目次
先週1週間の市況概況(2025/11/10–11/16)
スクロールできます
| 日付 | 出来事 | 主な影響 |
|---|---|---|
| 2025/11/11 | 独ZEW景況感(11月)38.5へ低下 | ユーロの戻り抑制でEUR/USDの上値が重い |
| 2025/11/13 | ユーロ圏鉱工業生産(9月)前月比+0.2% | 域内成長の弱さ意識でユーロの地合い中立〜弱 |
| 2025/11/13 | 米CPI(10月)発表見送り(政府閉鎖の余波) | 米金利の指標性低下でドルの方向感が鈍化 |
| 2025/11/14 | 米政府閉鎖が終結(43日で解消) | 統計再開観測で不確実性後退、リスク選好やや改善 |
| 2025/11/15–16 | 週明けの日本7–9月期GDP発表を警戒 | 円の新規材料待ちでUSD/JPYは154円台中心の往来 |
先週の為替は米政府閉鎖の余波で10月CPIの公表が見送られ、統計空白が続く中で米金利の指標性が低下し、ドルのモメンタムが鈍化した。
USD/JPYは米長期金利の小幅な切り返しと失速に追随しつつ154円台中心の往来、週末にかけて政府閉鎖終結の報で不確実性後退が意識されても上抜けは限定的だった。
EUR/USDは独ZEWが予想外に低下しユーロ圏鉱工業生産も弱めで上値が抑制されたが、米データ欠落がドル買いを冷やし、結局は1.15台後半の狭いレンジにとどまった。
FX投資への影響は、イベント空白期のヘッドライン急変に備えた小さめポジションとヘッジ重視が基本で、ドル円153.7–154.8、ユーロドル1.156–1.160の水準管理を優先する構えが妥当。

(2025/11/17)

(2025/11/17)
今週1週間のポイント(2025/11/17–11/23)
スクロールできます
| 日付 | 出来事 | 注目点 |
|---|---|---|
| 2025/11/17 | 日本7–9月期GDP一次速報 | 結果は実質前期比-0.4%・年率-1.8%、需要内訳と政策期待 |
| 2025/11/19 | 英国CPI(10月) | サービス・コアの粘着度と欧州金利への波及 |
| 2025/11/20 | 米FOMC議事要旨(10/28–29) | 利下げパスとデータ欠落への言及が焦点 |
| 2025/11/21 | 日本CPI(10月) | コア持続性とBoJ年内スタンスの手掛かり |
| 2025/11/21 | PMIフラッシュ(米・ユーロ圏・英・日本) | サービスと製造の分岐と景気モメンタム |
今週は日本7–9月期GDP一次速報が実質前期比-0.4%(年率-1.8%)と確認され、外需の鈍さを映す円の上値抑制要因となる一方、対米金利差が拡大しない限り急伸もしにくい。
最大の焦点は米10月会合のFOMC議事要旨(JST20日)で、利下げパスや統計空白への言及が米金利期待を動かし、USD/JPYでは155前後のレジスタンスと当局けん制が分岐点となる。
ユーロは英CPI(19日)と金曜の米欧日PMI速報で景気・物価の地合いが試され、堅調ならEUR/USDは下値固め、弱ければ1.156割れのストップ波及に注意が要る。
ボラティリティはイベント前後で一時的に上振れが見込まれ、テクニカルではドル円154.8/153.7とユーロドル1.161/1.156のブレイク方向に素早く追随する設計がFX投資への影響となる。
出典元
- Reuters: Japan Q3 GDPは年率-1.8%、前期比-0.4%(一次速報)
- 内閣府 経済社会総合研究所:四半期別GDP速報(2025/11/17公表)
- Federal Reserve: 11月カレンダー(FOMC議事要旨 11/19, ET)
- ONS: 英国CPI 公表予定(次回 2025/11/19)
- S&P Global: Week Ahead(11/17週、各国PMIフラッシュ)
- Eurostat: ユーロ圏鉱工業生産(2025年9月)+0.2% m/m
- Reuters: 独ZEW景況感 11月は38.5に低下
- BLS: 2025年政府閉鎖に伴う統計公表の再設定案内
- Reuters: 政府再開後、BEAが経済指標の新カレンダー策定へ
- FXStreet: USD/JPY 153.7–154.8レンジ観測
- FXStreet: EUR/USD 1.156–1.161のレンジ観測
- 総務省統計局: 日本CPI 公表スケジュール(10月分は11/21)
本資料は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
