米国債券ETFのおすすめランキング!外国債券ETFのメリットや注意点も解説

「米国債券ETFのおすすめランキングが知りたい」
「外国債券ETFって何?」
「どんな銘柄があるのか知りたい!」

「債券」「利回り」などの言葉は聞いたことがあっても、外国債券ETFが実際にどのような投資なのか、知らない方も多いのではないでしょうか。

外国債券ETFは、海外だけでなく日本でも人気上昇中の投資商品です。

そこでこの記事では、初心者の方へ向けて、外国債券ETFについて解説。中でも人気の米国債券ETFについては、過去1年の値上がり率ランキングも紹介します。

基礎知識・メリット・銘柄一覧・利回りやリスクまで分かりやすく説明しているので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

低リスクで資産を形成したい方へ

日本のヘッジファンド「BMキャピタル」なら、年利10%以上の運用が可能です!

  • 運用開始以来マイナスの年ゼロ
  • 平均年利10%超を10年以上継続
  • 外資系投資銀行出身のファンドマネージャーが運用

直近の6年では、資産価値を2倍にまで増やしています。まずは無料の資料・面談で過去の実績や今後の方針を確認してみてください。

*最低投資額は1,000万円
(500万円〜相談可)

目次

外国債券ETFとは?投資の基本知識

外国債券ETFとは?投資の基本知識

「外国債券ETF」は、本やネットで情報を調べても、よく分からない方が多いかと思います。

まずは、外国債券ETFを投資の基本知識から順に見ていきましょう。

外国債券ETF・投資の基本知識
  1. 債券投資とは?
  2. ETFと投資信託の違いは?
  3. インデックス型とアクティブ型とは?
  4. ETF取引の流れ

債券投資とは?

そもそも「債券」とは、国や団体・企業等が、投資家からお金を借りるために発行する有価証券のことです。借用証明書と考えると分かりやすいでしょう。

つまり債券投資とは、お金を貸してあげる投資。借金に対しての投資ということです。

通常の債券投資(ETFではない債券)では、発行体にお金を貸す代わりに、定期的に利子がもらえて、満期になると償還金を額面金額で受け取れます。

国内債券

日本国債10年の利回り推移

おそらく、債券と聞くと「日本の国債」をイメージする方も多いのではないでしょうか。

日本国債は、日本政府が発行する債券です。

日本国債の特徴
  • 1万円以上・1万円単位で購入可能
  • 国家が破綻しないかぎり償還時の元本割れなし
  • 日本国債10年の利回りは年利0.92%前後を推移(2024年10月時点)

日本国債を1万円買ったとすると、1年間で60円の利子をもらえることに。

ただ、100万円買っても年6,000円の利子と考えると、少々物足りないかもしれませんね。

日本国家が破綻することは考えづらいので、安全性の高い投資ではありますが、利回り面で大きな期待はできないでしょう。

外国債券(外債)

一方、外国債券は、海外の政府機関が発行する債券のこと。略して「外債」と呼ばれることもあります。

外国債券は、日本国債と比較すると、利回りの高い銘柄が多いです。

また、国が発行する国債だけでなく、金融機関や法人が発行する外貨建ての海外債券も豊富にあります。

外国債券(外債)の特
  • 日本国債より利回りの高い銘柄が多い
  • 米国債券は高い信用力と流動性がある
  • 新興国債券はより高い利回りを期待できる
  • 外貨建てではなく日本円でも取引可能(円建て外債=サムライ債)

2024年10月時点では、米国国債は4%超えで推移している状況。

100万円買ったら年4万円の利子と考えると、投資としての収益性は高いと言えるでしょう。

ちなみに、外国債券は外貨建てだけでなく、円建ての銘柄も多くあります。

ETFと投資信託の違いは?

外国債券について見てきた所で、では「ETF」とは何かを見ておきましょう!

ETFは、証券取引所で取引される投資信託のことです。

ETFと投資信託の主な違いは、下記の通り。

ETF
  • 銘柄が上場している
  • 証券取引所の取引時間内に、株式と同じようにリアルタイムで取引できる
  • 自分が取引したい価格で発注・売買できる
投資信託
  • 銘柄が上場していない
  • 1日1回算出される基準価額でしか取引できない

ETFは、株取引をイメージして頂くと分かりやすいでしょう。株取引では、取引したい価格で自由に注文を入れますよね、あれと同じです。

つまり外国債券とは、上場している銘柄で、証券取引所を通して、任意の価格で取引できる投資となります。

上記の「上場」は、東証(日本国内)だけでなく、海外市場で上場している銘柄も当然含まれるので、外国債券ETFには膨大な数の銘柄・商品があるとお考えください。

インデックス型とアクティブ型とは?

外国債券ETFには、インデックス型の銘柄と、アクティブ型の銘柄があります。

  • インデックス型:S&P米国債指数など特定の指標に連動することを目指す・手数料が安い
  • アクティブ型:S&P米国債指数など特定の指標を上回る成果を目指す・手数料が高い

インデックス型の「米国債指数に連動する」とは、米国債指数チャートと同じような値動きをする、ということです。

インデックス型は、ある程度安定的な値動きをする分、利回りは小さめ。一方アクティブ型は、より大きな成果を目指すため、利回り面で期待できます。

以前、東証に上場できるETF銘柄は、インデックス型のみでした。

しかし、2023年6月末から、アクティブ型銘柄も上場申請を受付開始しました。今後、東証市場における外国債券ETF銘柄の一覧も、大きく変わる可能性があるでしょう。

ETF取引の流れ

ETF取引の流れを簡単に言うと、下記の通りです。

  1. 運用会社がETF銘柄を開発して上場申請を出す
  2. 証券会社がETF銘柄を販売する
  3. 投資家は証券会社でETFを買う(投資金を渡す)
  4. 投資家の注文は証券会社経由で証券取引所(流通市場)へ流れる
  5. 投資金は信託銀行で分別管理される

運用会社(管理会社)は、ETF銘柄の生みの親であり、期待した値動きになるよう運用指示・コントロールもしています。

証券会社は、一般投資家への販売者であり、投資家と取引所をつなぐ橋渡し的な存在。運用会社と証券会社は別物です。以下のように考えると分かりやすいでしょう。

  • 運用会社:メーカー(企画開発・運営全般)
  • 証券会社:スーパーなどの小売店(販売場所)
  • 投資家:お客さん

投資信託の場合、証券会社だけでなく、銀行や郵便局でも購入可能です。しかし、ETFは証券会社でしか買えないのでご注意ください。

投資金は、証券会社や運用会社ではなく、信託銀行で分別管理されます。万が一、証券会社や運用会社が倒産しても、投資金は守られる仕組みです。

米国債券ETFのおすすめランキングTOP30

米国債券ETFのおすすめランキングは以下の通りです。

スクロールできます
順位値上がり率(1年)銘柄名コード基準価額
(基準日)
純資産総額(百万)
(基準日)
117.58SPDR ポートフォリオ米国長期社債ETFSPLB22.99
(10/23)
1,018.11
(09/30)
217.42バンガード・米国長期社債ETFVCLT77.39
(10/23)
14,363.22
(09/30)
316.11SPDR バークレイズ・ハイ・イールド債券 ETFJNK96.36
(10/23)
8,247.45
(09/30)
416.03iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETFHYG79.13
(10/23)
16,133.09
(09/30)
515.29Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETFTMF48.48
(10/24)
6,626.95
(09/30)
615.07バンガード・超長期米国債ETFEDV72.11
(10/23)
4,174.48
(09/30)
715.03バンガード・米国長期債券ETFBLV71.20
(10/23)
6,155.21
(09/30)
814.67ファースト・トラスト・戦略的ハイイールドETFHYLS41.41
(10/23)
1,566.07
(09/30)
914.38iシェアーズ 米ドル建て中期社債 ETFIGIB52.43
(10/23)
14,581.94
(09/30)
1014.16iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFLQD109.20
(10/23)
30,318.60
(09/30)
1114.14バンガード・米国中期社債ETFVCIT81.68
(10/23)
51,578.34
(09/30)
1214.03SPDR ブルームバーグ・バークレイズ短期ハイ・イールド債券ETFSJNK25.47
(10/23)
4,737.77
(09/30)
1313.15iシェアーズブロード米ドル建投資適格社債 ETFUSIG51.22
(10/23)
12,243.55
(09/30)
1412.79バンガード・米国長期政府債券ETFVGLT57.96
(10/23)
14,803.56
(09/30)
1512.79SPDR ポートフォリオ米国長期国債ETFSPTL27.39
(10/23)
11,623.12
(09/30)
1612.61ウィズダムツリー米国ハイイールド社債ファンド(金利ヘッジ型)HYZD22.26
(10/24)
148.14
(09/30)
1712.31iシェアーズ 米国国債 20年超 ETFTLT92.06
(10/23)
61,026.80
(09/30)
1811.94SPDR ダブルライン・トータル・リターン・タクティカルETFTOTL40.24
(10/23)
3,249.84
(09/30)
1911.2SPDR ポートフォリオ米国中期社債ETFSPIB33.14
(10/23)
9,463.10
(09/30)
2011.03ウィズダムツリー米国債券ファンド(利回り強化型)AGGY43.80
(10/24)
988.61
(09/30)
2111.02First Trust TCW オポチュニスティック・フィックスト・インカム・ETFFIXD43.76
(10/23)
5,471.71
(09/30)
2210.93バンガード・米国中期債券ETFBIV76.19
(10/23)
19,958.32
(09/30)
2310.33SPDR ポートフォリオ米国総合債券ETFSPAB25.44
(10/23)
8,577.52
(09/30)
2410.32iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFAGG98.59
(10/23)
120,216.71
(09/30)
2510.27バンガード・米国トータル債券市場ETFBND73.15
(10/23)
118,781.51
(09/30)
269.08iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETFIEF94.88
(10/23)
33,939.94
(09/30)
279.06iシェアーズ 米ドル建て短期社債 ETFIGSB52.06
(10/23)
21,313.92
(09/30)
289バンガード・米国短期社債ETFVCSH78.52
(10/23)
35,758.35
(09/30)
298.82ファースト・トラスト・リミテッド・デュレーション・インベストメント・グレード・コーポレートETFFSIG18.95
(10/23)
1,193.41
(09/30)
308.35iシェアーズ 米国物価連動国債 ETFTIP108.38
(10/23)
18,433.22
(09/30)
米国債券ETFおすすめランキング
選定基準
  • 2024年10月時点での過去1年の値上がり率順
  • 投資先がアメリカ
  • 主に国債、社債など債券に投資する銘柄

上記をおすすめランキングの基準として選定しています。

外国債券ETFのメリット

外国債券ETFはおすすめ?メリットを解説

次に、外国債券ETFのメリットを5つ解説します。

外国債券ETFのメリット
  • 証券会社経由でいつでも購入できる
  • 投資信託よりコストが比較的安い
  • 多くの海外銘柄に分散投資できる
  • 外国債券であっても日本円で取引可能
  • 利回りの安定した外国債券も多い

証券会社経由でいつでも購入できる

外国債券ETFは上場投資信託なので、株と同じ感覚で取引が可能です。

取引所が開場している時間帯なら、好きな時に任意の価格で注文できます。

これは、非上場の投資信託にはないメリットと言えるでしょう。

投資信託よりコストが比較的安い

外国債券ETFは、投資信託よりコストが比較的安い点もメリットです。

ETFは、非上場の投資信託と比較すると、販売会社(=証券会社)への手数料が安い傾向にあります。

保有コストを抑えられることからも、外国債券ETFは長期保有に向いていると言えそうです。

多くの海外銘柄に分散投資できる

外国債券ETFのメリットとして、分散投資できる点も挙げられるでしょう。

外国債券ETFの銘柄は、特定の債券の銘柄ではなく、「指数(インデックス)」に連動します。いわば、様々な債券の集合体です。

例えば「米国債指数」に連動するETF銘柄なら、下記のような債券をすべて包含しています(一例)。

  • 短期米国債(償還期間が52週以内)
  • 中期米国債(償還期間が2年・3年・5年・7年・10年)
  • 長期米国債(償還期間が10年以上)

米国債指数は、多くの米国債を含めて構成されるもの。1つのETF銘柄を買えば、複数の銘柄に分散投資していることになります。

「日経平均株価」という指数は、ソニー1社ではなく、225社の平均株価に分散投資していると考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。

外国債券であっても日本円で取引可能

「外国債券」と聞くと、外貨建てでしか買えないというイメージかもしれませんね。

しかし実際には、外国債券であっても日本円で取引可能です。外貨建てだけでなく、円建て銘柄も豊富にあります。

円建てで取引して日本円で運用したい方にとって、大きなメリットとなるでしょう。

利回りの安定した外国債券も多い

外国債券ETFは、指数(インデックス)に連動するため、値動きが緩やかになりやすい傾向にあります。

米国国債関連の銘柄は、米国の信用リスクが低いので、堅実な投資をしたい方に向いていると言えそうです。

利回りの安定した海外債券を探すには、過去数年間の分配金や利回りをチェックするのもよいでしょう。

外国債券ETFのリスク・注意点

外国債券ETFのリスク・注意点

続いて、外国債券ETFのリスク・注意点を3つ解説します。

外国債券ETFのリスク・注意点
  • 株式ほどの利回りは期待しづらい
  • ヘッジなしだと為替変動リスクがある
  • 市場金利が上昇すると価格下落のリスクがある

株式ほどの利回りは期待しづらい

外国債券ETFは、銘柄によって異なるものの、株取引ほどの利回りは期待しづらいでしょう。

外国債券ETFの連動対象は、特定の債券ではなく、様々な債券を集めた「指数(インデックス)」。そのため、大きな変動が起こりにくく、比較的安定した運用を目指すのが特徴です。

一方で、株ほどの価格変動が起こりにくいため、爆発的な利回り・意外性は望みにくいという面も。外国債券ETFは、株よりリスク面で楽な代わりに、稼ぎづらいと言えるかもしれません。

ヘッジなしだと為替変動リスクがある

外国債券ETFでは、為替ヘッジの有無も重要です。

  • 為替ヘッジあり:為替変動(円高)による損失を回避できる
  • 為替ヘッジなし:為替変動(円高)による損失リスクがある

為替ヘッジなしの場合、円安による為替差益を得られる可能性もある一方で、円高によって損失が出るリスクもあるので注意しましょう。

市場金利が上昇すると価格下落のリスクがある

外国債券ETFは、市場金利が上がると価格下落のリスクが伴います。

例えば、金利3%の外国債券があるとしましょう。この債券を100万円買えば、年間3万円の分配金を受け取れます。

しかし、金利が5%に上昇すれば、年間の分配金は5万円。こちらのほうが報酬として魅力的ですよね。その結果、金利3%の外国債券は人気がなくなり、価格が下落します。

ざっくりですが、外国債券ETFでは、下記のことが言えるでしょう。

  • 低金利(不景気):外国債券ETFには有利
  • 高金利(好景気):外国債券ETFには不利

外国債券ETFの銘柄一覧表

ここからは、東証に上場している外国債券ETF銘柄の一例をご紹介します。

外国債券の銘柄一覧
  • 米国債券
  • 先進国債券
  • 新興国債券

上記3種類に分けて、銘柄・分配金利回り・最低投資金額を見ておきましょう。

米国国債の関連銘柄

スクロールできます
銘柄コード銘柄名分配金利回最低投資金額
1482iシェアーズ コア米国債7-10年 ETF
(為替ヘッジあり)
1.67%1,789円
1486上場インデックスファンド米国債券
(為替ヘッジなし)
2.91%22,520円
1487上場インデックスファンド米国債券
(為替ヘッジあり)
2.23%13,710円
2647NEXT FUNDSブルームバーグ米国債券7-10年インデックス
(為替ヘッジなし)連動型上場投信
1.57%53,440円
2648NEXT FUNDSブルームバーグ米国債券7-10年インデックス
(為替ヘッジあり)連動型上場投信
1.54%38,710円
2838MAXIS米国債券7-10年上場投信
(為替ヘッジなし)
1.64%7,953円
2839MAXIS米国債券7-10年上場投信
(為替ヘッジあり)
2.10%5,735円

上表は、米国債券に投資できるETF銘柄の一例です。

例えば、「上場インデックスファンド米国債券」なら、「S&P 米国債7-10年指数」に連動(同じような値動き)するよう運用されています。

分配金利回りは決して高くはないものの、1.5%~2%台で比較的安定している印象。発行体である米国自体が信用力の高い国家なので、手堅い外国債券かもしれませんね。

米国債券は、最低投資金額が数千円の銘柄もあるので、資金の少ない方でも始めやすいのではないでしょうか。

先進国債券の関連銘柄

スクロールできます
銘柄コード銘柄名分配金利回り最低投資金額
1677上場インデックスファンド海外債券
(FTSE WGBI)毎月分配型
2.20%526,600円
2511NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス
(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信
2.70%10,405円
2512NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス
(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信
1.70%8,040円
2843上場インデックスファンド豪州国債
(為替ヘッジあり)
1.68%42,030円
2844上場インデックスファンド豪州国債
(為替ヘッジなし)
3.19%49,210円
2861上場インデックスファンドフランス国債
(為替ヘッジなし)
1.51%50,910円
2862上場インデックスファンドフランス国債
(為替ヘッジあり)
1.10%43,360円

続いて、先進国関連のETF銘柄です。

「上場インデックスファンド海外債券」のように先進国全般の債券指数に連動する銘柄や、豪州など特定の先進国の債券指数に連動する銘柄など様々。

米国国債より、最低投資金額が若干高い印象です。

為替変動リスクのある「ヘッジなし」のほうが、利回りが高い傾向にあります。

新興国債券の関連銘柄

スクロールできます
銘柄コード銘柄名分配金利回り最低投資金額
1566上場インデックスファンド新興国債券4.54%47,450円
2519NEXT FUNDS新興国債券
(為替ヘッジなし)連動型上場投信
4.28%9,765円
2622iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF
(為替ヘッジあり)
4.29%1,768円

新興国債券は、信用リスク・流動性リスクが高い分、利回りが4%台と高めです。

新興国債券がおすすめかどうかは、投資家の考え方次第といった所でしょうか。

より高利回りを目指すならヘッジファンド投資も検討しよう

外国債券の利回りは高くても3~5%程度となっており、為替変動リスクや価格変動リスクなどもあるため、安定した運用は難しいといえます。

そこで検討したいのが、国内のヘッジファンドへの投資です。

ヘッジファンドは最低投資額が比較的高額ですが、市場の変動に強く、年利10%など常に高いリターンを目指して運用を行う投資会社です。

以下は最低投資額別のおすすめヘッジファンドです。

ヘッジファンド会社最低投資額期待利回り
BMキャピタル1000万円
*1000万未満も相談可
年利10%以上
ハイクアインターナショナル500万円固定年利12%

BMキャピタル|年利10%以上を10年以上継続の国内ヘッジファンド

BMキャピタル
運用会社ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL LLC)
代表者森山武利(もりやま・たけとし)
本社所在地東京都港区六本木7-18-1
運用歴10年以上
平均利回り年利10~20%
最低投資額1,000万円
*1000万未満も相談可
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法・バリュー株投資
・アクティビスト投資
・イベントドリブン戦略
主な投資先日本株
ロックアップ期間3ヶ月
*3ヶ月に1回出金や解約が可能
公式サイトBMキャピタル

BMキャピタルは「マイナスにしない」をモットーに、リスクを抑えた運用が特徴的なヘッジファンドです。

リスクを抑えながら長期的に確実に資産を積み上げていきたい方に最適なヘッジファンドといえます。

BMキャピタルの特徴
  • 過去マイナス年ゼロ
  • 年間利回り10%以上の安定した成績
  • 2013年設立の老舗ファンド
  • 完全自社運用で透明性が高い

BMキャピタルは設立以来マイナスを出した年がなく、さらには年間平均利回り10%以上の好成績を出し続けている優秀なヘッジファンドです。

決算は四半期に一回で、配当を受け取るか、配当を再投資するか選ぶことができます。

安定感の高さに加え、相談次第では1000万円以下の運用も可能ということもあり、投資初心者にもおすすめです。

資料請求や面談は無料で、資料では過去の運用実績などの詳しい情報がみられます。

面談は対面でもオンラインでも可能で、無理に契約を迫られることもありませんので、気になる方は公式サイトから問い合わせてみてください。

ハイクアインターナショナル|日系企業への融資で年利12%の注目投資案件

ハイクアインターナショナル
運用会社ハイクアインターナショナル合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016 大阪府八尾市八尾木北1-44
運用歴1年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
公式サイトハイクアインターナショナル

ハイクアインターナショナルは、ベトナム企業への融資を通して利益を生み出す日本のファンドです。

融資先企業はSAKUKO Vietnamという会社で、2011年に大阪からベトナムに進出し、13年で日本製品販売店を42店舗、飲食店を11店舗、ホテルを3店舗展開しています。

ハイクアインターナショナルの特徴
  • 投資ではなく事業融資による運用
  • 年間利回りは固定で12%
  • 融資先は上場準備中のベトナム企業
  • 元本割れのリスクがかなり低い
  • 会社や融資先の事業の透明性が高い

ハイクア社は、他のヘッジファンドのように株や債券などで出資金を運用するのではなく、調達した資金を親会社SAKUKO VIETNAMに融資

SAKUKO VIETNAMはその資金を元に事業を拡大し、ハイクア社に貸付利息を支払います。

ハイクア社の出資者は、3か月に1度3%ずつ配当を受けることができます。つまり、年間12%の利息が固定で得られるわけです。

金融商品と違い、利回りが約束されているところが安心材料ですね。

ハイクアインターナショナルの出資スキーム

12%の利回りは6年間の投資で資産がおよそ倍になる水準であり、非常に効率の良い運用といえるでしょう。

ハイクアインターナショナルに問い合わせるとSAKUKO VIETNAMの実際の事業内容などを詳しく聞くことができます。

「12%の利息が欲しい」、「元本割れの心配なく安定的に資産を運用したい」という方は、まずは公式サイトから無料で問い合わせてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

最後に、外国債券(外債)ETFについてよくある質問をまとめたので、ぜひご活用ください。

外国債券(外債)ETFでよくある質問
  • 投資信託とETFの違いは?
  • 外国債券ETFは外貨建てですか?日本円で買える?
  • インデックス型とアクティブ型の違いは?
  • 外国債券(外債)の為替ヘッジありって何ですか?
  • 米国債券10年の利回りを知りたい
  • 外国債券ETFの利回りランキング一覧は東証HPに出てる?
  • 株式と外国債券ETFで利回りがいいのはどっち?おすすめは?
  • iシェアーズ外国債券ETFの銘柄を知りたい
  • SBIアセットマネジメントは証券会社?
  • 外国債券ETFの銘柄一覧はどこで分かる?

投資信託とETFの違いは?

投資信託とETFの大きな違いは、「上場しているか上場していないか」です。

  • 投資信託:上場していないため証券取引所では取引されない
  • ETF:上場しているため株式と同じく証券取引所で取引される

また、購入できる所にも、以下のような違いがあります。

  • 投資信託:証券会社・銀行・郵便局など
  • ETF:証券会社のみ

外国債券ETFは外貨建てですか?日本円で買える?

外国債券ETFは、外貨建てだけではなく円建ての銘柄も多数あるので、日本円での購入が可能です。

インデックス型とアクティブ型の違いは?

ETFにおけるインデックス型とアクティブ型の違いは、下記の通り。

  • インデックス型:指数など、事前に定めた対象指標に連動する運用成果を目指す
  • アクティブ型:対象指標を上回る運用成果を目指す

外国債券(外債)の為替ヘッジありって何ですか?

外国債券の為替ヘッジありとは、為替の値下がり(円高)による損失を回避することです。

外国債券投資では、円高になると、日本円換金した際の損失リスクが伴う点がデメリット。

しかし、為替ヘッジありの銘柄に投資すれば、為替変動による損失を防げます。

米国債券10年の利回りを知りたい

米国債券10年の利回りは、2024年10月時点で4.028%前後を推移しています。

外国債券ETFの利回りランキング一覧は東証HPに出てる?

いえ、外国債券ETFの利回りランキング自体は、東証HPに掲載されていません。ただし、利回り情報を確認することは可能です。

ランキングというほどではないですが、特に利回りの高い外国債券ETF(東証上場)は、下記の通り(2023年8月時点)。

  • iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり):5.33%
  • 上場インデックスファンド新興国債券:4.54%
  • NEXT FUNDS新興国債券(為替ヘッジなし):4.28%

株式と外国債券ETFで利回りがいいのはどっち?おすすめは?

株式と外国債券ETFの利回りは、以下のような感じです。

  • 株式:企業業績や景気に応じて利回りは大きく変動する
  • 外国債券ETF:比較的緩やかに推移しやすい

株式は、利回りが大きくなるケースがあるもののリスクも増えます。

外国債券ETFは、株式ほどの利回りは期待しづらい一方で、安定感は比較的あると言えるでしょう。

投資家の考え方次第で、おすすめ度は変わってくるかもしれませんね。

iシェアーズ外国債券ETFの銘柄を知りたい

iシェアーズ外国債券ETFには、以下のような銘柄があります。

スクロールできます
銘柄コード銘柄名
1482iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
1496iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)
1497iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)
1656iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF
2620iシェアーズ 米国債1-3年 ETF
2621iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)
2622iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)
2623iシェアーズ ユーロ建て投資適格 ETF(為替ヘッジあり)
2649iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)
2853iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 ETF(除く日本・為替ヘッジあり)
2856iシェアーズ 米国債3-7年 ETF(為替ヘッジあり)
2857iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)

SBIアセットマネジメントは証券会社?

いえ、SBIアセットマネジメントは証券会社ではなく、運用会社です。

  • SBI証券:証券会社
  • SBIアセットマネジメント:運用会社

外国債券ETFでは、SBIアセットマネジメントが銘柄を開発して上場させます。

投資家は、SBIアセットマネジメントで開発された銘柄を、SBI証券を通して購入・投資する流れです。同じSBIでも、証券会社と運用会社は別物だと理解しておきましょう。

外国債券ETFの銘柄一覧はどこで分かる?

外国債券ETFの銘柄一覧はどこで分かる?

(引用元:東証HP

では、外国債券ETFの銘柄一覧は、どこで探せばよいのでしょうか?

外国債券ETFの情報を得る方法は、大きく2つ。

  1. 東証公式HPで探す
  2. 証券会社HPで個別に探す

②の場合、海外の証券所に上場している銘柄も含まれます。例えば楽天証券では、東証で上場34銘柄・海外で上場67銘柄の外国債券ETFがあります(2023年9月時点)。

まず、初心者の方におすすめなのは、東証公式HPの一覧から探す方法です。東証に上場している外国債券ETF銘柄を、一覧で確認できますよ!まずは、東証上場銘柄から確認してみてはいかがでしょうか。

東証に上場している外国債券ETFの銘柄一覧を見たい方は、こちらからどうぞ。

国内債券も外国債券も掲載されている東証HP

上画像のように、東証HPでは、日本国債も含めたETF銘柄の一覧が掲載されています。

「日本国債」「国内債券」以外の銘柄が、外国債券ETFです。

外国債券ETFのスクリーンショット
ETF銘柄一覧の見方
  • 連動対象指標:連動を目指すインデックス対象
  • 名称:ETF銘柄名
  • 管理会社:銘柄を開発した運営会社

「銘柄詳細」をクリックすると、各ETF銘柄の詳細情報が出てきます。

価格や分配金、利回りなど、ETF銘柄の知りたい情報が一目瞭然!他の銘柄の検索もできるうえ、注目銘柄の記事等も掲載されており、情報サービスが充実しています。

外国債券ETFが新たに追加されれば情報更新されるので、たまに東証HPで情報チェックしておくのもおすすめですよ。

まとめ

外国債券ETFとは、証券所に上場している投資信託のことです。

外国債券ETFには、以下のようなメリットがあります。

  • 株のように証券会社経由で購入できる
  • 投資信託よりコストが比較的安い
  • 多くの海外銘柄に分散投資できる
  • 円建てで取引可能
  • 米国債券など利回りの安定した銘柄も多い

ただし、株式ほどの利回りは期待しづらく、為替変動リスク・金利リスクもある点にはご注意ください。

東証に上場している外国債券ETFの銘柄一覧は、東証公式サイトにて確認できます。まずは、分配金や利回りなどの情報収集から始めるのもよいでしょう。

\ 平均年利10%超を継続中 /

日本のおすすめヘッジファンドBMキャピタルは、以下のような人たちに向けたサービスを提供しています。

こんなお悩みありませんか?
  • 投資信託やファンドラップで損をした
  • まとまった資金をプロの運用者に委託したい
  • 安定的なリターンを低リスクで得たい
  • 貯蓄だけでは将来の資金に不安を感じる

BMキャピタルの特徴は以下の通り。

BMキャピタルの特徴
  • 長期的な安定性:2013年の運用開始以来、マイナス収益の年はゼロ
  • 高い平均収益率:10年以上にわたり、年平均10%を超えるリターンを維持
  • 資産成長の実績:直近6年間で投資家の資産価値を約2倍

気になる方は以下のポイントを確認の上、投資を検討してみてはいかがでしょうか。

投資検討中の方へ
  • 最低投資額は1000万円ですが、それ以下の金額も相談可能
  • 資料請求や運用相談は無料
  • 過去の投資実績今後の投資戦略について詳細な説明を受けられます
  • 面談ではセールス圧力をかけない方針

興味を持った方は、まずは気軽に問い合わせてみてください。詳細情報の入手や、自身の資産運用について相談できますよ。

この記事を書いた人

マネラボは、クリックアンドペイ合同会社が運営する「理想の資産運用先が見つかるメディア」です。サイト内の情報は、クリックアンドペイ合同会社が常に最新の内容に更新しており、投資家の皆さまに役立つ情報を提供するよう努めています。公式サイトで公開された信頼性の高い情報や、SNSに投稿されたリアルな評判・口コミも豊富に掲載しています。ぜひマネラボで、あなたにぴったりの資産運用先を見つけてください!

目次