FXマーケットレポート(2025/11/10)

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先週1週間の市況概況(2025/11/03–11/09)

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日付出来事主な影響
11/07米国労働市場の弱さを示す指標公表 → EUR/USD 一時 1.1470付近まで低下ドル売り・ユーロ買いの流れが強まる。
11/10新政権の財政支援案発表と共に、USD/JPY が154円付近まで上昇円安ドル高加速。日本の政策対応への慎重な姿勢が円重し。
11/09Bank of Japan(BOJ)関係者が追加利上げに慎重な発言円の先高観後退、円安圧力の強化。
11/08米連邦政府の資金継続案が議会で進展 → 市場のリスク志向改善ドルの調整買いとともにリスク資産に回帰、通貨ペア変動活発化。
11/06EUR/USD が1.15台前半で底堅さ確認ユーロの下値サポート意識強まる、ドルの戻り鈍化。

先週は米国と日本の政策・経済指標を巡る動きが通貨市場を牽引した。米労働市場の弱さが露呈し、EUR/USDが一時1.1470付近まで下落したものの、ユーロは下げ止まりの兆しを見せた。米ドルは資金継続案の進展を受けて持ち直しつつ、1週間を通して方向感が揺れた。

一方、USD/JPYは日本側の利上げ期待後退と新政権の財政支援策が意識されて円安傾向が強まった。154円付近という8か月ぶりの高値圏でもみ合う展開に。日本経済と金融政策の「どっちつかず」な状況が円をさらに苦しめる構図となった。

FX投資の観点では、EUR/USDでは1.15台前半での下値固めが進んだ可能性があり、反発試みの局面が意識され始めた。USD/JPYでは155円の大台を目前にしており、円安トレンドの継続リスクも改めて浮上。ポジション構築にあたっては、政策・経済指標の「期待 vs 実績ギャップ」に注意を要する。

USDJPY 1時間足チャート (2025/11/10)
USDJPY 1時間足チャート
(2025/11/10)
EURUSD 1時間足チャート (2025/11/10)
EURUSD 1時間足チャート
(2025/11/10)

今週1週間のポイント(2025/11/10–11/16)

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日付出来事注目点
11/13欧州の経済指標(独ZEW景況感など)発表予定EUR/USDの上昇余地確保に向けた鍵。欧州景況感が好転すればユーロ買い材料に。
11/14米雇用・消費統計控え/米ドルの方向性決定材料ドルの反発または調整シグナルが出る場面。EUR/USD・USD/JPY共に振れ幅拡大に警戒。
11/15BOJ総裁、金融政策決定会合議事要旨発表円動向の転換点。慎重な文言なら円安継続、タカ派示唆なら円反発。
11/16米債券・ドル資金動向/リスクオン環境の継続可否ドル資金の流れ、米財政懸念の変化がUSD/JPYの上値追いかを左右。
11/11–11/12特になし(祝日等で薄商い)薄商いで値動きが限定される可能性、ポジション取り慎重に。

今週は米欧日それぞれに重要な指標・政策イベントが控えており、特にEUR/USDでは欧州景況感と米ドルの動きが分岐点となる。EUR/USDが再び1.16台後半を目指すためには、欧州側の好材料が必要。

USD/JPYについては、155円付近という心理的節目が控えており、BOJの姿勢・米国のドル資金動向・リスク志向の変化が上値追いを左右する。円安継続となれば、153〜155円レンジがサポート帯となり得る。

FX投資への影響としては、EUR/USDは1.145〜1.160のレンジの戻り売り・押し目買い双方のシナリオを想定。USD/JPYでは円安の流れを前提としつつも、155円突破がなければ140〜145円台への押し目再訪の可能性も念頭に。ポジションのレバレッジとリスク管理には改めて慎重さが求められる。

出典元

本資料は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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