インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)の口コミは?掲示板での評判を紹介!

Yahoo!掲示板での口コミや評判を知りたい!
インベスコ世界厳選株式オープンの運用実績は?
インベスコ世界厳選株式オープンの今後の見通しは?

投資信託ランキングで常に上位にランクインする評判の「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」。

しかし、投資関連サイトの掲示板などでは徴収される手数料以上の実績を残せていないなどの理由から「インベスコ世界厳選株式オープンは投資価値なし」などの辛口な評判を見かけることも。

そこで本記事では、そんなインベスコ世界厳選株式オープンの掲示板での口コミ・評判、特徴、利回りや手数料から見た総合評価などを徹底解説します!

また本記事では、手数料に見合った(もしくはそれ以上の)運用実績を期待できるプライベートデットファンドヘッジファンドについても紹介していますので、是非最後までお見逃しなく。

目次

世界のベストはやめとけ?評判や掲示板での口コミ

世間の投資家の方たちはインベスコ世界厳選株式オープンをどう評価しているのでしょうか?

早速ですが、Yahoo掲示板、みんかぶの掲示板から同ファンドの評判・口コミの一部を抜粋してご紹介します。

※同ファンドの概要から先に知りたいという方は「インベスコ世界厳選株式オープン (世界のベスト)とは?」の見出しからお読みください。

Yahoo!掲示板での口コミ・評判

H無(毎月決算型)掲示板・インベスコの信託報酬が高いという書き込みをたまに見かけますが、私はそれ以上に安定したリターンを得られる優秀なファンドだと思います。余剰資金ができれば更に増やし、長く付き合って恩恵を得たいです。
・ここは信託報酬高過ぎ
・気持ちはわかる。しかし、安定した配当&過去の実績&純資産額が兆越えここまでそろった銘柄なかなかないぞ。
・早速分配金30日入金予定の通知 まだ特別分配金ですがここの安定ぶりは素晴らしいと思って継続していきます
・分配金、本日入金されました。ベスコ毎月ありがとうm(_ _)m
・特別分配金って元本削ってるだけですよ
H有(毎月決算型)掲示板・ヨーロッパ情勢が不安定なので脚を引っ張られているのかもしれません。
H無(年1回決算型)掲示板・ここ、最近評価が上がってますね。
・世界のベストでヘッジなし、新NISA対応となれば人気も出るわな!さてさて、年一回の配分はいくらか?
H有(年1回決算型)掲示板・シンNISAで買い始めました。掲示少ないねー
・ダウが上がってるのに、これが下がるのは何で?何を組み込んでるんだ?
H無(奇数月決算型)掲示板・世界のベストに奇数月決算型が登場。(おそらく新NISA対策だと思われる。)毎月決算型は年間1800円の分配金だけどこっちはどれくらいになるか様子見ですな。
・多少は基準価格の安定が期待できるかもしれませんね。
・さて、いよいよ決算が迫ってきました。純資産1300万でまともな投資が出来てるのかな?分配金が出るかどうかも疑問?と同時に販売会社早く増えてくれ~
・やはり分配金は0円でした。販売会社と純資産が増えないと話にならない。
H有(奇数月決算型)掲示板・さてさて分配金がどうなりますかね
・配当ありの銘柄が個人的に好きで、新NISAでつぎこんでしまいましたが、分配金はでるのか不安になってきました

みんかぶの掲示板での口コミ・評判

みんかぶの掲示板では、毎月決算型ファンドしか口コミの書き込みはありませんでした。

H無(毎月決算型)口コミ・グローバルXのカバードコールの世界版と認知し、あくまで運用の補助として コストは高いし毎月配当は見た目以上にリスクはある。将来標準価格5千円台3千円台はあるだろうしそれに伴って減配(75円50円など)十分想定できる。 引くか追加か。他のETF追加予算と相談しながら
・配当金を出しすぎな気がする、特に8000円台の時配当が下がると予想していたのに、下がる事も無く150円をだして、21年秋から購入してまだ純資産もそんなに増えて無かったけどこの一年で凄い上り坂、基準価格が下がったタイミングで購入しているけど、 またまだ買い増ししていくつもり。
・安定した分配金 継続性 それが魅力
H有(毎月決算型)口コミ・コストがもうちょっと安ければな…


Yahoo掲示板とみんかぶの掲示板ともに、多くの口コミは「インベスコ世界厳選株式オープン」の代表ファンドである「為替ヘッジなし(毎月決算型)」についてでした。

特別配当により分配金の払い出しを心配する声が一部上がる一方、多くの方は毎月安定して払われる分配金に満足されているようですね

一方で、3ヶ月に1回3%(固定)の配当金が支払われるファンドもあります。

それがプライベートデットファンドの「ハイクアインターナショナル」です。

プライベートデットファンドとは、投資家から集めた資金をもとに企業に事業融資をし、企業から支払われる貸付金利子の一部を配当金として投資家に還元するという仕組み。

ハイクアインターナショナルに関しても、3ヶ月に1回3%、合計年間12%(固定)の配当を実現しているファンドですので、世界のベストより高く、そして安定的な配当を受取りたい!という方は検討しても良いでしょう。

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>>ハイクアインターナショナルについて詳しくはこちらでも解説しています

インベスコ世界厳選株式オープン (世界のベスト)とは?

2025年1月時点で運用資産残高(全6シリーズの合計)が2兆65億円に到達し、日本の投資信託の純資産総額ランキングで上位5位内に入る「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」。

ここでは同ファンドがどのような運用を行う投資信託なのか、概要を改めて確認していきます。

ファンド(投資信託)の基本情報

委託会社インベスコ・アセット・マネジメント
ファンド名(愛称)インベスコ世界厳選株式オープン
(世界のベスト)
投資対象日本を含む世界株式(エマージング国を除く)から銘柄を厳選
投資戦略独自の分析により「成長+配当+割安」の基準を満たす世界の株式銘柄へ投資
投資形態マザーファンドへ投資
ベンチマークMSCIワールド・インデックス
(税引後配当込み、円換算ベース)
運用スタイルアクティブ運用
手数料販売手数料 0~3.30%
信託報酬 年率1.903%
信託財産留保額 0.30%
受賞履歴R&Iファンド大賞2024
投資信託部門 外国株式バリューカテゴリーで最優秀ファンド賞
投資信託20年部門 外国株式バリューカテゴリーで優秀ファンド賞(2年連続)

「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」は、米国アトランタにグループ本社のあるインベスコ・アセット・マネジメント株式会社が運用する投資信託商品です。

実際のファンドの運用拠点は英国ヘンリーにあり、運用責任者の他、ポートフォリオ・マネジャー、アナリスト、プロダクト・ディレクターの9名が在籍しています(2023年1月時点)。

彼らは、特定のマーケットに限らず複数の幅広い業種の企業を分析しているため、投資機会を広がるだけでなく、大局的な視線で投資判断を下せるのが強みです

「インベスコ世界厳選株式オープン」は運用タイプによりいくつかのシリーズに分かれますが、いずれもマザーファンドを通じて、日本を含む世界の(エマージング国を除く)株式銘柄に投資を行うスタイルです。

運用方針や投資基準

「インベスコ世界厳選株式オープン」は、世界の先進国株式(日本を含む主要23か国)約1600銘柄で構成する指数「MSCIワールド・インデックス(MSCI世界株価指数)」をベンチマークとし、本指数を上回る運用を目指すアクティブ運用を行います

「インベスコ世界厳選株式オープン」の運用方針は、

「成長」+「配当」+「割安」の3つの観点に着目して投資を行うことを、当ファンドでは「株式投資の王道」と考えています。

引用:Invesco

と、公式HPに明言されている通り、成長・配当・割安の3つのコンセプトに基づき株式銘柄を厳選して投資します。

  1. 成長‥健全かつ頑健な財務体質を持ち、今後の成長(価格の上昇)が見込める優良企業
  2. 配当‥長期的に安定して質の良い配当金を出せるポンテンシャルを持った企業
  3. 割安‥株式の価格が実際の企業価値よりも割安な状態で市場に放置されている(今後の値上がり幅が大きい)バリュー株

前述のインベスコ・アセット・マネジメントのポートフォリオマネージャーが、ボトムアップアプローチとバリューアローチを掛け合わせて、今後利益の見込めると評価した銘柄でポートフォリオを構成します。

引用:Invesco|運用拠点 英国・ヘンリー

運用タイプは全6シリーズ

「インベスコ世界厳選株式オープン」は、為替ヘッジの有無と決算回数の違いにより、以下6つのファンドタイプに分かれます。

 投資信託ファンド名設定日純資産額
インベスコ世界厳選株式オープン
<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
1999年約1兆8,595 億円
インベスコ世界厳選株式オープン
<為替ヘッジあり>(毎月決算型)
1999年約88 億円
インベスコ世界厳選株式オープン
<為替ヘッジなし>(年1決算型)
2018年約2,041 億円
インベスコ世界厳選株式オープン
<為替ヘッジあり>(年1決算型)
2018年約42 億円
インベスコ世界厳選株式オープン
<為替ヘッジなし>(奇数月決算型)
2023年約51 億円
インベスコ世界厳選株式オープン
<為替ヘッジあり>(奇数月決算型)
2023年約6200万円
※2025年3月時点

為替ヘッジとは、為替取引や先物取引等を利用して、為替変動による基準価額への影響(為替変動による損失)を回避する取引のこと。

それぞれ以下のような特徴と違いがあります。

  • 為替ヘッジありの場合、為替変動リスクを抑えられる代わりに為替差益の恩恵を受けにくい。
  • 為替ヘッジなしの場合、為替変動リスクを負う代わりに為替差益を得られる可能性がある。
為替ヘッジあり為替ヘッジなし
為替変動による
基準価額への影響
限定的影響を受ける
※円高→基準価額が減少
※円安→基準価額が増加
為替差益限定的為替変動に合わせて発生
ヘッジコスト費用が発生
※ドル円では年0.5~5%程
費用は発生しない

次に決算回数ですが、分配金ありの投資信託では、決算により運用成果を確定し、元本や運用利益から投資家に分配金を支払います。

つまり決算回数の多い投資信託は、分配金を払い出す回数も多いということになります。

毎月分配など頻繁に分配金が支払われる投資信託は、定期的に収入を得たい方などにはメリットではありますが、分配金の支払いや決算ごとに発生する税金により運用資金が減少するため、投資効率の面では良いとは言えません。

ポートフォリオ

2025年2月末時点での「インベスコ世界厳選株式オープン」銘柄構成は以下のようになっています。

※ここでは「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(毎月決算型)/<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」を例に挙げますが、上記6種類のいずれのファンドも運用スタイルや戦略、投資先には違いはありません。

世界のベストポートフォリオ
引用:インベスコ世界厳選株式オープン
<為替ヘッジなし>(毎月決算型)/<為替ヘッジあり>(毎月決算型)|月次レポート

御覧の通り、世界の先進国株式のうち、投資対象国は欧米中心、業種は金融、資本財・サービス、ヘルスケア、情報技術が主な組み入れとなります。

世界のベストの運用実績 (利回りと分配金)

上の表で示した各シリーズの純資産額から分かる通り、6種類の運用プランのうち一番人気の代表的な商品は「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」です。

設定時期が早いから純資産額が多いのではと思うかもしれませんが、同ファンドの純資産総額が急激に膨れ上がったのは2022年以降です。

「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」がなぜこんなに人気なのかも含め、以下では上記6種類の商品の特徴や違い、運用状況を掘り下げて見ていきましょう。

  1. インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
  2. インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(毎月決算型)
  3. インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)
  4. インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(年1回決算型)
  5. インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型)
  6. インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(奇数月決算型)

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)

「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」はその名の通り、為替ヘッジなしで運用を行い、毎月決算を行う投資信託です。

ファンドの規模を表す純資産総額は現在1.8兆円を超えていて、平均的なアクティブファンドの約100倍

2024年の純資金流入ランキングでも4位に輝いています。

純資産額約1兆8,595 億円
基準価額8,954円
分配金毎月配当
直近の分配金は一口あたり150円
決算毎月決算型(毎月23日)
運用成績
(リターン)
1年利回り:+14.95%
3年利回り(年利):+23.10%
5年利回り(年利):+19.21%
(参考:日本経済新聞
※2025年3月時点

本ファンドは1999年設立の運用25年目で、設立当時「年2回決算」としていた約款を、2016年9月に「毎月決算」に変更しています。

また2017年から毎月分配金を出し始めたことや、国内投資家の期待が国内株式から海外株式に向いたことなどが要因となって、純資産総額が徐々に増加しました。

【利回りとリスク度】

※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。

スクロールできます
 為替ヘッジなし
(毎月決算型
)
MSCI World Index
(日本円ベース) 
S&P 先進国総合指数
(日本円ベース) 
FTSE 先進国指数(Developed)
(日本円ベース)
利回り過去3年(年率)+23.10%+19.5%+22%+21.3%
過去5年(年率)+19.21%+22.6%+18.5% +15%
リスク
(標準偏差)
過去3年(年率)12.80%15.7%18.7%16.5%
過去5年(年率)18.05%16.3%20.4%18.7%
シャープ
レシオ
過去3年(年率)1.691.21.21.3
過去5年(年率)1.071.40.90.8
参考日本経済新聞マイインデックスマイインデックスマイインデックス
※2025年3月時点

肝心の利回り(分配金受取ベースの年率リターン)は悪くはないものの、ベンチマークである「MSCI World Index」やその他の同ジャンルの指数と比べると、利回りは同水準であり、アクティブ運用の成果が出ているとはいえないことが分かります

本ファンドはアクティブファンドであるがゆえに、信託報酬が年1.903%と高いわけですから、指標を超える運用が出来なければ魅力的とは言えません。

投資リスクに対していかに効率よくリターンを出せたかを表す「シャープレシオ(1を超えると優秀と言われる)」も、飛び抜けて良いとはいえませんね。

【分配金】

本ファンドでは毎月分配金が払い出しされており、毎月分配が開始された2017年からほとんどの月で一口当たり150円が分配されています。

直近の分配金利回りは20.01%(1年)と高めです。

過去5年の分配金の健全度を見てみましょう。

インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)分配金健全度
引用:日本経済新聞


過去5年の分配金の健全度は77.5%です。これは過去5年間に支払われた分配金総額のうち約77.5%が運用の成果から支払われた「普通分配金」であり、残りの約22.5%が元本の取り崩しにあたる「元本払戻金(特別分配金)」であることを意味しています。

過去5年で77.52%という数値は比較的良好な水準です。

ただし、今後も分配金健全度が高水準のまま維持できるかどうかは注視する必要があるでしょう。

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(毎月決算型)

次にご紹介するのは、毎月決算で為替ヘッジを行うファンドタイプです。

純資産額約88 億円
基準価額13,367円
分配金毎月配当 / 直近の分配金は40円
決算毎月決算型(毎月23日)
運用成績
(リターン)
1年利回り: +11.24%
3年利回り(年利): +9.08%
5年利回り(年利):+9.47%
(参考:日本経済新聞
※2025年3月時点

【利回りとリスク度】

※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。

スクロールできます
 為替ヘッジあり
(毎月決算型
)
為替ヘッジなし
(毎月決算型
)
利回り過去3年(年率)+9.08%+23.10%
過去5年(年率)+9.47%+19.21%
リスク
(標準偏差)
過去3年(年率)13.94%12.80%
過去5年(年率)17.57%18.05%
シャープ
レシオ
過去3年(年率)0.691.69
過去5年(年率)0.61.07
参考日本経済新聞日本経済新聞
※2025年3月時点

「為替ヘッジあり(毎月決算型)」の運用利回り(分配金受取ベースの年率リターン)は、為替ヘッジなしと比較すると半分以下となっています。

これは2022年春ごろから急激に円安が進み、対米ドルでの為替ヘッジコストが上がったことに加え、円安による基準価額の増加という恩恵を受けられなかったことが理由です

米ドル円のヘッジコストの推移
米ドル円のヘッジコストの推移
引用:大和アセットマネジメント株式会社|為替ヘッジコストについて

ちなみにドル円では、過去5年で約42%ほど円安が進みました。

逆に言うと、最初に紹介した「為替ヘッジなし(毎月決算型)」の高利回りは円安による恩恵も大きいと言うことですね。

【分配金】

本ファンドの分配金は毎月払い出しされており、毎月分配が開始された2017年から一部の月を除き一口当たり40円が分配されています。

分配金の健全度は、過去5年の運用中、9割弱が運用利益から分配金を捻出する普通分配金で払い出しされています。

インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(毎月決算型)分配金健全度(解説)
引用:日本経済新聞

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)

続けて見ていくのは、2018年に設定された為替ヘッジなし、年一回決済で運用されている投資信託です。

純資産額2,041 億円
基準価額22,143円
分配金直近の分配金は0円
決算年1回決算 (12月23日)
運用成績
(リターン)
1年利回り: +15.12%
3年利回り(年利): +23.17%
5年利回り(年利):+19.45%
(参考:日本経済新聞
※2025年3月時点

【利回りとリスク度】

※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。

スクロールできます
 為替ヘッジなし
(年1回決算型
)
為替ヘッジなし
(毎月決算型
)
MSCI World Index
(日本円ベース) 
利回り過去3年(年率)+23.17%+23.10%+19.5%
過去5年(年率)+19.45%+19.21%+22.6%
リスク
(標準偏差)
過去3年(年率)12.83%12.80%15.7%
過去5年(年率)17.99%18.05%16.3%
シャープレシオ過去3年(年率)1.691.691.2
過去5年(年率)1.081.071.4
参考日本経済新聞日本経済新聞マイインデックス
※2025年3月時点

「為替ヘッジなし(年1回決算型)」と「為替ヘッジなし(毎月決算型)」の利回りを比較すると、過去5年間ではあまり違いはありません。

しかし、既出の通り「為替ヘッジなし(毎月決算型)」の利回りには分配金が含まれており、その分配金の約2割(過去5年間で見た場合)が元本を崩す形で支払われています。

一方の「為替ヘッジなし(年1回決算型)」の場合は分配金健全度100%です。

インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)分配金健全度
引用:日本経済新聞



純粋かつ健全な利回りという点では今までのところ分配金のない「為替ヘッジなし(年1回決算型)」を見るのが適切でしょう。

【分配金】

本ファンドの2018年設定の運用6年目ですが、過去に分配金が出た履歴はありません。

「インベスコ 世界厳選株式オープン」シリーズの中でも、本ファンドは長期的な成長性を重視した運用を行っているため、現時点では分配金の支払いよりも資産の成長を優先したいという事なのでしょう。

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(年1回決算型)

純資産額42 億円
基準価額14,342円
分配金直近の分配金は0円
決算年1回決算 (12月23日)
運用成績
(リターン)
1年利回り: +11.42%
3年利回り(年利): +9.12%
5年利回り(年利):+9.56%
(参考:日本経済新聞
※2025年3月時点

【利回りとリスク度】

※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。

 為替ヘッジあり
(年1回決算型)
為替ヘッジなし
(年1回決算型
)
利回り過去3年(年率)+9.12%+23.17%
過去5年(年率)+9.56%+19.45%
リスク
(標準偏差)
過去3年(年率)13.99%12.83%
過去5年(年率)17.67%17.99%
シャープレシオ過去3年(年率)0.691.69
過去5年(年率)0.61.08
参考日本経済新聞日本経済新聞
※2025年3月時点

毎月決算型の為替ヘッジあり・なしの場合と同様に、年1回決算型の為替ヘッジありも、対米ドルでの為替ヘッジコストの増加と、円安の恩恵を受けられなかったことが理由で、年間利回りは振るわずとなっています。

【分配金】

本ファンドの2018年設定以降、分配金が出ていません。

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型)

純資産額51 億円
基準価額12,672円
分配金直近の分配金は60円
決算奇数月決算 (奇数月23日)
運用成績
(リターン)
1年利回り: +14.89%
3年利回り(年利): ー
5年利回り(年利):ー
(参考:日本経済新聞
※2025年3月時点

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型)は、2023年9月設定の運用期間が2年ほどのファンドです。

【利回りとリスク度】

※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。

為替ヘッジなし
(奇数月決算型)
為替ヘッジなし
(毎月決算型
)
利回り過去1年
(年率)
+14.89%+14.95%
リスク
(標準偏差)
過去1年
(年率)
13.79%13.81%
シャープ
レシオ
過去1年
(年率)
1.041.04
参考日本経済新聞日本経済新聞
※2025年3月時点

【分配金】

2024年3月から奇数月に1口当たり60円の分配金が支払われています。

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(奇数月決算型)

純資産額6200万円
基準価額11,641円
分配金直近の分配金は30円
決算奇数月決算 (奇数月23日)
運用成績
(リターン)
1年利回り: +11.20%
3年利回り(年利): ー
5年利回り(年利):ー
(参考:日本経済新聞
※2025年3月時点

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(奇数月決算型)も、2023年9月設定の運用期間が2年ほどのファンドです。

【利回りとリスク度】

 為替ヘッジあり
(奇数月決算型)
為替ヘッジなし
(奇数月決算型)
利回り過去1年
(年率)
+11.20%+14.89%
リスク
(標準偏差)
過去1年
(年率)
10.75%13.79%
シャープ
レシオ
過去1年
(年率)
0.971.04
参考日本経済新聞日本経済新聞
※2025年3月時点

【分配金】

2024年3月から奇数月に1口当たり30円の分配金が支払われています。

奇数月決算型は、分配金を定期的に取り組みたいというニーズと、複利効果を生かして効率よく運用したいという二つのニーズを取り込みたいというファンド側の思惑が反映されたファンド設定と言えます。

まだ設立から間もないため、もう少し運用動向を見守る必要がありますね。

総合評価:世界のベストはやめとけ?投資価値は?

これまでの内容を踏まえて、「インベスコ世界厳選株式オープン」は投資価値のあるファンドなのでしょうか?

まず、上でご紹介した6種類の全シリーズの運用状況を表にまとめると以下の通りです。

スクロールできます
 Hなし
毎月決済
Hあり
毎月決済
Hなし
年1回決算
Hあり
年1回決算
Hなし
奇数月決算
Hあり
奇数月決算
MSCI
World Index
日本円ベース
利回り過去1年
(年率)
+14.95%+11.24%+15.12%+11.42%+14.89%+11.20%+16.3%
過去3年
(年率)
+23.10%+9.08%+23.17%+9.12%+19.5%
過去5年
(年率)
+19.21%+9.47%+19.45%+9.56%+22.6%
リスク
(標準偏差)
過去1年
(年率)
13.81%10.68%13.84%10.73%13.79%10.75% 14.5%
過去3年
(年率)
12.80%13.94%12.83%13.99%15.7%
過去5年
(年率)
18.05%17.57%17.99%17.67%16.3%
シャープレシオ過去5年
(年率)
1.040.971.050.981.040.97 1.1
過去3年
(年率)
1.690.691.690.691.2
過去5年
(年率)
1.070.61.080.61.4
参考日本経済新聞日本経済新聞日本経済新聞日本経済新聞日本経済新聞日本経済新聞マイインデックス

前述の通り、インベスコ世界厳選株式オープンの配当利回りには投資元本が含まれているため、純粋なファンド運用成果を見るなら「年1回決算型」を見るのが適切です。

「年1回決算型」の運用成績をベンチマークであるMSCI World Indexと比べてみると、過去1年、過去5年でベンチマークを下回っていることが分かります

つまり純粋な運用パフォーマンスから見れば、1.903%という高い信託報酬を払ってまでアクティブファンドである「インベスコ世界厳選株式オープン」に投資する妙味はないと言えるでしょう。

MEMO

アクティブファンドの信託報酬の平均は年1.055%程、インデックスファンドは0.374%程です。

1000万円を運用する場合、信託報酬率が1,903%だと、1年間に支払う信託報酬は約19万円にもなります。
一方、信託報酬率が0.374%の場合、1年間に支払う信託報酬は3万7000円程で済みます。

「信託報酬が低い投資信託を選べ」と言われる理由が分かりますね。

にもかかわらず、「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」が1兆円を超える人気ファンドとなっているのは、長期的な資産増加よりも毎月配当を出してくれるファンドを重要視する人が多いからでしょう

もちろん投資家の年齢や投資目的によっては毎月配当が適している方もいます。

しかし、一般的には毎月配当を行うと複利効果の恩恵を得ずらいため非効率な運用と言われています。

実際金融リテラシーが浸透している海外には分配金を出すファンドは少なく、出したとしても年1回~2回程度です

特に「インベスコ世界厳選株式オープン」の場合は分配金の一部が特別分配金(元本から捻出する分配金)で賄われているため、長期的な目線で資産増加を狙うのであれば分配金のないファンドを選ぶの方が合理的でしょう。

次の章では「手数料に見合った」「手数料以上の」リターンを期待できる運用先をご紹介します。

手数料に見合ったリターンを期待するなら「プライベートデット」「ヘッジファンド」

投資ファンドには、

  • べンチマークに沿う運用を行うインデックスファンド
  • 世界のベストのようなベンチマークを上回る運用を目指すアクティブファンド
  • 企業に事業融資をしてその貸付金利子を配当として受け取れるプライベートデットファンド
  • 市場環境に関わらず常に利益獲得を狙う絶対収益型のヘッジファンド

があります。

それぞれファンドでは独自の手数料体系を採用していますが、手数料は投資家とファンドの双方にとって利害が一致していなくてはならないと考えられています。

インデックスファンド・アクティブファンド・プライベートデットファンド・ヘッジファンドの特徴と主な手数料、投資家とファンドの利害関係をまとめたものが以下の通りです。

※ここでは投資家とファンドの利害関係を図れるメインの手数料に絞って掲載しています。

スクロールできます
ファンド名・特徴主な手数料利害関係
インデックスファンド:
ベンチマークに連動して運用される
投資信託
信託報酬:0.1~0.5%程度

ベンチマークに連動するだけの運用体制なので特別な戦略を立てるためのコストが必要が無く、手数料率は低め。
信託報酬は日割り計算されて運用期間中は毎日徴収される。
ファンド:
ベンチマークに連動した運用をしているだけで収入が入ってくるので、そこまで熱心に運用する必要は無い。

投資家:
手数料を支払っているので、リターン獲得を期待したい。
アクティブファンド:
ベンチマークを上回る運用成果を
目指す投資信託

信託報酬:1.0~2.0%程度

ベンチマークを超えるための戦略を立てるためのコストが必要となるため、手数料率はインデックスファンドより高め。
高いコストを対価にベンチマークを超える運用成果を狙うことができるというのがアクティブファンドの売り。
信託報酬は日割り計算されて運用期間中は毎日徴収される。
ファンド:
ベンチマークを上回る運用をしなくてはいけないので、インデックスファンドに比べると戦略立てにかける労力は必要になる。
ただし、万が一運用が上手くいっていなくても収入は入ってくるのでそこまで熱心に運用する必要は無い。

投資家:
高い手数料を支払っている対価として、ベンチマークを上回る成果を上げてもらってより高いリターンを期待したい。
プライベートデット
ファンド:
企業融資を実施し、

企業から支払われる貸付金利子を配当原資にする

成功報酬:15~20%程度

成功報酬は運用で過去の最高値を更新した時にのみ、運用成果から徴収される。
ファンド:
信託報酬のような安定収入が無いため、成果を上げないと収入がゼロになる。成果を上げるために必死に運用をする。

投資家:
プライベートデットファンドやヘッジファンドは投資信託に比べて最低投資金額が高く、また高い手数料を徴収されるのでより高いリターンを期待したい。
ただし、手数料は運用成果から徴収されるので、徴収されたところで投資家への損は無い。
ヘッジファンド:
投資信託同様、

投資家から集めた資金をもとに運用を実施

これらファンドへ投資をする投資家の考えとしては、「リターンを獲得したい」というのが共通点となるでしょう。

しかし、インデックスファンドとアクティブファンドの場合、運用が上手くいってたとしてもそうでなかったとしても、運用期間中は信託報酬が徴収されます。

つまり、投資信託にとっては一定の収入が保証されているので、そこまで熱意を持って運用をする必要は無いということです。

世界のベストの運用実績を見てみても、ベンチマークであるMSCI World Indexを下回っており、またその他の同ジャンルの指数と比べても利回りは同水準。

手数料に見合ったアクティブ運用の成果が出ていない=投資家とファンドの利害関係が一致していないのです。

一方、プライベートデットファンドやヘッジファンドでは主に成功報酬をメインの手数料としており、その手数料率こそ高いものの運用に成功した時のみに徴収していることから収入源が限られているため、何が何でも収益を上げるための努力を惜しまないでしょう。

ファンドマネージャーも生活がありますからね。

リターンを獲得したい投資家とリターンを獲得して収入源を確保したいファンドの利害は一致しているのです。

では、プライベートデットファンドとヘッジファンドの実績は手数料に見合っているのでしょうか?

ここでは、実際の運用先例を見ながらチェックしていきたいと思います。

プライベートデットファンド|ハイクアインターナショナル

プライベートデットとは

プライベートデットとは、投資家から集めた資金をもとに非上場企業や成長途上企業に対して事業融資を実施し、企業から支払われる貸付金利子の一部を投資家へ配当するという仕組みです。

日本国内のプライベートデットファンドの例としては、「ハイクアインターナショナル」が挙げられます。

運用会社ハイクアインターナショナル
合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016
大阪府八尾市八尾木北1-44
設立2023年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
実際の利益500万円投資した場合
・3ヶ月に1度15万円の配当
・年間で60万円の配当
利益の受取方法・3ヶ月に1回配当金として受け取る
・配当金を再投資して元本を増やす
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
※設立:2011年
公式サイトハイクアインターナショナル
ハイクアインターナショナルの概要

ハイクアインターナショナル(以下「ハイクア社」)は、梁秀徹氏が同じく会長を務めるベトナムの日系企業SAKUKO VIETNAM(以下「SAKUKO社」、2011年設立)への資金調達を目的に2023年に設立されたプライベートデットファンドです。

ハイクア社がSAKUKO社に事業融資を行い、その利息収入から投資家への配当を実現しています。

ハイクア
引用:ハイクアインターナショナル

ハイクアインターナショナルの配当は年4回3%ずつ、合計12%(固定)です。

ハイクアは年4回合計12%の分配金を支払い
引用:ハイクアインターナショナル

年利12%という利回りは、約6年で投資した資産が2倍になる計算となります。他のファンドと違いプライベートデットファンドであるハイクア社ではSAKUKO社の事業収益から直接利息が支払われるため、株価変動や売却タイミングを考慮する必要がなく、リターンの確実性が高いのも魅力です。

また通常のプライベートデットファンドでは成功報酬を徴収するのが一般的ですが、ハイクア社では手数料を徴収していません。

(ちなみに、購入手数料や運用手数料などといった諸手数料の徴収もしていません。)

これは、事業融資先企業であるSAKUKO社の代表とハイクア社の会長が同一人物であることも理由であると考えられます。

会長にとっては、ハイクア社として投資家から借り入れた資金をもとにSAKUKO社の事業を拡大できれば利益獲得となりますから、ハイクア社として成功報酬などの手数料を別途徴収しなくても問題はないという考えなのでしょう。

投資家にとっては、極端な言い方をすると「お金を貸しただけで年間12%の配当をもらえる」ので、手数料に見合ったどころか、それ以上の実績を期待することができるのです。

SAKUKO社 兼 ハイクア社の会長である梁秀徹氏の活動は、以下の公式サイトで公開されています。

手数料以上の実績を期待したいという方は、まずはハイクア社の公式サイトにて無料の資料請求やお問い合わせをどうぞ。

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ヘッジファンド|アクション・GFマネジメント

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドは特定のベンチマークを持たず、株式・債券・不動産・金・デリバティブ・オプションなど多様な資産に投資するオルタナティブ投資で、幅広く投資チャンスを狙います。

また投資信託では原則使用が認められていない「空売り(下落相場などで売りから入る取引手法)」や「レバレッジ」を利用して、投資信託ファンドがマイナスを出すような下落相場でも利益の獲得に動きます。

このように、ヘッジファンドは下落相場での耐性が強く、利益獲得の機会が多いため、資産を長期的に安定して増やしていきたい人に人気の投資先となっています。

国内のヘッジファンドの例としては、「アクション」と「GFマネジメント」が挙げられます。

同社ともにメインの手数料は「成功報酬」を採用しており、やはり手数料は過去の最高値を更新した時にのみ、運用成果から徴収しています。

アクション
アクション合同会社
引用:アクション
運用会社アクション合同会社
代表者古橋弘光
本社所在地〒105-0001
東京都港区虎ノ門5丁目13−1
虎ノ門40MTビル 7階
設立2023年
利回り25.07%
※2024年4月〜2025年3月
最低投資額500万円
運用手法・対象・事業への直接投資
・バリュー株投資
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトアクション
アクション合同会社の概要

アクションは、バリュー株投資、事業投資、ファクタリング、Web3事業などの多様な戦略で年間15%以上のリターンの追求を目標としているヘッジファンドです。

アクションの運用実績は極めて堅調で、2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)という高い利回りを実現しました。

例えばこの期間で500万円を投資していたとすると125万3500円がリターンとなりますから、ここから成功報酬が徴収されるということ。

500万円×25.07%=125万3,500円

また次の期間で25.07%を超えられなかった場合は、成功報酬は徴収しないということです。

まさに、手数料に見合った運用と言えるでしょう。

そんなアクションに投資したい方は、まずは以下公式サイトからのお問い合わせでアクションの詳細を聞いてみてはいかがでしょうか。

GFマネジメント
GFマネジメント
引用:GFマネジメント

GFマネジメントは、2023年に設立された新しいヘッジファンドです。

ファンドマネージャーはモルガン・スタンレー証券の投資銀行本部での経験がある方。

現在はその時の経験を活かして、日本の大型株をメインに投資戦略を組んでいます。

そんなGFマネジメントの投資戦略は「J-Prime戦略」という独自のもの。

J-Prime - 日本プライム株式戦略の投資ユニバース
引用:GFマネジメント

具体的には、日本大型株のなかでも「収益力・成長力」「巨大な成長産業」「競合優位性」のどれにも当てはまるごくわずかな銘柄「J-Prime投資ユニバース」に投資を実施するというものです。

以下は運用開始前の実績も含みますが、「J-Prime戦略」のパフォーマンスは+277%と、日経平均やS&P500をも上回る圧倒的なパフォーマンスを実現しています。

GFマネジメント運用実績
引用:GFマネジメント

年間平均では29%です。

例えば1年で1000万円を投資していたとすると290万円がリターンとなりますから、ここから成功報酬が徴収されるということ。

1000万円×29%=290万円

また次の年に29%を超えられなかった場合は、アクション同様、成功報酬は徴収しないということですね。

これまでのパフォーマンスについてはもちろん、今後の方針についてや、ポートフォリオについての詳細が気になる方は、是非GFマネジメントへ直接お問い合わせください。

面談にて詳しい資料とともに丁寧に説明してくれますよ。

世界のベストの評判・口コミに関連してよくある質問

最後に「インベスコ世界厳選株式オープン」に関するよくある質問をご紹介します。

インベスコ世界厳選株式オープンはNISA口座で投資できる?

世界のベストの6種類の投資信託のうち、NISA制度が利用できるのは以下の4種類。

いずれもNISA成長投資枠のみ利用可能です。

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(年1回決算型)
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型)
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(奇数月決算型)

一番人気の「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は、NISA非対応ですのでご注意ください。

インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)の購入におすすめの証券会社は?

「インベスコ世界厳選株式オープン」は50社近い金融機関で販売されていますが、おすすめなのは購入時手数料が無料(ノーロード)の証券会社です。

購入手数料なしで買える証券会社一例
  • SBI証券‥三井住友クレジットカードでの積立でVポイントが貯まる
  • 楽天証券‥投資信託の残高に応じて楽天ポイントがもらえ、楽天ポイントで投資もできる
  • 松井証券‥ 「投信工房」というロボアドバイザーを利用できる
  • auカブコム証券‥投資信託の残高に応じて毎月Pontaポイントがもらえ、ポイントで投資信託を購入できる

インベスコ 世界厳選株式オープンの買い方は?

ネット証券を利用すれば、口座開設から投資信託の売買までご自宅で簡単に手続きできます。

1.投資信託を購入する証券会社を選び口座を開設する
2.投資資金を口座に入金する
3.(WEBサイトやアプリのある証券会社の場合)画面上で「インベスコ世界厳選株式オープン」の該当ファンドを選択
4.基準価額等の最新情報を確認した上で、金額・口数・頻度などを入力して注文する

購入注文の単位は、積立の場合100円以上1円単位、スポット購入の場合は100円以上1円単位です。

インベスコ世界厳選株式オープンの今後の運用見通しは?

インベスコ世界厳選株式オープンの投資先は、欧米が80%以上を占めているため、これらの市場動向がキーとなります。

中でも影響力の大きい米国市場は、企業の堅調な成長とFRBによる利下げ観測により、2024年は価格が上昇傾向にありました。

しかし、2024年末にかけて中東情勢の悪化による再インフレ懸念や、堅調な米国経済指標を受けての利下げ延期の可能性が株価の下げ圧力となりました。

また1月よりスタートした第2次トランプ政権の政策では、「トランプ関税」を発令。インフレを再燃させ、景気を悪化させるリスクに警戒感が高まったことで米国株は失速が観測されています。

こんな状況ですので、インベスコ世界厳選株式オープンの2025年の見通しは予測が難しい状況が続くと考えられるでしょう。

さらに、2025年もドル円相場は歴史的な円安水準が続くとの見方がなお優勢です。(参考

FRBによる利下げと日本政府による追加利上げが実行されれば日米の金利差が縮小し円高に振れやすくなるため、人気の「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」の運用リターンは抑制される可能性があります。

高い手数料を支払ってるのに運用リターンが抑制されるだけでなく、インデックスファンドにも劣る運用成績に物足りなさを感じている方は、プライベートデットファンドヘッジファンドの検討も視野に入れてみるとよいでしょう。

まとめ:世界のベストの口コミ・評判

本記事では「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」の運用方針、全6シリーズの運用状況や評判などを解説しました。

結果、「インベスコ世界厳選株式オープン」は高い手数料報酬を得ながらアクティブファンドとして運用をしていますが、実際にはベンチマークを下回っているという状況が明らかになりました。

これまでは株式市場が堅調だったため、同ファンドの利回りも高水準を維持してきましたが、今後は「トランプ関税」の動向を含む複数の要因により、米国経済は減速が見込まれており、本ファンドのパフォーマンスも影響を受ける可能性があります。

特に2025年後半はトランプ政権の関税政策の影響が強まると予想されており、投資環境の慎重な見極めが必要です。

また毎月分配の投資信託は魅力的ではありますが、長期的な目線で見ると非常に非効率な運用と言えます。

特に20代~50代の現役世帯の資産運用には不向きですので、今一度本当にベストな資産運用先はどこなのか考えてみるべきでしょう。

「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」の実績は手数料に見合わない…とお考えの方は、プライベートデットファンドの「ハイクアインターナショナル」やヘッジファンドの「アクション」「GFマネジメント」がおすすめです。

以下公式サイトや当サイトの記事ではこれらファンドについてまとめていますのでぜひご参考にどうぞ。

ハイクアインターナショナル

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アクション
GFマネジメント

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

以下は500万円〜投資可能な日本国内のおすすめヘッジファンド。

スクロールできます
年利安定性・信頼性最低投資額資料請求投資手法・対象
ハイクアInt'l12%(固定)運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
500万可能新興国企業融資
アクション2023年設立500万不可・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
おすすめヘッジファンド

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)

それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

ハイクアインターナショナル
  • 固定年利12%
  • 成長著しい日系ベトナム企業への融資
  • 資料請求のみの問い合わせもOK

>>ハイクアインターナショナル公式サイトはこちら

アクション
  • 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
  • 2023年は50.68%の実績
  • 株や債券に留まらないポートフォリオ戦略

>>アクション公式サイトはこちら

この記事を書いた人

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