【2025年版】個人向け社債利回りランキングTOP10|高利回り社債を徹底比較

社債ランキング

「個人向け社債の利回りランキングを知りたい」
「購入時の注意点を押さえておきたい」

社債は定期預金や国債に比べて利率が高く、安定的な収益を狙える投資先として多くの個人投資家から注目を集めています。

しかし、個人向け社債には、投資信託の利回りランキングのような簡単に比較できる情報があまり出回っておらず、「どの銘柄を選べばよいのか分からない」という声も少なくありません。

そこで本記事では、2025年最新版の「個人向け社債利回りランキング」を発表します。

ソフトバンクや三菱UFJなど大手企業の個人向け社債を利回り順に整理し、初心者でも選びやすいよう特徴やリスクも解説しました。

さらに、分散投資の選択肢として、リスクを抑えつつ年利10%以上を狙えるヘッジファンドもあわせて紹介しています。

「安定性」と「高利回り」の両立を目指す方は、ぜひ本記事のランキングを投資判断の参考にしてください。

目次

【2025年8月最新】最新の個人向け社債高利回りランキング一覧

早速、2025年1月以降に発行された個人向け社債の中から、特に利回りが高い銘柄をランキング形式で10位まで紹介します。(2025年8月19日時点)

個人向け社債高利回りランキングTOP10

スクロールできます
順位銘柄名利率
(%/年)
払込期日償還日債券の
金額(円)
(発行時の)
取得格付
1ソフトバンクグル-プ株式会社
第65回無担保社債
3.34%2025/5/22030/5/2100万A(JCR)
2株式会社光通信
第51回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
2.6%2025/03/122032/03/12100万A(R&I)
A+(JCR)
3株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
第40回無担保社債
(実質破綻時免除特約および劣後特約付)
2.389%2025/07/292035/07/27100万AA-(R&I)
AA-(JCR)
4楽天グループ株式会社
第25回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
2.336%2025/08/042028/08/04100万A-(JCR)
5株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
第38回無担保社債
(実質破綻時免除特約および劣後特約付)
2.051%2025/01/22 2035/07/20100万AA-(R&I)
AA-(JCR)
6野村ホールディングス株式会社
第3回期限前償還条項付無担保社債
(実質破綻時債務免除特約及び劣後特約付)
1.983%2025/06/202035/06/20100万A(R&I)
A+(JCR)
7SBIホールディングス株式会社
第43回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
1.885%2025/06/172029/06/1510万A-(R&I)
8マツダ株式会社
第35回無担保社債
(社債間限定同順位特約付
1.86%2025/03/17 2032/03/1710万A-(JCR)
9ソフトバンク株式会社
第27回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
1.81%2025/02/042032/02/0410万A+(R&I)
AA-(JCR)
10株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
第41回期限前償還条項付無担保社債
(実質破綻時免除特約および劣後特約付)
1.515%2025/03/182032/03/18100万AA(R&I)
AA(JCR)
個人向け社債利回りランキング 銘柄一覧 (2025年8月19日最新)
選定の基準
  • CAPITAL EYE日本証券業協会に掲載の個人向け社債より選定
  • 起債日が2025年1月以降
  • 債券価格が500万円以下
  • 新発債のため利回りではなく利率を基準に採用

※こちらの個人向け社債利回りランキングは、返済順位やリスクに特徴のある劣後債 (劣後特約付・実質破綻時免除特約付など) も含まれます。

表内に示した「格付け」とは、債券の信用リスク(返済能力)を評価したもので、JCRやR&I、Moody’sなどの格付機関が、アルファベットの等級で評価を行います。各社の格付け定義は以下の通りです。

JCR(日本格付研究所)の格付け基準
格付け JCRの格付け定義
AAA債務履行の確実性が最も高い。
AA債務履行の確実性は非常に高い。
A債務履行の確実性は高い。
BBB債務履行の確実性は認められるが、上位等級に比べて、将来債務履行の確実性
が低下する可能性がある。
BB債務履行に当面問題はないが、将来まで確実であるとは言えない。
B債務履行の確実性に乏しく、懸念される要素がある。
CCC現在においても不安な要素があり、債務不履行に陥る危険性がある。
CC債務不履行に陥る危険性が高い。
C債務不履行に陥る危険性が極めて高い。
LD一部の債務について約定どおりの債務履行を行っていないが、その他の債務に
ついては約定どおりの債務履行を行っているとJCRが判断している。
D実質的にすべての金融債務が債務不履行に陥っているとJCRが判断してい
る。
引用元:大分銀行
R&I格付投資情報センターの格付け定義
格付け R&Iの格付け定義
AAA信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。
AA信用力は極めて高く、優れた要素がある。
A信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
BB信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。
B信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。
CCC信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
CC発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
D発行体のすべての金融債務が不履行に陥っているとR&Iが判断する格付。
引用元:R&I格付投資情報センター
Moody’sの格付け定義
格付け Moody’sの格付け定義
Aaa信用力が最も高いと判断され、信用リスクが最低水準にある債務に対する格付。
Aa信用力が高いと判断され、信用リスクが極めて低い債務に対する格付。
A中級の上位と判断され、信用リスクが低い債務に対する格付。
Baa中級と判断され、信用リスクが中程度であるがゆえ、一定の投機的な要素を含みうる債務に対する格付。
Ba投機的と判断され、相当の信用リスクがある債務に対する格付。
B投機的とみなされ、信用リスクが高いと判断される債務に対する格付。
Caa投機的で安全性が低いとみなされ、信用リスクが極めて高い債務に対する格付。
Ca非常に投機的であり、デフォルトに陥っているか、あるいはそれに近い状態にあるが、一定の元利の回収が見込める債務に対する格付。
C最も格付が低く、通常、デフォルトに陥っており、元利の回収の見込みも極めて薄い債務に対する格付。
引用元:Moody’s

※Moody’sの格付けでは、Aa〜Caaに1、2、3の付加記号が加わります(例:「Aa1」「A2」「B3」など)。同じ記号の中で1が上位、2が中位、3が下位と分けています。

それでは、上記ランキングに登場した各社債の概要や特徴について、順に見ていきましょう。

ランキング1位: ソフトバンクグル-プ株式会社第65回無担保社債 (利率3.34%)

利率3.34%(安定的な高利回り)
債券価格100万円以上、100万円単位
格付けA(JCR)
発行額6000億円
払込期日2025年5月2日
償還期限 (満期)2030年5月2日 (5年)
担保完全無担保
主幹事証券野村/大和/SBI/みずほ/三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興

ソフトバンクグループは、情報通信事業を中心に、投資事業やAI関連領域にも注力する世界有数の投資持株会社です。

同社が発行した第65回無担保社債(利率3.34%、償還期間5年)は、同時期に発行された光通信(2.6%)やメガバンク系社債(2.0%前後)と比べても一段と高い利回りを提供しており、投資妙味の高い商品となっています。

発行額は約6,000億円と大型規模で、格付けはJCRによるA評価で投資適格格付けの中位に位置し、信用リスクも比較的低い水準にあります。

直近の業績も安定傾向にあり、2025年3月期の業績は4年ぶりに黒字転換し純利益1.15兆円を計上。続く2026年3月期第1四半期(2025年4〜6月)も純利益4,218億円と市場予想を上回りました。
(参考:ソフトバンクグループ株式会社|2026年3月期 第1四半期決算投資家向け説明会資料)

通信事業の安定収益に加え、アームやNvidia、Coupang関連投資の好調が収益を押し上げています。さらに、NAV(時価純資産)は約32.4兆円に達し、資産価値の増大が信用力の裏付けとなっています。

日本の10年国債利回りが約1.6%にとどまる中で、この社債の3.34%は2倍以上の水準です。利回りが高い一方で、信用格付けは投資適格水準のAを維持しているため、「高利回りかつ信用力が裏付けられた債券」として評価できます。

償還期限は2030年5月2日(5年満期)で、比較的中期の投資商品となっており、中短期の安定運用を求める投資家にとって、高利回りで信頼性の高い選択肢と言えるでしょう。

ランキング2位: 株式会社光通信第51回無担保社債(社債間限定同順位特約付) (利率2.6%)

光通信
引用:光通信
利率2.6%
債券価格100万円以上、100万円単位
格付けA(R&I)/A+(JCR)
発行額400億円
払込期日2025年03月12日
償還期限 (満期)2032年3月12日 (7年)
担保完全無担保
主幹事証券みずほ/日興/SBI/楽天/東海東京

光通信は、通信回線サービスや携帯電話、OA機器などの販売・代理店事業を行う総合商社です。

2025年2月に発行された第51回無担保社債(利率2.6%、償還期間7年)は、ソフトバンクグループ債(3.34%)よりは利回りは低いものの、他の個人向け社債と比較すると依然として魅力的な利率となっています。

光通信の2025年3月期決算は好調で、売上収益は6,865億円で前期比14.1%増、営業利益は1,050億円と前年から11%増加しました。

一方、2026年3月期第1四半期(2025年4〜6月)は、売上が前年同期比で14.4%増加する一方、営業利益は275億円で前年同期比1.1%と抑えめ。ただし営業外損益となる為替差損が広がり純利益は減益の見通しです。

それでも、年間配当は724円(前年実績661円)への増配を予定しており、株主還元姿勢は継続しています。

格付けも、2025年8月現在、引き続きA(R&I)、A+(JCR)を維持しており、信用リスクは比較的低い水準といえます。

7年と償還期間はやや長めですのが、長期保有を前提とした、安定利回りを求める投資家に適した1本と言えるでしょう。

ランキング3位: 株式会社三菱UFJフィナンシャルグループ第40回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付 (利率2.389%)

利率2.389%
債券価格100万円以上、100万円単位
格付けAA-(R&I)/AA-(JCR)
発行額690億円
払込期日2025年7月29日
償還期限(満期)2035年7月27日 (10年)
担保完全無担保
主幹事証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、銀行・信託・証券などを傘下に持つ国内最大級の金融グループで、グローバルにも安定した収益基盤を築いています。

同社が発行した第40回無担保社債(利率2.389%、償還期間10年)は、R&IとJCRからAA-の高格付けを取得しました。

直近の2026年3月期第1四半期(2025年4~6月)では、親会社株主帰属純利益は5,461億円と前年同期比1.8%減。ただしこれは一過性の決算期変更の影響であり、除けば2.2%の増益と継続的な収益性を示しています。

MUFGは通期純利益2兆円の見通しを据え置き、業績目標の信頼性も維持しています。さらに、総自己資本比率も十分に確保され、財務は健全です。

一方で本社債には「破綻時免除特約」と「劣後特約」が付与されており、破綻時には元本・利息が免除される可能性があります。それでも同社の資本力を背景に、投資対象として一定の魅力を持つ社債と評価できます。

ランキング4位: 楽天グループ株式会社第25回無担保社債 (社債間限定同順位特約付) (利率2.336%)

楽天グループ株式会社
引用:楽天グループ株式会社
利率2.336%
債券価格100万円以上、100万円単位
格付けA-(JCR)
発行額1300億円
払込期日2025年8月4日
償還期限(満期)2028年8月4日(3年)
担保完全無担保
主幹事証券みずほ証/大和/楽天/SMBC
日興野村/三菱UFJモルガン・スタンレー

楽天グループは、EC・フィンテック・通信など多岐にわたるサービスを展開する、革新的ななビジネスエコシステムを持つ投資持株会社です。

同社が発行した第25回無担保社債(利率2.336%、償還期間3年)は、利回りはやや控えめですが、インターネット企業としての成長期待や収益基盤への信頼が背景にあり、投資バランスの観点では魅力的な社債です。

格付けもA-(JCR)であり、信用リスクは比較的低く抑えられています。

最新の2025年12月期中間決算(1〜6月)では、売上収益が前年同期比10.3%増の1兆1,590億円となりました。
一方で利益面は厳しく、営業段階ですでに赤字(66億円の損失)、最終的には親会社に帰属する純損失が1,244億円となり、赤字幅が拡大しています。

ただし、企業の稼ぐ力を示すEBITDAは1兆8,309億円と前年から53.1%増加しており、本業が生み出す現金収入には一定の強さが残っています。

このように、楽天グループ債は「利回りは控えめながら、グループ事業の安定性と稼ぐ力、短期満期による返済の安心感から、投資家にとって十分に検討に値する社債」と言えます。

ランキング5位: 株式会社三菱UFJフィナンシャルグループ第38回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付 (利率2.051%)

利率2.051%
債券価格100万円以上、10万円単位
格付けAA-(R&I)/AA-(JCR)
発行額510億円
払込期日2025年1月22日
償還期限(満期)2035年7月20日 (10年6か月)
担保完全無担保
主幹事証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が2025年1月に発行した第38回無担保社債は、利率が2.051%と最新の第40回債(ランキング1位として紹介済)に比べて低めではあるものの、すでに市場で流通しているため、購入価格次第で利回りが変動する点が投資妙味につながります。

特に、2025年1月24日に日銀が政策金利を0.25%から0.5%に追加利上げを実施したことで、金利上昇局面に入っている現在、市場価格の水準によっては相対的に魅力的な利回りを得られる可能性もあります。

「実質破綻時免除特約」や「劣後特約」が付与されているため、元本や利息の返済が不履行、または制限される可能性があるリスクを理解した上での投資が前提となりますが、信用力の高い金融グループの社債に分散投資したい投資家にとっては有力な候補と言えるでしょう。

ランキング6位: 野村ホールディングス株式会社 第3回期限前償還条項付無担保社債 (実質破綻時債務免除特約及び劣後特約付) (利率1.983%)

野村ホールディングズ株式会社
引用:野村ホールディングス株式会社
利率1.983%
債券価格100万円以上、100万円単位
格付けA(R&I)/A+(JCR)
発行額600億円
払込期日2025年6月20日
償還期限(満期)2035年6月20日(10年)
担保完全無担保
主幹事証券野村証券

野村ホールディングスは、証券・投資銀行・アセットマネジメントなどを展開する日本屈指の金融持株会社です。

同社が発行した第3回無担保社債(利率1.983%、償還期間10年)は、破綻時債務免除特約や劣後特約があるため、優先的な債権よりリスクは高い一方、野村の高格付け(A/A+)と堅実な収益力を踏まえると、リスク許容度のある中長期投資家には検討余地のある社債です。

2026年3月期第1四半期(2025年4~6月)の純利益は1,045億円と前年同期比51.7%増加し、2021年以降で最高益となりました。

これはグローバル市場部門や投資銀行部門の好調に加え、東京不動産の売却益(約560億円)が寄与しています。

また、富裕層向け資産運用残高は過去最高の94.3兆円に達し、家計資金の投資シフトを背景に、ウェルスマネジメントが安定収益を支えています。

ランキング7位: SBIホールディングス株式会社第43回無担保社債(社債間限定同順位特約付) (利率1.885%)

野村ホールディングズ株式会社
引用:SBIホールディングス株式会社
利率1.885%
債券価格10万円以上、10万円単位
格付けA-(R&I)
発行額1700億円
払込期日2025年6月17日
償還期限(満期)2029年6月15日(4年)
担保完全無担保
主幹事証券野村証券

SBIホールディングスは、インターネット金融で有名な証券・銀行・資産運用を手がける大手金融持株会社です。

今回の第43回無担保社債(利率1.885%、償還4年)は、10万円から購入できるため個人投資家にも手が届きやすく、格付けもA(R&I)で、一定の信用力を備えた社債と言えます。

最新の業績では、2025年3月期第1四半期(2025年4〜6月)において、連結営業収益は前年同期比34.1%増の4,431億円、親会社株主に帰属する当期利益は同295.9%の842億円と、大幅な増益を記録しています。

もっとも、SBIは市況依存度が高いため、通期の業績予想は公表していません。合理的な見通しが可能になった場合のみ開示する方針であり、投資家は「短期的には好調でも外部環境で変動しやすい」という点を理解しておく必要があります。

総じて、この社債は利回りは低めながら、高格付け・買いやすさ・収益基盤の強さを評価する投資家にとって、バランスの取れた社債といえるでしょう。

ランキング8位: マツダ株式会社第35回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(利率1.86%)

マツダ
引用:マツダ
利率1.86%
債券価格10万円以上、10万円単位
格付けA-(JCR)
発行額350億円
払込期日2025年3月17日
償還期限(満期)2032年3月17日 (7年)
担保完全無担保
主幹事証券日興/野村/みずほ/三菱

マツダは広島に本社を置く自動車メーカーで、SUVやスポーツカーを中心に強いブランド力を築いています。

第35回無担保社債(利率1.86%、償還7年)も、10万円単位から購入できるため個人投資家にも手が届きやすい社債です。格付けはA–(JCR)と高水準で、信用力にも安心感があります。

直近の2026年3月期第1四半期(2025年4〜6月)決算では、世界販売台数の減少や為替変動の影響を受けて売上高は前年同期比で9%の減収となり、営業損益(▲約461億円)・最終損益(▲約421億円)ともに赤字へ転落しました。ただし、北米やメキシコでは販売台数を一定水準で維持しており、主要市場での基盤は堅調です。

通期見通しについては、売上高を 3兆9,300億円(前年比4.9%減)、営業利益を 1,200億円(同46.1%減) と予想しており、プラス収益ではあるものの、前年度と比較すると厳しい収益環境を織り込んだ慎重な計画となっています。

総括として、本マツダ債は、利率の安定性と信用格付けを重視する投資家にとっては選択肢となり得る一方、自動車業界特有の市況変動リスクを十分に理解したうえで検討すべき社債といえるでしょう。

ランキング9位: ソフトバンク株式会社第27回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(利率1.81%)

ソフトバンク
引用:ソフトバンク
利率1.81%
債券価格10万円以上、10万円単位
格付けA+(R&I)/AA-(JCR)
発行額1260億円
払込期日2025年2月4日
償還期限(満期)2032年2月4日(7年)
担保完全無担保
主幹事証券日興/三菱/野村/大和/みずほ/SBI/岡三/東海東京/水戸

ソフトバンク株式会社は、通信事業を中心に安定した収益基盤を持つ企業で、ソフトバンクグループの中核子会社にあたります。

「利率が高い」として話題に上がるのは発行体がソフトバンクグループ株式会社の「(通称)ソフトバンクG社債」となり、発行体がソフトバンク株式会社の本「(通称)ソフトバンク社債」とは異なるので注意が必要です。

2026年3月期第1四半期(2025年4〜6月)の業績は、売上高が1兆6,586億円(前年同期比+8.0%)と増収を確保し、営業利益と純利益もそれぞれ2,762億円(+6.0%)、1,408億円(+0.5%)と一過性要因を除いた調整後ベースではプラスを維持しています。

今回の第27回無担保社債は、利率1.81%、償還期間7年の設計で、10万円単位から購入可能と個人投資家にも手が届きやすい点が特徴です。格付けはR&IでA+、JCRでAA–と通信業界でも高水準に位置しており、信用力への安心感もあります。

総じて、安定した通信事業を背景にしたソフトバンク株式会社の社債は、比較的低リスクで利回りを得たい投資家にとって検討に値する商品といえます。ただし、親会社であるソフトバンクグループの投資事業リスクが間接的に影響を及ぼす可能性については、念頭に置く必要があるでしょう。

ソフトバンクG社債について詳しくは以下の記事をご参考ください。

ランキング10位: 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第41回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)(利率 当初5年間1.796%)

利率当初5年間1.796%、以降は5年国債金利+0.72%
債券価格100万円以上、100万円単位
格付けAA-(R&I)/AA-(JCR)
発行額930億円
払込期日2025年7月29日
償還期限(満期)2035年7月27日(10年)
担保完全無担保
主幹事証券三菱UFJモルガン・スタンレー

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が発行する第41回社債は、当初5年間は利率1.796%が確定しており、その後は5年国債金利+0.72%に連動する仕組みです。

また本社債の特徴の一つに「期限前償還条項付」というものがあります。これは、発行体であるMUFG側の判断で、一定の条件が整えば満期より早く償還(返済)される可能性があるという仕組みです。

市場金利が低下して発行体にとってより低コストの資金調達が可能になれば、予定より早く償還され、想定していた利息収入を長期的に得られない可能性があります。逆に、市場金利が上昇しても返済は行われず、相対的に低い利率の社債を保有し続ける不利な状況に陥ることもあります。

すでに紹介した第38回(利率2.051%)、第40回(2.389%)の無担保社債と比べると利率はやや低めですが、今回は「期限前償還条項付」である点を踏まえ、リスクとリターンのバランスをどう評価するかがポイントになります。長期的に安定した利払いを期待する投資家よりも、格付けの高さを重視しつつ、比較的早期に償還される可能性も織り込んで投資したい人に向いた商品といえるでしょう。

総じて、この社債は三菱UFJフィナンシャル・グループの高い信用力を背景に安定感はあるものの、「期限前償還条項付」という仕組み上、金利環境によっては投資家に不利に働く可能性を抱えています。

市場金利の変動リスクを十分理解した上で、ポートフォリオ全体のバランスを考慮して検討すべき社債といえるでしょう。

個人向け社債利回りランキングでご覧いただいたように、2025年も多くの企業が個人投資家向けに魅力的な社債を発行しています。

ここからは、あらためて「個人向け社債」の基本や、資産運用先としての特徴(メリット・デメリット)を簡単に整理していきます。

個人向け社債とは?資産運用先としての特徴を徹底解説

個人向け社債は、安定した利回りを求める投資家から注目される運用商品です。その特徴や他の商品との違いについて、順を追って解説します。

個人向け社債は企業が発行する債券

そもそも社債とは、企業が設備投資などの資金調達を目的に発行する債券です。

投資家は社債を購入することで企業にお金を貸し、企業側はその代わりに定期的な利息(利子)を支払い、満期時には元本を返済するという仕組みになっています。

通常、社債の最低購入金額は1,000万円や1億円など高額に設定されていることが多く、主に機関投資家向けの資産運用手段とされてきました。

一方、個人向け社債は、10万円や100万円など比較的少額から購入できる点が特徴で、個人投資家でも手軽に始められる資産運用先として注目されています。

多くの場合、銀行預金よりも高めの利回りが設定されており、中長期で安定した収益を目指す層に支持されています。

社債の発行企業の信用力によってリスクの大きさは異なりますが、あらかじめ決まった利率で安定的な収益が期待できる点が魅力です。

社債の種類と特徴

社債の種類は「発行時期」と「性質」によって分けることができます。

発行時期による分類では、社債は「新発債」と「既発債」に分けられます。

新発債既発債
発行時期条件設定の上新たに発行される債券すでに発行済みで流通市場で取引されている債券
債券価格発行価格
(額面金額)
市場価格
(変動)
購入時期募集期間中に購入いつでも購入可能
新発債と既発債

また、社債の性質による分類では、以下のように分けられます。

社債の種類特徴
普通社債(SB)定期的に利息を受け取り、満期に元本が返済される基本的な社債。固定金利が多く、市場で売却も可能。
転換社債(CB債)一定条件下で、発行企業の株式に転換できる権利がついた社債。
ワラント債
(新株予約権付社債)
社債に新株予約権が付いたもの。株式を購入できる権利を持ち、満期には元本が返済される。
劣後債弁済 (利息や元本返済) 順位が他の社債よりも低い社債。リスクは高いが、その分利回りも高く設定される傾向がある。
割引債
(ゼロクーポン債)
利息の支払いがない代わりに、額面より低い価格で発行され、満期時に額面で償還される。
仕組債デリバティブ(金融派生商品)組み合わせた高リスク商品。仕組みが複雑で、初心者には不向き。
代表的な社債の種類一覧

個人向け社債の利回りと利率の違い

資産運用において、「利回り」と「利率」は混同されやすい言葉ですが、意味は明確に異なります。

「利率」は、社債の額面金額に対して支払われる年間の利息の割合で、通常は固定されており、定期的に受け取ることができます。

対して「利回り」は、投資した金額に対する総合的な利益の割合を示すもので、利息だけでなく購入価格と償還価格の差(償還差益)も含めて計算されます。

【事例】額面100万円の社債を95万円で購入、年2万円の利息を5年間受けとる場合。

満期時に100万円が償還されると、

受取総額は利息10万円 (2万円×5年)+差益5万円 (額面100万円-95万円)=15万円。

年平均の利回りは約3.16%となります。

なお、新発債のように額面価格で購入し、額面で償還される社債では、利率と利回りはほぼ同じになります。

一方、既発債のように市場価格で取引される社債では、購入価格によって利回りが上下するため注意が必要です。

まとめると、利率は「額面に対する年利息」を指し、利回りは「投資額に対するトータルリターン」を表します。

個人向け社債のメリット・デメリット

資産運用の手段として個人向け社債を利用するにあたっては、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
預金よりも高い利回りが期待できる
定期的な利息収入が得られる
元本が満期に償還される(企業が破綻しない限り)
信用力の高い企業を選択できる
信用リスク(デフォルト)がある
購入機会が限られている
途中売却が難しく、流動性に制約がある
金利変動による価格の下落リスク

インフレによる実質利回りの目減りリスク

まずは、個人向け社債のメリットから簡単に確認しましょう。

個人向け社債のメリット

預金よりも高い利回りが期待できる

個人向け社債は、銀行預金や国債と比べて相対的に高い利回りが期待できる点が最大の魅力です。

2025年8月現在、個人向け社債の利率は年0.8〜3.4%あたりで、高いものではソフトバンクグループ第65回社債(3.34%)や株式会社光通信第51回無担保社債(2.6%)のように高水準です。

一方、銀行定期預金の年利は大手行で0.2~0.5%程度、ネット銀行でも0.275%〜1.35%程度にとどまります。

個人向け国債(変動10年)の利率も1%弱で推移しており、社債は安全資産と比較しても利回り面で優位に立っています。

定期的な利息収入が得られる

個人向け社債への投資では、社債は半年ごとや年1回といった頻度で安定的に利息収入を受け取れるため、将来の収支計画を立てやすいという特徴があります。

支払日と利率が事前に決まっているため、配当変動のある株式投資と比べると収益予測が立てやすい点も投資家に安心感を与えます。

元本が満期に償還される (企業が破綻しない限り)

個人向け社債は、発行時に定められた償還期限(満期日)になると、投資家が投資した元本が全額返還される仕組みになっています。例えば、100万円で購入した社債は、満期時に100万円として戻ってきます。

株式投資などでは市場価格の変動により元本割れのリスクがありますが、社債の場合、満期まで保有すれば途中の価格変動に関係なく、額面金額で償還されます。

信用力の高い企業を選択できる

社債を発行できるのは、一定の信用力を備えた企業に限られるため、投資対象としては比較的信頼性の高い企業が多い傾向にあります。

格付け機関による評価や発行企業の財務状況を事前に調査することで、信用リスクを見極めた上での選択が可能となり、投資判断の精度を高められます。

個人向け社債のデメリットおよびリスク

個人向け社債には既出のような魅力的なメリットが多くありますが、投資商品である以上、当然ながらリスクや注意点も存在します。

信用リスク(デフォルトリスク)がある

個人向け社債のメリットで挙げた「定期的な利息収入が得られる」「満期まで保有すれば元本が返ってくる」といった点は、あくまで発行企業が安定した経営を続けていることが前提です。

しかし現実には、企業の業績が悪化したり、最悪の場合には倒産してしまうリスクもゼロではなく、そのような場合、利息の支払い停止や元本の毀損が発生する可能性があります。

過去にはJALやウィルコム、武富士などが経営破綻し、社債の元本が戻らなかった事例もあります。

このように、個人向け社債は銀行預金や個人向け国債よりも利率は高い一方で、相対的にリスクも高めです。

銀行預金には預金保険制度(ペイオフ)、個人向け国債には国による元本保証があるのに対し、社債には公的な保証制度が存在しません。

したがって、社債に投資する際には、利率の高さだけで判断せず、発行体の信用格付けや財務状況を確認し、自らリスクを見極めることが重要です。

購入機会が限られている

個人向け社債は発行数自体が少なく、一般に市場での流通量も限られているため、購入のチャンスが限られているのが実情です。

特に利回りが高い人気銘柄は、募集開始後すぐに完売することも珍しくありません。購入を検討している場合は、証券会社やネット証券、企業のIR情報などをこまめにチェックしておくことが重要です。

途中売却が難しく、流動性に制約がある

個人向け社債は、株式や投資信託のように市場で自由に売買できる商品ではなく、途中で現金化したい場合に売却先が限られることがあります。

流通市場が狭いため、すぐに売却できない・希望の価格で売れないといった流動性リスクが伴います。

また、社債を満期前に中途売却する場合は、金利変動や信用リスクの影響により、購入時よりも価格が下がり、元本を割り込む可能性もあるため注意が必要です。

金利変動による価格の下落リスク

市場金利が上昇すると、新たに発行される社債の利率も高くなり、既に保有している低利回りの社債の価格は相対的に下がる可能性があります。

このため、満期前に売却してしまう場合には、時価が下落し元本を割り込むリスクが生じることがあります。

ただし、満期まで保有すれば額面金額で償還されるため、金利変動による影響を受けるのはあくまで途中売却時に限られます。

インフレによる実質利回りの目減りリスク

インフレが進むと、物価の上昇により社債で得られる利息の実質的な価値が目減りする可能性があります。

例えば、年2%の物価上昇が続けば、利回りがそれ未満の社債では実質的な資産価値が下がることになります。

例えば、毎年2%の物価上昇が続いた場合、投資した100万円を2%以上の利回りで運用できていなければ、資産の実質価値が下がってしまうことになります。

満期まで保有する場合は途中で利回りを見直すことができないため、インフレに強い資産ではない点に注意が必要です。

個人向け社債を購入する際の注意点

最後に、個人向け社債を購入する際に気をつけたいポイントを簡単に確認しておきましょう。

発行企業の財務状況や格付けを確認する

何度か言及しましたが、社債は発行企業の信用力に依存するため、購入前に財務状況や信用格付けを確認することが重要です。

業績が不安定な企業の社債は、元本や利息が支払われないリスクが高くなるため注意が必要です。

ランキングや利率だけで投資判断しない

個人向け社債の利回りランキングは参考になりますが、利率の高さだけで投資判断するのは危険です。

利率が高い銘柄の中には、劣後特約付きや仕組債のような複雑な商品も含まれていることがあるため、利率だけで判断せず、発行条件や商品の仕組みをよく確認することが大切です。

また、そもそも人気銘柄は発行額が少なく、募集期間も短いため、ランキングを見てからじっくり選ぶことが難しいのが実情です。

ただし、過去に高利回りだった銘柄を把握しておくことで、次回の発行時に備えるという使い方は有効です。

償還期間と自分の資金計画を照らし合わせる

個人向け社債は、満期が1年〜10年以上の比較的長期の運用が基本となるため、すぐに現金化したい資金には向いていません。

基本的には、満期まで保有することが前提となるため、「使う予定のないお金」で投資するのが原則です。

銘柄によって償還期間は異なるため、自分の資金計画や投資スタイルに応じて、短期での回収を目指すか、長期でじっくり運用するかを判断することが重要です。

他の資産運用方法と組み合わせる

個人向け社債を購入する際は、リスク分散と運用効率の向上のために、株式・投資信託・オルタナティブ資産などと組み合わせて運用することがおすすめです。

社債は比較的安定した収益が期待できる一方、株式は値上がり益による高いリターンの可能性があり、REITや商品先物などは株や債券とは異なる値動きをするため、分散効果が得られます。

また、社債は途中売却が難しいですが、株式や投資信託は流動性が高く、急な資金需要にも対応しやすくなります。

加えて、社債は購入のタイミングやチャンスが限られるのに対し、株式や投資信託はいつでも投資でき、市場環境に応じた柔軟な資産配分も可能です。

さらに、年齢やライフステージに応じて、若いうちは成長性を重視して株式やヘッジファンドなどのオルタナティブ資産比重を高め、退職が近づくにつれて社債の比率を上げて安定性を重視するなど、長期的な資産設計にも役立ちます。

500万円以上の資金があるならヘッジファンド投資も検討しよう

国内企業の個人向け社債は、預金や国債よりも高い利回りが期待できるものの、多くは年1〜2%台、高くても3%台にとどまります。

また、海外債券も一つの選択肢ではありますが、為替や価格の変動リスクを考慮すると、安定運用を目的とした場合には慎重な判断が求められます。

そうした中で、まとまった運用資金をお持ちの方(500万円以上)には、国内ヘッジファンドへの投資も有力な選択肢となり得ます。

ヘッジファンドは最低投資額が高めに設定されているものの、市場環境に左右されにくい柔軟な運用戦略を持ち、年率10%以上の高いリターンを目指す運用実績を持つファンドも存在します。

中長期的な視点でより高い収益を狙いたい方は、分散投資の一環としてヘッジファンドも検討価値があります。

以下は、500万円~投資可能な国内のおすすめヘッジファンドです。

スクロールできます
ハイクアInt’lアクション
年利12%(固定)
安定性
信頼性
運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
2023年設立
最低投資額500万500万
資料請求可能不可
投資手法
対象
新興国企業融資バリュー株
事業投資
ファクタリング
Web3事業

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)。

ハイクアインターナショナル

運用会社ハイクアインターナショナル
合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016
大阪府八尾市八尾木北1-44
設立2023年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
実際の利益500万円投資した場合
・3ヶ月に1度15万円の配当
・年間で60万円の配当
利益の受取方法・3ヶ月に1回配当金として受け取る
・配当金を再投資して元本を増やす
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
※設立:2011年
公式サイトハイクアインターナショナル
ハイクアインターナショナルの概要

ハイクア・インターナショナル(以下、ハイクア)では、関連会社「サクコベトナム(以下、サクコ)」への事業融資を行うことで収益獲得を目指します。

詳しいスキームは以下の通りです。

投資家はハイクアへ社員権を購入する形でハイクアへ出資をします。

ハイクアは関連会社でベトナム企業であるサクコに事業融資を実施。

融資を受けているサクコはハイクアに対して貸付金利息を支払いますが、その貸付金利息の一部が配当金として投資家に配当される仕組みです。

配当は1年に4回3%ずつ、合計12%(固定)となります。

一般的な個人向け社債の利回りが1~2%程度、株式の配当利回りでも3~4%程度といわれる中、ハイクアでは年間12%の固定リターンが期待できます。

ハイクアと他の投資先の利回りを比較
  • ハイクア:12%(固定)
  • 個人向け社債:1~2%
  • 株式(配当利回り):3~4%

安定した高利回りを求める投資家にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

ここで気になってくるのはサクコの企業情報と業績でしょう。

サクコの代表はハイクアの代表 梁 秀徹(ヤンヒデテツ)氏が兼任しています。

ハイクアの公式サイトによると、サクコはベトナムで2011年に設立され、日系ホテル、日本製品を販売するショップ、日本でも人気のスイーツ店などを展開中。

今後も様々な事業展開を予定しており、規模としては「大企業」といえます。

また、Googleなどで「サクコベトナム」「Sakuko Vietnam」と調べてみても、同社の製品などを評価するブログや代表ヤン氏のインタビューなども見られます。

同氏が運営するYouTubeでは企業としての成長やベトナム市場の変化などをチェックすることが可能。

引用:海外ビジネスのヤン会長

わざわざベトナムまで行かなくても、インターネット上で日本人だけでなくベトナム人からも愛されている様子が見れて、企業としての信頼度も担保できるでしょう。

プライベートデットファンドとしてはかなり低い水準の500万円から投資が可能です。

個人投資家がアクセスしやすいのもハイクアインターナショナルの魅力と言えるでしょう。

「個人向け社債より高い利回りで安定的に資産形成したい」という方は、是非ハイクアをご検討下さい。

ハイクアに投資するには、まず無料個別相談で担当者から詳しい話を聞きます。投資に関する説明を受けた後、疑問があれば質問も可能です。

誠実に対応してもらえますので、気軽に予約してみてはいかがでしょうか。

\ フォーム入力1分で無料個別相談を予約 /

アクション合同会社

運用会社アクション合同会社
代表者古橋弘光
本社所在地〒105-0001
東京都港区虎ノ門5丁目13−1
虎ノ門40MTビル 7階
設立2023年
利回り25.07%
※2024年4月〜2025年3月
最低投資額500万円
運用手法・対象・事業への直接投資
・バリュー株投資
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトアクション
アクション合同会社の概要

アクション合同会社は、2023設立の新興ヘッジファンドです。

トレイダーズインベストメント株式会社の元代表取締役である古橋 弘光氏が代表を務めます。

2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)で、投資家からの期待度も高いヘッジファンドです。

アクション合同会社の特徴
  • 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
  • 株式や債券に留まらないポートフォリオ戦略
  • 最低投資額は500万円~

2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)という驚異的な実績を残しています。

スクロールできます
年月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2024---0.81%1.42%1.73%1.80%2.31%3.04%2.98%2.41%1.71%
20251.95%2.54%2.38%---------
運用成績

アクションは株式や債券のほか、Web3事業や事業投資、ファクタリングやESGファンドへの投資などさまざまな対象に分散投資しています。

過去の投資実績 - Action合同会社

アクション社への出資に向いている人は以下の特徴にあてはまる人です。

アクション社への出資に向いている人
  • 信頼性の高いヘッジファンドに投資したい人
  • 分散投資によるリスクヘッジをしたい人
  • 金融商品の運用をプロに任せたい人

詳しい投資事例や今後の方針については無料の面談で聞くことができますので、まずは公式サイトから問い合わせてみてください。

GFマネジメント

GFマネジメント
運用会社GF Management合同会社
代表者田尻 光太朗
本社所在地東京都千代田区麹町4丁目5-20
設立2023年
平均利回り年平均29%
※ファンドマネージャーの運用成績
最低投資額1,000万円
※500万円から相談可能
運用手法大型日本株でポートフォリオを形成
主な投資先大型日本株
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトGFマネジメント
GFマネジメントの概要

GFマネジメントは2023年設立の日本の新興ヘッジファンドです。

敏腕営業マンの田尻光太朗氏が設立、モルガンスタンレー出身のエリート金融マンがファンドマネージャーを務めています。

GFマネジメントの特徴
  • 平均年利29%の実績(設立前の実績)
  • 直近5年の成長率は277%(設立前の実績)
  • 500万円~投資相談可能
  • 運用レポートは月1回発行

GFマネジメントの投資家募集は2023年からですが、ファンドマネージャーによる運用はそれ以前から始まっており、平均年利29%、5年で277%という驚異的なパフォーマンスを発揮しています。

単純計算で1,000万円が3,770万円になる成長率です。

GFマネジメントのファンドマネージャーの経歴はまさに金融エリートです。

ファンドマネージャーの経歴

世界でもランキング上位に位置する英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で修士号取得し、UBS証券の投資銀行部門を経て、モルガン・スタンレー証券の投資銀行本部に入社。

テクノロジー、ヘルスケア領域を中心に日米・日欧のクロスボーダーM&A案件を担当。その後は運用業に軸足を移すため、シンガポールへ拠点を移し、現地のファミリーオフィスにて株式を主軸としたポートフォリオ・マネージャーを担当。

2018年に独立し、外部資金を調達し、日本株と米株の運用を開始。

日本法人の代表である田尻からヘッドハンティングされ、投資会社GF Management合同会社のポートフォリオマネージャーに選任される。

経歴にもあるようにGFマネジメントのファンドマネージャーは、付加価値の高い産業であるテクノロジーやヘルスケアの専門家です。

GFマネジメントのファンドマネージャーの専門的な知識や分析力を活かして、日本の大型株でポートフォリオを組む戦略を採用し、上記のような実績を残してきました。

GFマネジメントは、「株式投資が難しくて失敗した経験があり、ハードルを感じている」「運用を優秀なファンドマネージャーに任せたい」という方におすすめできる投資先です。

具体的な投資事例や詳しい戦略、今後の方針は無料の面談で聞くことができますので、まずは問い合わせてみてください。

購入前にチェック!個人向け社債FAQを紹介

最後に、個人向け社債に関してよくある質問と回答を紹介します。

個人向け社債は元本保証ですか?

社債(個人向け社債を含む)は、元本保証ではありません。発行企業の信用状況によっては、利息の支払い停止や元本の毀損が生じる可能性があります。

元本の安全性を最重視する場合は、元本保証商品である銀行預金や、相対的に安全性の高い「個人向け国債」などの公債を検討するのが一般的です。

個人向け社債の選び方は?

個人向け社債の銘柄選びで迷ったら、以下の観点を判断基準にしてみましょう。

  • 利回り:最低でも1%以上(3%以上の高利回り銘柄を選ぶ場合は信用リスクをしっかり調査)。
  • 満期日:短期なら1~3年、長期運用を希望なら5年以上を検討。
  • 信頼性:A格以上の企業を中心に検討。発行体企業の財務健全性や業績の安定性が高いものを優先。
  • 換金性:途中売却を想定するなら、発行額が大きく流通性の高い銘柄を。

個人向け社債の購入方法は?

個人向け社債は、証券会社を通じて購入します。SBI証券や楽天証券などのネット証券や、主要な店舗型証券で取り扱われており、証券口座の開設が必要です。

人気の高い銘柄は募集開始から短期間で完売することも多いため、気になる銘柄がある場合は早めの準備がおすすめです。

※ちなみに個人向け社債は基本的にNISA(少額投資非課税制度)の対象外です。

個人向け社債のおすすめ銘柄は?

2025年8月時点では、メガバンク・証券会社・電力会社の銘柄は、財務基盤が安定しており信頼性も高いため、初心者にも比較的選びやすい投資先といえます。

ただし、電力会社の社債は現在ほとんどが機関投資家向けで、個人が購入できる銘柄は限られています。今後の発行動向をこまめにチェックしておくとよいでしょう。

まとめ

最後に、おさらいとして、2025年8月19日時点における最新の個人向け社債の利回りランキング再度提示しておきます。

スクロールできます
順位銘柄名利率
(%/年)
払込期日償還日債券の
金額(円)
(発行時の)
取得格付
1ソフトバンクグル-プ株式会社
第65回無担保社債
3.34%2025/5/22030/5/2100万A(JCR)
2株式会社光通信
第51回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
2.6%2025/03/122032/03/12100万A(R&I)
A+(JCR)
3株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
第40回無担保社債
(実質破綻時免除特約および劣後特約付)
2.389%2025/07/292035/07/27100万AA-(R&I)
AA-(JCR)
4楽天グループ株式会社
第25回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
2.336%2025/08/042028/08/04100万A-(JCR)
5株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
第38回無担保社債
(実質破綻時免除特約および劣後特約付)
2.051%2025/01/22 2035/07/20100万AA-(R&I)
AA-(JCR)
6野村ホールディングス株式会社
第3回期限前償還条項付無担保社債
(実質破綻時債務免除特約及び劣後特約付)
1.983%2025/06/202035/06/20100万A(R&I)
A+(JCR)
7SBIホールディングス株式会社
第43回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
1.885%2025/06/172029/06/1510万A-(R&I)
8マツダ株式会社
第35回無担保社債
(社債間限定同順位特約付
1.86%2025/03/17 2032/03/1710万A-(JCR)
9ソフトバンク株式会社
第27回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
1.81%2025/02/042032/02/0410万A+(R&I)
AA-(JCR)
10株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
第41回期限前償還条項付無担保社債
(実質破綻時免除特約および劣後特約付)
1.515%2025/03/182032/03/18100万AA(R&I)
AA(JCR)
個人向け社債利回りランキング 銘柄一覧 (2025年8月19日最新)

年に複数回社債を発行する企業もあるため、気になる企業があれば定期的に発行情報をチェックしておくとよいでしょう。

また資産運用先には、個人向け社債以外にも、株式投資信託、REIT(不動産投資信託)、外国債券、さらにはヘッジファンドなど、様々な投資商品が存在します。

また、安定性を重視したい方は社債を中心に、より高い利回りを狙いたい方は投資信託やヘッジファンドなどのその他の運用商品を組み合わせるなど、自身の運用方針に応じた分散投資を意識することが大切です。

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

以下は500万円〜投資可能な日本国内のおすすめヘッジファンド。

スクロールできます
年利安定性・信頼性最低投資額資料請求投資手法・対象
ハイクアInt'l12%(固定)運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
500万可能新興国企業融資
アクション2023年設立500万不可・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
おすすめヘッジファンド

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)

それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

ハイクアインターナショナル
  • 固定年利12%
  • 成長著しい日系ベトナム企業への融資
  • 資料請求のみの問い合わせもOK

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アクション
  • 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
  • 2023年は50.68%の実績
  • 株や債券に留まらないポートフォリオ戦略

>>アクション公式サイトはこちら

この記事を書いた人

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