プライベートバンクはいくらから利用可能?最低預入金額・業務内容・メリットデメリットを徹底解説

プライベートバンクはいくらから利用可能?最低預入金額・業務内容・メリットデメリットを徹底解説

「プライベートバンクはいくらから利用可能?」
「どのようなサービスが提供されるの?」

資産の運用や管理を任せたい方の中には、プライベートバンクを検討している方も多いでしょう。

本記事では、プライベートバンクはいくらから利用可能なのか、どのようなサービスを提供しているのか、主要機関はどこなのか、メリット・デメリット(注意点)など徹底解説します。

またプライベートバンクに代わるおすすめの運用先「ヘッジファンド」についても解説していますので、是非最後までお見逃しなく!

目次

【一覧】プライベートバンクはいくらから利用できるのか解説

早速ですが、日本の主要プライベートバンクがいくらから利用できるのか解説していきます。

ただし前提として、一般的にはプライベートバンクの最低預入額は公開されておらず、推定の額となってしまう点にはご了承ください。(一部公式発表の額もアリ)

以下が日本の主要プライベートバンクの最低預入額です。

プライベートバンク最低預入額
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
(三菱UFJフィナンシャルグループ)
1億円
みずほ銀行10億円
SMBC Private Wealth
(三井住友フィナンシャルグループ)
5億円
NOMURA WEALTH MANAGEMENT
(野村證券)
1億円
DAIWA PRIVATE BANKING
大和証券
1億円
りそなホールディングス情報なし
UBS2億円以上
ロンバー・オディエ3億円以上
ジュリアス・ベア情報なし

推定とは言え、一番低額で「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」「野村證券」「大和証券」で1億円から。

一番高額なのは「みずほ銀行」でなんと10億円からです。

プライベートバンクの利用には巨額な資金が必要であることが分かりますね。

では、9000万円以下の資産を持っている人は資産運用の一任は諦めるしかないのでしょうか?

答えはNOです。

日本には500~1000万円から資産の運用を一任できる「ヘッジファンド」という方法があります。

ヘッジファンドは以下の理由から資産運用をお任せしたい方におすすめです。

ヘッジファンドのおすすめポイント

  • 国内ヘッジファンドの場合500~1000万円から投資ができる
  • 運用をすべてお任せできる
  • 幅広い投資先と高い投資戦略の活用で年10%以上の高利回りを期待できる

>>ヘッジファンドについて詳しい解説はこちら

各プライベートバンクの業務内容とは?

では、各プライベートバンクの業務内容も見てみます。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券(三菱UFJフィナンシャルグループ)の業務内容は以下の通りです。

  • ポートフォリオの見直しによる運用の効率化・高度化
  • 運用資産の外にある金融資産である保険、不動産、自社株の活用
  • 事業承継などについてソリューションの提供
  • リタイヤ後の人生設計に関するアドバイス(社会貢献活動、慈善事業など)

参考:三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のプライベートバンク部門は、欧米流の高度なウェルスマネジメントを日本市場に展開しています。

2020年8月に英国ユーロマネー誌から「日本のベスト・プライベート・バンク」として長らく評価されていた三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券を吸収合併し、その専門性と実績を継承。

MUFGグループの総合力とモルガン・スタンレーのグローバルな知見を活かし、約600人規模のウェルスマネジメント本部を設置して、顧客のライフプランや社会貢献活動まで視野に入れた総合的なウェルスマネジメントを展開しています。

みずほ銀行

みずほ銀行の業務内容は以下の通りです。

  • 金融サービス
    資産管理
    資産運用
    承継
    不動産
    会社経営に伴うM&A
    ベンチャー投資
  • その他

参考:みずほフィナンシャルグループ

みずほ銀行のプライベートバンク部門は、ウェルスアドバイザリー部を中心に超富裕層向けの専門サービスを提供しています。

2021年に「MIZUHO Connected Service」という会員制サービスを立ち上げ、厳選されたウェルスアドバイザーが顧客一人ひとりに寄り添う体制を構築。

「お客さまのためにより良いものを世界中から」という理念のもと、必要に応じて外部企業とも連携し、金融商品だけでなく非金融分野も含めた包括的なソリューションをワンストップで展開しています。

みずほグループの総合力を活かした質の高いコンサルティングが特徴です。

三井住友フィナンシャルグループ

SMBC Private Wealth(三井住友フィナンシャルグループ)の業務内容は以下の通りです。

  • 資産運用
    リスクマネジメントサービスを活用した
    ・ポートフォリオ診断
    ・リバランス提案
    ・オルタナティブ投資、テーラーメイド商品 など
  • ソリューション
    ・自社株対策
    ・信託ソリューション(事業・資産承継信託)
    ・相続・承継対策
    ・不動産関連
    ・ビジネスマッチング
    ・M&A
    ・IR支援 など
  • 非金融サービス
    ・SMBC日興証券が業務提携するEDMOND DE ROTHSCHILDのサービス(ワイ  ン・セミナーなど)
    ・三井住友銀行が提供する富裕層向け会員サービス「SMBC GRANDE」 など

参考:三井住友フィナンシャルグループ

三井住友フィナンシャルグループのウェルスマネジメントは、大口富裕層向けビジネスの成長戦略として「SMBC Private Wealth」ブランドを展開しています。

特徴は組織再編による営業体制の強化で、SMBC日興証券では関連7部室を統合してソリューション提供力を向上させ、三井住友銀行では地域プライベートバンキング営業部を新設して企業オーナーとの関係強化に注力。

これにより従来の顧客紹介や商品相互提供の枠を超え、グループ全体のパフォーマンスを最大化する真のワンストップサービスを実現しています。

エンティティを超えた連携により、顧客一人ひとりに最適な提案が可能になりました。

野村證券

NOMURA WEALTH MANAGEMENT(野村證券)の業務内容は以下の通りです。

  • プライベート・ウェルスマネジメント業務
    ・金融資産の運用・保全
    ・事業拡大・継承・相続
  • ウェルス・マネジメント業務
    ・金融資産の運用・保全
    ・実物資産
    ・相続・承継

参考:NOMURA WEALTH MANAGEMENT

野村證券のウェルスマネジメントは、複数の専門チャネル(デジタル・カスタマーサービス部、ワークプレイス・コンサルティング部、法人課など)を通じて多角的なアプローチを実現しています。

顧客に対して単なる「担当者」ではなく「パートナー」という呼称を採用し、顧客一人ひとりの「想像以上の未来」を共に実現するという理念を掲げているのが特徴的です。

資産家ファミリーに対しては金融資産のみならず実物資産も含めたバランスシート全体を捉えた提案を行い、地域特性を活かしたエリアマーケティングと野村證券の総合的な金融サービス機能を組み合わせた新たな金融ビジネスの創出にも注力しています。

大和証券

DAIWA PRIVATE BANKING(大和証券)の業務内容は以下の通りです。

  • 自社株管理
  • 資産管理会社の活用
  • 財団法人の活用
  • 資産管理
  • ローン
  • 不動産
  • 相続
  • 事業承継
  • アジア・プライベートバンキング・サービス(移住・留学サポート)
  • その他
    ・寄付サポート
    ・航空機や船舶などのリース
    ・保険
    ・事業戦略コンサルティング

参考:大和証券

大和証券のプライベートバンキングは、企業のライフサイクル(創業~上場~資産承継期)に合わせた包括的なソリューション提供が特徴です。

特に企業オーナー向けに「資産管理会社の設立」「生前贈与の実施」「財団法人の設立・寄附」「自社株管理コンサルティング」「不動産コンサルティング」「事業戦略コンサルティング」など、各段階に最適なサービスをタイムラインで展開。

さらに国内対応にとどまらず、アジアを中心としたグローバルネットワークを活かした海外移住・留学サポートや、航空機・船舶などのオペレーティングリースといった特色あるサービスも提供しています。

法人部門との連携による事業承継・M&A・MBOのサポート体制も充実しています。

りそなホールディングス

りそなホールディングスの業務内容は以下の通りです。

  • 事業継承
  • 財産相続
  • 不動産
  • ウェルスマネジメント

参考:りそなグループ

りそなグループのプライベートバンキングは、社長自らが「お客さまの想いを形にする」という理念を掲げ、顧客に寄り添う独自のアプローチを実践しています。

全国に「承継ソリューション営業部」「トラストオフィス」「プレミアオフィス」などの専門拠点網を整備し、東京・大阪の二大拠点を中心とした体制を構築。

外部の専門家(日本証券アナリスト協会PB教育委員長の米田隆氏)の知見を取り入れた「次世代に資産を引継ぐためのフレームワーク」を独自開発し、「教育・人脈・資産」という3つの財産の承継を総合的に捉える視点や、現代社会の「五重苦」に対応した資産保全型運用理論を展開。

他社との大きな違いは、「顧客の主体性」と「自己決定」を重視し、単なる商品販売ではなく「顧客を守る発想」に基づくコンサルティングスタイルを提唱している点です。

UBS

UBSの業務内容は以下の通りです。

  • 資産運用をはじめとした総合的な金融サービス
  • 事業・法律・税務など多岐の分野から専門家の紹介
  • ケース・スタディーの検討
  • 子供の海外留学相談
  • 次世代育成プランの作成
  • 社会貢献事業に関する情報提供

参考:UBS

UBSのプライベートバンキングは、「商品起点」ではなく「顧客の人生観や将来の夢」を起点とした「ホリスティックアドバイス」を特徴としています。

同行は単なる資産運用に留まらず、事業承継問題、次世代教育(海外の名門寄宿学校紹介など)、美術館開設や財団設立といった社会貢献活動まで幅広くサポート。

クライアント・アドバイザー(CA)には原則として異動がなく、世代を超えた関係構築が可能で、時には顧客とマラソン大会に一緒に出場するなど人間的な深い関係性を重視しています。

さらに、CAは顧客の身近な「最初の相談相手」として機能し、必要に応じてUBSグループ内外の専門家を結集したチームでソリューションを提供。

特に2008年のリーマン・ショックや2011年の東日本大震災など激動の時代を経て、分散投資やESG投資の重要性が高まるなか、グローバルな視点と長期的な信頼関係に基づくアプローチが評価されています。

ロンバー・オディエ

ロンバー・オディエの業務内容は以下の通りです。

  • 相続および継承計画
  • 裁量的ポートフォリオ管理
  • 機関投資家
  • ファミリー・ビジネス
  • 独立系アセット・マネジメント
  • ポートフォリオ構築
  • 慈善活動に関するアドバイス

参考:ロンバー・オディエ

ロンバー・オディエのプライベートバンキングは、「投資哲学」に基づく独自のアプローチが特徴です。

具体的には「リスク調整型運用」「コンビクション・マルチアセット型運用」「ゴール・ベース型運用」という3つの運用手法を展開し、特に「ゴール・ベース型運用」では顧客の人生目標達成のために生活支出のコントロールと将来の資産形成を組み合わせる独自の戦略を採用。

また、アジア地域の債券・株式市場に特化した専門性を持ち、ファンダメンタルズ分析と持続可能性に着目した銘柄選択で高い評価を獲得。

超富裕層向けには「テーラーメード型のアプローチ」で、ファミリー各メンバーの人生を考慮したサービスを提供し、「アジア全域の特別なネットワーク」を通じた独自の投資機会へのアクセスを可能にしています。

さらに、30年前から独自開発した先進的なITプラットフォームで「MyLO」などのデジタルソリューションも提供しています。

ジュリアス・ベア

ジュリアス・ベアの業務内容は以下の通りです。

投資判断や投資に必要な権限を委任され投資を行う

参考:ジュリアス・ベア

ジュリアス・ベアのプライベートバンキングは、「スイスの安全性」を最大の特徴としています。

永世中立国としての安定した政治基盤、AAAランクの堅固な財政、優れた教育と高度人材、そしてイノベーションとテクノロジーなど、スイスならではの強みを資産運用・管理に活かしています。

運用面では、「ヒアリング・戦略立案」「ポートフォリオ構築・運用」「運用サポート」という体系的なアプローチを取り、東京の専任リレーションシップ・マネージャーとチューリッヒのポートフォリオ・マネジメントチームが二人三脚で顧客をサポート。

特に投資判断においては、「ファンダメンタルズ」「流動性」「センチメント」「モメンタム」「バリュエーション」という5つのファクターを分析し、市場動向に合わせた戦術的な資産配分を行って追加的なリターンを追求しています。

また「キャピタルゲイン」「バランス」「インカム」「フィクストインカム」という4つの基本戦略から顧客のリスク許容度に合わせた選択が可能な点も特徴です。

日本・海外のプライベートバンクランキング

ここで、日本と海外の主要プライベートバンクをチェックしていきたいと思います。

前提として、プライベートバンクでは個人情報の保護を理由に個々の運用成績などを公開しておらず、現時点では日本・海外においてプライベートバンクのランキングを確認することができませんでした。

本章で列挙するプライベートバンクは様々な資料などから主要なプライベートバンクをピックアップしたものであることをご理解下さい。

日本の主要プライベートバンク

以下が日本拠点の主要プライベートバンクです。

日系三菱UFJモルガン・スタンレー証券
みずほ銀行
SMBC Private Wealth
NOMURA WEALTH MANAGEMENT
DAIWA PRIVATE BANKING
りそなホールディングス など
スイス系UBS
ロンバー・オディエ
ジュリアス・ベア

ここでは日系とスイス系を挙げましたが、他にも香港系やシンガポール系などのプライベートバンクも存在します。

海外の優秀なプライベートバンク

以下はグローバルファイナンス(Global Finance)誌が算出した「Best Privatebank Award 2025」で発表された優秀なプライベートバンクです。

世界最高のプライベートバンクJ.P. Morgan US Private Bank(米国)
アジア太平洋地域のベストプライベートバンクBank of Singapore Private Bank(シンガポール)
国、地域、地区の優秀プライベートバンク(日本)UBS SuMi Trust
参考:GLOBAL FINANCE

2025年世界最高のプライベートバンクには「J.P. Morgan US Private Bank(米国)」が、アジア太平洋地域のベストプライベートバンクには「シンガポール銀行のプライベートバンク部門(シンガポール)」が、日本で優秀なプライベートバンクには「UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメント」が選ばれました。

UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメントとは?

UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメントは、UBSグループと三井住友トラスト・ホールディングスの合弁会社です。
金融資産2億円以上の富裕層向けに、UBSのグローバル投資知見と三井住友信託銀行の不動産・信託サービスを融合。金融資産だけでなく家族や事業も含めた包括的視点で、顧客の豊かな人生全体をサポートします。

プライベートバンクのメリット・デメリット(注意点)

では、プライベートバンクのメリット・デメリット(注意点)も見ていきましょう。

メリット①資産の管理を一任できる

プライベートバンクでは、資産の管理・運用を一任できるというのが一番のメリットとなるでしょう。

個人では扱いの難しい億単位の資産を「プライベートバンカー」と呼ばれる担当者が運用・管理を担当。

また金融や法律、税金対策などの専門的な相談もプライベートバンカーを通じて行えます。

利用者の希望や家族構成・年齢・職業などさまざまな角度から資産状況を整理し、ポートフォリオを構築してくれるので安心です。

メリット②オーダーメイドサポートを受けられる

また資産の運用や管理だけでなく、相続・事業継承、M&A・IPOから、子供の教育・留学、医療・ヘルスケアや
高級嗜好品の紹介まで幅広いサービスの中から利用者が希望するサービスをオーダーメイドで受けられる点もメリットです。

中には利用者と家族ぐるみの信頼関係を気づいたバンカーや、子の代、孫の代まで担当したバンカーもいるそう。

それだけ利用者に密着したサポートを受けられるということですね。

メリット③一般の証券会社では扱っていないような金融資産に投資できる

プライベートバンクでは、ヘッジファンドや私募投信、優先出資証券などの一般の証券会社では扱っていないような金融商品への投資を行えます。

一般の投資家と比べて投資の幅が広がる点はメリットとなるでしょう。

ただし、ヘッジファンドについてはプライベートバンクを通じて投資をするよりも直接投資をした方が仲介手数料が無い分利益率が上がります。

国内のおすすめのヘッジファンドについては次の章で詳しくご紹介しますので、是非ご参考ください。

以上がプライベートバンクのメリットでした。

デメリット①利回りは市場とあまり変わらない

実はプライベートバンクの利回りは市場の利回りとあまり変わらず、5~10%程度だと言われています。

手数料を支払っても市場とあまり変わらないのであればデメリットと言えるでしょう。

資産運用をする時間があるのであれば、個人で運用をする方が手数料が浮く分リターンは相対的に多くなりますからね。

ただし、「運用を任せる対価」として手数料を支払えるという方には当てはまりません。

デメリット②確実にプラスになるとは限らない

また、手数料を支払って運用を一任しても、確実にプラスになるという保証はありません。

これは個人で運用してもプライベートバンクを通じて運用していてもリスクの度合いは同じであるということを指しています。

手数料を支払ってプライベートバンクを利用をする妙味(運用をする時間を節約できる、自分に必要なサービスを受けられる など)が無いという方にとってはデメリットとなるでしょう。

以上がプライベートバンクのデメリットでした。

500~1000万円からの投資なら「ヘッジファンド」がおすすめ

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドとは、投資家から集めた資金を国内外の金融市場で運用し、得られた利益を分配金として還元するという仕組みです。

ヘッジファンドのおすすめポイントは以下の通り。

ヘッジファンドのおすすめポイント

  • 国内ヘッジファンドの場合500~1000万円から投資ができる
  • 運用をすべてお任せできる
  • 幅広い投資先と高い投資戦略の活用で年10%以上の高利回りを期待できる

海外のヘッジファンドはプライベートバンクと同様、最低投資額は1億円のところがほとんどです。しかし、国内ヘッジファンドの場合は海外のヘッジファンドに知名度や規模感がやや劣る分、500~1000万円から投資ができる点が魅力。

また運用の全てをお任せできるので、プライベートバンクで資産運用のみの利用を考えていた方は、仲介手数料がかからない分、相対的に多くのリターンを受取ることができるので、ヘッジファンドへの直接投資がおすすめです。

ヘッジファンドでは、投資先が国内外の株式、債券、外貨預金、不動産、REIT、コモディティなど制限なしの様々な金融資産に分散されるだけでなく、「ロングショート戦略」「空売り」などと言った高度な戦略を駆使し、下落局面でも利益獲得を目指します。

多様な分散投資でリスクヘッジが可能で下落局面でも利益獲得を目指すことができるため、年間10%以上もの高リターンを目指すことができる非常に注目度の高い運用先です。

記事の冒頭で確認した通り、プライベートバンクの最低投資額(最低預入額)は最低でも1億円~と高額です。

プライベートバンクを通じてヘッジファンドへの投資を行う場合は仲介手数料を徴収されてしまうため、直接投資を行った方が利益率が高まります。

500~1000万円の資産の運用をお任せしたい方、ヘッジファンドへの直接投資をしたい方は以下の国内ヘッジファンドがおすすめです。

スクロールできます
ハイクアInt’lアクション
年利12%(固定)
安定性
信頼性
運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
2023年設立
最低投資額500万500万
資料請求可能不可
投資手法
対象
新興国企業融資バリュー株
事業投資
ファクタリング
Web3事業

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)。

最低投資額500万円~|ハイクア・インターナショナル

ハイクアインターナショナル
運用会社ハイクアインターナショナル
合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016
大阪府八尾市八尾木北1-44
設立2023年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
実際の利益500万円投資した場合
・3ヶ月に1度15万円の配当
・年間で60万円の配当
利益の受取方法・3ヶ月に1回配当金として受け取る
・配当金を再投資して元本を増やす
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
※設立:2011年
公式サイトハイクアインターナショナル
ハイクアインターナショナルの概要

ハイクアインターナショナルは、グループ会社への事業融資で年利12%の配当を実現する新興国企業融資ファンドです。

ハイクアインターナショナルの出資スキーム

運用の仕組みは以下の通り。

  • 投資家がハイクア社に出資する
  • ハイクア社がサクコ社に融資する
  • サクコ社が利益をハイクア社に還元する
  • ハイクア社が投資家に配当を支払う

融資先のサクコ社はベトナムで日本製品販売店やビジネスホテル、飲食店などを展開する成長企業。

2011年に進出し、現在は年間25億円を売り上げています。

ハイクアインターナショナルの特徴
  • 3カ月ごと3%、年利12%の配当を受け取れる
  • 最低投資額は500万円~
  • 成長市場の成長企業への融資なので確実性が高い
  • 無料個別相談が可能

最低投資額は500万円からと、他のヘッジファンドと比較しても投資しやすい金額設定になっています。

「SAKUKO Vietnam」で検索するといろいろな情報が得られる上、ハイクア社の社長兼サクコ社の会長がYouTubeで発信するなど実体性や透明性も抜群です。

また無料個別相談で、ハイクア社について詳しい説明を受けることができます。説明を聞き、ご自分の状況と照らし合わせて検討してみてください。

\ フォーム入力1分で無料個別相談を予約 /

最低投資額500万円~|アクション

運用会社アクション合同会社
代表者古橋弘光
本社所在地〒105-0001
東京都港区虎ノ門5丁目13−1
虎ノ門40MTビル 7階
設立2023年
利回り25.07%
※2024年4月〜2025年3月
最低投資額500万円
運用手法・対象・事業への直接投資
・バリュー株投資
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトアクション
アクション合同会社の概要

アクション合同会社は、2023設立の新興ヘッジファンドです。

トレイダーズインベストメント株式会社の元代表取締役である古橋 弘光氏が代表を務めます。

2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)で、投資家からの期待度も高いヘッジファンドです。

アクション合同会社の特徴
  • 2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)
  • 株式や債券に留まらないポートフォリオ戦略
  • 最低投資額は500万円~

2024年度は年利25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)という驚異的な実績を残しています。

スクロールできます
年月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2024---0.81%1.42%1.73%1.80%2.31%3.04%2.98%2.41%1.71%
20251.95%2.54%2.38%---------
運用成績

アクションは株式や債券のほか、Web3事業や事業投資、ファクタリングやESGファンドへの投資などさまざまな対象に分散投資しています。

過去の投資実績 - Action合同会社

アクション社への出資に向いている人は以下の特徴にあてはまる人です。

アクション社への出資に向いている人
  • 信頼性の高いヘッジファンドに投資したい人
  • 分散投資によるリスクヘッジをしたい人
  • 金融商品の運用をプロに任せたい人

詳しい投資事例や今後の方針については無料の面談で聞くことができますので、まずは公式サイトから問い合わせてみてください。

最低投資額1000万円~|GFマネジメント

GFマネジメント
運用会社GF Management合同会社
代表者田尻 光太朗
本社所在地東京都千代田区麹町4丁目5-20
設立2023年
平均利回り年平均29%
※ファンドマネージャーの運用成績
最低投資額1,000万円
※500万円から相談可能
運用手法大型日本株でポートフォリオを形成
主な投資先大型日本株
相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトGFマネジメント
GFマネジメントの概要

GFマネジメントは、2023年に設立された新進気鋭のヘッジファンド。社名のGFは「Greed(貪欲)」と「Fear(恐怖)」の頭文字で、ウォーレン・バフェットの投資哲学に基づいています。

運用を担当するファンドマネージャーは、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を取得後、UBS証券やモルガン・スタンレー証券の投資銀行部門で経験を積んだ実力者です。モルガン・スタンレー時代にはテクノロジーやヘルスケア領域のM&A案件等を担当し、その経験を活かした独自の投資戦略を展開しています。

同社が採用するJ-Prime戦略は、日本の大型株や指数ETFを20~30銘柄組み込んだポートフォリオ運用です。銘柄選定では、市場成長性、持続的な収益力、競争優位性という3つの基準を重視。この戦略により、運用開始から277%(資産約3.8倍)という驚異的なリターンを実現しています。

リスク管理面では、1銘柄あたりの投資配分を10%以下に制限するなど、慎重な運用姿勢も特徴です。ただし、運用期間中に一時的なマイナスを記録することもあるため、3〜5年の中長期での投資が推奨されます。投資開始額は500万円からで、月次での運用レポート提供など、情報開示にも積極的です。

GFマネジメントは日本株の優良企業ポートフォリオで中長期で大きなリターンを狙いたい方におすすめです。

「プライベートバンクはいくらから利用できる?」に関連してよくある質問

最後に、「プライベートバンクはいくらから利用できる?」に関連してよくある質問をチェックして終わりにしたいと思います。

そもそもプライベートバンクって何?

プライベートバンクはスイス発祥の富裕層向けの金融サービスです。

顧客には「プライベートバンカー」と呼ばれる専門家が付き、顧客のニーズに合わせて資産の管理や運用の他にも以下のような幅広い業務を請け負います。

プライベートバンクとは
引用:東洋経済

最低預入額・利回り・運用成績が公開されていない理由は?

プライベートバンクで最低預入額・利回り・運用成績が公開されていないのには以下のような理由が考えられます。

  • 個人情報が厳重に管理されているため:
    プライベートバンクでは顧客の個人情報は厳重に管理されています。
  • オーダーメイドであるため:
    顧客一人ひとりに合ったサービス提供となるため、標準的な利回りや運用成績を示すことが難しいと言われています。

プライベートバンクについておすすめの本を教えて?

プライベートバンクについて知りたい方は、以下の書籍がおすすめです。

利回り7%以上!プライベートバンク大全|富裕層のみが知る資産運用先のヒミツに迫る…
引用:アマゾン

タイトル:
利回り7%以上!プライベートバンク大全

出版社 ‏ :
グローバルプライベートバンククラブ

発売日:
2022年4月

プライベートバンクの手数料体系を知りたい

プライベートバンクの手数料は以下が挙げられ、そのうちの1つまたは複数が徴収されます。

  • 売買手数料:
    金融商品の売買時に発生
  • 資産基準手数料:
    預かり資産残高に対して発生
  • 固定報酬:
    定額が徴収される
  • 成功報酬:
    運用成果に応じて徴収される

プライベートバンクはいくらから利用可能?まとめ

一般的にプライベートバンクは最低預入額は公開しておらず、推定の額となってしまいますが、日本拠点の主要プライベートバンクの最低預入額は1億円~10億円と高額です。

プライベートバンク最低預入額
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
(三菱UFJフィナンシャルグループ)
1億円
みずほ銀行10億円
SMBC Private Wealth
(三井住友フィナンシャルグループ)
5億円
NOMURA WEALTH MANAGEMENT
(野村證券)
1億円
DAIWA PRIVATE BANKING
大和証券
1億円
りそなホールディングス情報なし
UBS2億円以上
ロンバー・オディエ3億円以上
ジュリアス・ベア情報なし

プライベートバンクを通じて一般の証券会社では扱っていないような金融商品としてヘッジファンドや私募投信、優先出資証券などにも投資ができますが、資産運用のみをお任せしたい方にとって、仲介手数料が差し引かれると相対的にリターンも低くなってしまうことがデメリットとなります。

そこで、資産運用のみ一任しようと考えている方であれば、直接投資ができる国内ヘッジファンドがおすすめです。

以下の記事では今回ご紹介した「ハイクア・インターナショナル」「アクション」の他にもおすすめのヘッジファンドをランキング形式でご紹介していますので、是非ご参考ください。

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

以下は500万円〜投資可能な日本国内のおすすめヘッジファンド。

スクロールできます
年利安定性・信頼性最低投資額資料請求投資手法・対象
ハイクアInt'l12%(固定)運営歴10年以上
値動きの影響なし
安定した事業基盤
透明性の高さ
500万可能新興国企業融資
アクション2023年設立500万不可・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
おすすめヘッジファンド

※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)

それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

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  • 2023年は50.68%の実績
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