「掲示板での口コミや評判を知りたい!」
「世界のベストの運用実績は?」
「世界のベストの今後の見通しは?」
投資信託ランキングで常に上位にランクインする評判の「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」。
しかし投資関連サイトの掲示板などでは、徴収される手数料以上の実績を残せていないなどの理由から「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)はやめとけ」などといった辛口な評判を見かけることも。
そこで本記事では、インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)がやめとけと言われる理由や掲示板での評判や口コミ、特徴まで徹底解説します!
またインベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)に代わる運用先として、手数料に見合った運用実績を期待できるハイクアインターナショナル(年間合計12%の配当を実現)や、アクション(年間15%以上のリターン目標)、GFマネジメント(2018年~2023年の成長率+277%※現時点のリターンは非公開)についても紹介していますので、是非最後までお見逃しなく。
世界のベストの代替運用先をすぐに知りたい方は「おすすめの運用先3選」をご覧ください。手数料なしで年間合計12%(固定)の配当を実現しているファンドなどをご紹介しています。
インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)はやめとけ?Yahoo・みんかぶ掲示板での評判や口コミ
世間の投資家の方たちはインベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)をどう評価しているのでしょうか?
早速ですが、Yahoo掲示板、みんかぶの掲示板から同ファンドの評判・口コミの一部を抜粋してご紹介します。
Yahoo!掲示板での口コミ・評判
GOOD
- インベスコの信託報酬が高いという書き込みをたまに見かけますが、私はそれ以上に安定したリターンを得られる優秀なファンドだと思います。余剰資金ができれば更に増やし、長く付き合って恩恵を得たいです。
- (信託報酬が高すぎと言うコメントに対し)
気持ちはわかる。しかし、安定した配当&過去の実績&純資産額が兆越えここまでそろった銘柄なかなかないぞ。 - 早速分配金30日入金予定の通知 まだ特別分配金ですがここの安定ぶりは素晴らしいと思って継続していきます
- 分配金、本日入金されました。ベスコ毎月ありがとうm(_ _)m
BAD
- ここは信託報酬高過ぎ
- 特別分配金って元本削ってるだけですよ
BAD
- ヨーロッパ情勢が不安定なので脚を引っ張られているのかもしれません。
GOOD
- ここ、最近評価が上がってますね。
- 世界のベストでヘッジなし、新NISA対応となれば人気も出るわな!さてさて、年一回の配分はいくらか?
GOOD
- シンNISAで買い始めました。掲示少ないねー
BAD
- ダウが上がってるのに、これが下がるのは何で?何を組み込んでるんだ?
GOOD
- 世界のベストに奇数月決算型が登場。(おそらく新NISA対策だと思われる。)毎月決算型は年間1800円の分配金だけどこっちはどれくらいになるか様子見ですな。
- 多少は基準価格の安定が期待できるかもしれませんね。
BAD
- さて、いよいよ決算が迫ってきました。純資産1300万でまともな投資が出来てるのかな?分配金が出るかどうかも疑問?と同時に販売会社早く増えてくれ~
- やはり分配金は0円でした。販売会社と純資産が増えないと話にならない。
GOOD
- さてさて分配金がどうなりますかね
BAD
- 配当ありの銘柄が個人的に好きで、新NISAでつぎこんでしまいましたが、分配金はでるのか不安になってきました
みんかぶの掲示板での口コミ・評判
みんかぶの掲示板では、毎月決算型ファンドしか口コミの書き込みはありませんでした。
GOOD
- 安定した分配金 継続性 それが魅力
- 配当金を出しすぎな気がする、特に8000円台の時配当が下がると予想していたのに、下がる事も無く150円をだして、21年秋から購入してまだ純資産もそんなに増えて無かったけどこの一年で凄い上り坂、基準価格が下がったタイミングで購入しているけど、 またまだ買い増ししていくつもり。
BAD
- グローバルXのカバードコールの世界版と認知し、あくまで運用の補助として コストは高いし毎月配当は見た目以上にリスクはある。将来標準価格5千円台3千円台はあるだろうしそれに伴って減配(75円50円など)十分想定できる。 引くか追加か。他のETF追加予算と相談しながら
BAD
- コストがもうちょっと安ければな…
評判・口コミ総括と代替運用先との比較
Yahoo掲示板とみんかぶの掲示板の口コミ・評判を総じると、安定した運用実績と分配金の継続性を評価し、長期投資を前提として保有を続けたいという評価が多い一方で、高いコストに対する懸念を抱いている投資家も多いといった印象です。
コストが低く、安定的で高い分配金を期待したいという方には、後ほど詳しく紹介する「ハイクアインターナショナル」「アクション」「GFマネジメント」といったファンドへの代替投資もおすすめです。
各運用先をクリックで詳細へジャンプ▼
| 運用先 | 実績 | 主な手数料 |
|---|---|---|
| 世界のベスト (H無・毎月決算型) | 配当利回り: 2024年:18.93% 2023年:20.38% 2022年:20.63% 2021年:18.88% 高いがバラつきあり 2022年ごろからは円安の恩恵を受けている=円高傾向では低くなる可能性大 | 信託報酬:1.903 % |
| ハイクア インターナショナル | 配当利回り: 年間合計12%(固定) 毎年固定で安定的 市場環境に左右されない | なし |
| アクション | 運用リターン目標: 年間15%以上 2024年度の実績:25.07% | 成功報酬 |
| GFマネジメント | 年平均:29% 2018~2023年の5年間の平均 直近のリターンは非公開 | 成功報酬 |
※世界のベストの2021年~2024年の分配金利回りは各年の年間分配金を基準価額で割って算出
※アクション・GFマネジメントは「単利運用」選択で配当の受け取りも可
世界のベストの年間配当利回りは2021年~2024年で18%以上と優秀ですが、運用が上手くいってても損失が出ても毎年1.903%という高い信託報酬が徴収されます。
これは500万円を運用していた場合は約95,000円、1000万円を運用していた場合は約19万円が徴収されてしまう計算です。
一方でハイクアインターナショナルについては手数料なし、アクションやGFマネジメントについては運用に成功した時のみ運用益から手数料を徴収する「成功報酬制」を採用。
ハイクアインターナショナルを筆頭に、投資家が損をしない仕組みで高いリターンと安定した配当を提供しています。
インベスコ世界厳選株式オープン (世界のベスト)とは?
2025年9月時点で運用資産残高(全6シリーズの合計)が3兆円に到達し、日本の投資信託の純資産総額ランキングで上位5位内に入る「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」。
ここでは世界のベストがどのような運用を行う投資信託なのか、概要を改めて確認していきます。
基本情報

| 委託会社 | インベスコ・アセット・マネジメント |
|---|---|
| ファンド名 (愛称) | インベスコ世界厳選株式オープン (世界のベスト) |
| 投資対象 | 日本を含む世界株式(エマージング国を除く)から銘柄を厳選 |
| 投資戦略 | 独自の分析により「成長+配当+割安」の基準を満たす世界の株式銘柄へ投資 |
| 投資形態 | マザーファンドへ投資 |
| ベンチマーク | MSCIワールド・インデックス (税引後配当込み、円換算ベース) |
| 運用スタイル | アクティブ運用 |
| 手数料 | 販売手数料 0~3.30% 信託報酬 年率1.903% 信託財産留保額 0.30% |
| 受賞履歴 | 投資信託20年部門 外国株式バリューカテゴリーで優秀ファンド賞(3年連続) |
「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」は、米国アトランタにグループ本社のあるインベスコ・アセット・マネジメント株式会社が運用する投資信託商品です。
実際のファンドの運用拠点は英国ヘンリーにあり、運用責任者の他、ポートフォリオ・マネジャー、アナリスト、プロダクト・ディレクターの9名が在籍しています(2023年1月時点)。
彼らは、特定のマーケットに限らず複数の幅広い業種の企業を分析しているため、投資機会が広がるだけでなく、大局的な視線で投資判断を下せるのが強みです。
「インベスコ世界厳選株式オープン」は運用タイプによりいくつかのシリーズに分かれますが、いずれもマザーファンドを通じて、日本を含む世界の(エマージング国を除く)株式銘柄に投資を行うスタイルです。
運用方針や投資基準
「インベスコ世界厳選株式オープン」は、世界の先進国株式(日本を含む23か国)に投資を実施。
「MSCIワールド・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとし、本指数を上回る運用を目指すアクティブ運用を行います。
「インベスコ世界厳選株式オープン」の運用方針は、
「成長」+「配当」+「割安」の3つの観点に着目して投資を行うことを、当ファンドでは「株式投資の王道」と考えています。
引用:Invesco
と、公式HPに明言されている通り、成長・配当・割安の3つのコンセプトに基づき株式銘柄を厳選して投資します。
- 成長:
健全かつ頑健な財務体質を持ち、今後の成長(価格の上昇)が見込める優良企業 - 配当:
長期的に安定して質の良い配当金を出せるポンテンシャルを持った企業 - 割安:
株式の価格が実際の企業価値よりも割安な状態で市場に放置されている(今後の値上がり幅が大きい)バリュー株
前述のインベスコ・アセット・マネジメントのポートフォリオマネージャーが、ボトムアップアプローチとバリューアローチを掛け合わせて、今後利益の見込めると評価した銘柄でポートフォリオを構成します。

ポートフォリオ
2025年8月末時点の銘柄構成は以下のようになっています。
※ここでは「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(毎月決算型)/<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」を例に挙げますが、上記6種類のいずれのファンドも運用スタイルや戦略、投資先には違いはありません。

<為替ヘッジなし>(毎月決算型)/<為替ヘッジあり>(毎月決算型)|月次レポート
ご覧の通り、世界の先進国株式のうち、投資対象国は欧米中心、業種は金融、資本財・サービス、ヘルスケア、情報技術が主な組み入れとなります。
各種手数料
「インベスコ世界厳選株式オープン」では、以下のような手数料が発生します。
アクティブファンドの信託報酬は年1.055%程度ですが、同ファンドの信託報酬は年1.903%と高く、「やめとけ」と言われる主な理由ともなっています。
- 販売手数料:
0~3.30%(購入する金融機関により異なる) - 信託報酬:
年率1.903% - 信託財産留保額:
0.30%(解約時)
例えば500万円を運用した場合は約95,000円が、1000万円を運用した場合は約19万円が信託報酬として徴収されてしまう計算です。
投資をする際には、果たしてこのコストに見合う運用ができているのかが重要なポイントとなるでしょう。
実際の運用実績を見ても、アクティブファンドであるにも関わらず、指標を大きく超える運用ができているとは言い切れません。
手数料を抑えて高いリターンを目指したい方は、手数料なしで年間12%の固定配当を実現している「ハイクアインターナショナル」や、成功報酬制を採用していて投資家に損が無い「アクション」「GFマネジメント」を検討するべきでしょう。
運用タイプは全6シリーズ
「インベスコ世界厳選株式オープン」は、為替ヘッジの有無と決算回数の違い、分配の有無や頻度により、以下6つのファンドタイプに分かれます。

為替ヘッジとは、為替取引や先物取引等を利用して、為替変動による基準価額への影響(為替変動による損失)を回避する取引のことを指しており、それぞれ以下のような特徴と違いがあります。
| 為替ヘッジあり | 為替ヘッジなし | |
| 特徴 | 為替変動リスクを抑えられる代わりに為替差益の恩恵を受けにくい。 | 為替変動リスクを負う代わりに為替差益を得られる可能性がある。 |
| 為替変動による基準価額への影響 | 限定的 | 影響を受ける ※円高: 基準価額が減少 ※円安: 基準価額が増加 |
| 為替差益 | 限定的 | 為替変動に合わせて発生 |
| ヘッジコスト | 費用が発生 ※ドル円では年0.5~5%程 | 費用は発生しない |
次に決算回数ですが、分配金ありの投資信託では、決算により運用成果を確定し、元本や運用利益から投資家に分配金を支払います。
つまり決算回数の多い投資信託は、分配金を払い出す回数も多いということになります。
毎月分配(年12回)や奇数月分配(年6回)など頻繁に分配金が支払われる投資信託は、定期的に収入を得たい方にはメリットがある一方で、分配金の支払いにより運用資金が減少し続けるため、長期的な資産形成という観点では効率的とは言えません。
分配金として払い出された資金は、その後の運用に回されないため、複利効果が働きにくくなるからです。
分配は年4回程度に抑えて、かつ投資効率を上げたいという方には、「ハイクアインターナショナル」への代替投資がおすすめです。
ハイクアインターナショナルでは、手数料なしで年4回3%ずつ、年間合計12%(固定)の配当を実現。
事業融資による貸付金利を原資とした配当設計により、運用資産から過度に資金を払い出すことなく、持続可能な配当で安定した収入を得ることが可能となります。
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インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)の運用実績 ・利回り・分配金
早速ですが、以下がインベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)の運用実績となります。
各コースクリックで詳細へジャンプします▼
| Hなし 毎月決済 | Hあり 毎月決済 | Hなし 年1回決算 | Hあり 年1回決算 | Hなし 奇数月決算 | Hあり 奇数月決算 | MSCI World Index 日本円ベース | ||
| 純総資産額 | 2兆6,391億円 | 95 億円 | 3,520 億円 | 51 億円 | 71 億円 | 9800万円 | ー | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 基準価額 | 8,820 円 | 13,976円 | 24,694円 | 15,457円 | 13,857円 | 12,448円 | ー | |
| 分配頻度 | 年12回 | 年12回 | なし | なし | 年6回 | 年6回 | ー | |
| 直近の分配金 (1口あたり) | 150円 | 120円 | ー | ー | 60円 | 30 円 | ー | |
| 利回り (年率) | 過去1年 | +17.65% | +9.37% | +17.82% | +9.51% | +17.53% | +9.68% | +20.3% |
| 過去3年 | +23.14% | +13.27% | +23.25% | +13.40% | – | – | +20.4% | |
| 過去5年 | +22.69% | +11.48% | +22.67% | +11.68% | – | – | +21.1% | |
| リスク (年率) | 過去1年 | 15.73% | 13.01% | 15.80% | 13.09% | 15.77% | 12.97% | 11.7% |
| 過去3年 | 13.49% | 13.26% | 13.53% | 13.29% | – | – | 14% | |
| 過去5年 | 15.30% | 14.88% | 15.39% | 14.95% | – | – | 15.1% | |
| シャープレシオ (年率) | 過去5年 | 1.08 | 0.72 | 1.09 | 0.73 | 1.08 | 0.74 | 1.7 |
| 過去3年 | 1.61 | 1.00 | 1.61 | 1.00 | – | – | 1.5 | |
| 過去5年 | 1.41 | 0.80 | 1.41 | 0.81 | – | – | 1.4 | |
| 参考 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | マイインデックス | |
インベスコ世界厳選株式オープンの配当利回りには投資元本が含まれているため、純粋なファンド運用成果を見るなら「年1回決算型」を見るのが適切です。
結論からお伝えすると、世界のベストはMSCI World Index 日本円ベースをベンチマークとし、それを超える運用を目指すアクティブファンドであるにもかかわらず、利回りは大きくは上回っていません。
アクティブファンドとして年率1.903%の信託報酬を徴収していますから、これでは「やめとけ」と言われても仕方ないですね。
それでは詳しく解説していきます。
- ハイクアインターナショナル:
年4回3%ずつ、年間合計12%の配当・手数料なし - アクション:
年間15%以上のリターン目標・2024年度の実績25.07%・成功報酬制採用 - GFマネジメント:
2018~2023年の4年間の年平均29%(現在はリターン非公開)・成功報酬制採用
ハイクアインターナショナルは手数料なし、アクション・GFは運用に成功したときにのみ運用益から手数料を徴収する成功報酬制を採用しており、投資家の損がない運用体系を実現しています。
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」はその名の通り、為替ヘッジなしで運用を行い、毎月決算を行う投資信託です。
ファンドの規模を表す純資産総額は現在2.6兆円を超えていて、一般的なアクティブファンドと比べても圧倒的。
2025年8月時点の純資金流入額ランキングでも2位に輝いています。
| 純資産額 | 2兆6,391億円 |
|---|---|
| 基準価額 | 8,820 円 |
| 分配金 | 毎月配当 直近の分配金は一口あたり150円 |
| 決算 | 毎月決算型(毎月23日) |
| 運用成績 (リターン) | 1年利回り:+17.65% 3年利回り(年利):+23.14% 5年利回り(年利):+22.69% (参考:日本経済新聞) |
本ファンドは1999年設立の運用26年目で、設立当時「年2回決算」としていた約款を、2016年9月に「毎月決算」に変更しています。
また2017年から毎月分配金を出し始めたことや、国内投資家の期待が国内株式から海外株式に向いたことなどが要因となって、純資産総額が徐々に増加しました。
【利回りとリスク度】
※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。
| 為替ヘッジなし (毎月決算型) | MSCI World Index (日本円ベース) | ||
|---|---|---|---|
| 利回り | 過去3年(年率) | +23.14% | +21.3% |
| 過去5年(年率) | +22.69% | +21.1% | |
| リスク (標準偏差) | 過去3年(年率) | 13.49% | 16.5% |
| 過去5年(年率) | 15.30% | 15.1% | |
| シャープ レシオ | 過去3年(年率) | 1.61 | 1.3 |
| 過去5年(年率) | 1.41 | 1.4 | |
| 参考 | 日本経済新聞 | マイインデックス | |
肝心の利回り(分配金受取ベースの年率リターン)は悪くはないものの、ベンチマークである「MSCI World Index」と比べると、利回りは比較的同水準であり、アクティブ運用の成果が大きく出ているとはいえないことが分かります。
本ファンドはアクティブファンドであるがゆえに、信託報酬が年1.903%と高いわけですから、指標を大きく超える運用が出来なければ魅力的とは言えません。
投資リスクに対していかに効率よくリターンを出せたかを表す「シャープレシオ(1を超えると優秀と言われる)」に関しては1を超えており、高く評価ができますね。
【分配金】
本ファンドでは毎月分配金が払い出されており、毎月分配が開始された2017年からほとんどの月で一口当たり150円が分配されています。
直近の分配金利回りは20.19%(1年)と高めです。
過去5年の分配金の健全度を見てみましょう。

過去5年の分配金の健全度は92.44%です。
これは過去5年間に支払われた分配金総額のうち92.44%が運用の成果から支払われた「普通分配金」であり、残りの7.56%が元本の取り崩しにあたる「元本払戻金(特別分配金)」であることを意味しています。
過去5年で92.44%という数値は良好な水準です。
ただし、今後も分配金健全度が高水準のまま維持できるかどうかは注視する必要があるでしょう。
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(毎月決算型)
次にご紹介するのは、毎月決算で為替ヘッジを行うファンドタイプです。
| 純資産額 | 95億円 |
|---|---|
| 基準価額 | 13,921円 |
| 分配金 | 毎月配当 / 直近の分配金は120円 |
| 決算 | 毎月決算型(毎月23日) |
| 運用成績 (リターン) | 1年利回り: +9.37% 3年利回り(年利):+13.27% 5年利回り(年利):+11.48% (参考:日本経済新聞) |
【利回りとリスク度】
※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。
| 為替ヘッジあり (毎月決算型) | 為替ヘッジなし (毎月決算型) | ||
| 利回り | 過去3年(年率) | +13.27% | +23.14% |
| 過去5年(年率) | +11.48% | +22.69% | |
| リスク (標準偏差) | 過去3年(年率) | 13.26% | 13.49% |
| 過去5年(年率) | 14.88% | 15.30% | |
| シャープ レシオ | 過去3年(年率) | 1.00 | 1.61 |
| 過去5年(年率) | 0.80 | 1.41 | |
| 参考 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | |
「為替ヘッジあり(毎月決算型)」の運用利回り(分配金受取ベースの年率リターン)は、為替ヘッジなしと比較すると半分程度となっています。
これは2022年春ごろから急激に円安が進み、対米ドルでの為替ヘッジコストが上がったことに加え、円安による基準価額の増加という恩恵を受けられなかったことが理由です。

引用:大和アセットマネジメント株式会社|為替ヘッジコストについて
ちなみにドル円では、過去5年で約40%ほど円安が進みました。
逆に言うと、最初に紹介した「為替ヘッジなし(毎月決算型)」の高利回りは円安による恩恵も大きいと言うことですね。
【分配金】
本ファンドの分配金は毎月払い出しされており、過去1年では40円~120円が分配されています。
分配金の健全度は、過去5年の運用中、9割弱が運用利益から分配金を捻出する普通分配金で払い出しされています。

インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)
続けて見ていくのは、2018年に設定された為替ヘッジなし、年一回決済で運用されている投資信託です。
| 純資産額 | 3,492 億円 |
|---|---|
| 基準価額 | 24,626円 |
| 分配金 | 直近の分配金は0円 |
| 決算 | 年1回決算 (12月23日) |
| 運用成績 (リターン) | 1年利回り: +17.82% 3年利回り(年利): +23.25% 5年利回り(年利):+22.67% (参考:日本経済新聞) |
【利回りとリスク度】
※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。
| 為替ヘッジなし (年1回決算型) | 為替ヘッジなし (毎月決算型) | MSCI World Index (日本円ベース) | ||
|---|---|---|---|---|
| 利回り | 過去3年(年率) | +23.25% | +23.14% | +20.4% |
| 過去5年(年率) | +22.67% | +22.69% | +21.1% | |
| リスク (標準偏差) | 過去3年(年率) | 13.53% | 13.49% | 14% |
| 過去5年(年率) | 15.39% | 15.30% | 15.1% | |
| シャープレシオ | 過去3年(年率) | 1.61 | 1.61 | 1.5 |
| 過去5年(年率) | 1.41 | 1.41 | 1.4 | |
| 参考 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | マイインデックス | |
「為替ヘッジなし(年1回決算型)」と「為替ヘッジなし(毎月決算型)」の利回りを比較すると、過去3年間・5年間ともにあまり違いはありません。
しかし、既出の通り「為替ヘッジなし(毎月決算型)」の利回りには分配金が含まれており、その分配金の7.56%(過去5年間で見た場合)が元本を崩す形で支払われています。
一方の「為替ヘッジなし(年1回決算型)」の場合は分配金健全度100%です。

純粋かつ健全な利回りという点では今までのところ分配金のない「為替ヘッジなし(年1回決算型)」を見るのが適切でしょう。
【分配金】
本ファンドの2018年設定の運用7年目ですが、過去に分配金が出た履歴はありません。
「インベスコ 世界厳選株式オープン」シリーズの中でも、本ファンドは長期的な成長性を重視した運用を行っているため、現時点では分配金の支払いよりも資産の成長を優先したいという事なのでしょう。
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(年1回決算型)
| 純資産額 | 50億円 |
|---|---|
| 基準価額 | 15,397円 |
| 分配金 | 直近の分配金は0円 |
| 決算 | 年1回決算 (12月23日) |
| 運用成績 (リターン) | 1年利回り:+9.51% 3年利回り(年利):+13.40% 5年利回り(年利):+11.68% (参考:日本経済新聞) |
【利回りとリスク度】
※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。
| 為替ヘッジあり (年1回決算型) | 為替ヘッジなし (年1回決算型) | ||
|---|---|---|---|
| 利回り | 過去3年(年率) | +13.40% | +23.25% |
| 過去5年(年率) | +11.68% | +22.67% | |
| リスク (標準偏差) | 過去3年(年率) | 13.29% | 13.53% |
| 過去5年(年率) | 14.95% | 15.39% | |
| シャープレシオ | 過去3年(年率) | 1.00 | 1.61 |
| 過去5年(年率) | 0.81 | 1.41 | |
| 参考 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | |
毎月決算型の為替ヘッジあり・なしの場合と同様に、年1回決算型の為替ヘッジありも、対米ドルでの為替ヘッジコストの増加と、円安の恩恵を受けられなかったことが理由で、年間利回りは振るわずとなっています。
【分配金】
本ファンドの2018年設定以降、分配金が出ていません。
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型)
| 純資産額 | 71億円 |
|---|---|
| 基準価額 | 13,857円 |
| 分配金 | 直近の分配金は60円 |
| 決算 | 奇数月決算 (奇数月23日) |
| 運用成績 (リターン) | 1年利回り:+17.53% 3年利回り(年利): ー 5年利回り(年利):ー (参考:日本経済新聞) |
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(奇数月決算型)は、2023年9月設定の運用期間が2年ほどのファンドです。
【利回りとリスク度】
※当該ファンドは赤字 / 比較ファンドは青字で表示しています。
| 為替ヘッジなし (奇数月決算型) | 為替ヘッジなし (毎月決算型) | ||
|---|---|---|---|
| 利回り | 過去1年 (年率) | +17.53% | +17.65% |
| リスク (標準偏差) | 過去1年 (年率) | 15.77% | 15.73% |
| シャープ レシオ | 過去1年 (年率) | 1.08 | 1.08 |
| 参考 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | |
【分配金】
2024年3月から奇数月に1口当たり60円の分配金が支払われています。
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(奇数月決算型)
| 純資産額 | 9800万円 |
|---|---|
| 基準価額 | 12,448円 |
| 分配金 | 直近の分配金は30円 |
| 決算 | 奇数月決算 (奇数月23日) |
| 運用成績 (リターン) | 1年利回り: +9.68% 3年利回り(年利): ー 5年利回り(年利):ー (参考:日本経済新聞) |
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジあり>(奇数月決算型)も、2023年9月設定の運用期間が2年ほどのファンドです。
【利回りとリスク度】
| 為替ヘッジあり (奇数月決算型) | 為替ヘッジなし (奇数月決算型) | ||
|---|---|---|---|
| 利回り | 過去1年 (年率) | +9.68% | +17.53% |
| リスク (標準偏差) | 過去1年 (年率) | 12.97% | 15.77% |
| シャープ レシオ | 過去1年 (年率) | 0.74 | 1.08 |
| 参考 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | |
【分配金】
2024年3月から奇数月に1口当たり30円の分配金が支払われています。
奇数月決算型は、分配金を定期的に取り組みたいというニーズと、複利効果を生かして効率よく運用したいという二つのニーズを取り込みたいというファンド側の思惑が反映されたファンド設定と言えます。
まだ設立から間もないため、もう少し運用動向を見守る必要がありますね。
総合評価:世界のベストはやめとけ?投資価値は?
これまでの内容を踏まえて、「インベスコ世界厳選株式オープン」は投資価値のあるファンドなのでしょうか?
上でご紹介した6種類の全シリーズの運用状況を改めて表にまとめると以下の通りです。
| Hなし 毎月決済 | Hあり 毎月決済 | Hなし 年1回決算 | Hあり 年1回決算 | Hなし 奇数月決算 | Hあり 奇数月決算 | MSCI World Index 日本円ベース | ||
| 純総資産額 | 2兆6,391億円 | 95 億円 | 3,520 億円 | 51 億円 | 71 億円 | 9800万円 | ー | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 基準価額 | 8,820 円 | 13,976円 | 24,694円 | 15,457円 | 13,857円 | 12,448円 | ー | |
| 分配頻度 | 年12回 | 年12回 | なし | なし | 年6回 | 年6回 | ー | |
| 直近の分配金 (1口あたり) | 150円 | 120円 | ー | ー | 60円 | 30 円 | ー | |
| 利回り (年率) | 過去1年 | +17.65% | +9.37% | +17.82% | +9.51% | +17.53% | +9.68% | +20.3% |
| 過去3年 | +23.14% | +13.27% | +23.25% | +13.40% | – | – | +20.4% | |
| 過去5年 | +22.69% | +11.48% | +22.67% | +11.68% | – | – | +21.1% | |
| リスク (年率) | 過去1年 | 15.73% | 13.01% | 15.80% | 13.09% | 15.77% | 12.97% | 11.7% |
| 過去3年 | 13.49% | 13.26% | 13.53% | 13.29% | – | – | 14% | |
| 過去5年 | 15.30% | 14.88% | 15.39% | 14.95% | – | – | 15.1% | |
| シャープレシオ (年率) | 過去5年 | 1.08 | 0.72 | 1.09 | 0.73 | 1.08 | 0.74 | 1.7 |
| 過去3年 | 1.61 | 1.00 | 1.61 | 1.00 | – | – | 1.5 | |
| 過去5年 | 1.41 | 0.80 | 1.41 | 0.81 | – | – | 1.4 | |
| 参考 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | 日本経済新聞 | マイインデックス | |
前述の通り、インベスコ世界厳選株式オープンの配当利回りには投資元本が含まれているため、純粋なファンド運用成果を見るなら「年1回決算型」を見るのが適切です。
「年1回決算型」の運用成績をベンチマークであるMSCI World Indexと比べてみると、ベンチマークとあまり代わり映えのしない成績であることが分かります。
つまり純粋な運用パフォーマンスから見れば、1.903%という高い信託報酬を払ってまでアクティブファンドである「インベスコ世界厳選株式オープン」に投資する妙味はないといえるでしょう。

にもかかわらず、「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」が2兆円を超える人気ファンドとなっているのは、長期的な資産増加よりも毎月配当を出してくれるファンドを重要視する人が多いからでしょう。
そんな投資家が検討したいのが、手数料が低く、配当が安定しており、かつ利回りも高いファンドです。
手数料も運用成績の良し悪しに関係なく徴収される信託報酬制を採用するファンドではなく、手数料なし、もしくは成功報酬制を採用して投資家に損のない手数料体系を提供しているファンドを選ぶべきでしょう。
世界のベストから上記のようなファンドへの乗り換えをお考えの方は、以下の3つのファンドがおすすめです。
- ハイクアインターナショナル:
年4回3%ずつ、年間合計12%の配当・手数料なし - アクション:
年間15%以上のリターン目標・2024年度の実績25.07%・成功報酬制採用 - GFマネジメント:
2018~2023年の4年間の年平均29%(現在はリターン非公開)・成功報酬制採用
ハイクアインターナショナルは手数料なし、アクション・GFは運用に成功したときにのみ運用益から手数料を徴収する成功報酬制を採用しており、投資家の損がない運用体系を実現しています。
手数料に見合ったリターンを期待するなら「プライベートデット」「ヘッジファンド」
「世界のベスト」の手数料体系やリターンに納得できず、「やめとけ」という結論に至った方には、別のアプローチがあります。
それが、機関投資家や富裕層を中心に支持を集めている「プライベートデットファンド」と「ヘッジファンド」です。
プライベートデットファンドは、企業への直接融資を通じて貸付金利から収益を得る仕組み。
市場の変動に左右されにくく、安定的なインカムゲインを狙えるのが特徴です。
ヘッジファンドは、プロが多様な投資手法を組み合わせ、市場環境を問わず絶対収益を追求し、下落局面でも利益を狙える柔軟性が魅力となります。
注目すべきは報酬体系の違いです。
従来の投資信託は運用成績に関わらず固定手数料を徴収しますが、プライベートデットやヘッジファンドの多くは「成功報酬型」を採用。
つまり、利益が出た時だけ報酬が発生する構造のため、ファンド側も本気で成果を追求せざるを得ません。
投資家とファンドの目線が完全に揃う、理想的な関係といえます。
ここでは、プライベートデットやヘッジファンドの具体的な選択肢をご紹介したいと思います。
- ハイクアインターナショナル
・プライベートデットファンド
・年利12%の配当(固定)
・事業融資の貸付金利が収益源で安定的
・手数料完全無料 - アクション
・ヘッジファンド
・多彩な投資先・投資戦略で年間15%以上のリターン目標
・2024年度の実績:25.07%
・成功報酬制 - GFマネジメント
・ヘッジファンド
・2018年~の5年間の年平均29%の実力(現在はリターン非公開)
・成功報酬制
プライベートデットファンド|ハイクアインターナショナル

プライベートデットとは、投資家から集めた資金をもとに非上場企業や成長途上企業に対して事業融資を実施し、企業から支払われる貸付金利子の一部を投資家へ配当するという仕組みです。
日本国内のプライベートデットファンドの例としては、「ハイクアインターナショナル」が挙げられます。
| 運用会社 | ハイクアインターナショナル 合同会社 |
|---|---|
| 代表社員 | 梁秀徹 |
| 本社所在地 | 〒581-0016 大阪府八尾市八尾木北1-44 |
| 設立 | 2023年 |
| 利回り | 年間12%(固定) |
| 最低投資額 | 500万円 |
| 実際の利益 | 500万円投資した場合 ・3ヶ月に1度15万円の配当 ・年間で60万円の配当 |
| 利益の受取方法 | ・3ヶ月に1回配当金として受け取る ・配当金を再投資して元本を増やす |
| 資料請求・相談 | 無料 |
| 面談の形式 | オンラインまたは対面 |
| 運用手法 | SAKUKO VIETNAMへの事業融資 ※設立:2011年 |
| 公式サイト | ハイクアインターナショナル |
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ハイクアインターナショナル(以下「ハイクア社」)は、梁秀徹氏が同じく会長を務めるベトナムの日系企業SAKUKO VIETNAM(以下「SAKUKO社」、2011年設立)への資金調達を目的に2023年に設立されたプライベートデットファンドです。
ハイクア社がSAKUKO社に事業融資を行い、その利息収入から投資家への配当を実現しています。

ハイクアインターナショナルの配当は年4回3%ずつ、合計12%(固定)です。

年利12%という利回りは、約6年で投資した資産が2倍になる計算となります。
ハイクア社ではSAKUKO社の事業収益から直接利息が支払われるため、株価変動や売却タイミングを考慮する必要がなく、リターンの確実性が高いのも魅力です。
また通常のプライベートデットファンドでは成功報酬を徴収するのが一般的ですが、ハイクア社では手数料を徴収していません。
(ちなみに、購入手数料や運用手数料などといった諸手数料の徴収もしていません。)
これは、事業融資先企業であるSAKUKO社の代表とハイクア社の会長が同一人物であることが理由となります。
会長にとっては、ハイクア社として投資家から借り入れた資金をもとにSAKUKO社の事業を拡大できれば利益獲得となりますから、ハイクア社として成功報酬などの手数料を別途徴収しなくても問題はないという考えなのでしょう。
投資家にとっては、極端な言い方をすると「お金を貸しただけで年間12%の配当をもらえる」ので、手数料に見合ったどころか、それ以上の実績を期待することができるのです。
| ハイクアインターナショナル | 世界のベスト(Hなし・毎月) | |
|---|---|---|
| 配当利回り | 年間合計12% 固定 | ・2024年:18.93% ・2023年:20.38% ・2022年:20.63% ・2021年:18.88% 変動あり |
| 主な手数料 | なし | 信託報酬:年1.903% |
| 配当頻度 | 3ヶ月ごとに3% | 毎月(150円) |
| 最低投資額 | 500万円 | 100円 |
| 運用の安定性 | 配当原資は事業融資による貸付金利子となるため安定 | 投資先である株式の株価変動や為替などの影響を受けるため不安定 |
SAKUKO社 兼 ハイクア社の会長である梁秀徹氏の活動は、以下の公式サイトで公開されています。
手数料以上の実績を期待したいという方は、まずはハイクア社の公式サイトにて無料の資料請求やお問い合わせをどうぞ。
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ヘッジファンド|アクション・GFマネジメント

ヘッジファンドは特定のベンチマークを持たず、株式・債券・不動産・金・デリバティブ・オプションなど多様な資産に投資するオルタナティブ投資で、幅広く投資チャンスを狙います。
また投資信託では原則使用が認められていない「空売り(下落相場などで売りから入る取引手法)」や「レバレッジ」を利用して、投資信託ファンドがマイナスを出すような下落相場でも利益の獲得に動きます。
このように、ヘッジファンドは下落相場での耐性が強く、利益獲得の機会が多いため、資産を長期的に安定して増やしていきたい人に人気の投資先となっています。
国内のヘッジファンドの例としては、「アクション」と「GFマネジメント」が挙げられます。
同社ともにメインの手数料は「成功報酬」を採用しており、やはり手数料は過去の最高値を更新した時にのみ、運用成果から徴収しています。

| 運用会社 | アクション合同会社 |
|---|---|
| 代表者 | 古橋弘光 |
| 本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目13−1 虎ノ門40MTビル 7階 |
| 設立 | 2023年 |
| 利回り | 25.07% ※2024年4月〜2025年3月 |
| 最低投資額 | 500万円 |
| 運用手法・対象 | ・事業への直接投資 ・バリュー株投資 |
| 相談 | 無料 |
| 面談の形式 | オンラインまたは対面 |
| 公式サイト | アクション |
アクションは、バリュー株投資、事業投資、ファクタリング、Web3事業などの多様な戦略で年間15%以上のリターンの追求を目標としているヘッジファンドです。
アクションの運用実績は極めて堅調で、2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)という高い利回りを実現しました。
例えばこの期間で500万円を投資していたとすると125万3500円がリターンとなりますから、ここから成功報酬が徴収されるということ。
500万円×25.07%=125万3,500円
また次の期間で25.07%を超えられなかった場合は、成功報酬は徴収しないということです。
まさに、手数料に見合った運用と言えるでしょう。
| アクション | 世界のベスト(Hなし・毎月) | |
|---|---|---|
| 配当利回り | 年間15%以上のリターン獲得目標 2024年度の運用実績+25.07% 単利運用選択で配当としての受け取りも可 | ・2024年:18.93% ・2023年:20.38% ・2022年:20.63% ・2021年:18.88% 変動あり |
| 主な手数料 | 成功報酬 | 信託報酬:年1.903% |
| 配当頻度 | ケースバイケース | 毎月(150円) |
| 最低投資額 | 500万円 | 100円 |
| 運用の安定性 | 多彩な投資戦略でリスクヘッジも実施するため比較的安定的 | 投資先である株式の株価変動や為替などの影響を受けるため不安定 |
そんなアクションに投資したい方は、まずは以下公式サイトからのお問い合わせでアクションの詳細を聞いてみてはいかがでしょうか。


| 運用会社 | GF Management合同会社 |
|---|---|
| 代表者 | 田尻 光太朗 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区麹町4丁目5-20 |
| 設立 | 2023年 |
| 平均利回り | 年平均29% ※ファンドマネージャーの運用成績 |
| 最低投資額 | 1,000万円 ※500万円から相談可能 |
| 運用手法 | 大型日本株でポートフォリオを形成 |
| 主な投資先 | 大型日本株 |
| 相談 | 無料 |
| 面談の形式 | オンラインまたは対面 |
| 公式サイト | GFマネジメント |
GFマネジメントは、2023年に設立された新しいヘッジファンドです。
ファンドマネージャーはモルガン・スタンレー証券の投資銀行本部での経験がある方。
現在はその時の経験を活かして、日本の大型株をメインに投資戦略を組んでいます。
そんなGFマネジメントの投資戦略は「J-Prime戦略」という独自のもの。

具体的には、日本大型株のなかでも「収益力・成長力」「巨大な成長産業」「競合優位性」のどれにも当てはまるごくわずかな銘柄「J-Prime投資ユニバース」に投資を実施するというものです。
以下は2018年~2023年の運用実績となりますが、「J-Prime戦略」のパフォーマンスは+277%と、日経平均やS&P500をも上回る圧倒的なパフォーマンスを実現しています。※現在は運用実績非公開

この期間の年間平均は29%です。
例えば1年で1000万円を投資していたとすると290万円がリターンとなりますから、ここから成功報酬が徴収されるということ。
1000万円×29%=290万円
また次の年に29%を超えられなかった場合は、アクション同様、成功報酬は徴収しないということですね。
| GFマネジメント | 世界のベスト(Hなし・毎月) | |
|---|---|---|
| 配当利回り | 年平均29% 単利運用選択で配当としての受け取りも可 ※2018~2023年の年平均。現在リターンは非公開 | ・2024年:18.93% ・2023年:20.38% ・2022年:20.63% ・2021年:18.88% 変動あり |
| 主な手数料 | 成功報酬 | 信託報酬:年1.903% |
| 配当頻度 | ケースバイケース | 毎月(150円) |
| 最低投資額 | 1000万円 ※500万円から相談可能 | 100円 |
| 運用の安定性 | 独自の「J-prime戦略」将来性のある日本大型株への集中投資のためややリスクは上がる | 投資先である株式の株価変動や為替などの影響を受けるため不安定 |
最新のパフォーマンスについてはもちろん、今後の方針についてや、ポートフォリオについての詳細が気になる方は、是非GFマネジメントへ直接お問い合わせください。
面談にて詳しい資料とともに丁寧に説明してくれますよ。

世界のベストの評判・口コミに関連してよくある質問
最後に「インベスコ世界厳選株式オープン」に関するよくある質問をご紹介します。
インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)はNISA口座で投資できる?
世界のベストの6種類の投資信託のうち、NISA制度が利用できるのは以下の4種類。
いずれもNISA成長投資枠のみ利用可能です。
- 為替ヘッジなし(年1回決算型)
- 為替ヘッジあり(年1回決算型)
- 為替ヘッジなし(奇数月決算型)
- 為替ヘッジあり(奇数月決算型)
一番人気の「為替ヘッジ無し(毎月決算型)」は、NISA非対応ですのでご注意ください。
インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)の購入におすすめの証券会社は?
「インベスコ世界厳選株式オープン」は50社近い金融機関で販売されていますが、おすすめなのは購入時手数料が無料(ノーロード)の証券会社です。
- SBI証券:
三井住友クレジットカードでの積立でVポイントが貯まる - 楽天証券:
投資信託の残高に応じて楽天ポイントがもらえ、楽天ポイントで投資もできる - 松井証券:
「投信工房」というロボアドバイザーを利用できる - auカブコム証券:
投資信託の残高に応じて毎月Pontaポイントがもらえ、ポイントで投資信託を購入できる
インベスコ 世界厳選株式オープンの買い方は?
ネット証券を利用すれば、口座開設から投資信託の売買までご自宅で簡単に手続きできます。
購入注文の単位は、積立の場合100円以上1円単位、スポット購入の場合は100円以上1円単位です。
インベスコ世界厳選株式オープンの今後の運用見通しは?
インベスコ世界厳選株式オープンの投資先は、欧米が80%以上を占めているため、これらの市場動向がキーとなります。
今後の運用方針として、同ファンドは引き続き、景気動向に左右されず持続的な成長が期待できる競争優位性の高い企業、安定性の高い事業を展開する企業、継続的な配当や増配など質の高い配当を行うことが期待できる企業を選好して投資を行う方針とのことです。
足元では、関税政策への懸念が高まる中でも揺るがない競争力を持つ銘柄や、不透明な環境下でも卓越した手腕を発揮する優秀な経営陣を有する銘柄にも注目。
また、同ファンドは少数精鋭チームによる迅速かつ柔軟な意思決定を強みとしており、不透明な市場環境においても機動的に対応できる体制を整えているそうです。
市場の急変時にも素早く、柔軟にポジションを構築・調整できる点は、長期的なリターンの獲得において重要な要素と位置づけられています。
ただし2025年9月、FRBは政策金利を0.25%引き下げることを決めました。
市場では年末までにあと2回の利下げが予想されています。
日米の金利差が縮小し円高に振れやすくなるため、人気の「為替ヘッジなし(毎月決算型)」の運用リターンは抑制される可能性があります。
高い手数料を支払ってるのに運用リターンが今よりも抑制されることに不安を感じる方は、プライベートデットファンドやヘッジファンドの検討も視野に入れてみるとよいでしょう。
- ハイクアインターナショナル
・プライベートデットファンド
・年利12%の配当(固定)
・事業融資の貸付金利が収益源で安定的
・手数料完全無料 - アクション
・ヘッジファンド
・多彩な投資先・投資戦略で年間15%以上のリターン目標
・2024年度の実績:25.07%
・成功報酬制 - GFマネジメント
・ヘッジファンド
・2018年~の5年間の年平均29%の実力(現在はリターン非公開)
・成功報酬制
まとめ:世界のベストの口コミ・評判
本記事では「インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)」の運用方針、全6シリーズの運用状況や評判などを解説しました。
結果、「インベスコ世界厳選株式オープン」は高い手数料報酬を得ながらアクティブファンドとして運用をしていますが、実際にはベンチマークを下回っているという状況が明らかになりました。
これまでは株式市場が堅調だったため、同ファンドの利回りも高水準を維持してきましたが、今後は円高観測が高まっており、本ファンドのパフォーマンスも影響を受ける可能性があります。
また毎月分配の投資信託は魅力的ではありますが、長期的な目線で見ると非常に非効率な運用です。
手数料に合った利回りを求める方は、以下の代替運用先をご検討下さい。
- ハイクアインターナショナル
・プライベートデットファンド
・年利12%の配当(固定)
・事業融資の貸付金利が収益源で安定的
・手数料完全無料 - アクション
・ヘッジファンド
・多彩な投資先・投資戦略で年間15%以上のリターン目標
・2024年度の実績:25.07%
・成功報酬制 - GFマネジメント
・ヘッジファンド
・2018年~の5年間の年平均29%の実力(現在はリターン非公開)
・成功報酬制


