「アライアンスバーンスタインDコースはなぜ人気?」
「掲示板では悪い評判もあるけど実際どうなの?」
「A・B・C・D・Eコースは何が違うの?」
「競合の投資信託と比較するとどっちがおすすめ?」
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコースは、純資産総額が3.4兆円を超える国内屈指の大型ファンドです (2024年12月5日時点)。
楽天証券やSBI証券の買付ランキングでも常に上位に入り、「毎月分配型 × 米国成長株」という分かりやすい特徴から、初心者を中心に幅広い投資家から支持を集めています。
一方で、投資関連のネット掲示板では、良い評判と悪い評判の両方が語られており、実際のところどうなのか知りたいという声も多く見られます。
そこで本記事では、アライアンスバーンスタイン・米国成長株投信Dコースについて、
- Dコースがなぜ人気なのか(初心者が選ぶ理由)
- 掲示板の評判・悪い口コミの背景
- 他コース(A・B・C・D・E)の違い
- 最新の運用実績と2025年の今後の見通し
を、公式データと客観的な情報をもとに分かりやすく解説します。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
さらに、年率10〜20%超のリターンを狙う「本格的なプロ運用」に興味がある方には、後半で紹介する「ヘッジファンド」も必見です。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースとは?
アライアンスバーンスタインDコースは、米国の持続的な成長を続ける大型テクノロジー企業やグロース企業へ投資する、アライアンスバーンスタイン(AB社)米国成長株投信シリーズの代表的な毎月分配型コースです。
AB社は50年以上の運用実績を持つ米国の資産運用会社で、2025年6月末時点で約119.8兆円(8,291億ドル)の運用資産を誇ります。
AB社は日本でも30種類以上の投信銘柄を販売しており、中でも特に人気が高いのが、アクティブ運用で米国成長株に投資する「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」シリーズです。
投資対象と運用方針
アライアンスバーンスタインDコース(正式名称:アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース)は、「米国の長期成長を取り込むこと」を目的に運用されているアクティブファンドです。
米国株式市場は過去30年以上にわたり世界株式をけん引してきた背景があり、MSCI米国指数は過去35年間で42.8倍に成長 (1987〜2023年)、世界株式 (除く米国) の7.9倍を大きく上回るパフォーマンスを示しています。
こうした長期成長の背景を踏まえ、Dコースでは下記の3つの視点から企業を選定し、「持続的成長が可能な米国企業」への厳選投資を行っています。
- 収益性(利益率が高く、安定した高収益を維持できる企業)
- 効率性(資本を効率良く活用し継続的に価値を生み出せる企業)
- 財務健全性(財務リスクが低く、競争環境下でも成長を続けられる企業)
組み入れ銘柄一覧
アライアンスバーンスタインDコースは、S&P500をベンチマークとしていますが、500銘柄すべてに投資するのではなく、その中から50~70銘柄を厳選することで、より高いリターンを狙う運用戦略が採用されています。
ここでは、前章で説明した「収益性・効率性・財務健全性の基準」を満たし、Dコースが実際に投資している代表的な銘柄を紹介します。
アライアンスバーンスタインDコースの組入上位10銘柄は、以下の通りです。
| 順位 | 銘柄名 | セクター | 組入比率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | エヌビディア | 情報技術 | 9.3% |
| 2位 | マイクロソフト | 情報技術 | 7.2% |
| 3位 | アルファベット | コミュニケーション・サービス | 6.8% |
| 4位 | コミュニケーション・サービス | 一般消費財・サービス | 6.0% |
| 5位 | ブロードコム | 情報技術 | 5.2% |
| 6位 | メタ・プラットフォームズ | コミュニケーション・サービス | 4.2% |
| 7位 | ネットフリックス | コミュニケーション・サービス | 3.9% |
| 8位 | VISA | 金融 | 3.7% |
| 9位 | 台湾セミコンダクター | 情報技術 | 2.2% |
| 10位 | ストライカー | ヘルスケア | 1.9% |
Dコースは米国株式市場を牽引する大型グロース株(GAFAM※・半導体・クラウド関連など)を中心に構成され、エヌビディア、マイクロソフト、アルファベットといった高い成長力と競争力を持つ企業が上位を占めています。
上位10銘柄で約50%を構成しており、ポートフォリオは比較的集中型です。
※GAFAMとは
米国を代表するIT企業5社、グーグル(アルファベット)、アップル、フェイスブック(メタ)、マイクロソフトのこと
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の4つのコース(A・B・C・D・E)は、投資する銘柄自体はほぼ共通で、違いは「為替ヘッジの有無」と「分配金の方針(毎月分配型か / 分配しないか)」のみとなっています。
他コースとの違い
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は、A〜Eコースの5種類に分かれています。
前章で触れたように、各コースの投資対象銘柄は共通で、違いは「為替ヘッジの有無」と「分配金の仕組み」に限定されます。
- Aコース:為替ヘッジあり(通常決算型)
為替リスクを避けつつ値上がり益を狙いたい方向け。 - Bコース:為替ヘッジなし(通常決算型)
円安メリットを取り込みながら米国株の成長を狙うタイプ。 - Cコース:為替ヘッジあり(毎月分配型)
安定的に分配金を受け取りたい投資家に向く。 - Dコース:為替ヘッジなし(毎月分配型)
シリーズで最も人気
米国株の成長+分配金+為替メリットを同時に取り込める点が支持されている。 - Eコース:為替ヘッジなし(隔月分配型)
毎月ではなく隔月で分配を受け取りたい方向け。
為替ヘッジの有無と分配金の受け取り方は、投資スタイルによって好みが分かれます。
円安メリットを狙うならヘッジなし、価格変動を抑えたいならヘッジありが目安で、インカム重視なら毎月や隔月分配型が向いています。
一方、長期で資産成長を優先する場合は、A・Bのような再投資型が選ばれやすい傾向があります。
特にDコースがシリーズで最も人気という点を見ると、「成長+分配」を同時に取りたい投資家が多いことがうかがえます。
過去の運用実績
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信A〜Eコースの運用成績は下記の通りです。
| Aコース | Bコース | Cコース | Dコース | Eコース | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 決算頻度 | 年2回 | 年2回 | 毎月 | 毎月 | 年6回 | |
| 為替ヘッジ | あり | なし | あり | なし | なし | |
| NISA | 成長投資枠 | 成長投資枠 | ー | ー | 成長投資枠 | |
| 純資産総額 | 1,165億円 | 18,669億円 | 2,248億円 | 34,730億円 | 605億円 | |
| 基準価額 | 42,651円 | 83,117円 | 10,173円 | 11,163円 | 12,298円 | |
| 分配金 (直近) | 0円 | 0円 | 100円 | 200円 | 300円 | |
| 利回り (年率) | 1年 | +4.29% | +12.50% | +4.34% | +12.52% | +12.60% |
| 3年 | +14.51% | +25.36% | +14.58% | +25.19% | ー | |
| 5年 | +6.94% | +20.28% | +7.01% | +20.16% | ー | |
| リスク | 1年 | 16.08% | 19.57% | 16.03% | 19.47% | 19.41% |
| 3年 | 12.82% | 17.44% | 12.76% | 17.33% | ー | |
| 5年 | 16.47% | 17.90% | 16.41% | 17.79% | ー | |
| シャープレシオ (年率) | 1年 | 0.31 | 0.67 | 0.31 | 0.68 | 0.68 |
| 3年 | 1.11 | 1.38 | 1.12 | 1.38 | ー | |
| 5年 | 0.48 | 1.12 | 0.49 | 1.12 | ー | |
| 手数料 | 購入手数料:0〜3.3%(証券会社によって異なる) 信託報酬手数料:年率1.727%信託財産留保額:0%解約手数料:0% | |||||
運用実績:2025年11月末時点
参考:日本経済新聞(A、B、C、D、E)
A~Eコースの中では、為替ヘッジなしのBコースとDコースが直近1~5年で最も高いリターンを示しています。
これは、米国株の上昇に加え、過去数年の大幅な円安が「ヘッジなし」コースにとって追い風となったためです。
過去1~5年の米国株市場では、GAFAMや半導体株を中心にNASDAQ100が5年で約+120%、S&P500も約+80%と力強い上昇が続きました。
一方で、ドル円は2020年初の110円前後→2025年12月時点で150円近辺と、5年間で約40円の円安が進行。
為替ヘッジありのA・Cコースは円安メリットを取り込めず、相対的にリターンが抑えられました。

出典:Yahoo!ファイナンス
総じて、Dコースの高い成績は「米国株の力強い上昇 × 円安メリット」という追い風が重なった結果であり、同じヘッジなしのBコースと似た傾向を示しています。
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アライアンスバーンスタインDコースはなぜ人気なのか?初心者が選ぶ理由
アライアンスバーンスタインDコースは、シリーズ最大の純資産を持つ人気コースで、初心者からの支持も厚い商品です。
米国大型グロース株の上昇や為替ヘッジなしの構造が追い風となり、掲示板でも話題になる理由が明確にあります。
ここでは、Dコースが選ばれる根拠を簡潔に整理します。
Dコースはなぜ人気?
米国成長株への集中投資と高いリターン
アライアンスバーンスタインDコースが人気である理由の一つに、日本を含む世界の主要株式市場の中でも、米国株の長期的な成長力が際立って高いという点があります。
たとえば、直近30年間(1994年〜2024年)でS&P500は約12倍に拡大しています。一方、同じ期間の日経平均は約1.9倍の上昇にとどまり、成長ペースには大きな差が見られます。

※1994/7/29~2024/6/28
米国市場はGAFAMや半導体企業を中心に「構造的に利益成長しやすい企業」が多く、指数全体の押し上げ要因となっています。
こうした背景から、日本企業よりも成長期待の高い米国大型グロース株に投資できる点が、Dコース人気の土台になっています。
為替ヘッジなしによる円安の恩恵
Dコースが支持される大きな理由の一つが、「為替ヘッジなし」である点です。米ドル高・円安局面では、為替差益が基準価額に反映されるため、米国株の上昇分に加え円安メリットが上乗せされます。
実際、2020年に1ドル=110円前後だった円は、2025年12月時点で150円付近まで下落しており、B・Dコースの追い風となりました。
さらに、円安傾向は単なる一時的な出来事ではなく、
- 日米金利差の継続
- 日本の低インフレ構造
- 米国の堅調な経済成長
といった背景から、市場では「円安基調が続く」という見通しを持つ投資家も少なく、為替ヘッジなし型を選ぶ後押しになっていると考えられます。
もちろん為替変動はリスクですが、「米国株の成長+円安メリット」を同時に狙える構造が、Dコース人気の大きな理由といえます。
毎月分配型で収入型ニーズに強い
日本の投資家は中高年層の比率が高く、資産成長と同じくらい「毎月の収入」を重視する層が多いと言われています。
そのため、受取額が見える毎月分配型のDコースは、心理的安心感を求める層と非常に相性が良い商品です。
実際、アライアンスバーンスタインDコースの直近分配金は、1万口あたり200円 (2025年11月時点)、過去1年の分配金利回りは16.01%と高めで、分配金の水準は毎月安定とはいかないものの、概ね100円~300円の範囲で推移しています。

出典:Yahoo!ファイナンス
もちろん、分配金は基準価額の変動要因にもなるため、長期成長を優先する場合はA・Bコースとの比較が必要です。
それでも「毎月の現金収入」を重視する層にとって、Dコースは代替性の高い魅力を持つコースといえます。
世界規模の運用会社による運用
アライアンス・バーンスタイン(AB社)は、単に運用資産が大きいだけでなく、運用力そのものが国際的に評価されてきた運用会社です。
同社はこれまで、
- Lipper Fund Awards(各国で優れた投信に贈られるアワード)
- Morningstar Awards(ファンド評価で世界的に権威のある賞)
などで複数回受賞しており、特に株式アクティブ運用分野で高い評価を得ています。
また、AB社は世界20以上の拠点にアナリストを配置し、GAFAM・半導体・クラウドなどの成長セクターを継続的に調査。各アナリストが企業ごとの「収益性・効率性・財務健全性」を多角的に分析した上で、Dコースに組み入れる銘柄を選定しています。
こうしたグローバル規模の調査能力と受賞歴に裏打ちされた運用力が、個人投資家にとって信頼材料となり、Dコースが選ばれやすい理由の一つになっています。
金融機関からの積極的な推奨(ネット証券で手数料なしで購入できる)
アライアンスバーンスタインDコースは、全国の銀行・証券会社をはじめ、SBI証券・楽天証券・マネックス証券など主要ネット証券でも広く取り扱われています。
特にネット証券では、購入時手数料が無料(ノーロード)として扱われることが多く、コストを抑えて始めたい投資家に選ばれやすい商品です。
そのため、投資初心者でも低コストで始められる点が後押しされています。
また、MINKABU「投資信託売れ筋ランキング」や、楽天証券の「実績ランキング(純資産)」などで上位に入ることも多く、投資家の目に触れやすい点も人気を後押ししています。
コースが多様でファンド間の切り替えも可能
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信シリーズは、A〜Eの5種類があり、為替ヘッジの有無と分配頻度の違いだけで構成がシンプルです。
同一シリーズ内に複数コースがあることで、相場環境に応じたスイッチング(ヘッジあり⇔なし、受取型⇔再投資型)が制度的に行いやすいという利点があります。
特に日本の公募投信では、同一ファンド内のコース変更は「みなし譲渡課税が発生しない」=税金を払わずに乗り換えられるという大きな制度メリットがあります。
含み益が出ている状態でも課税されずにコースを変えられるため、複利を損なわずに運用を継続できる点は長期投資との相性が抜群です。
多くの証券会社では、シリーズ内の切り替えは、
- 手続きが一括で済む
- 新規手数料がかからない場合が多い(ノーロード)
- 運用方針が共通のためブレが生じにくい
といった利便性も高く、為替相場の変化や分配ニーズに合わせて柔軟に対応できる点が投資家から評価されています。
アライアンスバーンスタインDコースの掲示板での評判・口コミ
アライアンスバーンスタインDコースは、純資産規模の大きさや分配金の多さから注目度が高く、掲示板(Yahooファイナンス等)でも多くの議論が交わされている人気ファンドです。
掲示板では、投資家が気にするポイントが分かりやすく表れるため、ここでは特に話題になりやすい「良い評判」と「悪い評判」を整理して解説します。
Dコースの良い評判・口コミ
掲示板(Yahooファイナンス等)では、Dコースについて以下のようなポジティブな声が見られます。
1. 分配金が安定して受け取れる
毎月分配型であるDコースは、「分配金を受け取りながら運用したい層」に支持されやすく、掲示板では「キャッシュフローを得やすい」という魅力がよく言及されています。
2. 成績が比較的安定している時期が多い
米国大型グロース株を中心に構成されているため、米国株市場が強い局面では基準価額が大きく上昇しやすく、掲示板でも 「米国株の恩恵を受けやすいファンド」として肯定的に語られることが多いです。
3. ネット証券で購入しやすい(ノーロード中心)
SBI証券・楽天証券・マネックス証券など、主要ネット証券で広く取り扱われており、購入時手数料の無料化が進んでいる点も、買いやすさとして評価されています。
皆さん、おはようございます。10月に購入以来11月は早速200円の分配金を頂き良かったです。今月も200円の分配金で良いクリスマスとお正月を迎えたいです。200円宜しくお願いします🙇♀️
引用:Yahoo!ファイナンス
私がABを推しているのは、長年の実績と安定した配当なんですけど、どう思いますか?他でもっと高配当なものはあるけど、投資は目先でやるわけではないのでABでいいのではと思うけど…
引用:Yahoo!ファイナンス
アライアンスに関しては、年齢が増すごとに徐々にBからDにスイッチしていきます。
引用:Yahoo!ファイナンス
Dコースの悪い評判・口コミ
一方で、Dコースについて掲示板(Yahooファイナンス等)では、以下のような懸念点が頻繁に話題に上がっています。
1. 相場急落時の下落幅が大きい
Dコースは為替ヘッジなしのため、「株価下落(米国株)+円高進行」の影響が同時に重なる局面では基準価額が大きく動きやすく、掲示板でも「下げがきつく感じる」といった声が見られます。
2. 分配金が実質的に元本を取り崩す形になる時期がある
「毎月分配型」の特性上、基準価額が下落している局面では、分配金の一部が実質的な元本取り崩しに近い状態となる場合があります。掲示板でも「受け取っている分配金が増えている実感がない」といった指摘が見られます。
3. 円高局面では評価額が伸びにくい
為替ヘッジなしのため、円高が強く進行すると、米国株の上昇が円換算で相殺され、利益が伸びにくいとの指摘が見られます。
4. 手数料に対して成績が物足りないという声
掲示板では特に「信託報酬が高いのに、インデックスファンド(S&P500等)に勝てていない」「アクティブのコストを払う価値があるのか?」といった不満が見られます。
アライアンスバーンスタインの運用力への期待が高い反面、直近のパフォーマンスがインデックス比較で見劣りする局面では批判が集まりやすい点も特徴です。
今年は悪すぎた。こんなに手数料とってるのに。挽回してね。
引用:Yahoo!ファイナンス
はい。証券会社は売る際にSP500インデックスに負けてます。
引用:Yahoo!ファイナンス
初年度、対面なら購入手数料と年間費用合わせて5パーかかります。アクティブはパシッブに8割負けますと説明すべきでしょうね。
円高、株安ダブルプッシュなら怖いですが突撃
引用:Yahoo!ファイナンス
投資信託よりもヘッジファンドが優位!
変動が大きく不確実性の高い環境では、投資信託はどうしても値動きの影響を受けやすくなります。
こうした局面では、投資先や戦略を柔軟に調整できるヘッジファンドのような運用手法が有力な選択肢となります。
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他コース(A / B / C / E)の評判・口コミ
Dコース以外のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信シリーズ(A・B・C・Eコース)についても、掲示板(Yahooファイナンス等)では以下のような傾向の口コミが多く見られます。
為替ヘッジなしのBコース (年1回決算型) の口コミ評判
シリーズの中でDに続いて人気の高いBコース。Bコースは為替ヘッジなし・年1回決算型のため、「長期で米国株の成長をそのまま取り込みたい層」から選ばれています。
掲示板(Yahooファイナンス等)では主に次のような声が見られます。
1.インデックスより成績が悪い
Bコースは無分配型で再投資効率が高く、仕組み上はNISAとの相性は良いファンドです。
しかし実際には、「数年間積み立てたが、インデックスより成績が悪い」「アクティブのコストを払う価値があるのか疑問」など、パフォーマンス面の不満がかなり多く確認できます。
2.円安メリットは享受できるが、円高局面では弱い
ヘッジなしのため円安では基準価額が伸びやすい一方、円高になると米国株の上昇が相殺されてしまい、「円高局面では全然上がらない」「為替で利益が消える」といった指摘が目立ちます。
実際、2022年以降の円安局面ではBコースの基準価額が上昇した時期もありましたが、その後は為替や相場環境の影響を受け、上昇ペースが鈍いとする声が掲示板では多く見られています。
3.長期の上昇余地に期待する声も一部残る
否定的な声が多いものの、「米国株の長期成長を信じて積み立て続ける」という前向きな口コミも一定数あります。
特に、円安が進んでいる局面では「追い風になるのでは」という期待も見られます。
米国株式に勢いが増してきたし、為替もまだ円安ドル高が続くと思われますので、年末に向かって更に伸びていく事でしょうね!
引用:Yahoo!ファイナンス
数年間積み立てて来ましたが、インデックスと比べてのパフォーマンスの悪さに嫌気が差し、全解約しました。
引用:Yahoo!ファイナンス
NISAの成長投資枠を潰してここ毎月買ってるけど、勿体ない気がしてきた…
引用:Yahoo!ファイナンス
積立投資枠で手数料安いの買ったほうがいいんじゃないか…
ここのファンドは爆発力はないが16年で7倍以上なっているから十分だと思うけどねー
引用:Yahoo!ファイナンス
為替ヘッジなしのEコース (隔月分配型) の口コミ評判
Eコースは「分配金も受け取りたいが、DコースはNISAで買えないため、NISA口座(成長投資枠)で非課税メリットを活かしながら運用したい」という層に選ばれやすいコースです。
掲示板(Yahooファイナンス等)では、次のような声が目立ちます。
1.NISAで分配金を非課税で受け取れる点が好評
「隔月でまとまった分配金を非課税で受け取れるのは嬉しい」「1万口あたり400円くらい出れば理想」といった、分配金×非課税メリットを重視する声が多く見られます。
2.パフォーマンスへの評価はB・Dと同じ傾向
EコースもB・Dコースと同じマザーファンドで運用されており、為替ヘッジなしでも共通しているため、掲示板では次のような似た評価が多く見られます。
「長年積立ているが、インデックス(S&P500)と比べて物足りない」「アクティブにしてはコスト負けしているのでは?」など、インデックスに比べて伸びが弱いという不満はEコースでも共通しています。
13000円以上〜400円の分配金出てくれないかな〜😸NISA成長枠で今年分の満額アライアンスEを購入してるので非課税利益楽しみ過ぎる😻
引用:Yahoo!ファイナンス
DコースもEコースも同じマザーファンドですから、パフォーマンスは本来は同じ筈。
引用:Yahoo!ファイナンス
NISA枠で運用するぶんには非課税分お得になると思います。
まだ始まって若いファンドですから長い目で見なければ。
隔月なのでパフォーマンスを期待して発売当初よりもっていましたが、ちょっと残念な結果に。非課税であってもABDとさほど変わらず。分散の意味も含めて引っ越しも検討。
引用:Yahoo!ファイナンス
為替ヘッジありのAコース (年1回決算型) / Cコース (毎月分配型) の口コミ評判
A・Cコースはどちらも為替ヘッジありのため、掲示板(Yahooファイナンス等)の口コミでは、運用実績そのものよりも為替動向に関する言及が非常に多いのが特徴です。
Aコース(年1回決算型)では、2022~2024年前半の急激な円安局面では、「同じ米国株なのにAコースは全然増えない」という声が聞かれました。
Cコース(毎月分配型)では、2022年3月~2024年1月頃まで無配が続いた時期があり、「毎月分配型を買った意味がない」という投稿が見られました。
円安が長期化したため、2025年12月時点は「日米の金利差が狭まっても大きく円高に転ずることはまだなさそう」「プラ転したら乗り換えたい」といった慎重姿勢が目立っています。
またA・Cコースでは、「ヘッジコストが高すぎる(当時年4~5%前後」といった不満も見られました。
Aコース (年1回決算型) の口コミ評判
一昨年、今が底だと勧められ、次も底と言って追加し、だいぶ損失出していますが最近やっと回復してますね。
引用:Yahoo!ファイナンス
今解約すると損だしたちまち今はお金が必要でないからいいものの早く回復してくれないと安心できませんね。
去年の今頃までは、ここはひたすら負け知らず。最強の投信だったね。
引用:Yahoo!ファイナンス
今じゃ最低のパフォーマンスだが。
Cコース (毎月分配型) の口コミ評判
私がここを買う時、為替ヘッジ料がこんなに高いという説明が全くなかった
引用:Yahoo!ファイナンス
1万円が高い壁になりつつある、また無配という長いトンネルに入るのかな
引用:Yahoo!ファイナンス
「ハイクアインターナショナル」とは?
【特徴①】年12%の固定配当 (定期預金の約12倍)
【特徴②】年4回配当で、安定収入を確保
【特徴③】ベトナム日系企業への事業融資型
【特徴④】最低投資額500万円から参加可能
【特徴⑤】運用手数料無料・解約時期自由※
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※運用5年未満での解約は解約手数料あり
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の今後の見通し【2025→2026】
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信(A・B・C・D・E各コース)の今後のパフォーマンスの見通しは、「米国株の動向(特に大型グロース株)」と「ドル円相場」の2軸に影響されます。
2026年前半にかけては、
- 米国株:企業収益の伸びが続き、基本は堅調
- 為替:急激な円高は起こりにくいが、円高方向への圧力は継続
- 利下げ局面はグロース株にプラス
という構図が予想されます。
ここからは「為替ヘッジなし」グループ(B・D・E)と「為替ヘッジあり」グループ(A・C)に分けて、2026年前半の見通しを解説します。
為替ヘッジなし (B・D・E) の見通し
為替ヘッジなしは、米国株の上昇の恩恵を最大化できる反面、円高局面では基準価額が下がりやすいという特徴があります。
ドル円相場の見通し
2026年前半のドル円は、緩やかな円高方向がベースシナリオと見込まれています。
- 米国:利下げ観測強まり=米金利低下 → 円高要因
- 日本:日銀は2026年初に追加利上げの可能性 → 円買い要因
2026年1月~3月の想定レンジは144〜160円程度(日本総研予測)で、急激な円高ではなく、「緩やかな円高」がメインシナリオとされています。(参考:日本総研「為替相場展望 2025年12月」)
為替ヘッジなし(B・D・E)は、円高局面では基準価額が押されやすいため注意が必要です。
米国大型グロース株の見通し
ABの母体ファンドが投資するGAFAM・半導体・クラウド関連企業は、AI投資の継続・設備投資増加・EPS成長を背景に、2026年前半も堅調な見通しがなされています。
- 生成AI関連の投資が継続(半導体セクターのEPS成長)
- GAFAMのクラウド売上が回復基調(AIが追い風)
- 米国企業の設備投資(とくにAI/データセンター)が拡大
以上の点から、円高で基準価額が押されても、米国株の上昇が補う可能性が高いと考えられます。
為替ヘッジあり (A・C) の見通し
A・Cコースは為替(ドル円)の変動を抑えるため、株価(米国企業の業績や成長)がそのまま基準価額に反映されやすいという特徴があります。
2026年前半にかけては、日米金利差が縮小し、円高に振れやすい環境になると予想されています。
円高になると、通常は為替ヘッジなし(B・D)の基準価額が下がりやすくなる一方で、ヘッジあり(A・C)は為替の影響を受けにくいため、相対的に有利になりやすいと考えられます。
さらに、同ファンドが主に投資する米国大型グロース株(GAFAM・半導体・クラウド関連)は、AI関連投資の増加・企業の設備投資拡大・EPS改善などの追い風が見込まれ、株価要因がパフォーマンスの中心になるとされています。
これまで円安によってヘッジなしが優勢だった期間(2022〜2024年前半)から状況が変わりつつあるため、「ヘッジなしだけでなく、ヘッジありをポートフォリオに組み込む」という選択肢が検討しやすい環境になってきたと言えます。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の総合評価
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信シリーズは、GAFAM・半導体・クラウド関連など米国大型グロース株へ集中的に投資するアクティブファンドで、中長期の成長期待は依然として大きい点が評価されています。
一方で、掲示板では「インデックス(S&P500)との差」や「手数料負担」「分配金の実質減価」が指摘され、投資目的によって満足度が分かれやすい特徴があります。
為替の影響を受けやすいヘッジなし(B・D・E)と、値動きが比較的安定しやすいヘッジあり(A・C)で性質が異なるため、為替見通しとキャッシュフローの必要性に応じてコースを選ぶことが最重要ポイントです。
さらに、インデックス投信 (例えば、eMAXIS Slim米国株式 S&P500)と比較すると、以下のようにリターンはインデックス優位という傾向が明確です。
| 期間 | AB米国成長株 B (為替ヘッジなし) | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
|---|---|---|
| 6ヶ月 | +42.36% | +58.97% |
| 1年 | +12.50% | +19.24% |
| 3年 | +25.36% | +26.23% |
| 5年 | +20.28% | +24.56% |
| 信託報酬 | 1.727% | 0.0814% |
米国株式のインデックス投信は分配金を出さない設計が一般的であるため、米国グロース株の成長に期待しながら分配金も受け取りたい人にはアライアンスバーンスタイン米国成長株投信シリーズが引き続き有望な選択肢の一つです。
一方で、Bコースのようにヘッジなし・分配金なしで長期の値上がり益を狙う場合は、手数料の低さと成績の安定性を踏まえ、インデックス投信を併せて検討するのが現実的と言えるでしょう。
安定した運用を目指すならヘッジファンドがおすすめ
これまで解説してきた通り、アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信は、米国グロース株の成長を取り込む人気のアクティブファンドですが、必ずしも「長期投資すれば安心」とは限りません。
たとえば、2008年のリーマンショック後から約10年間(2008〜2018年)、世界株式(MSCI ACWI)はほぼ横ばい。投資を始めた時期によっては、10年経ってもリターンが出ないという人も少なくありませんでした。
結局のところ、一般的な投資信託は市場が上がらなければ利益を出しにくいという構造があるのです。
その点、ヘッジファンドは、株式の上昇だけに頼らず、下落局面では空売りで利益を狙い、停滞局面でも相関の低い戦略で収益源を確保できるため、市場任せではない安定運用が実現します。

ヘッジファンドは、空売り(相場が下がることで利益を狙う手法)やレバレッジ(元手以上の資金を使う取引)など、柔軟で高度な運用戦略を用いて、相場が下落しているときでも利益を追求できるのが特長です。
さらに、株式だけでなく債券・為替・不動産・M&A・未公開企業など、相場と連動しにくい多様な投資先にもアクセスできるため、株式市場が動かない「低迷期」でも利益を狙うことが可能です。
ここでは、昨今人気の高まるヘッジファンドの中でも、個人投資家が比較的アクセスしやすく、高い収益性が期待できる3社を厳選して紹介します。投資資金が500万円以上ある方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハイクアインターナショナル
ハイクア・インターナショナルは、日本設立の運用会社で、在ベトナムの日系企業「SAKUKO VIETNAM Co., Ltd.」への事業融資型ファンドを運営しています。
同社の最大の魅力は、年利12%の固定配当を年4回(1・4・7・10月)に分けて受け取れる仕組みで、仮に500万円を投資した場合、3カ月ごとに15万円、年間で合計60万円 (税引前) の配当を受け取ることができます。

| 運用会社 | ハイクアイインターナショナル合同会社 |
|---|---|
| 代表社員 | 梁榮徹 |
| 設立 | 2023年 |
| 投資対象 | ベトナム企業「SAKUO VIETNAM」への事業投資 |
| 利回り | 年間目標利回り12% |
| 配当 | 3ヶ月ごとに4%ずつ受け取り、または再投資も選択可能 |
| 最低投資額 | 500万円 |
| 投資方法 | 以下、公式HPより問い合わせののち、オンラインまたは対面で相談 (無料) |
| 公式サイト | ハイクアインターナショナル公式サイト |
同社の投資スキームは比較的シンプルです。
- 投資家がハイクア社に出資する
- ハイクア社がサクコ社に融資する
- サクコ社が事業収益から利息をハイクア社に返済
- ハイクア社が投資家に配当金を支払う
融資先であるSAKUO社は、ベトナム国内で日本製品専門店35店舗、スイーツ店11店舗、ビジネスホテル2棟を展開し、年商は約25億円に達します。(2025年にはベトナムのUPCOM市場への上場を予定)
ベトナムでは、若年層を中心とした人口増加と旺盛な消費活動により、国内経済が年5〜7%前後の成長を続ける中、銀行融資の金利は年10〜14%と高く、企業の直接融資ニーズが拡大しています。
同社への投資は、最低投資額が500万円からと個人でも始めやすく、ロックアップ期間が設けられていないため、いつでも解約が可能です。
個人向け社債のように安定収入を確保しながら、年12%のリターンを狙いたい投資家にとって、魅力的な選択肢といえるでしょう。
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アクション合同会社
アクション合同会社は、トレイダーズインベストメント元代表取締役の古橋弘光氏が運用を手がける国内ヘッジファンドです。

| 運用会社 | アクション合同会社 |
|---|---|
| 代表社員 | 古橋弘光 |
| 設立 | 2023年 |
| 投資対象 | ・事業への直接投資 ・バリュー株投資 |
| 利回り | 年間利回り25.07% (2024年度) |
| 利益の受取り | 決算時に配当として受領、または再投資 |
| 最低投資額 | 500万円 |
| 投資方法 | 以下、公式HPより問い合わせののち、オンラインまたは対面で相談 (無料) |
| 公式サイト | アクション合同会社公式サイト |
アクションは、株式や債券だけでなく、成長性の高い分野への事業投資、ファクタリング、暗号資産関連事業への投資など、多角的な投資戦略を採っています。
複数の資産クラスや事業分野に投資を行うことで、景気変動リスクを分散し、中長期的に安定したパフォーマンスを維持しやすい構造となっています。
こうした分散型の運用体制が功を奏し、2024年度には年率25.07%のパフォーマンスを記録。
運用実績を毎月公開するなど透明性の高い情報開示も行っており、初心者でもファンド運営状況を把握しやすい点も魅力です。

参入障壁も比較的低く、500万円からの投資で始められるため、個人投資家にとってアクセスしやすいファンドとなっています。相談は無料で、オンライン対応も可能です。

GFマネジメント
GFマネジメントは、日本株を中心に高いリターンを実現している国内ヘッジファンドです。
運用の舵を取るファンドマネージャーは、過去5年間で年平均29%の成長を実現し、累計で277%を超えるリターンを上げています。

| 運用会社 | GF Management合同会社 |
|---|---|
| 代表社員 | 椎名光太朗 |
| 設立 | 2023年 |
| 投資対象 | 日本大型株(J-Prime戦略) |
| 利回り | 過去平均29% ※設立前のファンドマネージャーの運用成績 |
| 最低投資額 | 1000万 (500万~相談可) |
| 投資方法 | 以下、公式HPより問い合わせののち、オンラインまたは対面で相談 (無料) |
| 公式サイト | GFマネジメント合同会社公式サイト |
同社の採用する「J-Prime戦略」では、「ビジネスの収益力と成長性」「競合優位性」「市場の成長性」など企業の本質的な価値を見極める長期投資を軸とし、日本の大型株や指数連動型ETFなどから20〜30銘柄程度を厳選して投資を行います。

企業の持続的な成長性や市場拡大の波を見極めながら、企業価値の向上に伴うリターンの最大化を目指す戦略です。
運用期間中には一時的にマイナスとなる年もあり、直近5年間では2度の下落局面を経験しているものの、トータルでは5年間で累計+277%(年利29%)という優れた実績を残しており、長期投資先としての信頼性の高さがうかがえます。

投資は500万円から相談可能で、初心者でも無理なく始められる設定です。また、運用レポートは毎月1回発行され、投資家は運用状況を定期的に確認することができます。
長期的に資産形成を考える方は、まずは無料の資料請求や個別面談を通じて、自分の投資方針と合致するかを確かめてみるとよいでしょう。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信のよくある質問
最後に、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信に関するよくある質問について回答します。
予想分配金提示型とは何ですか?
予想分配金提示型とは、目標の分配金額が、基準価額の水準に応じてあらかじめ提示されている仕組みのことです。
予想分配金提示型であるC、Dコースの分配方針は下記の通りです。
| 毎計算期末の 前営業日の基準価額 | 分配金 (1万口あたり/税引前) |
|---|---|
| 11,000円未満 | 基準価額の水準等を勘案して決定 |
| 11,000円以上 12,000円未満 | 200円 |
| 12,000円以上 13,000円未満 | 300円 |
| 13,000円以上 14,000円未満 | 400円 |
| 14,000円以上 | 500円 |
上記表の通り、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は基準価額が上がるほど、分配金も増える仕組みになっています。
ABコースとCDコースの違いは何ですか?
ABコースとCDコースの大きな違いは、決算回数と新NISAの対象かどうかです。
ABコースは年2回の決算で、新NISAの成長投資枠に採用されています。
CDコースは毎月決算で、新NISAには採用されていません。
年2回決算と毎月決算はどちらがいいですか?
年2回決算と毎月決算は運用方針によって、どちらをおすすめするか変わります。
年2回決算は、運用資産が積み上がりやすく、複利効果が期待できる点が大きな特徴です。
長期的に資産を成長させてキャピタルゲイン(売却益)を狙いたい人やコストや税金を抑えたい人に向いています。
毎月決算は、毎月分配金を受け取れるため、定期的な現金収入が必要な人や配当生活を送りたい人におすすめです。
また、年2回決算はNISA対象、毎月決算型はNISA非対象なので、NISA枠での投資を考えている方にとっても違いがあります。
目的を明確にした上で、年2回決算にするか毎月決算にするか判断しましょう。
インベスコ世界厳選株式オープンとどちらがおすすめですか?
両ファンドには複数コースがありますが、ここでは最も人気の高いAB米国成長株Dコースと、その競合となるインベスコ世界厳選株式オープン〈H無〉(毎月決算型)を比較します。
| アライアンス・バーンスタイン ・米国成長株投信Dコース | インベスコ世界厳選株式オープン <H無>(毎月決算型) | ||
| 決算頻度 | 年12回 | 年12回 | |
| 為替ヘッジ | なし | なし | |
| 純資産総額 | 34,843億円 | 30,361億円 | |
| 基準価額 | 11,213円 | 8,979円 | |
| 分配金(直近) | 200円 | 150円 | |
| 分配金利回り | 過去1年:16.01% | 過去1年:20.36% | |
| 信託報酬 | 年率1.727% | 年率1.903% | |
| 利回り (年率) | 1年 | +12.52% | +15.39% |
| 3年 | +25.19% | +23.17% | |
| 5年 | +20.16% | +22.19% | |
両者はよく比較されますが、投資対象には明確な違いがあります。
アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信Dコースは、米国大型グロース株に集中投資するタイプで、成長性の高さが魅力です。
一方、インベスコ世界厳選株式オープン〈H無〉は、世界の優良企業を幅広く組み入れる分散型アクティブファンドで、地域・セクターの偏りが小さい構造です。
そのため、
- 米国グロースに強く賭けたい → AB(Dコース)
- 地域分散しながら世界株に投資したい → インベスコ世界厳選株式オープン
といった選び方が分かりやすいでしょう。

フィデリティ米国株式ファンドとどちらがおすすめですか?
どちらのファンドも複数のコースがあるため、ここでは、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の中で一番人気のDコースと競合にあたるフィデリティ米国株式ファンドDコースで比較します。
| アライアンス・バーンスタイン ・米国成長株投信Dコース | フィデリティ米国株式 ファンドDコース | ||
| 決算頻度 | 年12回 | 年4回 | |
| 為替ヘッジ | なし | なし | |
| 純資産総額 | 34,843億円 | 1,129億円 | |
| 基準価額 | 11,213円 | 12,925円 | |
| 分配金(直近) | 200円 | 850円 | |
| 分配金利回り | 過去1年:16.01% | 過去1年:22.88% | |
| 信託報酬 | 年率1.727% | 年率1.65% | |
| 利回り (年率) | 1年 | +12.52% | +21.43% |
| 3年 | +25.19% | +31.55% | |
| 5年 | +20.16% | +23.44% | |
両ファンドはどちらも米国株のアクティブファンドですが、投資スタイルと分配方針に違いがあります。
米国大型グロース株に集中投資するアライアンス・バーンスタインDコースに対し、フィデリティ米国株式Dコースは、広めの米国株に分散投資しつつ、比較的高い分配金を出す設計になっています。
パフォーマンスは、1年・3年・5年すべてでフィデリティが上回っており、直近のリターンではフィデリティ米国株式Dコースが優勢です。
これはより分散の効いた資産構成や、手数料の安さ、分配金の頻度を4回に抑えていることによる複利効果などが影響していると考えられます。
そのため、
- 成長株に強く賭けたい、毎月分配金を受け取りたい → AB(Dコース)
- 分配金の高さ、資産の成長性、分散性を全て重視したい → フィデリティ米国株式D
という選び方がわかりやすいでしょう。

楽天証券で購入できますか?
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信はA〜Eコースすべて楽天証券で購入できます。
楽天証券で購入すれば、購入時手数料が無料になるのでおすすめです。
まとめ
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信のDコースは、米国大型グロース株への集中投資と、直近数年の円安の追い風が重なり、A〜Eの中でも特に人気と実績を伸ばしてきたコースです。
毎月分配型であることや、金融機関の積極的な取り扱いも人気を押し上げてきました。
Dコースはなぜ人気?
ただし、Dコースは為替ヘッジなしのため、円高になる局面では基準価額が押されやすいという構造的な弱点もあります。
今後は日米金利差縮小による円高方向が意識されはじめており、これまでのように「円安 × グロース上昇」の恩恵だけで運用することは難しくなる可能性があります。
そのため、為替見通しに応じてA・C(ヘッジあり)と使い分ける、もしくはインデックス投信と比較しながらポートフォリオ全体のバランスを取ることが今後はより重要になります。
なお、相場環境が不安定な局面では、従来の投資信託では対応しにくい下落耐性や柔軟な運用を備えたヘッジファンドを組み合わせることで、守りと攻めのバランスを保ちながら、より安定的な資産運用を目指すことができるでしょう。






