ナスダック100はおすすめしない?今後の見通しとやめとけといわれる理由を解説

「ナスダック100はおすすめしない、やめとけといわれる理由は?」
「ナスダック100の今後の見通しは?」

2024年、ナスダック100は新NISA制度の開始に伴って注目を集めています。

ナスダック100の購入を検討しているけど、将来性への不安から買うべきか悩んでいる方も多いでしょう。

結論から言うと、ナスダック100はハイテク企業が組み入れ銘柄の多くを占めるなど業種が偏っていることから分散力が低いため、単体での購入はおすすめしない株価指数です。

本記事では、ナスダック100について次のポイントに沿って解説します。

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目次

ナスダック100(NASDAQ100)とは?基本をおさらい

引用:アジア太平洋地域投資向けナスダック総合指数|Nasdaq(ナスダック)

ナスダック100(NASDAQ100)は、米国NASDAQ(ナスダック)市場の代表的な企業の株式で構成される株価指数です。

ナスダック100の主な銘柄はアップルやマイクロソフト、アマゾン、アルファベット(グーグルの親会社)、メタ(旧フェイスブック)、テスラ、エヌビディア(NVIDIA)などです。

このようにナスダック100には、世界的なテクノロジー企業が多く含まれています。

ここでは次の項目を詳しく解説します。

NASDAQ市場の時価総額上位100社(金融除く)で構成される株価指数

ナスダック100は、NASDAQ市場の時価総額上位100社(金融除く)で構成される株価指数です。

ナスダック100は、構成銘柄が定期的に入れ替わります。

ナスダック100の特徴は、次のとおりです。

ナスダック100の特徴
  • 金融セクターを除く、NASDAQ上場企業から構成される
  • 四半期ごとに銘柄の見直しが実施される
  • 時価総額による加重平均方式を採用している
  • 新興企業の成長性に注目した指数である

主要な株式銘柄の時価総額一覧

2024年時点でのナスダック100の主要構成銘柄と時価総額は、次のとおりです。

スクロールできます
順位企業名時価総額構成比率
1マイクロソフト3.0兆ドル11.50%
2Apple2.9兆ドル11.00%
3エヌビディア1.5兆ドル5.80%
4アマゾン1.4兆ドル5.40%
5Alphabet(Class A)1.2兆ドル4.60%
6META1.0兆ドル3.80%
7テスラ8,000億ドル3.10%
8Broadcom5,000億ドル1.90%
9Eli Lilly4,800億ドル1.80%
10Adobe2,800億ドル1.10%
【2024年最新】ナスダック100の主要構成銘柄と時価総額

上位10銘柄の時価総額は、ナスダック100全体の約50.0%を占めています。

ナスダック100の主要構成銘柄からわかることは、次のとおりです。

ナスダック100の主要構成銘柄からわかること
  • 時価総額上位の大手テクノロジー企業への集中度が高い
  • 特にマイクロソフトとAppleの2社だけで指数全体の22.5%を占める
  • 上位6社(マイクロソフト、Apple、エヌビディア、アマゾン、Alphabet、META)で42.1%を占めていることから指数の動きに大きな影響力を持つ

特に、世界的なテクノロジー企業へ投資していることに加えて特定の銘柄への集中度が高い点が特徴といえるでしょう。

【2024年11月最新】ナスダック100をおすすめしない理由

ナスダック100をおすすめしない理由は、次のとおりです。

上位銘柄に投資が集中してしまうためおすすめしない

ナスダック100は時価総額上位の銘柄に投資が集中してしまうことから分散性に欠けるため、ナスダック100のみに集中投資するのはおすすめできません。

ナスダック100とS&P500の銘柄集中リスクを比較すると、次のとおりです。

スクロールできます
項目ナスダック100S&P500
上位2社の構成比率22.5%
(マイクロソフト、Apple)
13.2%
(マイクロソフト、Apple)
上位5社の構成比率38.30%24.50%
上位10社の構成比率50.00%32.10%
テクノロジーセクターの比率約65%約30%
時価総額中央値約400億ドル約300億ドル
構成銘柄数100社500社
ナスダック100とS&P500の銘柄集中リスク比較表

ナスダック100とS&P500の銘柄集中リスクを比較してわかることは、次のとおりです。

ナスダック100とS&P500の銘柄集中リスクを比較してわかること
  • ナスダック100は上位2社で22.5%を占め、S&P500の約1.7倍銘柄集中度が高い
  • ナスダック100は新興企業の比率が低く、成熟企業への依存度が高い
  • ナスダック100は景気変動に対する耐性がS&P500に比べて低い
  • ナスダック100は高成長が期待できる反面、リスクも相対的に高い

このように、ナスダック100はS&P500に比べて銘柄集中リスクが高いといえます。

ナスダック100やS&P500などのインデックス投資では、このような銘柄集中リスクをいかに抑制するかが常に課題となります。

近年はこのリスクに対応するため、より高度なリスク管理が可能な運用手法を検討する投資家が増えています。

その選択肢の一つが、市場環境に応じて投資配分を機動的に調整できるヘッジファンドです。

ヘッジファンドは、ロング・ショート戦略による市場リスクの軽減や、複数の運用戦略を組み合わせたリスク分散などさまざまな手法で銘柄集中リスクを抑制します

ヘッジファンドについて詳しくは、次の見出しで解説しています。

>>高利回りで下落に強い資産運用先:ヘッジファンド

テクノロジー株への依存度が高いためおすすめしない

ナスダック100はテクノロジー株への依存度が高いことからIT業界が好調な年は高いパフォーマンスとなる一方で不調な年は大きく株価が下落してしまいます。

そのため、ナスダック100のみへの集中投資はおすすめできません。

業種別の構成比率は、次のとおりです。

ナスダック100の業種別構成比率
ナスダック100の業種別構成比率
業種構成比率
情報技術48.50%
コミュニケーション・サービス15.80%
一般消費財・サービス14.20%
ヘルスケア7.30%
資本財・サービス5.40%
生活必需品4.80%
金融2.20%
公益事業1.00%
素材0.80%
不動産0.00%
エネルギー0.00%
ナスダック100の業種別構成比率詳細

為替リスクがあるためおすすめしない

米国株式であるナスダック100は米ドル建てで取引されることから為替リスクがあるため、ナスダック100のみへの集中投資はおすすめできません。

為替リスクを具体例を交えて解説します。

例えば、1,000ドル分のナスダック100に145円/ドルで投資した場合(日本円で145万円の投資)を考えてみましょう。

1年後に株価が20%上昇し1,200ドルになったとしても、為替レートが135円/ドルに円高が進んだ場合、投資額は162万円(1,200ドル×135円)になります。

株価上昇で20万ドル(24万円)の利益が出ているにもかかわらず、為替差損により10万円程度目減りして実際の利益は17万円にとどまります。

逆に、株価が20%下落し800ドルになった場合でも、為替レートが155円/ドルに円安が進めば、投資額は124万円(800ドル×155円)になるのです。

株価下落で20万ドル(29万円)の損失が出ているにもかかわらず、為替差益により損失が21万円に抑えられます。

このように、為替変動は投資収益に大きな影響を与えるため、株価上昇による利益が為替差損で相殺されたり株価下落による損失が為替差益で軽減されたりする可能性があります。

価格変動が激しいためおすすめしない

ナスダック100の構成銘柄の多くを占めるテクノロジー株は金利変動や規制リスク、四半期決算、景気動向に敏感であることから価格変動が激しいため、ナスダック100のみへの集中投資はおすすめできません。

過去10年間のナスダック100の主要指数との価格変動率比較は、次のとおりです。

スクロールできます
 NASDAQ100S&P500日経平均
2023年100.282
2022年-33.00%-19.40%-12.10%
2021年0.2660.2690.049
2020年0.4760.1630.16
2019年0.380.2890.182
2018年-1.00%-6.20%-12.10%
2017年0.3150.1940.191
2016年0.0590.0950.004
2015年0.084-0.70%0.091
2014年0.1790.1140.071
年平均リターン19.80%12.50%8.90%
ボラティリティ22.50%16.80%17.20%
最大下落率-33.00%-19.40%-12.10%
最大上昇率0.4760.2890.182
過去10年間のナスダック100の主要指数との価格変動率比較

上の表からわかるナスダック100の価格変動の特徴は、次のとおりです。

ナスダック100の価格変動の特徴
  • ナスダック100は最もボラティリティが高い
  • ナスダック100はリターンも最も高いがリスクも大きい
  • ナスダック100は2020年のコロナショック後の回復が顕著
  • ナスダック100は2022年の下落幅が3指数中最大

配当利回りが低いためおすすめしない

ナスダック100の主要なハイテク企業は利益を新しい技術開発や事業拡大に使ってさらなる成長を目指すことが多いことから配当利回りが低いため、配当で利益を得たい人にはおすすめできません。

次のとおり、ナスダック100の平均配当利回りは0.90%と他の主要な株式指数に比べて低いといえるでしょう。

指数名平均配当利回り
プライム全銘柄2.29%
JPX日経4002.02%
日経3001.89%
日経平均1.87%
NASDAQ1000.90%

ナスダック100は、無配企業が55.00%と半数以上を占めています。

項目比率
配当支払企業45.00%
無配企業55.00%
ナスダック100の配当支払企業と無配企業の割合

ナスダック100の主要銘柄を見ると、低利回りまたは配当なしのハイテク企業が目立ちます。

企業名配当利回り
ブロードコム2.10%
Coca-Cola3.00%
Qualcomm2.40%
PepsiCo2.90%
インテル1.20%
シスコシステムズ3.10%
アップル0.50%
マイクロソフト0.80%
アマゾンなし
エヌビディア0.10%
テスラなし
METAなし
アルファベットなし
Adobeなし
Netflixなし
ナスダック100主要銘柄の配当利回り

手数料が高い傾向にあるためおすすめしない

ナスダック100の投資手数料はS&P500やオルカンなどの手数料に比べて高い傾向にあるため、おすすめできません。

主要なインデックスファンドの手数料比較は、次のとおりです。

主要なインデックスファンドの手数料比較

ファンド名信託報酬
eMAXIS Slim ナスダック1000.2035%
eMAXIS Slim S&P5000.0937%
eMAXIS Slim 全世界株式0.0577%

ナスダック100はおすすめしない?今後の見通し

結論から言うと、ナスダック100の今後の見通しは良いといえるでしょう。

ナスダック100の今後の見通しが良いといえる理由は、次のとおりです。

ナスダック100の今後の見通しが良いといえる理由
  • AI・クラウドなど成長分野の主要企業を多く含むため
  • 構成企業の多くが高い利益率と財務健全性を維持しているため
  • 構成銘柄にグローバルな事業展開を掲げる企業が多いことから成長機会が多いため

ナスダック100の今後の見通しを考える上で、世界経済とテクノロジー産業の動向が重要なポイントとなります。

特に2024年は、AI関連銘柄の成長や金利動向がナスダック100に大きな影響を与えると予想されています。

2024年の四半期ごとの予想パフォーマンスは、次のとおりです。

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期間予想上昇率主な上昇要因
2024年第1四半期+5-7%AI関連需要による株価上昇
2024年第2四半期+3-5%業績発表による株価上昇
2024年第3四半期+2-4%新製品発表による株価上昇
2024年第4四半期+4-6%年末商戦による株価上昇
ナスダック100の予想上昇率と主な上昇要因

AIテクノロジーへの投資を検討している方には、次の記事がおすすめです。

ナスダック100に投資する際の注意点

ナスダック100に投資する際の注意点は、次のとおりです。

長期的な積立投資を心掛ける

価格変動が激しいナスダック100への投資には、長期的な積立投資によるリスク分散がおすすめです。

定期的に買い付けることでドルコスト平均法によって平均取得単価が抑えられ、短期的な市場変動に左右されにくくなります。

ドルコスト平均法とは

毎月一定額を継続的に投資する手法で、投資コストを平準化できる運用方法。高値で少なく、安値で多く購入することで、平均取得単価を抑える効果がある。

他の銘柄にも分散投資する

ナスダック100は、ハイテク企業が多くを占めるなど業種が偏っていることから分散力が低いため、ほかの業種の銘柄にも分散投資することをおすすめします。

分散投資のポートフォリオ例を、積極運用したい場合や安定運用したい場合、高利回りを目指したい場合に分けて解説します。

積極運用したい場合のポートフォリオ例は、次のとおりです。

積極運用したい場合のポートフォリオ例
積極運用したい場合のポートフォリオ例
資産配分比率
ナスダック10040%
S&P50030%
日経平均15%
新興国株式10%
現金等5%
  • 想定リスク:高
  • 期待リターン:年8-12%

安定運用したい場合のポートフォリオ例は、次のとおりです。

安定運用したい場合のポートフォリオ例
安定運用したい場合のポートフォリオ例
資産配分比率
ナスダック10020%
S&P50025%
日経平均15%
債券(米国)25%
債券(日本)10%
現金等5%
  • 想定リスク:中
  • 期待リターン:年4-6%

高利回りを目指したい場合のポートフォリオ例は、次のとおりです。

高利回りを目指したい場合のポートフォリオ例
高利回りを目指したい場合のポートフォリオ例
資産配分比率
ナスダック10045%
ヘッジファンド25%
S&P50015%
新興国株式10%
現金等5%
  • 想定リスク:中
  • 期待リターン:年12-15%

損失に備えた投資配分を考える

投資はリスクが伴うことから、損失に備えて資産の何割を投資にまわすのか配分を適切に決めてからナスダック100に投資することをおすすめします。

リスク許容度に応じた投資配分例は、次のとおりです。

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資産配分比率用途・内容
貯金45-50%生活防衛資金(2-3年分)
投資可能資産20-30%長期運用資産
安全資産25-30%国債・社債等
リスク許容度に応じた投資配分例

ナスダック100は、長期運用資産として資産の20-30%以内で投資することをおすすめします。

高利回りで下落に強い資産運用先:ヘッジファンド

ナスダック100は価格変動が激しいため、短期での運用に向かないという懸念点があります。

そこでおすすめしたいのが下落相場にも強い「ヘッジファンド」です。

ヘッジファンドは一般的な投資信託と違い私募形式で出資を募ることから、下落相場で利益を出す空売り(ショートポジション)という戦略を取れます。

そのほか世界中のさまざまな金融商品に投資できるなど投資手法の縛りがないため、ローリスクハイリターンな資産運用先です。

おすすめのヘッジファンドは以下の2社です。

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ヘッジファンド特徴公式サイト
BMキャピタル10年以上の運営実績を持つ老舗ヘッジファンド公式
ハイクアインターナショナル事業融資で手堅いリターンを狙う新興ファンド公式
おすすめのヘッジファンド

その他のおすすめヘッジファンドは、次の記事で解説しています。

BMキャピタル

運用会社ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL LLC)
代表者森山武利(たけとし)
本社所在地東京都港区六本木7-18-1
運用歴10年以上
平均利回り年利10~20%
最低投資額1,000万円
*1000万未満も相談可
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法・バリュー株投資
・アクティビスト投資
・イベントドリブン戦略
主な投資先日本株
ロックアップ期間3ヶ月
*3ヶ月に1回出金や解約が可能
公式サイトBMキャピタル
BMキャピタルの概要

BMキャピタルは、2013年に設立されたヘッジファンドです。

設立以来、平均年利10%以上を継続しています。

BMキャピタルは、損を出さない投資を理念に掲げているため、爆発的な利益はあまりありません。

しかし、上下の波がなく着実に資産を積み上げています

直近6年間では資産価値が2倍になるなどしっかり結果がでているのです。

BMキャピタルの投資戦略は、バリュー株投資、アクティビスト戦略、イベント・ドリブン戦略です。

BMキャピタルの投資戦略
  • バリュー株投資:値下がりしている優良株を分析によって見つけ出して正当な価格に戻る際の値上がり益を狙う手法
  • アクティビスト戦略:企業の経営に影響力を持てる割合の株式を保有することで、直接株価が上がるように働きかける戦略
  • イベント・ドリブン戦略:企業のM&AやMBO、TOBなどのタイミングで生じる投資機会をいち早く捉え、乗じることで利益を出す戦略

このような戦略を用いることで安定的にハイパフォーマンスを出しています。

BMキャピタルは、このような投資を全てプロにお任せできるため、初心者の方にもおすすめです。

BMキャピタルへの投資が気になる方は、面談で過去の投資事例や手数料についてなどより詳しい情報を聞けます。

BMキャピタルの面談は30分程度で無料です。

面談の際に契約を迫られることはないため、話を聞くだけでもOKです。

公式サイトの問い合わせフォームから面談の予約ができます。

気になる方は問い合わせてみてください。

ハイクアインターナショナル

運用会社ハイクアインターナショナル合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016 大阪府八尾市八尾木北1-44
運用歴1年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
公式サイトハイクアインターナショナル
ハイクアインターナショナルの概要

ハイクアインターナショナル(以下「ハイクア社」)は、ベトナム籍の日系企業であるSAKUKO VIETNAM(以下「サクコ社」)への企業間融資で資金を運用するファンドです。

企業間融資でサクコ社に貸付した資金の利息をハイクア社に払い戻して、その中から年利12%を出資者に還元する仕組みを取っています。

融資の利息で年利12%と聞くと異常に高いと思われるかもしれませんが、ベトナムの銀行融資でかかる利子は年間10%以上です。

つまり、12%という数字は決して高すぎる訳ではありません。

また、ハイクア社の代表は、サクコ社の会長を兼務しています。

経済が成熟している日本より事業成長を図りやすいベトナムのサクコ社のビジネスを加速させるため、ハイクアインターナショナルを設立して資金を集めているということです。

サクコ社の事業は、日本製品専門のスーパーマーケットや日本食を扱う店舗、日本人向けのビジネスホテルなど多岐にわたります。

そのような事業によって、サクコ社の年間売り上げは現在、30億円規模にまで拡大しました。

2024年秋には、ベトナムのUPCOM市場への上場を計画しています。

サクコ社のビジネスの詳細やファンドへの出資については、公式サイトや無料面談で確認することができます。

また、問い合わせフォームから無料の資料請求もできるので気になる方は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

「ナスダック100はおすすめしない」に関するよくある質問

最後に次のよくある質問に回答します。

ナスダック100の投資信託は何円から買える?

ナスダック100の投資信託は、100円から買えます。

主要な投資信託の最低投資金額は、次のとおりです。

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商品名運用会社最低投資金額
(一括)
最低投資金額
(積立)
投資対象
たわらノーロード
NASDAQ100
アセットマネジメントOne100円100円NASDAQ100
eMAXIS Slim
全世界株式
三菱UFJ国際投信100円100円世界株式
ニッセイ外国株式ニッセイアセット1円1,000円海外株式
eMAXIS Slim
米国株式
三菱UFJ国際投信100円100円S&P500
ひふみプラスレオス・キャピタル10,000円5,000円日本株中心
つみたてNISA
S&P500
三菱UFJ国際投信100円100円S&P500
SBI・V・
全世界株式
SBIアセット100円100円世界株式
楽天・
全米株式
楽天投信100円100円米国株式
セゾン
資産形成の達人F
セゾン投信1円1,000円世界株式
バランスF4
資産均等
三井住友DSアセット1円1,000円複合資産
主要な投資信託の最低投資金額

S&P500とナスダック100はどっちが良い?

S&P500とナスダック100のどちらかへの投資を検討している場合、次の理由からS&P500への投資をおすすめします。

S&P500への投資をお勧めする理由
  • S&P500の銘柄数はナスダック100の5倍であることから銘柄の分散によるリスクヘッジが可能なため
  • S&P500は全11業種にわたって幅広く構成されていることから業種の分散によるリスクヘッジが可能なため
  • S&P500は銘柄数が多いことから変動を抑えられるため

ナスダック100とS&P500を比較すると、次のとおりです。

スクロールできます
項目ナスダック100S&P500
構成銘柄数100社500社
時価総額基準約1億ドル以上約135億ドル以上
平均配当利回り0.90%1.60%
年平均リターン
(過去10年)
19.80%12.50%
情報技術業界の比率48.50%28.70%
上位5社集中度38.30%24.50%
投資方針成長重視型
(成長株・ハイテク中心)
安定性重視型
(総合型・バランス重視)
リスクとリターン高リスク・高リターン中リスク・中リターン
手数料
(年間信託報酬)
0.15-0.30%0.03-0.20%
分散度低い高い
地域分散米国中心米国中心
初心者向け
分散性低い高い
ナスダック100とS&P500の比較表

S&P500への投資を検討している方には、次の記事がおすすめです。

ナスダック100は新NISAのつみたて投資枠や成長投資枠で買える?

ナスダック100は、新NISAのつみたて投資枠や成長投資枠で買えます。

新NISA制度での取り扱い状況は、次のとおりです。

スクロールできます
商品名つみたて投資枠成長投資枠
eMAXIS Slim NASDAQ100
iFreeNEXT NASDAQ100
QQQ(ETF)×
ナスダック100の新NISA制度での取り扱い状況

全世界株式とナスダック100の両方に投資するメリットは?

全世界株式とナスダック100の両方に投資するメリットは、次のとおりです。

全世界株式とナスダック100の両方に投資するメリット
  • 地域・業種の分散効果が高まる
  • リスク分散しながら成長性も確保した投資ができる
  • 全世界株式とナスダック100比率を調整することによってリスクを抑えた投資と積極的な投資を調整できる

まとめ:ナスダック100のみは危険だからおすすめしない

ナスダック100は、ハイテク企業が組み入れ銘柄の多くを占めるなど業種が偏っていることからナスダック100のみの集中投資は危険であるためおすすめしません。

ナスダック100は、次の理由でおすすめしない株式指数です。

ナスダック100をおすすめしない理由
  • 上位銘柄に投資が集中してしまうため
  • テクノロジー株への依存度が高いため
  • 為替リスクがあるため
  • 価格変動が激しいため
  • 配当利回りが低いため
  • 手数料が高い傾向にあるため

投資を検討する場合は、全世界株式(オールカントリー)やS&P500などのほかの銘柄と組み合わせた分散投資を心がけましょう。

リスクに備えて資産のうち投資配分を20%以下に抑えることをおすすめします。

このようなリスク管理の重要性から、投資家の間では分散投資への関心が高まっています。特に、株式市場の変動に左右されにくい投資手法を求める声が増えています。 

そこで注目されているのが、株式市場の上下どちらの相場でも収益を目指せるヘッジファンドです。

国内ヘッジファンドのBMキャピタルは、10年以上平均年利10%以上を達成しています。

コロナショック時でもプラスのリターンを記録するなど、リスク管理能力の高さも証明されています。

通常、最低投資額は1000万円からですが、条件によって500万円程度からの投資相談も可能です。

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この記事を書いた人

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