ヘッジファンド関連の情報はなかなかネット上には出てこない傾向が強いですよね。
また公式サイトにはメリットや長所の記載が多いため本格的な情報収集はなかなか難しいのではないでしょうか?
そこで本記事ではBMキャピタルに投資して5年目になる筆者が、BMキャピタルへの投資リスクやデメリットをまとめしました。
その上でリスクやデメリットがあるにも関わらずなぜBMキャピタルを選んだのかも説明します。
- 数字だけみると手数料が高い
- ネット上に口コミ・評判が少ない
- ロックアップ期間(解約可能になるまでの期間)がある
- セミナーや広報ブログなどの自社コンテンツが少ない
BMキャピタルにはもちろんデメリットやリスクも存在しますが、筆者も投資し続けていることから、自信を持っておすすめできるヘッジファンドであるのは確かです。
平均年間利回りも10%を超えており、安定感も抜群といえます。
本記事がBMキャピタルへの投資を検討している方の参考になれば幸いですが、手っ取り早く情報を集めたいのであれば、担当者に話を聞くことです。
資料請求や運用の相談は無料ですし、セールストークもされませんので、ヘッジファンド投資やBMキャピタルに少しでも興味があるなら、まずは問い合わせてみましょう。
BMキャピタルとは?ヘッジファンドの特徴
ファンド名 | BMCAPITAL |
---|---|
会社住所 | 東京都港区六本木7-18-1 |
代表 | 森山武利(もりやまたけとし) |
設立年度 | 2013年 |
運用資産高 | 約200億円 |
年平均利回り | 10%以上 |
投資形態 | 合同会社社員権購入 |
手数料 | 成功報酬:運用益の30%~50%程 管理報酬:運用額の年間5%程度 |
最低出資額 | 原則1000万円~ ※1000万円以下からの分割投資も相談可 |
事業目的 | 1.金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引 2.各種事業への投資 3.有価証券の自己募集 4.経営コンサルティング業務 5.前各号に附帯する一切の業務 |
BMキャピタルは合同会社で運営されている
BMキャピタルは、株式会社ではなく合同会社です。
投資家がBMキャピタルに出資する際は、合同会社の社員権を購入する形で行われます。
「私募」という形式で自ら社員(投資家)を募って集めた資金で投資を行い、運用によって得た利益を社員に配当する仕組みです。
これを、「合同会社の社員権自己応募スキーム」と呼びます。
合同会社とはいえ、株式会社の株式と同じように投資額以上に損失が発生しないなど仕組みはほとんど変わりません。
では、なぜBMキャピタルは合同会社として運営されているのでしょうか?
それは、ヘッジファンドとして運営する上で合同会社ならではのメリットがあるためです。
主なメリットは2つ。
- 金融商品取引業登録が必要ない
- 取引に規制がない
まず合同会社の社員権自己応募スキームであれば金融商品取引業登録は必要ありません。
金融商品取引業登録は、公募として顧客から広く資金を募って預かり資産を運用する場合に必要になります。
BMキャピタルでは、投資家は合同会社の社員としてBMキャピタルに出資をし、会社の資金として運用するだけだからです。
自社の資金を運用するだけなので、投資信託のような公募のファンドとは違い取引に規制もなく自由な取引が可能。
その結果、投資信託のような公募ファンドとは違い様々なリスクヘッジ手法を取ることができたり、下落相場でも利益を出すことができるのです。
ファンドの運用チームは各分野の一流揃い
BMキャピタルの運用チームは、外資系投資銀行や資産運用会社、財務官僚、戦略コンサルファーム、総合商社など、各分野の一流組織で業務経験を持つメンバーによって構成されています。
中でも、東京大学や京都大学出身の、外資系投資銀行での実務経験を持つ金融のプロフェッショナルが中心となって運用チームを率いています。
また、ファンドマネージャーは英国の名門金融機関であるバークレイズ証券の出身。
バークレイズ証券で投資経験を積んでいて、高度な企業分析力を有しています。
BMキャピタルは非常に優秀な投資成績を収めていますが、このようなチームで運用されているのであれば納得ですね。
3つの運用戦略で年間平均利回り10%以上
BMキャピタルの運用成績は10年以上の運用歴がありながら、年間平均利回り10%を超えています。
およそ6〜7年で資産が倍になる利回りであり、ヘッジファンドの中でも利回りは高いと言える数字です。
このようなパフォーマンスは、バリュー投資、イベント・ドリブン投資、アクティビスト投資の3つの戦略を駆使することで出しています。
バリュー投資は、株価が適正な評価ではなく割安になっている株式を購入し、本来の株価水準に戻ってきたところで売り抜ける方法。
イベント・ドリブン投資は、M&AやTOBなどのタイミングを狙って株式を取得し、高値で売却する方法です。
そしてアクティビスト投資は、特定の会社の株式を一定数以上取得することで経営権を持ち、ただの株主としてだけではなく経営陣への提言を通して株主利益を最大化させる戦略です。
アクティビスト投資は、多くの株式を取得する必要があるため推定運用資産額200億円のBMキャピタルのように莫大な投資金額がないと実行できません。
BMキャピタルは、これらの3つの戦略で10%を超える平均利回りを実現しています。
以上の通り、優秀な成績を収めているBMキャピタルですが、投資をするデメリットはあるのでしょうか?
下記でBMキャピタルのデメリットを解説していきます。
BMキャピタルのデメリット
ここからはBMキャピタルのデメリットを見ていきましょう。
- デメリット1:数字だけみると手数料が高い
- デメリット2:ネット上に口コミ・評判が少ない
- デメリット3:ロックアップ期間(解約可能になるまでの期間)がある
- デメリット4:セミナーや広報ブログなどの自社コンテンツが少ない
デメリット1:数字だけみると手数料が高い
BMキャピタルの手数料は、管理報酬と成功報酬の2本立てです。 管理報酬は運用額に対して固定で発生しますが、成功報酬は運用益(運用で出た利益)に対して発生します。
- 管理報酬:運用額に対し年間で5%前後
- 成功報酬:運用益に対し30%〜50%前後
30%〜50%という数字は、かなりインパクトがありますよね。 参考までに、以下に某有名投資信託の手数料を引用します。
- 購入手数料:無料
- 運用手数料:年0.98%(税抜)
- 売却手数料:無料
発生するのは年0.98%の運用手数料のみなので、数字だけ比較すればBM CAPITALの手数料が割高に感じるのは当然です。
しかしヘッジファンドと投資信託ではそもそも運用方法に大きな違いがあります。
ヘッジファンドは投資家の募集人数に限りがある代わりに、運用手法に対する規制がゆるく上昇相場だけでなく下落相場でも積極的に利益獲得を狙えます。
一方で不特定多数の投資家を相手にする投資信託では、基本的には投資手法に制限がある中で運用することを強いられるのです。
よって、投資信託ではどうしても大型株への投資比率が高まり「日経平均」や「TOPIX」の値動きに連動する傾向にあります。 上昇相場では利益を出せるかもしれませんが、下落相場にはめっきり弱いのが投資信託の弱点です。
数字上での手数料が高い=手元に残るお金が少ないという理論では語れない点は、ヘッジファンドにする上で覚えておきたいポイントです。
また、手数料はファンドの運営費だけでなく、そのままファンドマネジャーの報酬にもなります。
さらに、BMキャピタルの成功報酬にはハイウォーターマーク方式が採用されているため、過去最高益を超えた場合のみ、成果報酬の対象となります。
▲3年目は2年目の利益を超えた分にのみ成果報酬がかかっており、4年目は利益が出ているにも関わらず成果報酬がかかっていない
とはいえ実際の手数料は出資金額などによって変動するため、BMキャピタルに聞いてみるのが1番の近道です。
セールストークもされないので、情報収集だと思ってまずは問い合わせるのがおすすめです。
デメリット2:ネット上に口コミ・評判が少ない
先述した通り、BMキャピタルは下落相場にも影響されない独自の運用を行っていることもあり、情報流出にはかなり気をつけているようです。
基本的にネット上での情報集めは困難で、大手質問サイトで検索してもこの通り、情報はほとんど見つかりません。
投資を検討している人にとっては一見不便に感じてしまうかもしれませんが、情報が見つからないことは実は理にかなっていることなのです。
というのも、ヘッジファンドの場合は一人あたりの出資額も高額です。
信憑性の低いネットの情報に影響され、一気に解約申請が殺到してファンドの資金繰りが危うくなったり、反対に一気に申し込み申請がきて戦略通りの運用ができなくなったりするとトラブルになりかねません。
ヘッジファンドは本来富裕層向けのクローズドな金融商品で、投資家がファンドを選ぶように、ファンド側も投資家を選ぶ慣習があります。
お金があれば誰でもウェルカムというわけではなく、面談で双方の考えをしっかり擦り合わせる必要があります。
その上で同じ方向性で投資に取り組めることを確認できた人にのみ出資してほしいのが本音でしょう(後々クレームになっても困るでしょうし)。
気になる質問は面談の場でファンドの担当者にぶつけ、疑問点を解消してから投資するのがおすすめです。
デメリット3:ロックアップ期間(解約可能になるまでの期間)がある
ヘッジファンドにはロックアップ期間という、投資開始から解約可能になるまでに必要な期間があります。
BMキャピタルのロックアップ期間は、3ヶ月です。
多くのヘッジファンドはロックアップ期間を半年~1年に設定しているため、一般的なヘッジファンドと比べると良心的といえますね。
とはいえ投資信託などはいつでも解約できるため、なぜ3ヶ月間も資金を引き出せないの?と疑問に思う人もいるかもしれません。
ロックアップ期間が設定されているのは「投資家への利益還元を優先するため」という理由が強いといえるでしょう。
ヘッジファンドの場合、少数の投資家しか募集できず、インパクトのある投資を行う為に1人ひとりからまとまった出資額を募ります。
そのためいつでも解約できてしまうとファンドの運用資産額が安定せず、戦略的な投資が難しくなってしまいます。
ヘッジファンドが立案した戦略を実行し、最大限のリターンを生み出すためにもロックアップ期間は必要不可欠な仕組みなのです。
BMキャピタルの場合はバリュー株投資がメインの運用手法。企業価値に対して割安な株を仕込み、適正価値まで株価が上がるのをじっくり待つ戦略です。 基本的にファンド側もリスクを抑えた長期運用を前提に銘柄選びや運用設計をしているので、よほど致命的な事故がない限り、最低1年以上は投資したいところです。
デメリット4:セミナーや広報ブログなどの自社コンテンツが少ない
近年は投資の大衆化が進み、個人投資家も増えてきています。
そのため金融商品の中には、漫画や動画などで楽しく投資を学べるように工夫されているものも見かけるようになりました。
マーケティングやブランディングにもお金をかけており、ウェブサイトもかなり豪華です。
一方BMキャピタルのウェブサイトは非常にシンプルで、動画や社員の日常紹介、広報ブログなどは皆無です。
そもそもBMキャピタルは私募ファンドであり、富裕層の口コミで回っています。そのため一般の個人投資家にアプローチする必要はないのかもしれません。
BMキャピタルは投資を楽しみたい人や、稼いだお金でプチ贅沢をしたい人には向いていないかもしれません。
それよりも、単に「お金に増えてもらったらOK」と考える、お金にシビアな企業の社長や、社会的ステータスの高い顧客と向き合っているヘッジファンドです(あくまで個人的な感想ですが)。
無駄なコストは全て省き、顧客に利益を最大限還元していくスタイルだと思います。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏も贅沢をしないことで有名ですが、東京の一等地に華美なオフィスを構え、華やかなウェブサイトでイメージアップに邁進する会社よりも投資効率は良いかもしれませんね。
BMキャピタルのメリット
続いて、BMキャピタルのメリットを見ていきましょう。
メリット1:10年以上マイナスなし、年間平均利回り10%以上を記録
まず1番のBMキャピタルのメリットは、今までに年間のリターンで損失を出していないこと、そしてその間の年間平均利回りが10%以上だということです。
投資で一番重要なのは資産を減らさないこと。BMキャピタルはそれをよく理解していて、「損失を出さない安心の資産運用」を掲げています。
しかし、この10年を振り返ると欧州の債務危機や中国株の暴落、2018年の株価暴落にコロナショックなど株式市場では様々な混乱がありました。
株式投資をしている方なら、これらのショックを平均年利10%で乗り切っていることの凄さがわかるはずです。
つまり、BMキャピタルには「損失を出さない」リスクヘッジのノウハウがあるということ。
そのノウハウがあれば、今後も損失を出さない可能性は高いと判断ができます。自分で運用をしようとしたり、投資信託を買うだけでは損失を出してしまうのは免れません。
損失を出さずに10%以上の年利を叩き出せるのはBMキャピタルの1番のメリットと言えるでしょう。
メリット2:ヘッジファンドの中では投資しやすい
BMキャピタルの最低投資額は原則1000万円からです。
しかし、1000万円以下からの分割投資も相談可能になっています。中には500万円から投資できたという声もあります。
ヘッジファンドの中では、1000万円から出資できるのも比較的ハードルは低い部類です。
さらに1000万円以下からも相談ができるため、個人投資家でも投資しやすいヘッジファンドと言えるでしょう。
メリット3:運営歴が長く信頼性が高い
BMキャピタルは、2013年に設立されたヘッジファンドです。
運営歴は11年になり、国内のヘッジファンドの中では息が長い会社になります。
また、詐欺やポンジスキームを働くファンドは本当に長くても3年ほどで飛びます。
11年の運営歴がある時点で、詐欺やポンジスキームである可能性は限りなく低くなるためこの信頼性の高さはメリットと言えます。
メリット4:ファンドマネージャーが優秀
BMキャピタルのファンドマネージャーは、東京大学を卒業後に英国有名投資銀行バークレイズで投資経験を積んだ優秀な人材です。
BMキャピタルのファンドマネージャーの経歴は、次のとおりです。
BMキャピタルのファンドマネージャーの経歴
- 東京大学(理系)に入学
- 東京大学在学中に起業、会社経営で得た資金を元手に投資をはじめる
- 東京大学卒業後、四大英国銀行投資銀行バークレイズ証券に入社して経験を積む
- BMキャピタルのファンドマネージャーに就任
東京大学(理系)に入学
引用:東京大学
BMキャピタルのファンドマネージャーは、東京大学の理系学部に在籍する数理処理が得意な学生でした。
東京大学の偏差値は、次のとおりです。
東京大学の偏差値
学部 | 偏差値 |
---|---|
文科一類 | 86 |
文科二類 | 85 |
文科三類 | 84 |
理科一類 | 80 |
理科二類 | 79 |
理科三類 | 86 |
引用:東京大学/偏差値・入試難易度【2024年度入試・2023年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報
東京大学の偏差値は79~86です。
東京大学の最も偏差値が高い学部が理系にあることから、理系学部の難易度の高さが伺えます。
東京大学在学中に起業、会社経営で得た資金を元手に投資をはじめる
BMキャピタルのファンドマネージャーは、東京大学在学中に起業しました。
東京大学は日本一の起業家輩出校です。
東京大学のほかにも京都大学や大阪大学など有名難関大学が並んでいることから、偏差値の高い大学ほど大学在学中に企業する優秀な人材が多いという特徴があります。
東京大学で起業したBMキャピタルのファンドマネージャーも例に漏れず、優秀な学生だったといえます。
引用:東大の起業ラッシュは本物か、大学発ベンチャー数日本一の実力:日経ビジネス電子版
起業後、経営に成功して得た利益で投資をはじめました。
「大学時代から分厚い投資の本を読み漁り研究していた」というエピソードがあることから、勉強熱心な性格が伺えます。
東京大学卒業後、四大英国銀行投資銀行バークレイズ証券に入社して経験を積む
BMキャピタルのファンドマネージャーは、東京大学卒業後、バークレイズ証券に入社しました。
バークレイズは、英国に本拠地を置く、世界的な大手金融機関です。
バークレイズ証券には東京大学をはじめ、慶應義塾大学や早稲田大学、一橋大学、東京工業大学、京都大学、上智大学等から優秀な学生が集まります。
そのため、次のとおりバークレイズ証券の就職難易度は、ゴールドマンサックスやモルガンスタンレー、メリルリンチなどと並んでトップクラスです。
【金融業界】総合の就職偏差値ランキング SSランク
就職偏差値 | 企業名 |
---|---|
76 | ゴールドマンサックス |
75 | モルガンスタンレー ブラックロック JPモルガン |
74 | フィデリティ メリルリンチ |
73 | ドイツ銀行 Citi UBS |
72 | クレディスイス バークレイズ BNP パリバ |
71 | ソシエテジェネラル クレディアグリコル 野村證券(GM) 日本銀行 HSBC RBS |
70 | 東京海上日動(SPEC) 野村證券(IB) DBJ JBIC JPX |
引用:【最新版】金融業界の就職偏差値ランキング!企業ごとの難易度を一覧で解説|就活市場
バークレイズ証券では、金融機関や国際機関、各国政府系機関、事業法人などを相手に業務を行います。
世界中の40か国以上の国々でビジネスを展開しているため、ネットワーク力や高い専門性が強みです。
バークレイズ証券の業務内容は資金調達や運用、リスク管理ソリューション、アドバイザリーなど多岐に渡ります。
したがって、バークレイズ証券はファンドマネージャーとしての投資能力を磨くための最適な環境といえます。
BMキャピタルのファンドマネージャーに就任
引用:BM CAPITAL
バークレイズ証券を退社後、BMキャピタルのファンドマネージャーに就任しました。
BMキャピタルでは、年間平均利回り10%超えという実績があります。
大学時代やバークレイズ証券で培った豊富な投資経験が活きているといえるでしょう。
よくある質問
最後にBMキャピタルに関するよくある質問に回答していきます。
最低出資額はいくらですか?
BMキャピタルの最低出資額は原則1000万円です。ただし、1000万円以下でも分割投資が可能。
1000万円以下で出資をしたい場合には、出資前の面談の際に相談することができます。
投資の実態や実績はありますか?
ヘッジファンドの投資計画や手法が露呈してしまい、他の投資家に利用されてしまうと大きな損失に繋がります。
そのため、基本的には公開されている範囲に投資実績が出てくることはありません。
しかし、BMキャピタルの場合は2つの方法で投資実績を知ることができます。
まず1つ目がBMキャピタルと面談をすることです。
BMキャピタルに出資する際には、必ず担当者と面談をして説明を受けなければなりません。
その面談で過去の投資実績についても詳しい説明があります。
2つ目の方法は、BMキャピタルが財務局に提出している大量保有報告書を見ることです。
大量保有報告書とは、特定の企業の株式を一定以上取得する際に提出が義務付けられている公的書類のこと。
BMキャピタルは推定運用額200億円の大規模なファンドであることから、しばしば特定の企業の株式を大量に取得しています。
大量保有報告書は「ビーエムキャピタル 大量保有」などで検索すれば専門のWEBサイトで見ることが可能です。
投資実績を自分で調べたい場合は、ぜひ検索してみてください。
過去に解散しているのはなぜですか?
BMキャピタルが過去に解散しているのは、合同会社の私募の範囲内で募ることができる投資家の数が上限に達しているためです。
合同会社の社員権スキームでは、最大で499名からの出資を受けることが可能。
しかし499名を超えると私募ではなく公募になってしまい、金融庁への登録や報告義務が発生します。
そのため、499名に達したら一度合同会社を解散し、新しく会社を設立し再度投資家を募っているのです。
ちなみに解散後も出金とはならずに投資を続けることができます。
BMキャピタルのデメリットを理解した上で面談で吟味しよう
本記事では、BMキャピタルへの不満や投資のリスク・デメリットをお伝えしました。
投資家にとってリスクやデメリットと感じることは、投資効率向上やコスト削減など、基本的には全て「顧客への利益還元」を第一に考えるからこそあるものとも捉えられます。
投資の無駄をとことん省き、しっかり利益獲得に励みたい方にはおすすめのヘッジファンドです。面談では実際に資料で過去の運用成績も確認可能です。
興味のある方は一度本格派ヘッジファンドの運用を資料で見てみるのも良い経験になりますよ!
BMキャピタル公式:https://bmcapital.jp/
>>BMキャピタルを含む日本のヘッジファンドランキングはこちら