先週1週間の市況概況(2026/01/12–01/18)
| 日付 | 出来事 | 主な影響 |
|---|---|---|
| 2026/01/13 | 米CPI(12月)発表 | 総合2.7%(前年比)・コア2.6%(前年比)でインフレ鈍化が加速せず、米金利とドルが短期で上下に振れやすい地合いを形成 |
| 2026/01/16 | 日銀内で早期利上げ余地との報道 | 円安によるインフレ押し上げ懸念が意識され、円ショートの巻き戻しが進みUSD/JPYの上値が重くなりやすい |
| 2026/01/18 | 週末のポジション調整 | 米金利材料の消化と円関連ヘッドライン警戒で、短期筋主導の値幅取りが優位になりやすい |
先週は12月米CPIが総合2.7%(前年比)、コア2.6%(前年比)と横ばいで、月次も総合0.3%、コア0.2%にとどまり、利下げ観測が一方向に傾かずドルは指標後に上下へ振れた。
日銀内で円安がインフレを押し上げるとの懸念から早期利上げ余地を指摘する見方が報じられ、USD/JPYは160円手前で戻りが抑えられやすく、短期筋の円ショート整理が進んだ。
結果として先週のテーマは『米金利の再評価×円安是正思惑』で、USD/JPYは160円近辺の上抜けを試しつつも戻り売りが出やすく、レンジ戦略が優位になりやすかった。
EUR/USDは米インフレ後のドルの振れに連動しつつも方向感は限定され、指標と要人発言でスプレッドが広がりやすく、FXでは指標前後のポジションサイズ縮小と逆指値の徹底が有効となる局面だった。

(2026/01/19)

(2026/01/19)
今週1週間のポイント(2026/01/19–01/25)
| 日付 | 出来事 | 注目点 |
|---|---|---|
| 2026/01/20 | 米政権の関税・地政学発言でドル安 | 『Sell America』再燃でドル指数が低下し、EUR/USDは1.1658近辺まで反発するなどヘッドライン主導の値動きが拡大 |
| 2026/01/22–01/23 | 日銀金融政策決定会合 | 追加利上げの示唆、円安への言及、展望レポートの見通し修正有無でUSD/JPYの方向感が出やすい |
| 2026/01/23 | 日本12月全国CPI | 物価の粘着性が確認されれば春先の利上げ観測が補強され、円高圧力が残りやすい |
今週は日銀会合(1/22–1/23)が最大イベントで、追加利上げの示唆や円安への言及が強まればUSD/JPYは160円突破を試しやすい一方、慎重姿勢なら158円台への巻き戻しも起こり得る。
同じ週後半の日本12月全国CPI(1/23)が物価の粘着性を示せば春先の利上げ観測を補強し、円高圧力が残りやすいため、USD/JPYは158–160円のレンジを基本にブレイク時の追随も織り込む局面となる。
米政権の対欧州関税を巡る発言で『Sell America』が再燃し、ドル指数低下とともにEUR/USDが1.1658近辺まで反発するなどヘッドライン主導の乱高下が続きやすく、短期筋の値幅取りが優位になりやすい。
テクニカルにはUSD/JPYの上値目安が160円、下値は158円割れから156円台前半までが次の支持帯になりやすく、EUR/USDもニュースで振れやすいので、特に会合前後の成行は避け、撤退ルールを先に決めたうえで指値・逆指値のセット注文とポジション分割で平均約定を狙う運用が安全寄りとなり、想定外の急伸・急落に備える運用が望ましい。
出典元
- U.S. Bureau of Labor Statistics: Consumer Price Index (CPI) News Release
- Reuters: Some in BOJ see scope to raise rates sooner than markets expect (2026/01/16)
- Bank of Japan: Monetary Policy Meetings (schedule)
- Statistics Bureau of Japan: CPI Schedule of Release
- Reuters: Dollar extends losses as geopolitics revive ‘Sell America’ trade (2026/01/20)
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