キャピタル世界株式ファンドは過去5年間で125%で、一括投資していれば資産は倍以上になっている計算です。
それにも関わらずなぜ「やめとけ」と言われることがあるのでしょうか?
このページでは、キャピタル世界株式ファンドの概要を詳しく解説しながら、なぜやめとけと言われるのかを解説していきます。
さらに、「実際の投資家もやめとけと言っているのか」を掲示板の評判・口コミで確認した上で、今後の見通しも解説していますのでキャピタル世界株式ファンドが気になっている方は参考にしてみてください。
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キャピタル世界株式ファンドはどんな投資信託?
キャピタル世界株式ファンドは、日本や新興国を含む世界中の株式に投資するアクティブ型の投資信託です。
1931年にアメリカ・ロサンゼルスで設立された世界有数の独立系資産運用会社「キャピタル・グループ」が運用しています。
キャピタル世界株式ファンドは、投資家の目的に合わせて4つのコースに分かれているので、違いを押さえておきましょう。
銘柄 | 特徴 |
---|---|
キャピタル世界株式ファンド | 成長を重視するファンド。為替ヘッジなし(円安に有利) |
キャピタル世界株式ファンド (限定為替ヘッジ) | 成長を重視するファンド。為替ヘッジあり(円高に有利) |
キャピタル世界株式ファンド 年2回決算(分配重視) | 分配を重視するファンド。為替ヘッジなし(円安に有利) |
キャピタル世界株式ファンド 年2回決算(分配重視/限定為替ヘッジ) | 分配を重視するファンド。為替ヘッジあり(円高に有利) |
4つのコースの中でも「キャピタル世界株式ファンド」は、第1回 ウエルスアドバイザーアワードにて“新NISA成長投資枠”WA優秀ファンド賞に選ばれた実績のあるファンドです。(参考:第1回 ウエルスアドバイザーアワード)
キャピタル世界株式ファンドの詳細について、下記の項目で深掘りして解説します。
キャピタル世界株式ファンドの運用方針
キャピタル世界株式ファンドは、日本を含む世界各国262銘柄に分散投資を行うことで、長期的な資産の成長を目指している投資信託です。
キャピタル世界株式ファンドに投資するだけで、世界中の優良銘柄に分散投資ができます。
リスク分散のため、日本株や米国株など特定の国や地域にのみ投資している人は、キャピタル世界株式ファンドをポートフォリオの一部に組み入れるのも効果的です。
各シリーズの特徴
銘柄名 | キャピタル世界株式ファンド | キャピタル世界株式ファンド (限定為替ヘッジ) | キャピタル世界株式ファンド年2回決算 (分配重視) | キャピタル世界株式ファンド年2回決算 (分配重視/限定為替ヘッジ) |
---|---|---|---|---|
設定日 | 2007年10月29日 | 2018年11月15日 | 2018年11月15日 | 2018年11月15日 |
純資産総額 | 7,450.8億円 | 189.9億円 | 2824.9億円 | 130.3億円 |
決算 | 年1回(8/20) | 年1回(8/20) | 年2回(2/20, 8/20) | 年2回(2/20, 8/20) |
分配金(直近) | 0円 | 0円 | 470円 | 340円 |
ベンチマーク | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | SMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
為替ヘッジ | なし | 限定あり | なし | 限定あり |
新NISA | 成長投資枠対象 | 成長投資枠対象 | 成長投資枠対象 | 成長投資枠対象 |
キャピタル世界株式ファンドは4つのコースに分かれています。
為替ヘッジの有無と成長性を重視しているか分配を重視しているかが大きな違いです。
最も人気があるのは、成長性重視・為替ヘッジなしの「キャピタル世界株式ファンド」で純資産総額は約7,500億円にのぼります。
それぞれのコースの違いを理解して、投資する銘柄を選びましょう。
組み入れ銘柄と各構成比率
キャピタル世界株式ファンドは、世界各国の株式を主要投資対象とする262銘柄で構成されています。
2024年3月29日現在、キャピタル世界株式ファンドの組み入れ上位10銘柄と各構成比率は下記の通りです。
順位 | 銘柄名 | 国/地域名 | セクター | 構成比率 |
---|---|---|---|---|
1位 | マイクロソフト | 米国 | 情報技術 | 3.86% |
2位 | メタ・プラットフォームズ | 米国 | コミュニケーション・サービス | 3.32% |
3位 | ノボ・ノルディスク | デンマーク | ヘルスケア | 3.03% |
4位 | 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング | 台湾 | 情報技術 | 2.55% |
5位 | ブロードコム | 米国 | 情報技術 | 2.40% |
6位 | アルファベット | 米国 | コミュニケーション・サービス | 1.85% |
7位 | ASMLホールディング | オランダ | 情報技術 | 1.83% |
8位 | アストラゼネカ | 英国 | ヘルスケア | 1.58% |
9位 | イーライ・リリー | 米国 | ヘルスケア | 1.56% |
10位 | エヌビディア | 米国 | 情報技術 | 1.46% |
キャピタル世界株式ファンドは、全世界を投資対象にしていますが、全体の51.28%は米国株が占めるのが特徴です。上位10銘柄を見ても米国株が6社ランクインしています。
セクターに関しては、情報技術の割合がもっとも高い20.81%で、ヘルスケア14.88%、資本財・サービス14.71%と続きます。
セクターを見ると、情報技術やヘルスケアなど、成長性の高い業種に集中している点が特徴です。
とくに、マイクロソフトやメタ・プラットフォームズなどの大型テクノロジー企業が上位を占めており、組入上位銘柄の成長がファンドのパフォーマンスに大きく影響します。
また、ノボ・ノルディスクやアストラゼネカなどのヘルスケア企業も含まれており、高齢化社会や医療技術の進歩による成長も期待できるといえるでしょう。
キャピタル世界株式ファンドは、世界的に競争力のある企業に分散投資することで、リスクを抑えながら高いリターンを目指す戦略が取られています。
基準価額とチャート
2024年10月11日現在、キャピタル世界株式ファンド4コースの基準価額とチャートは下記の通りです。
ファンド名 | コード | 基準価額 | 純資産総額 |
---|---|---|---|
キャピタル世界株式ファンド | 9331107A | 31,231円 | 7,450.8億円 |
キャピタル世界株式ファンド(限定為替ヘッジ) | 9331118B | 17,974円 | 189.9億円 |
キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視) | 9331218B | 19,232円 | 2824.9億円 |
キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視/限定為替ヘッジ) | 9331318B | 13,611円 | 130.3億円 |
上記チャートの通り「キャピタル世界株式ファンド(9331107A)」が最も高い運用成績を収めています。
もっともリターンが低いのは「キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視/限定為替ヘッジ)(9331318B)」です。マイナスにはなっていないものの、低調なパフォーマンスが続いています。
4つのコースを比較すると「キャピタル世界株式ファンド(9331107A)」に投資するのが、もっとも効率的といえるでしょう。
過去の運用実績・利回り
キャピタル世界株式ファンド4コースの運用成績は下記の通りです。
キャピタル世界株式ファンド | キャピタル世界株式ファンド (限定為替ヘッジ) | キャピタル世界株式ファンド 年2回決算(分配重視) | キャピタル世界株式ファンド 年2回決算(分配重視/限定為替ヘッジ) | ||
---|---|---|---|---|---|
利回り(年率) 2024/10/11時点 | 1年 | +23.45% | +21.1% | +23.26% | +20.95% |
3年 | +12.19% | +1.42% | +12.21% | +1.35% | |
5年 | +18.59% | +10.35% | +18.78% | +10.26% | |
リスク(標準偏差) 2024/10/11時点 | 1年 | 14.53 | 11.31 | 14.52 | 11.31 |
3年 | 16.29 | 15.51 | 16.24 | 15.42 | |
5年 | 17.35 | 16.9 | 17.2 | 16.88 | |
シャープレシオ2024/10/11時点 | 1年 | 1.61 | 1.86 | 1.6 | 1.85 |
3年 | 0.75 | 0.09 | 0.75 | 0.09 | |
5年 | 1.07 | 0.61 | 1.09 | 0.61 | |
手数料 | 購入手数料:3.00%以内(証券会社によって異なる)信託報酬手数料:年率1.7006%信託財産留保額:0%解約手数料:0% |
4つのコースの中では「キャピタル世界株式ファンド」が1番人気、「キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視)」が2番目に人気の銘柄ですが、パフォーマンスの高さを見れば納得できるでしょう。
限定為替ヘッジの2コースは、直近1年の利回りを見ると為替ヘッジなしコースのパフォーマンスと大差はありません。
しかし、3年の利回りでは、辛うじてプラスになっているものの苦戦していることがわかります。これは、2022年に米国が金利の引き上げを行った結果、急激な円安へと転じたためです。
「為替ヘッジあり」のコースは円安に弱いため、為替変動が大きかった2022年は低調なパフォーマンスに終わりました。
今後も円安が続くと予想する場合は、為替ヘッジなしのコースを選ぶようにしましょう。
キャピタル世界株式ファンドがやめとけと言われる理由とは
キャピタル世界株式ファンドは、第1回 ウエルスアドバイザーアワードで優秀賞を受賞した優良ファンドです。
一方で「やめとけ」といった声も上がっています。その理由について解説します。
やめとけの理由①全世界株式よりもパフォーマンスが低い
上記は、キャピタル世界株式ファンド(9331107A)とeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(0331418A)を比較した5年チャートです。
2020年から2021年にかけては、キャピタル世界株式ファンドの方が高いパフォーマンスを出していましたが、直近ではほぼ同等の利回りになり、場面によっては負けています。
全世界株式よりもパフォーマンスが低くなってしまう原因の1つは、信託報酬の高さです。キャピタル世界株式ファンドはアクティブファンドのため、信託報酬がやや高めの1.7006%に設定されています。
一方で、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬は0.0572%です。
全世界株式よりも低いパフォーマンスしか出せないのであれば、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に投資した方が効率的といえるでしょう。
やめとけの理由②組み入れ銘柄のセクターが偏っている
順位 | セクター | 構成比率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | 20.81% |
2位 | ヘルスケア | 14.88% |
3位 | 資本財・サービス | 14.71% |
4位 | 一般消費財・サービス | 11.73% |
5位 | 金融 | 10.34% |
キャピタル世界株式ファンドは世界各国の262銘柄に投資していますが、セクターに偏りが生じているので分散効果は不十分です。
上記表の通り、情報技術だけで約21%を占め、上位5位までのセクターで全体の72%を占めています。
マイクロソフトやエヌビディアといった情報技術関連の業種は高い成長性が見込まれる一方で、ブームがされば大きく下落するリスクもあります。
景気に左右されにくい、ディフェンシブ銘柄(インフラ関連や生活必需品)の割合が低い点も不安材料です。
銘柄名に「世界株式」と入っているからといって、必ずしも分散効果が高いとは限りません。キャピタル世界株式ファンドは投資先に偏りがあるので、リスクを理解した上で購入を検討しましょう。
やめとけの理由③組み入れ銘柄が割高(PERが高い)
キャピタル世界株式ファンドの組み入れ銘柄には、※PER(株価収益率)が高い銘柄が多く含まれています。
※PERとは
業の株価と利益を比較して、株価が割高か割安かを判断する指標のこと
PERの値が高いほど割高と判断される。一般的にPERは15倍が標準といわれている
2024年10月11日現在、キャピタル世界株式ファンドは、PERの高い割高株が上位を占めています。
企業名 | PER |
---|---|
マイクロソフト | 35.1倍 |
メタ・プラットフォームズ | 38.28倍 |
エヌビディア | 49.41 倍 |
アルファベット | 27.16倍 |
イーライ・リリー | 160.15倍 |
PERが高い企業の株価は、過大評価されている可能性が高いです。今後、適正な株価になるまで下落するリスクがあります。
PERが高い銘柄を多数含むキャピタル世界株式ファンドは、リスクが高めのファンドといえるでしょう。このため、一部の投資家から「やめとけ」といわれています。
やめとけの理由④信託報酬が比較的高い
キャピタル世界株式ファンドは、主要なアクティブファンドの中でも信託報酬が高めに設定されています。
全世界株に投資する代表的な投資信託の信託報酬は下記の通りです。
銘柄名 | 信託報酬 | 純資産総額 | 種類 |
---|---|---|---|
キャピタル世界株式ファンド | 1.7006% | 7,450.8億円 | アクティブファンド |
グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) | 1.65% | 7,483.6億円 | アクティブファンド |
フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし) | 1.65% | 8,880.9億円 | アクティブファンド |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 0.0572% | 4兆3,968.4億円 | インデックスファンド |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 0.1914% | 5,290.0億円 | インデックスファンド |
上記表からわかる通り、キャピタル世界株式ファンドは競合のアクティブファンドと比べても信託報酬が高めに設定されています。
インデックスファンドと比較すれば、その差は歴然です。アクティブファンドがインデックスを上回るパフォーマンスを出すには、信託報酬の差以上のリターンを上げる必要があります。
しかし、キャピタル世界株式ファンドは、インデックスファンドのeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)よりも高いパフォーマンスを上げているとはいえません。
信託報酬が高い上に、利回りもインデックスファンドに勝てていないことから、キャピタル世界株式ファンドに対する評価が下がっています。
下記の記事では、儲かる投資信託ランキングを掲載しています。
キャピタル世界株式ファンドに投資するメリット
ここまで、キャピタル世界株式ファンドが「やめとけ」といわれる理由について解説してきました。
しかし、キャピタル世界株式ファンドには3つのメリットもあります。
つみたてNISAを使って投資できる
キャピタル世界株式ファンドは、つみたてNISAの対象銘柄になっていました。
2024年からは新NISAの成長投資枠の対象商品となっています。新NISAの成長投資枠を利用すると、年間240万円まで、最大1,200万円まで非課税で運用可能です。
たとえば、1,000万円の利益が出た場合、NISA口座を利用すれば、1,000万円の利益がすべて手元に残ります。
一方で、一般口座でキャピタル世界株式ファンドを購入した場合、利益に対して20.315%の税金が発生します。
1,000万円の利益が出た場合、約200万円が税金として引かれる計算です。
このことから、キャピタル世界株式ファンドがNISAで運用できることは大きなメリットといえるでしょう。
長期の成績は良い
キャピタル世界株式ファンドは、2007年10月29日に設定された投資信託です。
約17年間の運用で、基準価額は+201.28%(約3倍)に成長しています。(2024年10月11日時点)
単年で見るとマイナスになっている年もありますが、長期的に見ると右肩上がりで成長し続けている点が特徴です。
このことから、短期の値動きで一喜一憂せずに、長期運用すれば勝率が上がることがわかります。
キャピタル世界株式ファンドを購入する際は、マイナスになっても売却せずに、プラスになるまで待ちましょう。
世界的に見て王道の大型株に分散投資できる
キャピタル世界株式ファンドは、マイクロソフトやエヌビディアなど世界を代表する米国株以外にも、ノボ・ノルディスク(デンマーク)や台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾)など、世界各国の大型株に分散投資できる点がメリットです。
特定の国に集中投資すると、その国が衰退した場合、大きくマイナスになるリスクがあります。
現代において、世界時価総額ランキング上位の大半は米国株が占めています。しかし、米国一強の時代がいつまでも続くとは限りません。
たとえば、1989年の世界時価総額ランキングのトップ10は、日本企業が上位を占めていました。35年が経過した2024年現在、世界時価総額ランキングにトップ10入りしている日本企業の数は0社です。
同じことが米国株にもいえます。今後10年、20年後も米国株が最強であり続ける保証はありません。
キャピタル世界株式ファンドに投資しておけば、どこの国が台頭してきても恩恵を受けられます。
キャピタル世界株式ファンドはやめとけ?投資家からの掲示板の評判・口コミ・評価を紹介
キャピタル世界株式ファンドのYahoo!掲示板での評判・口コミをまとめました。
2024年は不安定な相場が続いているため、投資家のメンタルが試されている印象です。インデックスファンドとパフォーマンスを比較する人も複数いました。
具体的な口コミについて解説します。
分散で毎月買っては?
私はNISAで、こことESG、インドなど買ってます
一点集中は…お勧めしません
青空
キャピタル世界株式ファンドは、全世界株と言っても米国株の比率が50%を超えています。
投資先に偏りがあるので、投資家によっては今後成長が期待されているインド株や他のセクターなどにも分散投資しているようです。
キャピタル世界株式ファンドだけでカバーできない部分は、他の銘柄に分散投資することで補いましょう。
今回の件でメンタル鍛えられました。
売り煽りにまどわされず、淡々と続けようと思います。自分の他の持ち株のポートフォリオを見直すきっかけにもなりました。
Tie
2024年8月に世界同時株安が起きました。一部の投資初心者が、この時の暴落で損切りをしています。
投資は本来、長期的な目線で行うべきです。短期的な値動きに惑わされて、その都度売却していては資産は増やせません。
短期トレードにより利益を狙う「投機」と長期的な利益を狙い「投資」の違いを理解した上で、資産運用を行いましょう。
モルガンスタンレー関係の商品もそうでしたが、米ハイテク系の下落が原因のようですね。どこも総じて、6-7月の上げをリセットするような値動きをしています。
ここ最近は調子が良すぎて急落のギャップで精神が乱れそうになりますが、3か月や年初からのチャートを見ると「3歩進んで2歩下がる」みたいなものですので気長に行きましょう
9ef*****
キャピタル世界株式ファンドは、情報技術セクターへの配分が20%を超えています。
マイクロソフトやエヌビディアなどのハイテク系企業の株価が下がれば、その煽りを受けるのでリスクを理解しておきましょう。
キャピタル世界株式ファンドだけでは、リスクが高いと感じる場合は、ディフェンシブな銘柄や債券など安定性のある銘柄と組み合わせてリスクヘッジすることをおすすめします。
キャピタルはインデックスを上回る数少ないファンドと言われていたが、近頃そうでもない。やはり信託報酬の差は大きい。
1d4*****
キャピタル世界株式ファンドは歴史が長く、インデックスファンドを上回る成績を達成してきた実績があります。
しかし、近年ではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)のような、信託報酬が格安のインデックスファンドが台頭してきました。
投資期間が長くなるほど、信託報酬の差がパフォーマンスに影響を及ぼします。全世界株に投資でき、信託報酬が安いオルカンへ乗り換えるのもひとつの手です。
基準価額を比較した画像を付けました。比較可能な期間の中で、最も長期で比較しています。青線がキャピタル、ピンク線がオルカンです。
これを見ると、わずかながらキャピタルが勝っています。
ただ、投資時期によってはオルカンが勝つことも十分にあり得るでしょうね。たとえば3年比較にすると、オルカンが圧勝する結果になります。
不適切おじさん
実際に、キャピタル世界株式ファンドとオルカンを比較して、具体的なアドバイスをしている口コミもあります。
投資期間によってはインデックスファンドのオルカンの方が、アクティブファンドのキャピタル世界株式ファンドよりも高いパフォーマンスを出しています。
この結果を見ると、あえて信託報酬の高いキャピタル世界株式ファンドに投資するメリットはあまりないといえるでしょう。
他にも人気のアクティブファンドとしては、アライアンスバーンスタインなどがあります。
キャピタル世界株式ファンドは儲からない?今後の見通しを徹底解説
キャピタル世界株式ファンドは、世界経済の発展にともない長期的に右肩上がりで成長し続けています。
短期的な値動きに惑わされずに長期運用すれば、今後もプラスになる可能性が高いです。
今後の見通しを見極めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 世界経済の成長に伴う株式市場の拡大
- テクノロジー企業の更なる発展
- 金利環境と為替動向の影響
IMF(国際通貨基金)の予測によると、2025年の世界経済成長率は3.3%程度と見込まれています。この予測は株式市場にもポジティブな影響を与え、キャピタル世界株式ファンドにとっても追い風となるでしょう。
テクノロジー企業の発展も重要なポイントです。キャピタル世界株式ファンドは情報技術セクターへの投資比率が高く、AI(人工知能)やクラウドコンピューティングなどの分野で好材料が出れば、基準価額が上昇するでしょう。
一方で、金利環境と為替動向には注意が必要です。金利の上昇は株式市場にネガティブな影響を与える可能性がありますが、同時に金融セクターにはポジティブな影響を与える可能性もあります。
円安傾向が続くようであれば「為替ヘッジなし」のコースが有利です。
常に最新の経済状況をチェックして、冷静な対処を行うように心がけましょう。定期的にファンドの状況をチェックし、必要に応じてポートフォリオの見直しを行うことも重要です。
長期投資ならヘッジファンドもおすすめ
キャピタル世界株式ファンドは、今後も長期的な成長が期待できるでしょう。しかし、短期的に見ると景気が悪化した時には、一時的に資産がマイナスになるリスクもあります。
不景気でも安定したプラスの運用を目指すなら、投資信託よりもヘッジファンドの方がおすすめです。
ヘッジファンドは、空売り(相場が下がることで利益を狙う手法)やレバレッジ取引(元手の数倍の資金で取引する手法)など、高度な戦略を駆使して取引を行います。
そのため、相場が下落している時でも利益を生み出すことが可能です。
実際に、10年以上連続してプラスの運用成績を維持しているヘッジファンドも存在します。
ここでは、初心者におすすめのヘッジファンド2社をご紹介します。
ヘッジファンド投資に必要な500万円以上の投資資金がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
BMキャピタル
運用開始 | 2013年 |
投資対象 | 日本株(バリュー株) |
年間利回り | 10%以上 |
最低投資額 | 1000万円※1000万円未満の相談可 |
資料請求・運用の相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
ロックアップ期間 | 3ヶ月(3ヶ月に1回出金・解約可) |
公式サイト | BMキャピタル |
BMキャピタルは、日本のバリュー株に特化した投資戦略により安定して10%以上の利回りを達成しているヘッジファンドです。
企業の本質的な価値と市場価格の乖離を見極め、割安な株式に投資することで高いリターンを目指しています。
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ハイクアインターナショナル
運用開始 | 2023年 |
投資対象 | ベトナム企業(SAKUKO Vietnam) |
年間利回り | 12% |
配当 | 年4回 |
最低投資額 | 500万円 |
資料請求・運用の相談 | 無料 |
面談の形式 | 原則オンライン |
ロックアップ期間 | なし |
公式サイト | ハイクアインターナショナル |
ハイクアインターナショナルの最大の特徴は、親会社のベトナム企業(SAKUKO Vietnam)へ融資を行うことで高い固定利回りを実現している点です。
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また、最低投資額が500万円と、BMキャピタルと比べて低めに設定されているのも特徴です。ロックアップ期間がないことも、投資家にとってはメリットとなるでしょう。
ただし、運用開始が2023年と歴史が浅いことや、ベトナム一国への集中投資であることなど、リスクも存在します。ベトナム経済や政治情勢の変化に大きく影響を受ける可能性があることを認識しておきましょう。
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まとめ:キャピタル世界株式ファンドがやめとけと言われる理由
キャピタル世界株式ファンドは、以下の理由から「やめとけ」と言われています。
- 全世界株式とりもパフォーマンスが低いインデックスと比較してパフォーマンスが劣る
- 組み入れ銘柄のセクターが偏っている
- 組み入れ銘柄が割高(PERが高い)
- 信託報酬が比較的高い
キャピタル世界株式ファンドは、長期的に右肩上がりで上昇し続けています。
しかし、信託報酬が低いインデックスファンドの運用成績とほとんど変わらないことから、あえてアクティブファンドのキャピタル世界株式ファンドに投資するメリットはあまりありません。
また、世界情勢によっては、資産がマイナスになるリスクもあります。
不況下においても安定して10%以上の利回りで運用したい場合は、ヘッジファンドへの投資を検討しましょう。
たとえば、BMキャピタルやハイクアインターナショナルに投資すれば、安定して10%以上の利回りが目指せます。
最後に、どのような投資商品を選択する場合でも、自身のポートフォリオ全体のバランスを考慮し、適切な分散投資を行うことが重要です。
定期的に投資状況を見直し、必要に応じて調整を行うことで、長期的な資産形成の成功につながります。