【2025年最新】定期預金の金利ランキング!1000万円はどこに預けるのがお得?

1000万何処に預ける

「1000万円を少しでも有利に増やしたい」
「定期預金の金利ランキングを知りたい」

金利が動きはじめた2025年。少しでも高い金利で預けられる銀行をお探しの方も多いでしょう。

定期預金はわずかな金利差でも受け取れる利息が数万円単位で変わるため、どこに預けるかは慎重に検討する必要があります。

本記事では「2025年最新の定期預金金利ランキングTOP10」をもとに、各銀行の金利や特徴を比較し、1000万円を預けた場合にどれだけ利息が得られるのかをわかりやすく紹介します。

ただし、金利が上昇傾向にあるとはいえ、超低金利が続く日本では、大手銀行に1000万円を預けても1年の利息はわずか数千円。預けるだけでは資産を増やしにくいのが現実です。

「リスクを抑えながらより効率よく増やしたい」人は、本記事内で紹介する、安定的な利息収入が魅力の「プライベートデットファンド」柔軟な戦略で絶対収益を目指す「ヘッジファンド」など、金利の限界を超える新しい運用の選択肢も検討しましょう。

目次

1000万円を預けるなら?定期預金の金利比較ランキング(2025年10月最新)

2025年も定期預金の金利はゆるやかに上昇中です。

ここでは2025年10月最新の金利情報をもとに、各銀行の定期預金金利・預入期間・預入条件をわかりやすく比較します。「どこに預けるのが一番お得か」早速チェックしてみましょう。

定期預金の金利比較ランキング(2025年10月最新)

「ランキング前提条件」
・1000万円以上預け入れ可能であること
・期間限定のキャンペーンを含む
※金利は変動するため、各行の公式サイトで再度ご確認ください。

定期預金の金利比較ランキング (1年もの) ※信用金庫含む

1年以内で使う予定がある資金を預けたい方におすすめ。
短期運用で高金利が期待できる1年定期預金の金利ランキングは以下の通りです。

※銀行名をクリックすると、各行の公式サイトで最新の金利や詳細条件を確認できます。

スクロールできます
順位銀行名金利プラン詳細
1位
(同率)
三井住友信託銀行1.20%お誕生日プラン特別金利定期預金
※誕生月前月~翌月に新規預け入れ
※2026年3月31日まで (1回限り)
1位
(同率)
オリックス銀行1.20%eダイレクト預金優遇金利プログラム
※新規口座開設者限定
※預入上限1000万円
※一般のeダイレクト預金金利では0.85%
3位UI銀行1.05%大口定期預金
※1000万円以上
4位大阪厚生信用金庫1.025%ご愛顧感謝キャンペーン1000
※1000万円以上
※2025年12月30日まで
5位
(同率)
auじぶん銀行1.00%デビュー応援プログラム
※口座開設の翌々月末まで
5位
(同率)
静岡銀行1.00%ウェルカム定期預金
※インターネット支店で新規口座開設
5位
(同率)
大阪商工信用金庫1.00%アプリ定期
※アプリに口座登録している18歳以上の個人
※10万円以上上限なし
8位SBI新生銀行0.95%店頭限定スタートアップ円定期預金
※新規口座開設の方
※店頭限定
9位大和ネクスト銀行0.90%円定期預金
10位
(同率)
商工組合中央金庫
(商工中金)
0.85%新規定期預金キャンペーン
※2025年11月5日まで
10位
(同率)
愛媛銀行0.85%新規口座開設限定定期預金
※四国八十八カ所支店限定
※新規口座開設から翌々月の末日まで
定期預金の金利比較ランキング(1年もの)※信用金庫含む
※2025月10月28日時点

定期預金の金利比較ランキング (5年もの) ※信用金庫含む

中長期で安定した利息収入を得たい方におすすめ。
5年間の預け入れで高金利が期待できる定期預金の最新ランキングを紹介します。

※銀行名をクリックすると、各行の公式サイトで最新の金利や詳細条件を確認できます。

スクロールできます
順位銀行名金利プラン詳細
1位オリックス銀行1.50%eダイレクト預金優遇金利プログラム
※新規口座開設者限定
※預入上限1000万円
※一般のeダイレクト預金金利では0.70%
2位SBJ銀行1.30%開業16周年記念円
定期預金優遇キャンペーン
※預入上限なし
3位大阪厚生信用金庫1.125%ご愛顧感謝キャンペーン1000
※1000万円以上
※2025年12月30日まで
4位auじぶん銀行1.05%アクティブシニア円定期 第2弾
※2025年10月31日まで
※55歳以上
5位大阪商工信用金庫1.030%アプリ定期
※アプリに口座登録している18歳以上の個人
※10万円以上上限なし
6位あおぞら銀行0.95%BANK The 定期
※BANK支店口座開設者
7位(同率)ソニー銀行0.85%円定期
7位(同率)SBI新生銀行0.85%パワーダイレクト30/100
※ネット専用円定期「パワーダイレクト円定期」
9位
(同率)
イオン銀行0.70%円定期預金
9位
(同率)
香川銀行0.70%セルフうどん支店トッピング定期預金
9位
(同率)
清水銀行0.700%Bon Voyage
※清水みなとインターネット支店登録の個人
※初回のみ
9位
(同率)
大和ネクスト銀行0.70%円定期預金金利
定期預金の金利比較ランキング(5年もの)※信用金庫含む
※2025月10月28日時点

定期預金の金利比較ランキング (全期間) ※銀行のみ

メガバンクや地方銀行など、銀行の安心感を重視して預けたい方におすすめ。
主要銀行の全期間(1年・3年・5年など)の最新の金利動向をまとめました。

※銀行名をクリックすると、各行の公式サイトで最新の金利や詳細条件を確認できます。

スクロールできます
順位銀行名金利
(期間)
プラン詳細
1位
(同率)
みずほ銀行2.00%
(3ヶ月)
退職金/相続金 特別金利円定期預金
※直近3年以内に退職金/相続金を受け取った人
1位
(同率)
三井住友信託銀行2.00%
(3ヶ月)
退職金特別プラン
ご退職予定者向け特別プラン
3位オリックス銀行1.50%
(5年)
新規口座開設者限定
eダイレクト預金優遇金利プログラム
※1年:1.20%
4位SBI新生銀行1.40%
(3ヶ月)
店頭限定スタートアップ円定期預金
※新規口座開設の方
※3ヶ月:1.40% / 1年:0.95%
5位SBJ銀行1.30%
(5年)
開業16周年記念
円定期預金優遇キャンペーン
※20ヶ月:1.20% / 3年:1.25%
6位auじぶん銀行1.20%
(3ヶ月)
デビュー応援プログラム
※1年:1.0%
7位UI銀行1.05%
(1年)
大口定期預金
※3年:0.50% / 5年:0.55%
8位
(同率)
北陸銀行1.00%
(3ヶ月)
インターネットバンキング専用
「IBスタート定期預金」
8位
(同率)
愛媛銀行1.00%
(3ヶ月)
四国八十八カ所支店
新規口座開設限定定期預金
※1年:0.85%
10位あおぞら銀行0.95%
(5年)
BANK The 定期
※1年:0.65% / 3年:0.85%
参考イオン銀行3.00%
(1ヶ月)
新規口座開設特典定期預金
※200万円まで
参考楽天銀行0.40%
(5年)
定期預金
※1年:0.275% / 3年:0.35%
参考東京スター銀行0.78%
(1年)
新規口座開設優遇
インターネット限定スターワン円定期預金
参考paypay銀行0.40%
(5年)
定期預金
※1年:0.275% / 3年:0.350%
定期預金の金利比較ランキング (全期間) ※銀行のみ
※2025月10月28日時点

定期預金の金利比較ランキング (全期間) ※信用金庫・信用組合含む

地域密着型の信用金庫・信用組合は、組合員や地域住民向けに特別な優遇金利を設定しているケースが多く、メガバンクやネット銀行よりも高金利となることがあります。

※金融機関名をクリックすると、各行の公式サイトで最新の金利や詳細条件を確認できます。

スクロールできます
順位機関名
(本店所在地)
金利
(期間)
プラン詳細
1位
(同率)
みずほ銀行
(東京)
2.00%
(3ヶ月)
退職金/相続金 特別金利円定期預金
※直近3年以内に退職金/相続金を受け取った人
1位
(同率)
三井住友信託銀行
(東京)
2.00%
(3ヶ月)
退職金特別プラン
ご退職予定者向け特別プラン
1位
(同率)
ミレ信用組合
(大阪)
2.00%
(5年)
ミレ年末ボーナス定期
※1年:1.20% / 3年:1.40% / 5年:1.90%
※組合員は上記+0.1%
※2025年12月30日まで 
4位ウリ信用組合
(北海道)
1.70%
(5年)
おおぞら支店限定60周年プレミアム定期預金
※1年:1.00%(1.20%)
※3年:1.20%(1.40%)
※5年:1.35%(1.70%)
※括弧内は組合員対象
※2026年3月31日まで
5位信用組合愛知商銀
(愛知)
1.60%
(3年)
のぞみ定期預金
※3年もの:1.40%(1.60%)
※括弧内は組合員対象
※2026年3月31日まで
6位イオ信用組合
(愛知)
1.55%
(3年)
来店不要メールオーダーサービス定期預金
※1年:1.15% (1.30%)
※3年:1.40% (1.55%)
※括弧内は組合員対象
7位
(同率)
京滋信用組合
(京都)
1.50%
(3年)
年金定期預金「シニア・ライフ」
※1年:1.30%
※募集期間2025年12月30日まで
※組合員限定
7位
(同率
朝銀西信用組合
(岡山)
1.50%
(5年)
メールオーダー専用定期預金スマイル便
※1年:1.10% / 3年:1.30%
※募集期間2026年3月31日まで
※日本居住の18歳以上
7位
(同率
オリックス銀行
(東京)
1.50%
(5年)
新規口座開設者限定
eダイレクト預金優遇金利プログラム
※1年:1.20%
10位
(同率)
SBI新生銀行
(東京)
1.40%
(3ヶ月)
店頭限定スタートアップ円定期預金
※新規口座開設の方
※1年:0.95%
10位
(同率)
ハナ信用組合
(東京)
1.40%
(3年)
スーパー定期預金チャレンジ
※1年:1.20%
※2026年3月31日まで
定期預金の金利比較ランキング(全期間) ※信用金庫 / 組合含む
※2025月10月28日時点

上記ランキングで紹介した通り、2025年10月28日時点の定期預金の金利は、1年ものが最大1.20%、5年ものが最大1.50%、3か月では2.0%ほどとなっています。

では、これらの金利で1000万円を貯金した場合、預け先や金利の差によってどのくらい利息額が変わるのかを見てみましょう。


定期預金の金利でここまで差が出る!1000万円の利息シミュレーション

定期預金は、金利がわずかに違うだけでも、1000万円を預けた場合には数十万円単位の差が出ることがあります。

最近ではメガバンクでも0.2〜0.3%前後、ネット銀行や信用金庫では1%〜1.5%前後の金利が見られるようになっており、金利環境は上昇傾向にあります。

ここでは、実際の金利水準に近い4つのケース (0.275%・0.5%・1.0%・1.5%)をもとに、1000万円を10年間預けた場合にどれほど利息の差が出るのかをシミュレーションしてみましょう。

※括弧内は、税引後の利息額。

金利1年後の資産額5年後の資産額10年後の資産額
0.275%約10,021,913円
(約21,913円)
約10,110,171円
(約109,567円)
約10,221,866円
(約219,134円)
0.5%約10,039,842円
(約39,842円)
約10,201,215円
(約199,213円)
約10,407,510円
(約398,425円)
1.0%約10,079,685円
(約79,685円)
約10,406,474円
(約398,425円)
約10,833,681円
(約796,850円)
1.5%約10,119,527円
(約119,527円)
約10,615,838円
(約597,638円)
約11,279,270円
(約1,195,275円)
1000万円の利息シミュレーション
※いずれも単利・税引後20.315%を考慮した概算値

シミュレーションの通り、金利が0.275%と1.5%では、10年間で約100万円近い差が生まれることがわかります。つまり「どの銀行に預けるか」という選択だけで、将来的に受け取れる利息額が大きく変わるということです。

とはいえ、たとえ年1.5%の高金利であっても、10年間で増えるのは約120万円程度。物価上昇(インフレ)が年2〜3%進む局面では、実質的な資産価値はむしろ目減りする場合があります。

「増えているように見えて、実はお金の価値は同じかそれ以下」。それが定期預金の限界です。

そのため、資産をしっかり守りながらも効率よく増やしたい場合には、定期預金だけでなく、インフレに強い多様な運用手段も視野に入れるのが現実的です。

定期預金だけじゃない!
インフレに強い1000万円のおすすめ投資先4選

商品名をクリックすると、詳細を確認できます。

運用先・商品期待年利特徴
プライベートデットファンド10%以上安定収益と高リターンを両立
ヘッジファンド10%以上市場変動に強く安定したリターンを追求
投資信託3〜8%程度少額から広く分散投資可能な手軽な運用方法
ETF3〜6%程度低コストで分散投資できる手軽なインデックス運用

定期預金金利は今後どうなる?1000万円を預ける前に金利動向をチェック

日本では、2024年3月に約17年ぶりの利上げが実施され、2025年1月には政策金利が0.5%まで引き上げられました。

2025年10月30日の金融政策決定会合では、0.5%の金利水準で据え置きとなりましたが、0.75%への追加利上げを提案する意見も出ています。

ただし、現状の金利上昇ペースは緩やかで、「預金金利がインフレ率を上回る」水準に至るにはまだ時間がかかるとみられます。

つまり、定期預金だけで資産を「増やす」ことは依然として難しく、インフレ環境下では「守る」運用と「増やす」運用を組み合わせる意識が重要です。

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「ハイクアインターナショナル」とは?

【特徴①】年12%の固定配当 (定期預金の約12倍)
【特徴②】
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特徴④】最低投資額500万円から参加可能
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定期預金で失敗しないためのポイントと注意点

1000万円を定期預金に預けても、金利や預入期間の選び方を誤ると利息がほとんど増えないことがあります。

ここでは、定期預金で失敗しやすいポイントと、金利・期間・解約条件を確認する際の注意点をまとめました。

定期預金を選ぶ前に金利・期間・中途解約条件を確認しよう

1000万円などの大きな資金を定期預金に預ける場合、金利・預入期間・中途解約条件の3つを理解しておかないと、思わぬ損をしてしまうことがあります。

【金利】
少しの金利差でも受け取れる利息額に大きな差が出ます。キャンペーン金利を実施している場合もあるため、複数行を比較して最も有利な金利を選ぶことが重要です。

【預入期間】
期間を長く設定しすぎると、急な出費の際に資金が動かせないリスクがあります。
また、金利上昇局面では長期の定期預金は途中で不利になる可能性もあるため、短期~中期の組み合わせを検討するのも賢い方法です。

【中途解約】
定期預金は原則として契約期間が満了するまで引き出すことができません。定期預金を満期前に解約する場合、適用される金利は普通預金金利なみに大幅に下がるのが一般的です。

商品によっては中途解約自体ができないタイプもあるため、途中解約の可否・適用金利・違約利息等を契約前に必ず確認しておきましょう。

定期預金のキャンペーン金利を上手に活用しよう

銀行によっては、定期預金の金利を優遇するキャンペーンを実施しています。メガバンクと比べて数十倍〜100倍近い金利差がつくケースもあり、上手に活用すれば受取利息を大きく増やせます。

【キャンペーンが実施されやすい時期】

  • 年度末 (3月 / 9月) :
    新規顧客獲得を目的とした金利引き上げが多い
  • ボーナス時期 (6月 / 12月) :
    定期預金キャンペーンのピーク
  • 新店舗開設・ネット銀行リニューアル時:
    期間限定で高金利を提供するケースあり

【活用時の注意点】

  • キャンペーン金利は預入上限や対象条件 (新規口座・給与振込指定など) がある
  • 適用期間が短く、満期後は自動で通常金利に戻るケースも
  • 広告金利だけで判断せず、税引後の実質利回りで比較することが重要

定期預金のキャンペーン金利は「タイミング」と「条件次第」でお得度が大きく変わります。最新の金利動向をチェックしながら、複数行のキャンペーンを比較検討して預け入れを決めましょう。

また、退職金の預け先として定期預金を検討している方には、「退職金専用定期預金」という優遇金利プランもあります。以下の記事では、退職金専用定期預金を含む、おすすめの退職金の預け先をランキング形式でご紹介しています。

預金の安全性を理解する(ペイオフの上限は1000万円+利息まで)

定期預金は元本保証型の商品ですが、すべての預金が必ず保護されるわけではありません。

日本では「ペイオフ制度」により、1つの金融機関につき、預金者1人あたり元本1000万円とその利息までが保護対象となります。

そのため、貯金が1000万円を超えたら、

  • 複数の銀行や信用金庫に分けて預ける
  • 金融機関の破綻リスクを分散する

といった対策をとるのが安心です。

インフレに備えて資産を守る工夫をしよう

金利が低い状況では、物価上昇(インフレ)によってお金の実質的な価値が目減りするリスクがあります。

たとえば、物価が年2%上昇し続ける場合、預金金利が年0.275%では、実質的に年1.7%ずつ資産価値が下がっていく計算になります。

さらに、日本政府は物価上昇率(インフレ率)の目標を年2%に設定していますが、実際には近年その水準を上回る局面も多く、下のグラフのように2022年以降は3〜4%台の上昇が続いています

日本の消費者物価指数(CPI)変化率
引用:ceicdata

このようなインフレリスクに備えるためには、

  • 高金利の定期預金キャンペーンを活用する
  • 一部をインフレに強い資産に分散する

といった対策が効果的です。「資産を守る」ことと「資産を増やす」ことをバランスよく組み合わせ、インフレに負けない運用を意識しましょう。

定期預金だけじゃない!インフレに強い1000万円のおすすめ投資先4選

では、1000万円の貯金をインフレから守り、効率的に資産を増やすために検討したい4つの運用商品を紹介します。

運用先・商品期待年利特徴
プライベートデットファンド10%以上安定収益と高リターンを両立
ヘッジファンド10%以上市場変動に強く安定したリターンを追求
投資信託3〜8%程度少額から広く分散投資可能な手軽な運用方法
ETF3〜6%程度低コストで分散投資できる手軽なインデックス運用
インフレに強い1000万円のおすすめ投資先4選

プライベートデットファンド|安定収益と高リターンを両立

プライベートデットとは

プライベートデットファンドとは、投資家の資金をもとに企業に直接融資(貸付)を行い、その利息を投資家に還元する仕組みです。

上場市場で取引される価格変動型の資産を投資対象としないため、安定的に収益が得られやすい点が魅力です。

期待利回り年10%以上~
安全性中リスク(事業融資型で比較的安定)
最低投資額500万円ほど~
メリット・10%以上もの高利回りを狙える
・価格変動の影響を受けにくい
・安定した配当収入が期待できる
・投資の手間が掛からない
デメリット・元本保証がない
・途中解約や換金に制限がある
・最低投資額が500万円からと高額
収益の目安1000万円を年利10%で運用した場合
利益は年120万円 (税引前)
プライベートデットファンドの特徴

安定収益が期待できる、個人投資家が参入可能なプライベートデットファンドは以下の通りです。

ハイクアインターナショナル

ハイクア・インターナショナルは、2023年日本設立の運用会社で、在ベトナムの日系企業「SAKUKO VIETNAM Co., Ltd.」への事業融資型ファンドを運営しています。

同社の最大の魅力は、年利12%の固定配当を年4回(3・6・9・12月)に分けて受け取れる点。

500万円を投資した場合、3カ月ごとに15万円、年間で合計60万円 (税引前) の配当を受け取ることができます。

ベトナムでは、若年層を中心とした人口増加と旺盛な消費活動により、国内経済が年5〜7%前後の成長を続ける中、銀行融資の金利は年10〜14%と高く、企業の直接融資ニーズが拡大しています。

年12%の配当は、年0.5〜1.0%前後の定期預金と比べても圧倒的です。

さらに、手数料無料・解約制限なし・最低投資額500万円からと、従来のプライベートデットファンドでは珍しい柔軟な設計も特徴です。

高い利回りと使いやすさを両立した、まさに投資家目線のファンドといえるでしょう。

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ヘッジファンド|市場変動に強く安定したリターンを追求

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドは、投資家が投じた資金をプロの運用者が運用し、得た利益を投資家に分配する仕組みです。

株式・債券・不動産など幅広い資産に分散投資し、市場環境に応じて柔軟に戦略を切り替えながら、高いリターンを目指すのが特徴です。

期待利回り年10%以上~
安全性中~高リスク(ファンドによる)
最低投資額500万円ほど~
メリット・運用をプロに任せられる
・10%以上もの高利回りを狙える
・相場の下落局面でも利益を狙える
・幅広い金融商品に分散投資できる
デメリット・元本保証がない
・途中解約や換金に制限がある
・まとまったコストがかかる
・最低投資額が500万円からと高額
収益の目安1000万円を年利10%で運用した場合
利益は年120万円 (税引前)
ヘッジファンドの特徴

一見、投資信託と似ていますが、ヘッジファンドはより自由度の高い運用を行い、相場環境に左右されず利益を追求できる「絶対収益追求型」のファンドです。

現在では、これまで機関投資家を中心に運用されていたヘッジファンドにも、個人がアクセスできるチャンスが広がっています。

中でも、安定収益と高リターンを両立する国内ファンドはまだ数少なく、早めの情報収集がカギになります。

ここでは、特に注目度の高い2社をピックアップして紹介します。

透明性の高さが魅力
「アクション合同会社」
日本株による堅実運用
「GFマネジメント」
設立2023年2023年
投資対象・バリュー株
・事業への直接投資
・ファクタリング
・Web3事業への投資
・不動産・債券
日本大型株
(J-Prime戦略)
利回り25.07% (2024年度)
目標:年15%以上
過去平均 年29%※
最低投資額500万円1000万
(500万~相談可)
投資方法公式サイトより問い合わせを行い
オンラインまたは対面で相談 (無料)
公式サイトアクション合同会社
公式サイト
GFマネジメント
公式サイト
※「GFマネジメント」の利回りは
設立前のファンドマネージャーの運用成績

どちらのファンドも、独自の運用手法で着実に実績を重ねている注目の国内ヘッジファンドです。

現在、個人投資家が参加できるファンドは限られており、募集が早期に締め切られることもあります。まずは、各公式サイトで最新の募集状況や運用レポートを確認してみましょう。

幅広い分野への分散投資なら「アクション」

日本株による堅実な運用なら「GFマネジメント」

投資信託|少額から広く分散投資可能な手軽な運用方法

投資信託とは、投資家から集めた資金をもとに、専門の運用会社が株式・債券・不動産などに分散投資し、得られた利益を投資家に分配する仕組みの金融商品です。

1つの商品で世界中の資産に投資できるため、少額からでも分散効果を得られる点が大きな特徴です。

期待利回り年3~8%
年4〜5%ほど(バランス型の場合)
安全性中リスク(分散効果により比較的安定)
最低投資額100円〜1万円程度から可能
メリット・少額から複数資産に分散投資できる
・自動積立でコツコツ資産形成ができる
・専門家が運用を代行するため手間が少ない
・積立NISAなど非課税制度と相性が良い
デメリット・元本割れのリスクあり
・信託報酬などのコストが発生
・下落相場に弱い
収益の目安1000万円を年利5%で運用した場合
利益は年50万円 (税引前)
投資信託の特徴

投資信託では、株式・債券・不動産・金(ゴールド)など、複数の資産に分散して投資できます。

それぞれの資産タイプと向いている人の特徴は以下の通りです。

スクロールできます
資産の種類概要特徴・向いている人
株式型国内外の株式へ投資中長期で高いリターンを狙いたい人
債券型国債・社債・外債などへの投資安定収益を重視したい人
REIT型
(不動産投信)
不動産投資法人(REIT)を通じて
実物不動産に間接的に投資
不動産からの賃料収入などを分配
インフレに強く、定期収入を得たい人
コモディティ型(金・原油など)金や資源価格などの価格に連動インフレ対策や資産防衛を重視する人

投資信託は、「手軽さ」と「分散効果」のバランスに優れた運用方法です。

特にNISAなどの非課税制度を活用すれば、初心者でも効率的に長期運用を始めることができます。

ETF|低コストで分散投資できる手軽なインデックス運用

ETFとは?②

ETF(上場投資信託)は、株式市場に上場している投資信託の一種で、株と同じようにリアルタイムで売買できる金融商品です。

日経平均株価やS&P500などの指数(インデックス)に連動する運用を行うため、手数料が安く、分散効果が高いのが特徴です。

期待利回り年3〜6%前後(指数・銘柄により異なる)
安全性中リスク(市場連動型)
最低投資額数千円〜数万円程度
メリット・低コストで長期分散投資ができる
・株式と同様にリアルタイム取引が可能
・配当金が受け取れる銘柄もある
デメリット・元本保証はない
・信託報酬などのコストが発生
・銘柄選びにある程度の知識が必要
・下落相場に弱い
収益の目安1000万円を年利5%で運用した場合
利益は年50万円 (税引前)
投資信託の特徴

投資信託と同様に、ETFにも株式・債券・REIT・金(ゴールド)などを投資対象とした多様な銘柄タイプがあり、目的に合わせて分散投資を行うことができます。

「低コスト×分散投資×流動性」の三拍子がそろったETFは、インフレによる資産価値の目減りを防ぎながら、低コストで効率的に資産形成を進めたい人に適した運用方法といえます。

金利が上昇しつつある現在でも、定期預金だけで資産を増やすのは難しく、インフレ率を上回る運用先へ資産を振り分ける意識が重要です。

投資信託やETFなどを上手に活用すれば、資産を守りながら運用の幅を広げることができるでしょう。

また、市場全体が下落するような局面でも安定したリターンを狙うのであれば、プロが運用するヘッジファンドやプライベートデットファンドといった一段上の選択肢にも注目したいところです。

定期預金に関するよくある質問(FAQ)

では、最後に定期預金に関するFAQを紹介します。

1000万円を1年定期に預けると利息はいくらになりますか?

1000万円を1年定期に預けて得られる利息目安は以下の通りです (いずれも税引後・単利計算)。

  • 金利0.275%:約2万円
  • 金利0.5%:約3.9万円
  • 金利1.0%:約7.9万円
  • 金利1.5%:約11.9万円

詳しくは以下の章をご覧ください。
定期預金の金利でここまで差が出る!1000万円の利息シミュレーション

1000万円を預けるなら、長期と短期どちらの定期預金が有利?

一概にどちらが有利とは言えませんが、金利動向と資金の使い道で選び方が変わります。

  • 金利が上昇傾向のとき:
    → 短期(1年以内)で預けて、更新時により高い金利に乗り換えるのが有利
  • 金利が下落傾向のとき:
    → 長期(3年~5年)で固定して、今の高金利をキープするのが有利
  • 使う予定がない資金なら:
    → 長期定期で安定運用、または一部を短期に分けて柔軟に運用するのも◎

ゆうちょ銀行やメガバンクの定期預金金利はどれくらい?

2025年10月28日時点の主要銀行の1年定期預金の金利は以下の通りです。
※1000万円の場合

銀行名金利(年利・税引前)
ゆうちょ銀行1年:年0.275% / 3年:年0.3500%
5年:年0.400%
三菱UFJ銀行1年:年0.275% / 3年:年0.3500%
5年:年0.400% / 10年:年0.500%
三井住友銀行1年:年0.275% / 3年:年0.3500%
5年:年0.400% / 10年:年0.500%
みずほ銀行1年:年0.275% / 3年:年0.3500%
5年:年0.400% / 10年:年0.500%
りそな銀行1年:年0.275% / 3年:年0.3500%
5年:年0.400%
ゆうちょ銀行 / メガバンクの定期預金金利

銀行・信用金庫・信用組合の違いは?

それぞれの主な違いは「目的」と「利用できる人の範囲」です。

  • 銀行:全国どこからでも利用できる一般的な金融機関。企業や個人を広く対象に事業展開。
  • 信用金庫:地域の中小企業や個人を支援する地域密着型。原則その地域の住民・企業が対象。
  • 信用組合:特定の業種・職域・団体の組合員が利用できる協同組織。会員制の色がより強い。

どの金融機関もペイオフ制度(預金保護制度)の対象で、万が一破綻した場合でも元本1000万円とその利息までは保護されます。

定期預金と個人向け国債では、どちらが利回りが高いですか?

2025年10月時点では、個人向け国債の適用利率(税引前)は以下の通りとなっています。

  • 固定3年:1.01%ほど
  • 固定5年:1.22%ほど
  • 変動10年:1.08%ほど

ネット銀行や信用組合の定期預金では、年1.3%〜2.0%の高金利商品もあり、一部では個人向け国債の利率を上回るケースもあります。

一方で、メガバンクの定期預金は年0.27〜0.40%程度にとどまり、利回り面では個人向け国債のほうが有利なことが多いです。

参考:財務省|個人向け国債の発行条件

定期預金金利ランキングまとめ|1000万円どこに預けるべき?

本記事では、2025年10月最新の定期預金の金利比較ランキングを徹底解説しました。

キャンペーン金利や地域限定の優遇金利を上手に活用すれば、同じ1000万円でも受け取れる利息に大きな差が出るため、最新情報をこまめにチェックすることが資産防衛の第一歩です。

2025年は、日銀の利上げによって定期預金の金利がじわじわと上昇し、1年ものでは最大年1.2%前後、5年ものでは年1.5%台の水準が見られるようになっています。

ただし、物価上昇率は依然として2〜3%前後で推移しており、金利上昇だけで預金の実質価値を守るのは難しい状況です。

1000万円を預ける際には、安全性を重視する部分は定期預金で確保し、一部をインフレに強い運用に振り分けるといった「守り」と「増やす」の両立が大切です。

定期預金だけじゃない!
インフレに強い1000万円のおすすめ投資先4選

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運用先・商品期待年利特徴
プライベートデットファンド10%以上安定収益と高リターンを両立
ヘッジファンド10%以上市場変動に強く安定したリターンを追求
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※バランス型
少額から広く分散投資可能な手軽な運用方法
ETF3〜6%程度低コストで分散投資できる手軽なインデックス運用

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

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※アクションは運営年数が少ないため、記載なし。現時点での年利は、25.07%(運用期間2024年4月〜2025年3月)

それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

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