米国債券ETFおすすめ利回りランキング!米国上場と東証上場の違いやメリット・デメリットなど解説

米国債券ETFのおすすめランキングが知りたい

米国債券ETFは、利回りと安全性のバランスに優れ、投資家から高い人気を集めている資産運用先です

しかし「米国債券ETF」と一口に言っても種類は多岐にわたり、これらは特徴もリスクも大きく異なるため、どの銘柄を選ぶべきか迷う投資家も少なくありません。

そこで本記事では最新の情報に基づき、米国上場と東証上場に分けて米国債券ETFのおすすめ利回りランキングをご紹介します。

また、米国上場と東証上場の違いや米国債券ETFを含む外国債券ETFの仕組み、メリット・デメリットなど網羅的に解説していますので、ぜひ最後までご参照ください。

米国債券ETFの分配金利回りは3%~7%程度です。

「米国債券ETFの利回りでは物足りない」という方向けに、検討価値のあるオルタナティブ投資3選の章では12%~29%の高い利回りを期待できる投資先をご紹介しています。

是非あわせてご参考ください。

目次

【米国上場】米国債券ETFおすすめ利回りランキングTOP30

ではまずは、NYSE Arca(ニューヨーク証券取引所)やNASDAQ(ナスダック)といった米国の証券取引所に上場している米国債券ETFの銘柄を利回り順にランキング形式でご紹介します。

2025年10月時点のデータをもとに、4.36%~7.34%の30銘柄を厳選しました。

なお、次の章では東証上場の米国債券ETFおすすめ利回りラキングをご紹介しています。

また米国上場の米国債券ETFと東証上場の米国債券ETFの違いについてはこちらで解説しています。

順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
1SPDR ブラックストーン/GSOシニアローンETF(SRLN)7.34%
2SPDRポートフォリオ・ハイ・イールド債ETF(SPHY)7.3%
3インベスコ シニア ローンETF(BKLN)7.19%
4SPDR ブルームバーグ・バークレイズ短期ハイ・イールド債券ETF(SJNK)6.91%
5ファースト・トラスト・戦略的ハイイールドETF(HYLS)6.89%
6SPDR バークレイズ・ハイ・イールド債券 ETF(JNK)6.66%
7SPDR ICE 優先証券ETF(PSK)6.59%
8iシェアーズ 米国優先株式 ETF(PFF)6.54%
9First Trust シニア・ローン・ファンド(FTSL)6.43%
10グローバルX 米国優先証券 ETF(PFFD)6.22%
順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
11iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(HYG)5.69%
12ウィズダムツリー米国ハイイールド社債ファンド(金利ヘッジ型)(HYZD)5.65%
13First Trust プリファード・セキュリティーズ・アンド・インカム・ETF(FPE)5.57%
14バンガード・米国短期インフレ連動債ETF(VTIP)5.17%
15バンガード・米国長期社債ETF(VCLT)5.11%
16SPDR ポートフォリオ米国長期社債ETF(SPLB)5.03%
17SPDR ダブルライン・トータル・リターン・タクティカルETF(TOTL)4.89%
18SPDR ブルームバーグ投資適格変動金利ETF(FLRN)4.83%
19iシェアーズ 米ドル建て中期社債 ETF(IGIB)4.73%
20iシェアーズブロード米ドル建投資適格社債 ETF(USIG)4.69%
順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
21バンガード・米国中期社債ETF(VCIT)4.65%
22バンガード・超長期米国債ETF(EDV)4.6%
23ファースト・トラスト・リミテッド・デュレーション・
インベストメント・グレード・コーポレートETF(FSIG)
4.52%
24iシェアーズ 米ドル建て短期社債 ETF(IGSB)4.5%
25SPDR ポートフォリオ米国短期社債ETF(SPSB)4.49%
26バンガード・米国長期債券ETF(BLV)4.46%
27JPモルガン・ウルトラショート・インカムETF(JPST)4.45%
28First Trust Smith オポチュニスティック債券ETF(FIXD)4.44%
29SPDR ポートフォリオ米国中期社債ETF(SPIB)4.39%
30iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF(LQD)4.36%
順位銘柄名(コード)直近
分配金利回り

おすすめランキングの選定基準は以下の通りです。

選定基準
  • 2025年10月時点で直近分配金利回りが高い順
  • 投資先がアメリカ
  • 主に国債、社債など債券に投資する銘柄
  • 銘柄参考:ETF検索|楽天証券
  • 直近分配金利回り参考:Bloomberg

1位のSPDRブラックストーン/GSOシニアローンETF(SRLN)は直近の分配金利回り7.34%と、非常に高いです。

30位のiシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF(LQD)でも4.36%、低リスクの短期社債ETFでも4.4~4.5%となっており、米国債券ETFは日本の銀行預金と比較して魅力的な利回りを提供しています。

参考:日本の銀行預金
普通預金定期預金
メガバンク0.2%0.275%
ネット銀行0.2~0.3%程度
※条件付きで最大0.6%程度
0.85〜1.0%
※条件付き

条件付きとは主に以下を指します

  • 新規口座開設者限定
  • 預入金額の上限設定(例:1,000万円まで)
  • 証券口座との連携
  • 給与・年金の受取口座指定 など

ただし、米国債券ETFの魅力である「高い分配金利回り」の裏には、「高いリスク」も潜んでいます。

利回りが高いからとその銘柄に飛びつく前に、「なぜ高い分配金利回りを実現できているのか」「どのようなリスクを伴うのか」をチェックすることが大切です。

ここでは、米国上場の上記ランキングにランクインした銘柄の特徴を、リスク・リターン別に整理してご説明します。

高リスク・高リターン(利回り6.5%超)
シニアローンETF(3銘柄)

【銘柄】

  • 1位:SPDR ブラックストーン/GSOシニアローンETF(7.34%)
  • 3位:インベスコ シニア ローンETF(7.19%)
  • 9位:First Trust シニア・ローン・ファンド(6.43%)

【特徴】

  • 投資適格未満(BB格以下)の企業向けローンに投資しているため信用リスクが高め
  • 企業が破綻した場合、貸出元本の一部または全部を失う可能性がある
  • 変動金利型のため金利上昇局面でも利回りが下がりにくい
  • 企業が破綻した場合、社債や株式より優先的に返済を受けられる
  • 担保が設定されているため、ハイイールド債より安全性が高い
  • 金利の変動を受けにくく、価格は安定している
  • 経費率は0.65~0.70%とやや高め
ハイイールド社債ETF(6銘柄)

【銘柄】

  • 2位:SPDRポートフォリオ・ハイ・イールド債ETF(7.30%)
  • 4位:SPDR ブルームバーグ・バークレイズ短期ハイ・イールド債券ETF(6.91%)
  • 5位:ファースト・トラスト・戦略的ハイイールドETF(6.89%)
  • 6位:SPDR バークレイズ・ハイ・イールド債券 ETF(6.66%)
  • 11位:iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(5.69%)
  • 12位:ウィズダムツリー米国ハイイールド社債ファンド(金利ヘッジ型)(5.65%)

【特徴】

  • 投資適格未満(BB格以下)の財務状態がやや不安定な企業が発行する社債に投資
  • 企業が破綻した場合、元本を失うリスクがある(担保なし)
  • 景気悪化で価格が大きく下落する
  • シニアローンより弁済順位は低いが、流動性は高い
  • 経費率は0.40~0.60%程度
優先証券ETF(4銘柄)

【銘柄】

  • 7位:SPDR ICE 優先証券ETF(6.59%)
  • 8位:iシェアーズ 米国優先株式 ETF(6.54%)
  • 10位:グローバルX 米国優先証券ETF(6.22%)
  • 13位:First Trust プリファード・セキュリティーズ・アンド・インカム・ETF(5.57%)

【特徴】

  • 金融機関発行の優先株式や劣後債などに投資するETF
  • 金融危機時には大きく価格が下落するリスク
  • 普通株より配当優先権があり、普通株より高い利回りが設定されている
  • 企業が破綻した場合、社債より後、普通株式より先に返済を受けられる立場
  • 多くは固定配当率のため、金利上昇局面で価格が下落する傾向にある
  • 株式扱いのため配当課税
  • 経費率は0.45%〜0.50%程度
中リスク・中リターン(利回り4.5~5.5%)
投資適格社債ETF(12銘柄)
超長期米国債ETF

【銘柄】

  • 22位:バンガード・超長期米国債ETF(4.6%)

【特徴】

  • 残存期間が20~30年超の米国政府発行の国債
  • 信用リスクはほぼゼロ(米国政府の信用力)
  • 金利変動リスクが極めて高く、金利が1%上昇すると20%以上価格が下落することもある
  • 金利低下局面では大きな値上がり益が期待できるが、金利上昇局面では大きな損失の可能性
  • 経費率は0.05%程度と低コスト
長期社債ETF

【銘柄】

  • 15位:バンガード・米国長期社債ETF(5.11%)
  • 16位:SPDR ポートフォリオ米国長期社債ETF(5.03%)
  • 26位:バンガード・米国長期債券ETF(4.46%)

【特徴】

  • 残存期間が10年以上の投資適格格付け(BBB-以上)の企業が発行する長期社債
  • 金利変動リスクが最も高い(金利上昇で価格下落・金利低下で価格上昇)
  • 投資適格企業の社債が中心で信用リスクは比較的低いが、企業破綻時には元本を失う可能性
  • 経費率は0.03~0.10%程度と低コスト
中期社債ETF

【銘柄】

  • 19位:iシェアーズ 米ドル建て中期社債 ETF(4.73%)
  • 21位:バンガード・米国中期社債ETF(4.65%)
  • 23位:ファースト・トラスト・リミテッド・デュレーション・インベストメント・グレード・コーポレートETF(4.52%)
  • 29位:SPDR ポートフォリオ米国中期社債ETF(4.39%)

【特徴】

  • 残存期間が3~10年程度の投資適格企業が発行する中期社債
  • 利回りは短期債より高く、長期債より低い
  • 長期債ほど金利変動の影響を受けず、短期債より利回りが高い、バランス型
  • 経費率は0.03~0.10%程度と低コスト
総合型・戦略型ETF

【銘柄】

  • 17位:SPDR ダブルライン・トータル・リターン・タクティカルETF(4.89%)
  • 20位:iシェアーズブロード米ドル建投資適格社債 ETF(4.69%)
  • 28位:First Trust Smith オポチュニスティック債券ETF(4.44%)
  • 30位:iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF(4.36%)

【特徴】

  • 複数の債券タイプや期間を組み合わせたETF、または特定の戦略を採用したETF
  • 1つのETFで様々な債券に分散投資
  • ファンドの運用方針により、リスクとリターンの水準は大きく異なる
  • 経費率は0.30~0.80%程度と高め
低リスク・低リターン(利回り4~5%程度)
変動金利型ETF(1銘柄)

【銘柄】

  • 18位:SPDR ブルームバーグ投資適格変動金利ETF(4.83%)

【特徴】

  • 金利が定期的に見直される変動金利型の投資適格社債に投資
  • 価格は非常に安定しているが、企業の信用悪化で損失が発生する可能性はある
  • 金利上昇局面では配当利回りも上昇する
  • 金利の変動を受けにくく、実質的に最も価格変動リスクが低い債券ETFの一つ
  • 経費率は0.15%程度
超短期・短期債ETF(3銘柄)

【銘柄】

  • 24位:iシェアーズ 米ドル建て短期社債 ETF(4.5%)
  • 25位:SPDR ポートフォリオ米国短期社債ETF(4.49%)
  • 27位:JPモルガン・ウルトラショート・インカムETF(4.45%)

【特徴】

  • 残存期間が1~3年程度の投資適格企業が発行する短期社債
  • 信用リスクは比較的低いが、企業破綻時には元本を失う可能性はある
  • 利回りは長期・中期社債より低く、銀行預金より高い
  • 残存期間が短いため、金利が上昇しても価格下落は限定的
  • 経費率は0.03~0.10%程度と低コスト
インフレ連動債ETF(1銘柄)

【銘柄】

  • 14位:バンガード・米国短期インフレ連動債ETF(5.17%)

【特徴】

  • 物価上昇(インフレ)に連動して元本や利息が調整される短期の米国物価連動国債(* TIPS)に投資
  • 物価が上昇すると元本が増額し利息も増えるためインフレヘッジ効果あり(物価下落では元本が減額)
  • 信用リスクは極めて低い
  • インフレには強いが、金利上昇局面では価格が下落する
  • 経費率は0.03~0.20%程度

総じて、米国債券ETFは「高利回りを追求するか、安定性を優先するか」という二極化が明確になっています。

米国債券ETFを選ぶ際には、利回り水準だけでなく、信用リスクや市場環境に対する耐性も踏まえて、自身の目的に沿った商品を選択することが重要です。

整理
  • 高い利回りを追求したい!:
    ランキング上位(高リスク・高リターン)の銘柄
  • 安定性を優先したい!:
    ランキング中位~下位(中リスク・中リターン)の銘柄
  • 利回りと安定性を両立したい!:
    ランキング中位~下位(低リスク・低リターン)の銘柄

ただし、米国債券ETFでは高いリスクを取ったとしても最大で7%程度、安定性を優先してしまうと4%程度の利回りしか期待できません

そのため、「ある程度の安定性を確保しつつ、もう少し高い利回りも狙いたい」と考える投資家は、米国債券ETFよりも高配当収入が狙えて配当原資も安定しているプライベートデットも検討する価値があるでしょう。

特に年間合計12%(固定)を実現するハイクアインターナショナルなら、投資家から集めた資金をもとにベトナムの関連企業へ事業融資を行い、企業から支払われる貸付金利子を投資家に配当金として還元する仕組みを採用。

配当原資が明確で高い利回りを受け取れるため、「安定性と高利回り」を両立できる運用先として注目されています。

年利7%の米国債券ETFとハイクアインターナショナルの投資効果を比較すると、500万円を10年間運用した場合は以下の通りです。

  • 米国債券ETF(年利7%):
    10年後…約984万円(+484万円)
  • ハイクアインターナショナル(年利12%):
    10年後…約1,553万円(+1,053万円)
  • 10年後の収益差:569万円

米国債券ETFの分配金利回りは魅力的だけど、隠れたリスクが不安
安定性を優先した結果、思ったより高い分配金利回は期待できなかった

という方は、ハイクアインターナショナルでの投資も検討価値があるでしょう。

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【東証上場】米国債券ETFおすすめ利回りランキングTOP30(先進国・新興国債券ETFランキングも)

では次に、日本の東京証券取引所に上場している米国債券ETFを、利回り順にランキング形式でご紹介します。

東証上場の債券ETF銘柄は、為替ヘッジの選択肢がある・日本の取引時間で売買できるといったようなメリットがあります。

米国上場の米国債券ETFと東証上場の米国債券ETFの違いについてはこちらでより詳しく解説します。

【東証上場】外国債券ETFおすすめ利回りランキング

本記事は米国債券ETFの紹介がメインですが、投資先の地域分散という観点から、先進国債券ETFと新興国債券ETFのおすすめ利回りランキングも合わせてご紹介します。

米国債券ETFおすすめ利回りランキングTOP30

まずは、東証に上場する米国債券ETFの利回りランキングTOP30です。

順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
1iシェアーズ 米国債25年超 ロングデュレーション ETF
(為替ヘッジあり)(238A)
7.34%
2iシェアーズ 米国債25年超 ロングデュレーション ETF(237A)7.3%
3NZAM 上場投信 米国国債7-10年(為替ヘッジあり)(2090)7.19%
4iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(2258)6.91%
5iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)(1497)6.89%
6上場Tracers 米国債0-2年ラダー(為替ヘッジなし)(2093)6.66%
7上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジなし)(1486)6.59%
8iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)(1496)6.54%
9グローバルX 超短期米国債 ETF(133A)6.43%
10iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)(2621)6.22%
順位銘柄名(コード)直近
分配金利回り
11iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)(1482)5.69%
12グローバルX 超長期米国債 ETF(為替ヘッジあり)(179A)5.65%
13iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(2257)5.57%
14上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジあり)(1487)5.17%
15グローバルX 超長期米国債 ETF(180A)5.11%
16NEXT FUNDSブルームバーグ米国投資適格社債(1-10年)
インデックス(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2554)
5.03%
17NEXT FUNDSブルームバーグ米国国債(7-10年)
インデックス(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2648)
4.89%
18iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(1656)4.83%
19iFreeETF 米国国債7-10年(為替ヘッジなし)(2015)4.73%
20iシェアーズ 米国債20年超 ETF(2255)4.69%
順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
21iシェアーズ 米国総合債券 ETF(2256)4.65%
22MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり)(2839)4.6%
23iFreeETF 米国国債7-10年(為替ヘッジあり)(2016)4.52%
24iシェアーズ 米国債3-7年 ETF(為替ヘッジあり)(2856)4.5%
25NEXT FUNDSルームバーグ米国国債(7-10年)
インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2647)
4.49%
26MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジなし)(2838)4.46%
27iシェアーズ 米国債1-3年 ETF(2620)4.45%
28MAXIS米国国債20年超上場投信(為替ヘッジあり)(183A)4.44%
29MAXIS米国国債20年超上場投信(為替ヘッジなし)(182A)4.39%
30MAXIS米国国債1-3年上場投信(為替ヘッジなし)(181A)4.36%
順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
選定基準
  • 2025年10月時点で直近分配金利回りが高い順
  • 東証に上場する銘柄
  • 投資先がアメリカ
  • 主に国債、社債など債券に投資する銘柄

東証上場の米国債券ETFは主に米国国債に投資する銘柄となりますが、中には米国社債に投資をする銘柄も含まれています。

基本的には米国国債に投資をする銘柄となるため、【米国上場】米国債券ETFおすすめ利回りランキングTOP30でご紹介した銘柄と比べると相対的に低リスクな銘柄が多いです。

一方で、分配金利回りは3%程度~8%程度と、米国上場の米国債券ETFと大きな差は見えないように見えますね。

米国上場より低いリスクで、利回りに大差無いなら東証上場の米国債券ETFに投資をすれば良いのでは?

と思った方もいるかもしれませんが、これには注意が必要です。

ランキング上位の銘柄(【1位】238A:8.61%、【2位】237A:8.51%)は、いずれも「米国債25年超」という超長期債券です。

超長期債券は満期までの期間が非常に長いため利回りが高く設定されていますが、その分金利変動リスクも極めて高いという特徴があります。

金利が上昇すると、債券価格が大きく下落する可能性があるということ。

金利と利子・債券価格の関係

そうすると、高い分配金利回りによってインカムゲインを得られたとしても、債券価格の下落によるキャピタルロス(購入したときよりも安い価格で売却した際に発生する損失のこと)が大きければ、売却時のトータルリターンとしてはマイナスになってしまう可能性もあるのです。

つまり、表示されている分配金利回りが高くても、東証上場の銘柄だからといって「低リスク・高リターン」となるわけでなく、「高リスク・高リターン」であることを理解する必要があります。

そして、東証上場の米国債券ETFは「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の選択が可能です。

  • 為替ヘッジなし:
    円安で利益、円高で損失
  • 為替ヘッジあり:
    為替変動の影響を抑えるが、ヘッジコストがかかる

現在は日米金利差が大きいため、為替ヘッジコストが高くなっています。

同じ投資対象でも、為替ヘッジありの方が実質的な利回りは低くなる傾向があるのです。

高利回りは期待したいけど高いリスクは負いたくない
思ったより高い利回りが期待できなかった

そんな方は、おすすめ高利回り投資先3選で紹介している年利12%~29%の実績を持つ投資先も検討する価値があるでしょう。

先進国債券ETFおすすめ利回りランキングTOP18

次に、東証に上場する先進国債券ETFの利回りランキングTOP18です。

順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
1iシェアーズ ユーロ建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)(2623)4.97%
2上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジなし)(2844)4.45%
3NZAM 上場投信 ドイツ国債7-10年(為替ヘッジあり)(2091)3.21%
4上場インデックスファンドフランス国債(為替ヘッジなし)(2861)3.07%
5NEXT FUNDSブルームバーグ・フランス国債(7-10年)
インデックス(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2246)
2.96%
6上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり)(2843)2.86%
7iシェアーズ フランス国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)(2259)2.69%
8iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 ETF
(除く日本・為替ヘッジあり)(2853)
2.61%
9NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス
(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信(2511)
2.57%
10上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型(1677)2.54%
順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
11NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス
(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信(2512)
2.42%
12上場インデックスファンドフランス国債(為替ヘッジあり)(2862)2.41%
13iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)(2857)2.4%
14NEXT FUNDSブルームバーグ・ドイツ国債(7-10年)
インデックス(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2245)
2.19%
15NZAM 上場投信 フランス国債7-10年(為替ヘッジあり)(2092)1.83%
16iシェアーズ 日本国債7-10年 ETF(236A)1.18%
17iシェアーズ・コア 日本国債 ETF(2561)1.06%
18NEXT FUNDS国内債券・NOMURA – BPI総合連動型上場投信(2510)0.81%
順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
選定基準
  • 2025年10月時点で直近分配金利回りが高い順
  • 東証に上場する銘柄
  • 投資先がアメリカを除く先進国
  • 主に国債、社債など債券に投資する銘柄

アメリカを除く先進国の国債に投資する銘柄となりますが、1位の銘柄のみ社債に投資をする銘柄となります。

ランキングを見ると、利回りは1%~3%台と、米国債券ETFと比べてやや低めです。

これは、米国と比べて各国の政策金利が低いことが主な理由です。

OCED19か国10年物国債の金利
引用:ふくろう

特に日本国債は世界的に見ても金利が極めて低いため、日本国債に投資をするETFは下位(16位~18位)に位置していることがわかりますね。

では、利回りが低い先進国債券ETFに投資する意味はあるのでしょうか?

先進国債券ETFの最大のメリットは、地域分散によるリスク軽減です。

  • 米国債券ETFだけに投資:
    米国の金利変動や経済状況の影響を大きく受ける
  • 先進国債券ETFも組み合わせる:
    複数の国や通貨に分散され、リスクが分散される

また、為替ヘッジの有無を選択できるため、円高・円安リスクへの対応も可能です。

ただし、先進国債券ETFにも当然リスクはありますので、銘柄を選ぶ際にはやはり利回りに飛びつかないことが重要となるでしょう。

主なリスク
  • 金利変動リスク:
    各国の金利上昇で価格が下落
  • 為替リスク:
    円高で為替差損が発生(為替ヘッジなしの場合)
  • 信用リスク:
    国や企業の財務状況悪化

先進国債券ETFは、利回りは米国債券ETFより低めですが、ポートフォリオ全体のリスク分散に有効な選択肢です。

ご自身の投資方針に合わせて、米国債券ETFと先進国債券ETFをバランスよく組み合わせることを検討してみてください。

新興国債券ETFおすすめ利回りランキングTOP3

最後は、東証に上場する新興国債券ETFの利回りランキングTOP3です。

順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
1iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)(2622)4.91%
2NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・
マーケット・ボンド・インデックス・プラス
(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2519)
4.81%
3上場インデックスファンド新興国債券(1566)4.73%

新興国債券ETFは、米国債ETFや先進国債券ETFよりも信用リスクや流動性リスクが高い分、利回りは5%前後とやや高めになることが多いのが通例です。

しかし、近年の市場環境下においては米国債券ETFや先進国債券ETFの上位銘柄とそこまで大きな差はありません。

新興国債券は、政治や資源価格、先進国の金利政策などの影響を受けやすく、価格変動が大きくなりやすい傾向があります。

その一方で利回りに大差がないのであれば、リスクとリターンのバランスを考えると現時点で新興国債券ETFへの投資参加はあまりおすすめできません。

新興国への投資に関心がある場合、債券ETF以外の選択肢として、事業投資型の商品も検討の価値があるでしょう。

例えば、ベトナム企業への事業融資を行う「ハイクアインターナショナル」は、貸付金利息により年間合計12%(固定)の配当実績があります。

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【米国上場ETF vs 東証上場ETF】どちらを選ぶべき?

ここまで、米国上場と東証上場の米国債券ETFをご紹介しました。

米国上場と東証上場は何が違うの?
それぞれメリット・デメリットは?

という方のために、ここでは両者の違いやメリット・デメリット、投資家タイプ別に向いている市場を解説していきます。

米国上場ETFと東証ETFの違い【比較表】

結論からお伝えすると、純粋に高利回りを追求するなら米国上場ETFを、投資のシンプルさや安定さを優先するなら東証上場ETFを選択するケースが多いです。

米国上場ETFと東証上場ETFの違いを簡単にまとめると以下の通り。

米国上場ETF東証上場ETF
上場市場ニューヨーク証券取引所
NASDAQ
東京証券取引所
取引通貨米ドル(円貨決済可)日本円
利回り水準債券の種類が豊富で相対的に高い国債か社債への投資に限定されるので相対的にやや控えめ
商品の
多様性
非常に豊富
シニアローンETF
ハイイールド社債ETF
優先証券ETF
投資適格社債ETF
変動金利型ETF
超短期・短期債ETF
インフレ連動債ETF
限定的
国債
社債
経費率低いやや高め
取引時間日本時間夜間
※米国の取引時間
日本時間日中
※日本の取引時間
為替リスクあり
※為替ヘッジあり・なしの選択は不可
あり(為替ヘッジなしの場合)
※為替ヘッジあり・なしの選択が可能
税務処理やや複雑
配当は二重課税(米国10%+日本20.315%)
外国税額控除で一部還付可能
確定申告が必要な場合あり
シンプル
20.315%の源泉徴収のみ
特定口座で完結
確定申告不要

それぞれについて補足します。

上場市場と取引通貨

米国上場ETFは米ドル建てですが、日本の証券会社では円貨決済(日本円で直接購入)も可能です。

ただし、実際には自動的に米ドルに両替されるため、為替リスクは存在します。

東証上場ETFは完全に日本円で取引できます。

利回り水準

米国上場ETFは6-7%台の高利回り商品も豊富です。

東証上場の米国債券ETFは米国債と米国社債のみの取り扱いで、ハイイールド債などの高利回り商品が少ないためやや控えめとなりますが、その分リスクも相対的に低い傾向があります。

商品の多様性

米国市場はシニアローン、ハイイールド債、優先証券など、非常に多様な債券商品が揃っていますが、東証は主に国債と社債に限定されます。

経費率

米国市場は競争が激しく、0.04%という超低コストの商品もあります。

東証もコストは抑えられていますが、米国と比較するとやや高めです。

取引時間

米国上場ETFは米国現地時間で取引されるため日本時間の夜間に、東証上場ETFは日中に取引となります。

為替リスク

米国債券ETFは東証上場・米国上場に限らず為替変動の影響を受けます。

円安時には為替差益も期待できる一方、円高時には為替差損が発生するリスクがあります。

米国上場ETFは基本的に為替ヘッジなしです。

東証上場ETFは「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の両方の銘柄があります。

東証上場ETF銘柄では、為替リスクを避けたい場合は「為替ヘッジあり」の銘柄を選ぶことができますが、ヘッジコストがかかるため一般的に分配金利回りは「為替ヘッジなし」よりも低くなります。

税務処理

米国上場ETFは配当が二重課税(米国10%+日本20.315%)となりますが、外国税額控除で一部還付可能です。

東証上場ETFは特定口座で完結し、確定申告不要となります。

米国上場ETFと東証上場ETFの違いが分かったところで、それぞれのメリット・デメリットも見ていきましょう。

米国上場ETFと東証上場ETFのメリット・デメリット

次に、米国上場ETFと東証上場ETFのメリットとデメリットを確認していきます。

まずはメリットからチェックしてみましょう。

メリット
米国上場ETFのメリット
  • 高利回り商品が豊富
  • 商品に多様性がある
  • 経費率が低い
東証上場ETFのメリット
  • 取引がシンプル
  • 為替ヘッジありの銘柄で為替リスクを回避できる
  • 税務処理が簡単(特定口座対応)
  • 日本時間で取引可能

次はデメリットをチェックしてみます。

デメリット
米国上場ETFのデメリット
  • 為替リスクがある(ヘッジあり・なしの選択不可) 
  • 税務処理がやや複雑(外国税額控除)
  • 取引時間が日本時間の夜間
東証上場ETFのデメリット
  • 利回りがやや控えめ
  • ハイイールド債などの選択肢が少ない
  • 経費率がやや高め

これを踏まえた上で、投資家タイプ別にどちらが向いているかを見ていきましょう。

どちらを選ぶべき?投資家タイプ別の選び方

米国上場ETFと東証上場ETFのメリット・デメリットを確認したところで、投資家タイプ別にどちらが向いているかを見ていきます。

米国上場ETFが向いている人

  • 高利回りを重視したい
  • 6-7%台の利回りを狙いたい
  • 為替リスクを取ってでも高利回りを狙いたい
  • ある程度投資経験がある
  • 外国税額控除の手続きができる

東証上場ETFが向いている人

  • 投資初心者
  • シンプルな管理を重視
  • 為替ヘッジありの銘柄を選択して為替リスクを避けたい
  • 日本時間での取引を希望
  • 税務処理を簡単にしたい

高配当ETF(利回り6-7%台のハイイールド債、シニアローンなど)は、東証には類似商品がほとんどありません。

したがって、高利回りを求めるなら米国上場ETF、シンプルさを重視するなら東証ETFという選択になるでしょう。

両者よりも高い利回りが狙えてより安定的、そしてよりシンプルさや投資の利便さを重視したいという投資家の方には、年間合計12%の固定配当を実現しているハイクアインターナショナルも検討する価値があります。

ハイクアインターナショナルが向いている人

  • 年間合計12%(固定)の高配当を受け取りたい
  • 運用者から直接投資の説明を受けたい
  • 為替変動リスクを気にしたくない
  • 税務処理を簡単にしたい
  • いつでも問い合わせができる環境が良い

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外国債券ETFとは?投資の基本知識

ここで改めて、外国債券ETFについて解説していきます。

まずは債券投資の基本・ETFと投資信託との違いを理解したのちに、インデックス型とアクティブ型の違い・ETFの購入方法をチェックしていきます。

債券投資とは?

債券投資とは

そもそも「債券」とは、国や企業・団体などが投資家から資金を調達するために発行する有価証券で、簡単に言えば「借用証書」のようなものです。

つまり債券投資とは、投資家がお金を貸し、その対価として利息を受け取る仕組みです。

通常の債券(ETFを除く)の場合、投資家は発行体に資金を貸す代わりに、定期的な利息(クーポン)を受け取り、満期時には元本(額面金額)が償還されます。

国内債券

債券と聞くと、多くの方が「日本国債」を思い浮かべるのではないでしょうか。

日本国債は、日本政府が資金調達のために発行する債券です。

日本国債の特徴
  • 1万円以上・1万円単位で購入可能
  • 国家が破綻しないかぎり、償還時に元本割れの心配がほぼない
  • 日本国債10年の利回りは、2025年以降約1.1~1.6%を推移(2025年11月時点)

例えば、日本国債を1万円を購入した場合、年間の利子は110~160円程度にとどまります。

100万円を投資しても年間11,000〜16,000円程度の利子であり、リターンは限定的です。

そのため、日本国債は「安全性は極めて高いが、利回りは低い」という典型的な低リスク・低リターンの投資先といえます。

大きなリターンは期待できない一方、資産を守る手段として利用されるケースが多いです。

外国債券(外債)

外国債券とは、海外の政府や企業などが発行する債券のことを指し、一般的に「外債」とも呼ばれます。米国国債もその代表例です。

外国債券は、日本国債と比べて利回りが高い傾向があります。また、国家だけでなく、金融機関や法人が外貨建てで発行する債券も数多く存在します。

外国債券(外債)の特徴
  • 日本国債より利回りの高い銘柄が多い
  • 利回りの高さと引き換えに為替リスクや信用リスクが伴う
  • 米国債券は高い信用力と流動性がある
  • 新興国債券はリスクプレミアムにより、先進国より高い利回りを期待できる
  • 外貨建てだけでなく円建て外債(サムライ債)も存在し、日本円で投資可能

2025年以降も米国10年国債の利回りは4%台で推移しており、100万円を投資すれば年間およそ4万円程度の利子収入が見込めます(為替変動を考慮しない場合)。

日本国債の利回りが1.5%前後で推移していることと比較すると、投資効率は明らかに高いと言えるでしょう。

一方で、外貨建ての外債投資には為替変動リスクが不可避であり、円高が進行すれば利回りが実質的に目減りする可能性があります。

そのため、高利回りという表面の魅力だけでなく、為替リスクや信用リスクを踏まえたバランスの取れた判断が不可欠です。

※外国債券には外貨建てだけでなく円建ての銘柄も存在します。円建て外債は為替リスクを回避できますが、一般的に利回りは外貨建てより低くなります。

なお、外国債券より高い分配金利回りを狙いたい方にとって、「ハイクアインターナショナル」は注目される投資対象の一つです。

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ETFとは?投資信託との違いは?

外国債券について理解したところで、次に「ETF」について確認しておきましょう。

ETFとは?②

ETF(上場投資信託)とは、証券取引所に上場され、株式と同じように売買できる投資信託のことです。

ETFと投資信託の主な違いは以下の通りです。

ETF
  • 銘柄が上場している
  • 証券取引所の取引時間内に、株式と同じようにリアルタイムで取引できる
  • 自分が取引したい価格で発注・売買できる
投資信託
  • 銘柄が上場していない
  • 1日1回算出される基準価額でしか取引できない

ETFは株式取引に近い仕組みで、投資家が任意の価格で注文できる点が特徴です。

したがって、外国債券ETFとは「複数の外国債券を投資対象とする銘柄が取引所に上場しており、株式と同様に市場を通じて自由に売買できる投資商品」を指します。

上記の「上場」は、東証(日本国内)だけでなく、海外市場で上場している銘柄も当然含まれるので、外国債券ETFには膨大な数の銘柄・商品があるとお考えください。

インデックス型とアクティブ型とは?

外国債券ETFには、大きくインデックス型 と アクティブ型 の2種類があります。

インデックス型
  • S&P米国債指数など、特定の指標に連動する運用を目指す
  • 手数料が低い
  • 値動きは指数に沿うため比較的安定
アクティブ型
  • 指数を上回る成果を目指す運用を行う
  • 運用コスト(手数料)が高め
  • リターンの可能性が高い一方、値動きのブレも大きい

インデックス型の「米国債指数に連動する」とは、米国債指数のチャートとほぼ同じ値動きをするという意味です。

一般的に、インデックス型は安定性重視で利回りは小さめ、アクティブ型は積極的な運用によってより高いリターンを狙う設計です。

以前は、東証に上場できるETFはインデックス型に限定されていました。

しかし、2023年6月からアクティブ型ETFの上場申請も可能になり、今後は東証市場における外国債券ETFのラインナップが拡大する可能性があります。

ETF購入の流れ

ここでは、具体的にETF購入の流れを確認していきます。

証券口座の開設

まず証券会社で口座を開設する必要があります。

オンライン証券の場合、対面型の証券会社より手数料が安く、スマートフォンで10分程度で完了します。

口座開設には本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)と、マイナンバーの提出が必要です。

入金

開設した証券口座に、銀行口座から資金を入金します。

多くのネット証券では即時入金サービスが利用できます。

ETFを選ぶ

証券会社の取引画面で、購入したいETFを検索します。

東証上場のETFなら4桁のコードを、米国ETFならティッカーシンボルで検索可能です。

注文を出す

購入するETFが決まったら注文を入れます。

成行注文(その時の市場価格ですぐに買う)か指値注文(希望する価格を指定して買う)かを選択し、購入する株数(口数)を入力して注文を確定します。

約定・受渡

注文が成立すると約定となり、通常2営業日後に受渡が完了し、正式に保有者となります。

NISA口座をお持ちなら、その口座から購入すれば運用益が非課税になります。

米国債券(外国債券)ETFのおすすめポイント【メリット】

次に、米国債券ETFを含む外国債券ETFの主なメリットを7つ解説します。

高い利回りが期待できる(4~7%)

米国債券ETFおよび外国債券ETFは、日本で発行される債券と比べて高い利回りが期待できます。

これは、各国の政策金利が日本より高いことが主な理由です。

OCED19か国10年物国債の金利
引用:ふくろう

複数の海外債券銘柄に分散投資できる

米国債券ETFおよび外国債券ETFの大きなメリットは、1銘柄で複数の債券に分散投資できる点です。

ETFは個別の債券に直接投資するのではなく、複数の債券をまとめて組み合わせたポートフォリオとして運用されます。

運用方法には前述の「指数(インデックス)に連動するタイプ」と「運用会社が独自に選定するアクティブ型」の両方がありますが、いずれにしても1本のETFを購入するだけで、複数の債券に分散投資できる効果が得られる点が特徴です。

例えば「米国債指数」に連動するETFであれば、以下のように償還期間の異なる米国債を広くカバーします。

  • 短期米国債(償還期間が52週以内)
  • 中期米国債(償還期間が2年・3年・5年・7年・10年)
  • 長期米国債(償還期間が10年以上)

このように幅広い債券を含む指数に連動するため、1銘柄で自然とリスク分散が図れるのがETFの特徴です。

また、米国債券ETF、欧州国債ETF、新興国債券ETFなど、複数の地域のETFを組み合わせることで、さらに地域分散も可能です。

日本円で手軽に取引できる

「外国債券」と聞くと、「ドルやユーロといった外貨建てでしか買えないのでは?」と思われがちです。

しかし、外国債券ETFは日本円で購入できます。

東証上場ETF

完全に円建てで取引されるため、為替両替の手間は一切ありません。

米国上場ETF

米ドル建てですが、日本の証券会社では「円貨決済」が可能です。日本円で注文すると、証券会社が自動的に米ドルに両替してETFを購入してくれます。

このように、どちらの市場のETFでも、日本円から手軽に投資できる仕組みが整っています。

為替差益も狙える(円安時)

外貨建てETFは、円安が進むと為替差益が得られます。

例えば、1ドル=140円で購入し、150円で売却すれば、ETFの価格変動がなくても約7%の利益になります。

ただし、円高が進むと為替差損が発生するリスクもあります。

為替変動を避けたい場合は東証に上場している銘柄のうち、「為替ヘッジあり」の銘柄を選びましょう。

なお、米国上場ETFには為替ヘッジの選択肢がありません。

値動きが比較的安定している

外国債券ETFは、株式と比べて一般的に値動きが緩やかです。

これは、債券が金利や信用リスクといった比較的限定された要因で価格が動くためで、企業業績や市場心理に左右されやすい株式と性質が異なるからです。

インデックス型ETFでは、広範な債券指数に連動しているため、市場全体の値動きが平均化され安定性が高まりやすい傾向があります。

一方でアクティブ型ETFでも、運用者が信用度の高い国債や投資適格債を中心に組み入れるケースが多く、結果的に大きな価格変動は起こりにくい設計になっています。

特に米国国債を組み入れたETFは、世界的に信用リスクが低いため、安定性を重視する投資家に適しています。

少額から投資できる(数千円から)

個別で債券の銘柄を購入するより、ETFで購入した方が少額から投資が可能となります。

  • 個別の米国債券
    最低購入単位:1,000ドル(約15万円)
  • 米国債券ETF
    1口から購入可能:数千円〜数万円

流動性が高くいつでも売買できる

また個別債券よりもETFの方が流動性が高く、いつでも売買できるという特徴もあります。

  • 個別債券
    ・満期まで保有が基本
    ・途中売却は難しい(買い手を探す必要)
    ・売却時に不利な価格になることも
  • ETF
    ・市場が開いていればいつでも売買可能
    ・流動性が高く、すぐに現金化できる

米国債券(外国債券)ETFのおすすめしないポイント【デメリット】

続いて、米国債券ETFを含む外国債券ETFの主なデメリットを6つ解説します。

売却時に株式ほどの売却益は期待しづらい

そもそも債券投資は、株式投資のように短期間で大きな値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う投資には向きません

なぜなら、債券価格の変動幅は限定的で、基本的には「利息収入(インカムゲイン)」を得ながら安定的に運用する性質を持つからです。

例えば、株式なら1年で30~50%値上がりすることもありますが、債券ETFでは数%程度の変動が一般的。

特にETFの場合、特定の銘柄ではなく幅広い債券を組み合わせた「指数(インデックス)」に連動する商品が多いため、分散効果によって価格変動はさらに抑えられる傾向にあります。

安定性を重視する投資である反面、大きなリターンを狙う投資家には物足りない可能性がある点に注意が必要です。

債券はもちろん、株式にも負けない成長力で資産を大きくしたい」とお考えの方は、プライベートデットへの投資がおすすめです。

中でも成長企業への事業融資による貸付金利子の受け取りで年間合計12%の配当を期待できる「ハイクアインターナショナルであれば、500万円を投資した場合・・・

  • 単利運用なら…
    年間合計60万円の配当獲得
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    6年で資産が2倍になる計算

となります。

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為替変動リスクがある(為替ヘッジなしの場合)

米国債券ETFおよび外国債券ETFでは、「為替ヘッジの有無」がリターンに大きく影響します。

  • 為替ヘッジあり:
    ・為替変動(円高)による損失を回避
    ・円安時の為替差益も得られない
    ・ヘッジコストがかかり、利回りが低下
  • 為替ヘッジなし:
    ・為替変動(円高)による損失リスク
    ・円安時には為替差益が期待
    ・ヘッジコストがかからない

為替ヘッジありの場合、円高による損失を回避できるため、為替を気にせず債券そのものの値動きや利回りに集中できますが、ヘッジコストが発生するため結果的に利回りが低下する可能性があります。

また、円安局面でも為替差益を得ることはできません。

為替ヘッジなしのETFでは、為替リスクをそのまま負う形になります

円安局面では為替差益を得られる一方、円高になると債券価格の値動きに関係なく損失が発生するリスクがあるでしょう。

例えば、1ドル=150円で100万円分のETFを購入し、その後140円に円高が進んだ場合、ETFの価格が変わらなくても、円換算では約6.7%の損失となります。

円高・円安は数年単位で大きく動くことがあるため、長期的に保有する場合、為替の影響が最終リターンを大きく左右する点は必ず理解しておきましょう。

市場金利が上昇すると価格下落のリスクがある

外国債券ETFの価格は、市場金利と逆相関の関係にあります。

金利が上昇すると新しく発行される債券の利回りが高くなり、相対的に既存の低利回り債券が見劣りしてしまうため、既発債券(すでに発行されている債券)の価値が相対的に下がり、ETFの価格も下落しやすくなります。

これが「金利上昇=債券価格下落」という基本構造です。

特に米国債券ETFおよび外国債券ETFは償還までの期間が長いほど、金利変動の影響を受けやすくなります。

長期債中心のETFでは小さな金利上昇でも価格下落幅が大きくなる一方、短期債中心のETFでは価格変動は比較的限定的です。

  • 低金利局面(不景気時):
    金利上昇リスクが小さく、債券価格は比較的安定。
    分配金も安定して受け取れる。
  • 高金利局面(好景気時):
    金利がさらに上昇すると債券価格が下落するリスクが高まる。
    特に長期債ETFは価格変動が大きくなる。

信用リスク(デフォルトリスク)がある

発行体(企業や国)が財政破綻すると、元本や利息が支払われないリスクがあります

特にハイイールド債や新興国債券は、高利回りである一方、信用リスクも高くなります。

利回りが高い銘柄ほどこのリスクを慎重に評価する必要があるでしょう。

純資産総額が小さいETFは流動性リスクがある

純資産総額が小さいETFや取引量が少ないETFは、売りたい時に買い手が見つからず、不利な価格での売却を余儀なくされる可能性があります

ETFを選ぶ際は、純資産総額や日々の出来高も確認しましょう。

目安として、純資産総額が100億円以上のETFが望ましいです。

米国上場ETFの配当金は日米で二重課税となる

米国上場ETFの配当金は、米国で10%、日本で20.315%の二重課税となります

外国税額控除を申請すれば、米国で源泉徴収された10%の一部または全部が還付されますが、確定申告が必要です。

特定口座(源泉徴収あり)を利用していても、外国税額控除を受けるには確定申告をしなければならず、手続きが煩雑です。

投資初心者や確定申告に不慣れな方には、特定口座で税務処理が完結する東証上場ETFの方がシンプルでおすすめとなります。

米国債券ETFよりも高い配当を目指すならオルタナティブ投資も検討価値アリ!

オルタナティブ投資とは

オルタナティブ投資とは、債券や株式といった「伝統的資産」以外の新しい方法で資産運用を行う投資のことです。

ここでは、

という、3つのオルタナティブ投資をご紹介していきます。

また章の最後には、米国債券ETF・プライベートデット・ヘッジファンドそれぞれの特性を整理し、あなたに合う投資もチェックしていきます。

年間合計12%(固定)の配当を実現「ハイクアインターナショナル」

ハイクアインターナショナル紹介画像
引用:ハイクア・インターナショナル
運用会社ハイクアインターナショナル
合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016
大阪府八尾市八尾木北1-44
設立2023年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
実際の利益500万円投資した場合
・3ヶ月に1度15万円の配当
・年間で60万円の配当
利益の受取方法・3ヶ月に1回配当金として受け取る
・配当金を再投資して元本を増やす
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
※設立:2011年
公式サイトハイクアインターナショナル
ハイクアインターナショナルの概要

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ハイクアインターナショナルは、ベトナムのグループ会社「SAKUKO VIETNAM(以下、サクコ社)」への事業融資で年間合計12%(固定)の分配を実現するプライベートデットファンドです。

以下が投資の流れとなります。

  1. 投資家がハイクアインターナショナルに出資する
  2. ハイクアインターナショナルがサクコ社に融資する
  3. サクコ社が利益をハイクアインターナショナルに還元する
  4. ハイクアインターナショナルが投資家に配当を支払う
プライベートデットとは
プライベートデットとは

プライベートデットとは、銀行などの金融機関を通さず、専門の運用会社が投資家からの資金をもとに企業に直接融資を行う投資手法です。

融資先企業は比較的少ない制約で資金調達ができる、投資家は高い貸付利息を受け取れるといった関係となります。

毎年ほぼ確実に受け取れる年間合計12%の配当

プライベートデットファンドおよびハイクアインターナショナルの仕組み自体は「お金を貸して利息を受け取る」という点で債券投資と似ていますが、同社の最大の魅力は年間合計12%の配当を毎年ほぼ確実に受け取れるという点です。

500万円を投資した場合の投資効果
ハイクアインターナショナル米国債券ETF
リターン年間合計利回り12%(固定)分配金利回り7%と仮定
複利運用資産は6年の運用で約2倍の約987万円に
※債券ETFは分配金を自動的に再投資しないため、基本的には単利運用となります。
単利運用年間合計60万円の配当金年間35万円の分配金

米国債券ETFの場合も、分配金の利回り自体の変動はあまりありませんが、高い利回りを追求すればするほど高くなるリスクには注意が必要です。

このようなリスクを知らずに高利回りの外国債券ETFに飛びついて失敗してしまうケースが多発しています。

一方で、ハイクアインターナショナルでは事業融資先企業から支払われる貸付金利子を配当原資としているため、安定した配当支払いを実現しています。

年間合計12%(固定)を実現する仕組み

融資先のサクコ社はベトナムで日本製品販売店やビジネスホテル、飲食店などを展開する成長企業です。

SAKUKO STOREとビアードパパ
メイン事業であるビアードパパ(左)、SAKUKO STORE(右)
この他SAKURA HOTELなどの展開も行う。
※現地にて筆者撮影

2011年にベトナムで設立され、現在は年間25億円を売り上げています。

投資家から融資を受けた資金で事業の拡大や展開を行い、それぞれ事業から得られる売上の一部が配当原資となっており、市場環境に左右されない配当を実現しているのです。

ちなみに分配は年4回3%ずつ、合計12%(固定)を実施しています。

なお、サクコ社については「SAKUKO Vietnam」で検索するといろいろな情報が得られる上、ハイクア社の社長兼サクコ社の会長がYouTubeで発信するなど実体性や透明性も抜群。

農林水産省ジェトロ(日本貿易振興機構)のレポートでもその名前が確認でき、日本の政府機関や地方自治体の公的支援機関などにも認知されている存在です。

是非レポートを開いて「Ctrl+F」で「SAKUKO」と検索してみて下さい。

米国債券ETF vs ハイクアインターナショナル

ではここで、配当利回り7%の米国債券ETFと年間合計12%の配当を実現するハイクアインターナショナルに500万円を投資した場合の年間収入を比較してみましょう。

投資先(想定利回り)年間収益
米国債券ETF(年7%)35万円
ハイクアインターナショナル(年12%)60万円
年間の収益差25万円

本記事の冒頭で確認しましたが、米国債券ETFで分配金7%の銘柄は高利回り銘柄に分類されます。

高利回り銘柄=高リスク銘柄であることも確認しましたね。

その上で、高利回り銘柄よりリスクの低いハイクアインターナショナルにおいては年間合計12%のリターンを実現しており、年間の収益差は25万円にものぼることが分かります

ハイクアインターナショナルの特徴は、12%という高い利回りを安定的に維持している点です。

市場の平均と比べると高利回りでありながら、リターンが上下しないという安心感があります。

まさに、安定と高リターンが実現できる投資先として検討する価値があるといえるでしょう。

ハイクアインターナショナルの特徴

ハイクアインターナショナルの特徴をまとめると以下の通りです。

  • 年4回3%ずつ、年間合計12%(固定)の配当を受け取れる
  • 成長市場の成長企業への融資なので確実性が高い
  • 個別相談や資料請求のみのお問い合わせも可能(無料)で、問い合わせハードルが低い

以下公式サイトでは無料の個別相談の申し込みが可能です。

債券投資より低いリスクにも関わらず、年間12%(固定)と高い分配金を得たいという方は、是非投資先としてご検討ください。

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2024年の運用実績25.07%「アクション」

アクション合同会社
引用:アクション
運用会社アクション合同会社
代表者古橋弘光
本社所在地〒105-0001
東京都港区虎ノ門5丁目13−1
虎ノ門40MTビル 7階
設立2023年
利回り25.07%
※2024年4月〜2025年3月
最低投資額500万円
運用手法・対象・事業への直接投資
・バリュー株投資
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトアクション
アクション合同会社の概要

アクションは、バリュー株投資や事業への融資など様々な戦略で年間15%以上のリターン獲得を目標としているヘッジファンドです。

ヘッジファンドとは
ヘッジファンドとは

ヘッジファンドとは、投資家から資金を集め、多様な投資手法を駆使して高いリターンを目指す私募投資ファンドです。

仕組みとしては投資信託とも類似していますが、下落相場でも利益を狙う柔軟な運用戦略の活用を行い、どのような相場環境でも利益を追求する「絶対収益型」の運用が基本となります。

多様なポートフォリオで年間15%以上のリターン獲得を目標

アクションの投資先は日本のバリュー株、海外の投資ファンド、不動産、債券事業投資、ファクタリング、Web3事業など多岐におよび、利益獲得のチャンスを広げています。

また分散投資を行うことで同時にリスクヘッジも試みており、リスクの最小化にも抜け目がありません。

さらに、「空売り」といった高度な投資戦略を活用し、年間15%以上のリターン獲得を目標としています。

実際、2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)という高い利回りを達成しました。

アクション2025年5月までの運用実績
引用:アクション

なおアクションでは単利運用(配当金は受け取り、元本額はそのままで運用)と複利運用(配当金は受け取らずに元本に追加して運用)どちらも選択が可能です。

単利運用の場合は、米国債券ETFでの運用のように毎回配当金を受け取って生活費の足しにしても良いですし、複利運用の場合は配当は受け取らずに元本に追加して運用を続けることで高い利益拡大を目指せるでしょう。

代表 兼 運用責任者は古橋 弘光氏

アクションの代表 兼 運用責任者は、トレイダーズホールディングス株式会社の元取締役 古橋 弘光氏です。

アクション古橋弘光氏
引用:アクション

FXをされている・していたという方の中には知っている方も多いかもしれませんね。

30年以上も金融業界にいた古橋氏が設立したヘッジファンドということもあり、注目度も高めです。

米国債券ETF vs アクション

ではここで、配当利回り7%の米国債券ETFとアクションに500万円を投資した場合の投資効果を比較してみましょう。

前述の通りアクションは単利運用・複利運用どちらでも可能ですが、ここでは単利運用をした場合の年間収入を比較します。

なおアクションについては、年間目標を15%以上としているので、年間15%のリターンがあったとしてシミュレーションします。

投資先(想定利回り)年間収益
米国債券ETF(年7%)35万円
アクション(年15%)75万円
年間の収益差40万円

利回り8%の差が、40万円もの差を生み出していることがわかります。

一方で、債券ETFの分配金利回りの変動は小さい傾向にありますが、アクションの場合、株式を含む様々な資産への投資となるため、毎年のリターンに変動が生じる点には留意が必要です。

同社が目標とする15%に届かない年もあれば、それ以上になる年もあるということですね。

ただし、アクションが目標とする高いリターンを継続的に達成できれば、リターンが変動しても総合的には債券ETFと比べて高い利益を期待することができるでしょう。

事実、2024年度の運用実績は+25.07%を達成しており、分配金利回り7%程度の米国債券ETFと比べても大きな差が生じていることがわかります。

このような好調な年があることで、仮に将来15%を下回る年があったとしても長期的には債券ETFを上回るリターンが期待できるのです。

アクションの特徴

アクションの特徴をまとめると以下の通りです。

  • 多様なポートフォリオの採用とリスクヘッジで年間15%以上のリターンを目指す
  • 2024年度の運用実績は+25.07%で月単位で見てもプラスを推移
  • 30年以上金融業界で活躍する古橋 弘光氏が代表 兼 運用責任者

出資を検討する場合は、無料のオンライン面談で詳しい説明を受けることができ、その後契約するかどうかを判断できます。

面談では出資者向けに発行している運用レポートも見せてくれますよ。

米国債券ETFと比べるとリターンが安定しないというリスクはありますが、その対価として下落相場にも強い本格的なヘッジファンドで高いリターン性を目指したいという方は、以下の公式サイトからアクションの詳細を聞いてみてはいかがでしょうか。

2018~2023年の平均年利29%「GFマネジメント」

GFマネジメント
引用:GFマネジメント
運用会社GF Management合同会社
代表者田尻 光太朗
本社所在地東京都千代田区麹町4丁目5-20
設立2023年
平均利回り年平均29%
※ファンドマネージャーの運用成績
最低投資額1,000万円
※500万円から相談可能
運用手法大型日本株でポートフォリオを形成
主な投資先大型日本株
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトGFマネジメント
GFマネジメントの概要

GFマネジメントは、日本の大型株に特化した投資でハイリターンを期待できるヘッジファンドです。

ヘッジファンドとは
ヘッジファンドとは

ヘッジファンドとは、投資家から資金を集め、多様な投資手法を駆使して高いリターンを目指す私募投資ファンドです。

仕組みとしては投資信託とも類似していますが、下落相場でも利益を狙う柔軟な運用戦略の活用を行い、どのような相場環境でも利益を追求する「絶対収益型」の運用が基本となります。

高利回りをとことん狙う

GFマネジメントの魅力として、高利回りをとことん追求する点が挙げられます。

同社の投資家募集は2023年からですが、ファンドマネージャーによる運用はそれ以前から始まっており、2018~2023年の5年間の資産成長率+277%(年平均29%)という驚異的なパフォーマンスを発揮しています。

これは同期間の日経平均の約5倍、S&P500の約3倍の年率化リターンに相当します。

GFマネジメント運用実績
引用:GFマネジメント

GFマネジメントは日本の大型株に注目した独自の「J-Prime戦略」を採用し、上記のような実績を残してきました。

高利回りの秘訣は独自の「J-Prime戦略」

GFマネジメントJ-Prime投資ユニバース
引用:GFマネジメント

「J-prime戦略」とは、GFマネジメント独自の投資戦略を指します。

日本の大型株のなかでも「収益力・成長性」「巨大な成長産業」「競合優位性」のすべてに当てはまるごくわずかな銘柄「J-Prime投資ユニバース」に投資を実施するというものです。

平均20〜25銘柄という集中ポートフォリオにより、厳選した優良企業の成長を最大限取り込むことができます。

市場全体に分散するのではなく、確信度の高い投資先に資金を集中。

この厳選プロセスにより、質の高い企業だけがポートフォリオに組み入れられることで、高い収益性を実現しています。

米国債券ETF vs GFマネジメント

ではここで、配当利回り7%の米国債券ETFとGFマネジメントに500万円を投資した場合の投資効果を比較してみましょう。

なおGFマネジメントについても、単利運用(配当金は受け取り、元本額はそのままで運用)と複利運用(配当金は受け取らずに元本に追加して運用)どちらも選択が可能です。

ここでは単利運用をした場合の年間収入を比較します。

GFマネジメントについては、2018~2023年の平均年利29%でシミュレーションを行います。

投資先(想定利回り)年間収益
米国債券ETF(年7%)35万円
GFマネジメント(年29%)145万円
年間の収益差110万円

利回り29%のGFマネジメントは、驚異的な投資効果を発揮。

年間の収益差は110万円にものぼります。

厳選した日本の大型株への集中投資をするGFマネジメントの圧倒的なパフォーマンスを感じていただけたのでは無いでしょうか。

ただし、GFマネジメントにおいてもリターンは変動すること、またこの後に解説しますが、GFマネジメントの集中投資におけるリスクとして短期的にはマイナスだった実績もあることを理解しておく必要があります。

GFマネジメントの特徴

アクションの特徴をまとめると以下の通りです。

  • 独自の「J-prime戦略」で厳選した日本の大型株20~25銘柄に集中投資
  • 日経平均やS&P500をも凌ぐ高いリターンを目指す
  • 直近5年2018~2023年の成長率は+277%(平均年利29%)の実力

GFマネジメントは、同じヘッジファンドのアクションと比べるとややリスクが高まるという点には注意が必要です。

理由としては、バリュー株投資や事業への直接投資など多様な投資対象があるアクションに対してGFマネジメントでは日本の大型株のみが投資対象となり、分散効果が働かないことが挙げられます。

事実、下落幅は小さいものの、2018年~2023年の5年間の間に2回マイナスリターンとなっている年がありますね。

GFマネジメント運用開始以来の年間収益
引用:GFマネジメント

GFマネジメントは集中投資による短期的な下落リスクを理解でき、長期的な運用で総合的に爆発力の高いリターンを期待したい投資家におすすめです。

なお、同社は最新の運用実績を公開していません。

出資前の面談では、最新の運用実績や具体的な投資事例や詳しい戦略、今後の方針など詳しく話を聞くことができます。

面談は無料でできますので、まずは公式サイトの問い合わせ窓口から予約をしてみてはいかがでしょうか。

米国債券ETF・プライベートデット・ヘッジファンドあなたに合う投資は?

この章では、米国債券ETFに代わって検討の価値がある運用先としてプライベートデットファンドの「ハイクアインターナショナル」と、ヘッジファンドの「アクション」と「GFマネジメント」をご紹介しました。

米国債券ETFも含めて、それぞれの特性をまとめると以下の通りです。

安定的な運用ができる運用先順
市場に左右されない運用ができる運用先順
期待リターンが高いファンド順
リスクが低いファンド順

まとめると・・・

米国債券ETFと比べて高い配当を期待したい!
⇒プライベートデットファンド・ヘッジファンドどちらの運用先もおすすめ

でもリスクは極めて低い方が良い!
⇒プライベートデットファンドの「ハイクアインターナショナル」がおすすめ

リスクは中程度許容できて高リターンを期待したい!
⇒ヘッジファンドの「アクション」がおすすめ

リスクはかなり許容できて、爆発的なリターンを期待したい!
⇒ヘッジファンドの「GFマネジメント」がおすすめ

3ファンドともに最低投資額は500万円~(GFマネジメントは要相談)ですので、500万円のまとまった資金が無いという方はまずは米国債券ETFで運用を始めても良いですね。

重要なのは、ご自身に合った運用先を見つけることが大切です。

米国債券ETFおすすめ利回りランキングに関連してよくある質問

最後に、米国債券ETFおすすめ利回りランキングに関連してよくある質問をまとめたので、ぜひご活用ください。

米国債券ETFはNISAで購入できる?

東京証券取引所に上場している米国債券ETFは、新NISA制度の成長投資枠の対象商品となります。

ただし、新NISA制度では成長投資枠に一定の除外条件が設けられており、一部の銘柄は対象外となります。

一方で、日本の証券会社では、米国上場ETFをNISA口座で取り扱っていないケースがほとんどとなります。

米国債券ETFは外貨建てですか?日本円で買える?

東証上場の米国債券ETFを購入する場合は日本円建てでの購入となります。

一方で米国上場の米国債券ETFを購入する場合、取り扱いのある証券会社では円貨決済も外貨決済も可能となっており、投資家が購入時にどちらの方法で決済を行うかを選択できます。

  • 円貨決済:
    日本円から自動的に米ドルに両替して購入(証券会社が両替処理を行う)
  • 外貨決済:
    事前に米ドルを用意して購入

米国債券ETFの為替ヘッジあり・なしって何ですか?

為替ヘッジとは、米国債券に投資する際の為替変動リスクへの対応方法の違いです。

為替ヘッジあり・なしの違い

ご自身に向いているタイプを選ぶと良いでしょう。

米国債券10年の利回りを知りたい

米国10年債の利回りは、2025年10月時点で4.004%です。

2025年1月から10月までの期間では約4.0~4.8%の範囲で推移しています。

米国10年債の利回り(~2025.10)
引用:SBI証券

米国債券10年の利回り推移は、米国債券ETFの銘柄を検討する際、米国債券市場の動向を把握する指標として参考にすると良いでしょう。

米国債券ETFの分配金利回りランキング一覧は東証HPに出てる?

東証HPには米国債券ETFの分配金利回りランキングの掲載はありませんが、利回り情報を確認することは可能です。

東証HP内「銘柄一覧(ETF)」にて「債券」を選択すると、以下のように銘柄一覧表が表示されます。

東証HP内「銘柄一覧(ETF)」

「銘柄詳細」をクリックするとそれぞれの銘柄の詳細情報を閲覧できるので、「分配金利回り」から現時点での分配金利回りをチェックすることが可能です。

分配金利回り

是非気になる銘柄の分配金利回りを比較してみて下さいね。

ただし「銘柄一覧(ETF)」で表示される銘柄には、東証に上場している米国債券ETF、先進国債券ETF、新興国債券ETFが含まれますので、その中から米国債券ETFをピックアップする必要があり、非常に手間がかかります。

そこで当記事「【東証上場】米国債券ETFおすすめ利回りランキングTOP30(先進国・新興国債券ETFランキングも)」の章では定期的にランキングをアップデートしていますので、手軽にランキングをチェックしたいという方は本ページをブックマークして定期的に確認をしても良いでしょう。

なお、米国上場ETFのランキングに関しても同様に、本記事「【米国上場】米国債券ETFおすすめ利回りランキングTOP30」で簡単にチェックできますので、是非ご活用下さい。

米国株式ETFと米国債券ETFで分配金利回りがいいのはどっち?おすすめは?

結論からお伝えすると、分配金利回りの比較は現在の金利環境によって大きく左右されるため、一概にどちらが良いとは言えません。

米国株式ETFと米国債券ETFの現在の分配金利回りの傾向は、以下の通りです。

米国株式ETF米国債券ETF
分配金利回り:約1~3%程度が一般的
S&P500連動型などの代表的なETFは1~2%程度
高配当株式ETFでも3~5%程度
分配金利回り:約3~5%程度が一般的
現在の金利水準(米国10年債利回り4%前後)を反映
安定した分配金が期待できる

現在の金利環境では米国債券ETFの方が高い分配金利回りを期待できる傾向にありますが、投資目的によって最適解は異なるでしょう。

例えば、安定した分配金収入を重視したいという方には分配金利回りは高めである一方、値上がり益は限定的という性質も持ち合わせている米国債券ETFがおすすめです。

長期的な資産成長を重視したいという方には分配金利回りは低めの一方、値上がり益が期待できる米国株式ETFがおすすめとなります。

分散投資として両方保有するのも有効的でしょう。

投資目的(安定性 vs 成長性)や投資期間によって最適解は変わります。

iシェアーズ外国債券ETFの銘柄を知りたい

ここでは、東証上場のiシェアーズ外国債券ETFの銘柄を分配金利回りとともにご紹介します。

iシェアーズETFは、世界最大の資産運用会社ブラックロックが運用しており、グローバルでのETF市場シェアは圧倒的です。

豊富なラインナップと比較的低コストで、投資家から高い人気を集めています。

米国債ETF(為替ヘッジなし)
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ 米国債0-3ヶ月 ETF(2012)0.00%
iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(1656)3.53%
iシェアーズ 米国債1-3年 ETF(2620)2.94%
iシェアーズ 米国債20年超 ETF(2255)3.47%
iシェアーズ 米国債25年超ロングデュレーション ETF(237A)8.41%
米国債ETF(為替ヘッジあり)
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)(1482)3.86%
iシェアーズ 米国債3-7年 ETF(為替ヘッジあり)(2856)3.11%
iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)(2621)3.96%
iシェアーズ 米国債25年超 ロングデュレーション ETF(為替ヘッジあり)(238A)8.48%
米国総合債券ETF(為替ヘッジなし)
銘柄名(銘柄コード)           分配金利回り
iシェアーズ 米国総合債券 ETF(2256)3.46%
米国社債ETF(為替ヘッジなし)
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(2257)3.74%
iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(2258)5.94%
米国社債ETF(為替ヘッジあり)
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)(1496)4.44%
iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)(1497)5.76%
米国MBS(住宅ローン担保証券)
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)(2649)3.65%
欧州債券ETF
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ ユーロ建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)(2623)4.96%
iシェアーズ フランス国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)(2259)2.66%
iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)(2857)2.40%
新興国債券ETF
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)(2622)4.87%
グローバル債券ETF
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 ETF(除く日本・為替ヘッジあり)(2853)2.59%
参考:日本国債ETF
銘柄名(銘柄コード)分配金利回り
iシェアーズ・コア 日本国債7-10年 ETF(236A)1.18%
iシェアーズ・コア 日本国債 ETF(2561)1.05%

iシェアーズ外国債券ETFは全部で20銘柄あり、すべてが新NISA成長投資枠の対象です。

信託報酬は0.088~0.638%程度となります。

SBIアセットマネジメントは証券会社?

SBIアセットマネジメントは証券会社ではなく、運用会社(資産運用会社)です。

  • SBI証券:証券会社
    ・投資家への販売
    ・売買の仲介
    ・口座管理
  • SBIアセットマネジメント:運用会社
    ・ETFの組成・設定
    ・投資先の選定
    ・運用方針の決定
    ・目論見書の作成

外国債券ETFでは、SBIアセットマネジメントがETFを組成(設定)して上場させます。

投資家は、SBIアセットマネジメントが組成したETFを、SBI証券などの証券会社を通して購入する流れです。

同じSBIグループでも、証券会社と運用会社は別物だと理解しておきましょう。

米国債券ETFの銘柄一覧はどこで分かる?

では、外国債券ETFの銘柄一覧は、どこで探せばよいのでしょうか?

外国債券ETFの情報を得る方法は、大きく2つあります。

  • 証券会社HPで個別に探す
  • 東証公式HPで探す

①証券会社HPで個別に探す場合、海外の証券所に上場している銘柄も含まれます。

例えば楽天証券では、東証で上場58銘柄・海外で上場76銘柄の外国債券ETFがあります。

初心者の方におすすめなのは、②東証公式HPの一覧から探す方法です。

東証に上場している外国債券ETF銘柄を一覧で確認できます。

国内債券も外国債券も掲載されている東証HP

上画像のように、東証HPでは、日本国債も含めたETF銘柄の一覧が掲載されています。

「日本国債」「国内債券」以外の銘柄が、外国債券ETFです。

外国債券ETFのスクリーンショット
ETF銘柄一覧の見方
  • 連動対象指標:連動を目指すインデックス対象
  • 名称:ETF銘柄名
  • 管理会社:銘柄を開発した運営会社

「銘柄詳細」をクリックすると、各ETF銘柄の詳細情報が出てきます。

価格や分配金、利回りなど、ETF銘柄の知りたい情報が一目瞭然です。

他の銘柄の検索もできるうえ、注目銘柄の記事等も掲載されており、情報サービスが充実しています。

外国債券ETFが新たに追加されれば情報更新されるので、たまに東証HPで情報をチェックしておくのもおすすめですよ。

【まとめ】米国債券ETFおすすめ利回りランキング!

本記事では、米国上場と東証上場の米国債券ETFおすすめ利回りランキングをご紹介しました。

本文ではTOP30までご紹介していますが、TOP5までをまとめると以下の通りです。

【米国上場】米国債券ETFランキング

順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
1SPDR ブラックストーン/GSOシニアローンETF(SRLN)7.34%
2SPDRポートフォリオ・ハイ・イールド債ETF(SPHY)7.3%
3インベスコ シニア ローンETF(BKLN)7.19%
4SPDR ブルームバーグ・バークレイズ短期ハイ・イールド債券ETF(SJNK)6.91%
5ファースト・トラスト・戦略的ハイイールドETF(HYLS)6.89%

【東証上場】米国債券ETFランキング

順位銘柄名(コード)直近の
分配金利回り
1iシェアーズ 米国債25年超 ロングデュレーション
ETF(為替ヘッジあり)(238A)
7.34%
2iシェアーズ 米国債25年超 ロングデュレーション ETF(237A)7.3%
3NZAM 上場投信 米国国債7-10年(為替ヘッジあり)(2090)7.19%
4iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(2258)6.91%
5iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)(1497)6.89%

発行体の信用度が高く、初心者でも取り組みやすい米国債券ETFの分配金利回りは、おおむね3〜7%程度が目安となります。

5~7%程度の高利回りが期待できる銘柄はハイリスク・ハイリターンの銘柄となるため、安定さを重視する場合は4%程度の利回りでミドルリスク・ミドルリターンな銘柄を選択すると良いでしょう。

一方で、より高い利回りを狙いたい方にはオルタナティブ投資も選択肢となります。

例えば、

  • 安定と収益性を両立したいという方:
    ハイクアインターナショナル」で
    低リスクにも関わらず年間12%(固定)の配当を期待
  • もう少しリスクを許容できるという方:
    アクション」で
    年率15%以上のリターン獲得を目指す運用
  • 短期的なリスクを許容して爆発的なリターンを目指したい方:
    GFマネジメント」で
    年率29%を目指す積極運用

が可能となります。

米国債券ETFよりも安定的かつ高いリターンを求める投資家にとって、これらは有力な運用先といえるでしょう。

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

以下は500万円〜投資可能な日本国内のおすすめヘッジファンド。

スクロールできます
年利安定性・信頼性最低投資額資料請求投資手法・対象
ハイクアInt'l12%(固定)運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
500万可能新興国企業融資
アクション2023年設立500万不可・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
おすすめヘッジファンド

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)

それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

ハイクアインターナショナル
  • 固定年利12%
  • 成長著しい日系ベトナム企業への融資
  • 資料請求のみの問い合わせもOK

>>ハイクアインターナショナル公式サイトはこちら

アクション
  • 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
  • 2023年は50.68%の実績
  • 株や債券に留まらないポートフォリオ戦略

>>アクション公式サイトはこちら

この記事を書いた人

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