FXマーケットレポート(2026/02/09)

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先週1週間の市況概況(2026/02/02–02/08)

日付出来事主な影響
2026/02/03豪州中銀が利上げ(政策金利3.85%)グローバル金利高の連想でドル高・円安を後押ししやすい
2026/02/04米政府の一部閉鎖影響で主要統計の公表がずれ込みFRBの利下げ時期観測が揺れ、USD/JPY・EUR/USDのボラ要因
2026/02/04米ISMサービス指数が底堅く、投入コストに上振れシグナルインフレ警戒が残り米金利の下げ渋り→ドルの下支え
2026/02/04ユーロ圏HICPフラッシュ(1月)が前年比1.7%へ低下ECBのハト派バイアスが意識され、EUR/USDの上値を抑えやすい
2026/02/04日本の選挙・財政拡張観測が材料視され円売り優勢ドル/円は156円台後半〜157円台を試し、上方向の圧力が残る

先週は米政府の一部閉鎖が一時解消したものの主要統計の公表日程がずれ込み、米ISMサービス指数の底堅さに加えて豪州中銀の利上げ(政策金利3.85%)も重なり「インフレ再燃なら利下げ後ずれ」との見方が残るなか、日本の選挙・財政拡張観測を背景に円は4日続落し、ドル/円は2/4時点で156.82近辺、EUR/USDは1.18台で推移した。

ユーロ圏の1月HICPフラッシュは前年比1.7%へ低下しインフレ鈍化が鮮明となった一方、ユーロ高が続けば物価目標達成を難しくするとの警戒もあり、ドル側ではデータ空白と金融政策思惑が交錯して相場が方向感を作りにくく、USD/JPYとEUR/USDともに「指標待ち→ヘッドラインで急変」の往復が起きやすいため、FX投資では短期の追随よりもイベント前後の建玉圧縮、逆指値の明確化、週末ギャップを意識したヘッジが要点となる。

今週1週間のポイント(2026/02/09–02/15)

日付出来事注目点
2026/02/09日本:国際収支(12月、速報)経常黒字の内訳(貿易・所得収支)で円のファンダを再点検
2026/02/10米:輸出入物価(12月)・雇用コスト指数(Q4)物価と賃金の粘着性が確認されると「利下げ後ずれ」材料
2026/02/11米:雇用統計(1月)雇用者数・失業率・平均時給で米金利とドルの方向が決まりやすい
2026/02/12ユーロ圏:GDP・雇用フラッシュ(Q4/2025)景気後退懸念の強弱でEUR/USDの地合いが変化
2026/02/13米:CPI(1月)コアの伸び次第で市場の利下げ織り込みが再調整される

今週は2/9の日本・国際収支(12月)で経常黒字の内訳(貿易/所得収支)を点検しつつ、米側は政府閉鎖の影響で後ろ倒しになった統計が集中し、2/10の米輸出入物価(12月)・雇用コスト指数(Q4)を経て、2/11の米雇用統計(1月)と2/13の米CPI(1月)が最大イベントとなり、利下げ観測の前倒し/後ずれを通じて米金利が動けばドル/円は158円台を試す一方、弱い結果が続けば155〜156円台へ反落しやすい。

EUR/USDは2/12のユーロ圏GDP・雇用フラッシュ(Q4/2025)が景気減速懸念を和らげるかどうかと米インフレの強弱の組み合わせで方向が決まり、米指標が弱く欧州データが底堅ければ直近高値圏の1.20〜1.21再トライ、逆なら1.17〜1.18割れを警戒する局面で、週央〜週末にかけて重要指標が連続するためスプレッド拡大・時間帯別の流動性低下やストップ狩りも織り込んだリスク管理が欠かせず、ドル主導でボラが上がればクロス円にも波及しやすい。

出典元

本資料は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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