個人投資家のヘッジファンド購入方法は5種類!失敗しないファンドの選び方を解説

「ヘッジファンドの購入方法がわからない…」
「個人でもヘッジファンドは買えるの?」
「信頼できるファンドに投資したい」

ヘッジファンドは安定して利回り10%を狙える投資です。

しかし、ヘッジファンドは出資者を一般に広く募っている訳ではないので、「購入方法がわからない…」という方も多いでしょう。

そこで本記事では、個人でヘッジファンドを購入する方法や失敗しないファンドの選び方を解説します。

ヘッジファンドでの資産運用に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ヘッジファンドを個人投資家が購入する5つの方法

ヘッジファンドは私募であり公では募集しておらず、情報が少ないため買い方がわからない人も多いでしょう。

ここでは、個人投資家がヘッジファンドを購入する方法5つについて解説します。

①ヘッジファンドから購入する

個人投資家がヘッジファンドを購入する方法1つ目は、「ヘッジファンドから購入する」です。

ヘッジファンドから購入するメリット
・無駄なコストを払わなくていい
・手数料負けしにくい
・ヘッジファンドと直接面談できる

ヘッジファンドから購入するデメリット
・自分で問い合わせする必要がある
・業者を見極める能力が求められる

ヘッジファンドに直接問い合わせすれば、担当者と面談できるので理念や運用方針の理解を深められます。

また、ヘッジファンドから購入すれば、中間マージンを取られないので無駄なコストを節約できる点もメリットです。

ただし、自分でヘッジファンドを選ぶ必要があるため、信頼できる業者を見極める能力が求められます。

「どのヘッジファンドが良いか分からない…」という方は「日本のヘッジファンドランキング」を参考にしてください。

②証券会社から購入する

個人投資家がヘッジファンドを購入する方法2つ目は、「証券会社から購入する」です。

証券会社から購入するメリット
・プロが厳選しているので安心できる
・少額から購入できる

証券会社から購入するデメリット
・手数料が高い
・取り扱い銘柄が少ない

証券会社は資産運用のプロがヘッジファンドを厳選しているので、初心者でも安心して投資できる点がメリットです。

証券会社では「ファンド・オブ・ヘッジファンズ」と呼ばれる複数のヘッジファンドを詰め合わせたパッケージ型の商品を取り扱っています。

ヘッジファンド版投資信託のようなもので、1つの銘柄を購入するだけで分散投資でき、少額から始められる点が魅力です。

ただし、証券会社から購入する際は、ヘッジファンドから直接購入するよりも高い手数料がかかるので、その分利益は少なくなります。

証券会社からの購入は、少額からヘッジファンドに分散投資したい人におすすめです。

③プライベートバンクから購入する

個人投資家がヘッジファンドを購入する方法3つ目は、「プライベートバンクから購入する」です。

プライベートバンクから購入するメリット
・顧客のニーズにあった商品を提案してくれる

プライベートバンクから購入するデメリット
・コピーファンドしか購入できない
・超富裕層しか口座開設できない

プライベートバンクでは、担当者から個人の資産状況に合わせて最適なヘッジファンドを提案してくれます。

ただし、プライベートバンクで購入できるのは特定のヘッジファンドと同じ値動きを目指すコピーファンドがメインなので、あえてプライベートバンクから購入するメリットはあまりありません。

プライベートバンクを利用できるのは億単位の金融資産を持つ超富裕層に限られるので、敷居が高い点もデメリットです。

プライベートバンクに億単位の資産を預けていて、資産管理を一任している人にはプライベートバンクからの購入をおすすめします。

④投資助言会社から購入する

個人投資家がヘッジファンドを購入する方法4つ目は、「投資助言会社から購入する」です。

投資助言会社から購入するメリット
・専門家のアドバイスを受けられる
・海外籍ヘッジファンドの購入サポートが受けられる

投資助言会社から購入するデメリット
・助言料が必要
・自分で購入手続きをする必要がある

投資助言会社に相談すれば、専門家の意見が聞けるので投資で失敗するリスクが軽減されます。

ただし、投資助言会社に相談すると助言料が発生するので、費用対効果を試算したうえで利用しましょう。

また、投資助言会社ではヘッジファンド購入のサポートは対応しているものの販売は行っていません。

ヘッジファンドの購入手続きは、投資助言会社のサポートを受けながら、自分で行う必要があるので注意してください。

⑤IFA・FPから購入する

個人投資家がヘッジファンドを購入する方法5つ目は、「IFA・FPから購入する」です。

IFA・FPから購入するメリット
・中立な立場で商品を提案してくれる
・長期的なサポートを受けられる

IFA・FPから購入するデメリット
・手数料が高い
・信頼できるIFA・FAを見つけるのが難しい

IFA(独立系ファンアンシャルアドバイザー)やFP(ファイナンシャルプランナー)は複数社のヘッジファンドを取り扱っているので、投資家の方針に合ったファンドを紹介してくれる点がメリットです。

ただし、IFAやFPを通してヘッジファンドを購入すると手数料が上乗せされるので、直接購入するよりも利益が少なくなります。

また、IFAやFPの中には経験の浅い人もいるので、手数料に見合った相談ができるかどうか判断が難しい点がデメリットです。

ヘッジファンドの失敗しない選び方【個人投資家向け】

ヘッジファンドは最低投資金額が1000万円と高額であるため、運用実績が長く信頼性できるファンドを選びましょう。

ここでは、個人投資家がヘッジファンド選びで意識するべきポイントを解説します。

おすすめしないヘッジファンドについてはこちらでも解説しています。

失敗しない選び方①運用実績が安定している

ヘッジファンドは運用実績が安定しているファンドを選ぶようにしましょう。

利回りが安定しないヘッジファンドを選んでしまうと、長期的なリターンが予想しにくく、ギャンブルに近くなってしまうためです。

運用成績が安定しているヘッジファンドの例としてBMキャピタルが挙げられます。

BMキャピタルは設立以来10年連続で収益がマイナスになった年がなく、平均利回り10%以上を達成してるので安定感抜群のヘッジファンドです。

BMキャピタルのように、長期にわたって平均利回り10%以上を達成しているヘッジファンドを選べば、今後も安定した利回りが期待できるので、安心して資産運用できます。

失敗しない選び方②理念や運用方針に共感できる

ヘッジファンドを選ぶときは、理念や運用方針に共感できるファンドを選びましょう。

理念や運用方針に共感できるヘッジファンドを選べば、信頼感が生まれ短期的な値動きに一喜一憂することがなくなります。

たとえば、「安定性」を第一に考えている投資家にはBMキャピタルがおすすめです。

BMキャピタルは出資者の投資元本の安全性を最重要視した上で、投資収益の最大化を目指すことを掲げています。

実際に、BMキャピタルは設立以来、マイナスになった年が1度もなく安全性を重視した上で、平均利回り10%以上を達成中です。

ヘッジファンドは、理念や運用方針に則って資産運用しているので、共感できるファンドを見つけて投資しましょう。

失敗しない選び方③信頼性が高い

ヘッジファンド投資で失敗しないためには、信頼性の高いファンドを選びましょう。

なぜなら、ヘッジファンドの中には詐欺を働く業者も多く、そのような悪徳ファンドを選ぶと1000万円を失うかもしれないからです。

下記の特徴を持つヘッジファンドは信頼性が低いので避けるべきです。

  • 元本保証を謳っている
  • 毎月配当金が配られる
  • 面談がない

信頼性の高いヘッジファンドは、ヘッジファンドの常識にしたがった運用を行なっています。

次の章では、信頼性の高い国内のおすすめヘッジファンドを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

日本国内のおすすめヘッジファンド【個人投資家】

ここでは、個人投資家におすすめの信頼性の高い日本国内のヘッジファンドを紹介します

BMキャピタル
運用会社ビーエムキャピタル合同会社
代表者森山武利
本社所在地東京都港区六本木7-18-1
運用開始2013年
平均利回り年利10%〜20%
最低投資額1000万円
*1000万未満も相談可
運用手法日本バリュー株投資
ロックアップ期間3ヶ月
*3ヶ月に1回出金、解約が可能
資料請求・
運用の相談
無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトBMキャピタル

投資初心者で安定した利回りを期待したい人には、BMキャピタルをおすすめします。

ファンドマネージャーは東京大学を卒業後、英国のバークレイズ証券という外資系の投資銀行上がりという金融エリート。

日本のバリュー株(割安株)への投資がメインで、設立以来10年間で1度も運用成績がマイナスになった年がありません。

歴史の長さと利回りの安定性から、BMキャピタルは国内でもっとも信用性の高いヘッジファンドといえるでしょう。

BMキャピタルは平均利回りは10%以上を達成しているので、初心者でも安心して投資できるヘッジファンドです。

私募ファンドなので投資実績は公開されていませんが、無料の資料請求や運用相談では過去の実績、投資戦略を知ることができます。

特に営業トークされることもないので、ぜひ一度問い合わせてみてくださいね。

>>BMキャピタルの詳細はこちら

個人投資家がヘッジファンドに投資する前に知っておくべきこと

個人投資家が無知なままヘッジファンドに投資すると、詐欺会社にだまされて大損するリスクが高まります。

ヘッジファンドの常識を3つ紹介するので、投資する前に確認しておきましょう。

①最低投資額は1000万円から

日本のヘッジファンドの場合、最低投資額が1000万円に設定されています。

ヘッジファンドは50人未満の投資家から私募によって募集されるので、一人あたりの投資額が高額に設定されている点が特徴です。

中には少額から投資可能なヘッジファンドも存在しますが、投資家の資金を持ち逃げする詐欺会社の可能性が高いので投資しないように注意しましょう。

過去には100万円から出資できるエクシア合同会社が投資家への返金を停止したことで、投資家から訴訟を起こされた事例があります。

信用性の高いヘッジファンドは、最低投資金額が1000万円以上に設定されていることを認識しておきましょう。

「ヘッジファンドで1000万円を運用するとどうなるか?」はこちらで解説しています。

②元本保証ではないため損失があり得る

ヘッジファンドは、いかなる局面でも収益化を目指す「絶対収益」を目標としていますが、元本保証しているわけではありません。

プロが運用しているとはいえ、一時的に損失が出るリスクがあることを理解しておきましょう。

平均利回りが10%を超える成績を出しているヘッジファンドでも、単年ではマイナスになることもあります。

極力リスクをなくして、安定した資産運用をしたい場合は、運用成績が一度もマイナスになった年がないBMキャピタルがおすすめです。

③破綻して大損するリスクがある

ヘッジファンドは、運用次第で破綻するリスクがあります。

プロのファンドマネージャーが運用しているとはいえ、予測不能な出来事が起きれば一気に破綻に陥ることもあるからです。

たとえば、後述するゲームストップ事件は、個人投資家が引き起こした突発的な事件だったので、ヘッジファンドのファンドマネージャーも予測することができませんでした。

ゲームストップ事件により、アメリカのヘッジファンド「メルビン・キャピタル」が閉鎖に追い込まれた事例があります。

ヘッジファンドが破綻するリスクを考慮して、投資する際は余剰資金内に抑えるようにしましょう。

「個人向けヘッジファンド」に関するよくある質問

最後に、個人向けヘッジファンドに関するよくある質問について解説します。

疑問点をなくした上で、ヘッジファンド投資を始めましょう。

①個人向けヘッジファンドにいくらから投資できますか?

個人向けヘッジファンドには1000万円から投資できます。

中には少額から投資できるヘッジファンドも存在しますが、その多くは詐欺会社です。

詐欺会社に投資すると、資金を持ち逃げされて大損するリスクが高いので、手を出さないように気をつけましょう。

②個人投資家のゲームストップ事件とは何ですか?

個人投資家のゲームストップ事件とは、アメリカの個人投資家たちが結束して、一部のヘッジファンドを窮地に追い込んだ事件のことです。

2021年初頭、SNSなどを通じて結集した一部の個人投資家たちが、業績が低迷していたゲームストップ社の株を大量に買うことで、意図的に株価を暴騰させました。

これにより、ゲームストップ社の下落を予想し、大量のショート(売り)ポジションを持っていた一部のヘッジファンドが巨額の損失を抱える事態に。

アメリカのヘッジファンド「メルビン・キャピタル」が閉鎖に追い込まれるなど、大騒動になったことから「ゲームストップ事件」と呼ばれています。

③ヘッジファンドの個人投資家狩りとは何ですか?

ヘッジファンドの個人投資家狩りとは、巨額の資金を運用するヘッジファンドが個人投資家が設定している「損切り注文(ストップロス)」を意図的に誘発することで、個人投資家に損失を与える手法のことです。

個人投資家がヘッジファンドの思惑で意図的に損切りさせられる一方で、ヘッジファンドは下落の反動を利用して利益を獲得するため、ヘッジファンドの「個人投資家狩り(ストップ狩り)」と呼ばれています。

「個人投資家狩り」を行うヘッジファンドに対抗するため、個人投資家たちが集結してゲームストップ事件を引き起こしました。

【まとめ】個人でヘッジファンドを購入するならまずは面談から

個人でヘッジファンドを購入するなら、まずは面談から始めましょう。

自分の目で確かめる面談を行うことで、投資を検討しているヘッジファンドの理念や運用方針への理解度を深めることが可能です。

面談をした上で、もっとも共感できるヘッジファンドを選べば安心して運用を任せられます。

初めてのヘッジファンド投資には、設立以来10年連続でマイナスになった年がなく、平均利回り10%以上を達成しているBMキャピタルがおすすめです。

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