率が低いため、サンライフも安定した運用が可能になるという好循環を生んでいます。
また、10年で約1.4倍、20年で約2.8倍の返戻実績があり、運用期間によってリターンを段階的に選べるのもメリットです。
(ただし、条件によっては返戻率は異なりますので注意が必要です。)
インフレに負けない老後資金づくりに最適で、国内の低金利保険商品に不満を感じている人にぴったりです。
サンジョイグローバルは保険商品でありながらも、高いリターンが見込めます。
「資産を増やす+守る」を両立したい人にとって、老後対策として非常にバランスの取れた選択肢といえるでしょう。

よくある質問
資産成長型と分配重視型はどちらが利回りが良いですか?
資産成長型(A・Bコース)の方が一般的に利回りは高くなりやすく、長期で運用することで資産が加速度的に増えていくメリットがあります。
分配金を実施せず自動的に再投資されるため、複利効果が働くためです。
一方、分配重視型(C〜Fコース)は定期的に分配を現金で受け取る設計になっており、A・Bコースと比べ複利効果の恩恵を受けられず、利回りはやや抑えられます。
「将来に向けて資産を育てたい人」は成長型、「分配金を今の生活の補填に使いたい人」は分配型がおすすめです。
為替ヘッジありとなしはどちらがおすすめですか?
為替ヘッジあり | 為替変動リスクを抑えたい人 |
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為替ヘッジなし | 円安局面の為替差益でさらにリターンを狙いたい人 |
為替ヘッジがあると為替変動の影響を抑える効果があり、ドル円相場を考えずに投資商品本来の成績に集中できるメリットがあります。
円高局面で為替リスクを抑えたい場合はヘッジありが無難ですが、コストがかかるので注意が必要です。
一方為替ヘッジなしの場合、円安局面では利益の伸びが期待できますが、円高局面では為替差損により基準価額が下がります。
2024年〜2025年の現時点では円安傾向のため、ヘッジなしの方がパフォーマンスが高くなる局面が多かったと考えられますが、今後も円安が続く保証はないので相場に合わせた選択をすると良いでしょう。
A〜Fコースの中でどれがおすすめですか?
運用目的によりおすすめは異なりますが、かんたんにまとめると次のようになります。
コース (分配金の頻度/為替ヘッジの有無) | おすすめの人 |
---|---|
Aコース (なし/Hあり) Bコース (なし/Hなし) | 複利効果を享受して効率的にトータルの資産額を増やしたい人 |
Cコース (年4回/Hあり) Dコース (年4回/Hなし) Eコース (毎月/Hあり) Fコース (毎月/Hなし) | 配当金(キャッシュ)が欲しい人 |
Aコース (なし/Hあり) Cコース (年4回/Hあり) Eコース (毎月/Hあり) | 円高時に為替損失を抑えたい人 |
Bコース (毎月/Hなし) Dコース (年4回/Hなし) Fコース (毎月/Hなし) | 円安時に為替利益を得たい人 |
複利効果を享受し、円安時の為替差益の恩恵を受けたい人は、分配金なしかつ為替ヘッジなしのBコースを選びましょう。
投資商品の値動きだけに集中して、配当金が欲しい人は、毎月配当金があり為替ヘッジのあるEコースを選ぶのがおすすめです。
フィデリティ米国株式ファンドDコースはおすすめですか?
Dコースは、年4回の分配金を得ながら、米国株の成長も取り込みたい人におすすめです。
為替ヘッジがないため円安ドル高の恩恵を受けやすく、近年のような円安局面ではより高いパフォーマンスが期待できます。
分配が実施されるため複利効果を得られず、基準価額の伸びは控えめですが、定期的に現金収入があることで投資の成果を実感しやすいというメリットがあります。
老後の資金管理や副収入として、現金を受け取りたい方に適したコースです。
ただし、円高局面の場合は売却時のみならず運用中にも為替の影響を受け、基準価額が変動します。
また、基準価額が元本を下回る状態で分配金が支払われる場合、その分配金は特別分配金として扱われ、投資家にとっては元本の払い戻しとなるので注意が必要です。
フィデリティ米国株式ファンドDコースの決算頻度は毎月ですか?
いいえ、年4回(2月・5月・8月・11月)の決算頻度です。毎月ではないため、「毎月分配型」が希望ならEまたはFコースを選ぶのがよいでしょう。
野村證券で購入できますか?
はい、野村證券をはじめとした複数の証券会社で購入可能です。詳細は野村証券会社の取扱ファンド一覧でご確認ください。
インベスコ世界厳選株式オープンとどちらがおすすめですか?
インベスコ世界厳選株式オープンは、成長・配当・割安の3つのコンセプトに基づき株式銘柄を厳選して投資しています。
一方、フィデリティは米国の将来有望な成長企業や株価が割安な企業に投資しており、比較的安定した成長が期待できる構成です。
以下は両ファンドの比較表です。
両者とも投資家のニーズに合わせて様々なコースが用意されていますが、今回は「フィデリティ米国株式ファンドDコース」にコース内容が最も近い「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型)」と比較をします。
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型) | フィデリティ米国株式ファンドDコース | ||
分配頻度 | 年6回 | 年4回 | |
為替ヘッジ | なし | なし | |
純資産総額 | 49億円 | 655億円 | |
基準価額 | 11,495円(2025年4月時点) | 11,494円(2025年4月時点) | |
分配金(直近) | 60円 | 1,000円 | |
分配金利回り(1年) | 2.92% | 32.67% | |
利回り (年率) | 1年 | +8.37% | +5.29% |
3年 | – | +24.37% | |
5年 | – | +24.37% |
インベスコ世界厳選株式オープンは、世界の先進国株式(日本を含む主要23か国)約1600銘柄で構成する指数「MSCIワールド・インデックス(MSCI世界株価指数)」をベンチマークとしています。
組合銘柄の上位5か国は、アメリカ、イギリス、オランダ、カナダ、イタリアの順番で日本も投資対象となっており、世界へ分散投資が可能ですので、カントリーリスクを避けたい人におすすめです。
ただし年に6回と分配頻度が多く、年4回の分配金を出すフィデリティ米国株式ファンドDコースと比べて、1回あたりの分配金が少ない傾向にあります。
分配金額を重視したい人は、フィデリティ米国株式ファンドDコースを選ぶのが無難です。
アライアンスバーンスタインDコースとどちらがおすすめですか?
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースとフィデリティ米国株式ファンドDコースは、どちらもGAFAMを中心とした米国の成長企業に投資をしている点でさほど違いはありません。
強いていうならば分配金の頻度と純資産総額です。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースは年12回の分配で、フィデリティ米国株式ファンドDコースは年4回の分配となっています。
フィデリティ米国株式ファンドの方が、分配金の回数が少なくそのまま資産運用に使われ複利効果が働くため利回りが高いです。
アライアンスバーンスタイン 米国成長株投信Dコース | フィデリティ米国株式ファンドDコース | ||
分配頻度 | 年12回 | 年4回 | |
為替ヘッジ | なし | なし | |
純資産総額 | 29,132 億円 | 700 億円 | |
基準価額 | 9,509円 | 11,791円 | |
分配金(直近) | 0円 | 1,000 円 | |
分配金利回り(1年) | 30.95% | 31.30% | |
利回り (年率) | 1年 | -0.80% | +4.75% |
3年 | +13.87% | +23.53% | |
5年 | +22.39% | +23.53% |
設定日にも差がありフィデリティ米国株式ファンドDコースは2018年5月22日で、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースは2014年9月16日となっています。
フィデリティ米国株式ファンドDコースの方が比較的新しいファンドであるため、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースより純資産総額が少ないです。
純資産総額が多いと急に資金が出入りしても値動きが安定しやすかったり、運用が打ち切られにくいメリットがありますが、純資産総額が多い=優れた投資信託とは限りません。
個人の投信運用目的(為替の影響を考慮するか/分配金を受け取る頻度)に応じて、投資商品を選びましょう。
まとめ
フィデリティ米国株式ファンドは米国の将来有望な成長企業や株価が割安な企業へ投資に投資しながら、分配型・再投資型、為替ヘッジの有無など、投資スタイルに応じてA〜Fの6コースから選べるのが魅力です。
もう一度、コースごとの特徴を整理します。
コース名 | 分配金の頻度 | 為替ヘッジ | 信託報酬 |
---|---|---|---|
Aコース | なし | あり | 約1.65% |
Bコース | なし | なし | 約1.65% |
Cコース | 年4回 | あり | 約1.65% |
Dコース | 年4回 | なし | 約1.65% |
Eコース | 毎月 | あり | 約1.65% |
Fコース | 毎月 | なし | 約1.65% |
A・Bコースのような「再投資型」は毎回出た利益を運用資産に足して、次回の運用に使うことで複利効果が働くので、資産額が拡大しやすい特徴があります。
一方C~Dコースは年4回、E~Fコース毎月分配金が支払われるので定期的に分配金を得たい方にはC~Fコースを選ぶと良いですね。
ただし、運用成績によっては「特別分配金」として元本から分配金が捻出される場合もあるため注意が必要です。
また、為替ヘッジのないコースは円高局面で売却時はもちろん運用中にも基準価額に為替損益の影響を受ける場合もあるのでこちらも注意が必要です。
トランプ政権下では短期的な不安定さもあるものの、口コミを見ると、株価の回復を狙って買い増すユーザーが多いです。
今後の資産形成において、目的別に柔軟な選択ができるファンドとして、有力な選択肢のひとつといえるでしょう。
より安定した高利回りを求めるなら今回ご紹介したオルタナティブ投資もおすすめです。
今回解説したハイクアインターナショナルやアクションについては以下の記事でもご紹介していますので、是非参考にどうぞ。

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