ファンドラップの評判はひどい?運用実績・手数料など17社を徹底比較!

ファンドラップの評判

「ファンドラップの評判やおすすめが気になる」
という方も多いのではないでしょうか。

ファンドラップとは、投資家が証券会社に運用を一任し、資産配分や銘柄の選定、リバランスまで自動で行う「おまかせ資産運用」のこと。

専門家のノウハウを活用できる点が魅力ですが、「手数料が高すぎる」「思ったほど増えない」といった評判も多く、利便性の裏には、コスト面や成績のバラつきという課題があります。

そこで本記事では、主要17社のファンドラップについて、運用実績ランキングとあわせて、各社の特徴・手数料・評判・最低投資金額などを比較し、わかりやすく紹介します。

年利10〜25%の実績がある「ヘッジファンド」など、ファンドラップより高いリターンを狙える投資手法についても詳しく解説します。おまかせ運用のまま、より大きく資産を増やしたい方にはおすすめの選択肢となります。

ファンドラップや投資信託、ヘッジファンドなど、プロに運用を任せる他の方法と比較しながら、どの手法がより高いリターンと安定性を両立できるのかを見極めていきましょう。

目次

ファンドラップとは?基本から分かりやすく解説

ファンドラップの評判を正しく理解するには、まずその仕組みや特徴を知っておくことが重要です。

国内のファンドラップ市場は年々拡大しており、2025年6月末時点で契約資産残高は約22.3兆円に達しています。多くの投資家に利用されている一方で、金融庁は手数料の透明性向上や運用実績の開示強化を進めています。

この章では、ファンドラップの基本的な仕組みから種類、手数料体系、他の金融商品との違いまで、初心者にも分かりやすく解説します。

ファンドラップの仕組み

ファンドラップとは、投資家が証券会社や銀行に運用を一任し、専門家が資産配分から銘柄選定、リバランスまでを代行する「おまかせ資産運用サービス」です。

ファンドラップでは「投資一任契約」という契約形態をとり、投資家の資産状況やリスク許容度に応じて、複数の投資信託やETFを組み合わせたポートフォリオを構築します。

通常の投資信託では投資家自身が「どのファンドを買うか」を判断しますが、ファンドラップではこれらの判断も含めて専門家に委ねるのが特徴です。

運用中は市場環境の変化に応じて自動的にリバランスが行われ、定期的に運用報告を受けることができます。

ファンドラップ17社の評判・運用実績・手数料を徹底比較については、後述するこちらをご覧ください。

ファンドラップの種類(対面型・ロボアド型)

ファンドラップには、大きく分けて対面型ロボアドバイザー型の2種類があり、それぞれ特徴が大きく異なります。

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比較項目対面型ロボアド型
相談方法窓口で担当者と対面オンライン完結
最低投資額300万円〜1000万円1000円〜10万円
手数料年率1.5〜2.2%程度年率0.7〜1.1%程度
サポート手厚い
(相続・贈与相談も可)
限定的
(自動運用中心)
代表例野村・大和・
三井住友信託
WealthNavi・
ON COMPASS

対面型は富裕層向けで手厚いサポートが魅力ですが、高コストが課題です。

ロボアド型は少額から始められコストも低いですが、人的サポートは限定的です。

興味深いことに、金融庁のデータ(2022年末時点)では、ロボアド型の方が対面型よりも高いリターンを記録しています。

この差は、主に手数料の違いによるものと考えられます。

ファンドラップの手数料体系

ファンドラップの「手数料が高い」という評判の背景には、複雑な手数料構造があります。

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手数料の種類目安説明
投資一任報酬
(運用管理手数料)
年率0.4〜1.5%ファンドラップのサービス利用料
コンサル費用やシステム維持費
投資信託の
信託報酬
年率0.1〜1.0%投資先ファンドの運用会社への
支払い
その他の費用取引ごとに発生売買委託手数料、
信託財産留保額など
合計コスト年率1.0〜2.5%実質的な年間負担

例えば、1000万円を運用した場合、年間10万〜25万円が手数料として差し引かれる計算です。

仮に市場平均で年5%のリターンが得られたとしても、手数料を引くと実質リターンは2.5〜4%にまで目減りしてしまいます。

この手数料負担の重さが、「思ったほど増えない」「手数料に見合わない」という評判につながっているのです。

このように手数料が重荷となる中、本当に増やすことに特化した運用をお求めなら、ぜひヘッジファンドをご検討ください。手数料・成功報酬無料のコスト効率の高い投資を実現できます。

ファンドラップ・投資信託・ロボアドバイザーの違いを比較

ファンドラップと混同されやすい金融商品として、投資信託とロボアドバイザーがあります。

それぞれの違いを比較して整理しましょう。

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比較項目投資信託ロボアド対面型
ファンドラップ
運用判断自分で選ぶAIに任せる人に任せる
手数料年0.05〜2.0%年0.7〜1.1%年1.5〜2.2%
最低投資額100円〜1000円〜10万円300万円〜
サポートなし限定的手厚い
向いている人自分で管理したい人低コストで
任せたい人
富裕層・
相談重視の人

投資信託は最もコストが安く自由度も高いですが、銘柄選択やリバランスは自己責任です。

ロボアドバイザーは低コストで自動運用できますが、人的サポートは期待できません。

対面型ファンドラップは手厚いサポートが魅力ですが、高コストが課題です。

自分の投資スタイル、資産規模、サポートニーズに合わせて、最適な選択肢を選ぶことが重要です。

ファンドラップ17社の評判・運用実績・手数料を徹底比較【最新ランキング】

ファンドラップは、投資家の資産状況やリスク許容度に応じて、証券会社や運用の専門家が最適な投資信託(またはETF)を組み合わせて運用を行う「一任型サービス」です。

本章では、ファンドラップ主要17社の運用実績・手数料・評判などを比較し、各社の特徴と強みを徹底的に解説します。

ファンドラップの運用実績比較ランキング

以下は、金融庁が公表した2022年時点(現時点で最新)のデータをもとに、主要ファンドラップの手数料控除後リターンを比較・ランキング化した表です。

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商品名過去5年
リターン
過去3年
リターン
年間コスト最低投資額
1位WealthNavi (コース番号:3)
ウェルスナビ
※ロボアドバイザー
6.70%8.50%1.1%1万円
2位ON COMPASS (Eコース)
マネックス証券
※ロボアドバイザー
4.50%6.00%0.9775%1000円
3位THEO (コース番号:115)
おかねのデザイン
※ロボアドバイザー
3.70%4.80%1.1%10万円
4位東海東京ファンドラップ
東海東京証券
2.80%3.90%1.65%300万円
5位楽ラップ(やや積極型)
楽天証券
※ロボアドバイザー
2.80%2.80%0.715%1万円
6位ダイワファンドラップ
大和証券
1.80%2.40%1.54%300万円
7位三井住友信託ファンドラップ
三井住友信託銀行
1.60%2.10%1.1~1.54%500万円
8位いちよしファンドラップ
ドリーム・コレクション
いちよし証券
1.50%2.10%1.408%300万円
9位水戸ファンドラップ
水戸証券
1.20%2.50%2.2%300万円
10位日興ファンドラップ エドモンドロスチャイルド
SMBC日興証券 ×
エドモンド・ロスチャイルド・アセットマネジメント
1.10%2.30%1.32%300万円
11位アイザワファンドラップ
アイザワ証券
1.10%1.40%1.65%300万円
12位SMBCファンドラップ
三井住友銀行
1.00%1.70%1.485%300万円
13位野村ファンドラップ
野村証券
0.90%1.10%1.1605%500~1000万円
14位Mizuho Fund Wrap
みずほ証券
0.90%0.60%1.33%1000万円
15位ウエルス・スクエア ファンドラップ
ウエルス・スクエア
0.50%0.40%0.66~1.32%300~1000万円
16位りそなファンドラップ
りそな銀行
▲0.9%▲2.2%1.1385%300~500万円
17位MUFGファンドラップ
三菱UFJ信託銀行
▲2.3%▲3.3%1.309%100万円
番外編ゆうちょファンドラップ
ゆうちょ銀行
1.54%300万円
参考:金融庁|2022年末(4)ファンドラップ関連
(エクセルファイル)※データは2022年末時点
  • 手数料控除後の過去5年リターンが高い順
  • 過去5年リターンが同率の場合、過去3年リターンで順位を決定
  • 同系列のファンドラップは主要サービスのみ掲載
  • ロボアドバイザーを含む(中間のリスクコースを代表として掲載)
「おまかせ運用」はファンドラップだけじゃない
真のプロ運用を求めるならヘッジファンド

プロに運用を任せながらより高いリターンを狙いたい方は、ヘッジファンドやプライベートファンドといった選択肢にも注目が集まっています。

運用先・商品期待年利特徴
プライベートデットファンド10%以上 安定収益と高リターンを両立
ヘッジファンド10%以上 市場変動に強く安定したリターンを追求

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「ハイクアインターナショナル」とは?

【特徴①】年12%の固定配当 (ファンドラップを大きく上回る実績)
【特徴②】
年4回配当で、安定収入を確保
【特徴③】
ベトナム日系企業への事業融資型
特徴④】最低投資額500万円から参加可能
【特徴⑤】運用手数料無料・解約時期自由※

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※運用5年未満での解約は解約手数料あり

それでは、先ほどのランキングに登場した17社の特徴を順に見ていきましょう。

1位:ウェルスナビ|WealthNavi(ロボアドバイザー)

引用:WealthNavi

WealthNavi(ウェルスナビ)は、スマホやPCで質問に答えるだけでリスク許容度を診断し、世界約50カ国・約12000銘柄に分散されたETF(上場投資信託)を自動で組み合わせて運用する、日本最大級のロボアドバイザーです。

資産配分の設計から、積立・買付・リバランス・分配金の再投資までを自動で行い、初心者でも手間なく国際分散投資を実践できます。

最低投資額は1万円から。手数料は年率1.1%(税込)で、長期保有に応じて割引される「長期割」も用意されています。

また、「おまかせNISA」にも対応しており、非課税枠(つみたて投資枠/成長投資枠)での自動運用が可能です。

過去5年リターン6.70%  (コース番号:3)
*リスク:年率11.5%
*シャープレシオ:0.59
過去3年リターン8.50%  (コース番号:3)
*リスク:年率12.4%
*シャープレシオ:0.68
最低投資金額1万円
年間費用年率1.1%
公式サイトWealthNavi公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「初心者でも始めやすい」「満足度が高い」「手数料の長期割りなど長期投資に有利」など高い評判を得ている一方、一部では「手数料が他のロボアドよりも高い」「短期で大きな利益は出にくい」などの意見もあります。

2位:マネックス証券|ON COMPASS(ロボアドバイザー)

引用:ON COMPASS

ON COMPASSは、マネックス証券が提供するロボアドバイザー型のファンドラップです。

質問に答えるだけでリスク許容度を診断し、世界80カ国・38000銘柄に分散されたETFを自動で組み合わせて運用します。

A~Hの8種類のコース(リスクレベル)から選択でき、商品選定・買付・リバランスなど全てを自動で行います。

また、ON COMPASSはNISA対象の投資信託を自動で運用できる仕組みを採用しており、NISAを活用しながら自分に合ったリスクで運用可能です。※ただし「成長投資枠」のみ対応、「つみたて投資枠」は対象外。

過去5年リターン4.50%  (Eコース)
*リスク:年率9.6%
*シャープレシオ:0.47
過去3年リターン6.00%  (Eコース)
*リスク:年率10.5%
*シャープレシオ:0.57
最低投資金額1000円
年間費用年率0.9775%
公式サイトON COMPASS公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
評判は「運用実績が良い」「手数料が低い」「オンライン完結で手軽」と高評価。ロボアドバイザー型のファンドラップのため、年間コストも1%を下回るなど低水準です。

ただし、手数料がさらに低いインデックス型の投資信託でも同程度のリターンを得られる場合もあり、一部では「リターン面で物足りない」との声もあります。

3位:おかねのデザイン|THEO(ロボアドバイザー)

引用:THEO

THEO(テオ) は、独立系フィンテック企業「おかねのデザイン株式会社」が提供するロボアドバイザー型ファンドラップサービスです。

年齢や資産状況など5つの質問に答えるだけで、世界約70か国・2万銘柄に分散投資する約30種類のETFから、最適なポートフォリオを自動提案してくれます。(年齢の変化に応じて資産配分を自動でリバランスする仕組みも採用)

最低投資額は10万円からで、手数料は年率1.1%(税込)。運用から1年以上経過するとの預かり資産に応じて最大0.70%まで手数料が引き下げられる手数料割引プログラムも用意されています。

また、NISA(つみたて / 成長投資枠)だけでなく、iDeCoにも対応しており、税制優遇を活かした運用が可能です。

過去5年リターン3.70%   (コース番号:115)
*リスク:年率10.3%
*シャープレシオ:0.36
過去3年リターン4.80%   (コース番号:115)
*リスク:年率11.7%
*シャープレシオ:0.41
最低投資金額10万円
年間費用年率1.1%
公式サイトTHEO公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
評判は「リスク許容度を細かく設定できる」「iDeCoやNISAに対応していて便利」「運用資産額に応じてdポイントが貯まる」など、利便性と機能性を評価する声が多く見られます。

一方で、「サポート対応が悪い」「ウェルスナビと比べると運用リターンが控えめ」といった意見もあります。

4位:東海東京証券|東海東京ファンドラップ

引用:東海東京ファンドラップ

ロボアドバイザーを除くファンドラップで、過去5年の年率リターンが最も高かったのが、東海東京証券の「東海東京ファンドラップ」です。

東海東京ファンドラップは、既出のロボアドとは異なる「有人サポート型」の資産運用サービスで、契約者のリスク許容度や運用目的をヒアリングした上で、運用会社がモデルポートフォリオを設定し、投資信託を通じたグローバル運用を行います。

過去5年リターン2.80%
*リスク:年率9.1%
*シャープレシオ:0.31
過去3年リターン3.90%
*リスク:年率10.5%
*シャープレシオ:0.37
最低投資金額300万円
年間費用年率1.65%
公式サイト東海東京ファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「安定した運用実績が魅力的」「地域密着型のサービスが良い」「担当者の説明が丁寧」といった好意的な声が多く、相談型で運用を進めたい人から支持されています。

一方で「手数料がやや高い」「少額向けにはハードルがある」との指摘も見られます。

5位:楽天証券|楽ラップ(ロボアドバイザー)

引用:楽天証券|楽ラップ

楽ラップは、楽天証券が提供するロボアドバイザー型のファンドラップサービスです。

16問の質問に答えるだけで、自分に合う運用コースを診断・提案してくれ、資産配分・銘柄選定・リバランスまで自動で対応します。最低1万円から始められ、低コストで「おまかせ資産運用」が可能です。(NISA利用不可)

また、独自の「下落ショック軽減機能 (DRC機能)」を搭載し、市場変動時の損失リスクを軽減できる点が魅力です。

手数料は固定報酬型(最大年率0.715%)と成功報酬型%(最大0.65%+成功報酬5.5%)から選択でき、希望に合わせた柔軟な設定が可能です。

過去5年リターン2.8%(やや積極型)
*リスク:年率9.3%
*シャープレシオ:0.30
過去3年リターン2.8%(やや積極型)
*リスク:年率10.3%
*シャープレシオ:0.27
最低投資金額1万円
年間費用年率0.715%
公式サイト楽ラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「少額から始められて安心」「下落時のリスクが抑えられている」などの声が多く、初心者や安定志向の投資家に好評です。一方で、「運用リターンが控えめ」「他社に比べてカスタマイズ性が低い」という意見もあります。

6位:大和証券|ダイワファンドラップ

引用:大和証券|ダイワファンドラップ

大和証券が提供する「ダイワファンドラップ」は、国内で最も歴史あるファンドラップの一つで、運用残高・顧客満足度ともに高い評判を得ているサービスです。

以下の4種類があり、それぞれ投資金額・サポート体制・運用方針が異なります。

  • ダイワファンドラップ(300万円以上)
  • ダイワファンドラップ プレミアム(3000万円以上 ※65歳以上のみ)
  • あんしんつながるラップ(3000万円以上)
  • ダイワファンドラップ オンライン(1万円以上)

今回ファンドラップ運用実績ランキング(過去5年リターン)で6位に入ったのは、一つ目の「ダイワファンドラップ」です。

専任担当者と相談しながら資産運用を進める対面取引型のサービスで、約10本の投資信託を組み合わせ、「安定」から「積極」まで5段階のリスク許容度に応じた最適な資産配分を提案します。(NISAは利用不可)

過去5年リターン1.80%
*リスク:年率8.2%
*シャープレシオ:0.22
過去3年リターン2.40%
*リスク:年率9.0%
*シャープレシオ:0.26
最低投資金額300万円
年間費用年率1.54%
公式サイトダイワファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「担当者が丁寧で安心感がある」「運用方針を自分で選べて納得できる」といった声が多く、特にシニア層や長期投資志向の利用者から高評価を得ています。

一方で、「手数料が高め」「最低投資金額がややハードル」との意見もあります。

ファンドラップを超える柔軟な運用力
富裕層に選ばれる次の一手はこちら!
運用先・商品期待年利特徴
プライベートデットファンド10%以上 安定収益と高リターンを両立
ヘッジファンド10%以上 市場変動に強く安定したリターンを追求

今注目のプライベートデットファンド!
「ハイクアインターナショナル」とは?

【特徴①】年12%の固定配当 (ファンドラップを大きく上回る実績)
【特徴②】
年4回配当で、安定収入を確保
【特徴③】
ベトナム日系企業への事業融資型
特徴④】最低投資額500万円から参加可能
【特徴⑤】運用手数料無料・解約時期自由※

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※運用5年未満での解約は解約手数料あり

7位:三井住友信託銀行|三井住友信託銀行ファンドラップ

引用:三井住友信託銀行|三井住友信託銀行ファンドラップ

三井住友信託銀行ファンドラップは、三井住友信託銀行が提供する対面型の投資一任運用サービスです。

お客様の資産状況・投資目的・リスク許容度に基づいて、国内外の株式・債券・REIT・コモディティ・ヘッジファンドなどの資産を組み合わせた最適な資産配分をプロが提案・運用します。

過去5年リターン1.60%(資産分散型)
*リスク:年率9.1%
*シャープレシオ:0.31
過去3年リターン2.10%(資産分散型)
*リスク:年率10.5%
*シャープレシオ:0.37
最低投資金額500万円
年間費用年率1.54%
公式サイト三井住友信託銀行ファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「担当者が丁寧で相続相談も一緒にできる」「信託銀行ならではの堅実な運用」など、サポート・信託機能は高評価。

一方、「手数料が高すぎる」「リターンが市場平均に負ける」とパフォーマンス・コスト面での不満も見られます。

8位:いちよし証券|いちよしファンドラップ ドリーム・コレクション

引用:いちよしファンドラップ

「ドリーム・コレクション」は、いちよし証券が提供する対面型ファンドラップで、中長期の国際分散投資を前提に、国内外株式・債券・REIT・オルタナティブ(ヘッジファンド・金など)を含む12資産クラスに分散するモデルポートフォリオを採用しています。

運用モデルは「保守的」から「積極的」まで5段階に区分され、顧客の資産状況・目的・リスク許容度に応じて専任アドバイザーと相談しながら設定できます。

また、NISAを活用した長期運用や、つみたて設定・資産承継サポートなど、将来を見据えた付随サービスを利用できます。

過去5年リターン1.5%
*リスク:年率9.1%
*シャープレシオ:0.31
過去3年リターン2.1%
*リスク:年率10.5%
*シャープレシオ:0.37
最低投資金額300万円
年間費用年率1.408%
公式サイトいちよしファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「担当者のフォローが丁寧」「国内中小型株も組み込まれていて幅がある」といった声があり、特に「資産の承継や長期保有」などを意識する顧客からの支持が高いです。

一方で、「手数料がやや高め」「最低投資額がハードルになる」という指摘もあります。

9位:水戸証券|水戸ファンドラップ

引用:水戸証券|水戸ファンドラップ

水戸ファンドラップは、中堅・地域証券として長年培ってきた運用ノウハウを生かした一任運用型サービスです。

対面でのきめ細やかなコンサルティングを重視し、8種類の投資信託とMRFを組み合わせて、国内外の株式・債券・REITなどに分散投資することで、長期的かつ安定した運用を行っています。

また、相続時受取人指定サービスや定時定額払戻サービスなど、ライフプランに合わせた付帯サービスも利用可能です。

過去5年リターン1.2%
*リスク:年率7.3%
*シャープレシオ:0.17
過去3年リターン2.5%
*リスク:年率8.5%
*シャープレシオ:0.30
最低投資金額300万円
年間費用年率2.2%
公式サイト水戸ファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「担当者の対応が丁寧」「地方でも安心して相談できる」「顧客一人一人に合わせた提案がある」といった地域密着型のサポート力に対する評価が多く見られます。

一方で、手数料がやや高めである点や「大手と比べると情報提供が少ない」といった指摘も見られます。

10位:SMBC日興証券|日興ファンドラップエドモンドロスチャイルド

引用:日興ファンドラップエドモンドロスチャイルド

「日興ファンドラップ エドモンド・ロスチャイルド」は、SMBC日興証券とスイスの名門資産運用会社「エドモンド・ド・ロスチャイルド」グループが共同開発したファンドラップです。

欧州の富裕層向け運用ノウハウを活かし、世界分散型の資産運用をプロが一任運用します。

5つのリスク許容度(安定・やや安定・中立・やや積極・積極)に応じたコースが用意されており、各ポートフォリオはエドモンド・ロスチャイルド社が運用助言を担当。長期安定運用と世界的な分散投資の両立を目指します。

過去5年リターン1.1%
*リスク:年率8.6%
*シャープレシオ:0.13
過去3年リターン2.3%
*リスク:年率9.4%
*シャープレシオ:0.24
最低投資金額300万円
年間費用年率1.32%
公式サイトSMBC日興証券公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「世界水準の運用戦略を日本で受けられる」「ポートフォリオが堅実で安心感がある」といった声が多く、欧州運用会社との連携による信頼性が評価されています。

一方で、「運用リターンがやや控えめ」「説明がやや専門的」との意見もあります。

11位:アイザワ証券|アイザワファンドラップ

引用:アイザワ証券|アイザワファンドラップ

アイザワファンドラップは、創業100年以上の歴史を持つ独立系証券会社・アイザワ証券が提供する一任運用サービスです。

顧客の運用目的やリスク許容度に応じて、複数のファンドを組み合わせた長期安定型のポートフォリオを提案します。

投資家のライフステージに合わせ、資産の運用・引出・継承まで一貫したサポートを提供しており、「定時定額払戻サービス」や「相続時受取人指定サービス」など、将来を見据えた資産管理機能も充実しています。

過去5年リターン1.1%
*リスク:年率8.2%
*シャープレシオ:0.14
過去3年リターン1.4%
*リスク:年率9.3%
*シャープレシオ:0.15
最低投資金額300万円
年間費用年率1.65%
公式サイトアイザワファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「担当者の説明が丁寧で信頼できる」「地方でも相談しやすい」「顧客に寄り添ったサービスが良い」といった声が多く、中長期で安定した運用を目指す投資家からの支持が目立ちます。

一方で、「大手と比べると情報量が少ない」「手数料がやや高い」との意見もあります。

※現在は新規受付を停止しています。

12位:三井住友銀行|SMBCファンドラップ

SMBCファンドラップ
引用:三井住友銀行|SMBCファンドラップ

SMBCファンドラップは、三井住友銀行グループの証券会社・SMBC日興証券が提供する、対面型の一任運用サービスです。

投資信託を組み合わせて資産運用を行い、顧客はリスク許容度や運用目的に応じたプランを選ぶだけで、プロのアドバイザーに資産管理を任せられるのが特徴です。

なお、前述の「日興ファンドラップ エドモンド・ロスチャイルド」とは別サービスであり、本商品はより一般的な国内外分散投資型のファンドラップです。

過去5年リターン1.0%
*リスク:年率7.5%
*シャープレシオ:0.14
過去3年リターン1.7 %
*リスク:年率8.2%
*シャープレシオ:0.21
最低投資金額300万円
年間費用年率1.485%
公式サイトSMBCファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「銀行グループの安心感がある」「長期的な資産形成を相談できる」といった声が多く、サポート体制の手厚さや店舗での対面相談を評価する意見が目立ちます。

一方で、「手数料がやや高い」「リターンが控えめ」という指摘もあります。

13位:野村証券|野村ファンドラップ

野村ファンドラップは、国内最大手・野村証券が提供する対面型の一任運用サービスです。顧客の資産状況や目的に応じて、7段階のリスク許容度から最適な運用プランを提案します。

野村ファンドラップでは、手数料体系や運用方針が異なる以下2種類を展開。

  • バリュープログラム(インデックス運用中心 / 最低500万円〜)
  • プレミアムプログラム(アクティブ運用中心 / 最低1000万円〜)

いずれも、株式・債券・REITなどをバランスよく組み合わせた多様なポートフォリオを専門家が運用・管理し、定期的なモニタリングとリバランスによって長期的な資産形成をサポートします。

過去5年リターン0.90%
*リスク:年率7.6%
*シャープレシオ:0.12
過去3年リターン1.10%
*リスク:年率8.6%
*シャープレシオ:0.12
最低投資金額500~1000万円
年間費用年率1.1605%
公式サイト野村ファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「担当者の提案が丁寧で信頼できる」「大手ならではの安心感がある」といった声が多く、手厚い対面サポートを求める投資家に評価されています。

一方で、「最低投資額が高くハードルが高い」「運用成績が悪い」との指摘もあります。

14位:みずほ証券|Mizuho Fund Wrap

引用:みずほ証券|Mizuo Fund Wrap

みずほ証券のファンドラップは 「Mizuho Fund Wrap」 と 「ファーストステップ」 の2種類。

  • Mizuho Fund Wrap(アクティブファンドへ投資 / 最低1000万円〜 / 5年年率リターン:0.90%)
  • ファーストステップ(インデックスファンドへ投資 / 最低500万円〜 / 5年年率リターン:0.60%)

いずれもみずほ証券のアドバイザーが、資産状況やリスク許容度を丁寧にヒアリングし、目標に合わせて最適な投資信託を組み合わせて運用します。

5段階のリスクコースから選択でき、国内外の株式・債券・REIT・コモディティになどに分散投資を行います。

今回ランキング13位に入ったのは「Mizuho Fund Wrap」ですが、2022年末時点のデータでは、「ファーストステップ」と比較しても過去5年の年率リターンに大きな差は見られません。

過去5年リターン0.90%
*リスク:年率7.6%
*シャープレシオ:0.12
過去3年リターン0.60%
*リスク:年率8.6%
*シャープレシオ:0.07
最低投資金額1000万円
年間費用年率1.33%
公式サイトみずほファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「大手金融グループの安心感がある」「銀行との連携サービスが充実している」「対面でのサポートが手厚い」といった声がある一方、「最低投資額が高い」「コスパが悪い」などの指摘もあります。

15位:ウエルス・スクエア|ウエルス・スクエア ファンドラップ

ウエルス・スクエアファンドラップ
引用:ウエルス・スクエア ファンドラップ

ウエルス・スクエア ファンドラップは、野村総合研究所のノウハウと経験を集結したファンドラップ専門の資産運用会社ウエルス・スクエアが提供するサービスです。

投資家の投資目的やリスク許容度に応じて複数の運用コースから選択し、国内外の株式・債券・REIT・コモディティなどに分散投資を行います。

ウエルス・スクエア ファンドラップは、一般のファンドラップと異なり、複数の金融機関(銀行・証券会社)で提供されており、各機関で最低投資額や手数料が異なります。

過去5年リターン0.5%(※年間費用0.99%の場合)
*リスク:年率5.7%
*シャープレシオ:0.09
過去3年リターン0.4%(※年間費用0.99%の場合)
*リスク:年率6.7%
*シャープレシオ:0.06
最低投資金額300~1000万円(取り扱い金融機関による)
年間費用年率0.66~1.32%(取り扱い金融機関による)
公式サイトウエルス・スクエア ファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「複数の金融機関で取り扱いがあり、アクセスしやすい」「運用プランのバリエーションが豊富」といった声がある一方、「取り扱い金融機関によって最低投資金額や手数料体系が異なる」「金融機関によってサポート体制に差がある可能性がある」「リターンが低い」などの指摘もあります。

16位:りそな銀行|りそなファンドラップ

ウエルス・スクエアファンドラップ
引用:りそな銀行|りそなファンドラップ

りそなファンドラップは、りそな銀行が提供する対面型の投資一任運用サービスです。

お客様の資産状況・投資目的・リスク許容度に基づいて、国内外の株式・債券・リートなどを組み合わせた最適な資産配分をプロが提案・運用します。

コースは以下の2種類です。

  • スタンダードコース(インデックスファンドへ投資 / 最低300万円~)
  • プレミアムコース(アクティブファンドへ投資 / 最低500万円~)

また「定時定額払戻サービス」や「相続時受取人指定サービス」など、ライフプランに合わせた資産管理機能も備えています。

過去5年リターン▲0.9%
*リスク:年率5.0%
*シャープレシオ:▲0.18
過去3年リターン▲2.2%
*リスク:年率5.8%
*シャープレシオ:▲0.37
最低投資金額300~500万円
年間費用年率1.1385%
公式サイトりそなファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「担当者が丁寧に説明してくれる」「銀行窓口で相談できる安心感がある」など、サポート面は高く評価されています。

一方で、「リターンが物足りない」「手数料に見合った成果が出にくい」といったパフォーマンス面での不満も少なくありません。

17位:三菱UFJ信託銀行|MUFGファンドラップ

ウエルス・スクエアファンドラップ
引用:三菱UFJ信託銀行|MUFGファンドラップ

MUFGファンドラップは、三菱UFJ信託銀行が提供する投資一任契約型のファンドラップサービスです。

資産状況・投資目的・リスク許容度に基づいて、国内外の株式・債券・REIT・コモディティ・ヘッジファンドなどを組み合わせた最適な資産配分をプロが提案・運用します。

コースは以下の2種類です。

  • リスク分散コース(幅広い資産クラスへ分散投資 / 最低100万円~)
  • 下方リスク抑制コース(損失抑制を重視 / 最低100万円~ / 2024年7月より新規受付停止)

また「定時定額払戻」「プロフィットロック・ロスカット」「資産承継特約」など、ライフプランに合わせた資産管理機能も備えています。

過去5年リターン▲2.3%
*リスク:年率4.0%
*シャープレシオ:▲0.57
過去3年リターン▲3.3%
*リスク:年率4.9%
*シャープレシオ:▲0.68
最低投資金額100万円
年間費用年率1.309%
公式サイトMUFGファンドラップ公式サイト
リターンは費用差引後 / 年間費用は固定報酬制を選択した場合
※2022年末時点

【評判・口コミ】
「担当者が丁寧で安心」「対面相談できるのが良い」「定時定額払戻が便利」など、サポート面は高評価。

一方、「手数料が高すぎる」「リターンが物足りない」「市場平均に勝てない年が多い」とパフォーマンス・コスト面での不満も多数聞かれます。

番外編:ゆうちょ銀行|ゆうちょファンドラップ

引用:ゆうちょ銀行|ゆうちょファンドラップ

ゆうちょファンドラップは、ゆうちょ銀行が大和証券に委託して提供する対面型の投資一任運用サービスです(2022年5月開始)。

投資家の資産状況・投資目的・リスク許容度に基づいて、国内外の株式・債券・REITなどを組み合わせた最適な資産配分をプロが提案・運用します。

運用スタイルは保守的から積極的まで複数用意されており、市場環境に応じたリバランスが自動的に行われます。

過去5年リターンデータなし(開始後間もないため)
過去3年リターンデータなし(開始後間もないため)
最低投資金額300万円
年間費用年率1.54%
公式サイトゆうちょファンドラップ公式サイト

【評判・口コミ】
「ゆうちょ銀行の信頼感がある」「全国の郵便局で相談できる」など、アクセス・サポート面は高評価。

一方「手数料が高め」「リターンが市場平均以下」「まだ新しいので不安」とコスト・実績面で不満の声も聞かれます。

以上、ファンドラップ17社の過去5年の運用実績(リターン)ランキングと、サービス概要の比較を紹介しました。

一見どのファンドラップも似て見えますが、実際には手数料の違いや運用方針によって成果に大きな差が出ることがあります。

また「プロに任せれば安心」と思っていても、思ったほどリターンが伸びないケースも少なくありません。

次章では、利用者の口コミをもとに、ファンドラップのメリットとデメリットをわかりやすく整理していきます。

買ってはいけない!ファンドラップのデメリット(悪い評判)

まずは、ファンドラップの悪い評判や注意点から見ていきましょう。

プロによるおまかせ運用という安心感の裏には、「思ったほど増えない」「手数料が高い」といった課題も少なくありません。

手数料が高くリターンが伸びにくい

ファンドラップの最大のデメリットとして挙げられるのが手数料の高さです。

ファンドラップでは、投資先である投資信託やETFの信託報酬に加え、投資一任手数料がかかります。

トータルの手数料負担は年率1〜2%台になるケースが一般的で、市場平均に近い運用をしても手数料分だけリターンが目減りしてしまいます。

ファンドラップ投資信託
主な手数料(ロボアド)
年0.7~1.1%程度
(対面型)
年0.7〜2.2%程度
(インデックス型)
年0.05~0.5%程度
(アクティブ型)
年0.8% ~ 2.0%
投資管理一任運用自己管理
※般的な水準の目安(商品・契約内容により異なります)

特に対面型のファンドラップは手数料が高くなる傾向があります。

実際、ファンドラップ運用実績ランキングでは、ロボアド型(WealthNavi、ON COMPASSなど)が相対的に高いリターンを示す一方で、対面型ではマイナス運用や年率リターンが2%未満のファンドラップが多数を占めています。

投資の手間が省ける点は魅力ですが、「プロに任せて2%未満のリターン」という結果には物足りなく感じる投資家も多いでしょう。

最低投資額が高く始めにくい

ファンドラップの2つ目のデメリットは、最低投資金額が高いことです。

多くのファンドラップでは、300万円以上のまとまった資金が必要で、野村証券やみずほ証券など、プランによっては1000万円以上を条件とするものもあります。

ロボアドバイザー型のファンドラップ(例:WealthNavi、楽ラップなど)は、1万円程度から手軽に始められますが、運用は自動化された仕組みによって行われるため、証券会社の対面相談のようなきめ細かなサポートは受けにくい傾向があります。

主要な金融機関のファンドラップの最低投資額は以下の通りです。

ファンドラップ名最低投資額
大和証券
ダイワファンドラップ
300万円
三井住友信託銀行
三井住友信託ファンドラップ
500万円
野村證券
野村ファンドラップ
500~1000万円
みずほ証券
Mizuho Fund Wrap
1000万円
SMBC日興証券300万円
ゆうちょ銀行300万円
参考:ファンドラップ(SMAを含む)の費用一覧|金融庁
※データは2022年末時点(エクセルファイル)

本格的なファンドラップサービスを受けるには、一定以上の資産が必要となるため、少額から気軽に始めたい投資初心者にはややハードルが高く、「資産をまとめて預け、長期的に安定運用したい人」向けの仕組みといえます。

運用内容や成果が見えづらい

ファンドラップの悪い評判としてよく挙げられるのが、情報公開の少なさです。

どの投資信託にどれだけ投資しているのか、運用実績や売買の内訳、損益の説明などが詳しく開示されないケースが多く、投資家が成果を判断しにくいのが実情です。

最近では、投資先の投資信託やポートフォリオ、運用実績を公開するファンドラップも増えていますが、全体としては依然として情報量が限られており、透明性は十分とはいえません。

こうしたブラックボックス感が「ファンドラップ=不透明でよくわからない」という評判につながっています。

こうした状況を受け、金融庁も透明性向上を目的にKPI(重要業績評価指標)の開示を求めるガイドラインを策定。
2025年11月時点では、2022年末の運用実績データが最新として金融庁公式サイトで公開されています。

金融庁|国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析

急な相場変動への対応が遅れることがある

ファンドラップは、プロが運用を行うため安心感がある一方で、急な市場変動に即座に対応できない場合があります。

その理由は、運用方針や契約内容によって柔軟な対応が制限されることに加え、ファンドラップが投資信託を通じて運用されているため、そもそもレバレッジやショート(空売り)などの積極的なポジション調整ができない点にもあります。

そのため、市場が急変しても短期的な防御対応やリバランスを短期的に行うのは難しく、市場が暴落する局面では「大きな損失を被った」という声も見られます。

複雑化する市場環境では、変化に即応できる運用力や、市場変動に左右されにくい戦略が高いリターンを生み出します。

市場が不安定な時期に損失を避けたい、あるいは積極的にリターンを狙いたい投資家にとっては、機動的な運用で相場の変動に対応できるヘッジファンドや、安定収益を重視するプライベートデットファンドが有力な選択肢となるでしょう。

ファンドラップを超える柔軟な運用力
富裕層に選ばれる次の一手はこちら!
運用先・商品期待年利特徴
プライベートデットファンド10%以上 安定収益と高リターンを両立
ヘッジファンド10%以上 市場変動に強く安定したリターンを追求

今注目のプライベートデットファンド!
「ハイクアインターナショナル」とは?

【特徴①】年12%の固定配当 (ファンドラップを大きく上回る実績)
【特徴②】
年4回配当で、安定収入を確保
【特徴③】
ベトナム日系企業への事業融資型
特徴④】最低投資額500万円から参加可能
【特徴⑤】運用手数料無料・解約時期自由※

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※運用5年未満での解約は解約手数料あり

インデックスファンドより成績が劣るケースもある

ファンドラップはプロが運用するとはいえ、実際には複数の投資信託を組み合わせて運用しているだけのため、独自の運用戦略による超過リターンを狙う仕組みではありません。

そのうえ、ファンドラップは手数料負担が大きく、市場平均(インデックスファンド)と同等の運用をしてもコスト差で実質利回りが下がるケースが多く見られます。

金融庁データでも、国内主要ファンドラップの平均年利回り(2022年末時点)は、手数料控除後で年2〜3%前後にとどまり、市場平均を上回る水準とはいえません。

こうした背景から、ファンドラップは市場平均を上回る成績を求める投資家には不向きであり、より高いパフォーマンスを目指す場合は、投資信託よりも高度な戦略を駆使して機動的に運用するヘッジファンドなどが現実的な選択肢となります。

実際に好評な点は?ファンドラップのメリット(よい評判)

ファンドラップには「手数料が高い」「増えにくい」といった評判がある一方で、各サービスの利用者の声をもとに見えてきた主なメリットは以下の3点です。

専門家に運用を任せられる (初心者でも安心)

ファンドラップは、金融機関や運用会社の専門家、またはロボアドバイザーに資産運用を一任できる仕組みです。

ファンドラップとは

対面やオンラインで投資家の投資目的やリスク許容度、運用期間などについてヒアリングが行われ、その結果に基づいて専門家やロボアドが最適なポートフォリオを設計し、継続的に運用・管理してくれます。

投資家は、銘柄の調査や分析、売買タイミングの決定、日々の値動き、リバランス等を全て任せられるため、投資初心者や投資に時間を割けない人にメリットがあります。

また、対面でのアドバイス(ロボアドを除く)や定期的な運用報告を通じて、状況を確認しながら安心して資産形成を続けられる点も、ファンドラップが選ばれる理由のひとつです。

ファンドラップの運用フロー
  1. 金融機関での面談・ヒアリング
  2. 投資目標とリスク許容度の決定
  3. 最適な資産配分の提案
  4. 契約締結
  5. 運用開始
  6. 定期的な運用報告と見直し

定期的に資産配分が見直される

ファンドラップでは、市場環境の変化や資産の偏りに応じて、定期的に資産配分(ポートフォリオ)が自動的に見直されます。

この自動リバランスによって、リスクを取りすぎたり特定の資産に偏ったりするのを防ぎ、安定した運用を維持できる点が大きなメリットです。

また、運用会社によっては四半期ごとや半年ごとなど、定期的なモニタリングと報告を行い、長期的な資産形成をサポートしています。

分散投資によりリスクを軽減できる

ファンドラップでは、国内外の株式・債券・REIT(不動産投資信託)・コモディティなど、複数の資産クラスに投資する投資信託(またはETF)を組み合わせて運用します。

異なる値動きをする資産を組み合わせることで、特定の市場や銘柄の下落リスクを抑え、ポートフォリオ全体の安定性を高める効果が期待できます。

このようにリスク分散が自動的に行われるため、投資初心者でも安心して安定的な資産形成を続けられるのがファンドラップの魅力です。

ファンドラップの評判から分かる向いている人・向いていない人

ここまでの内容から、ファンドラップに向いている人・向いていない人は以下の通りです。

【向いている人】
・資産運用・資産管理を全部プロに任せたい
・投資一任に掛かるコスト負担を許容できる人
・プロと相談しながら資産運用を進めたい

【向いていない人】
・自分で投資信託を選び、柔軟に運用したい人
・コストを抑えて効率的に運用したい人
・市場平均またはそれ以上のリターンが欲しい人

ファンドラップは「安心して任せられる運用」を重視する一方で、コストや運用効率の面では必ずしも優位ではありません。

そのため、投資に関する基礎知識を持ち、自分で商品を選べる人であれば、ファンドラップを使わずに自分で投資信託を運用した方が合理的といえます。

また、ファンドラップを利用したいけれど、担当者による対面サポートや、資産管理に関する付帯サービスは不要という方は、より低コストで同様の運用を自動化できるロボアドバイザーの方が合理的な選択肢となるでしょう。

ファンドラップで大損しないための注意点

ファンドラップ(特に対面型)は、コスト負担が重く、運用実績も平均的な水準にとどまるなど、決して万人向けのサービスではありません。

それでも、投資の知識や時間が限られている人、または高額な資産を「運用」だけでなく包括的に管理したい人にとっては、有用な選択肢となる場合があります。

ここでは、ファンドラップで「大損しないためのポイント」を整理し、賢く活用するための注意点を解説します。

  • コストとリターンのバランスを確認する
    リターンが費用(手数料)に見合っているか定期的に確認。成果が伸びない場合は、他サービスへの切り替えも検討しましょう。
  • 短期変動に動じず、長期的な視点を持つ
    ファンドラップは長期的な安定運用を目的としたサービスです。短期的な相場下落で焦って解約すると、タイミング損によってむしろ損失が拡大するケースもあります。
  • 提案や運用内容を自分でも理解して定期的に見直す
    担当者の提案内容が、自分の資産状況や目的に合っているかを必ず確認しましょう。
    運用状況も定期的に確認し、3年以上リターンが低迷している、または明確な改善が見られない場合は、解約や方針変更も検討しましょう。

ファンドラップは「任せて安心」な一方で、確認と見直しを怠ると手数料負けや損失を招くリスクもあります。

「理解・確認・長期視点」を意識して運用を続けることで、安定した成果につなげましょう。

ワンランク上のおまかせ運用ならファンド投資を検討しよう

ファンドラップは、手間をかけずに資産運用を任せられる点が魅力ですが、近年はさらに高いリターンや柔軟な戦略を求めて、ファンド投資を検討する投資家も増えています。

同じ「おまかせ運用」でも、運用手法や目標リターンには大きな違いがあります。

ファンド投資にはさまざまな種類がありますが、ここでは特にファンドラップとの違いが明確で、より高いリターンを狙える代表的な手法として、「プライベートデットファンド」と「ヘッジファンド」の2つを紹介します。

運用先・商品期待年利特徴
ファンドラップ年率-1〜6%前後※投資信託やETFを組み合わせて運用。
安定志向の分散投資でプロに任せられるが、コストが高くリターンはやや控えめ。
プライベートデットファンド年率10%以上安定収益と高リターンを両立。市場の値動きに左右されにくい戦略。
ヘッジファンド年率10%以上市場環境に応じて柔軟に戦略を変更。上昇・下落局面どちらでもリターンを狙う高度な運用。
金融庁22年末時点の資料に記載の
費用控除前パフォーマンスより

まずは、近年注目を集めているプライベートデットファンドから見ていきましょう。

ファンドラップより高リターンな投資先①プライベートデット

プライベートデットは、非上場企業などへの事業融資を通じて利息収入を得る仕組みで、株式やREITのように市場価格の変動を受けにくい安定運用が特徴です。

プライベートデットとは

インフレや景気変動の影響を抑えながら、比較的高いリターンを狙える点から人気が拡大しています。

ここでは、年利12%の固定配当を実現し、手数料なしで始められる注目のプライベートデットファンド「ハイクアインターナショナル」を紹介します。

ハイクアインターナショナル

運用会社合同会社
ハイクア・インターナショナル
設立2023年
本社所在地日本(大阪)
主な投資対象SAKUKO VIETNAM
(ベトナム企業)
主な投資戦略事業融資
年間期待利回り年利12%
最低投資金額500万円
運用の相談資料請求・面談
公式サイトハイクア・インターナショナル

ハイクアインターナショナルは、年間12%(固定)の配当を実現している注目のプライベートデットファンドです。

関連会社のサクコベトナムへの事業融資を通じて、安定した収益を生み出しています。

なお、SAKUKOは大阪からベトナムに進出した企業で、日本製品販売店やスイーツ店、ホテルを多数展開しており、会長はハイクア社の代表でもある梁秀徹氏。

ハイクア・インターナショナルのおすすめポイント
  • 年利12%固定の高利回り:市場変動に左右されない安定収益
  • 株価変動リスクがない:事業融資型なので株式市場の影響を受けない
  • 定期的なキャッシュフロー:3ヶ月ごとに3%ずつ、年4回の分配金
  • 高い透明性と信頼性:投資先の事業内容が明確で追跡可能
  • 成長市場での運用: ベトナムは年間5~6%の経済成長を継続中
  • 最低投資額500万円から:他のプライベートデットファンドより参入しやすい

例えば、年利12%で500万円を投資した場合のイメージを見てみましょう。

年数利益額
(累計)
総資産額増加額
1年後60万円560万円+60万円
2年後127万円627万円+127万円
3年後202万円702万円+202万円
4年後286万円786万円+286万円
5年後381万円881万円+381万円
6年後486万円986万円+486万円
7年後605万円1105万円+605万円
8年後737万円1237万円+737万円
9年後886万円1386万円+886万円
10年後1052万円1552万円+1052万円
※複利で再投資した場合(税引前)

10年間運用すると、元本500万円が1552万円に成長し、利益は1052万円(税引前)となります。実質利回りは年12%です。

なお、配当は3ヶ月ごとに3%ずつ、年4回受け取ることも可能です(例:500万円投資なら年間60万円の配当収入)。株式投資のように「いつ売るか」を考える必要がなく、定期的に振り込まれる配当を受け取るか、再投資で資産を増やすか選べるというシンプルさも魅力です。

企業が売上を出せば利息が得られるため、リターンまでの過程が直接的でわかりやすいのが特徴です。

投資を始めるまでの流れも明確で、初めての方でも安心して進められます。

投資を始めるまでの流れ
  • 資料請求公式サイトから無料で詳細資料を入手
  • 無料面談:オンラインまたは対面で投資内容を確認(代表者が直接説明)
  • 契約手続き:納得したら投資契約を締結
  • 運用開始:3ヶ月ごとに配当を受け取り、定期的に事業報告会にも参加可能

代表者が情報開示に積極的で、出資前の無料面談や出資後の事業報告会など透明性が高いのも安心材料です。

市場の大きな波に左右されず、ベトナムの堅調な経済成長を背景に年利12%固定という高い安定性を誇るハイクア・インターナショナルは、安全性と収益性を両立させたい投資家におすすめです。

まずは無料の資料請求で詳細な投資条件をご確認ください。年利12%の安定した固定リターンを実現する投資モデルの仕組みを詳しく知ることができます。

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ハイクア・インターナショナルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

プライベートデットファンドについて詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

ファンドラップより高リターンな投資先②ヘッジファンド

次に、ヘッジファンドとは、投資家から集めた資金をもとに国内外の金融市場へ投資し、運用で得た利益を投資家に還元する仕組みの運用方法です。

ヘッジファンドとは

相場の上昇・下落を問わず利益を狙える柔軟な戦略が特徴で、株式や債券、不動産、為替に加え、デリバティブ(先物・オプション)や未公開株・事業ファンドなど、多様な資産や戦略を組み合わせて分散投資を行います。

近年では、年率10~15%超のリターンを目指すヘッジファンドも登場しており、安定運用の次のステップとして注目を集めています。

ここでは、高いリターンと運用力で急成長を遂げている注目のヘッジファンド2社をご紹介します。

アクション合同会社

ヘッジファンド「action」のHPトップ
運用会社Action合同会社
設立2023年
本社所在地日本(東京)
主な投資対象日本株・事業投資・Web3事業・ファクタリングなど
主な投資戦略・株式の成長投資戦略
・エンゲージメント、アクティビスト投資戦略
・ポートフォリオ投資戦略
利回り25.07%(2024年度実績)
最低投資金額500万円
運用の相談面談
公式サイトアクション

2023年に設立されたアクションは、元トレイダーズホールディングス取締役の古橋弘光氏が代表を務めるヘッジファンドです。

金融業界で30年以上の経験を持つ古橋氏が、バリュー株投資や事業投資、ファクタリング、Web3事業など幅広い分野で運用を行っています

アクションのおすすめポイント
  • 圧倒的な運用実績:2024年度は年利25.07%を達成
  • 金融業界経験30年以上:実力ある運用チームによる安心感
  • 多角的な投資でリスク分散:株式、事業投資、ファクタリング、Web3事業など
  • 高い透明性:役員陣や実績を公式サイトで公開、毎月運用レポートを発行
  • 最低投資額500万円から:ヘッジファンドとしては参入しやすい

例えば、年利25%で500万円を投資した場合のイメージを見てみましょう。

年数利益額
(累計)
総資産額増加額
1年後125万円625万円+125万円
2年後281万円781万円+281万円
3年後477万円977万円+477万円
4年後721万円1221万円+721万円
5年後1026万円1526万円+1026万円
※複利で再投資した場合(税引前)
※2024年度実績(25.07%)をもとに算出

2024年度の実績(年利25.07%)で運用した場合、5年間で元本500万円が1526万円に成長し、利益は1026万円(税引前)となります。

バリュー株投資に加え、事業融資、Web3、ファクタリングなど多様な投資戦略を採用しているため、一つの市場に依存しないリスク分散が効いた運用が特徴です。

毎月運用レポートが発行されるため、資産がどのように増えているか定期的に確認できる点も安心材料です。

投資を始めるまでの流れも明確で、初めての方でも安心して進められます。

投資を始めるまでの流れ
  • 無料面談申込
    公式サイトから面談を申し込み
  • 面談実施
    オンラインまたは対面で投資内容や運用戦略を確認
  • 契約手続き
    納得したら投資契約を締結
  • 運用開始
    毎月運用レポートを受け取り、資産状況を定期的に確認

なお、出資した資金は1年間のロックアップ期間があるため、余剰資金での投資が推奨されます。

多角的な投資戦略でリスクを分散しながら高いリターンを狙うアクション合同会社は、積極的に資産を増やしたい投資家におすすめです。

まずは無料面談で詳しい運用戦略や実績をご確認ください。

アクション合同会社について詳しくは下記の記事も参考にしてください。

GFマネジメント

GFマネジメントのHPトップ画
運用会社GF Management合同会社
設立2023年
本社所在地日本(東京)
主な投資対象日本大型株(J-Prime戦略)
主な投資戦略企業の本質的価値を見極める長期投資
利回り過去平均29%
※設立前のファンドマネージャーの運用成績
最低投資金額1000万円(500万円~相談可)
運用の相談資料請求・面談
公式サイトGFマネジメント合同会社

GFマネジメントは、日本株を中心に高いリターンを実現している国内ヘッジファンドです。

運用の舵を取るファンドマネージャーは、過去5年間で年平均29%の成長を実現し、累計で277%を超えるリターンを上げています。

GFマネジメントのおすすめポイント
  • 圧倒的な運用実績
    過去5年間で年平均29%、累計277%のリターン
  • 本質的価値に基づく投資
    J-Prime戦略で企業の成長性・競合優位性を見極め
  • 日本の大型株に特化
    20〜30銘柄を厳選した集中投資
  • 長期投資で実績
    一時的な下落を経ても5年でプラス277%
  • 毎月レポート発行
    運用状況を定期的に確認できる透明性
  • 500万円から相談可
    最低投資額1000万円だが、500万円から相談可能

同社の採用する「J-Prime戦略」では、「ビジネスの収益力と成長性」「競合優位性」「市場の成長性」など企業の本質的な価値を見極める長期投資を軸とし、日本の大型株や指数連動型ETFなどから20〜30銘柄程度を厳選して投資を行います。

例えば、年利29%で500万円を投資した場合のイメージを見てみましょう。

年数利益額
(累計)
総資産額増加額
1年後145万円645万円+145万円
2年後332万円832万円+332万円
3年後573万円1073万円+573万円
4年後884万円1384万円+884万円
5年後1285万円1785万円+1285万円
※複利で再投資した場合(税引前)
※過去実績(年平均29%)をもとに算出

過去実績(年平均29%)で運用した場合、5年間で元本500万円が1785万円に成長し、利益は1285万円(税引前)となります。

運用期間中には一時的にマイナスとなる年もあり、直近5年間では2度の下落局面を経験しているものの、トータルでは累計+277%という優れた実績を残しており、長期投資先としての信頼性の高さがうかがえます。

企業の持続的な成長性や市場拡大の波を見極めながら、企業価値の向上に伴うリターンの最大化を目指す戦略です。毎月運用レポートが発行されるため、投資家は運用状況を定期的に確認することができます。

投資を始めるまでの流れも明確で、初めての方でも安心して進められます。

投資を始めるまでの流れ
  • お問い合わせ
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    毎月運用レポートを受け取り、資産状況を定期的に確認

最低投資額は1000万円が基本ですが、500万円からの投資も相談可能です。まずは気軽に問い合わせてみることをおすすめします。

日本株の本質的価値に着目した長期投資戦略で安定した高リターンを狙うGFマネジメントは、じっくり資産を育てたい長期投資家におすすめです。

まずは無料の個別面談を通じて、自分の投資方針と合致するかを確かめてみましょう。

GFマネジメントについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

「手間をかけずに運用したい」という点では同じでも、ファンドラップとヘッジファンドでは戦略もリターンも大きく異なります。目的に応じて最適な手段を選びましょう。

ファンドラップに関するよくある質問(FAQ)

では、最後にファンドラップに関してよくある質問と回答を紹介します。

ファンドラップの始め方と解約方法は?

銀行や証券会社などの取扱機関で口座を開設し、資産状況やリスク許容度のヒアリングを受けたうえで、提案された運用方針に同意すればスタートできます。

解約は、窓口やオンライン上で手続き可能ですが、手続きから資金の払い戻しまで数日〜1週間程度かかる点に注意が必要です。また、解約時の評価損や信託財産留保額などの費用が発生する場合もあります。

なお、ロボアドバイザー型サービスは、口座開設から運用・解約までがすべてオンラインで完結し、手続きもシンプルです。

ファンドラップにNISAは利用できる?

ファンドラップはNISA(少額投資非課税制度)の対象外です。

ただし、ファンドラップで運用される投資信託の中には、NISAに対応しているものもあり、それらを活用するロボアドバイザーなど一部のファンドラップ型サービスでは、NISAを利用できる場合があります。

ファンドラップの評判がひどい理由は?

主な理由は手数料の高さとリターンの低さです。

市場平均を下回る成績が多く「手数料に見合わない」と感じる投資家が少なくありません。

金融庁のファンドラップランキングとは何ですか?

金融庁が委託して公表する「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)」のファンドラップ関連データのことです。

各社の運用成績や手数料水準を比較できる公的資料で、ファンドラップの透明性向上を目的に作成されています。

儲かった実績でファンドラップを選ぶならどこがいい?

実績重視なら、手数料控除後リターンが最も高い「WealthNavi(過去5年6.70%)」がおすすめです。

次いでON COMPASS(4.50%)、THEO(3.70%)と、ロボアド型が上位を独占しています。

ファンドラップの評判【まとめ】

ファンドラップには「手数料が高い」「増えにくい」といった評判がある一方で、資産運用を専門家に任せたい人や、時間をかけずに長期安定運用を目指す人には適したサービスです。

ファンドラップを利用する際は、手数料とリターンのバランスを理解し、自身の運用目的に合わせてプランを選ぶことが大切です。長期視点で利用すれば、分散効果による安定的な成果が期待できます。

(おさらい) ファンドラップの運用実績比較ランキング

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商品名過去5年
リターン
過去3年
リターン
年間コスト最低投資額
1位WealthNavi (コース番号:3)
ウェルスナビ
※ロボアドバイザー
6.70%8.50%1.1%1万円
2位ON COMPASS (Eコース)
マネックス証券
※ロボアドバイザー
4.50%6.00%0.9775%1000円
3位THEO (コース番号:115)
おかねのデザイン
※ロボアドバイザー
3.70%4.80%1.1%10万円
4位東海東京ファンドラップ
東海東京証券
2.80%3.90%1.65%300万円
5位楽ラップ(やや積極型)
楽天証券
※ロボアドバイザー
2.80%2.80%0.715%1万円
6位ダイワファンドラップ
大和証券
1.80%2.40%1.54%300万円
7位三井住友信託ファンドラップ
三井住友信託銀行
1.60%2.10%1.1~1.54%500万円
8位いちよしファンドラップ
ドリーム・コレクション
いちよし証券
1.50%2.10%1.408%300万円
9位水戸ファンドラップ
水戸証券
1.20%2.50%2.2%300万円
10位日興ファンドラップ エドモンドロスチャイルド
SMBC日興証券 ×
エドモンド・ロスチャイルド・アセットマネジメント
1.10%2.30%1.32%300万円
11位アイザワファンドラップ
アイザワ証券
1.10%1.40%1.65%300万円
12位SMBCファンドラップ
三井住友銀行
1.00%1.70%1.485%300万円
13位野村ファンドラップ
野村証券
0.90%1.10%1.1605%500~1000万円
14位Mizuho Fund Wrap
みずほ証券
0.90%0.60%1.33%1000万円
15位ウエルス・スクエア ファンドラップ
ウエルス・スクエア
0.50%0.40%0.66~1.32%300~1000万円
16位りそなファンドラップ
りそな銀行
▲0.9%▲2.2%1.1385%300~500万円
17位MUFGファンドラップ
三菱UFJ信託銀行
▲2.3%▲3.3%1.309%100万円
番外編ゆうちょファンドラップ
ゆうちょ銀行
1.54%300万円
参考:金融庁|2022年末(4)ファンドラップ関連
(エクセルファイル)※データは2022年末時点

また、自分で投資を管理したい人やコストを抑えたい人には、ファンドラップよりも低コストのバランス型投資信託を自分で選んで運用する方法もおすすめです。

少額からでも複数資産に分散投資でき、仕組みとしてはファンドラップと近い部分もあります。

一方で、より高いリターンや市場環境に左右されにくい安定運用を求める人には、プロの裁量で柔軟に戦略をとるヘッジファンドやプライベートファンドといった上位運用サービスが適しています。

ファンドラップよりも自由度の高い運用で、資産成長の可能性をさらに広げられるでしょう。

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

以下は500万円〜投資可能な日本国内のおすすめヘッジファンド。

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年利安定性・信頼性最低投資額資料請求投資手法・対象
ハイクアInt'l12%(固定)運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
500万可能新興国企業融資
アクション2023年設立500万不可・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
おすすめヘッジファンド

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)

それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

ハイクアインターナショナル
  • 固定年利12%
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アクション
  • 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
  • 2023年は50.68%の実績
  • 株や債券に留まらないポートフォリオ戦略

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この記事を書いた人

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